第130回 バーデン大賞

●今年で130回を数える伝統のレース、バーデン大賞が9月1日に行われていました!(笑)
英・愛の有力馬が出走しない・日本からの遠征も無し・香港のインディジェナスも出ない・・・等の理由により全然注目してなかったため(笑)気が付いたらレース終わってました!(^^ゞ
昨年からワールドシリーズに組み込まれた同レースですが、やはり夏場の休養に充てる馬が多いためか外国からの出走は少なかったようです。
さて、優勝したのはマリエンバード(牡・5yo)同馬は好位追走から直線鮮やかに抜け出して後続に2馬身半の差を付け快勝しました。
全くのイージーウインであった。
同馬は7月28日のG1ドイツ賞にも優勝しておりG1連覇を飾りました。
2着に入ったザルヴァレジーナ(牝・3yo)は今年のG1ドイツオークス優勝馬でG1ドイツダービーで2着したという女傑。
ヒシアマゾン級ですな。
され、人気となったボレアル(牡・4yo)だが、4角手前で先頭に立ちながら直線でずるずると後退したらしい。
ボレアルは6月に行われたG1コロネーションCでマリエンバードに勝っており、この敗戦の原因としてはG1キングジョージSの疲れが残っていたというのが有力である。・・・ホンマかいな(笑)
昨年の同レース勝ち馬のザムーン(牡・5yo)はコース取りに失敗し5着止まり。
これはレース映像を見て貰えば分かると思うが、まるでスケートのショートトラックの様に、4角で全馬が外に振られてしまっている。(笑)
全馬がコースの外側を駆け上がってくる様は見ていて笑えた。

尚、優勝馬を所有するチーム・ゴドルフィンにとって今季11個目のG1奪取となったようです。
マリエンバードの次走は10月6日のG1凱旋門賞の予定。
Grosser Preis von Baden (Group 1)
2002年9月1日 バーデンバーデン競馬場 芝2400m 3yo以上 馬場:稍重 8頭立て
着順 着差 馬名 枠番 調教師 馬齢 斤量 騎手 人気

1

2分34秒93

Marienbard (IRE)

(2)

Saeed Bin Suroor

5

 9-6

L Dettori

28/10

2

2 1/2

Salve Regina

(7)

A Schutz

3

 8-5

A Starke

3/1

3

1 1/4

Noroit

(1)

W Figge

4

 9-6

L Hammer-Hansen

168/10

4

3 1/2

Califet (FR)

(8)

G Cherel

4

 9-6

D Bonilla

69/10

5

shd

Samum

(5)

A Schutz

5

 9-6

A Suborics

6/1

6

1

Boreal

(4)

P Schiergen

4

 9-6

K Fallon

18/10F

7

1 3/4

Tareno

(6)

P Schiergen

4

 9-6

Filip Minarik

138/10

8

1

Auenteufel

(3)

U Ostmann

3

 8-9

A Helfenbein

211/10

 
<マリエンバード> 牡・5yo 1997年5月26日生まれ 鹿毛
父:カーリアン
母:マリエンバド(ダルシャーン)
通算成績:16戦7勝
主な勝ち鞍:G1バーデン大賞、G1ドイツ賞、G2ヨークシャーC、G2ジョッキークラブS
オーナー:Godolphin
生産者: Saif Ali
調教師: Saeed Bin Suroor

2002/9/11 UP