ビッグウイング
原作 矢島正雄・引野真ニ
「ビッグウイング」
小学館「ビッグコミック」連載
主題歌 『Graceful World』
Every Little Thing
東京国際空港が舞台、
「空港の顔」とも言える受付女性スタッフの活躍と人間模様、
爽やかな感動ビッグウィングストーリー
出演者 | |||||
内田有紀 |
柏原崇 |
坂井真紀 |
宇崎慧 |
藤崎奈々子 |
野際陽子 |
グランド・ アテンダント 吉川 久美子 (22) |
サービス課 責任者 栗山 健 (25) |
アテンダント 主任 江頭 冴子 (30) |
診療所の 新任医師 小泉 正太 (36) |
グランド・ アテンダント 石黒 恵 (23) |
ジェネラル マネージャー 花村 翔子 (55) |
第一話 大空港・涙の結婚、出産ストーリー(沢田亜矢子・山田花子) |
母さん、いよいよ今日からだよ。頑張るから見守っててね。 「ビッグウイング」は、あいさつと掛け声、明るい笑顔から始まった。 JAL500 札幌発 9:20着 予定通り 吉川久美子の研修報告書は、 「ビッグウインングに対する異常なまでの愛情がある」。 この「異常」の言葉に責任者は不信を抱きながらも、 彼女の初日は始まった。 ANA247 福岡行き 9:35発 目の前に困った様子の老婆がいた。 機械の使い方がよく解らず乗り遅れそうだったのだ。 飛行機の出発を勝手に遅らせ、背負いながら搭乗口へ。 無事に見送る・・・。 大問題だ! 5分10分の遅れがどれほどの遅れになるか! 「困っているお客様をなくしたい」「無理だ!」「最善を尽くしたい」・・・。 久美子は、財布が落ちているのを発見 持ち主が困っていると大変だと思い、届ける。 カウンターを留守にしてしまったのだ。 「泥棒!」 戻ってみると泥棒が忍び込んでいた。 なんとか泥棒は捕まえたが、栗山の怒りは頂点に達する。 更に・・ 先輩3人組に、別の場所へ連れていかれ、 迷子の子供を任され・・ながら、 突然体調の悪くなった客を診療室に連れて行く。 の間に・・・子供の母親が子供を捜し回っていた。 飛行機には乗り遅れ・・賠償金まで請求され・・・ 責任者栗山の怒りは頂点を越えた。 グランドアテンダントがビッグウイングの顔であるという事を 航空全体に認めさせるのに2年かかった。 それを変な新人のために壊されたくない!と栗山。 ――― 突然体調が悪くなった客は、 娘の花嫁姿をその母親に一目見せてあげたい教師。 だが、娘は予定時間を遅れてしまいそうだった。 久美子が思い立った方法は、 栗山がタキシード、久美子がウェディングドレス姿を見せる事。 (あれ?この二人結構いい感じ?←ひとり言@管理人) 無事に解決した後・・ 生まれそうな妊婦!を発見! 助産婦の資格を持っていた花村を中心に、 栗山はタキシード、久美子はウェディングドレスのまま、 診療室での出産!元気な女の子だった。 よかった、よかった、本当によかった。 心から母にありがとうをつぶやく久美子。 その姿は、とても真っ直ぐに輝いていた。 私もここで生まれました。 だから、今、私は、ここにいられるのです。 花村は覚えていた。久美子が生まれた時の事を。 旧ターミナルの国際ロビー。昭和53年1月の事を。 ビッグウイングは吉川久美子が生まれた場所だったのだ。 自分の生まれた場所、 久美子はビッグウイングが大好きなはずだった。 さぁ!新しい一日と新しいドラマが始まった。 |
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