更新履歴2003


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12月25日

メリー・クリスマス!
冒頭句を、

Frohlocket,ihr Völker auf Erden,
und preiset Gott!


(歓呼せよ、汝ら地の民よ、そして神を讃美せよ!)

に変更。
テクストはフェリクス・メンデルスゾーンの《六つの箴言》作品79の「降誕祭」より。


12月1日

ニュースステーション見たが、ずいぶん腰抜け揃いだな、と思った。
もしテロリストにわが国の外交官が殺されたのなら、それは日本国が攻撃を受けたということ。
当然、自衛のための戦いは堂々と認められるでしょ。
前線で人が撃たれたから、そいつら見捨ててスタコラ逃げ出し城に籠ってガクガクブルブル、
おねがいうちをやり過ごしてーと南無南無。反撃?報復されたらどうすんだ馬鹿、俺たちが危なくなるんだぞ、と。
そんな奴らはヒーローの資格ナシカッコわりー。物語で言うならザコ役やられキャラ
そんな人間が集う国のために散った彼らは、まさに犬死。見捨てられた。命をドブに捨てたようなもの。
日本に生まれて不幸だったというほかない。
これでいいのか。

日本人はここまであからさまにケンカを売られて 黙ってやられているほどお人好しなんスかね。

「意地も張れぬ繁栄など こちらから願い下げだ」
(ウォルター・クム・ドルネーズ)

とはどういう意味か、行って学びなさい。
ジョンブルに。
せめて「テロに屈するな!あとは外務省&自衛隊よろしく」くらいの声は上げていいんじゃないの。

ま、それはともかく、いよいよクリスマス・シーズン。
冒頭句を、

Nun komm, der Heiden Heiland...
(いざ来ませ、異邦人の救い主よ)

に変更。リンクはJ.S.バッハ、カンタータ第62番《いざ来ませ、異邦人の救い主よ》BWV62第1曲合唱。
今年はサンフがJ1復帰したし、心安きクリスマスになりそうだ。


9月26日

最近は忙しすぎてろくにCDも買いにいけない。でも忘れないように欲しいCDここに書いとこう。
とりあえずヘンデルを。

歌劇《エジプトのジューリオ・チェーザレ》 マルク・ミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊他 (アルヒーフ474 210−2)
オラトリオ《テオドーラ》 ウィリアム・クリスティ指揮レザール・フロリサン他 (エラート0927431812)
歌劇《デイダミア》 アラン・カーティス指揮イル・コンプレッソ・バロッコ他 (ヴァージン・ヴェリタス5 45550 2)
オラトリオ《復活》 ヤン・ウィレム・フリーント指揮コンバッティメント・コンソート・アムステルダム他 (チャレンジ・クラシックスCC72120)

クリスティの《テオドーラ》発売キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
宙に浮きまくりで、他のレーベルで発売になってしまうのかと思っていたけど、無事エラートで発売の運びのようだ。
国内盤は出るのか?別に出なくてもいいけど・・・
《ジューリオ・チェーザレ》は、有名作でもあるし、出るか。
《復活》は、ナンシー・アージェンタの歌う天使の冒頭アリア「開け、汝アヴェルノの門よ!」が楽しみ。

発売待ちの録音からは、
マクリーシュの《サウル》、
ヘルマン・マックスの《エジプトのイスラエル人》(フェリクス・メンデルスゾーン版)、
ヘルビヒの「セシリア・オード」、
さらにロバート・キングによる「セシリア・オード」に「セシリア・カンタータ」のカップリング、
アラン・カーティスの《ラダミスト》(第1版)、

あと録音待ちとしては、

クリスティによる《セルセ》

が注目か。


9月4日

冒頭句変更。

Herr, durch die ganze Welt
ist deine Macht verk
ündet!

(主よ、全地は御身の御稜威に満ち充つ)

フェリクスの劇音楽《アタリー》ドイツ語版の冒頭歌詞。
フランス語の流麗な「とぅーりゅにべーせぷらーん・どぅ・さーまーにーふぃさーんせ」が
「へる、どぅるひ・でぃ・がんつぇ・べーると、いすと・だいね・まはと・ふぇるきゅーんでっと」となって、
スゲーカッコイイです。

《エリヤ》室内楽曲劇音楽のディスコグラフィーに追加。

それぞれジョン・ネルソン指揮のエリヤ、イザイ弦楽四重奏団、シュペリングの《アタリア》。
第6番第1楽章は、落ち込んだときに聴いたらマジヤッベ!自殺しそうになる。
フェリクスが姉の死に強烈な(おそらく生涯最大のだろう)ショックを受け、一気に書き上げたという逸話も納得できる。
シュペリングは、相変わらずのシャープ&エキセントリック。


8月6日

冒頭句変更。

Domine Jesu Christe,Rex gloriae,
Libera animas omnium fidelium defunctorum
de poenis inferni et de profundo lacu.

(主イエス・キリスト、栄光の王よ、
死せるすべての信徒の魂を解き放ちたまえ、
地獄の火の苦しみより、深淵の底より)

「死者のためのミサ」典礼文・奉献唱より。

旗手聖ミカエルが彼らを聖なる光へと導かんことを。
アーメン。


7月20日

お久しぶりです。

米良美一が「題名のない音楽会」に出ていた。なぜかベカームヘアー。
以前TVで見たときは完全に壊れた声だったが、今日はだいぶマシになっていた。


5月8日

おひさ。
冒頭句を、J.S.バッハの《昇天祭オラトリオ》冒頭合唱に変更。
今年の昇天祭は5月29日。

《マタイ受難曲》編曲版のディスコグラフィーに1曲追加。


2月1日

MIDI部屋に1曲追加。
下に挙げていた断片データを最後までもっていく。
フェリクス・メンデルスゾーンの《マニフィカト》ニ長調より第3曲合唱「その御憐れみは」。


1月20日

宗教曲の棚・管弦楽付の欄に、《マニフィカト ニ長調》(作品番号なし)を追加。
マニフィカトを今度歌うことになったので。最初は作品69かと思っていたら、楽譜を見ると全然違ってさあ大変。
でも13歳の少年がこれを作ったと・・・やはり天才。

MIDIデータ:第3曲合唱、「エト・ミゼリコルディア」の冒頭部分。

壮麗で晴れがましい冒頭の「マニフィカト」もいいし、続くソプラノ・ソロと女声三部合唱の「クイア・レスペクシット」は叙情的、
「エト・ミゼリコルディア」の古典的な雰囲気はたまらない。《ヴェスペルゲザング》をちょっと思い出す。
バス・ソロの「フェチット・ポテンツィアム」はバッハのものをお手本としたのか非常に力強く、
続く三重唱「デポスイット・ポテンテス」で一息ついて、「グローリア・パートリ」で壮大に展開、
「シクット・エラット」をフーガで締め括る。
調性からしてバッハがお手本?も、ヘンデル的な明るい雰囲気が支配する、フェリクス・メンデルスゾーンらしい作品。


1月11日

MIDI部屋・クリスマス版を引っ込め。
代わりにMIDI部屋に1曲追加。
大バッハのカンタータ第64番BWV64の第1曲合唱。クリスマス終わった後ですけど。


1月1日

あけましておめでとうございます。
旧年中はわが「フェリクス・ビブリオテーク」をご愛顧賜りましてありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年はあんまり更新できず申し訳ありませんでした。サッカーのほうがアレナニだったもんで・・・・

新年で、冒頭句変更。

Fallt mit Danken,fallt mit Loben
Vor des Hochsten Gnaden-Thron!

(感謝もてひざまづき、讃美もてひざまづけ、
いと高き慈しみの王座の前で!)

J.S.バッハ、《クリスマス・オラトリオ》第4部(新年用)より、冒頭合唱の一節。

さて、新年でお休みなんで、最近買ったCDをちょっと羅列してみます。

メンデルスゾーン:詩篇42、シューベルト:ミサ曲変イ長調D.678 フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮RIAS室内合唱団、シャンゼリゼ管弦楽団(HMF)
*カヴァッリ、モンテヴェルディ:ヴェスペレ フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャペル・ロワイヤル&コレギウム・ヴォカーレ他(HMF)
*J.ハイドン:ネルソン・ミサ&テレジア・ミサ ジョン・エリオット・ガーディナー指揮モンテヴェルディ合唱団、EBSほか(フィリップス)
*リチャード・ヒコックス、C.B.E.叙勲記念CD(シャンドス)
*「放浪」 タブラトゥーラ(ワーナーミュージック・ジャパン)
*ヘンデル:《エジプトのイスラエル人》 アンドルー・パロット指揮タヴァナー・クワイヤ&プレイヤーズ他(ヴァージン・ヴェリタス)
*ベートーフェン:ミサ曲ハ長調作品86 ギュンター・ヴァント指揮北ドイツ放送合唱団&交響楽団他(En Larmes)
*ベートーフェン:交響曲第9番ニ短調作品125 デイヴィッド・ジンマン指揮シュヴァイツァー室内合唱団、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団他(アルテ・ノヴァ)
*J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番BWV1046、ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調作品93 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(アルス・ノヴァ)
*フレスコバルディ:ミサ《ソプラ・ラリア・ディ・フィオレンツァ》、カヴァッリ:ヴェスペレ ライラ・アンサンブル、ミュンヘン・オルフェウス合唱団他(アルテ・ノヴァ)
*J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV245 ヨスハルト・ダウス指揮ヨーロッパ合唱アカデミーバッハ・アンサンブル他(アルテ・ノヴァ)
*ヴィヴァルディ:《勝利のユディタ》 クラウディオ・シモーネ指揮イ・ソリスティ・ヴェネティ他(ワーナー・フォニット)
*J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV245 エーリヒ・クライバー指揮コロン歌劇場管弦楽団&合唱団他(ゲプハルト)
*ビゼー:《アルルの女》組曲1&2番、《カルメン》前奏曲集ほか ヘルベルト・ケーゲル指揮ドレスデン・フィル(ベルリン・クラシックス)
*シュッツ:宗教曲集(10CD) ルドルフ・マウエルスベルガー、マルティン・フレーミヒ、ハンス・グリュープ指揮ドレスデン聖十字架合唱団他(ベルリン・クラシックス)

声楽曲ディスコグラフィーに詩篇42のCD追加。ヘレさんいい仕事です。
ガーディナーのハイドンは、なんていうか「やっつけ仕事」って感じが拭えない。ヘンデルかメンデルスゾーンやってくれ。
ヒコックスのCDは、いろんな管弦楽曲や声楽曲のダイジェスト(2CD)が良質の演奏で楽しめておすすめ。
ダウスのヨハネは、福音史家とイエスがハチャメチャでホゲーンな感じ。
身の毛もよだつケーゲルの戦慄《アルルの女》、堪能させていただきました。


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