アフリカツメガエル

このようにじっと浮いていることがよくあります 死んでるんじゃないかと心配させられます

3センチくらいの子どもの頃から育ててきました。
ほんとにかわいいヤツです


飼い方など…基本的には動物性のものなら何でも食べるようです。主な餌は固形飼料(レプトミンという亀の餌)、たまに刺身やささみなどを与えてます。小さい頃は、主に冷凍赤虫で育てました。ある程度の大きさになると、泳いでいる魚をハンティングします。しかし、一定以上の大きさを超えた魚(姉金程度)は無視。完全に水棲なので基本的には金魚を飼うのと同じ環境でOK。生ものをやった後は水換えはまめに。餌を食べるのが下手なので残り餌を食べさせる姉金や貝類を掃除屋にしてはどうでしょうか。繁殖もねらえるらしいですが私はまだ未経験。寿命は数年以上と長生き。ピパというカエルの仲間に属し、このカエルをそのまま小型化したアフリカヒメツメガエル(コンゴツメガエル)というのもいます。名の通り、足の指(なぜか前から3本だけ)に黒いとがった爪がある。

99年6月28日 撮影 99年6月28日撮影

その他気づいたこと

冬場は熱帯魚用のヒーターで加温しています。温度は20度前後。屋外ですので真冬の夜間は10度以下まで下がりますが大丈夫です。ということは室内なら無加温でも生きられるということか。また夏場の高温に弱いのですが、適当な夜間冷却があれば、34度くらいまで生きていられることがわかりました。でも水面に浮いてしまっていかにもしんどそうな状態になります。入れた刺身の残りは翌日でも食べる。朝方15度でも食欲は落ちていません(10/22現在)夏場は薄い皮を脱いで脱皮します。エサが少ないと成長は遅いが、かなりの空腹にも耐えれるみたいです。あえて実験しませんので、何日まで生きていられるかはわかりませんが、5日はまず大丈夫。

そーっとさわると動かずにじっとしています。この感触が結構いい(笑)無理につかもうとすると、ものすごい脚力で飛び出します。一度外に出てしまうと、ヌルヌルしていて取り押さえるのが非常に困難。乾いてしまうとすぐに死んでしまうので要注意。飼い始めて1年半になりますが、いまのところ4匹とも元気です。また産卵に期待してますが、いわゆるホルモン注射などはしたくないので、自然に出来るのを待っています。見たところ、雄と雌と2匹ずつのもよう。ここでオタマジャクシの写真を公開できる日を楽しみにしてます。

その後、97年の秋に雌の1匹が☆になりました。この冬は加温していません。先週水面に氷が張りましたから水温は0度くらい。昼間は日が当たりますから水温はやや上昇するはずです。冷やあせものですがなんとか無事。餌はレプトミンをやっていますがほとんど食べていないみたいで、同居している金魚が食べているようです。98/1/30

今の同居人はザリガニ(カエルの届かないマイホーム付き)、ドジョウ、姉金、タニシ、イシマキ貝です。水草はザリガニが食べてしまうのですぐになくなってしまいます。ふだんはレプトミンをやっています。ドジョウや金魚の亡骸を見たことがないのでこれも食べているようです。繁殖を期待してますがまだですねー。98/07/21

もう一匹の雌も☆に。死因ははっきりしませんが、いつもと違うペットショップで買ってきた金魚が原因のようです。翌朝、大半の金魚が死んでいましたから、買ったときから金魚が病気にかかっていたか、弱っていたみたいです。それをおなかいっぱいに食べたので、2−3日後にやられてしまった。残念です。体の小さい雄にはそれほど一気な捕食能力がないので助かりました。 98/09/01

残った雄2匹は元気です。この水槽の現状は、ドジョウが強い生命力で3−4匹しっかり生き残っています。しかも体も大きくなって。この大きさなら完全に安全圏に入って、カエルなど怖くないです。姉金などはカメ達に与えるまでは、一時的にこの水槽で飼っています。大してエサをやっていないのに、長くいるものほどまるまると肥えてきます。太陽光が当たるから苔が多く、それを食べてるのかも知れません。雄だけだと寂しいので、メスを入れようかなあ。でもはじめはすごく小さいから同居で飼い始めるのは簡単ではなさそうです。

先週、2匹が続けてこの世を去りました。暑さも盛り、数年来は耐えられたのに、今年は無理でした。子ガメと同じ時期から飼い始めましたので、だいたいまる4年生きたということになります。寿命は4−5年とか聞いた記憶があるので、それからいくと老齢化とともに体力も落ちていたのかも知れません。直接の死因は暑さでしょう。おそらく30度を少し超えるくらいにはなっていたと思います。これは毎年のことでして、同居していた金魚はどうもなかったのですが。ともあれ、最近撮ったこのページの写真が最期になりました。楽しかった想い出をありがとう。 99/08/13

  ツメガエルの感触を存分に楽しむ息子 

 

ヒメツメガエルのこと

わずか2センチくらいの水棲のカエルです。動きなどはツメガエルに酷似しています。ただ、いかんせん体が小さいので、体力がありません。それに餌を食べるのが遅く、他の掃除屋さんに先を越されると、飢えてしまいます。ウチで飼ったものは、冷凍赤虫とか、乾燥ミジンコ、乾燥アカムシなどをやってましたが、結局競争に負けてしまったようです。夏の暑さも、ツメガエルよりも耐久力無し。ネオンテトラのような小さなおとなしいさかなとなら同居できるかもしれません。いっそ、水草の水槽に、単独で飼ってやるのがベストか。皮膚はツメガエルと違って、ザラザラしています。悪さもしないし、愛嬌のある非常にかわいらしいカエルです。機会があればまた飼ってみたい。ショップでの状態がすでに良くないものもいるので注意。

    産卵、変態などについても専門的で詳しい ゆっこさん のページ


ペットの部屋

ミントの部屋   スッポンの部屋   アフリカツメガエルの部屋   子ガメの部屋


前のページに戻る