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広島三矢組とは、広島県吉田町に拠を構える「組織」である。かつて60年代に列島を震撼させた「東洋組」を前身とし、その後拝火教(ゾロアスター教)の最高神アフラ・マズダーを奉じる秘密結社としてしばらく地下活動(<JSL2部)を行っていたが、ヨハン・マリウスなる宣教師を迎えて方針を転換、再び日の光のもとに姿をあらわす。そして広島三矢組と名を改め、94年には王者・川崎緑組と激しい抗争を繰り広げたが、惜しくも敗退、これによる疲弊のため、しばらくの雌伏を余儀なくされる。それから数年は苦難の時代だった。負傷者が相次ぎ、また財政難によって主だった組員が次々と脱退してしまい、組の存続が危ぶまれるほどとなる。ここで新しく就任した久保社長が経営を改革、また今西組長が辣腕を振るって見事に組を建て直し、ミレニアム元旦には、主力を負傷で欠きながらも名古屋八鯱会と堂々の戦いを演じた。だが、またもや敗れてしまう。(悔しい。)しかし2001年、ロシアから招聘したニポ氏により、降格の危機にさらされながらも三矢組は攻撃的な組織へと劇的に生まれ変わり、2nd3位に躍進。これで狙うは日本制覇のみ、と思いきや、ガジエフ書記長に組をシッチャカメッチャカにされ、あえなく陥落。そして03年、昇格の話題は新潟に譲り地下活動にいそしんで力を蓄え、地味〜に復帰決定。さらに地味〜に補強を敢行し、04年は崖っぷちに足をかけながらも地味〜に残留を決定。そして05年、大胆にお金を使って補強を敢行し「優勝争い」を目指し、最後は息切れ脱落したもののまずまずの戦いぶりで7位。そして06年、さらに上を目指して戦い始めたが、新戦術が全くマッチせず連戦連敗、しばらくぶりの外国人ボスを迎えて組を立て直し、最終的には中位に滑り込んだ。07年、今年こそ上位へと思ったがMFをセンターバックに据えた守備の弱さが露呈、しかし修正することなく理想を追求してそのまま負けに負け続け、入れ替え戦にまでそのままいって負け、また陥落。ようやく目が覚めた直後の天皇杯では準優勝、実は相当強かったことが証明されたが時すでにアフターフェスティバル。こうなりゃ前取れなかったJ2のタイトル狙うしかあるまーがと一念発起、春先に鹿島を破ってタイトル獲って景気をつけ、序盤もたつきながらも結局独走ぶっちぎりでショバへ帰ってきた。今年はやるぜ。
ACLグループリーグ 広島 0−0 北京 「パンチ不足」 |
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