World Series Racing Championship - 2002


●全14戦が終了し、正式にグランデラが世界チャンピオンの座に着きました。
6戦に出走し、2回優勝しているわけですから文句のないところなのですが・・・。
最後までエイシンプレストンには勝てずじまいで、ホントに強かったのかどうか良くわからんかったです。
北米大陸で3戦しか行われない・芝のレースが中心ということでアメリカ馬が殆ど参戦してこないので名ばかりの世界チャンピオンと言われても仕方ないだろう。
近い時期にアジアサーキットでの選手権も行われるらしいですが、本当に盛り上がるかどうかはわかりません。
日本でも天皇賞やダービーなどのクラシック競走を中心に競馬が動いている現在、それを破ってまでも参加しようとする関係者は少ないと思います。
アメリカはそれで良いのです。だって世界1優秀なサラブレッドを生産しているわけですから、参加しなくても馬の評価は下がらないし、馬も売れます。
しかし、我が日本はどうかと言えば、国内での馬の売れ行きには限界が来ています。
この不景気で、殆ど売れない状況。こんな時こそ、外に打って出て、日本馬を良い意味で宣伝しなければならないのです。
香港競馬で暴れまくった2001を思いだしてください。2002年の競り市で香港のバイヤー達が馬を買ってくれたじゃないですか。
ドゥバイで好走したステイゴールドやトゥザヴィクトリーによって世界のバイヤー達が日本産のサンデー産駒に真剣に興味を持ってくれたじゃないですか。
天皇賞に勝つことは、そりゃ嬉しいでしょうし栄誉なことでしょう。
でもね、国際レースでも何でもないただのローカル国内産馬限定のレース(天春の場合ね)に勝ったところで、賞金以外の価値は殆どないのです。
そんな勝利よりは、国外のG1レースで2着、3着になる方が『馬としての』価値は高くなるのです。
サラブレッドは日本だけのものではありません。世界共有の財産なのですから。


【第1弾】・・・ドゥバイWC開催[出走馬と直前情報と結果] (2002/3/23)
【第2弾】・・・クイーンエリザベス2世C 出走馬情報 福永騎手の挑戦 レース結果 (2002/4/22 UP)
【第3弾】・・・シンガポール航空国際C 出走馬情報 レース結果 (2002/5/12 UP)
【第4弾】・・・キングジョージS 出走馬情報 レース結果 (2002/7/29 UP)
【第5弾】・・・アーリントンミリオン レース結果 (2002/8/26 UP)
【第6弾】・・・バーデン大賞 レース結果 (2002/9/11 UP)
【第7弾】・・・愛チャンピオンS レース結果 (2002/9/11)
【第8弾】・・・カナディアン国際 レース結果 (2002/10/2 UP)
【第9弾】・・・凱旋門賞 出走馬情報 レース結果 (2002/10/7 UP)
【第10弾】・・・BCターフ・BCクラシック 出走馬情報 レース結果 (2002/11/6 UP)
【第11弾】・・・コックスプレート・・・ノーザーリーがサンラインを下して優勝!
【第12弾】・・・ジャパンC 出走馬情報 ターフ結果 ダート結果
【第13弾】・・・香港C 出走馬情報 枠番発表 レース結果
ドゥバイWC(2002/3/23)ナドアルシーバ競馬場【ダート・2000m】・・・ストリートクライ快勝! シンガポール航空国際C(2002/5/11)クランジ競馬場【芝・2000m】・・・グランデラ快勝! アーリントンミリオン(2002/8/17)アーリントン国際競馬場【芝・10F】・・・ビートホロー貫禄勝ち!
バーデン大賞(2002/9/1)バーデンバーデン競馬場【芝・2400m】・・・マリエンバードG1連覇!
クイーンエリザベス2世C(2002/4/21)シャティン競馬場【芝・2000m】・・・エイシンプレストン快勝! キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(2002/7/27)アスコット競馬場【芝・12F】・・・ゴーラン復活
愛チャンピオンS(2002/9/7)レパーズタウン競馬場【芝・10F】・・・グランデラ大外強襲!
カナディアン国際S(20029/18)ウッドバイン競馬場【芝・12F】・・・バリンガリー執念の勝利
凱旋門賞(2002/10/6)ロンシャン競馬場【芝・2400m】・・・マリエンバード強し!
香港C(2002/12/15)シャティン競馬場【芝・2000m】 ジャパンC(2002/11/24)中山競馬場【芝・2200m】 BCクラシック(2002/10/26)アーリントン国際競馬場【ダート・10F】 BCターフ(2002/10/26)アーリントン国際競馬場【芝・12F】 コックスプレート(2002/10/26)ムーニーヴァレー競馬場【芝・2040m】



レース結果・ポイントランキング等は随時更新していきます。


第13戦終了時のポイントランキング
ランキング 馬名(生産国) ポイント数 備考
1
Grandera (IRE)
32
シンガポール航空国際C優勝
愛チャンピオンS優勝
クイーンエリザベス2世C5着
キングジョージ5着
コックスプレート3着
2
Marienbard (IRE)
24
バーデン大賞優勝
凱旋門賞優勝
3
High Chaparral (IRE)
16
BCターフ優勝
凱旋門賞3着
4
Golan (IRE)
13
キングジョージ優勝
BCターフ6着
5
Street Cry (IRE)
12
ドゥバイWC優勝
エイシンプレストン (USA)
12
クイーンエリザベス2世C優勝(以下QE2世C)
Beat Hollow (GB)
12
アーリントンミリオン優勝
Ballingarry (IRE)
12
カナディアン国際優勝
Northerly (AUS)
12
コックスプレート優勝
Falcon Flight (FR)
12
カナディアン国際2着、BCターフ3着
Volponi (USA)
12
BCクラシック優勝
Falbrav (IRE)
12
JC優勝
Sarafan (USA)
12
アーリントンミリオン2着
JC2着
6
Indigenous (IRE)
9
QE2世C3着、シンガポール航空国際C3着、JC6着
7
Paolini (GER)
8
シンガポール航空国際C2着、カナディアン国際6着
アーリントンミリオン6着
8
アグネスデジタル (USA)
7
ドゥバイWC6着、QE2世C2着
9
Nayef (USA)
6
キングジョージ2着
Salve Regina (GER)
6
バーデン大賞2着
Hawk Wing (USA)
6
愛チャンピオンS2着
Zindabad (FR)
6
キングジョージ3着、カナディアン国際5着
Califet (FR)
6
凱旋門賞4着、バーデン大賞4着
Sulamani (IRE)
6
凱旋門賞2着
Defier (AUS)
6
コックスプレート2着
With Anticipation (USA)
6
BCターフ2着
Medaglio d'Oro (USA)
6
BCクラシック2着
Sei Mi (ARG)
6
ドゥバイWC2着