●Ａパック

▼概要
フェイト７つ道具といったところ。基本にして必須というような装備が揃っている。フェイトをペルソナとして持つ私立探偵キャラ向け。
▼MP10
ビルドアップのP4と比べて装弾数の多さ・３点バースト可能な点で安定感がある。隠匿レートは落ちるがイエローにノーチェックで持ちこめるので充分といえば充分。
▼ホルスター
銃器オプション内で選択可能なビルドアップと比べるとやや寂しい。
▼フェイトコート
フェイトとして外せない一品。
▼N.I.K.の鑑札orB.H.K.の鑑札
Ａパックは私立探偵色が強い為N.I.K鑑札がお奨め。
▼HC-022ハンディカメラ
プロ仕様で全オプション搭載のデジカメ。<セキュリティ>:18でロック可能な為証拠を隠しておくのに便利だ。ロックしたまま死んでシナリオのネタになりそうだが…。
▼ポケットロン
手帳＆電話がわりとして使用。デジカメ機能もあるがＡパックにはHC-022がある為デジカメとして使用しないだろう。
▼事務所
イエローエリアのマンション相当の事務所。場所はアサクサかタタラ街が動きやすいだろう。

●Ｂパック

▼概要
フットワークの軽い探偵を目指す人にお奨めのパック。黒いスーツも準備しておくと良いだろう。ただしパックに含まれる装備２点とも「購：9」以下なので常備化は２経験点で済む。正直、経済的とは言えない。
▼弥勒多機能サングラス
多機能のうたい文句どうりのサングラス（？）。特に赤外線カメラ機能と対閃光シャッター機能はサイバーウェアと匹敵する性能、データ的な有利さこそないものの充分に役立つ性能といえる。
▼上々JOJOスクーター
探偵といったらスクーターが定番だろう。メイクアップのJOJOでのみ触れられている事実「よく煙をはく」は何をしめしているだろうか？

●Ｃパック

▼概要
サイバーウェアインストールを気にしない人…向け？　イメージ的には賞金稼ぎ系向け。
常備化経験点は１。
▼アイ・オ・ザ・タイガー
外見は通常タイプをなのであまり抵抗はないかもしれない。サイバー識別、レコーダー、望遠の機能が選択されている為やはり調査時などを想定したものだろうか？

●標準装備

▼N.I.K.の鑑札
『ＧＸ』導入環境ならB.H.K.の鑑札にチェンジという選択肢がある。この選択はN.I.K.加盟の私立探偵になるか、B.H.K.登録のバウンティーハンターになるかと言う選択に直結する。当然どちらにも加盟しないという第３の選択肢もある。どちらにも加盟しないならこの装備はキャンセルだろうか？　表の顔としてどちらかに加盟しておいて関係のない仕事を本職にするという手もある。

▼“Ｐ４”ピストル＆銃器オプション
Ｐ４に関しては選択の余地なし。ポケットに入る程のサイズ（性能・イラストから想定）で「隠:13」という携帯性能に優れた拳銃。
銃器オプションのお勧めは、隠匿レートがあがりなおかつ銃の準備がマイナーアクションで可能になる“デ・ニーロ”ホルスター。またルール的な修正は無いものの通常の腋に下げるタイプのホルスターなども渋い。あえて銃も持っているぞ、と気付かせるのも交渉時のテクニックの一つだ。

▼フェイトコート
選択の余地なし。しかしそれだけでは寂しいので各自フェイトコート（相当品？）のデザインについて一生懸命考えよう。ノーマルなトレンチコートやホームズばりの肩ケープのついたコートというのはさすがにＣＤだろう。黒のレザージャケットというサイバーパンクな“お約束”もそろそろ怪しいセンスだ。

▼ポケットロン
選択の余地なし。ＰＤＡ端末としての機能、ＴＶ電話機能とデジカメ機能がついていると思われる。当然ボイスメモにも使えるだろう。簡単な取材程度なら本格的な道具を準備しなくてもポケットロンで充分対応できるはずだ。

▼事務所（住居から選択）
お勧めはイエローエリア・Ｎ◎ＶＡアサクサ繁華街のマンション「隠：10、セ:12」相当の雑居ビルの事務所。一般の方々からも依頼を受ける探偵だとすれば、堅すぎずユルすぎずの適度な治安（＝セキュリティレート）だろう。
完全に裏稼業専門の探偵だったらレッドエリアの中華街の雑居ビルの中（安アパート「隠:15、セ：6」相当）と言うのもカッコイイかも。このくらいの治安ならヤバイものでも簡単に持ちこめるので裏稼業の人には暮らしやすいだろう。もっともヤバイものを持った人達が殴り込みに来る可能性も否定できないが…。

●選択装備

▼手持ち武器
お勧め度：中　標準装備のＰ４と両方使いこなすには<メレー>と<ファイアアーム>の両方の戦闘系技能を修得しなければならず、技能的には少しきついかもしれない。
注意点　フェイトは特に戦闘能力が高いわけではないので、攻撃用よりは護身用の武器がいいだろう。重要なのは受値だ。また探偵という職業なら目立つ武器を持ち歩くべきではない、疑われる要素は減らしておくべきだ。持ち運び易く隠匿レートが高いものが望まれる。
お勧め品：天　「隠:12(15)　受:+2/+3」の鉄扇。携帯用・護身用武器としては申し分のない性能を誇る。次点はナイトアーム「隠:10　受:+3」の篭手。隠匿レートで若干劣るものの性能は遜色ない。

▼ボディアーマー
お勧め度：低　標準装備にフェイトコートがある為、アーマー追加の必要性は薄い。
注意点　激しく戦闘をする予定がない限り制御値が下がる防具は必要ない。戦闘をする予定があっても調査中に仰々しい格好をするのも考えものだ。
お勧め品：ジェントリー　やはりコートとスーツの着こなしが無難だろう。次点の鎖帷子と比べても防御効果はそんなに変わらない。制御値への修正を考えるとやはりジェントリーだろう。

▼センサリーウェア
お勧め度：中(高)　フェイトとしてはサイバーウェアに対して若干の抵抗がある。サイバーウェアＯＫ！な人なら迷わずセンサリーウェアを選択していいだろう。
注意点　やはり外見上の変化が大きいものは控えたい。あとはリサーチ能力強化を中心に考えていけばいいだろう。
お勧め品：アイ・オブ・ザ・タイガー　知覚を＋２するイメージエンハンサが魅力的。また怪しいそぶりを見せずに録画が可能なマイクロビデオレコーダーも良い。あとは行動派ならテレスコープ、インドア派ならマイクロスコープだろう。次点はイア・オブ・ザ・ドラゴン、盗聴器発見や心理＋２など甲乙つけがたい性能だ。

▼各種ツール
お勧め度：高　いろいろと便利なものがたくさんあって迷う。サイバー化をしないならその代わりとなるものも多い。
注意点　大雑把に分類すると、ヘッドセット系、カメラ系、楽器系、工具系、その他といったところ。探偵に楽器はあまりいらないだろう。ヘッドセットはウェット派にとってのサイバーの代わりとして充分使える。カメラは証拠確保に役立つ。工具もセキュリティ解除などで使うことも多い。
お勧め品：シーヴズ・ツール　どれもこれも捨てがたいが購入レートの高さ（購:22）からシーヴズ・ツールがお勧め。他の物はアクト中でも簡単に手に入るだろう。次点はターミネーター・プラグ、購:32なのでシーヴズツールより入手しにくいが効果の凶悪さから使い所が滅多にないと思われる。

▼電話傍受装置
お勧め度：低　「購：6」ＲＬがポストアクトでの買い物を認めているならたぶん買える。
注意点　もし自身をサイバー化することを厭わないならば迷わずにセンサリーウェアを選択し、電話傍受装置機能つきのイア・オブ・ザ・ドラゴンをインストールしよう。傍受性能は変わらないので機能を複数選択できるあちらのほうが便利だ。

▼SC-8
お勧め度：無　「購：4」ＲＬがポストアクトでの買い物を認めているならばまず買える。
注意点　特殊な無線回線を使用しポケットロンの電制を＋２する。しかし通話する相手もSC-8を使用していないと意味がない。つまり使えるかどうかは大抵アクト中に決まる。ならばアクト中に買えば良い事、わざわざ選択装備で選ぶほどのものではないだろう。

▼２輪
お勧め度：中　バイクで颯爽とあらわれる探偵というのもそれはそれで格好良い。問題はバイクは基本的に１人用移動ツールだという事。バイクで移動中の人間には他の人が絡みづらいのだ。
注意点　カゼが入っていない限りチェイスに関しては素人なのでハンドリング値の高い２輪がいいだろう。また２人乗りができるか？というのも重要な点である。
お勧め品：ステッペンウルフ　２人乗りが可能でハンドリング値も＋３と運転しやすい。次点はML02Eドリーム号。オプション搭載で２人乗りも可能なスクーター。

▼４輪
お勧め度：高　移動する小さな部屋と考えれば、シーンセッティングにもいろいろと役に立つ。
注意点　２輪と同じくハンドリング値、乗客数などがポイント。また映画や漫画などに出てくる探偵は比較的小さな車を好む事が多い。目立たず小回りが効くからだろう。
お勧め品：アストＺＳＲ２　おそらく最も安定した性能をもつ４輪。次点はドンキーミニ。数少ない軽自動車だが、自分も含めて２人しか乗れないのが難点。