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F.I.Kインデックス
スタイル:フェイト
神業≪真実≫
特殊技能
一般技能
アウトフィット
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◆スタイル向上委員会◆

■一般技能考察

▼セキュリティ
お奨め度★★★★☆
組み合わせ特技:なし
鍵や警報機など、セキュリティの設置・解除・すりぬけを行う技能。

 探偵本来の仕事としては<セキュリティ>を積極的に使うことはないのだが、知識として知っていると便利。現場にはどのようなセキュリティが敷かれていたのか?そのセキュリティを破るにはどのような手段が有効か?犯人がどのように侵入してきたのか?理解するには<セキュリティ>に通じているのがベストだ。  また、調査の性質によってはセキュリティの敷かれている環境に「内密にお邪魔したい」時もある。かのシャーロック・ホームズも「僕は有力な犯罪者にもなれると思っていた」というくらい錠前破りに精通していた。探偵としてのたしなみだと思って修得しておくのも良いだろう。
 忘れていたが盗聴器の発見も<セキュリティ>技能の効果の1つだ。

▼トロン
お奨め度★☆☆☆☆
組み合わせ特技:なし
トロン機器の管理やデータベースなどの検索、トロンに侵入する技能。

 ニューロエイジのトロンはインターフェースが進歩しているので、単純にトロンを使うだけならばこの技能は必要ない。
 探偵がこの技能が必要とするのは、コンピュータに不正アクセスして情報を探し出す場面か、N.I.K.のデータベースをより効率的に検索するときくらいだろう。不正アクセスに関してはニューロという専門家もいる。N.I.K.のデータベースを有効に使う技術を身につけている暇があるなら、N.I.K.の司書さんなどの職員と仲良くなった(=<社会:N.I.K.>を修得)ほうがデータベース以外の情報も貰えて一石二鳥ではないだろうか?

▼ファイアアーム
お奨め度★★★☆☆
組み合わせ特技:なし
射撃など、銃の扱いに関する技能。

 基本的に肉体戦において使用する技能。肉体戦の専門家は他にゴロゴロいるためそんなには必要ない、と言いたい所だが、生き馬の目を抜くニューロエイジ、いつどのような事態に巻きこまれるかわかったもんじゃない。多少の自衛の手段は必要だろう。しかもこちらは探偵という突っ込まなくてもいい揉め事に首を突っ込むのが商売。自衛どころか積極的な紛争解決の手段として武力にものを言わせる事も往々にして必要だ。
 フェイトの標準装備にも“P4”ピストルが入っていることだし折角だから修得しておくのも良いだろう。フェイトとしては「肉体戦だけがクライマックスじゃない」と虚勢をはって生きたい所ではある。しかし肉体戦への対応能力があるとないとでは、活躍できるシーンに格段の差が生じるのは事実。ここは一つ「“フェイト”は強くなければ生きていけない。」と割り切って生きるのも“ハードボイルド”だろう。

▼メディック
お奨め度★☆☆☆☆
組み合わせ特技:なし
医療行為全般に関する技能。

 死因の特定など「法医学的な知識」として役には立つであろうが、その程度の為だけに手術まで行う事ができる<メディック>の技能を取れ、とプレイヤーに要求するのは酷だろう。組み合わせれば「法医学的な見地」を理解するのに“有利”というあたりが処理が妥当なところだと思われる。
 キャラの味付けとして持っているとオイシくはあるが、無理をして取るほどの技能でもないこともたしか。少なくとも推奨スタイルに「フェイト」とあった場合に、そのフェイトに<メディック>があることを期待しているルーラーはいないだろう。

▼知覚
お奨め度★★★★★
組み合わせ特技:<はりつき>・<読唇>・<ホークアイ>・<超回想>
5感を用い何かを探し出したり観察したりする技能。

 何かを探し出す能力。探偵に最も求められる能力の一つと見て間違いないだろう。紛失した指輪探し、迷子の子犬探し、夫の不倫の証拠探し、色々な場面で役に立つこと請け合いだ。今の例は冗談としても(たまに冗談じゃない場合もあるが)事件現場で犯人の残していったわずかな手がかり、些細なミスなどをみつける際にも使える。
 無条件取得技能であり、またフェイトの特殊能力のうち効果が実用的な2つ<ホークアイ><超回想>の組み合わせ前提となっている技能。観察、発見、聞き耳など、表舞台で活躍していればどこかで使うチャンス・使わなければならないシチュエーションは訪れるだろう。そしてフェイトというスタイルは表舞台に最大の活躍場所があるスタイルなのだ、とっておいて損はないはず。
 また、隠密系技能各種、カゲ<無面目>イヌ<私服警官>ヒルコ<マトリクスコピー>など変装系?、カブキ<チェシェ猫>レッガー<とんずら>など逃走系、カブキ<早がわり>ヒルコ<変態>各スタイル<隠し武器>など装備変更系、などなど「対決」用の技能として使用する場面も豊富である。

▼アレンジ
お奨め度★★☆☆☆
組み合わせ特技:なし
カメラはビデオの撮影や、メディアの演出などを行う技能。

 探偵は写真やビデオなどの厄介になることが意外と多い。証拠写真の撮影、貴重な証言の録音などなどだ。もっともそれらのほとんどは証拠としての価値があればOKで、放送作品として使い物になる程のクオリティまでは求められないだろう。
 とりあえず証拠として充分なレベルの写真をとる、という行為に<アレンジ>の技能を要求するかどうかはRLによりけりだろう。しかし技能を持っていた方が、遠距離から望遠で、隠れながら無理な姿勢で、カット進行中などのシチュエーションにでも対応できる。修得しておく価値はある。

▼製作
お奨め度★☆☆☆☆
組み合わせ特技:なし
ものを造り出したり修理したりする技能。

 探偵にモノを作る能力が必要か否か?なかなかに難しい問題である。一般的に考えれば「必要ない」。しかし仕事にあぶれる時が多い私立探偵業、あえて何でも屋として世間の皆様に広く親しく御利用していただくにはDAK・セキュリティの修理などでも気安くお声がけいただいけた方がいいのだろうか?と考えなくもない。
 まあ、実際の探偵の生活はどうかは知らないが、RLがフェイトに求める能力には<製作>はあまり入っていないことが多いだろう。

▼心理
お奨め度★★★☆☆
組み合わせ特技:なし
相手の感情を読み取ったり、思考を予想したりする技能。

 交渉相手が腹の底で何を考えているのかを読む、調査対象の次の目的地を予測する、犯行現場の様子から犯人の心理的特性を割り出す。相手の心理を読み最小限の調査で最大限の効果を得るというのもスマートな探偵法だ。
 色々書いたが、上に挙げたような使用法はたいてい他の特技がカバーしていて、<心理>で可能なのかどうかは謎。心理の重要性は未知数となってしまい、RL次第となってしまう事が多い。一応、精神戦ダメージの治療の効果もある。

▼芸術
お奨め度★☆☆☆☆
組み合わせ特技:なし
芸術作品を作り出したり、実演したりする技能。

 芸術。優れたバイオリン奏者であったシャーロックホームズを始めとして、芸術を愛しみ自らも芸術をたしなむ探偵は数多く存在する。一説によると芸術的な才能は右脳の発達と綿密な関係があり、探偵には理論的な思考を司る左脳の働きだけではなく、直感や感性などをつかさどる右脳の働きも重要になるらしい。
 キャラの脳の発達の具合はともかく、フェイトに求められるシナリオ解決能力の一環として<芸術>の技能が求められることはまずないだろうと思われる。修得すればキャラの味付けとしては非常におもしろいが、無ければ無いでどうにかなる技能でもある。

▼霊感
お奨め度★★☆☆☆
組み合わせ特技:なし
第6感をあらわす技能。

 霊感や第6感というと極めて非論理的で探偵らしからぬ能力のように聞こえるかもしれない。しかし一説によれば人間の5感は我々が思っているより遥かに多くの情報を読み取っており、脳はそれらの大量の情報を処理し自分の置かれている環境について分析している。それら無意識に得た情報分析の結果はじき出された感覚こそが、いわゆる「言いようのない寒気」であり「虫の知らせ」であり「第6感」である。訓練された人間ならば、なおさらそういった無意識の知覚能力が発達する。
 長々と胡散臭い薀蓄をたれたがN◎VAの世界は実際にアストラル界という「あちらの世界」が存在し、実際に意識体の存在は<霊感>によって感じることができる、という処理がなされている。<霊感>は「あちらの世界」への感覚であり、先ほどの薀蓄のような能力はフェイトの「警報」であり「殺気感知」であるのかもしれない。「あちらの世界」への感覚がフェイトに必要かどうかとなると、個人の好みの問題だろう。

▼アイデンティティ
お奨め度★★★☆☆
組み合わせ特技:<虚言>
確固たる自我をあらわす技能。

 強い意思を持つということは探偵、特にフリーランスの探偵には重要なことである。場合によっては自分が謎を解き明かす事によって傷つく人間がでてくる。そんなとき自分はどうするのか?なぜ自分は謎を解こうとしているのか?なんのために?これらの問いは探偵を行っていればいつか刃となって襲いかかってくるものである。・・・自分はなぜ「フェイト」なのか?
 精神戦攻撃を代表とした<交渉>系、バサラ・マヤカシの「術」系への対決に使用できる。しかし、精神戦において攻防どちらにでも使用できなおかつ応用も利く<交渉>と比べると使い勝手は一段落ちる。防御用技能としての性能は精神戦系、術系、その他の特殊技能にも対応できる<アイデンティティ>の方が上だが(フェイトの特技では)防御しかできない為使用できる状況は限られる。

▼アスレチック
お奨め度★★☆☆☆
組み合わせ特技:なし
激しい運動などを行う技能。

 ビルからビルへの飛び移り、マフィアの黒服達からの逃亡、逃げる仔犬の捕獲など、探偵には運動能力を求められる場面は多い(本当か?)。流れの速いストリートでは体力の無い者から流されていく、流れに逆らって生きるにはそれなりの訓練も必要というものだ。
 主な使用法はカット進行中の移動、追跡時や逃走時のダッシュだろう。ハリウッド映画やホンコン映画ばりのアクションをおこなう探偵の場合は必須だろうし、推理能力をメインにおいておいて荒事は専門外という探偵なら必要ない。

▼ヴィークル
お奨め度★☆☆☆☆
組み合わせ特技:なし
乗り物を操作する技能。

 探偵の移動手段として車は一般的である。緊急の助けを求める依頼人の元に急ぐのに、電車(ニューロエイジではリニア)待ちしていたのではサマにならない。また、ヤバイ品物を隠しておくにも便利だ。
 普通に車の運転をするぶんには<ヴィークル>の技能は必要ない(はず)。必要になるのはチェイスなどの荒っぽい運転をするときだろう。もっともチェイスなどはシナリオによっては全く発生しないことも充分ありえる。修得するかどうかは他のスタイルと趣味の問題だろう。

▼メレー
お奨め度★★★☆☆
組み合わせ特技:<護身術>
肉体およびその延長としての武器を使って肉体戦を行う技能。

 ストリートの揉め事の最先端を歩む宿命にある探偵にとって、喧嘩などの荒事は毎年クリスマスプレゼントを用意するくらい親しい仲だろう。世の中、話し合いでけでかたがつく程ものわかりの良い人間だけではない。場合によっては実力行使のほうが有効な時もある…というかニューロエイジなんて実力行使が全てだ。探偵たるもの腕に覚えがあったほうがよい。
 肉体戦用技能として<ファイアアーム><メレー>の選択肢がある。一概にどちらが優秀とは言えないが、ちょっとした小競り合いでいちいち銃器を出すのも考えもの。拳一つでかたをつけるのもスタイルというものだろう。実際フェイトは<隠し武器>など銃器や武器を隠す技能を持っていないため、武器を携帯しやすいスタイルではない。武器なしでも戦える<メレー>を選択するのも悪くない。

▼回避
お奨め度★★★☆☆
組み合わせ特技:なし
メレーやファイアアームによる攻撃などを回避する技能。

 探偵の身に降りかかってくる火の粉は多い。マフィアの銃弾、迫りくる黒塗りの車、落ちてくる植木鉢、掃除のおばちゃんのバケツの水…などなど。探偵たるもの、降りかかる火の粉の払い方ぐらいは学習しておくべきだ。
 防御手段は覚えておくにこした事はない。こちらは精神戦用に特化しているからといって、相手がそれに合わせてくれるとは限らない。相手を黙らせるには1発の銃弾が1番早いと思う人間はストリートには多いのだ。<回避>を持っているのと持っていないのとでは対応できる攻撃の種類には雲泥の差がでる。

▼隠密
お奨め度★★★★☆
組み合わせ特技:なし
身を隠す、変装、物を隠す、カモフラージュするなどの技能。

 肉食獣はできうる限り獲物に気づかれないように接近する。わざわざ自分の存在を知らせていたら獲物に逃げられるからだ。探偵も同じ、調査対象にわざわざ自分をアピールして近づく探偵はいない(と言う事にしておこう)。また無防備に身を晒す草食獣は肉食獣に捕まり食べられてしまう。探偵も同じ、自分自身を晒しつづけてはいつか刺客の手に倒れることになる。正攻法だけではできる調査にも限りがある。時には搦め手も必要だ。
 <隠密>は非常に使いでのある技能だ。黒服のマフィアに追われている時、身を隠す為にも使える。普段の身なりではとても会ってはくれないようなハイソサエティーな御方に会うとき変装するのにも使える。また、さまざまな技能に組み合せることによって組み合わせた判定に幅を持たせることができるようになる。

▼交渉
お奨め度★★★★★
組み合わせ特技:<オシログラフ>・<反射抵抗>・<虚言>
会話を代表とする交渉術をあらわす技能。

 探偵にとって必要な情報を手に入れる方法は限られている。大抵は見つけ出すか聞き出すかの2つに一つ。聞き出すのに必要なのが交渉の技術だ。交渉といっても口八丁だけが全てではない。表情・身振り・衣装など話術以外の技術を含め、相手を自分のペースに引き込む為の総合的なプロデュース能力こそが本当の交渉能力だ。猫背でぼそぼそ喋るよりは背筋を伸ばして堂堂と話した方が、ボロボロの格好をしているよりはパリッとしたスーツを着こなしている方が、田舎の教師よりも有名大学の教授の講義の方が、信頼性・信憑性が高いというのは動かしようのない事実。熱意と真実だけが他者の心をゆさぶるわけではないのだ。
 N◎VA-Rでは舞台裏判定によっても情報収集は可能である。では表舞台では何を行うのか?答えは裏舞台では不可能なこと、戦闘や交渉など人間同士の生の駆け引きである。と、いうわけで<交渉>は人間同士の駆け引きを行い、フォローする為の技能である。特にフェイトの場合は駆け引きをフォローする為の特技、嘘を見ぬく<オシログラフ>や平然と嘘をつく<虚言>などが充実している。ゲストとの交渉において、どの程度をロールプレイで処理し、どの程度を技能判定によって処理するかは「RL次第」になるので<交渉>自体の評価は難しい。しかしロールプレイで処理する場合でも<オシログラフ>などは充分使えるはずなのでお奨め度は最高値の5つ星にしておいた。

▼売買
お奨め度★★☆☆☆
組み合わせ特技:なし
モノを購入する能力をあらわす技能。

 調査の為に必要なものはいくらでもある。証拠を確保する為のカメラ、変装用の服、追跡の為の交通手段、情報屋の口を軽くする為の賄賂が必要になる時もある。どこに行けば何が買えるのかを理解していなければ調査に無駄な時間がかかってしまう。下手をすれば調査の最終目的となるような情報が売っている時すらある。
 無条件取得技能として最初から1レベル取得済み。よってさらにレベルを上げるかどうかが問題になってくる。実際アウトフィットを購入する以外では使う機会は少ない。情報の売買などにも使えるだろうが、社会や交渉のほうが一般的だろう。わざわざレベルを上げるほどでもないと思われる。

▼追跡
お奨め度★★★☆☆
組み合わせ特技:<はりつき>
尾行、隠れ家の探索、もしくは潜伏する為の技能。

 探偵なんて仕事を生業としている以上、逃げる犯人を追いかけることもある。潜伏しているヤクザ者の隠れ家を探し出さなければいけない事もある。追いかけるだけではない、逆に追われることもあれば、しばらく身を隠さなければいけないこともあるだろう。
 異常に使い易い特技<ホークアイ>の前に存在がかすみがちだがそんなに悪い技能ではない。「追跡」性能では<ホークアイ>にはかなわないが、「潜伏」および自分の「足跡」を消す機能は<ホークアイ>にはない。言うまでもないがこの場合の「足跡」というのは、自分の靴の跡のことだけではなく、自分が(他人が)社会的に残した足跡、買い物で使ったクレジットの記録や車の走行記録などのことである。

▼動員
お奨め度★★☆☆☆
組み合わせ特技:<人心操作>
部下などを召集し仕事を依頼したりする技能。

 明智小五郎の少年探偵団に代表されるように、名探偵の活躍の影には名もなき協力者達の存在がある。常に自分が最前線で作業できるとは限らないし、他に進めるべき調査があるときなどに、いつ動くかわからない相手の張りこみをずっと一人で続けるのは困難だし非効率的だ。張り込みなどの作業は信頼できる誰かに任せて、自分は捜査をすすめると言うのも悪い選択ではない。
 <動員>の使い道は意外と多い。特にリサーチの表舞台での活躍がメインとなり登場判定に強いフェイトにとっては、舞台裏で手に入るような情報が不足しがちだ。そんなときにはトループを使うのがいい。フェイトは表舞台で存分にリサーチを進め、トループ達に舞台裏で暗躍してもらおう。達成値がでないのでたいした情報は手に入らないだろうが、どこを調べればいいのか?くらいの下調べには充分役に立つはずだ。
 お奨めは、ストリートに強いレッガートループや、情報収集が強いニューロトループ、フェイトの行動を補完してくれるフェイトトループあたりだろう。

▼コネ
お奨め度★★★★☆
組み合わせ特技:<人心操作>・<オシログラフ>
知り合いとの関係をあらわす技能。

 一人で生きていけるほどこの世の中は簡単にはできていない。特に、他人の悩みが飯の種になる私立探偵という因果な商売を営んでいる者にとっては、人間関係というものはもっとも気に掛けておかなければならないものの一つだ。どの勢力にも属さないゆえに各方面からの依頼が期待できるが、どの勢力にも属さないゆえに特定の情報の入手が困難。ストリートの探偵の立場というものはそんな所だろう。そうなると欲しくなるのが「特定勢力に属するオトモダチ」というやつだ。ついでにいうと「特定の知識に造詣の深いオトモダチ」もいると便利だ。
 初期技能として最初から3LV分修得している為、特に経験点を使うなどしてレベルを上げる機会も少ないだろう。どの程度使えるかは、取ったコネの対象によって変わるのでここではあまり解説しない。

▼社会
お奨め度★★★★★
組み合わせ特技:なし
キャラが所属したり理解している社会を表す技能。

 私立探偵というのは難しい商売だ。自分自身はどこの社会にも属さないくせに、必要とあらばあらゆる社会の中にはいっていき、情報を引き出いてまたもどってこなければならない。特定の社会にはその社会でしか通じない言葉や符牒が用いられる時もある。それらを理解できないようでは話を聞くことすら困難だ。したがって探偵はあらゆる社会に染まっておかなければならない。しかし染まりきってしまっては探偵としての価値がない。基本的には日常の側に身をおいて、必要に応じて非日常の世界から情報をもってくる、探偵という存在にはそういった複雑さが求められるものだ。
 フェイトというのは表舞台にあらわれて始めてその真価を発揮する。逆にいえば舞台裏にいてもあまり役に立たない。登場してなんぼの商売である。つまり登場判定に使える<社会>技能は是非とも修得しておきたい。<裏読み><ホークアイ>があるからいらない?あの技能は他の人が立てたシーンに登場するには強いが、自分の立てたいシーンに登場するにはちょっとつらい。さらに、どこにでも登場できるのはいいが、そこで使われている言葉や符牒を理解できなければ話にならないだろう。1レベルでもいいので色々な<社会>を修得しておくことをお奨めする。