ロケット・ボーイ

第四話

 第四話 花巻-東京492キロ走り切れ!
小林は、部屋の中を片づけ中、
椅子から落ちて・・(最後に隕石が上から落ちてきて?)・・・
左足複雑骨折で入院した。

そんな時、小林の会社に、
以前小林が担当した修学旅行の時の担任の先生が、
ある生徒が「東京に行って小林と結婚する」と友人に言い残し家出をしたとやってきた。
病室で聞いた小林は、
「バスの中で吐いてしまった子。キーホルダーを貰った子だ」と思い出し
気がかりになる。その子の名前は、モリミチコ。
彼女は、花巻から自転車で東京に向かっていたが、
途中自転車を盗まれヒッチハイク。
膝から出血しているのに必死で東京の小林に会いたくて頑張っていた。

そしてとうとう千葉で警察に保護され、小林の会社に連絡が入るが、
隙を見て、警察の自転車で逃走し再び東京へ向かっていた。
花巻から東京まで492キロ。
どうせならゴールさせてやりたいと思った小林は、
修学旅行のコースは浅草からだったと思い出し、
皆に浅草で待っていてくれるよう頼む。

が、君江と橘さんが持ってきてくれた荷物を整理している時、
ふと彼女から貰ったキーホルダーが東京タワーだと気づき、
東京タワーにきっと来ると確信した。

何時の間にか友達?になった君江と橘さん、そして鈴木と田中は
小林からの電話で、気になって東京タワーへ向かう。
そして・・・
モリミチコは、警察の自転車に乗って感動のゴールをした!!!

「乗り物に乗るのが苦手でいじめられ、
男子を見返してやろうと思って東京に向かったが、
途中でズル(ヒッチハイク)しちゃった」という彼女を小林は、
素直に凄いよ、きっと大人になったら・・・と温かく受け止める。

そんな騒動が一段落した頃、
半強制的に辞表まで書かされ、結婚間近だった鈴木が、
とうとう「チョロ松」から逃げ出した!!!

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