ロケット・ボーイ
第七話(終)
第七話 それぞれの旅立ちと見果てぬ夢 |
小林は、宇宙開発事業団の面接試験に挑んだのだが、 車椅子の為にはじかれそうになりながらも、 僕の全てを宇宙に捧げますと熱意を熱く語った。 「情熱が素晴らしい!宇宙飛行士には、その情熱が大切です。」 と拍手をもらうのだが・・・。 そして、4.5日、小林は仕事も無く、何も手につかない日が続いた頃、 やっと「NASDA」から通知書が届く。 合格を意識し、興奮が押さえきれないまま通知書を読む小林、 誠に残念ながら・・・不合格であった。 しかし、 「小林君が宇宙飛行士になる!」と田中君・鈴木君・みんなは大喜び、 父親も、小林が宇宙飛行士になった気分で、子供達の為の、 『宇宙飛行士(予定)小林晋平お兄さんのお話し』の企画を計画、 結果を打ち明けられない小林は、落ち込みを隠せない。 その頃、銀河ツーリストの女の子から、以前小林が手がけていた 「ダイナマイトプラン」の見積もりについて電話が入り、 突然契約を切られそうで焦っている状態だと知る。 聞かなかった事にしてくれ・・と言われるのだが、 その後、 「かなり以前から他の会社に契約が決まっていた事」を知った課長が、 得意先の相手に殴りかかってしまい何ともならない状態になったと知り、 小林は、「子供スペースキャンプ」の企画を思い付き提案する。 そして、運命の?鈴木君と光子の結婚式が行われた。 同時に、小林君の門出祝い・・ではなく、 小林君の「残念会」も開かれる事になるのだが・・・。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 3人の出会いが、3人を成長させ、そして3人は、其々乗り越えた。 小林君・鈴木君・田中君、其々の一日は今日もまた始まる。 やっぱ男の友情っていいッスねー! 小林君の夢・宇宙飛行士募集は、まだまだ未来へと続く! |