U-23戦記2004


戻る


代表メンバーはこっち参照。


アテネオリンピック:

8月18日:
グループリーグ
U−23日本代表 1−0 U−23ガーナ代表
得点者:
日本=大久保(菊地)
ガーナ=いなァ〜いッ!

GK:1曽ヶ端
DF:5阿部、2闘莉王、3茂庭
MF:14石川(10松井)、12菊地、6今野、13駒野(7森崎)、8小野
FW:9高松、16大久保(11田中達)


 立ち上がりからツーリオが曽ヶ端とぶつかったりと相変わらずな面もあるが、
日本を舐めてかかってきているガーナを普通にはね返し、小野、大久保、そして右サイドの石川で素早い攻撃。
しかし、ガーナのカウンターを止めようとした駒野がB・ギャンと激突し、負傷交代。浩司が左サイドへ。
浩司はカウンターからクロス、高松折り返すも中合わず。
FK、小野が流して阿部シュート!GKはじいて大久保詰めるがオフサイド。
そしてセンターサークル内からの菊地のフィードをフリーで抜け出した大久保がGKの上を越すヘッドでゴール!先制。
それからはツーリオがハイボールの処理にもたつく間にヘディングシュート撃たれたりとか、
ツーリオが股の間抜かれてシュート撃たれたりとかしたが、概ね日本ペースで前半終了。
 後半もツーリオのバックパスに曽ヶ端のトラップ大きくAギャンにシュート撃たれたりしたが何とか凌ぐ。
そして左サイドからボールをつないで折り返し、中央石川のスルーパスに高松シュート!はGKセーブ。
そして石川に代わって松井投入、そのまま右サイド。またテストキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
松井はどっちかというと守備に奮闘。浩司は頻繁に中へ入ってボールにさわり、リンク役となる。
菊地も中盤で実ーによく利いている。そして今野は粘り強く守備。
ガーナは焦りからかイエローがかさんでくる。
走りまくった大久保に代え達也登場。
中央で菊地浩司松井が回して松井左へスルーパス、今野ファウル受けFK、阿部キックに高松ヘッド!外れる。
さらに右サイドからのクロスを受けた高松、ターンから左足シュート!GKセーブ。こぼれに小野が詰めるがDFクリア。
終盤、ガーナが攻勢をかけるが、日本は落ち着いた守備で対応、
最後は小野と浩司がパス交換するうち、試合終了のホイッスル。
日本は最後に1勝を挙げ、さらにガーナをグループリーグ敗退に追い込んでのラストとなった。

 意地見せたな。お疲れ!代表じゃいまいち輝けなかったけど、その分Jで存分に真価を見せよう。
8月15日:
グループリーグ
U−23日本代表 2−3 U−23イタリア代表
得点者:
日=阿部(FK)、高松(阿部FK)
伊=デ・ロッシ(スクッリ)、ジラルディーノ(−)、ジラルディーノ(モレッティ)

GK:1曽ヶ端
DF:15徳永(4那須)、3茂庭、2闘莉王、13駒野(11田中達)
MF:5阿部、6今野、8小野、10松井(7森崎)
FW:9高松、16大久保
 負けることは許されないこの試合に、日本はなぜか4バックで臨んだ。4バックて。ほとんど小野剛時代以来だろ。
いきなり右サイドを崩されデ・ロッシがオーバーヘッドで先制、
さらにツーリオのフィードをぽーんとはね返されてジラルディーノが受け、茂庭を股抜きしてゴール。
イタリア開始10分で2点リード。
山本は早くも徳永に代え那須投入。左サイドバックに置いて駒野が右に回る。
で、左サイドでFKを得て阿部が直接ねじ込み1−2!
しかしイタリアは再び軽快なコンビで日本の右サイドを破り、モレッティのセンタリングにジラルディーノがヘッド!
ツーリオと茂庭の間から競り勝ってゴールに叩き込み突き放す。
直後に左サイドからの那須のクロスを中央大久保がヘッドで合わせるがGK正面。そのまま前半終了。
審判、イタリー寄りだぞこの野郎。
 後半、日本は奮闘していた駒野を下げて達也投入、阿部をサイドバックにして4−3−3のスリートップにする。
立ち上がりから日本が1点を取るべく押し込むが、2点リードのイタリアは伝統のアレを発動、人数かけてゴールに鍵をかける。
そして時々カウンター。
日本は達也が積極的にシュートを放つが、ゴールは奪えない。
松井に代え、浩司投入。
大久保、達也がドリブルで仕掛けるが、止められてしまう。サイドバックもなかなか上がれない。
那須はともかく阿部では・・・
きっちり引いて守るイタリアの前に小野も埋没してしまって何も出来ない。
しかしロスタイム、再び阿部のFKからファー高松がヘッド!1点を返すが、時すでに遅し。
イタリアが残り時間をしっかり使いきり、がっちり逃げ切って勝利。

 結局、山本はこの2年間、さんざんこのチームをいじくり回した挙句に最後は自らの手でぶち壊してしまった。
選手が可哀そう過ぎる。こんなやつにさんざん振り回されて、何人もの選手が叩かれて姿を消し、
残った選手も力を発揮することが出来ず、このような結果になってしまった。
残り1試合、はっきり言って山本は口出しせず小野に全てを任せてほしい、っていうのが今の気分だ。
8月12日:
グループリーグ
U−23日本代表 3−4 U−23パラグアイ代表
得点者:
日本=小野(PK)、小野(PK)、大久保(田中達)
パラ=ヒメネス(−)、カルドーソ(バレットFK)、カルドーソ(ヒメネス)、トーレス(−)

GK:1曽ヶ端
DF:3茂庭、2闘莉王、4那須(10松井)
MF:15徳永、5阿部、6今野、7森崎(11田中達)、8小野
FW:9高松(17平山)、16大久保
 いきなり那須が自陣ゴール前でボールを持ってギクシャク。ヒメネスがかっさらってゴール。
日本はパラグアイゴール前混戦に持ち込み、大久保が粘って高松がガマーラに倒されPKゲト。
これを小野伸二が冷静極まりなくゲット、追いつく。
しかしパラグアイは右サイドからパーフェクトに崩して折り返し、ファーに飛び込んできた選手を徳永が倒してFK、
バレットのキックが壁の横にいたカルドーソの腰に当たってゴールに飛び込み、すかさず突き放す。
さらに曽ヶ端が6秒ルールで間接FKを与えるなど(相手FWが近くにいたから普通カウントしないはずだが)
どうにもツキのない日本、またも右サイドから那須がかわされヒメネスが突破しシュート、
これはミスキックだったがしかし絶妙の折り返しになってしまい、中央走り込んだカルドーソが蹴り込んで3−1と突き放す。

 後半日本は致命的な二つのミスをした那須に代え松井投入、小野をボランチに、阿部をDFに下げる。
日本フィード、高松が相手と競り合ってもつれて転び、立ち上がってボールを追うが、
ちょうど相手が立ち上がろうとして尻を上げたところへぶつかって転倒。これが運良くPKをもらうプレイとなり、
小野が再びGKの逆を衝いて蹴り込み1点差に縮める。
しかし、パラグアイはフィードからトーレスが一発で阿部をかわして突破、そのまま豪快にミドルを突き刺して4−2と突き放した。
日本は田中達也投入でスリートップとし、松井を左サイドに回すなりふり構わぬ攻め、
さらに高松に代え平山投入、これ大して意味ないだろと思うのだが、とりあえずフィードフィードフィード!
そしてフィードに抜け出した達也が思いっきりマイナスに折り返し、走り込んだ大久保が密集を突き破るシュートをゴール左スミへ!
再び1点差とする。
日本、あと1点、一にフィード二にフィード、三四がなくて五にフィード。ツーリオもスクランブルキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
小野のCKからあと一歩、というところまで迫ったが、パラグアイのゴールを割ることが出来ず。3−4で敗れた。
 小野が入って確かにバリエーションが増えたが、やはり熟成には数試合が必要。
那須・阿部の致命的なミスもあったが、全般的にチームの完成度の差で敗れた、といえるだろう。
このチームの売りでもある守備陣が4失点では、これからキツい。
それよりもなぜ左サイドに駒野を使わないのか。

国際親善試合:

7月30日:
国際親善試合
U−23日本代表 4−0 ベネズエラ代表

得点者:
日本=大久保(松井)、平山(松井)、高松(達也)、達也(−)
ベネ=

GK:1曽ヶ端(22林)
DF:3茂庭、2闘莉王、4那須
MF:15徳永(駒野)、5阿部(12菊地)、6今野、7森崎、10松井(14石川)
FW:17平山(9高松)、16大久保(11田中達)
 女子日本代表がカナダを3−0で破ったあとの試合。

 ベネズエラ代表に万全の守備布陣、決定機を与えず、日本のペースで試合を進める。
が、こちらの攻撃も相変わらず上手くいかない。でもパスをつなごうという意識がある!
浩司が中に入り松井・今野が左に開く、などというオプションを見せるようになると徐々に押し込み始め、
平山がフリーになっての反転ミドルは左ポスト!
そして闘莉王の持ち上がりから右にはたいて松井がゴール前にふわりとエレガント・パス!
フリーで走り込みPA内左で受けた大久保が確実に蹴り込んでやっとこゴール、先制した。
そして大久保から左を上がる那須へスルーパス、センタリングに平山ヘッド!はGKキャッチ。
押して前半終了。

小泉キテル━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 後半も押し気味。平山競り合いの時にファウル取られまくってんなー。手、手!
小嶺校長が見たら怒るよ。
徳永から達也平山達也でミドル!セーブでCK、
浩司ショートコーナーから松井反転クロスにファー平山跳んでキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
徳永アーリーに平山落として達也ミドルー!GKセーブ。やりたい放題になってきた。
つーかベネズエラ代表、韓国U−23より明らかに弱い―――!
ベネFKに達也が飛び込んでブロックも足を痛める。大丈夫か?
ついでに徳永も足痛めた、で駒野に交代。
ツーリオ、リードしてんのに相手どついてイエローもらってどうすんだー!
そして松井が左に開いて達也がタテ突破センタリング、ファー高松がダイブでゲット!
ベネFK、また達也がブロックゥ―――!無理すんな。
最初に右に入った駒野が石川投入で左に回り浩司がトップ下へ。スムーズにチェンジ。
ベネズエラバテてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
曽ヶ端から林、アゴ(顎)リレーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
モニ足痛めてる!でももう6人交代済み!耐えろモニ!
足の止まったベネズエラ(GK含む)に、達也がとどめの一発。で、快勝。

3−5−2でいけばOKね。スリートップはご法度だ!
ていうか、最初っからこういうサッカーやっとけ!
そうすりゃ今頃韓国U−23くらいチンチンでイタリアU−23何するものぞ!ってとこなのに。
青木も草葉の陰から泣いている・・・
壮行セレモニー。総理のお言葉。
小泉、ちょっと気負いすぎ!

しかし、なんか・・・うまく行きすぎて怖い。
これに浮かれず、アテネでは兎の繊細さと狐の狡猾さと獅子の勇猛さをもって戦え。
・・・で、小野伸二はどこで使うの?左サイド?右サイド?
7月25日:
国際親善試合
U−23日本代表 0−1 U−23オーストラリア代表
得点者:
日本=nobody
豪州=ホールマン(グリフィス)

GK:18黒河
DF:2闘莉王、3茂庭、4那須
MF:15徳永(14石川)、12菊地、5阿部(11田中達)、13駒野、7森崎
FW:16大久保、9高松(17平山)


 まともなメンバー!中盤、パスつなげそうな感じ!
オーストラリアのフィジカルとパワーに両サイドを使ったパスサッカーを展開。
菊地ボランチが利いている。
浩司のFKにファー大久保ヘッド、バー!
中盤・サイドが連動した動き。大久保もそれによって生き返る。
主審はちょっと性能良くない。阿部はやっぱり桐生さんに似ている。
浩司が右に左にディフェンスに動きまくり。松井がいるから心置きなく動け!
あと、ツーリオ熱くなりすぎ。
で、押し気味で前半終了。
 後半も押し気味に試合を進め、ツーリオも上がってくる。
浩司、駒野とつないで駒野クロスにファーのツーリオヘッド!折り返して大久保は届かず。
優勢の中、阿部に代わって達也、スリートップになるが、これからおかしくなる。
中盤で完璧な連携を見せていたパスサッカーが影を潜めてくる。
ツーリオがまだどんどん上がってくるので菊地が最終ラインのカバーに追われ、パスを回せなくなる。
そして、一瞬の隙を突かれて右サイドを崩され、センタリングを蹴り込まれて先制された。
 石川を投入するものの、それからは先祖帰りを起こしてドリドリドリドリドリ・・・・
スリートップの連携なんとかしろ!
それからはグダグダになってそのまま負け。
 3−4−3はやめてくれー、マジで。できない戦術をやらせるな。
あそこまでパス回せてたんなら、松井ブチ込めばよかったのに。

あと、ツーリオ上がらせるな。イタリア相手にやってみろ、5点は取られるぞ。
7月21日:
国際親善試合
U−23日本代表 0−0 U−23韓国代表
得点者:
日本=あんな攻撃でいるわけない
韓国=サンチョルあれは決めとけよう

GK:1曽ヶ端
DF:2闘莉王、3茂庭(12菊地)、4那須
MF:15徳永、5阿部、6今野(19坂田)、7森崎(13駒野)
FW:11田中達(10松井)、17平山、16大久保(21北本)
 韓国のホーム。韓国の鮮やかな攻撃の前に、守って守ってドローに持ち込んだ一戦だった。
日本の攻撃は単調な放り込みに終始。数少ない決定機も決めることができず。
タレントもその才能を全く発揮できなかった。
こういうチームからせめてカウンターで点が取れれば、アテネでの格上との三連戦にも光明が見えるのだが、
点も取れないではどうしようもない。
ぶっつけ本番合流に近い小野伸二のファンタジー次第ということになりそうだ。

にしても山本、
「これから先発タイプとジョーカータイプを見極めていく」
って、
あんた今まで何しとったん?
就任以来、各クラブの主力をさんざん合宿や親善試合で拘束しといて、いまさら何を言っているのか?
今日も高松使わずに、本番で使いもしない坂田出したりして、
ホントに頭脳がまぬけ。どっかで静養して来い。
で、今からでいいからトルシエに任せよう!

サンチョル、ケガに負けずに頑張れ!!応援してるよーん。
7月14日:
国際親善試合
U−23日本代表 0−1 U−23チュニジア代表
得点者:
日本=いやしない
カルタゴ=ルタイフ
相当めどいから内容はこっち参章。
オーバーエイジ・アゴ端、ポロリで失点そのまま敗戦。
ださー!(ガビーン)

国際親善試合:

5月24日:
国際親善試合
U−23日本代表 1−1 U−23マリ代表
得点者:
日本=大久保(松井)
マリ=アブドゥ(カリム)
めどいからこっち三升。
5月26日:
国際親善試合
U−23日本代表 1−1 トルコ選抜
得点者:
日本=今野(森崎浩CK)
トルコ=フセイン・カルタル
めどいから内容はこっち山椒。
代表復帰・駒野の「コマ回し」炸裂。

4月24日:
国際親善試合
U−23日本代表 2−1 ギリシャ選抜
得点者:
日本=田中隼(田中達)、田中達(根本)
ギリシャ=スクファリス(PK)
GK:1黒河(22川島)
DF:12徳永、3那須(5茂庭)、2栗原
MF:16田中隼(7石川)、8森崎和、6今野(10松井)、15根本(17森崎浩)、14山瀬(13鈴木)
FW:11田中達(19大久保)、20平山(9高松)


 カズが上がる上がる。
3−5−2とし、この前と比べてチームバランスが格段によくなった日本がペースを握る。
ただGKの黒河はPA外で相手を倒してイエローもらったり、
空中でボールキャッチしてそのままPA外に着地してしまったりとファンタジー全開。
シャイニングのマネごとは十年は早いんじゃあないかな。
その間隙を縫って今野のクサビ、達也ヒールで反らしてハユマが抜け出しゲット!
さらに右ショートコーナーから根本のクロスをニア達也がヘッドで押し込み2−0。
最初はボールになかなか絡めなかったカズも、次第に高い位置でボールをさばけるようになってきた。
確実な長短のパスで日本の攻撃を円滑ならしめる。、
前半終了間際に今野のファウルでPKを与え1点を返されるが、比較的いい感じで前半終了。

 後半はカズのワンボランチとなり、二列めに山瀬と松井が並ぶ攻撃的な布陣に。
カズは左右にボールを散らし、またサイドに開いてクロスを上げるなど地味に働きまくるが、
肝心の前線が停滞してしまってグダグダな展開になってきた。
船頭多くして船山に登るとはまさにこのこと。後半より投入の大久保が相変わらず消えまくり。
この布陣は失敗っ・・・!
で、山瀬を引っ込めて啓太投入。ドイスボランチに戻した。
最後に森崎兄弟がパス交換、思わずほのぼのしてしまってパスカットされたりしたが、
そのまま逃げ切って試合終了。
4月21日:
国際親善試合
U−23日本代表 1−1 U−23ギリシャ代表
得点者:
日本=田中達(平山)
ギリシャ=カペタノス
GK:18林
DF:12徳永、5茂庭、21北本
MF:13鈴木(8森崎)、6今野、7石川、17森崎浩(15根本)
FW:11田中達(9高松)、20平山(10松井)、19大久保(14山瀬)


 攻め込まれて立て続けにピンチを迎えるがGK林のファインセーブやDFの踏ん張りで何とか防ぎ、
平山がうまく裏に落としたボールに達也が駆け込んで決め先制。
とはいえ、大久保が全く機能せず一向に煮え切らない展開も、
後半になりやや改善され攻め合いとなった。
その中、このまま逃げ切れるか・・・と思われたが、パワープレーに転じたギリシャ、
ロスタイムに左からのクロス、日本ヘッドでのクリアが後ろに逸れるところ、
フリーのカペタノスがこれを受けて冷静に決め、同点に追いついて試合終了、
ギャフンEND。

3月16日:
アテネ五輪アジア最終予選・日本ラウンド
U−23日本代表 3−0 U−23アラブ首長国連邦代表
得点者:
日本=那須(阿部FK)、大久保(阿部CK)、大久保(−)
UAE=いませんでしたよ

GK:18林
DF:5茂庭、3阿部、4那須
MF:12徳永、6今野、13鈴木、17森崎浩
FW:19大久保、20平山、11田中達


 U−23日本代表、アテネへ行けるかトラベルチャンス。
アテネ旅行を決めるために日本の出した回答は、このチームがもともとデフォルトにしていた3−4−3。
中盤の底の展開力はまあアレだが、四人とも守備力はあるので、中盤でボールを奪って速攻にかけよう。
これはいける、正解かもしれん・・・あるあるある〜!
浩司FK、茂庭ヘッドー!外れ。
そして阿部ちゃんのFKからニア那須のヘッドキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
浩司FK!平山が落として達也飛び込んでキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と思ったら
大久保のオフサイドキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
浩司FK!茂庭ヘッド!DFがライン上でクリア━━━━(゚∀゚)━━━━!!
こらモニー!きさーんなんばしよっとねー!!
UAEカウンター!でも林飛び出してクリアキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
そして阿部ちゃんのCKが低くってニアに落ちたら誰もさわれなくってファーまで抜けて
どフリーの大久保キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

前半終了。

後半立ち上がりに浩司のFK!ニアで競り合いこぼれたボールを大久保ボレー!
バー!
DFに当たった!
ゴールへ!
GKはたいた!
そこへもいっちょ大久保キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
しかもレバノンがバーレーンに追いついタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
大久保VSイブラヒム・マタルの我慢比べは嘉人が勝っタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
マタル退場

 それからも速攻で決定機連発、そして決められない。今日はセットプレイの日。
石川とか高松とか使ったれよとか思ったが、
バーレーン戦がドラクマ、いかん気が早すぎた、トラウマになったか代えられないようだな山本。
で、勝った。この時点でバーレーンがまだ1−1なんでホイ、アテネ行き決まり〜。

おめでとう。よくやったぞ。


山本以外

クラブに帰ってJでもがんばれー。
3月16日:
アテネ五輪アジア最終予選・日本ラウンド
U−23日本代表 2−1 U−23レバノン代表
得点者:
日本=阿部(FK)、大久保(前田)
レバノン=アトウィ
GK:18林
DF:16近藤、3阿部、5茂庭
MF:7石川、6今野、17森崎浩、14前田、10松井
FW:20平山、19大久保


山本がとち狂ったようなスタメン組んで案の定サイド攻撃が死んでしまって、
それでも阿部ちゃんの伝家の宝刀が炸裂して先制したけどそれからはイライライライラ。
そしてロングボールにDFラインがダブルでかぶってアトウィに抜け出され失点ンンンンー!!
AHOー
でもそんとき松井が達也に代わってその直後に右でフリーで持った遼一がクロス、
瞬間ニアに猛然と走り込んだ日本選手(誰!)によってレバノンDFがそれに引きずられ、
さらにレバノンはファーに構えた平山にも気をとられ、ゴール正面がエアポケットに!
そこに飛び込んだ達也、そして大久保!
ボールは達也の頭を越えて大久保の頭にジャストミ―――トそして
ゴールにIN!!
やれやれだぜ。

ここまで主将でやってきた啓太の立場っていったい・・・
今野をリベロにして阿部と啓太を組ませるっつーことは考えつかなかったのか。
3月14日:
アテネ五輪アジア最終予選・日本ラウンド
U−23日本代表 0−1 U−23バーレーン代表
得点者:
日本=いねーよ
バーレーン=アッバース
GK:18林
DF:5茂庭、2闘莉王(3阿部)、4那須
MF:12徳永、13鈴木、6今野、15根本、14前田
FW:11田中達、9高松


 夕方のゲームでUAEがレバノンにまさかの引き分け。エース温存が裏目に出たというところで、
腸炎とかで困っていた日本にはOh!Goodnews!となった。
 さてバーレーンはアウェイゆえUAEラウンド以上に守備の意識を高め、自陣にスキマなく網の目をはりめぐらせる。
その前に日本はなかなか決定機をつかめない。後方からたびたびロングボールを繰り出すものの、
バーレーンは素早いカバーではね返し、シュートを撃たせない。
ならばセットプレイ、しかしバーレーン集中を崩さない。
そしてカウンターでサイドをえぐり反撃、CKやFKからゴールを狙うが、
日本も林が的確なセーブを見せゴールに鍵をかける。
 その中、ドリブルで攻め上がった闘莉王が突如つまずいて転倒、起き上がれなくなる。
運び出され、治療を受け立ち上がろうとする闘莉王、しかし動けない。メディカルスタッフから×が出た。
 それに応じて、すでにアップしていた選手の中から阿部勇樹が呼ばれ、久しぶりの代表ピッチに!
そのままスリーバックのセンターに入った。
 とはいえ、相手にべたーっと引かれた状態では、最終ラインからのロングボールにさほど意味はない。
中盤からいい展開ができれば・・・しかし出せる人間がいないんだよな―――っ!
根本、そして阿部のセットプレイに期待だが、ゴールならず。
阿部が意表を突いてグラウンダーで入れ、ニアPA外から啓太がミドルを放つも枠を捉えず
(DFには当たったけど)。
前田、達也の一瞬の閃きの交錯からのシュート!はGK正面。
達也は積極的にシュートを放つものの、崩しきらずのミドルでは、やはりなかなか決まるものではない。
ジリジリした展開のまま前半が終了した。

 後半、両サイドを高く上げ攻撃に出る日本、前田からのパス出し、高松のドリブル突破であともう少し、
という場面が増えてくる。
CKゲット、阿部のキック、DFに当たって流れるところ根本シュート!DFに当たりライン割る。惜しい。
 しかしバーレーンはすぐに立て直し、カウンターに徹する。
日本はうまく前田に入ればいいが、そうでなければDFラインからのパス出ししか攻め手がなくなる。
ロングボール中心の攻めになったところへ、バーレーンのカウンター一閃!
那須が倒してしまいPAすぐ外でFKを与え、FKは壁に当たったものの、ボールはファーへ。
競ったボールがこぼれ、それをバーレーン・アッバースがダイレクトシュート!
ゲット!日本最終予選初失点!
 ここで根本に代え石川投入。ここで使うんなら最初から使えよ。
そして啓太に代え三枚目のカード、松井をぶち込んだ。げ、大久保じゃないのかよ。
中盤の底が一枚となったことで、中盤でボールを回すことは不可能になった。
よってバックラインから放り込むしかなくなった。
 ロングボールからPAすぐ外ゴール正面で高松が競り、倒されてFKゲット!
そして阿部ちゃんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
阿部キック!
壁の右抜ける!
茂庭背中でブロック―――!
オンドゥルルラギッタンディスカー!!
後半40分過ぎてバーレーン、露骨な時間稼ぎにキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
とりあえず転んどけキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ロングボール入れるしかない、でもバーレーンカウンターキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
林捕っタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
でも時間キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
負けた。


松井意味レス

何やってんの山本

3月5日:
アテネ五輪アジア最終予選・UAEラウンド
U−23日本代表 2−0 U−23アラブ首長国連邦代表
得点者:
日本=高松(田中達)、田中達(−)

GK:18林
DF:5茂庭、2闘莉王、4那須
MF:12徳永、13鈴木、6今野、17森崎浩、8山瀬(10松井)
FW:11田中達、20平山


 UAEに対して、日本はCBに茂庭、そして右に徳永、トップ下に山瀬という、韓国戦で見せた堅守速攻型の布陣。
立ち上がりより両者慎重。しっかり守って速攻、という息詰まるせめぎ合いが続く。
日本のほうがもう少しで決定機、という場面を何度か迎えるが、やはり中盤からのパスに精度を欠くのと、
前線では個々が孤立してワンツーなどコンビプレイで崩せないこと、
そして何より平山の動きに精彩がないこと(仕方ないことだが)で次第にUAEにペースを奪われる。
そしてフィードに競り負け落としたボールに走りこまれたり、またCK、FKなどでヒヤリとする場面が連発、
しかし守備陣はかぶったり慌てたりしながらも踏ん張り、何とかゴールを割らせない。
前半はスタンドが白に染まる完全アウェイムードの中、耐え切ってスコアレス折り返し。

 後半、平山に代えて高松。開始直後、その高松の反転突破からチャンスをつかみ、
スローインから浩司クロス!は惜しくも合わず。
UAEは開始からペースを上げ、激しいプレスからの鋭い速攻を仕掛けてくる。
ロングボールから茂庭を振り切りカリームが完全抜け出してシュート!はミスってラッキー。
ツーリオの上がった隙に速攻食らってピーンチ!もみんなで戻ってフォロー。
とっとと帰って来んかいボケー!
そして山本もさすがに自重を求めたーッ!!
日本カウンター、浩司のクロスに達也ヘッド!はGK正面!
 UAEの攻勢も一段落したころ、日本は山瀬に代え松井投入。
左サイド深いところから浩司のクロスにまたも達也ヘッド!は身長低くてジャストミートせずッ!
徳永バテてきた?しかし国見出身の男なら耐えてみいー!
啓太、動け!それが取り得だろッ!パスは最初から期待してねーからいくらミスしても許すッ!

 DFラインでのバックパスをカットされ、ツーリオが止めてFKを与えたが、壁がはじき返した。
我慢の展開が続く中、CKゲット。松井のキックはラインを割ってしまいヘコー。
松井はやっぱり個人技でやろうとするなあ。遅いー。
 そして高い位置のプレスから左サイドワンツー、今野が達也へスルーパスッ!
完全抜け出し、ドリブルで突っ込んだ達也が右アウトサイドのシュート!
防がれる!しかしゴール前詰めた高松が拾って、収めて、目の前のゴールに蹴り込む―――!
ゲット!ゲット!ゲッター!ついについに日本先制ェェェ―――!
 さらに直後、右サイドで相手のクリアボールを受けた達也、そのまま意表をつくミドル!
これがGK直前でバウンド、GKの体に当たったボールが大きく跳ねてゴールへ!
これもゲットー!2−0!えええええいいんすかそんなルァッキィィィイイなゴール!何か悪いっすよー。
有難く頂戴いたします。
 ここでイエローをもらっている浩司に代え菊地投入。さー守れ!
と思ってたら啓太にイエローキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!キャプテン落ち着けー!
 UAE、終了直前にFKゲット、ふわりと入れてヘッド!は林が余裕を持ってパーンチ。
そしてここでホイッスル!
 うひゃあ2−0で勝っちゃったよ。
予想外の結果に、山本、感涙っ・・・!
喜ぶの早えーよオッサン。
本当に選手達には殺人的な戦術(その凶悪さは大熊以上)ながら、
さすがにどいつもこいつもJでレギュラーを張る猛者!
最後まで走りきり、勝利した。これがJリーグプレイヤーのレベルというものだな。うん。
これでUAEをブチ抜いてグループ1位に。
ツーリオが自重してれば日本じゃ1点も取られることはあるまい。
これで五輪行きは事実上決まりましたのー。拍手っ・・・!
あとは山本がいらんことせんことを祈るのみ。南無大師遍照金剛。
3月3日:
アテネ五輪アジア最終予選・UAEラウンド
U−23日本代表 4−0 U−23レバノン代表
得点者:
日本=田中達(平山)、鈴木(田中達)、高松(田中達)、石川(−)

GK:18林
DF:12徳永、2闘莉王、4那須
MF:7石川、13鈴木、6今野、17森崎浩、10松井(14前田)
FW:11田中達(19坂田)、20平山(9高松)


 フィジカルの弱えー中東勢なんざ美味しい美味しいイイイURYYYYYYYY!!
レバノンは引いているクセにプレスが弱く、一対一でもあっさり競り負けるわすぐにマークを外すわで、
フリー同然の平山&達也はおとといの鬱憤を晴らすべく走り回る。
そしてFKから平山が落として達也がヘッドで押し込み先制、
さらにロングボールを平山が競り落とし達也が右サイドを破って折り返し、走り込んだ啓太が蹴り込んで追加点。
日本もつまらんミスからたびたびカウンターを食らうものの、
エースを出場停止で欠くレバノンはその唯一の攻め手にも迫力を欠き、日本のペースで前半終了。

 後半、日本は高松を投入。しかし日本はなぜかパスを繋いで攻撃し、ペースを失う。
膠着状態となり、レバノンに攻められる時間帯も。イライラ。達也も中盤まで帰ってきたよ。
ここで前田遼一投入。これでボールが少しスピーディーに回るようになった。
そして達也が戻ってきて右サイドで持ち、アーリークロス!これに高松がファーサイド逃げる動きでフリーとなり、
胸トラップから左足一閃!豪快に突き刺して待望の追加点キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
最後はさすがに足が止まったが、
終了直前にツーリオの攻め上がりからのセンタリングが流れたところを高松が戻し、
浩司がダイレクトでクロス!ツーリオに気をとられてDFのクリアが小さいところを、
走り込んだ石川が左足でライトニングボルト―――!!
グレートに突き刺してきれいにシメた。

 勝ったけど、この程度の相手をパスサッカーで崩せないとは・・・
UAEはバーレーン以上にフィジカルが強く組織的な守備とカウンターを持ち、
さらに強力なアタッカーを擁している。この日の勝利でいい気になっていると、
日本ラウンドを絶望のうちに迎えることになりかねない。
引いて堅固に守る相手を、いかに中盤省略して崩すのか。
手駒は、ドリブラー二名に電柱一名。
フェルマーの定理ばりの難題だが、やるしかない。
3月1日:
アテネ五輪アジア最終予選・UAEラウンド
U−23日本代表 0−0 U−23バーレーン代表
得点者:いませんね
GK:18林
DF:15菊地(7石川)、2闘莉王、4那須
MF:12徳永、13鈴木、6今野、17森崎浩、10松井(8山瀬)
FW:11田中達(9高松)、20平山


 序盤、前線からのプレスでペースをつかみ、浩司の右足クロスに平山ヘッドという決定機を迎えるが、
GKがファインセーブではじき出し惜しくもゴールならず。
守備陣のハードワークで徐々に盛り返したバーレーンは、日本の上がった両サイドの裏へロングボールを放ち速攻をかける。
しかし、ドイスボランチもしっかり引いて対応する日本守備陣は的確なカバーを見せ、
一度決定機を与えたもののバーレーンがシュートをダフってしまい、林がしっかりキャッチし事なきを得る。
ツーリオも今のところ落ち着いて守っててディ・モールト良し。
 日本は相手が引いているくせにやや中盤でボールが落ち着かず(攻撃時の意識統一がまだまだ)、
平山が徹底マークを受けているためにゴール前なかなかチャンスが生まれないが、
平山へのアーリークロスや松井のミドルシュートなどで見せ場を作りつつ、スコアレスながら優勢のまま折り返した。
ただこれはバーレーンとしても狙い通りの展開。

 後半立ち上がり、日本は左サイドを立て続けに破って平山のシュートを導き、
さらに啓太のミドル、ようやくお目覚めの達也ドリブルシュートと、バーレーンを押し込む。
しかし風上のバーレーンはしっかり守り、ボールを持つと一気に蹴り出し押し上げるカウンター攻撃を繰り返す。
ここで石川投入。
 浩司サイドチェンジからツーリオ>石川ドリブル、クロスから平山ツーリオツインタワーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
は面白かった。
 浩司のフィードから達也が抜けるところ蹴られてFKゲット、松井が直接狙うがわずかに上。
しかし直後にカウンターを受け、那須のファウルでPA直前、FKを与えてしまう。ピンチ、しかし壁がはじき返した。
そして山瀬投入、攻撃にスピードを加える。
浩司のサイドチェンジに啓太飛び込んでヘッドでコントロール――失敗!抜ければフリーだったが。
両者疲れてきて中盤が空いてくるが、日本はボランチがうまく展開できないために試合は膠着状態に。
バーレーンも裏を突いてくるが、林が果敢に飛び出してセーブする。
そして達也に代え高松。直後のCK、山瀬のキックに那須合わせるがGKキャッチ。
浩司のボールがカットされヤッベ!、しかしラストパスがオフサイドで胸なでおろす。
またもバーレーンカウンター、スルーパスで最終ライン破られる!
しかしここで卓人オンステージキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
少々飛び出しすぎてはおらぬか?いやこれくらいでちょうどよい!
 日本、ツーリオも上げて浩司のアーリークロスに電柱トリオが飛び込む飛び込む!
平山シュート!山瀬シュート!しかしバーレーン、鉄壁の守備。
 ロスタイム、浩司のアーリーに平山ツーリオ競って背後の石川ミドル!は大きく外れておわり。

 大久保がいればなー。
しかし、この程度の敵にドローっていうのは痛い。やはり引いてきた敵をいかに崩すか、が問題。
攻撃はオーバーラップ頼みの単発なものだし、まともなパスは左サイドの特定区域オンリーでは・・・
これはこの先つらい、か・も。




2月19日:
キリンチャレンジカップ
U−23日本代表 2−0 U−23韓国代表
得点者:
日本=松井、森崎

コンディションの悪い韓国を叩き伏せて景気づけした一戦。

キリンチャレンジカップ・
U−23日本代表 1−1 ロシア代表
得点者:
日本=高松(坂田)
ロシア=ブルィキン(ケルジャコフ)

GK:黒河
DF:徳永、闘莉王、那須
MF:田中隼、鈴木、森崎和(青木)、根本(森崎浩)、松井
FW:坂田(田中達)、高松(平山)

 ロシア代表を前に、日本は前の試合のスピードサッカーはどこへやらの落ち着いた試合運び。
ロシアの攻撃を中盤で潰し、流れを徐々に引き寄せていく。
そして突如闘莉王がドリブル中央突破!予想外のクレイジープレイにロシア守備陣は対応できず、
ゴール前でようやく止まるが闘莉王はGKと競り合いながら粘り強くキープ、坂田に渡ったボールを高松に繋ぎ、
高松がダイレクトで蹴り込んでU−23日本が先制。

 闘莉王は直後に自陣PA内でハンドを犯してしまうが、審判見逃してくれて助かった。でも主審によっては取る。
軽率なプレイはなしにしてー!と思っていたらロシアのフィードを闘莉王がブルィキンに競り負け。
落としたボールをケルジャコフがダイレクトでリターン、ブルィキンが決めてたちまち同点に追いつく。

 後半、根本に代えて浩司投入。
プレイの幅の広い浩司はプレイスキックにクロスに切り込んでのミドルシュートにと活躍。
ロシアも精度の高いFK、ダイレクトプレイからの速攻から何度もシュートを放つが、
黒河をはじめとする守備陣が文字通り体を張って守る。
 カズが下がってからは中盤のプレスのききが悪くなり、さらにロシアに押し込まれる。
平山と達也が入ってくるが、仕事ができない。それでも平山は一瞬の隙を突いてシュートを放ったが。
日本は最後までロシアの猛攻を凌ぎきり、1−1のドローに持ち込んだ。

 闘莉王はさすがに前の試合よりは自重していたが、攻め上がる癖は相変わらず。
今回は得点に繋がったが、中東勢の堅守カウンターの餌食にならないか心配。
守備組織が整備されていればまだいいのだが、彼はまだU−23代表二試合目。
この日も簡単にスリーバックを切り裂かれる場面が多く、
この連携もままならない状況でホイホイ上がられるのは非常に怖い・・・んだが・・・
怖れを知らないことは死につながる。もっと臆病になって、落ち着いてくれることを期待。
キリンチャレンジカップ・
U−23日本代表 1−1 U−23イラン代表
得点者:
日本=平山(田中達)
イラン=モバリ(FK)

GK:林
DF:徳永、闘莉王、那須
MF:田中隼(菊地)、鈴木、今野、森崎浩(根本)、山瀬(前田)
FW:平山、田中達(坂田)

 平山が先発。試合開始直後から長身を活かしたヘッドとポストプレイで橋頭堡となる。
今まで戦術省略のぽっかりサッカーやってた山本サカーにはうってつけの人材!
彼に当てて山瀬・達也の浦和コンビの速攻でチャンスを作り、
山瀬の高いところでのカットから左に開く達也へパス、達也がドリブルで切り込んでゴールライン際をえぐり、
センタリングにファーへ回り込んでいた平山がヘッド!ゴールに叩き込んで日本先制平山ブラボーおおブラボー!
 しかし攻撃の形がないのは相変わらずで、さらに初登場の闘莉王はスリーバックの中央にいながら、
ライン統率の任を放棄して勝手に上がって行ったり、無駄に高いラインを設定して見事に裏を突かれたりと、
ライン統率者の器じゃないところを存分に披露。啓太と今野がいなければどうなったことやら。
山本が「闘莉王はラインコントロールもできる」とコメントしている記事を見て信じられなかったが、
やはり山本には人を見る目がないといういつものオチだった。
自分なら躊躇無く徳永をセンターにするけど・・・国見ではよくやってたし。
ともかく脆弱無比な最終ラインのあおりを受けて両サイドは上がるどころではなかった。
あれで意気揚々とオーバーラップしていく人間がいたら、その正気を疑う。
高い位置でボールを奪えないので、ゴールの気配も生まれなくなる。

 後半、浩司のFKを平山が競り、こぼれたボールにゴール正面フリーの達也がシュートを放ったが、何と左に外してしまう。
決めていれば、内容はともかく勝利を決定的にできたかもしれなかったが。
それでも平山が頑張って何とか攻撃に形をつけてきたが、彼もマークが厳しくなると疲れてきて動きにキレを欠いてくる。
(それでも競り合いには勝つというのはさすが大きなのっぽのひらそーた)
それと共に日本の攻撃はトーンダウンし、ついに闘莉王がPAすぐ外でハンドを犯してFKを与え、
これを決められて追いつかれる。
 さらに達也が負傷、山本は浩司に代えて根本を入れるが、
中盤でかろうじてボールキープできていた大きな要因である浩司がいなくなったことで、
日本の攻撃は放り込み一辺倒のラッシュサッカーに。はね返され、ばらばらのDFラインの裏を取られて
カウンターを食らいまくる。達也に変えて坂田を投入するもボールが行かない。
山瀬に変えて前田を入れるも意味なし。
 試合終了間際に平山が見事なトラップからシュートを放ったが、GKのファインセーブに阻まれゴールならず。
結局最後はいつもどおりのグダグダな展開になり、おわり。
 山本はつくづくシロート監督さんだな。てめー頭脳がまぬけか?脳ミソがクソになっているのか?
闘莉王に真ん中は無駄って言ってんのに何で最後までやらせるんだこの・・・
ド低能がァ――――――ッ!!
そこらへんでウイイレやってるガキんちょのほうがいい采配すると思います。
 ま、本番になったらがらりと内容を変えて超本気モードに入ることに期待しましょう。
これぞ百年河清を待つというもの。


2003年(U−22)のもの

2002年(U−21)のもの

2001年(U−20)のもの

2000年(U−19)のもの