ロケット・ボーイ
脚本 宮藤官九郎
主題歌 「空のむこうまで」 織田裕二
ひょんなことで不思議な共感を覚えた3人の男達。
大人の男とは、どういう男なのか?
恋や仕事にまつわるトラブルを乗り越え成長していく、
等身大・30男たちの青春グラフィティー
出演者 | |||||
織田裕二 |
ユースケ・ サンタマリア |
市川染五郎 |
京野ことみ |
須藤理彩 |
中嶋朋子 |
旅行代理店 主任 小林 晋平 (31) |
営業マン 鈴木 善行 (30) |
広告代理店 マン 田中 武徳 (28) |
晋平の おさななじみ 花沢 君江 (23) |
ラーメン屋の娘 松井 光子 (?) |
晋平の 元同棲相手 橘 亜希子 (?) |
第一話 彼女が出て行った朝 僕は彼らと出会った |
ある31歳の男が夢見ていた事、 21世紀に、俺は、きっと、宇宙にいる! こうして2001年一月、最悪な一日は始まった。 8年間同棲していた彼女からの小包が届く。 中身は「カギ保管(間違って持ってきちゃった物)」 彼女は出て行った。 そして、主任に昇格、しかし同期で主任になっていない者はなく、 嬉しさの実感も無い。 30歳になったら実家の旅館を継ぐという父との約束から1年が過ぎ、 強硬手段に出た両親が見合い相手を連れて上京。 なんとなく会いづらいし、 待ち合わせ時間まで時間つぶしにと、 草野球をふらりと見学する事に・・・ そこで、一本のファールフライボールとビールの大量の泡で 運命の三人は出会った。 食品会社でメンマを売る営業マン、鈴木。 外見エリート広告代理店勤務、田中。 時間はあっという間に過ぎ、見合いには間に合わず。 しかし見合い相手の「花沢エイリアン」は、 「宇宙飛行士になって、エイリアンを火星に連れて行ってやる!」 と言った昔の小林に会いたかった。 小林の両親は、見合いをすっぽかした晋平を責めについに自宅にまでやってきた。 だが、そこには鈴木を探し上がり込んでいた光子が・・・。 さぁ、これからどうなる30代男! 小林は、 一事が万事、一生懸命考えていても 他人はスイッと乗り越えていく。 っと、少しちまちました男なのか? そして新たな、もっと最悪な一日は始まっていきそうだ。 (牛乳酎、今度飲んでみましょうか) |