ロケット・ボーイ
第二話
第ニ話 そして僕らは変わり始めていた |
アポロ月面着陸の日(7/21)に生まれた小林。 父と母はその「人類の第一歩」が見れなかった。 それを聞いた小林は、小さな頃から 「僕が見せてやる!」と夢を持っていた。 小林の両親は、見合いをすっぽかした晋平を責めに ついに自宅にまでやってきた。 だが、そこには鈴木を探し上がり込んでいた光子が・・・。 そして鈴木が・・・「花沢エイリアン」こと君江が・・・。 皆が鉢合わせて 一騒動二騒動にもなる。 なんとか無事に逃げ出せた小林は、 出て行った彼女(橘)に会いに行く。 彼女が出て行った理由を真剣に考え初めていた。 しかし会っただけ。 何も話すことも無く、時間だけが過ぎた。 仕事もうまくこなせず、 長男なのに末っ子な考え方に、自信を失うばかり・・。 一方鈴木は、ラーメン屋の娘(光子)との結婚に頭を抱えていた。 鈴木はラーメン屋でこれから一生食べていく事に自信が持てない。 今まで頑張ってきた自分が消えてしまいそうだと思うからだった。 しかし、まめに電話をし、まめにモテても、これ以上仕方ないと、 何かを決断しようとはしていた。 東京に残った君江が、マンションにシャンデリアをつけたいと 小林に頼む。 少し前に大喧嘩した小林と田中は、 お互いの心を思いやり仲を取り戻し、 鈴木と一緒に共同でシャンデリアを取り付ける。 結局、取り付けられなかったのだが。。。 仕事のトラブルで、小林は得意先の人間に土下座をする。 土下座の途中で携帯電話が鳴った為、大恥をかくが、 1時間後に来いと言われ、 時間が空いたので田中に会いにいった。 しかしそこで見たのは・・ 人の山と流血の跡・・・。 噂話に耳を澄ませば、田中がビルから落ちたのかもしれない。 田中は、仕事に悩んでいたのだった。 走る救急車を追う小林。 さぁ、どうなる! 30代のロケットボーイズよ!! |