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スタイル:フェイト
神業≪真実≫
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◆スタイル向上委員会◆

■神業:真実 [Truth]
 キャラクターひとりから本当のことを聞き出す。
●神業のイメージ
世のフェイトたちは、どのようにして対象から真実を聞き出すのだろうか?そのテクニックについて検証してみよう。

▼追いつめる
推理小説などでもっともポピュラーな手段。犯行現場に関係者全員を呼び集め、1つ1つ犯人のとった行動を解き明かし、「全て分かっている」ということを犯人にアピール。犯人に言い逃れできないと悟らせ(開きなおらせ)全てを話させる、と言うテクニック。
<モノローグ>による証拠の列挙から《真実》による自白というコンボが決まれば格好よすぎる事この上ないのだが、成立させるには非常に難しい。なにせ対象に言い逃れできないと悟らせるだけの材料が充分にそろってなければいけない。リサーチを充分にこなせ、なおかつ探偵小説ばりの推理の演出のできるプレイヤー向けテクニック。

▼説得
「真相を知りたい」と言うフェイトの熱意と誠意で、対象に真実を話してもらうシンプルなテクニック。
問題は説得が通じる対象である、近所のおばちゃんならばこちらの熱意に負けてくれるかもしれないが、こちらの知りたい真実を知っているかは疑わしい。逆に、事件の裏で糸をひいていて、全ての計画を立案したエグゼクならばコトの真相を知っているだろう。しかし、もらっても1円の得にもならない「フェイトの熱意」くらいで真実を話してくれるとは考えづらい。熱意によって傾くのは「良心」である。よって「良心」のカケラももったいないようなヤツには通用しない。 説得するなら良心の呵責に揺れている犯人や、真相を知ってしまったが何らかの事情でそれを話す事のできない人(たとえばさっきのエグゼクの秘書とか)相手にしておこう。

▼取引
なぜ対象は「真実」を自分から話さないのか?それは話さない事にメリットがあるか話さない事にデメリットがあるのかのどちらかだろう。では「話さない事のメリット」以上のメリットを提供すれば?「話す事のデメリット」を取り除けるのなら?そうすれば話さない必然性は無くなる。対象は「真実」を話してくれるはずだ。
もっともありがちなパターンとしては「自分が真相をはなしたことを他の誰かに喋らない」という交換条件だろうか?
取引において重要なことは信用だ。もし取引を約束してもフェイトが本当にそれを実行するかどうか信じてもらえないことには意味がない。このあたりは上の説得の演出とセットにしてあげるといいだろう(まあ神業なんで少しくらい多目にみてくれるかもしれない)。

▼色仕掛け
峰不二子御用達。世界一悲しい生物「男」の口を軽くするのはそりゃーもー簡単なものらしい。「男」に限らずとも「恋は盲目」の言葉どおりに色恋沙汰には通常の価値観を超越した力が働くらしい。浮世の秘密などもはやどうでもいいことになるのかもしれない。
問題点はロールプレイされると恥ずかしい、場合によっては気持ち悪い。

▼脅迫
殴る蹴るなどの暴行を加える・銃をつきつける。自分の生命の危機に直面した時、秘密なんてものの価値は急落する。秘密を守り通して臓器バンクのタンクに浮かぶか?秘密を話して生命の安全を手に入れるか?簡単な2者択一問題である。
シンプルにして相手を選ばないテクニックではあるが、残念な事に使い手のほうを選ぶ。そう、相手よりも強くなければいけない。人を簡単に殺せるヤツがゴロゴロしているこの御時世。ただのエグゼクだと思って銃をつきつけたはいいが、実はカタナ=カタナ・エグゼク(クグツからスタイルチェンジ)であっさり帰り討ちなどという話は枚挙にいとまがない。「脅迫は相手を見てから」が基本である。<スタイル感知>でもしておくなり、戦闘系のコネを連れて行くなりの最低限の用心はしておいたほうが良いだろう。

▼脅迫ver.2(あるいは取引ver.2)
何も殴る蹴るだけが脅迫の手段ではない。カリスマの「人には見せられない恥ずかしい写真」、エグゼクの「裏帳簿」、クロマクの「目に入れても痛くない孫娘」など脅迫の材料は他にも沢山あるのだ。
要は相手が抱えている秘密よりも「大事なもの」をこちらが提供できればよいのだ。ギブアンドテイク、誰も損をせず世の中が丸く収まる方法だ。
問題点はかなり外道。法と正義を重んじるフェイトならばこの手段はとるべきでない。

▼自由意思剥奪
催眠術、魔法、自白剤などなど。とにかく対象の自由意思を奪い、強制的に真実を喋らせる。
キャライメージの問題として、カリスマやマヤカシ・タタラなどそれぞれの手段に対して説得力のあるスタイルをもっていることが望まれる。

▼「ご想像にお任せします」
演出が思いつかなかった場合の最終手段。なぜ対象が真実を話す気になったのか?の「なぜ」の部分を公開しないという強引なテクニック。
相手の耳元でボソッと「何か」をつぶやくと相手はあわてて真実を話しだす。フェイトと相手が二人でいったん舞台裏に退場し戻ってくると相手は「なぜか」フレンドリーにコトの真相を話してくれる、といったように肝心の「どのようにして相手に話す気にさせたか?」の部分がどうなっているのかわからない演出でごまかす。
あまりお勧めのテクニックではないが、なんの演出も思いつかずプレイが中断するよりはスマートな処理かもしれない。

▼カツ丼
イヌ・フェイト必携のテクニック。取調室で意固地になって一言も口を聞かないようなやつの口を軽くするにはカツ丼に限る。冷たい人生裏街道を歩いてきた彼らにとって、差し出されたカツ丼の暖かさは、いままで望んでも得られなかった人の温もりに他ならない。そして彼は涙ながらコトに真実を話してくれる。カツ丼とはそんな魔力をもった逸品なのだ。
おあとがよろしいようで・・・。