●来る4月21日(日曜日)に香港シャティン競馬場で行われるG1クイーンエリザベス2世C(芝2000m)の選出馬が発表されました。
今年からワールドシリーズの第2戦として行われるこのレースには日本を始め外国からの強力な馬達62頭がエントリー。
その中から選出された馬は10頭。地元香港から4頭。合計14頭で競われます。
日本からはエイシンプレストンとアグネスデジタルが選ばれ、ニュージーランドの女傑サンラインや先ほど行われたG1ドゥバイデューティーフリーに優勝したテルアテルなども選出されています。
選手権としてのレースのレベルはアーリントンミリオンやカナディアン国際を超えています。
よくもまあこれだけのメンバーが集まったものです。
香港競馬会発表の"各馬の紹介"を紹介します。^^

先ずは海外選出馬から・・・
馬名 調教国 好成績レース 備考 IC

  日本 G2毎日王冠-優勝
2001年10月7日
東京競馬場:1800m
エイシンプレストンは2001年に香港で出走した馬の中で最も高い国際レート(IC)を得た馬である。
G1香港マイル:1600mでは単勝26倍という低人気ながら3馬身以上の差を付けて快勝。
その結果、ICで123ポンドを得ました。
彼は2002年の緒戦として2月24日に中山競馬場で行われたJap-G2中山記念にトップハンデで出走したが5着に敗れた。
彼は1999年のJRA最優秀3歳を受賞したほどの逸材であったが、翌年はG2レースに優勝したのみで故障により6ヶ月間休養にはいった。
復帰後約8ヶ月間も勝利を味わうことはできなかったが、昨年6月の阪神開催でのマイナーなレース(米子S:1600m)でついに勝つ。
続いて出走したG3(北九州記念:1800m)、G2(毎日王冠:1800m)に優勝し、Jap-G1マイルチャンピオンS:1600mで2着に健闘しました。
そして、香港マイルに勝利したわけです!
123
エイシンプレストン


Jap-G1マイルCS-2着
2001年11月18日
京都競馬場:1600m

牡・5yo 鹿毛 米国産
父:グリーンダンサー
母:ワランティーアプライド
母父:モンテヴェルディ
G1香港マイル-優勝
2001年12月16日
シャティン競馬場:1600m

調教師:北橋修二師
オーナー:平井豊光氏

  G1香港C-優勝
1999年12月12日
シャティン競馬場:2000m
世界中を駆けめぐり、フランス競馬史上最も賞金を稼いでいる馬。
その額は約500万ドル。
その足跡は1998年の旧香港ボウル:1400mから始まっている。
もっとも最近の2走はG1香港C:2000mでアグネスデジタルの5着とG1ドゥバイデューティーフリー:1777mにおけるテルアテルの7着。
しかしながら、シャティン競馬場で7回出走して1回しか着外はない。
シャティン競馬場の2000mのコースレコード2分0秒1は同馬が1999年のクイーンエリザベス2世Cで記録したものである。
123
ジムアンドトニック


G2ドゥバイデューティーフリー-優勝
2001年3月24日
アドナルシーヴァ競馬場:1777m

セン馬・8yo 栗毛 フランス産
父:ダブルベッド
母:ジミカ
母父:ジムフレンチ
G1クイーンエリザベス2世C-2着
2001年4月22日
シャティン競馬場:2000m


調教師:フランソワ・ドゥメン師
オーナー:J.D.マーチン氏
Sin-G1シンガポール航空国際C-2着
2001年5月12日
クランジ競馬場:2000m

G2ロンポアン賞-2着
2001年10月6日
ロンシャン競馬場:1600m

  日本 Jap-G1天皇賞・秋-優勝
2001年10月28日
東京競馬場:2000m
2001年度JRAの古馬チャンピオンであり、ここ最近の日本調教馬の中では最も多才な馬である。
1600m〜2000mならば芝・ダート問わず素晴らしい走りをする。
昨年の香港では自身2度目の2000mの芝レースにも関わらず、G1香港Cに優勝。
テルアテルやジムアンドトニックやホークアイを敗った。
最初の芝2000mのレース-天皇賞・秋-では日本チャンピオンのTMオペラオーを敗っている。
2002年の緒戦JAp-G1フェブラリーSに優勝し、G1ドゥバイWCに挑戦したがストリートクライの6着に敗れてしまった。
120
アグネスデジタル


G1香港C-優勝
2001年12月16日
シャティン競馬場:2000m

牡・5yo 栗毛 米国産
父:クラフティプロスペクター
母:チャンシースクォー
母父:チーフズクラウン
Jap-G1フェブラリーS-優勝
2002年2月17日
東京競馬場:ダート1600m

調教師:白井師
オーナー:渡辺孝男氏

  UAE G1仏ダービー-3着1
2001年6月3日
シャンティイ競馬場:2400m
昨年度G1仏ダービーはアナバーブルーの3着、G1エクリプスSはメディチアンの2着。
G1英インターナショナルSはサキーの2着。
その後、リステッドレース(凱旋門トライアル)に出走し、ゴドルフィンに売られた。
G1に優勝はしていないがハイクラスな馬である。
ドゥバイで行われたG3ドゥバイシティーオブゴールドでは3馬身差の2着に入着している。(優勝馬はナラティヴ)
速い馬場の方が向いている。
119
グランデラ


G1エクリプスS-2着
2001年7月7日
サンダウン競馬場:10F

牡・4yo 栗毛 アイルランド産
父:グランドロッジ
母:ボロヒゲラ
母父:アリシーバ
G1英インターナショナルS-2着
2001年8月21日
ヨーク競馬場:10F85yd


調教師:S.ビン・スルール師
オーナー:ゴドルフィン
リステッド・凱旋門トライアル-優勝
2001年9月22日
ニューベリー競馬場:11F

G3ドゥバイシティーオブゴールド-2着
2002年2月24日
アドナルシーヴァ競馬場:2400m

  NZ G2タンブルS-優勝
2001年10月6日
フレミントン競馬場:2000m
今までに勝ったG1レースは実に11!
サンラインはニュージーランドやオーストラリアにおける史上最も優れた牝馬であるといえる。
彼女は香港マイルで地元の英雄フェアリーキングプローンを敗っていて、昨年のG1コックスプレートでは偉大なキングストンタウンの持つ3年連続優勝の記録に臨んだ。
しかし、残念ながらノーザリーの2着に惜敗。
これで終わらないところが彼女の偉いところで、早速今年緒戦のG1ワイカトスプリントに優勝。
続く、G1クールモアークラシックは60Kgもの斤量を背負いながらも優勝した。
119
サンライン


G1コックスプレート-2着
2001年10月27日
ムーニーヴァレー競馬場:2040m

牝・7yo 鹿毛 ニュージーランド産
父:デザートサン
母:ソングライン
母父:ウエスタンシンフォニー
G1ワイカトスプリント-優勝
2002年2月9日
テラパ競馬場:1400m


調教師:T.マッキー師
オーナー:TJマッキー、TAグリーン&HMラスティー夫人
G1クールモアークラシック-優勝
2002年3月9日
ローズヒル競馬場:1500m

  G1オペラ賞-優勝
2001年10月6日
ロンシャン競馬場:2000m
昨年のG1香港Cでは僅差の3着。
実はこの時、残り200mの地点で落鉄していたらしい。
3月23日に行われたG1ドゥバイデューティーフリーでは、昨年度のICにおいて、1400〜1800m部門で最も優れていた3yo馬ノヴェールを敗って優勝。
昨年の凱旋門賞開催で行われたG1オペラ賞では並みいる強豪牝馬たちを撃沈している。
非常にタフでどんな馬場にも対応できる。
118
テルアテル


G1香港C-3着
2001年12月16日
シャティン競馬場:2000m

牝・5yo 鹿毛 フランス産
父:カルドネヴァ
母:トゥジュールジュスト
母父:オールウェイズフェアー
G1ドゥバイデューティーフリー-優勝
2002年3月23日
アドナルシーヴァ競馬場:1777m

調教師:E.リバウド師
オーナー:H.デヴァン夫人

  G3デズモンドS-優勝
2001年8月19日
カラー競馬場:1マイル
元A.オブライエン厩舎所属。
同厩舎時代にはカラー競馬場でG3デズモンドSに優勝し、3つのG1レースで上位4着に入っている。
その後、M.ジャーヴィス厩舎に転厩して臨んだG1香港Cでは固い馬場に助けられて4着に好走。
鞍上のG.スティーヴンス騎手はこの時、ホークアイに対して並ならぬ印象を受けたという。
『彼はまだまだ子供、これからどんどん良くなっていきます。彼に乗るためならどんな遠くにでも行きますよ!』
117
ホークアイ


G1ムーランドロンシャン賞-3着
2001年9月9日
ロンシャン競馬場:1600m

牡・4yo 鹿毛 アイルランド産
父:デインヒル
母:ティーハウス
母父:ササフラ
G1クイーンエリザベス2世S-3着
2001年9月29日
アスコット競馬場:1マイル


G1英チャンピオンS-4着
2001年10月20日
ニューマーケット競馬場:10F
調教師:M.ジャーヴィス師
オーナー:G.タナカ氏

G1香港C-4着
2001年12月16日
シャティン競馬場:2000m

  G1AJCダービー-優勝
2001年4月14日
ランドウィック競馬場:2400m
昨年のAJCダービー優勝馬。
3yo時にはG1カンタベリーギニーズやG1チャンピオンSに優勝し、南半球での3yo賞金王になっている。
4yo時の滑り出しはなかなか良かった。
G1アンダーウッドSではノーザリーの2着に入り、G2タンブルSではサンラインの2着に入った。
しかし、G1コックスプレートでは6着。
2002年はG1ランヴェットSに優勝し、3月23日に行われたG1BMWステークスはエタリアルの2着。
116
ユニバーサルプリンス


G1アンダーウッドS-2着
2001年9月23日
コーフィールド競馬場:1800m

牡・5yo 鹿毛 オーストラリア産
父:セニック
母:ビスケーバード
母父:ブルーバード
G1チッピングノートンS-3着
2002年2月23日
ワーウィックファーム競馬場:1600m


G1ランヴェットS-優勝
2002年3月9日
ローズヒル競馬場:2000m
調教師:B.マーレイ師
オーナー:TWホーガン&VM夫人&MAブラディー

G1BMWステークス-2着
2002年3月23日
ローズヒル競馬場:2400m

  G2ケルソH-2着
2001年10月6日
ベルモント競馬場:1マイル
英国から米国に移籍した馬で、現在はカリフォルニアをベースにしているN.ドライスデール厩舎に所属。
1600m、1800mのレースが得意であるが、2000mのレースには未出走である。
3月24日に行われたG2エクスプローシヴビドHではG1馬ビートホローを破って優勝!
その前走のG2フランク・E.K.マイルはクビ差届かず2着に終わったが、G1馬バルロワイヤルには先着した。
英国時代にはサー・マーク・プレスコット師に調教されたが、G1セントジェームズパレスSでジャイアンツコーズウェーの5着に入っている。
116
サラファン


G2フランクE.K.マイル-2着
2002年3月2日
サンタアニタ競馬場:1マイル

セン馬・5yo 鹿毛 米国産
父:リアファン
母:サラレー
母父:カロ
G2エクスプローシヴH-優勝
2002年3月24日
フェアグラウンド競馬場:9F

調教師:N.ドライスデール師
オーナー:G.タナカ氏

  G1クイーンエリザベスS-優勝
2001年4月28日
ランドウィック競馬場:2000m
3つのG1レースに優勝。
しかし、注目すべき点は、彼のオールマイティーさである。
彼は9つの異なった距離でのG1レースで2着している。
それは1400-2400mという幅広いものだ。
2000年のG1香港Cではファンタスティックライトの相手にならなかったが、昨年のG1香港マイルではエイシンプレストンの5着に入線している。
その後、G2カンタベリーSで3着。G1ジョージライダーSでロードエセックスの2着に好走している。
今度で3度目の香港となるがどうだろうか。
固い馬場が合う。
116
ショーグンロッジ


G2テオマークスクオリティーH-優勝
2001年9月8日
ローズヒル競馬場:1300m

セン馬・6yo 鹿毛 オーストラリア産
父:グランドロッジ
母:プライドオブタニー
母父:ベストウエスタン
G1ジョージメインS-2着
2001年9月22日
ワーウィックファーム競馬場:1600m


G1ヤルンバS-2着
2001年10月13日
コーフィールド競馬場:2000m
調教師:B.トムセン師
オーナー:BTアキリナ氏

G2カンタベリーS-3着
2002年3月2日
カンタベリー競馬場:1200m

G1ジョージライダーS-2着
2002年3月16日
ローズヒル競馬場:1500m
迎え撃つ地元香港勢からは、G1ドゥバイシーマクラシックで2着に好走したヘレンヴィタリティーや香港GC優勝馬のインダストリアルパイオニアなどが選出されました。
  香港 G1ニュージーランドダービー-優勝
1999年12月26日
エレルスリー競馬場:2400m
1999年のG1ニュージーランドダービーの優勝馬。
当時は"ハデス(Hades)"という名前だった。
香港に移籍してからは1勝しかしていないが、香港G1-香港GCではインダストリアルパイオニアのアタマ差の2着に好走し実力を示した。
そして、3月23日のG1ドゥバイシーマクラシックでは人気薄ながらネイエフの2着に粘って香港人を歓喜させた。
蒼々たるG1馬達を破った。
113
ヘレンヴィタリティー


G1キャドバリーギニーズ-3着
2000年3月13日
フレミントン競馬場:2000m

セン馬・6yo 鹿毛 ニュージーランド産
父:ザビール
母:アンナズチョイス
母父:
香港G1-香港GC-2着
2001年3月3日
シャティン競馬場:2000m


香港G1-香港ダービー-3着
2001年3月25日
シャティン競馬場:2000m
調教師:DAヘイズ師
オーナー:ポーチン卿&ウー婦人

香港G1-香港GC-2着
2002年2月24日
シャティン競馬場:2000m

G1ドゥバイシーマクラシック-2着
2002年3月23日
ナドアルシーヴァ競馬場:2400m

  香港 香港G1-クラシックマイル-優勝
2002年2月14日
シャティン競馬場:1600m
初の芝2000m戦だった香港ダービーに快勝。
香港クラシックマイル(1600m)にも優勝していてスピードがある。
国際イベントでの初勝利を狙う!
速い馬場には合う。
111
オリンピックエクスプレス


香港G1-香港ダービー-優勝
2002年3月17日
シャティン競馬場:2000m
セン馬・5yo 鹿毛 英国産
父:ビショップオブキャシャレル
母:ラケールテネシー
母父:マツドーン

調教師:I.アラン師
オーナー:らりー・CKヤン氏

  香港 香港G1-香港GC-3着
2001年3月3日
シャティン競馬場:2000m
昨シーズンの香港ダービー馬。
香港GCではヘレンヴィタリティーをアタマ差破って優勝。
他香港G3センタナリーヴァーズ(2000m)では5着。
どんな馬場にでも合う。
110
インダストリアルパイオニア


香港G1-香港ダービー-優勝
2001年3月25日
シャティン競馬場:2000m

セン馬・5yo 鹿毛 アイルランド産
父:ナマカランド
母:スキャノズチャンス
母父:ペニーウォーク
香港G1-HKチャンピオン&チャターC-3着
2001年5月20日
シャティン競馬場:2400m


香港G3-センタナリーヴァーズ-5着
2002年2月2日
シャティン競馬場:2000m
調教師:ブライアン・カン・ピンチー師
オーナー:アルバート・ヒュー・シノク氏&その他3名

香港G1-香港GC-優勝
2002年2月24日
シャティン競馬場:2000m

  香港 香港G3-センタナリーヴァーズ-3着
2002年2月2日
シャティン競馬場:2000m
フランス時代には2yo時・3yo時に1つずつのリステッドレースに優勝している。
昨シーズンは香港で1勝(不良馬場の1600m)しか上げていないが、今季は実力を付けてきた。
香港GCでは3着に差のない3着に入っており、どんな馬場にも合う。
108
チアーズホンコン

セン馬・5yo 鹿毛 フランス産
父:ミジャン
母:ファーセル
母父:ノノアルコ

調教師:I W アラン師
オーナー:チューズデイクラブシンジケート

香港G1-香港GC-3着
2002年2月24日
シャティン競馬場:2000m
●追記・・・回避馬がでましたので出走馬が多少変わりました。
有力馬ではサンライン、ジムアンドトニック、テルアテル、ショーグンロッジなどが回避した。
4月12日現在の出走馬は下の通り。
プレシジョン-香港ダービー2着馬。
アイドル-昨年の香港GC優勝馬。
リサルスレデー 牝・4yo 鹿毛 22戦2勝、2着5回。
G1仏2000ギニー(芝1600m)はローズジプシーの3着。
ロイヤルアスコット開催のマイル女王決定戦コロネーションS(8F)に果敢に挑戦したが名牝バンクスヒルの4着。
真夏のマイル戦、G1ジャックルマロワ賞は9頭立ての8着。G1ムーランドロンシャン賞が8頭立ての7着。
G1ラ・フォレ賞(1400m)11頭立て8着。米G1メイトリアーク(芝9F)S2着。3月1日のG3シンガポールクラシック(芝1800m)がパレスラインの2着。
そして、4月3日のサンクルーでのG3エドモンドブラン賞に出走し5着。

オカヴァンゴー 牡・4yo 鹿毛 8戦3勝、2着1回。
2yo時にG3ラロシェット賞(1600m)-2着は昨年の仏2000ギニー馬ヴァオリミクス-、G1グランクリテリウム(1600m)優勝。仏最強2yo馬。3yo時のG3フォンテンブロー賞(1600m)-仏2000ギニーの前哨戦で3着。
本番の仏2000ギニー(1600m)でも4着に敗れた(5着からの繰り上がり)。G1仏ダービー(2400m)はアナバーブルーの4着。
距離を2000mに短縮して出走したG1パリ大賞は5頭立ての5着。勝ったのはチチカステナンゴ。
その後休養し、3月4日のサンクルー競馬場で行われたG3エドモンドブラン賞(1600m)に出走し3着。


Country/Region

Horse Name

Trainer

Int'l Rating

JPN

Agnes Digital (USA)

Toshiaki Shirai

120

HK

Cheers Hong Kong (FR)

Ivan W Allan

108

JPN

Eishin Preston (USA)

Shuji Kitahashi

123

UAE

Grandera (IRE)

Saeed bin Suroor

119

HK

Helene Vitality (NZ)

David A Hayes

113

HK

Idol (NZ)

David Oughton

101

HK

Indigenous (IRE)

Ivan W Allan

109

HK

Industrial Pioneer (IRE)

Brian P C Kan

110

FR

Lethals Lady (GB)

Robert Collet

117

FR

Okawango (USA)

Christiane Head

115

HK

Olympic Express (GB)

Ivan W Allan

111

HK

Precision (FR)

David Oughton

105

HK

Rainbow And Gold (USA)

Brian P C Kan

102

AUS

Universal Prince (AUS)

Bede Murray

116

補欠馬

HK

Dashing Winner (NZ)

Peter B K Ng

103

太字は国際G1レースの勝ち馬及び好成績を残している馬

 

●日本馬の2頭も香港入りした模様です。
エイシンプレストンは4時間半のフライトを経て香港入りし、リラックスした様子。アグネスデジタルはドゥバイから直接香港入りしたが、湿気にまいっている様子でイマイチ。
ドゥバイからの刺客グランデラは状態が良く、今回のレースで1番注意が必要な馬だ。
戦績からも昨年のサキー級と予想される。無茶苦茶強いかも知れない。やはり暖かいドゥバイで冬を過ごすというのは大きなアドバンテージだと思う。
しかも、陣営は強気一辺倒ではなく『日本馬には敬意を表する』などと発言。
こういうときのドゥバイ勢は強い!^^;
迎え撃つ香港勢も今回は気合いが入っている。昨年の12月のアベンジを成し遂げるべく強力なメンバー。
懐かしのインディジェナスの他には上がり調子のヘレンヴィタリティー、オリンピックエクスプレスらが出走する。

2002/4/17  

●枠番決定!
香港のマスコミは地元勢の最も期待馬ヘレンヴィタリティーが大外の14番枠を引いたことに落胆している。
しかし、その次に期待できるオリンピックエクスプレスが最内の1番を引いたことで一安堵。
シャティン競馬場の2000mは先行馬に有利とは昨年の12月に白井師が言っていた事だが、当のアグネスデジタルは13番枠を引いてしまった。
師は、この馬は何処からでも行けるし、外の方が他の馬の位置も分かりやすいから心配していない。と枠番は気にしていない様子だ。
実際、昨年勝った時は14頭立ての12番枠からだったしね。
エイシンプレストンはまずまずの枠を引いたと思う。元々末脚勝負の馬なので外側の方が良さそうだが、6番なら気にならないでしょう。
因みに昨年優勝したときは14頭立ての13番枠だった。
レースの流れとしてはヘレンヴィタリティーがペースを作り、グランデラ、アグネスデジタルがその後に続くと考えられる。
香港勢が8頭もいるので、普段のシャティン競馬場2000mのペースで進むと思うが、デットーリが出てくるとなるとそうもいかないかもしれない。
デットーリは今回、必ず勝ちたいと思っているので予想も付かない位置にグランデラを置くかもしれない。
決戦は日曜日の夕方です!
枠番 馬番 馬名 調教国
1 9 OLYMPIC EXPRESS 香港
2 8 OKAWANGO
3 13 UNIVERSAL PRINCE
4 11 RAINBOW AND GOLD 香港
5 3 エイシンプレストン
6 10 PRECISION 香港
7 14 LETHALS LADY
8 12 REBEL LEADER 香港
9 2 CHEERS HONG KONG 香港
10 4 GRANDERA UAE
11 6 IDOL 香港
12 7 INDIGENOUS 香港
13 1 アグネスデジタル
14 5 HELENE VITALITY 香港

2002/4/19