※4月以前のニュースはこちらに移動しました。==> Click

●アメリカ3冠レースの第1弾、G1ケンタッキーダービーが5月4日に行われますが、主だったトライアルレースが終了しましたのでまとめてみました。
3冠を盛り上げるだろうと思われていた有力馬達のリタイアもあり、混戦模様です。
先ず、G2サンフェリペSに出走し3着に敗れたサイフォニックはレース後、右前脚に不安が見つかりリタイヤ決定。
4月6日のG2イリノイダービーに出走し、まさかの2着に敗れたリーペントもレース後左前脚に剥離骨折していたことが見つかり休養入りが決定。
残る有力馬はケームホームのみ!(あくまでも今季開始時の有力馬)そのケームホームはG1サンタアニタダービーを制して西海岸の代表格になっている。尚、昨年の同レース優勝馬はポイントギヴン。
一方、リタイア決定したリーペントの僚馬ハーランズホリデーが大ブレーク中!
G1ファウンテンオブユースSでブックレットに敗れた同馬は、G1フロリダダービーで再戦しブックレットを4着に沈めて快勝した。
そしてフロリダ代表として参戦したG1ブルーグラスSも快勝してG1連覇。Kダービー前売りオッズでも1番人気に躍り出ている。

2002/4/17  

アメリカ3冠路線主要レース(2002年度)
≪西海岸≫ ≪南部≫ ≪ケンタッキー地区≫ ≪フロリダ地区≫ ≪東海岸≫
サンフェリペS
G2・ダート8.5F
ファウンテン・オブ・ユースS
G1・ダート8.5F
3月17日サンタアニタ 2月17日ガルフストリームパーク
1分41秒95 1分44秒49
@着:メダーリアドーロ
A着:USSティーノサ
B着:サイフォニック
@着:ブックレット
A着:ハーランズホリデー
B着:ブルーバーナー
レベルS
G3・ダート8.5F
ターフウェイスパイラルS
G2・ダート9F
フロリダ・ダービー
G1・ダート9F
ゴーサムS
G3・ダート8F
3月23日オークローンパーク 3月23日ターフウェイパーク 3月16日ガルフストリームパーク 3月17日アケダクト
1分45秒06 1分45秒80 1分48秒80 1分34秒90
@着:ウィンドワードパッセージ
A着:オーシャンサウンド
B着:ダスティスパイク
@着:パーフェクトドリフト
A着:アジリオン
B着:リクエストフォーパロール
@着:ハーランズホリデー
A着:ブルーバーナー
B着:ピークスキル
@着:マヤコフスキー
A着:ザールランド
B着:パレードオブミュージック
サンタ・アニタ・ダービー
G1・ダート9F
4月6日サンタアニタ
1分50秒02
@着:ケームホーム
A着:イージーグレイズ
B着:ラスティーラテン
アーカンソー・ダービ
G2・ダート9F
ブルーグラスS
G1・ダート9F
    |―→
 |
←―   
ウッド・メモリアルS
G1・ダート9F
4月13日オークローンパーク 4月13日キーンランド 4月13日アケダクト
1分50秒20 1分51秒51 1分48秒61
@着:プライベートエンブレム
A着:ワイルドホーシズ
B着:ウィンドワードパッセージ
@着:ハーランズホリデー
A着:ブックレット
B着:オーシャンサウンド
@着:ブッダ
A着:メダーリアドーロ
B着:サンデーブレーク
ケンタッキー・ダービー
(5月4日・チャーチルダウンズ)
G1・ダート10F


ウォーエンブレム
プリークネスS
(5月18日・ピムリコ)
G1・ダート9.5F


ウォーエンブレム
ベルモントS
(6月8日・ベルモント)
G1・ダート12F


サラヴァ
●G1ケンタッキーダービーの枠番が発表されました。
20頭立てで行われる今年のダービーですが、日本馬サンデーブレークは賞金額が足りず除外されてしまいました。
謎の馬ヨハネスブルグは最内の1番枠を引いた。小回りのチャーチルダウンズでは有利だ。
血統的に2000mは長すぎるという見方もあるし、3yoチャンピオンはこのレースには勝てないというジンクスもある。
今季1戦しか出走しておらす状態面でも不安。付け加えて主戦のM.キネーン騎手が騎乗停止。・・・しかし、A.オブライエン師は僚馬のキャッスルガンドルフォを出走させるなど準備はしている。
このキャッスルガンデルフォは前走のオールウェザー8FのインターナショナルトライアルSで圧勝したが、8Fで1分36秒以上も掛かる重い馬場での勝利では苦しい。
しかし、レースが楽しみである。
1番人気のハーランズホリデーは14番枠という少々不利な枠。トライアル2連勝でレース間隔も問題なし。
唯一、気になるのはレースのレベルが低かったと思われている点と血統の貧弱さとジンクス。
1番人気はフサイチペガサスが2000年に優勝したのが21年ぶり。
昨年も1番人気ポイントギヴンは負けた。
ウッドメモリアル優勝馬ブッダは名手P.デイ騎手が手綱を取る。父は1996年度の1番人気馬アンブライドルズソング。
2000mは長すぎるという不安は大。同じ父では16番枠のザールランドがいる。この馬はウッドメモリアル4着であった。
9枠のメダーリアドーロはウッドメモリアル2着で血統はスタミナ向き、10Fは望むところである。鞍上はL.ピンカイ・ジュニア。
チーム・ゴドルフィンからは期待のエッセンスオブドゥバイが参戦する。
UAEダービーでは素晴らしい追い込みを決めて優勝したが、20頭の多頭数でチャーチルダウンズなら追い込みでは勝つのは不可能に近い。
鞍上がL.デットーリからO.フローレスに変わるのも不安材料。それにしても前日のKオークスには騎乗するのだからついでに乗ればよいと思うが、英2000ギニーで騎乗するため5月4日にはニューマーケットに現れる。
デットーリが乗るまでもなく勝てる程の強い馬なのか、乗っても勝てないのでフローレスに任せるのか・・・その辺りは不明。
西海岸代表のケームホームは今季3戦3勝。サンタアニタダービー勝ち馬で優勝すれば1989年のサンデーサイレンス以来となる。
期待したいのはクロフネと父が同じのブルーバーナー。フロリダダービー2着もウッドメモリアル5着ではちょっと力不足であるが・・・。

というようにどの馬にも不安な材料は多く、混戦模様となっている。
10Fのトライアル戦が無い・・・面白くするために設定していない・・・・ということもあるが近年希にみる大混戦だ!
第128回ケンタッキーダービー枠順
枠番 馬名 調教師 騎手 オッズ
1 Johannesburg Aidan O'Brien Gary Stevens 6-1
2 Wild Horses Todd Pletcher Rene Douglas 50-1
3 Perfect Drift Murray Johnson Eddie Delahoussaye 15-1
4 Lusty Latin Jeff Mullins Glenn Corbett 30-1
5 War Emblem Bob Baffert Victor Espinoza 20-1
6 Ocean Sound (Ire) James Cassidy Alex Solis 50-1
7 Request For Parole Steve Margolis Robby Albarado 20-1
8 Essence Of Dubai Saeed bin Suroor David Flores 15-1
9 Medaglia d'Oro Robert Frankel Laffit Pincay, Jr. 6-1
10 Buddha H. James Bond Pat Day 5-1
11 Private Emblem Steve Asmussen Donnie Meche 20-1
12 Castle Gandolfo Aidan O'Brien Jerry Bailey 20-1
13 Proud Citizen Wayne Lukas Mike Smith 30-1
14 Harlan's Holiday Ken McPeek Edgar Prado 9-2
15 Came Home Paco Gonzalez Chris McCarron 5-1
16 Saarland Shug McGaughey John Velazquez 15-1
17 Danthebluegrassman Bob Baffert Kent Desormeaux 50-1
18 It'sallinthechase Wilson Brown Eddie Martin, Jr. 50-1
19 Easy Grades Ted H. West Jorge Chavez 20-1
20 Blue Burner Bill Mott Corey Nakatani 30-1

2002/5/2  

●第128回ケンタッキーダービーはウォーエンブレムが見事逃げ切って優勝しました。
結果はこちらです===>Click
●第128回ケンタッキーオークスはファルダアミーガが見事差しきって優勝しました。
結果はこちらです===>Click
●ダービーはウォーエンブレムが優勝したが、ラッキーに逃げ切ったという印象が強い。
サニーブライアンの皐月賞の様!・・・ということは軽視してるとプリークネスSも勝ってしまう。(或いはベルモントにも勝つ?)
ま、とにかくウォーエンブレムは5月18日のプリークネスSに出陣する。
1番人気で7着に敗れてしまったハーランズホリデーも直行。その他、2着のプラウドシチズン、4着のメダーリアドーロも直行する。
アイルランドから遠征してきたA.オブライエン軍団の2頭は、ダービー以外には興味がないらしく、帰国の途に付いた。
ヨハネスブルグの次走はロイヤルアスコット開催のG1ゴールデンジュヴェリーSになる模様。
チーム・ゴドルフィンのエッセンスオブドゥバイはプリークネスSをスキップしてベルモントに向かう。
おそらく、距離不足なためだろうと思う。
惜しくもダービーで除外された、日本産馬サンデーブレークは、プリークネスSに出走する予定だが、フルゲートが14頭なのでどうなるかは不明である。

2002/5/14  

●米国3冠レースも第2弾を迎えます。
今週末5月18日(土曜日)にピムリコ競馬場で行われる第127回プリークネスSの枠番が発表されました。
出走頭数は13頭。
ダービーから連ちゃんで出走するのは4頭のみ。
ここに出走するものと思われていたサンデーブレークは回避してピーターパンSを経由し、G1ベルモントSに向かう予定。
W.ルーカス師がペースメーカーを出してウォーエンブレム潰しを目論んでいるが、思い通りに行くのだろうか?
しかし、米国って国はホントにケンタッキーダービーが全てなんだと思います。
ダービーはフルゲート(2頭は直前で回避したけど)20頭でも、除外馬が出たというのに、プリークネスはフルゲート14頭で、結局は13頭立てで行われます。
この差はなんだ??扱いが地味すぎるぞ〜〜、プリークネス!127年もの歴史があるのに・・・。
例えば、ケンタッキーダービー馬のウォーエンブレムがここも勝って、ベルモントに向かうことになれば、第3戦の盛り上がりはダービー並みになるかもしれません。
結局、2冠目というのは損な役割であるわけですね〜。(^^ゞ
枠番 馬名 調教師 騎手 人気 備考
1 U S S Tinosa Jerry Hollendorfer Kent Desormeaux 15 父はダンチヒ系のフォックスファウンド。今季は4戦1勝。通算11戦3勝、2着4回。前走のG1サンタアニタダービーではケームホームの5着。先行すれば粘り強いが・・・。
2 Magic Weisner Nancy Alberts  ----------- 40-1 父は異系のアメリヴェレイ。通算10戦6勝で今季は4戦3勝。先行して粘り込むタイプ。昨年12月から5連勝していたが、前走では2着に敗れている。グレードレースは初挑戦。
3 Straight Gin Nick Zito Robbie Albarado 30-1 父はゴーフォージン。今季5戦2勝。通算でも8戦しか出走していない。一般戦2連勝で臨んだG2スパイラルSは10馬身差の5着。
前走のG1ブルーグラスSではハーランズホリデーの4着。本来は逃げ馬だが、上のクラスでは通用していない。
4 Crimson Hero Nick Zito Chris McCarron 20-1 父はシアトルスルー系のカポーティ。今季2線0勝。2着2回。通算で5戦1勝。力不足だろう。
5 Medaglia d'Oro Robert Frankel Laffit Pincay, Jr. 5-2 父はサドラーズウェルズ系のエルプラド。通算5戦2勝。今季はG2サンフェリーペSに優勝し頭角を現す。次走のG1ウッドメモリアルはブッダには敗れたが、サンデーブレークに先着し2着。大一番のG1ケンタッキーダービーは逃げることができず、痛恨の4着。
今回もスタートに全てが掛かっている。
6 Harlan's Holiday Ken McPeek Edgar Prado 9-2 父はストームキャット系のハーラン。グレードレースに7回出走して3勝し、2着3回、着外1回だが、肝心のケンタッキーダービーでの着外は痛い。G1レースに2勝していたので、ダービーでは1番人気となったが、先行できず7着。今回は頑張って欲しい。
7 Easyfromthegitgo Steve Asmussen Donnie Meche 15-1 父は日本でもお馴染みのデヘア。昨年暮れから3連勝で臨んだG3リズンスターでリーペントに敗れてから精彩を欠いている。
通算9戦4勝、2着4回。
8 War Emblem Bob Baffert Victor Espinoza 3-1 父はアワーエンブレム。第128回ケンタッキーダービーを逃げ切った怪物!?今季は5戦3勝しているが、内容が凄い!
ここ3戦の着差の合計が20馬身以上。前々走のG2イリノイダービーではリーペントに6馬身1/4の差をつけて逃げ切った。
サニーブライアン級なのかサイレンスズズカ級なのかは今回ではっきりするだろう。ブックレットを子供扱いできれば本物だ!

9

Table Limit D. Wayne Lukas Gary Stevens 30-1 父コンキスタドールシエロ。今季デビューで5戦2勝。ルーカス厩舎が送り込んできた刺客!
ウォーエンブレムに鈴を付けることができれば、同厩舎のプラウドシチズンの手助けにはなるだろう。
10 Booklet John Ward Pat Day 10-1 父ノートブック(笑)。通算9戦6勝。ハーランズホリデーの良きライバル。今季は4回同じレースに出ているが、ハーランズホリデーとの1-2が3回ある。マイル前後の距離を逃げ切るのが同馬の戦法で、末が甘くなると差されてしまう。8.5Fだと大丈夫だが、9Fになると少し不安である。G1ファウンテインオブユースS優勝馬。
11 Menacing Dennis Jeff Bonde Mario Pino 50-1 父:スタードナスクラ。通算4戦2勝。Gレースは未経験。よくわかりませ〜ん。
12 Proud Citizen Wayne Lukas Mike Smith 6-1 父ゴーンウエスト。7ヶ月ぶりに出走したG1サンタアニタダービーはケームホームの7着に敗れたが続くG2レキシントンSではちょい逃げで優勝。前走の大本番ダービーは終始ウォーエンブレムを追走し幸運な2着。管理するルーカス師はこの馬のためにペースメーカーまで用意するが、そこまでの能力があるとは思えないし、レース間隔が詰まりすぎているので心配である。
13 Equality Graham Motion Ramon Dominguez 20-1 父マウントリヴァーモア。G3タンパベイSの優勝馬。今季は1ヶ月に1レースという間隔で使われている。
今回が初のG1レース。

2002/5/17  

●やりました!ウォーエンブレムがプリークネスSを制しました!
5月18日にピムリコ競馬場で行われた第127回プリークネスSはウォーエンブレムが先行して抜けだし優勝しました。
はっきりって強い!まさにシアトルスルーの生まれかわりだ!
ウォーエンブレムに追いつこうと頑張った馬達は尽く潰れている。
ルーカス師が出したペースメーカーは情けないがスピードに付いていけなかったようだ。
勝負を賭けに行ったプラウドシチズンは直線で良く追い込んできたが最後にばてて、マジックワイズナーに差されて3着。
ハーランズホリデーはまたもやスピードに付いていけなかったのか良いところ無しの4着。

さて、ウォーエンブレムは、12代目の3冠馬を目指してG1ベルモントSに臨みます。
管理するB.バファート師は過去にもシルヴァーチャーム、リアルクワイエットの2頭でも2年連続の3冠制覇に挑戦したことがあります。
シアトルスルーが死んだ年に3冠馬が誕生するという感動の瞬間を迎えることができますでしょうか!
楽しみです。
尚、レース結果詳細は近日中にUPします。(^^ゞ

レース結果詳細はこちら ==> Click
第127回プリークネスS(G1)
2002/5/18 ピムリコ競馬場 ダート9.5F 3yo 馬場:速 13頭立て
 
 
着順 馬名(騎手) 斤量 枠番 SP 1/4 1/2 3/4 Str Fin 人気
1 War Emblem (Espinoza, V.) 126 8 5 2-1 2-1 2-1/2 1-1 1/2 1-3/4 2.80*
2 Magic Weisner (Migliore, R.) 126 2 10 11-2 10-1 1/2 7-1 1/2 4-1 1/2 2-3/4 45.70
3 Proud Citizen (Smith, M.E.) 126 12 8 6-1/2 5-1 1/2 3-1/2 2-4 1/2 3-1 1/2 7.40
4 Harlan's Holiday (Prado, E.S.) 126 6 9 10-Head 9-Head 6-1 1/2 3-1/2 4-Neck 5.20
5 Easyfromthegitgo (Meche, D.J.) 126 7 4 7-1/2 7-1 1/2 9-1/2 5-5 5-7 23.40
6 U S S Tinosa (Desormeaux, K.J.) 126 1 3 5-Head 6-2 4-Head 6-1 1/2 6-6 1/2 10.20
7 Crimson Hero (McCarron, C.J.) 126 4 13 13 13 13 10-3 7-1/2 14.80
8 Medaglia d'Oro (Bailey, J.D.) 126 5 7 3-Head 3-Head 5-1 7-3 8-3/4 3.00
9 Straight Gin (Albarado, R.) 126 3 12 12-7 11-Head 11-3 12-1/2 9-3 28.00
10 Menacing Dennis (Pino, M.G.) 126 11 1 1-Head 1-Head 1-Head 9-1/2 10-6 3/4 51.20
11 Table Limit (Stevens, G.L.) 126 9 6 8-1 8-Head 10-Head 11-4 11-Head 23.10
12 Booklet (Day, P.) 126 10 2 4-1 4-Head 8-Head 8-1 1/2 12-1/2 9.90
13 Equality (Dominguez, R.A.) 126 13 11 9-1 12-6 12-2 13 13 27.50
通過タイム:  22.87, 46.10, 1:10.60, 1:36.22, 1:56.36
ウォーエンブレム
黒鹿毛 牡・3yo 1999/2/20生まれ
父:アワーエンブレム
母:スイーテストレディー(ロードアットウォー)
 

2002/5/19 UP  

●5月25日にベルモント競馬場で行われたG2ピーターパンSはG1ベルモントSのトライアル戦として特に重要な1戦。
なんと、1番人気に押された日本産馬サンデーブレークが1馬身差で優勝しました!
ただ、このレースは9Fなので諸手をあげては喜べないです。
本番は12Fありますからね。でも、斤量が6ポンドも多く積まれての勝ちなので価値ある1勝である。
日本産馬で米国のGレースに優勝した馬は1959年のハクチカラ(当時はGの格はなかったが)がワシントン・バースデーHに優勝して以来2頭目!
もう少し、大きく報道してもらいたいものである。>日本のマスコミさん
管理するN.ドライスデール師、鞍上のG.スティーヴンス騎手ともに自信を持ってG1ベルモントSに臨みます。
Peter Pan S.  Grade: 2
2002/5/25 ベルモント競馬場 ダート9F 3yo 馬場:良(速) 7頭立て
 
見事に優勝したサンデーブレーク(右側)
着順 HorseName (Jockey) 斤量 SP 1/4 1/2 3/4 Str Fin
1 Sunday Break (JPN) (Stevens, G.L.) 121 5 4-Head 4-1/2 4-1/2 1-Head 1-1
2 Puzzlement (Samyn, J.) 115 4 7 7 6-1/2 3-Head 2-2
3 Deputy Dash (Luzzi, M.J.) 115 6 2-1/2 2-Head 2-2 2-Head 3-2 1/4
4 Essayons (Migliore, R.) 115 3 1-1/2 1-2 1-Head 4-3 4-1 3/4
5 Ibn Al Haitham (GB) (Bailey, J.D.) 115 2 5-1/2 5-1/2 5-1 5-2 5-Neck
6 Heir D' Twine (Velazquez, J.R.) 115 1 6-3 6-1 1/2 7 6-Head 6-4 3/4
7 Fast Decision (Santos, J.A.) 121 7 3-Head 3-1 3-Head 7 7
通過タイム:     23.41, 45.92, 1:09.81, 1:35.20, 1:48.10
サンデーブレーク 牡・3yo 鹿毛 1999年4月19日生まれ
生産者:ノースヒルズマネージメント(日本産)
血統 父:フォーティナイナー 母: Catequil , by Storm Cat

2002/5/26  

第134回ベルモントSの枠順が発表されました。12Fで行われるこのレースへのエントリーは12頭。
1978年のアファームド以来の3冠を狙うウォーエンブレムは10番枠。前売り人気では2.0倍程度らしい。
さすがに12Fを逃げ切るのは不安視されているのかな・・・といっても2倍だからね(^^ゞ
同じく先行馬のサンデーブレークは5番枠。人気は7倍で3番人気に押されている。
フォーティナイナー産駒が12Fを勝ちきるのは難しいと思うが頑張って欲しい。
ケンタッキーダービー、プリークネスSと善戦しているプラウドシチズンが6倍の2番人気。
期待されながらも残念な走りしか見せられなかったメダグリアドーロが5番人気。
ハーランズホリデーはここには出走しない。
プリークネスSで2着に突っ込んだマジックワイズナーは穴馬扱いで16倍も付く。
プリークネスSをスキップしてベルモントにターゲットを絞ってきたエッセンスオブドゥバイは31倍もつく!
広いベルモント、少頭数・・・差し馬に有利だがどうなるのだろう。
24年ぶりの3冠馬の誕生となるか、注目である。
第134回ベルモントS(G1)
2002/6/8 ベルモント競馬場 ダート12F 3yo
枠番 馬名 調教師 騎手 モーニングラインのオッズ
1 Artax Too J. Leigh-Pedersen Jose Santos 50-1
2 Like A Hero C. Beau Greely Pat Day 30-1
3 Wiseman's Ferry Niall O'Callaghan Jorge Chavez 20-1
4 Essence of Dubai Saeed bin Suroor Jerry Bailey 30-1
5 Sunday Break (JPN) Neil Drysdale Gary Stevens 6-1
6 Perfect Drift Murray Johnson Eddie Delahoussaye 8-1
7 Puzzlement H. Allen Jerkens Jean-Luc Samyn 30-1
8 Medaglia d'Oro Robert Frankel Laffit Pincay, Jr. 10-1
9 Proud Citizen Wayne Lukas Mike Smith 5-1
10 War Emblem Bob Baffert Victor Espinoza even
11 Magic Weisner Nancy H. Alberts Richard Migliore 15-1
12 Sarava Kenneth McPeek Edgar Prado 30-1

2002/6/6  

●第134回ベルモントSが終了しました。結果速報です!
24年ぶりの3冠馬誕生なるか!と期待を膨らませていたわけですが、大番狂わせの結果となった模様です。
単勝2.2倍の1番人気に押されたウォーエンブレムは今回は上手く先行できませんでした。(しなかったのか?)
1度も先頭に立つことなく8着に惨敗。
日本馬サンデーブレークはよく頑張って3着に入りました。
そして、優勝してしまったのは単勝71倍のサラヴァ(K.マクピーク厩舎)。
この71倍というのは長いベルモントの歴史でも最も人気薄での優勝馬。
しかし、直線入り口で先頭、そのまま押し切って勝ったのだから強いかな!
レースの流れははっきり言ってスロー。10Fが2分3秒だから前残りの展開である。

※レース結果詳細はこちらです==> Click
第134回 ベルモントS(G1)
2002/6/8 ベルモント競馬場 ダート12F 3yo 馬場:良(速) 11頭立て
着順 馬名(騎手) 1/4 1/2 1m 1 1/4 Str 着差 人気
1 Sarava (Prado, E.S.) 5-Head 6-1/2 4-Head 3-Head 1-1/2 1-1/2 70.25
2 Medaglia d'Oro (Desormeaux, K.J.) 2-1/2 2-1/2 1-Head 1-1/2 2-5 1/2 2-9 1/2 16.00
3 Sunday Break (JPN) (Stevens, G.L.) 7-1/2 7-1/2 6-4 1/2 4-1 1/2 3-3 1/2 3-1 8.10
4 Magic Weisner (Migliore, R.) 6-2 1/2 5-4 1/2 7-1/2 6-2 1/2 5-1/2 4-1 1/4 7.30
5 Proud Citizen (Smith, M.E.) 4-1 1/2 3-1/2 3-1 2-Head 4-2 5-1 1/4 7.00
6 Essence of Dubai (Bailey, J.D.) 10-2 1/2 10-1/2 10-8 8-5 6-1/2 6-4 1/4 20.60
7 Like a Hero (Day, P.) 11 11 9-1/2 7-3 1/2 8-22 7-1 3/4 25.50
8 War Emblem (Espinoza, V.) 3-Head 4-2 1/2 2-1/2 5-2 1/2 7-5 8-30 3/4 1.25*
9 Wiseman's Ferry (Chavez, J.F.) 1-1 1/2 1-1/2 5-1/2 10-12 9-Head 9-1 18.80
10 Perfect Drift (Delahoussaye, E.J.) 9-2 9-6 8-6 9-Head 10-24 10-24 3/4 5.60
11 Artax Too (Santos, J.A.) 8-Head 8-1/2 11 11 11 11 71.75
通過タイム:     24.11, 48.09, 1:12.38, 1:37.01, 2:03.50, 2:29.71

Sarava - 牡・3yo 黒鹿毛 1999年3月2日生まれ ケンタッキー産
父:ワイルドアゲイン
母:リズムオブライフ(デピティーミニスター)

2002/6/9