U-21戦記2002


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12月11日 テストマッチ
U−21日本代表 1−0 横浜F・マリノス

得点者:
日本=阿部(FK)

前半: 中山 大久保 後半: 坂田 田中
松井 成岡
根本 石川 三田 駒野
森崎 鈴木 今野 阿部
角田 青木 池田 茂庭 青木 菊地
曽ヶ端 黒河

3−4−3は山本の手に余ったのか、この試合はオーソドックスな3−5−2だったらしい。
クソ寒いこの日、やはり選手の動きも重く、それほどエキサイティングな試合にはならなかったが、
試合終了間際に阿部が直接FKを決めて日本が勝利した。
しかしえふまりも、U−19に負けるわU−21に負けるわと、出血大サービス中。
・・・・今うわさになってる、カフーにデルガドの獲得を進めねばなるまい。


10月10日 アジア大会・決勝
U−21日本代表 1−2 U−23イラン代表
得点者:
日本=中山(田中達)
イラン=カゼミヤン、バヤティニヤ


19中山
7大久保
>11田中達
9松井
12根本 17田中隼
8森崎 13鈴木
>20青木
15三田 6阿部
>14石川
3池田
18黒河

 結果から言うと、青木投入が大失敗だった。後半開始より投入、阿部を中盤に上げて青木がDFに入ったのだが、
いきなり三田くんとお見合い、かっさらわれてゴールを決められると、一気にゴール前がワンダー・ゾーンに。
両サイドは全く突破できず、逆に面白いように切り裂かれる。攻撃では松井が奮闘するものの、イランDFのフィジカルの前に沈黙。
ただひとり、カズだけはパスを自在に散らして日本の攻撃を構築。日本はドリブラーを次々に投入して打開を図るも、
ファウルを取ってもらえなかったり主審が邪魔したりでどうしてもうまくいかない。
そしてまたも青木がプレゼント・パ〜ス(はあと)。0−2。
しかし日本も松井の極上エレガント・スルーパスから達也が右サイドを突破折り返し、ファーで中山が合わせて1点を返す!
さらに攻めるも及ばず、ホイッスル。
負けちゃったけど、内容はともかく、アジア大会では初の銀メダルとなったよおめでとう。

しかし、両サイドを石川&駒野にせずに隼磨&根本に固執した意味がサッパリわからんな、山本。
こいつはツーロンで世界から絶賛されたU−21日本代表をここまでボロボロにして、事あるごとに、
「経験のないチーム」「基本的なことも出来なかったチーム」
とぬかしやがる。よくもいけしゃあしゃあと・・・・
自分の無能を選手のせいにするたあ、監督の風上にも置けねえな、山本。
まあ、選手に責任をなすりつけるスキルはトルシエに学んだのかも知れんが、いらんとこばかり学ぶな。
磐田にいたころは有能だと思ってたんだけど・・・やっぱトルシエの下に長くいたんで、壊れちゃんたんだろうか。
それとも、ジーコの差し金か。
10月10日 アジア大会・準決勝
U−21日本代表 3−0 U−23タイ代表
得点者:
日本=池田(−)、鈴木(森崎)、中山(田中隼)


19中山
7大久保
>11田中達
9松井
>16野沢
12根本
>5駒野
17田中隼
8森崎 13鈴木
15三田 6阿部 3池田
18黒河

 中国戦では勝負に徹し尽くした日本だったが、フィジカルはさほどではなくテクニック重視のタイには強かった。
それでも前半は押し込まれちゃったりしたのだが、セットプレイからの混戦から池田が押し込んで先制。
後半立ち上がりには森崎のパスを鈴木が豪快ミドルでゴールに突き刺し加点、W田中で右サイドを崩してのクロスを中山が決めて締め括った。

10月8日 アジア大会・準々決勝
U−21日本代表 1−0 U−21中国代表
得点者:
日本=中山


19中山
7大久保
>14石川
11田中達>
9松井
12根本 17田中隼
8森崎 13鈴木
15三田 6阿部 3池田
18黒河

 テクニック、フィジカル以下すべてにおいて日本を上回る中国ゴールデンエイジが圧倒的攻勢をかける。
言っておくが、この中国は日本と同じU−21だ。
ただひたすら守る日本。阿部と森崎を中心にひたすら守る。DFはクリアするのがやっと、FWはドリブルをかけるもののすべてはね返される。
このままでは負け!しかしボールは丸い。サッカーとはわからないもので、先制したのは日本。
中盤底、森崎のダイレクトの左展開のパスをDFが処理しそこね、それを拾った三田がクロス、ニアに飛び込んだ中山が合わせてゴール。
そのあとは、前がかりになる中国の攻撃を冷静にはじき返し続け(ヤバい場面もあったが)、そのまま勝っちゃった。
日本は、アジア大会では32年ぶりの4強となる。

10月5日 アジア大会・グループリーグD
U−21日本代表 1−0 U−23ウズベキスタン代表
得点者:
日本=中山(PK)


19中山
7大久保 9松井
>14石川
12根本 17田中隼
8森崎 13鈴木
>5駒野
15三田 20青木
>6阿部
3池田
18黒河

 開始早々、ウズベキスタンのハードタックルに松井負傷、石川に交代。
ウズベキスタンは反則まがいのプレイを連発、主審がそれを見逃しまくる。青木も足を負傷した。
その中、大久保のクロスに抜け出した中山がPA内で倒されPK奪取!これを中山が自ら左足で決め、日本が先制。
後半は負傷の青木に代え阿部がDFラインに入る。でもさらに鈴木が負傷、ここで駒野が入って隼磨がセンターに回る。
ウズベキスタンの荒々しいサッカーに負けずそのまま守りきった日本が勝利、全勝でグループリーグ突破を決めた。

10月1日 アジア大会・グループリーグD
U−21日本代表 5−2 U−23バーレーン代表
得点者:
日本=大久保(松井)、松井、中山(松井)、大久保(中山)、田中達(−)

バーレーン=ラシード(PK)、サルマン

19中山
>11田中達
7大久保 9松井
>6阿部
12根本 14石川
8森崎 13鈴木
15三田 20青木 3池田
18黒河

 バーレーンの、まるでザルのような守備陣を日本が思うさまズタズタに引き裂き、
よくそんなのが決まったな的シュートが立て続けに決まってたちまちのうちに4−0で前半終了。
しかし後半開き直って出てきたバーレーンの前に日本たじたじ、微妙な判定ながらPKを献上して1点を失うと、
さらに鮮やかなワンツーで抜け出されて4−2とされる。さらに攻めるバーレーン、日本は前半の出来がウソのような守勢に。
しかし、途中投入の達也が一瞬の隙を突いてミドルシュート、これが決まってなんとか形をつけた。

9月28日 アジア大会・グループリーグD
U−21日本代表 2−0 U−23パレスチナ代表
得点者:
日本=田中達(大久保)、根本(−)


19中山
>14石川
7大久保 9松井
>11田中達
12根本 17田中隼
>16野沢
8森崎 13鈴木
15三田 20青木 3池田
18黒河

 立ち上がりからガチガチに守りを固めるパレスチナ。スリートップにはべったりとマークがつき、サイドからも有効な崩しができない。
後半から田中達也、石川を投入、スピードと個人技でなんとかするという作戦に切り替えた日本、それがうまいこと当たって達也の先制点、
さらにゴール前のこぼれを根本が押し込み、勝利を決定付けた。


9月24日 トレーニングマッチ
U−21日本代表 6−1 ジュビロ磐田ユース

得点者は根本、大久保、田中2、その他。
まあいい調整にはなったかな?


9月11日 トレーニングマッチ
U−21日本代表 0−7 ジュビロ磐田

中山 田中達
松井
>森崎
石川
>野沢
鈴木
>青木
阿部
駒野 茂庭 池田
>那須
田中隼
藤ヶ谷

立ち上がりにセットプレイとミスからポンポンポンと3失点してしまうと、あとは一直線、前半だけで6ゴールを食らった。
後半にカズ、野沢、青木、那須を投入、1失点で食い止めた・・・といっても、磐田はサテライトにチェンジしており、
さらにそれに対してもペースを握られていたため、褒められたものでない。

山本カントク〜、大丈夫ですかァ?ツーロンでは、小野さんのときは強かったのに・・・でももう返してあげませんよ。今ではサンフのヘッドコーチですから!
アジア大会ではさっさとグループリーグ敗退して、カズと駒野を早く返してくださいね。


8月22日 親善試合
U−21日本代表 0−1 U−21中国代表

中国国交回復30周年記念の一戦。天気は雨、重馬場。スタンドには「中日友好」のフラッグあり。

19中山
>11平本
7森崎浩
>21田中達
16野沢
>14石川
8森崎和
13鈴木 20青木
>15松下
5駒野 3池田 2茂庭 17田中隼
1藤ヶ谷

帰ってみると0−1で中国リード。あやや。FKですかい。森崎シュート!惜しくも外れる。右足、カズか?いや浩司だった。右ではちょっと。カズだったら・・・
中盤でなかなかボールがつなげない。底に阿部ちゃんがいないからなあ。早いプレッシャーの中国に次々潰されていく。しかしつなげるときはきっちりダイレクトでつないでチャンスを作る。于涛や曲波が右に殺到するため駒野は全く上がれず。我慢・・・っ!
前半リプレイでは浩司のバー直撃ミドルを堪能。

中国はいっぺんに8人ほど交代。日本は野沢>石川。その石川シュート!カズシュート!右から崩してハユマのクロス、GKパンチを浩司がミドル!でもまた右で枠を捉えず。左で撃てんなあ・・・
中盤がさかんにポジションチェンジして中国ディフェンスを幻惑する。両サイドも次第に上がってこれるようになった。中国のカウンターにモニモニ(坊主にすると意外とおっさんくさい)も池田も大忙しだが、とりあえず得点をとられる気はしない。中国CKから石川カウンター、一人でゴール前までもっていってCKを取った。浩司のCKをクリアされカウンター、ハユマが抜かれてピンチになったが素早く戻って事なきを得る。カズ、バックパスばっかりすんな。駒野のビューティフルクロスを中山トラップ!しかしシュートにまではいけず。ここでドリブルスター・達也登場。直後に左クロスから中国決定的ヘッド!藤ヶ谷スーパーセーブ。達也のドリブルから右に展開、クロスが入るが惜しくも合わず。中国のDF杜威は余裕のあるプレイぶり。さすがW杯経験者は違う。
駒野が浮き球をうまく処理して左サイドを突破、達也がフォロー、彼のパスはカットされるも拾って右、ハユマのクロスはCKへ。駒野のCK、も一度CK、クリアをカズが一人かわしてループ!右へ外れる。
青木>松下。元前育どうしの交代だ。パスを散らす。しかし前線での攻撃にいまいち迫力を欠く。松井に山瀬がいないから・・・
それからも必死に攻めるものの、どうしてもゴールを割れず。ロスタイムもカズがミスパスを連発してボールを前に運べず。平本投入も実らず、そのままホイッスル。ツーロンで欧州の強豪と堂々の戦いを演じた日本としてはやや物足りないゲームが終わった。

ところで!カズ〜、そんなんじゃだめじゃ〜!もっとキャプテンらしく振舞わんかい!前へ運べ!
だが、

「ボクは今調子悪いからアジア大会には呼ばなくていいよ」
という演技なら、大いに許すッ!!

ハユマはこのメンバーに馴染むにはもうちょっと時間がかかりそう。野沢はまだまだ。鈴木はすでにツーロンで馴染んでいるみたい。コマはプレッシャーがなくなるとやっぱり強い。青木はもそっとボールを散らしてほしかった。浩司はシュート撃ちまくったが惜しむらくはほとんど右足だった。中山はフィジカルあるものの、ポストというよりは抜け出すプレイを得意にするみたいなので、山瀬タイプなのがそばにいないとちょっと輝かないか。
青木はリベロにして、両サイドを上げて3−5−2でもいいと思うんだけど、ユースからのデフォルトでもあるし、やはりジーコ支配下の日本ではやっぱ4バックなのか。それにしても、やっぱり松井に御犬様・山瀬に阿部ちゃんの不在は痛いということか。あ大久保もいたっけ。山瀬、早く復活して来い。阿部ちゃんは怪我多すぎ。カルシウムを摂取して堅くなるか、酢を飲んで軟体化せよ。

まあ、この天候と足場の中、怪我人がいなかったのはよかったよ。とくにサンフの4人。全員試合に出ただけに。
・・・全員?みんな信頼されてますか。でもアジア大会ごときに全員引き抜くのはカンベンな。
うちが死にます。

駒野の代わりには根本か杉本、中盤は阿部とか青木とか鈴木とか茂原とか大久保とか間に合っているからいいだろ。


5月17日 ツーロン国際大会・3位決定戦
U−21日本代表 0−0(PK5−4) U−21イングランド代表
 

14中山
10山瀬 15千島
>9松井
20茂原
>11石川
7阿部 8森崎
6駒野 3富沢 4茂庭
>2那須
12中里
18黒河

前半早々に茂庭が負傷退場のアクシデントも、全員の頑張りでカバー、早いパス回しでキック&ラッシュのイングランドと互角に渡り合い、80分で決着つかずPK戦へ。ともに4人ずつ成功して(駒野も4人目で成功)5人目、先攻の日本のキッカーはカズ。しかし中央を狙ったキックを読まれてセーブされてしまう。絶体絶命のピンチ、しかしGK黒河がイングランド5人目をファインセーブでストップ!サドンデスに入り日本は6人目成功、一方イングランドは枠を外してしまい、かくて日本が3位となった。
昨年はU−20で挑んでボロボロにされた大会、一年で成長したことを見せてくれた。しかもこのメンバーはベストメンバーではない。フルメンバーが揃ったとき、さらなる力を発揮してくれるだろう。

得点王は3点の中山。3ゴールはもう一人おり(イングランド)、彼と分け合った。
そしてベストエレガントプレイヤーに松井が選ばれた。エレガント・・・何が基準なんだ(笑)


5月15日 ツーロン国際大会
U−21日本代表 0−2 U−21イタリア代表
得点者:
イタリア=しらん

9松井
11石川 10山瀬
8森崎
7阿部 5鈴木
>20茂原
6駒野 3富沢 4茂庭 12中里
>19田原
18黒河

引き分けでもよかったんだけど、負けちゃった。ここ一番に弱いのはまだまだ改善されていないみたい。


5月11日 ツーロン国際大会
U−21日本代表 3−3 U−21ドイツ代表
得点者:
日本=阿部(FK)、中山(森崎)、中山(−)
ドイツ=しらん

14中山
>19田原
9松井 10山瀬
>16田中
8森崎
7阿部 5鈴木
6駒野 3富沢 4茂庭 11石川
>17三田
1藤ヶ谷

先制され、今大会初の失点を喫するも、阿部が伝家の宝刀・直接FKを見事に決めて追いつき、さらにカズからのスルーパスを中山が決めて逆転。さらに中山は見事なドリブルシュートも決め3−1と突き放し、前半終了。しかし後半、FKから失点し、さらに残り10分を切ったところで追いつかれ、そのままタイムアップ。使い古された言い方だが、ゲルマン魂にしてやられた、という格好になった。


5月9日 ツーロン国際大会
U―21日本代表 3−0 U−21南アフリカ代表
得点者:
日本=松井(駒野CK)、松井(?)、山瀬(?)

9松井
10山瀬 15千島
>19田原
8森崎
7阿部 5鈴木
6駒野
>13杉本
3富沢 4茂庭 17三田
>20茂原
18黒河

開始早々に駒野のCKから松井が決めてペースを握ると、そのまま日本が押し込み、南アにほとんどシュートすら撃たせず。
後半にも松井と山瀬がゴールを重ね、日本が圧勝した。


5月7日 ツーロン国際大会
U−21日本代表 2−0 U−21アイルランド代表
得点者:
日本=山瀬(−)、中山(松井)

14中山
>19田原
10山瀬 9松井
>17三田
8森崎
7阿部 5鈴木
6駒野 2那須 4茂庭 2中里
>11石川
1藤ヶ谷

先制点は山瀬、ミドルシュート。2点目は、ルーズボールを拾った松井がゴールライン際からセンタリング、中山がファーからボレーで叩き込んだ。いずれも前半のゴール。後半も、決まらなかったものの松井、田原が決定的なシュートを放った。
中山・松井・山瀬の連携は抜群だったとのこと。また、森崎・阿部の中盤での働きも目覚しかったらしい。
守備ではGK藤ヶ谷がファインセーブを連発、アイルランド代表をゼロに抑えた。

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2001年(U−20)のもの

2000年(U−19)のもの