ニュ〜スだよ!


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12月:

さ〜て今週のサンフさんは

*トップチームは、
  ・1月1日13:00より国立競技場にて天皇杯決勝、鹿島アントラーズ戦。

*ユースは、
  ・年末に関東遠征。

*ジュニアユース勢は、
  ・高円宮杯全日本ユース(U−15)サッカー選手権
    )

予定は変更・追加の場合があるので、
正確なところはオフィシャルのスケジュールを参照のこと。

29日 ◇天皇杯準決勝、エコパスタジアムにてガンバ大阪と対戦し3−1で勝利。
得点者は佐藤(森崎浩)、平繁(佐藤)、高柳(高萩)。

 準決勝の相手は、リーグ戦・ナビスコカップに続く五度目の対戦となるガンバ大阪。
これまでと同じメンバーで臨むサンフは開始24秒、
左サイドから浩司が入れたロングフィードに寿人が完全に抜け出し、
飛び出すGK藤ヶ谷の上を越すループシュートでいきなり先制、ガンバの出鼻を挫く。
それからも前線から最終ラインまで統一された守備、
FWが激しく動いてボールを引き出す鋭い速攻でガンバと互角以上の戦いを展開、
37分には右サイドのルーズボールを拾った駒野が安田をかわして一気にタテへ突破、
ニアに飛び込む寿人にクロス。寿人は完璧に足元に収めると、左へふわりと浮き球のパス。
そこへ走り込んだ平繁、胸トラップから見事にボールに合わせ重心を残しつつボレーシュート、
見事にゴールに突き刺して2−0とした。
 しかしその直後、不用意に中央を空けてしまったところを播戸とバレーに突かれて失点、
それから一気に押し込むガンバの前に防戦一方となったが何とかしのいで折り返し。
 ハーフタイムで修正し再び激闘を繰り広げるサンフ、
押し込まれる展開も守備の集中を切らさず、カウンターを繰り出して渡り合う。
しのぎにしのいでロスタイムもあとわずか、自陣ルーズボールをカズがダイレクトで左サイドの寿人に入れ、
寿人はコーナーめがけドリブル。
二人来たのを見ると、寿人は内側をフリーで上がってきた陽介にパス。
陽介、コーナーに行くかと思いきや、右からどフリーで上がってきた途中出場の洋次郎に浮き球のパスを上げた。
これはやや前すぎで、洋次郎はうまく足元に収めきれずにGKに詰められてしまったが、
慌てることなく悠然とキープしやさしくバックパス。
そこへ走り込んできたこれも途中出場の一誠が右足一閃!一直線にニアに突き刺した。
寿人へのクロスと読んでファーサイドに動きかけていた藤ヶ谷は全く反応できず、
この瞬間、試合の勝敗は決した。

 J2降格チームが天皇杯決勝進出。緑以来の怪挙。
J1覇者の鹿島が決勝進出を決めたため、
この時点でJ1と天皇杯との覇者が戦うゼロックス・スーパーカップへの出場も確定した。
あとのことはともかく、まずは元日、国立の天皇杯決勝。
サンフレッチェ広島としては四度目の決勝進出だが、いまだ優勝はない。
しかし過去のチームとは戦力の充実度が違う。
陽介が累積警告で出場停止だが、今のサンフには一誠、洋次郎、ハンジェ、戸田らがいる。
相手はこういう場数を踏みまくっている鹿島だが、
チームがひとつになって、相手を上回る気迫で走り回れば勝てないことはない。
やったれ!
23日 ◇天皇杯準々決勝、熊本県民総合運動公園陸上競技場にてFC東京と対戦し2−0で勝利。
得点者は柏木(佐藤)、駒野(柏木)。

 今週の練習で陽介が足を負傷したものの強行出場で5回戦と同じメンバーで臨んだサンフは、
立ち上がりこそややFC東京に押されたものの徐々にパスを繋いでペースをつかみ、
13分、バックラインからのボールを受けたカズがトップから降りてきた平繁にクサビのパス、
平繁はこれを左に落とし、受けた浩司がゴール前にクロス、寿人は相手と競り合いつつボールを左に落とし、
そこにフリーで走り込んだ陽介が完璧にかぶせたダイレクトボレーでゴールに突き刺し先制。
東京は時折サイドからの突破を見せるが、ワントップの川口に有効なボールが入らない。
37分、サンフは下田のキックフィードを服部が頭で落とし、そこへ走り込んだ陽介が受けてそのままドリブル、
ゴール正面まで持っていき、左を走る平繁を囮に右からフリーで飛び込んできた駒野にパス。
駒野はワントラップから鋭くゴール左スミに蹴り込み、2−0と突き放した。
 後半、東京は平山、ルーカスを投入して攻勢に出、サンフもその圧力に押し込まれたものの、
守備陣が最後まで集中を切らさずこれをはね返し続けた。
途中槙野が負傷交代したものの吉弘がその穴を埋め、
交代出場の一誠・洋次郎も中盤を走り回って奮戦、そのまま逃げ切って勝利した。

 磐田に勝てたのならFC東京にも勝って当然。実力的にいって順当な勝利。以上。
準決勝の相手はガンバ。
この試合のように、平山・ルーカスでゴリ押しされたくらいでひるんでいては、
とてもバレー・播戸は抑えられない。もっと強い気持ちで立ち向かって行ってほしい。
昨年はリードしながらも主審の誤審によるPKで流れが変わって奮闘及ばず延長で力尽きたことがあり、
また浦和がどうにも判定に恵まれていたなど、
どうにも昨今の天皇杯は「仕組まれて」いるような気配がぷんぷんしているが、
それをはね返す強さを見せてほしい。
元日国立いったれ!
21日 トレーニングキャンプ(2008/1/15-23)を行う日本代表候補が発表され
広島よりDF駒野友一が選出された。

 基本的に今週の合宿メンバーがそのままスライド選出。
カタール遠征を行うU−19日本代表が発表され、
広島ユースよりDF岡本知剛が選出された。
 来年1月20日からのカタール国際親善トーナメントに出場する。
岡本くんは1年飛び級での選出になるが、そんなの関係なくレギュラー目指してがんばってきてほしい。
19日 広島の新体制が発表された。
 久保社長、六名の常勤取締役が退任。
久保さんは会長となり、
新社長には、昨年ザスパ草津の経営を改革し、現在は東京エディオン取締役の本谷祐一氏が就く。
 取締役が揃って退任という大ナタ。
もちろん社内にはとどまってそれぞれの職責を続けることになるだろうが、
この人事はフロントの責任を重く見たもので、
対外的にサンフレッチェ広島の覚悟を示したものといえる。
16日 Jユースサハラカップ・準々決勝、
サンフレッチェ広島F.Cユースは万博にてガンバ大阪ユースと対戦し2−3で敗れる。
得点者は中野、不老。

 決勝トーナメントは中野・横竹のツートップ・4−4−2で臨むサンフ、
この日は岡本・大崎も先発復帰しフルメンバー。
立ち上がりからペースをつかんだサンフはガンバを攻め立て、
13分、スローインこぼれを中野が頭で押し込み先制する。
しかしガンバもボールを回しつつ徐々に押し返し、
32分に安田が飛び出しからのループシュートで追いつく。
後半は攻め合い。まず立ち上がりにサンフがPKを獲得するが、横竹のキックはGKがストップ。
ガンバは73分に神門のクロスから田中が決めて逆転。
しかしサンフも76分、小西のクロスを不老がヘッドで叩き込みすかさず同点に。
83分、ガンバは神門が突破からシュート、これがDFに当たってゴールに飛び込み、勝ち越し。
サンフは終了間際にFKを獲得するが、内田のキックはGKが抑えてゴールならず、そのまま試合終了。
宿敵・ガンバとハイレベルな攻防を展開したが、惜しくも勝つことはできなかった。

惜しかった。競ったゲームはほんのちょっとのことで決まることが多いので、PK失敗は痛かった。
でも双方実力を発揮したハイレベルな熱戦だったとのことなので、よかったと思う。
今年は無冠に終わったものの3大大会にそれぞれ3位、準優勝、ベスト8という堂々の成績。
プロ入りする者、進学する者、皆のこれからの活躍に期待したい。
一年間おつかれさま!
高円宮杯全日本ユース(U−15)サッカー選手権・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースは宮崎日本大学中と対戦し4−1で勝利、
ヴェルディジュニアユースと対戦し1−2で敗れる。
1勝1分け1敗の勝点4でグループ3位、決勝トーナメント進出ならず。
サンフレッチェくにびきジュニアユースFCは大宮アルディージャジュニアユースと対戦し2−3で敗れ、
FCみやぎバルセロナと対戦し3−3のドロー。
2分け1敗の勝点2でグループ3位、決勝トーナメント進出ならず。

 広島、くにびきともよく戦ったが、あと少しのところで及ばず、決勝トーナメント進出はならなかった。残念。
15日 ◇天皇杯5回戦、広島ビッグアーチにてジュビロ磐田と対戦し2−0で勝利。
得点者は森崎浩2(2FK)。

 降格から一週間、再起の第一歩となる天皇杯5回戦。
サンフは入れ替え戦第2戦のメンバーからウェズレイに代わり平繁の入ったメンバーで臨んだ。
立ち上がりから寿人・平繁のツートップが前線から激しくプレスをかけるなど気合の入った守備を披露、
磐田のパスワークを分断してペースをつかむ。
そして平繁と寿人のワンツーから平繁が倒されてゴールほぼ正面のFKを得ると、
これを浩司が左足一閃、GK川口が一歩も動けない鮮やかな弾道が右スミに突き刺さりサンフが先制!
後半立ち上がりには右サイドPA角あたりで寿人が倒されてFKを獲得(PKぽかったが)、
そしてこれをまたも浩司がキック、壁の上を越えて鋭くゴール右スミに突き刺し2−0とした。
後半半ば過ぎからは洋次郎、ハンジェ、一誠を投入して中盤をリフレッシュ、
洋次郎、一誠、陽介というユース出身トリオによる中盤の見事なパスワークで決定機をつかむ。
守備では危ない場面も作られはしたが、中山の至近距離からのシュートが外れるなど運も味方し、
そのまま2−0の完封勝利。快勝でベスト8進出を決めた。

 オーソドックスに適材適所で選手を配置すれば、充分強い。
その上で選手に気合が入っていれば、勝つ。
ただそれだけのことだが、それをよーーーーーーーーーーーーーーやくこの試合でやった。
監督、選手ともそれがよくわかったと思うし(ミシャは試合終了間際になると
「このチームがJ2に降格しないといけないのか」と感極まって自ら退席してしまったそうだ)、
これでチームもかなりまとまることができただろう。
正月まで、「このチームでJ2優勝しJ1に返り咲く」という自信をどんどんつけていってほしい。
13日 ◇福岡MF宮崎光平が広島の練習に参加している。
 サンフでプロとしてのキャリアを始め、
その後福岡へ移籍して中盤・アウトサイドの主力として活躍していた光平が、
このたび福岡の大量解雇に伴いトライアウトに参加、そこで声をかけられての練習参加となった。
アウトサイドの人材不足が顕著なサンフにあっては、経験十分の彼の獲得は充分ありうることだが、
はたして。
12日 DF入船和真のヴォルティス徳島への移籍が発表された。
 サンフではミシャ就任直後、服部負傷中を受けて主力メンバーの左アウトサイドを任され、
サイドを何度も果敢に攻め上がる姿を見せてアピール。
リーグ戦にも1試合出場した。
しかし今年は出場機会がなく、終盤、服部に代わる左サイドには纉cや駒野が起用されていた。
 スピードがあり、鋭いグラウンダーのパスや低空のクロスにはなかなかの精度があるので、
経験を積めばひとかどのアウトサイドになれると思う。
徳島でレギュラーを奪い、大きくなってほしい。
11日 ウェズレイと来季の契約を結ばないことが発表された。
 今季はJ1での通算100ゴールを記録、
またハットトリック回数Jリーグ記録の8回を達成するなど序盤は大活躍したが、
中盤からチーム状態が下降し、また本人も足を痛めるなどしてパフォーマンスが低下してくると、
得点が激減しただけでなくメンタル面でも問題を抱えたようで、
入れ替え戦では、交代を告げられた後、リードされて急がなければならない状態でもゆっくり歩いてピッチを出、
ベンチにも寄らずにユニを脱いで控室に姿を消すなど、明らかに普通ではない姿を見せていた。
寿人と共にJ最強クラスのツートップと謳われながらも晩節を汚してしまった印象はぬぐえないが、
昨年から積み上げた歓喜のゴールとその後のパフォーマンスは楽しかった。
その点ではお礼を言いたい。
トレーニングキャンプ(12/18・19)を行う日本代表候補が発表され、
広島よりDF駒野友一が選出された。
 岡田新体制になって初めてのキャンプ。
去就が注目される中いろいろと大変だろうが、がんばってきてほしい。
10日 入船和真、河野直人、田村祐基、チョ・ウジン、中尾真那の五選手と来季の契約を結ばないことが発表された。
 来季への選手契約については11月30日までに通達しなければならないので、これはその発表となる。
 マナ以外の四人については合同トライアウトの名簿に名前がないことから、
すでに移籍先は決まっているものと思われる。
マナについては怪我がちでサテライトリーグにもあまり出ていなかったこともあるが、
身体能力は高く、ロングスローという武器もあるので、どこかで活躍機会を得られれば、と思う。
五人の新天地での活躍に期待。
9日 Jユースサハラカップ・決勝トーナメント2回戦、
サンフレッチェ広島F.Cユースはトヨスポにて名古屋グランパスエイトU−18と対戦し1−0(延長)で勝利。
得点者は大崎(岡本)。

 高円宮杯でも対戦した名古屋との再戦は、またも接戦となった。
前半はペースをつかみ決定的なシーンを幾度か作るが決めることができず、スコアレスで後半へ。
後半は名古屋も盛り返して決定的な場面を幾度か作ったが、互いにチャンスを逸し、
高円宮杯と同じく試合は延長戦へ。
 延長前半も試合は動かずいよいよ延長後半へ、
そしてここで、途中出場・岡本のパスからこれも途中出場の大崎がゲット!
ついにサンフが先制した。
終了間際には横竹をDFラインに下げるというお馴染み逃げ切り布陣で名古屋のパワープレイを封殺、
1点を争う激闘を制して準々決勝へと進出した。

 前日にトップチームがJ2降格するというショッキングなニュースがあったにもかかわらず、
アウェイといえるトヨスポで延長戦の激闘を制し勝利したユース選手のメンタリティは素晴らしすぎる。
次戦の相手は、これも先日の高円宮杯で対決した宿敵・ガンバ大阪ユース。会場は万博。
完全アウェイの中で、再び気合と根性を見せつけることができるか。がんばってほしい。
高円宮杯全日本ユース(U−15)サッカー選手権・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースはガンバ大阪ジュニアユースと対戦し2−2のドロー、
サンフレッチェくにびきジュニアユースFCはスポーツクラブ岐阜VAMOSと対戦し3−3のドロー。

 中学生年代最強チームを決める高円宮杯U−15開幕。
中国地域代表のサンフレッチェ広島・サンフレッチェくにびきはともにドロー、勝点1を得るスタート。
来週15・16日にグループリーグ残り2試合を行い、
グループ2位以上が決勝トーナメントに進出する。
8日 ◇J1・J2入替戦第2戦、広島ビッグアーチにて京都サンガと対戦し0−0のドロー。
1分け1敗で、J2降格。

 最後の最後、土壇場の戦い。ビッグアーチには2万3千人余のサポーターが集った。
メンバーは、DFラインに盛田を入れ、カズがボランチに入って戸田が外れた布陣。
立ち上がりから中盤でボールを回して右サイドの駒野に集め、彼のクロスから次々にチャンスをつかむ。
しかしバーに嫌われたりわずかに外れたりでどうしてもゴールが奪えない。
前半終了間際にはパウリーニョに完全に抜け出されたが、これは下田がストップ!スコアレスで後半へ。
 後半、サンフはハンジェを投入して駒野を左に回し、両サイドからの攻勢を強める。
対する京都はアンドレを投入して前線を活性化させ押し込む場面を作るが、
ここはサンフ守備陣がギリギリのところではね返す。
サンフは陽介や駒野の突破から幾度もチャンスを作るが、
京都守備陣の体を張った守りにどうしてもゴールを割れない。
ロスタイム、残りワンプレイ、左にこぼれたボールをストヤノフがクロス、
こぼれて浮いたボールをファー槙野がオーバーヘッドキック!
しかしこの決定的シュートはポストに当たり、無情にもゴールの外にこぼれてラインを割った。
そしてホイッスル、サンフレッチェは2002年に続き再びJ2へと降格した。

 この日はほぼペースを握るよい試合をしたが、遅すぎた。
6月くらいからチームが下降線を辿り、毎回毎回同じパターンから失点を積み重ねているのにも関わらず、
何の対処も修正もなされなかった。
サンフの対戦相手はなぜか対戦直前に出場停止選手や怪我の選手が続々出るというラッキーが続きながらも、
それでも勝てず。2点差も残り数分持ちこたえられないほどの守備の弱さでどんどん勝点を損していき、
時々主力が欠けて入ったフレッシュな選手が結果を出しても継続して使うことはせず、
固定メンバーで戦い続けて負け続けた。
入替戦でも相手の対策をすることなくそれまでの戦術に固執し、
京都に見事に(見え見えの)弱点を突かれ敗れ去った。
ここまで転落に歯止めもかけず無防備のまま落ちるところまで落ちてしまったという降格の仕方は稀有だろう。
幸運の女神もほぼ毎週のようにサンフに微笑みかけていたが、サンフはそれに見向きもしなかった。
理想を最後まで追求し現実を見なかった、かの馬謖に迫る勢いの指揮官も大概だが、
それに対して何の修正も加えなかった強化部は、普段いったいどういう仕事しているのかと不思議になる。
前回の降格は、ガジエフ監督が壊してしまったチームを立て直しきれなかったというエクスキューズがあったが、
今回は、もう完全に「J2降格するつもり」でどんどん時間を浪費していったようにしか見えない。

 J2に陥落したものの、来季も同じ体制で行くことが久保社長の口から明言された。
ここまでやっといて監督も強化部も誰も責任を取らないという組織は何というか、すごい。
通常の会社なら第三者機関のチェックが入るだろう。
確かにミシャは選手からの人望は篤い。育成能力もある。
彼が留任することで「主力選手」の流出を食い止められるのかもしれない。
それでも今年は固定メンバー化、非交代主義のために、
結果を出しても出場機会をなかなか与えられなかった選手もいる。
それに、作戦立案・実戦指揮能力に関してははっきり言ってほとんどない。
コーチとしてはかなり有能だが、監督としては正直あまり向いていない。
続投させるなら、来季の方向性や戦術などについて強化部と監督とで徹底的に話し合わなければならないだろう。
今の戦術じゃJ2相手にも苦戦するのは明白。
まあ漠然とした目標しかなく、具体的な目標がなくて毎度行き当たりばったりな迷走をする強化部が一番のガンだが・・・
最強クラスのユースを抱え、多くの昇格者を出しながらも一向に強くならないじゃないか。

 今回のことに納得できない人は多いだろう。世間一般常識とはかけ離れている。
納得できるものを示さないと、
「こんな、降格しても誰も責任を取らない非常識な組織をサポートできるか」
と、来年スタジアムに足を運ぶ人は確実に減る。自分もちょっと考えてる。
観客は、どんな無様な試合を見せ続けられても黙って無条件にお金を落としていくおいしい金ヅルじゃない。
 自身のことしか考えない組織は、消費者にとんでもないものをつかませる。
消費者に最高のものを提供する、それがプロの仕事であり、矜持でなくてはいけない。
サンフレッチェの名前の由来を思い出して、しっかりと考えて、仕事をしてほしい。


試合後の首脳陣とサポーターとの問答でもなんか首脳陣逆ギレしてるし
これほど徹底的なまでにワンパターンで無様で情けない敗戦を拷問のように延々と見せ続けられた側からすれば、
感情的な言葉が百や二百出てきても当たり前だろうと思うのだが、
あれくらい言われたくらいで逆ギレ・・・
今のサンフはとうてい浦和や鹿島のようなクラブにはなれんなと思った。
とりあえずこんなんで天皇杯どーすんの
5日 ◇J1・J2入替戦第1戦、西京極陸上競技場にて京都サンガと対戦し1−2で敗れる。
得点者は平繁。
 生き残りをかけた入替戦、しかし先発メンバー、戦術はいつも通り。
そして、それを研究し、
「通常の4バックではなく3バック、攻撃では田原を左に張らせてカズにぶつける」
という対広島用戦術を採用した京都の前になすすべなくズルズルとペースを握られ、
左右からクロスを振られて中央マークが甘くなったところをいずれも田原に頭で決められる。
この期に及んで見事なまでにいつもの失点パターン。
1点が重要な短期決戦、前半でいきなり2点のビハインドを負った。
 後半、カズを下げて盛田を投入、高さでは盛り返したがサイドに振られると弱いのは相変わらずで、
攻めに出たものの逆にカウンターから次々に決定機を食らう。
いずれもバーに救われたが、0−4になっていてもおかしくなかった。
 サンフはハンジェ、平繁という好調な二人を投入してようやくペースを掴み終盤は攻勢、
そして終了間際に寿人のシュートこぼれを平繁が押し込んで1点を返し1−2。
敗れたが、貴重なアウェイゴールを上げて広島に戻ることとなった。

 しかし、ガンバ戦でいいプレイをした選手を出さずにいつもの戦術(負ける戦術)で戦って案の定負けるとは・・・
残留する気あるのだろうかと思った。
1日 ◇J1第34節、広島ビッグアーチにてガンバ大阪と対戦し2−2のドロー。
得点者は佐藤、槙野。
8勝8分け19敗の勝点32で、最終順位は16位。
京都サンガとのJ1・J2入替戦に回ることになった。

 ハンジェ、洋次郎、龍一らの控え選手が奮闘。
逆転されながらも終了直前に陽介のCKから槙野がヘッドで叩き込んで追いつく。
入れ替え戦に向けて希望の見える一戦だった。

11月:

24日 ◇J1第33節、等々力にて川崎フロンターレと対戦し0−3で敗れる。
8勝7分け19敗の勝点31で、順位は16位のまま。

 シュート数8対22。力の差を示されて普通に敗戦。
大宮が勝利して勝点差が3となり、得失点差を11もつけられているため、
よほどの奇跡が起こらないかぎり事実上入れ替え戦出場となった。
18日 ◇J1第32節、広島ビッグアーチにてヴィッセル神戸と対戦し1−1のドロー。
得点者は佐藤。
8勝7分け18敗の勝点31で、順位は16位のまま。

 後半開始早々に寿人のゴールで先制するものの、
神戸右クロスが左へこぼれたところを拾われてクロスを上げられ、
飛び込んだレアンドロに合わされて失点、そのままドロー。
見事なまでにいつものパターンの失点でした
Jユースサハラカップ・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースはヴィッセル神戸ユースと対戦し0−1で敗れる。
グループ2位で決勝トーナメント進出決定。

 強風のいぶきの森での戦い、
中盤の要・岡本がU−18日本代表で抜けているため大いに苦戦、
敗れてしまったものの同勝点となった神戸を得失点差で上回りグループ2位(1位は大分)、
決勝トーナメント進出を決めた。
11日 ◇J1第31節、日本平にて清水エスパルスと対戦し1−3で敗れる。
得点者は柏木。
8勝6分け18敗の勝点30で、順位は16位のまま。



◇高円宮杯全日本ユース(U−15)サッカー選手権・中国地域大会は、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースが優勝、
サンフレッチェくにびきジュニアユースFCが準優勝。

 広島、常石、くにびきが進出した決勝トーナメント、
10日の準決勝では広島がレオーネ山口を延長戦の末4−3で、
くにびきも常石とのデッドヒートを3−2で制して決勝進出。
この日行われた決勝では、広島が3−0でくにびきを破り、優勝した。
全国大会へは、広島とくにびきの2チームが出場となる。 
3日 Jユースサハラカップ・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースは大分トリニータU−18と対戦し0−0のドロー。

10月:

27日 ◇J1第30節、広島ビッグアーチにてジェフユナイテッド市原・千葉と対戦し2−2のドロー。
得点者は駒野、佐藤。
8勝6分け16敗の勝点30で、順位は16位に後退。

2点リードを後半44分から追いつかれました。
Jユースサハラカップ・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースはヴォルティス徳島ユースと対戦し5−0で勝利。
得点者は宮原2、横竹、大崎、内田。
21日 Jユースサハラカップ・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースは大分トリニータU−18と対戦し1−3で敗れる。
得点者は横竹。
20日 ◇J1第29節、駒場競技場にて大宮アルディージャと対戦し1−2で敗れる。
8勝5分け16敗の勝点29で、順位は15位のまま。
13日 Jユースサハラカップ・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースはヴォルティス徳島ユースと対戦し5−0で勝利。
8日 高円宮杯全日本ユース(U−18)サッカー選手権・決勝、
サンフレッチェ広島F.Cユースは流通経済大学柏高校と対戦し0−1で敗れ、準優勝。

 決勝の相手は、この大会でようやくとなる高校との対戦。
プリンスリーグ関東2位で、この大会でも圧倒的な機動力と攻撃力を発揮して勝ち上がってきた流経大柏。
 試合は、前半から流経柏ペース。
ラインを高く上げて陣形をコンパクトに保ち、
凄まじいプレスからボールを奪うや数人が連動したダイレクトパスで一気に攻め上がる流経柏の猛攻に、サンフは防戦一方。
次々放たれるシュートやクロスを必死ではじき返す展開となる。
攻撃でも、激しいプレスの前に中盤でボールがキープできず、
フィードを入れても不正確でさらにFWがオフサイドにかかりまくり、流経柏の高いラインを押し戻す事ができない。
前半終了間際にCKを取り、そこからの流れのクロスで内田がヘッドを放ったが、
シュートレンジからのまともなシュートはこれくらいだった。
 後半、サンフは立ち上がりから素早いパス回しでサイドを崩す場面が見られ、互角の展開になったかと思われたが、
その矢先の後半7分、流経柏は左サイドへのスルーパスからFW10大前が突破、ゴールライン際からセンタリング。
これにニア飛び込んだFW上條はスルー、抜けてきたボールには篠原と原が反応していたが、
これを譲り合う格好になって二人とも触れず逆サイドに流れるところに流経MF小島が走り込み、
無人のゴールに蹴り込んでついに先制した。
 その直後、サンフも右サイドへの展開から岡本のクロス、これをニア横竹がヘッドで合わせるも枠を捉えず。
流経は前線の選手を入れ替えて前線からの猛烈なプレスを続行、自分たちのサッカーを貫徹する。
サンフも山根が再三のドリブル突破、また岡本が前線に飛び出すなどして反撃を試みるが、
どうしても決定的な場面を作ることができない。
最後の最後で宮原・玉田を投入して打開を図ったがいささか時間が足りず、タイムアップ。
ほとんど自分たちの力を発揮する事ができず、押さえ込まれたまま敗れてしまい、悔しい準優勝となった。


 全力で戦ってそれでも力及ばず敗れたのならまだしも、
ここまで何もできずに敗れてしまった選手たちのショックと悔しさは相当だろう。
流経大柏のプレッシングに完全に浮き足立ってしまい、
組織としても局面での一対一でも完全に後手を踏んでしまい、余裕のあるプレイが全くできなかった。
それ以前にあれだけ運動量と出足に差があれば、戦いにはならない。
これには、一昨日に名古屋と延長120分を戦った疲労、
その前には国体とU−18日本代表合宿で主力が抜けていたりと、
決勝に向けて厳しい条件があったからだが、
チームとしてのテンションを決勝に向けて上げてくることができた流経大柏と、
それができなかったサンフとの差が出てしまった結果になった。
サンフの場合は、そのピークがガンバユース戦になってしまったといえる。


 今大会はあと一歩及ばず、悔しい結果となったが、
クラセンの3位に続いて今度は準優勝、
さらに横浜F・マリノスユース、ヴェルディユース、ガンバユース、名古屋U-18と、
この年代屈指の強豪を連破してここまで駆け上がった戦績は見事。これは自信にしていい。
残る大会はJユース杯。今大会で足りなかったところを強くして、
最後にひと花咲かせてほしい。

とりあえずは中間テストがんばって。


6日 高円宮杯全日本ユース(U−18)サッカー選手権・準決勝、
サンフレッチェ広島F.Cユースは名古屋グランパスエイトと対戦し3−2(延長)で勝利。
得点者は横竹、岡本、宮原。

 前半から試合を支配し押し込むも、徐々に名古屋がカウンターからペースを握ってくる。
後半12分に岡本のFKから横竹が決めて先制するが、
それからは名古屋がペースを握って次々攻め込む展開に。
ポストにも助けられつつ、あと少しとなった後半ロスタイム、
名古屋はCKのチャンスにGKまでゴール前に上がる総攻撃。
そしてこの背水の陣が功を奏し、DF三宅がヘッドを叩き込んで土壇場で同点に追いついた。
 こうなるとペースは名古屋、延長前半にFWアルベスが逆転ゴールを叩き込み、勝負は決した・・・
と思われた直後のキックオフ。
ハーフウェイライン付近で回されたボールをセンターサークル内で受けた岡本がいきなりロングシュート!
枠を捉える、しかしGKも素早く戻って両手を伸ばしキャッチ・・・と思われた次の瞬間、
ボールはその両腕をはじいて後ろにこぼれ、ゴールに飛び込んだ。
 大興奮の逆転ゴール直後の意表を突くロングシュートで気持ちの準備ができていなかったのか、
とにかくこれが起死回生の一撃となり、
延長後半、右からドリブルで中央に突っ込んできた宮原が左足ミドルシュート!
見事にゴール右スミに突き刺して再逆転すると、終盤の名古屋の猛攻を今度はしのぎきり勝利。
2004年に続く決勝進出を決めた。

 あとひとつ。チーム一丸となり、現時点でのサイコーのプレイを見せて、優勝しよう。
◇J1第28節、広島ビッグアーチにてジュビロ磐田と対戦し0−1で敗れる。
8勝5分け15敗の勝点29で、順位は15位のまま。

 いい内容だったが、決定機を外しまくって負けた。
試合後はブーイングで、選手の中には「今日の試合はブーイングにはあたらない」と言った選手もいたようだけど、
見に来た人は別にあんたらの自己満足を見に来てるわけではない。
今までサポーターの期待を裏切る無様な試合を連発、しかもほぼ無修正で同じような醜態を見せ続けておいて、
土壇場に追い詰められてから今更ちょっといい内容の試合をして、でも完封されて負けて、
それで満場の拍手をもらえると思っているのか。


冗談ではない


負けても内容がよかったら拍手がもらえるのはもっと前の話。
この終盤は上位も下位もそれぞれの立場でとにかく結果を出さなければいけない時期。
(優勝にも降格にも関係ない中位はどうか知らんが)
生きるか死ぬか、の修羅場。
そこできれい事は通用しない。
賞賛されるのは勝った者、生き残った者のみ。


拍手がほしいなら、勝て。
どんなことをしてでも勝て。
それしかない。
それとも、あわれみの拍手がほしいのか?
サポーターにそんな惨めな事をさせる気か?
ここまで全力尽くして尽くしてだめだったのならまだしも、
まさにバカの一つ覚えのような失態をこれでもかこれでもかとサポーターの眼前でたれ流してなお、
1万人ものサポーターに応援してもらって、なおかつブーイングまでしてもらえる。
ありがたいと思い、次は絶対に勝つ、と思わなくてはならない。
負けた試合後にアマチュアがもらうようなねぎらいの拍手もらってうれしいと思うようなら、
プロはやめたほうがいい。
何か言いたいことがあるなら、まず勝ってから言え。
ここまでの結果を振り返ってみて、
自分たちははたしてサポーターに何か要求できるような立場か、よく考えてほしい。

ホーム清水戦の後半、ピッチとスタンドが一体となった凄い試合をしただろう。
それを90分やり通せばいい。
カッコつけは1パーセントもいらない。
100パーセント泥にまみれて勝利をつかめ。


 サンフに迫る大宮・甲府は、ともに後半ロスタイムの失点で敗れ、サンフとの差は変わらず。
エジミウソン様と青木孝太様には大感謝。

9月:

30日 ◇J1第27節、広島ビッグアーチにて鹿島アントラーズと対戦し0−1で敗れる。
8勝5分け14敗の勝点29で、順位は15位のまま。

 まあ、惜しかった。
24日 高円宮杯全日本ユース(U−18)サッカー選手権・準々決勝、
サンフレッチェ広島F.Cユースはガンバ大阪ユースと対戦し3−1で勝利。
得点者は大崎、横竹2。

 立ち上がり早々の6分、サンフはガンバFW瀬里に抜け出されるとそのままループシュートを決められ、
いきなり先制を許してしまう。
しかしサンフは崩れることなく持ち直し、13分にCKのこぼれを大崎が頭で押し込んですぐさま同点に追いつくと、
さらに27分には中野がファウルをもらって獲たFK、岡本のキックを横竹がヘッドで叩き込んで逆転。
後半立ち上がりにはまたもセットプレイから横竹が決めて3−1と突き放すと、
途中相手にPKを与えたりしたものの(これは失敗でノーゴール)、概ねペースを握って押し切りそのまま勝利。
宿敵・ガンバを退けて準決勝に駒を進めた。

 クラブユース選手権覇者のガンバ相手によく勝った!
ガンバ相手には、数人ががんばったって絶対に勝てない。全員一丸でないととうてい勝てない相手。
今日のユースのメンバー(ベンチにいたるまで)はそれがちゃんとできていたということだろう。
トップのヤツらに爪の垢煎じて飲ませたい。
 準決勝の相手は、皆実を延長戦の末1−0で破った名古屋。
昨年はJユース杯のグループリーグで対戦、押し込みながらも不可解な判定でGK兼田くんが退場になり、
一気に逆転されて負けてしまった。そのときの分、きっちりとノシつけて返してやらねばならない。
ガンバに勝ったからといって気を緩めることなく、リベンジに臨んでほしい。

 皆実は延長戦までスコアレスで粘ったが、100分にPKを与えてしまい、これを決められて残念な敗戦。
PK戦までいけば増田くんがいただけに・・・もうちょっとだったが。
とはいえ、静学を破ってのベスト8進出は堂々の成績。おめでとう!
選手権に向けていっそうの練習を重ねていってほしい。
22日 高円宮杯全日本ユース(U−18)サッカー選手権・ラウンド16、
サンフレッチェ広島F.Cユースはヴェルディユースと対戦し3−2で勝利。
得点者は内田、不老2。

 とりあえず試合内容よりもまず主審がひどかった大変なゲームだったようだが、それはともかくとして、
まずサンフが前半ロスタイムに内田の素晴らしい弾丸ミドルで先制。
後半早い時間帯に追いつかれるも、すかさず不老が大崎からのパスを受けて決め、勝ち越し。
しかしヴェルディも粘り、PKを獲得するとこれを山越が決めて再び同点。
延長戦か、と思われた後半ロスタイム、
素早いリスタートからの内田のクロスがこぼれたところを不老が押し込んでゴールネットを揺らす。
ヴェルディ側からは「オフサイドでは」との抗議も出たが、判定は覆らず得点は認められ、3−2。
そのまま試合終了、サンフレッチェが準々決勝進出を決めた。

 追いつかれても追いつかれてもめげずに最後までゴールを目指して攻め続ける姿勢が勝利に結びついた。
そのスピリットがあれば、どこが来ても恐れることなく戦えるだろう。
◇J1第26節、小瀬にてヴァンフォーレ甲府と対戦し1−2で敗れる。
得点者は服部(柏木)。
8勝5分け13敗の勝点29で、順位は15位に後退。

 浦和に大敗した前節と同じ戦い方をし、なんとか先制したものの、
後半は例によって守備しないFWのために守備一辺倒になり押しまくられ、
またもセットプレイからあっさり失点。
試合終了間際には波状攻撃を食らい、あたふたするなかでFWアルベルトを完全にフリーにしてしまい、
出されて決められてジ・エンド。
勝点1すら奪えずに敗れ去り、16位・甲府との勝点差は5に縮まった。
これは、降格圏内に入ったことを意味する。

 まあ・・・

ちゃんと仕事しろ

プロスポーツ選手や団体はただ仕事するだけじゃなくて、
さらにその上に夢やファンタジーを積み上げてみせないといけないが、
今の「サンフレッチェ広島」は仕事すらしていない。社会保険庁みたいなテキトーなことしかしていない。

選手、
昨年とやってることが全然違うだろ。なに上辺だけのきれいごとのサッカーやろうとしてるんだ。
んなことしても見てるほうには何も伝わってこんよ。泥にまみれる馬車馬のごとく走れ。全てはそれから。
監督、
修正しろ。選手交代もしないし、走れない選手も起用するし、機能していないシステムも変えないし。
クラブ、
こういう状況なのに監督には何も言わないのか。監督に任せきりか。そんなんで一貫したチーム強化ができるのか。
客は毎回毎回同じような負けを繰り返すチームなんざあの山奥まで観に来ません。

とにかく、プロなら仕事しろ。
今の「サンフレッチェ広島」なんかよりは、誠実でひたむきなアマチュアのほうがマシだ。
選手やスタッフは、いざとなったら移籍したり出向元に戻ったり好き勝手にできるが、
こっちには「サンフレッチェ広島」しかない。
サンフをぶっ壊す事は絶対に承服しない。
サンフは「わたしのもの」であり、「わたしたちのもの」であり、なおかつ「みんなのもの」。
それを肝に銘じてほしい。

8月:

15日 ◇J1第20節、日立台にて柏レイソルと対戦し0−2で敗れる。
6勝4分け10敗の勝点22で、順位は13位のまま。

 前半からチャンスを次々作り、決定的なシュートを放ちながら決めることができず、
逆に柏に少ないチャンスをきっちり決められ2失点。
これまでは負けるにしても何がしかのゴールは決めていたが、それすらなくなったのは苦しい。
 この日、陽介が累積四枚目の警告を受け、次節は出場停止。
次節、大分戦は正念場。
縮こまって足元のパスを回しているようでは、それなりのサッカーしかできない。
チームがひとつになって、勝利に向けてどんどんチャレンジしていってほしい。
14日 ◇22日のキリンチャレンジカップ・カメルーン戦に向けた日本代表12名が発表され、
広島よりDF駒野友一が選出された。

 コマはチームに欠かせない選手ゆえ、当然の選出。
あとは寿人がどうかというところだけど・・・
13日 日本クラブユースサッカー(U−15)選手権・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースは1分け2敗の勝点1でグループリーグ突破ならず。

 ガンバ大阪、FC東京むさし、川崎という超激戦区の中で奮闘したものの、
残念ながら突破ならず。
でも、この悔しさを年末の高円宮杯につなげていってほしい。
12日 ◇J1第19節、広島ビッグアーチにて名古屋グランパスエイトと対戦し1−3で敗れる。
得点はオウンゴール。
6勝4分け9敗の勝点22で、順位は13位のまま。

 奥谷主審は明らかに名古屋びいきのジャッジを見せるという言語道断。
名古屋のフェルフォーセン監督も「今日はラッキーだった」といい、
ミシャにいたっては「彼はサンフレッチェに対して何か思うところがあるのかもしれない」
と言った。
昨年の天皇杯で、
サンフが先制した直後にファウルでも何でもないプレイに対してサンフのファウルを取ってガンバのPKを宣告したのも彼。
こちらとしては、もう彼には主審として二度と笛を吹いてもらいたくない気分だ。
(というのも、もう超絶相当に抑制された表現だけど。憎んでも憎みきれんな、彼は)
サンフは質問状を提出したけど、当然だろう。

 といってもサンフのほうも、確かに名古屋を上回るプレイを見せ、チャンスをつくってはいたが、
FWとDFの意識が乖離し、MFがその間で必死に走り回っているという悪い形は改善されていない。
確かに全員必死にやっているのだが、それがひとつの方向に向いていないため、骨折り損になっている。
チームとしての意識統一ができない限り、
ストヤノフが加入しても事態は改善できないだろう。
選手は練習からもっと真剣に取り組み、話し合ってほしい。

 ゴールはオウンゴールになったけど、
その前に槙野がヘッドで合わせてるんだし、槙野のゴールでいいじゃないか。
◇DFイリアン・ストヤノフ(30)の移籍加入が発表された。
 監督批判により千葉を退団したストヤノフが、
サンフの状態を見て話を持ちかけてきたようだ。
移籍金は発生しないものの、実績ある選手ゆえの年棒の高さがネックだったが、
ダリオが長期離脱、盛田が足腰に不安を抱えているという現状でDF陣が非常事態のため、
獲得を決定した模様。
 予算からいうと獲得はありえないパターンではあるが、
それだけクラブには危機感があるということだろう。

 一対一の強さ、カバーリングのうまさに加え、攻撃参加もできる万能DF、
その実力はすでにJで存分に証明済み。
千葉を退団してからちょっと間があいている事もあり、コンディション調整にはやや時間がかかりそうだが、
8月中にはデビューできそう。
ストやん、頼む!
◇豊田国際ユース、U−16日本代表は優勝。
 大崎くんは右サイドバック、森保くんは右MFとして活躍したようだ。
7日 ◇4日の練習で負傷した盛田剛平が右足内側広筋肉離れで全治二週間と診断された。
 8月はスケジュールきついので、彼の負傷はかなり痛い。
でも、そのぶん槙野にがんばってもらわなければ。
これを機会にレギュラーポジション獲るつもりで、全力でプレイしてほしい。
 盛田は最近ちょっとキレがなかったので、
ここでリフレッシュして心身ともにコンディションを整えていってほしい。
ブラジル/ドイツキャンプを行うU−15・Jリーグ選抜メンバーが発表され、
ブラジルキャンプ(8/20〜30)メンバーに広島ジュニアユースよりFW砂川優太郎が選出された。

 サンフからはジュニアユースのエース・砂川くんが選出。がんばってこーい。
でもその前に夏休みの宿題終わらせておきたいところだ。
6日 FIFA U−17ワールドカップ韓国2007に出場するU−17日本代表が発表され、
広島ユースよりGK原裕太郎、MF岡本知剛が選出された。

 U−15日本代表ではセンターバックとして活躍、
U−16日本代表ではボランチとして「ファンタスティック・フォー」と呼ばれた中盤の一翼を担うなど、
このチームでは常に中心選手でありつづけてきた岡本くんは当然の選出、
そして最近は選出の機会がやや減っていたが、
サンフで守護神の座を獲得し着実に成長を続ける原くんもこの大舞台に向けて選出された。
 年代別とはいえ日本の代表として恥ずかしくない戦いぶりを見せてほしい。
3日 日本クラブユースサッカー(U−18)選手権・準決勝、
サンフレッチェ広島F.Cユースはジュビロ磐田ユースと対戦し3−4(延長)で敗れる。
得点者は横竹(−)、横竹(PK)、宮原(−)。

 準決勝、すでにトップチーム出場を果たしている山本ら錚々たるタレントを揃えた磐田との一戦、
岡本を出場停止で欠くサンフはセンターバックに佐伯、ボランチに篠原を配置する布陣で臨んだ。
拮抗した展開の中、19分、サンフは篠原からのクサビを中野が落とし、
これを受けた横竹がドリブル突破から見事に決めて先制。
しかしその直後、キックオフのボールを放り込まれるとそれを原田に持ち込まれ、
こぼれたところを山本が拾ってシュート、原がはじくが浮いたボールを山本が頭で押し込んですかさず追いつく。
それでもサンフは35分、大崎の突破から得たFKを内田が直接狙い、
バーに当たってはね返った所に中野、横竹らが詰めるが、これをDF須崎がファウルで止めPK、
これを横竹がきっちり決めて勝ち越す。そして後半へ折り返し。

 後半7分、磐田の押谷の突破を佐伯がファウルで止め、イエロー。
これがこの日二枚目の警告で、佐伯は退場。サンフは10人となってしまった。
そしてこれで得た磐田のFK、上村のキックをファー山本がボレーで叩き込み磐田が再び同点に追いつく。
 サンフは篠原を一列下げて対応、一人少ないものの、一人多い磐田に対して互角以上のサッカーを展開。
そして終盤にさしかかり、このまま延長かと思われた後半42分、
磐田が中盤でのボール回しから山本がいきなりロングシュート!
凄まじい弾道のボールが原の手をかすめてゴールに突き刺さり、ついに磐田が逆転。
山本はハットトリックを達成した。
 サンフは大崎に代えて宮原を投入、最後のチャンスにかける。
ロスタイムは4分だったが、磐田はどんどん選手交代して時間を稼ぐ。
もうだめか・・・と思われたロスタイム4分過ぎ、サンフは原からのロングフィード、
これが磐田PAまで飛び、競った宮原に当たったボールを磐田GK赤堀が処理しきれず、
こぼれを拾った宮原がゲット!タイムアップ寸前の劇的ゴールで10分ハーフの延長戦に突入した。

 延長戦、時間稼ぎの選手交代で主力を下げてしまった磐田はなかなか形を作れない苦しい展開。
そしてサンフも10人で磐田相手に長い間戦ってきたことで体力的に厳しくなり、膠着した展開に。
PK戦突入も考えられた延長戦後半2分、磐田はFKを得るとこの日3ゴールの山本がキック!
これがゴール左スミに突き刺さり、磐田が勝ち越した。
 サンフは同点に追いつくべく猛攻を仕掛け、最後にFKを獲得すると内田がキック!
しかし壁に阻まれて万事休す。
驚異的な粘りを見せたサンフだったが、わずかに及ばなかった。

 とりあえずは、クラブユース杯3位おつかれさま!
準決勝で敗れはしたものの、見ていた人の心を震わせる素晴らしいサッカーを展開していたそうだし、
全国3位というのは立派な成績だ。
 この戦い、佐伯くんが退場しなかったら、あるいは岡本くんがいたら・・・とも思うが、
これはいくら言っても詮無いこと。11人なら勝てる、岡本くんがいれば勝てる、というのなら、
それは高円宮杯・Jユース杯で証明しなければならない。
そして、このチームならばそれはきっとできる、と思う。
 まだまだ守備の熟成など改善するべきところが多いチームなので、
この夏休み、この敗戦の悔しさを忘れずに猛練習して、秋の高円宮杯に備えてほしい。
1日 日本クラブユースサッカー(U−18)選手権・準々決勝、
サンフレッチェ広島F.Cユースは浦和レッドダイヤモンズユースと対戦し5−1で勝利。
得点者は横竹(PK)、内田(FK)、大崎(−)、横竹(PK)、オウンゴール。

 準々決勝の相手は、2003・2004の連覇時にそれぞれ決勝・準決勝で当たった強豪浦和ユース。
U−17日本代表のドイスボランチ、岡本・山田の対決する一戦でもあった。
 先攻はサンフ、23分に横竹がPA内でファウルを受けPK獲得、これを自ら決めて先制すると、
35分にはFKを獲得、これを内田がレフティ・キャノン一閃でゴールに爆撃し、2−0とリードを奪って折り返し。
 後半9分には左サイドでボールを受けた大崎がドリブルで中央切れ込んでゴールを決めて3−0とし、
勝負は決まった・・・と思われたが、直後の12分に岡本が二枚目のイエローで退場。
16分には自陣PA内で原が相手を倒したとの判定でPK、これを決められて3−1となった。
このまずい状況の中、攻撃陣が奮起。21分、大崎がドリブルでPA切り込みファウルを受けてPK獲得、
これを再び横竹が決めて4−1、再び3点差とすると、
32分には内田のFKを中央で浦和の選手が痛恨のオウンゴール。5−1となり、勝負は決まった。


 5点を奪っての快勝だったが、中盤の要・岡本くんが退場で準決勝は出場停止。
クールなプレイが身上の岡本くんがラフプレイ2発で退場とは信じられないが、
それだけ気合が入っていたということか。
 準決勝の相手は、新潟を3−1で破った磐田。
新潟に先制され、前半は苦しんだものの、なんとか前半に追いついて終盤に逆転したようだ。
2004年にはクラセン・高円宮杯の決勝で対戦したライバルで、
今年は2004年に続き大量昇格が見込まれるタレント揃いのチーム。
岡本くんを欠いた状態での戦いは厳しいものになると思われるが、
布陣的にはセンターバックを拓&佐伯くんor将で組み、
ボランチに篠原くん&内田くんでトップ下に横竹くんという中盤構成で問題ない。
あとは全員の気合と根性で逆境をはね返せ。
こういう状況での攻撃陣のゴール、とくにここまでノーゴールの中野くんのゴールに期待したい。
昨年のJユース杯、鞠戦での逆転ゴール、決勝・瓦斯戦でのダメ押しゴールのような、
試合を決定づけるエースの一撃を。
◇J1第14節、埼玉スタジアムにて浦和レッドダイヤモンズと対戦し1−4で敗れる。
得点者は佐藤(森崎浩)。
6勝4分け8敗の勝点22で、順位は13位。

 浦和のA3杯出場のため繰越となっていた第14節、
サンフは累積警告でディフェンスの二枚・戸田とカズを欠き、
駒野と寿人は代表帰りでコンディションは万全とは言いがたい。
さらにU−22日本代表候補合宿に青山・一誠・槙野・陽介が参加していたために
彼らがチーム練習に参加できず、さらに陽介がU−22と神戸との練習試合で、
神戸に移籍してきたばかりの酒井の削りで足を負傷してしまうというアクシデントもあり、
試合間隔は空いていたもののまさに満身創痍の状態で試合に臨んだ。
 スリーバックは槙野・駒野・盛田。前半はやや動きの悪い浦和に対して自分たちのサッカーを展開、
槙野もワシントンをよく抑え、ワシントンがイライラするシーンも。
そして前半をしのぎきり、後半立ち上がり、浩司のスルーパスから寿人が倒れながらも執念でゲット!
先制点を挙げた。
 しかしこれで目の覚めた浦和、闘莉王もどんどん前線に飛び出すなど攻勢に転じる。
特に左サイドの相馬がサンフの右サイドを思うさま蹂躙、クロスを上げまくった。
サンフは中盤でタメを作れず、ボールを前線に運んでカウンターを繰り出す事もできなくなり、
浦和の攻撃を浴び続ける。そして左サイドからのクロスをオーバーラップの闘莉王が叩き込み同点。
あとは浦和オンステージ。微妙な判定のPKをポンテが決めて逆転、
セットプレイのこぼれをサンフがクリアしきれないところをワシントンが押し込んで3点目、
最後は田中達也まで決めて4点目。
前半はよく踏ん張り、後半に先制しながらも、終わってみれば惨敗という試合だった。

 強豪にアウェイで対戦するための準備がしにくいスケジュールだったということで、
仕方ないといえば仕方ない、ともいえる。
それでも4失点はやられすぎ、もっと踏ん張れたはず、とも思うが、
そこは選手層の差というものだろう。ちゃんとした準備がないと、勝てない。
この試合が終わり、ようやく全員が揃って練習ができる。
次は言い訳はきかない。全力で戦い、最近の不振の雪辱を果たしたいところ。

7月:

31日 日本クラブユースサッカー(U−18)選手権・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースは塩釜FCと対戦し7−0で勝利。
得点者は板倉(不老)、宮原(−)、不老(中野)、板倉(内田)、宮原(−)、茶島(安武)、岡本(−)。
3勝0分け0敗の勝点9でグループ1位となり、決勝トーナメントに進出。

 ドロー以上で自力での決勝トーナメント出場が決まるサンフは、
原・大西・岡本・横竹・大崎の5人を温存して(佐伯は累積警告出場停止)スタート。
 立ち上がり9分、中野→不老とつないで最後は大地が蹴り込み先制すると、
13分には中野のパスを受けた宮原がドリブルから叩き込んで追加点。
これで優位に立つと、31分に中野のパスから不老、32分に内田のパスから再び大地が決めて4−0とし、
前半で勝負を決めた。
 後半から大西・安武・茶島を投入したサンフはなおも攻勢をかけ、
後半9分にはオーバーラップしてきた篠原(前半はボランチ、後半からセンターバック)のパスを受けた宮原が
またもドリブルで切り込んで決め5−0、
19分には右サイド安武からのパスを途中出場の岡本がスルー、
これをゴール正面で受けた茶島がきれいに決めて6−0。
最後は22分、小西のクロスを受けた安武がシュート、GKがはじいたところを岡本が押し込んで7−0。
快勝で決勝トーナメント進出を決めた。

 決勝トーナメント、準々決勝の相手は浦和。
トップチームとダブルヘッダーという形になる。
29日 日本クラブユースサッカー(U−18)選手権・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースはアルビレックス新潟ユースと対戦し2−0で勝利。
得点者は大崎(−)、内田(−)。

 前半からペースを握ったサンフは、岡本のスルーパスのこぼれを大崎が蹴り込み先制。
それからもチャンスを量産したが、決めきれずに1−0で折り返し。
後半は、今後のことも考えて前線の選手を順次入れ替えながら戦い、
その中内田の左サイドへの展開から岡本が切り込んでのシュートこぼれを内田が蹴り込んで2−0とし、
そのまま押し切った。

 もう一試合は湘南が塩釜を3−1で破った。
サンフは連勝の勝点6で首位をキープしたが、まだ決勝トーナメント進出は決まらない。
31日の最終節、ドロー以上ならば文句なく1位突破決定だが、
もしも負けた場合、新潟VS湘南の勝者に勝点で並ばれ得失点差、総得点で上回られた場合がまずい。
グループ2位になった場合、決勝トーナメント進出の条件は「各グループの2位のうち成績上位の2チーム」だが、
最終節、三つのグループが勝点6のチーム同士の1・2位対決になっているため、
これらが揃ってドローになった場合、
2位突破の条件が「勝点7で、さらに得失点差などで他を上回る」となる可能性もある。
つまり勝点7でも2位突破できない状況になるかもしれない、ということ。
それゆえ、自力突破のためには塩釜戦は絶対に負けられない。
油断大敵、気を緩めることなく勝利を目指して戦ってほしい。
28日 日本クラブユースサッカー(U−18)選手権・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースは湘南ベルマーレユースと対戦し2−0で勝利。
得点者は横竹(PK)、宮原(大西)。

 いよいよ開幕、真夏の風物詩・クラブユース選手権。
サンフの初戦の相手は、ベルマーレ。練習試合ではたびたび対戦している好敵手。
前半は大いに苦戦し、シュート3本に抑えられたが、11分に大西のフィードに飛び出した大崎がPA内倒されてPK、
これを横竹が決めて先制。
 佐伯に代えて負傷から復帰の篠原を投入した後半はペースを握り、
試合終了間際に相手のクリアミスを大西がゴール前に送り、これを途中出場の宮原が押し込んで試合を決めた。

 幸先よく勝利。グループ最大の強敵(だろう)ベルマーレに完封勝利というのは大きい。
もう一試合は新潟1−0塩釜で、いちおうグループ首位に立った。
負傷のためクラセンに間に合うかどうか微妙だった篠原くんが復帰したことは大きい。
チーム全員の力で勝ち抜いていきたいところ。
 29日の相手は新潟。勝てばグループリーグ突破に大きく前進する。
油断することなく戦ってほしい。
◇アジアカップ、日本は4位の成績に終わった。
 いやー、駒野お疲れ!
最終ラインで守備し、ボールを受けるとクサビを入れ、そのまま駆け上がってボールを受けると、
勝負してクロスorミドルシュート。
日本の二列目が(ボールキープだけは上手いけど)一向に勝負しないチンタラナマケモノ状態だったため、
日本の攻撃は半分くらいサイドバックである彼の手に委ねられていた。
カメラもさかんに駒野をアップで映していたし、現地の人々にも彼の活躍は印象深かったものと思われる。
本職の右サイドでプレイさせてやりたかった。
 韓国戦も獅子奮迅の活躍、延長戦後半になっても果敢にドリブル突破を挑み、
ワンツーで相手最終ライン裏に飛び出してゴールを狙い、
クロスからあわやゴール、という場面も作り出した。
PK戦でも、スコールでも浴びたのかと思うくらいユニが汗でべとべと、という満身創痍状態ながら冷静に決めてみせたし、
本当によくやった。
戻ってきたら、とりあえずゆっくり休み、コンディション調整してほしい。
 寿人は惜しかった・・・最後のチャンス、駒野からのボールがやや後ろにきたけど上手くあわせたが・・・
イ・ウンジェの反応が素晴らしかった。ちょっと運がなかった。
リーグ戦で結果を出し続けていってほしいところ。


 しかし、東南アジアで夏に国際大会開くとか無茶だろう。
超高温多湿、室内競技ならともかくサッカーは無理ですって。
とくに「走るサッカー」の日本には死ねって言ってるようなもん。
オシムは「人間は走りすぎても死なない」と言ったけど、これは死ねる。
それゆえ中盤を厚くしたり、二列目にガチャピン・茸を置いてボール回しを重視したんだろうけど、
その二列目がここぞというところで勝負しないという諸刃の剣。
 特に10番は、PA付近じゃ勝負しないしシュートも撃たないし、
たまに仕掛けてもあっさりカットされるし、
韓国戦でも活躍したのは相手選手が退場し、そのダメージ蓄積してバテバテになってきた延長戦から。
プレイスキックでも活躍したのはガチャピンのほうだし、ほんとーにほとんど見せ場なかった。
ハーフウェイライン付近でのボール回しは上手かったけど、
守備への貢献も加えると鈴木啓太のほうが上。
いくらスコットランドリーグMVPとかいっても、まあスコットランドだし、特別な存在ではない。
もっとレベルアップしてもらわないと困る。
 川口−中澤−鈴木という確固たるラインはできてきたので、
これからはU−22、U−20組をどんどんミックスして、次のステップに進んでほしい。
これで選手たちの覇気がどうとかオシム監督の責任問題とかいう人間は、
いっぺん気温37℃湿度70%の土地を90分間走ってみなさい。
27日 豊田国際ユースサッカー大会(8/9〜12)に出場するU−16日本代表が発表され、
広島ユースより大崎淳矢、森保翔平が選出された。


北海道国際ユースサッカー大会(8/17〜19)に出場するU−16日本代表が発表され、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCより宗近慧が選出された。


がんばってこーい。
20日 プリンスリーグ・セカンドラウンド、吉田にて作陽と対戦し1−1のドロー。
得点者は中野(不老)。
2勝1分け0敗の勝点7で作陽と並び、得失点差で優勝した。

 台風のため順延されていた最終節、
サンフは中盤の要である岡本をU−17日本代表候補合宿で欠き、
負傷の篠原とあわせて中盤の起点になる人物がいなかったことで大いに苦戦、
前半早々にセットプレイから作陽に先制を許す。
しかし30分に不老の折り返しを中野が決めて追いつくと、試合はそのまま推移せず1−1で終了。
サンフレッチェと作陽が勝点7で並んだが、得失点差で上回ったサンフレッチェが5年連続優勝を飾った。

 大会MVPはサンフレッチェの佐藤拓、
得点王は高川学園の齋藤達也、
フェアプレイ賞は境が受賞。
拓おめでとう!
守備がなかなか固まらない中、サイドバックやセンターバックやボランチと各ポジションで安定したプレイ、
MVPにふさわしい活躍だった。

21日に学芸館と県工の間で1部・2部入れ替え戦が行われ1−1のドロー、
レギュレーションにより1部の学芸館が残留決定。
また、境が2部1位で1部に昇格してきた。
これにより来季の1部リーグは、

サンフレッチェ広島
作陽
広島皆実
高川学園
広島観音
銀河学院
岡山学芸館


の面々で行われることになった。

 まあ来年のことはともかく、サンフ・作陽・皆実の3チームは、
中国地方代表として恥ずかしくない戦いをしてきてほしい。
ちなみにサンフがクラブユース選手権に優勝もしくは準優勝した場合はそちらの枠の出場となり、
高川が繰り上げ出場となる。
また、インターハイに優勝もしくは準優勝した場合も出場権が与えられるので、
観音・境は自力出場目指してがんばれ。
13日 ◇アジアカップ・グループリーグ、
日本代表はUAE代表と対戦し3−1で勝利。

 うっかり寝てました。ので試合見てません。まあ勝てばよし。
駒野も相手のラフプレイをしっかりかわしていたようでひと安心。
12日 FIFA U-20 World Cup Canada 2007ラウンド16、
U−20日本代表はU−20チェコ代表と対戦し2−2のドロー、
PK戦3−4で準々決勝進出ならず。

 前半半ばに陽介のCKを槙野がヘッドで叩き込んで日本先制、
さらに後半立ち上がりにも梅崎のクロスを河原が落とし、アトムが走り込んだところを倒されてPK獲得、
これを森島が決めて2−0とリードを広げた。
これで勝った・・・と思われたが、日本はこれからおかしくなり、前掛かりになったチェコに押しまくられる。
そして立て続けにPKを与えてしまい、あっという間に同点に追いつかれてしまった。
 その後チェコは一人退場者を出したものの、日本は勝ち越せずに延長戦へ。
延長戦は日本も攻めまくったが、陽介のFKがバーに当たるなどもうひとつ運がなく、ついにPK戦へ。
こうなるとここまで耐え忍んできたチェコのほうが有利。
日本は安田・森島の二人が外してしまい、万事休す。無念のPK戦敗退となった。

 ゴール後パフォーマンス、一発目に元気玉はさすがにまずかったか。
かめはめ波→太陽拳or気円斬or魔貫光殺砲→元気玉とランクアップしていったほうが流れ的に自然だったかもしれない。
そうすればすんなり勝てていたかも。
 負けるときは悪い部分が全部出てしまうもの。仕方ない。これを糧にして、また次のステップに進んでほしい。
とはいえ、この試合はドローで、PK戦負け。形の上では無敗で大会を去ることになる。
いいサッカーをしていたのは間違いない。
ヴィクトリアの人たちもスタンディングオベーションで彼らを讃えていた。
とりあえずはクラブに戻ってまた活躍して、U−22なり代表なりに選ばれればさらなる高みを目指して精進だ。



U−22は監督を何とかしてほしいが



それにしても、槙野と陽介がそろってPK成功したのには正直、驚いた。
経験上、サンフユースの選手はPK超ニガテ、ランクEと思っていたが・・・
貴様、成長しているなッ!
9日 ◇アジアカップ・グループリーグ、
日本代表はカタール代表と対戦し1−1のドロー。

 ほとんど役に立ってなかった茸をとっとと交代しておけばこのような事にはならなかったものを・・・
あんな出来でフル出場するってんなら、一試合にFK2本は決めてもらわないと割に合わん。
スコットランドのぬるま湯に浸かって、W杯での屈辱を忘れてしまったようだ。
先日U−20日本代表がU−20スコットランド代表にレベルの違いというのを見せ付けたこともあるし、
彼も目を覚ましたほうがいいじゃないかな。
まあ、上のほうから「代表人気のために茸使え」っていう圧力でもかかってるんだろうけど。
じゃなきゃ、オシムもあんなの絶対につかわねーって。
それにしても、駒野がいない日本代表のサイドの酷さは大概だった。
攻めも守りもむっちゃくちゃー。早く復帰をー。
8日 ◇ヤマザキナビスコカップ準々決勝ファーストレグ、
広島ビッグアーチにて鹿島アントラーズと対戦と対戦し1−0で勝利。
得点者は服部(リ・ハンジェ)。

 駒野、寿人、陽介、龍一、槙野と主力五人を欠いたサンフ、
鹿島相手に苦戦・・・と思いきや、
内田篤人不在でしょんぼり(なのかどうかはわからないが)の鹿島を攻め立て、
ハンジェからのクロスを服部がボレーで叩き込んで先制。
両ウイングバックによるゴールという、チームの狙いが出た会心のゴールでさらに勢いづいたサンフは、
それからも鹿島を攻めまくった・・・が、やっぱり詰めの甘さが出てしまって追加点を奪えず、
そのまま1−0でセカンドレグに臨むこととなった。

 それでも、これだけ主力を欠いてほぼフルメンバーの鹿島に勝ったのは大きい。
しかし、ベストメンバーで戦うより主力をごっそり欠いたほうが強いんじゃないのかサンフは。
次節、鹿島は柳沢・小笠原という「イタリアは黒歴史」な二人が出場?
でも、この日の戦いぶりをさらに洗練させて、生き残りたいところ。
FIFA U-20 World Cup Canada 2007グループリーグ、
U−20日本代表はU−20ナイジェリア代表と対戦し0−0のドロー。
2勝1分0敗の勝点7、グループ1位で決勝トーナメント進出。

 決勝トーナメント出場決定ということで、
先発メンバーを実に8人入れ替えてグループ最強の相手・ナイジェリアにぶつかった日本は、
立ち上がりはペースをつかんで攻めたものの、
ハーフナーがちょー決定機を外すなどしたこともきいたか、徐々にナイジェリアペースに。
しかし守備陣が踏ん張ってスコアレスで折り返し、
なおも我慢が続いた後半、サイド攻撃からのクロスを香川が鮮やかな胸トラップボレーで先制!
・・・と思われたが、誤審(ハンドを取られたようだ)でゴール取り消しに。
それでも、終盤はナイジェリアもそれほど無理をしなくなったこともあり、そのままスコアレスドローで終了。
日本は、史上初のグループリーグ無敗での決勝トーナメント進出を決めた。

 龍一はFWで先発も、残念ながらゴールを奪えずに後半途中で青木に交代。
陽介が三枚目のカードとして途中出場。中盤を仕切り、スコアレスドロー逃げ切りに貢献した。
7日 プリンスリーグ・セカンドラウンド、美作ラグビー・サッカー場にて広島皆実と対戦し3−2で勝利。
得点者は横竹(PK)、横竹(大崎)、中野(−)。
2勝0分け0敗の勝点6で首位を守り、高円宮杯への出場を決めた。

 遠く美作の地で行われた広島ダービー、
サンフは立ち上がりからボールをつないで皆実を攻め立てるも、
前回の対戦と同じくセットプレイから先制を許してしまう。
しかしサンフはあわてずに自分たちのサッカーを展開、
決定機を数度迎えたが決めることができずにやや攻め急ぐ場面も見られたが、
前半の終盤に横竹のパスから大崎と中野がワンツー、
PA内抜け出してリターンを受けた大崎が倒されてPK獲得。
これを横竹がPKストッパー・増田の逆を衝いて冷静に蹴り込み同点に追いつくと、
 後半もペースを握って攻め、左サイドを突破した大崎からの折り返しを横竹が左足ミドルで叩き込んで逆転、
さらにまたも左サイド大崎、二人を抜いて粘って折り返したボールを中野がシュート、
GK増田、DFに立て続けに防がれるも三度目のシュートをねじ込んで3−1とした。
 終盤に皆実FW下江に素晴らしいミドルを叩き込まれて1点差となったが、概ね危なげなく逃げ切って勝利。
連勝で3位以上を確定させ、高円宮杯への出場を決めた。

 前回の対戦では大いに苦戦したが、今回はチームの狙いをかなり出せたいい試合になった。
選手たちも、チームとして成長していることが実感できたのでは。
ゴリさんがカナダへ出張している中でもモチベーションを落とさずに戦えたのも立派(っていっていいのか)。
この日は雨野コーチもいなかったので、一樹コーチが指揮を執った。や、おつかれさま。
 篠原くんが負傷のためクラセン出場が微妙なようだけど、
彼が出られないときのためにも、これから半月、もっとチーム力を高めていってほしい。
2007 U−15中国クラブユース大会の準決勝と決勝が行われ、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースが優勝した。

 準決勝、広島はピジョンを破って決勝進出、クラブユース選手権出場を決定したものの、
くにびきはハジャスに敗れてクラセン出場ならず。
 決勝はスコアレスドロー、PK戦でサンフが勝利して優勝。
サンフッレッチェ広島とハジャスがクラブユース選手権に出場することとなった。
中国地方代表として、ここに至るまでに涙を呑んだチームのぶんも頑張ってきてほしい。
5日 FIFA U-20 World Cup Canada 2007グループリーグ、
U−20日本代表はU−20コスタリカ代表と対戦し1−0で勝利。
2勝0分0敗の勝点6でグループ首位、決勝トーナメント進出決定。

 槙野は先発フル出場、陽介は先発し試合終了間際に交代、平繁は出場機会なし。
日本は立ち上がりペースをつかむも、その後コスタリカの高い位置からのプレスと個人技、
左サイドからの攻撃に押される展開に。しかし、その中でも粘り強く守ってボールをつなぎ、
前線に送ってチャンスをたびたび作り出す。
そしてなかなかボールにさわれない陽介がボランチの位置に下がってきてボールをさばき、
そこから上がっていってもう一度ボールを受けサイドに開く、
という形で前半終了近くになると再びペースを掴み、終了間際にはアトムの惜しいシュートも出た。
 後半は双方相手ゴールに肉薄する緊迫した展開となったが、チャンスをものにしたのは日本。
アトムのカットから中央にクサビ、森島が受けてキープから左に出し、PA内受けた梅崎が鋭い折り返し、
これをファーから詰めていたアトムが左足ダイレクトで合わせてついに先制。
それからはあとがなくなったコスタリカの猛攻にさらされたが、それをチーム全体の守備ではね返しまくり、
長いロスタイム5分も守りきってついに勝利。
連勝で、全チーム中決勝トーナメント出場一番乗りを果たした。


 現地のお店でトサカ頭を手入れしてもらった槙野、第一戦以上に気合の入りまくった守備で、
コスタリカの選手たちを圧迫しまくってクリアしまくり。
チームメイトへの檄もさかんに発しており、彼らしさを存分に発揮していた。
 陽介は実はアップ時に左足に違和感を感じていたとのことだが、強行出場。
前半から足を気にする仕草が見られたものの、守備では前線から最終ラインまで走りまくって貢献。
中盤でのパスワークは相変わらずで(狙いすぎなのも相変わらずだけどw)、チームの心臓として存分の働き。
このチームの目指すサッカーには、彼の力が不可欠。

 この日のゴールパフォーマンスは、ジャグジーにてみんなで考えた「SAMURAIパフォーマンス」
刀で一回二回と袈裟斬りポーズし納刀していた。
次回のパフォーマンスはまたみんなで考えるとのこと。
この調子でいくと「SUMO」あたり?
しかし、年代別とはいえこんなおかしな日本代表は史上初だろう。
試合前に吉田監督が、

「おまえらに最後に一言だけ言っておく・・・調子に乗るな!」

って言ってるくらいだしwww


まあ主犯は槙野ですけどね


調子ぶっこきつつも締めるところは締める・・・このままいけばさらに化けるかも。


 陽介やアトムが負傷気味ということで、ナイジェリア戦は彼らを休ませるようだ。
ツートップもお休みになりそうで、龍一とハーフナーの二人が先発濃厚。
龍一、ここでゴールを決めてアピールだ。

2日 FIFA U-20 World Cup Canada 2007グループリーグ、
U−20日本代表はU−20スコットランド代表と対戦し3−1で勝利。

 槙野は先発フル出場、陽介は先発し試合終了間際に交代、平繁は出場機会なし。
日本は立ち上がりから素早いプレスと豊富な運動量でペースをつかんでチャンスを量産、
前半終了近くに相手のミスから森島がゴールして先制すると、
後半には梅崎のミドルと青山のロングシュートで試合を決めた。

 槙野は福元とともにゴール前を防衛、体格に勝る相手に競り負けることなく戦った。
陽介は自在なパスワークに前線への飛び出しと持ち味を十全に発揮した。
もっとコンディション上げていってほしい。
 龍一は梅崎のサブといった位置づけなので出場はちょっと難しいが、
全力で練習に取り組み、チームを盛り上げていってほしい。

 ゴール後の弓射パフォーマンスはウェズレイのもので、当然のように槙野の発案。
ビリーズブートキャンプのほうは森島の発案ということで、
今大会のゴールパフォーマンスは彼ら二人のノリに委ねられるようだ。
ワンモアセッ!
1日 2007 U−15中国クラブユース大会の経過。
 6月30日のグループ最終戦の結果により、
サンフレッチェ広島、びんご、常石、くにびきの4チームは揃って突破を決めた。
 そして1日、決勝トーナメント1回戦が行われ、
広島は常石との同門対決、粘る常石を広島が3−1で振り切り勝利。
びんごはピジョンと対戦、リードを奪いながらも終了間際に逆転を許し1−2で敗れた。
くにびきはクレフィオに4−2で攻め勝った。

 準決勝と決勝は7日、吉田にて。

      10:00 広島VSピジョン
      12:00 くにびきVSハジャス

 これに勝利すれば全国大会出場。決勝は15:00より。あとひとつ、がんばれ!

6月:

30日 ◇J1第18節、ビッグスワンにてアルビレックス新潟と対戦し、1−2で敗れる。
得点者は佐藤(−)。
6勝4分け7敗の勝点22で、順位は13位に後退。

 ホームでは無類に強い好調・新潟の前に立ち上がりからペースを握られて攻め倒され、
その圧力に耐え切れずに盛田がゴール前で空振り、ミスを確実に突かれて失点。
それでも後半、修正して反撃に転じ、駒野のクロスを浩司がヘッド、バーに当たってはね返るところを
寿人が押し込んで同点に追いついた。
しかしその直後、中盤でボールカットされるとマルシオ・リシャルデスに渡され、彼がフリーで持ち込んでミドルシュート。
下田セーブも及ばずボールはゴールに転がり、パス一本から至極あっさり勝ち越しを許してそのまま逃げ切られた。

 試合後コメントとか読んでると、試合終わってからそーゆーこと言ってるってことは、
よっぽど普段の練習を淡々と話し合いもせずに適当にやってるのかと思う。
もっとディベートとかディスカッションとかしなさいよ。
プリンスリーグ・セカンドラウンド、竹ヶ端運動公園陸上競技場にて高川学園と対戦し5−1で勝利。
得点者は内田(不老)、横竹(PK)、中野(−)、中野(山根)、内田(中野)。
1勝0分け0敗の勝点3、得失点差+4で首位に立った。

 サンフレッチェ、作陽、皆実、高川学園の4チームで競われるセカンドラウンド(1部上位)、
サンフはまず高川学園と対戦。
 立ち上がりからFW1枚を残して守備に徹する高川だったが、
サンフはダイレクトパスにサイドチェンジを交えたムービングサッカーでこれを翻弄、
7分に内田の意表を突くダイレクトミドルシュートで先制すると、
12分には大西のフィードに抜け出した横竹がPA内倒されPK、これを横竹が自ら決めて追加点。
さらに17分にはダイレクトパスからPA内不老が受け、こぼれるところを中野が蹴り込んで3−0、
前半半ばでほぼ試合を決めた。
 後半も、早い時間帯に左サイドの崩しから山根のセンタリングを中野がダイビングヘッドで叩き込み、
さらに中野のスルーパスから内田が左足で蹴り込み5−0。
 その後選手交代して前線総入れ替えになるとパフォーマンスが落ち、
セットプレイから失点するなど最後はいまいちだったが、とりあえず5−1、初戦を勝利で飾った。

 サテライトでも活躍している横竹&中野が存分に力を発揮し、
代表帰りの岡本は中盤を仕切りまくってゲームコントロール。
フルメンバーでのパフォーマンスは非常に鮮やかだった。
そのぶん、選手交代してからの出来があまりよくなかったのは反省材料。
ここを高めていって、夏のクラブユース選手権までには選手層に厚みを加えてほしいところ。
 次節は(広島ダービーなのに)美作で皆実と対戦。
皆実は作陽に0−2で敗れており、連敗するようなことになればかなり厳しい状況になるため、
必死で戦いを挑んでくるだろう。
ファーストラウンドでも接戦だっただけに、油断せずに試合に臨みたい。
25日 ◇DF橋内優也が左足間接脱臼骨折にて全治4ヶ月と診断された。
 24日のサテライトリーグ前半終了間際に負傷。
負傷時は足が変な方向に曲がったらしく、この日手術を行い、上記の診断となった。
この時期の負傷は痛い・・・本人にもチームにも。
でも、広島のメディカル、トレーナーは素晴らしいので、今季中に復帰、コンディションを高めて、
リーグ戦終盤、天皇杯、そして来季につなげていってほしい。
サンフには重傷にもめげずに復帰、第一線で活躍している選手が何人もいる。
彼らのように、元気にピッチに戻ってきてほしい。
24日 ◇Jサテライトリーグ、吉田にて大分トリニータと対戦し1−2で敗れる。
得点者は横竹。
 FW不足でこのところサテライト出ずっぱりの横竹くん、出る度にゴールを重ねる活躍。
2007 U−15中国クラブユース大会の途中経過。
 予選Aグループのサンフレッチェ広島は連勝でグループ首位、
予選Cグループのびんごは1勝1敗の勝点3で2位。
予選Dグループの常石とくにびきは、くにびきが連勝で首位に立ち、
常石は1勝1敗で3位。
くにびきと常石の直接対決は、3−0でくにびきが勝利している。

グループ最終戦は30日。
広島はびんご運動公園にて10:00より五日市FCと対戦。
びんごはびんご運動公園にて13:00より高陽FCと対戦。
常石はびんご運動公園にて14:30より安芸FCと対戦。
くにびきは吉田にて14:30より山口SSと対戦。

各グループ上位2チームに入れば7月1、7日に行われる決勝トーナメントに進出する。
23日 ◇J1第17節、ホームズスタジアム神戸にてヴィッセル神戸と対戦し、2−3で敗れる。
得点者は柏木(−)、ウェズレイ(駒野)。
6勝4分け6敗の勝点22で、順位は12位に後退。

 カシマでの大敗の後、川崎戦でなんとか踏ん張ったサンフは、ベストメンバーで神戸へ乗り込んだ。
立ち上がりからボールを支配し押し込むサンフは、右サイドの駒野を中心に神戸ゴールを次々脅かし、
駒野が内側に切れ込んでのバー直撃シュートを放つなど、決定機も次々生み出す。
そして21分、前線へのクサビのパスを寿人がスルーしてウェズレイが裏に落とし、
走り込んだ寿人のリターンをウェズレイがシュート、DFに当たって左にこぼれたところにフリーの陽介、
これを確実に蹴り込んでサンフが先制した。
 それからもサンフが攻め込んで決定機を次々につかむが決めきれず、
35分ごろからはどういうわけかスローダウンしてしまったサンフにつけこんで神戸が勢いを取り戻し、
サンフゴール前に次々襲いかかってシュートを放つ展開に。
しかしここは守備陣が高い集中を保って防ぎきり、1−0で折り返した。
 後半、神戸は選手交代し立ち上がりから激しい運動量でプレスをかけ、
それに完全に飲まれたサンフは防戦一方に。そして不用意なファウルで与えたFK、
これをボッティがサンフの守備態勢が整う前にゴールに蹴り込んであっさりと同点に追いついた。
 前半とは打って変わってボールをつなげなくなったサンフ、
それでもロングボールに寿人が相手の裏を取ってGKと一対一になるシーンなど決定機を数多く迎えたが、
なかなか決めきれない。
しかし後半23分、陽介のドリブル突破から青山→駒野と開いて駒野のクロス、
これをファーのウェズレイがヘッドで叩き込んでサンフが勝ち越した。
 これで勝てるか、と思われたが、後半37分、下田のキックフィードのボールをヘッドではね返され、
そのこぼれをダイレクトでフィードされると、裏に出たパク・カンジョが完全フリー。
カズの反応も完全に遅れ、パクは独走から下田との一対一を制して蹴り込み、またしてもあっさりと同点に。
しかしサンフもひるむことなく攻め続け、たびたび神戸ゴール前に攻め入ったが最後のパンチが出ず。
逆に試合終了直前、ウェズレイのシュートをキャッチした神戸GK榎本のスローフィードから一気に前線につながれ、
PA内左でボールを受けた大久保が鋭く切り返したところをカズがモロに足払いしてしまいPK。
大久保のキック、下田は手に当てたもののボールはゴールに突き刺さり、同時に試合終了。
前半の優勢一転、信じられないような逆転負けを喫した。
 前半、35分ごろまでは一方的にボールを支配、
ディフェンスラインからのビルドアップから中央〜左サイドで回して一気に右へサイドチェンジし、
フリーの駒野の仕掛けからチャンスを量産した。
ここまでのビデオを見て、サンフが負けると予想する人間はほとんどいないだろう。
しかしそこまでのいい流れを35分から突如放棄、のんべんだらりとしたプレイが増え、
神戸に「まだいける!」という意識を植え付けてしまい、後半立ち上がりからの猛攻につなげてしまった。
最大の敗因は「決定機を外しまくった」ことだろうけど、
こういう「流れに乗らない」「好機にたたみかけられない」という、
シビアな勝負事にあるまじきことをやってしまうチームの未熟さも一因。
普通のチームなら前半に3点くらい取って勝負を決めていただろう。
本当に、「勝負」に対して甘すぎる。
この甘さを払拭しない限り、「勝つべき試合を勝つ」ことはできないだろう。

 失点シーンについては・・・
1、セットプレイに対しての対応が相変わらず悪い。
2、あの時間帯で何であんなにライン上げてるんだ戸田ァーッ!オフサイドトラップはともかく理由を言えーッ!
それにカズの反応も悪すぎ。
3、最後は微妙ならまだしもカンペキにいっちゃってるし、まあ、言語道断。 DFやGKにはひとつのミスも許されない。
「いつかはやってしまうだろうと思っていた」という意識ではお話にならない・・・
とかあるけど、DFラインが脆弱なのは前々からわかっている事だし、チーム全体でフォローするしかない。



 この試合を最後に陽介、槙野、龍一はU−20日本代表でカナダへ。
陽介はこの日のゴール後にボーリングパフォーマンス、ベンチサイドに並んでいたリザーブ選手たちをストライクで全倒し、
という愉快なパフォーマンスを披露していた。
カナダでもその「走るファンタジスタ」の本領を充分に発揮してほしい。
槙野は頭髪を真っ赤に染め、中央に寄せて上げた「半トサカヘッド」。戸田二世キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
カナダでもそれで行くのか!?
龍一は中盤起用が濃厚だけど、ぜひともゴールを決めてきてほしい。
がんばれ!
全広島サッカー選手権決勝大会1回戦、サンフレッチェ広島F.Cユースは広島教員と対戦し2−3で敗れる。
得点者は大崎、宮原。
 天皇杯の日程変更のため高円宮杯と日程がかぶるようになってからユースはおもにBチームで全広島に臨んでいるが、
この日は吉田高校の行事のため3年生不在ということもあり、初戦敗退という残念な結果となった。
20日 ◇J1第16節、広島ビッグアーチにて川崎フロンターレと対戦し、1−1のドロー。
得点者はウェズレイ(PK)。
6勝4分け5敗の勝点22で、順位は11位のまま。
18日 ◇AFCアジアカップ2007に向けた日本代表の予備登録メンバーが発表され、
広島より駒野友一、佐藤寿人が選出された。


16日 ◇J1第15節、カシマスタジアムにて鹿島アントラーズと対戦し、1−5で敗れる。
得点者は柏木()。
6勝3分け5敗の勝点21で、順位は11位(暫定)に後退。
15日 FIFA U-20 World Cup Canada 2007に出場するU−20日本代表のメンバーが発表され、
広島より槙野智章、柏木陽介、平繁龍一が選出された。


              キング・クリムゾンッ!!orz

5月:

29日 ◇FW前田俊介の大分トリニータへの期限付き移籍が発表された。
 今季は、ユース時代から自分を慕っていた後輩の龍一に完全に出番を奪われ、出場機会に恵まれず。
最近はよく走るようにはなっているようだが、マークを外す動きや前線守備はまだまだで、
サテライトならともかくトップでは通用しない。
有り余る才能を持っていても、それを発現させるための術を持たなければ。
 大分に移籍しても、そこには高松に松橋兄弟というレギュラーがおり、ポジション奪取は難しい。
しかし、そこを勝ち抜いてポジションを取り、得点を量産しなければ、サンフに帰っても居場所はない。
ピチブーと寿人を上回る力を見せないとポジションを奪うなど夢のまた夢だし、
来年はユースから中野・横竹の昇格が有力。それにユースにはまだまだ優秀なアタッカーがいる。
 とにかく、現代サッカーで「走れない選手」を起用する監督はまずいない。
いくらボールを持てばちょー凄くても、ボールを受ける動きができない選手はチームの役には立たない。
ユース時代から彼を起用していた小野さんは例外。今の状況から見ると、よくあそこまで起用したものだと思う。
とにかく、寿人みたいに走れるようになるよう、大分では常に考えてプレイしてほしい。
そして、ひと回りもふた回りも大きくなって、
「だからレンタルなんか反対だったんだよ、何やってんだよフロントはよー」
と言わせるくらいになってほしい。



 そういえば大木さんも大分に行って帰ってきたあと(しばらくして)ブレイクしたし、
大分でうまいこと運をつかめればいいけれど。
28日 ◇FW上野優作の栃木SCへの移籍が発表された。
 今季完全移籍したものの出場機会がなく、
家庭の事情もあって、広島を離れてJ加盟を目指す栃木へと移籍することとなった。
運動量と走りの質は高いだけに、きっと栃木では活躍してくれるだろう。
頑張って!
◇MF高柳一誠が体調不良のためU−22代表候補を辞退。
 一誠は代表に選ばれると体調を崩してしまうというイメージが・・・
とにかく早く本調子に戻してほしい。
27日 Jサテライトリーグ、大分スポーツ公園にて大分トリニータと対戦し2−0で勝利。
得点者はチョ・ウジン、横竹。

 ユースから中野、横竹、内田、岡本が参加し、中野は先発出場、後の三人は途中出場。
この日はウジンと中野のツートップでスタートし、前半にウジンが先制ゴールを挙げ、
後半には中野と交代で出場した横竹が追加点。
ユース選手の活躍もあってサンフが勝利した。
全日本クラブユースサッカー(U−15)選手権・広島県大会が終了し、
サンフレッチェ広島・サンフレッチェびんご・サンフレッチェ常石が中国大会進出を決めた。

 三チームともグループ全勝の1位で決勝トーナメント進出。
ほかの中国大会進出チームは、高陽FC・FURUTA・五日市・ピジョン・安芸。
広島県の代表として、頑張ってほしい。

 島根のくにびきは、今週末にグループリーグを行う。こちらも出てきてほしい。
◇キリンカップに向けた日本代表が発表され、
広島よりMF駒野友一、FW佐藤寿人が選出された。

活躍してきてねー
26日 ◇J1第13節、広島ビッグアーチにて清水エスパルスと対戦し、2−1で勝利。
得点者は戸田(平繁)、柏木(服部)。
6勝3分け4敗の勝点21で、順位は7位のまま。

 ウェズレイが累積警告で出場停止と、清水相手にやや苦しい状態で戦いに臨んだサンフは、
まともな打ち合いを避けてまずは守備から入る。
ボールはキープされるもののゴール前はがっちりと固め、時折訪れるピンチは森崎兄弟らが体を張ってはじき返す。
その上で陽介を中心に速攻を繰り出して決定機もつかむなど、
ウェズレイ抜きでも一歩も引かない戦いぶりで後半へ。
 後半もお互いに譲らぬ激闘を繰り広げたが、ついに後半20分、
清水が右から入れたクロスにファーサイド競り合いとなり、こぼれたボールをチョ・ジェジンに押し込まれて先制されてしまう。
しかし、守りに入るにはまだ早く、
さりとてアウェイで先制して今からさらに攻撃続行するのもためらわれるという微妙な時間帯の得点で、
清水の動きがやや悪くなった。そしてこの機を逃さずサンフはすかさず反撃に転じ、
右サイドからの駒野のクロスが逆サイドに流れるところを左サイドで必死にキープして折り返し、
受けた平繁が後方に落としたところへ走り込んできた戸田がダイレクトのミドルシュート!
地を這う鋭い一撃がゴール左スミに突き刺さり、後半29分、同点に追いついた。
 これで完全に乗ったサンフは後半33分、またも戸田がオーバーラップして左に展開、
いったんは奪われるもそこへ寿人と服部が猛然とプレスをかけて追い回し、ついにボール奪回。
そこから二人のパス交換でPAに迫ると服部が横パス、陽介がダイレクトで左脚を振り抜き、
放たれたボールは美しい弧を描いてゴール右スミに飛び込んだ。
 スタジアムの盛り上がりが最高潮に達したこの逆転ゴールのあとは清水の猛反撃をとにかく体を張って死守、
決定的なシュートは下田が素晴らしい反応でことごとくはじき返し、
守備陣も全力でボールに寄せて清水の波状攻撃を防ぎ止める。
ベンチも龍一に代えてクローザー・槙野を投入して西澤をマンマーク、
ロスタイムには寿人まで下げてハンジェを投入するという采配で1点のリードを死守。
そのまま試合終了のホイッスルが鳴り、サンフが劇的な逆転勝利を飾った。

 この日はスタジアムの雰囲気が素晴らしかった。
入場者数は1万人そこそこだったけれど、立ち上がりからの手に汗握る展開に一喜一憂し、
先制されてからはさらにボルテージが上がり、同点ゴール、逆転ゴールで最高潮に。
終盤の清水の猛攻を防ぐ段になると、バックスタンドのサポーターも手拍子だけでなく腕も上げてコールしたりしていて、
会場全体から「絶対勝つ!」という気迫が漲っていた。
チームとサポーターが相乗効果で試合を盛り上げた、今季一番の試合。
毎回こういう試合ができれば、観客もどんどん増えていくだろう。

 今日の槙野と陽介・・・
メガホンパフォーマンスのあと犬の被り物して芸やってました
あと前回に引き続きゴール裏に向かって弓も射てましたw
プリンスリーグ第7節、竹ヶ端運動公園陸上競技場にて銀河学院と対戦し1−1のドロー。
得点者は大崎。
5勝2分け0敗の勝点17、リーグ首位でセカンドラウンドへ。

 すでにリーグ突破を決めているサンフは前節に続いて主力を休ませ、控え選手を中心に起用。
しかし立ち上がりからちぐはぐな展開で、PA内のファウルでPKを与えてしまうとこれを決められ先制を許す。
それでもすかさず1年生・大崎のゴールで追いつくが、ペースをつかむ事ができない。
最終ラインからのビルドアップが全然できず、甘いパスをことごとくカットされて危機を招き、
運動量もなくセカンドボールも拾われまくり。わずかに外してくれたものの超決定機も与えるなどかみ合わない前半だった。
 ハーフタイムに森山監督にカミナリ落とされたか、後半はボールを支配して攻め入り立て続けにチャンスをつかむ。
しかし最後のところがもうひとつ合わず、ゴールネットを揺らした宮原のシュートもオフサイドの判定でノーゴール。
終盤にも決定機があったが惜しくも合わせることができず、悔しいドローとなった。

 今日出場した選手達にはこれを課題にもっと精進してもらうこととして・・・
セカンドラウンド・1部上位リーグの出場チームは、

*サンフレッチェ広島
*作陽
*広島皆実
*高川学園

の4チーム。観音は高川との直接対決にスコアレスドロー、得失点差で無念の敗退。
セカンドラウンドは6/30、7/7、7/14に行われる。このリーグ戦を突破すれば、高円宮杯出場。
24日 ◇マレーシア戦に向けたU−22日本代表が発表され、
広島よりMF高柳一誠が選出された。

がんばってこーい。
23日 ◇ヤマザキナビスコカップ第6節、広島ビッグアーチにてジェフユナイテッド市原・千葉と対戦し、1−0で勝利。
得点者は佐藤(服部)。
4勝2敗の勝点12でグループ1位となり、決勝トーナメント進出。

19日 ◇J1第12節、フクアリにてジェフユナイテッド市原・千葉と対戦し、3−1で勝利。
得点者はウェズレイ(PK)、ウェズレイ(柏木)、ウェズレイ(−)。
5勝3分け4敗の勝点18で、順位は7位に浮上。
ウェズレイは通算8度目のハットトリックを記録し、歴代1位に。




プリンスリーグ第6節、吉田サッカー公園にて作陽と対戦し0−0のドロー。
5勝1分け0敗の勝点16で、首位を守った。
12日 ◇J1第11節、広島ビッグアーチにて横浜FCと対戦し、0−2で敗れる。
得点者は佐藤(−)、ウェズレイ(PK)。
4勝3分け4敗の勝点15のまま。
10日 ◇16日のU−22香港代表戦に向けてのU−22日本代表が発表され、
広島よりMF青山敏弘が選出された。

 怪我のないように頑張ってきてほしい。
9日 ◇ヤマザキナビスコカップ第5節、万博競技場にてガンバ大阪と対戦し、1−0で勝利。
得点者は平繁(柏木)。
3勝2敗の勝点9で、グループ2位に浮上。

 ウェズレイ、駒野、森崎兄弟をメンバーから外して万博へ乗り込んだサンフは、
立ち上がりからガンバの猛攻を受ける。
しかし、んなことは最初からわかっているサンフは体を張ってそれらを防ぎに防ぎ、
逆に寿人の展開から陽介が右足でクロス、これをゴール前飛び込んだ平繁が右足ボレーで合わせて先制した。
これでガンバの攻撃にはいっそうの激しさが加わったが、サンフもいっそうの根性でこれをはね返す。
その気迫が乗り移ったゴールマウスも鉄壁と化し、ガンバのシュートをはじき返す。
こうなるとガンバのほうにも焦りが生まれ、次第に強引な攻めが目立つようになり、
そうなると守っているサンフのペース。徹底的にはじき返してカウンターを狙い続け、
最後はツートップを吉弘・遊佐に入れ替えるというまさしく全員守備で虎の子の1点を守りきった。

 勝ってしまった。主力四人を遠征メンバーから外しての対ガンバアウェイ戦で。しかも完封勝利。
今季初出場のハンジェ、そして一誠、槙野、平繁という若手が素晴らしい働きを見せた。
内容としては防戦一方だったが、各人がやるべきことをやり(あるいはやろうとし)、
最後まで集中を切らさず戦い続けた末の勝利ということで、
これはナビスコにとどまることなく、リーグ戦にもつながるとてつもなく大きい1勝になるかもしれない。
まあ、気をふーっと抜いてしまい横浜FCに不覚、というパターンもなきにしもあらずなので、
そこは気合を入れなおして。
 この勝利でサンフは千葉に続くグループ2位に浮上。
グループリーグ最終節、ホームの千葉戦に勝利すれば文句なくグループ突破。
ドロー以下だと神戸がガンバに引き分け以上という金星を期待しなければいけないので、
何としても勝ちたいところ。
ナビスコで2試合連続ゴール(しかも決勝点)を決めている平繁に期待。
8日 ◇大宮戦で負傷したDFダリオ・ダバツが精密検査を受け、
左膝前十字靱帯断裂、左膝内側側副靱帯及び外側半月板損傷で全治八ヶ月と診断された。
 あの状況で考えられる最悪といっていい怪我。
今季の復帰はほぼ不可能。なんということ・・・・・・
今はただ、元通り、以前のようにプレイが出来るように回復してくれることを祈るしかない。
挫けることなく、頑張ってほしい。
 吉弘や槙野は奮起しないといけない。彼のぶんまで。
6日 ◇J1第10節、九石ドームにて大分トリニータと対戦し、2−1で勝利。
得点者は佐藤(−)、ウェズレイ(PK)。
4勝3分け3敗の勝点15で、順位は10位に浮上。

 立ち上がりはホームの大分に押されていたが徐々に盛り返し、
青山の強烈ミドルをGK西川が捕りきれずこぼしたところを抜け目なく詰めていた寿人が蹴り込み先制。
そこからサンフが攻めまくるが、追加点を奪えずに後半へ。
 後半途中からは連戦の疲れかやや動きが悪くなり、CKから失点して追いつかれてしまうが、
ホームゆえ勝利を目指し前に出てくる大分に対し、サンフはカウンターで対抗。
そしてウェズレイの突破、PA侵入したところでDFのタックルを受けて転倒、
このプレイがファウルの判定でPK、これをウェズレイが冷静に決めて勝ち越すと、
終盤の大分の反撃をしのぎにしのぎ、最後は槙野を投入して高松を封じて逃げ切り。
GWのラストを連勝で締めくくった。

 PKのシーンは超絶ビミョー。
でも、シミュレーションではなくてピチブーがうまくPKを誘った、というところだろう。
抜けていたのにあえて足を残して相手のタックルを受けた。猛犬は老獪だった。
にしても、相変わらず2トップ以外でなかなか点がとれない。
後ろ、もーちょい飛び込んでいけ。
◇サテライトが吉田にて神戸と練習試合を行い、0−2。
 ユースから岡本、内田、佐藤、中野の四選手が出場した。
3日 ◇J1第9節、広島ビッグアーチにて大宮アルディージャと対戦し、2−1で勝利。
得点者は佐藤(駒野)、駒野(−)。
3勝3分け3敗の勝点12で、順位は12位に浮上。

 出場停止明けの青山が復帰しベストメンバーで臨んだサンフ、
立ち上がりこそ押し込んだものの、徐々に凡ミスが増えてきて大宮にペースを握られ、
いいようにボールを回されて攻め込まれる展開に。
大宮のパス回しの前に自陣にドン引き、しかもその状態で危険なところへ次々パスを通され、
最終ラインでかろうじてはね返す。
 攻撃では律儀に最終ラインからビルドアップしようとするものの、
FW以外まったく動きがなく突っ立っているかチンタラ歩いているだけで、
仕方なく最終ラインでダラダラ回してから適当にフィードしてカットされ反撃されるという、
全員記憶喪失にでもなってサッカー忘れてしまったのかというほどの酷い有様。
U−20日本代表候補に負けるのも当然、と実感させるに充分なパフォーマンス。
 そして40分、スペースがない中最終ラインから無理につなごうとしてカットされ、
サンフの右サイドから上げられたクロスをファーのダリオが豪快に空振り、
フリーで受けた小林慶行に蹴り込まれて先制を許してしまう。
ここまで極端な得点力不足で下位に喘いでいる大宮にホームで失点するという大ボケ。
 しかしその直後、相手PAまでつなぐと陽介が粘って右サイドに出し、
上がってきていた駒野が狙いすましてクロス、
中央飛び込んできた寿人がヘッドで叩き込んですかさず追いついた。

 これでやや勢いづいたサンフは後半は押し気味に試合を進め、
右サイドの駒野、前線で走り回る寿人を中心に次々に決定機を迎えるが、
服部や浩司がPA内フリーの状況でGK正面に蹴ったり超ダフったりでなかなかゴールを奪えない。
守備ではダリオが負傷後退してしまうというアクシデントがあったが、盛田がその穴を埋める。
相変わらず中盤で止めることができずに最後のところではね返すか相手のミス頼みだったが、
スリーバックと下田が集中して失点を許さない。
 今日は早めに投入された平繁と一誠も奮闘するがゴールは生まれず3分のロスタイム突入、
深く攻め入っての攻撃も精度がなくはね返され、逆に大宮のCKに。
ロスタイム2分経過、大宮のCK、これをクリア、それが駒野のもとへ。
駒野は前を向くや自陣深くよりドリブル開始、
選手が上がりすぎてほとんど無人の大宮陣内へ突入するとなおも前へ。
右に平繁、左に寿人が開くが、駒野はパスを出す気配など微塵も見せず、
その二人を囮にして中央へ切り返すと左足ミドルシュート!
GK荒谷がはじいてボールはポスト直撃、しかしはね返ってくるところに駒野が詰め、
浮かせることなく完全に抑えたプッシュ!鮮やかにゴール左スミに突き刺し、ついに逆転した。
 その後の大宮キックオフの瞬間に試合終了、
駒野のラストワンプレイでの劇的ゴールでサンフが今季ホーム初勝利を飾った。


 内容最悪、結果最高のゲームだった。
相手の持ち味を120パーセント出させて技を食らい続け、
最後に大技一発で逆転勝利、というマンガのプロレスみたいな戦い方。
大宮相手にボールを支配されまくったあげく先制されるという守備のザルっぷりは相変わらずで、
これが清水クラスの相手だったら4・5点は軽く取られていただろう。
とくに前半は突っ立っていただけだった選手の動きも最悪に近く、これで勝てたのが不思議なくらいだが、
この試合はとにかく駒野と寿人に救われた。
おぬしは やはり 物が違う・・・
日本代表は伊達じゃない。素晴らしいゴールでございました。

 次節の相手は大分。大宮のようにはいかない。
今日勝ったからといって、甘い考えで臨んだらまたコテンパンにのされるだろう。
とにかく走り過ぎるくらい走り回って、勝利をつかんできてほしい。
今12位だけど、6位の磐田とは勝点差3なんだし。
1日 ◇ドイツ遠征を行うU−18日本代表が発表され、
広島ユースよりFW横竹翔が選出された。

 がんばってこーい
中野くんはインフルエンザ上がりのため、大事をとって選出されず。

4月:

30日 プリンスリーグ第5節、広域公園補助競技場にて広島皆実と対戦し2−1で勝利。
得点者は内田(FK)、横竹(大崎)。
5将0分け0敗の勝点15で、首位を守った。
1部上位リーグへの進出決定。

 広島ダービー第2戦となる皆実との一戦。
サンフは4−4−2のシステムで臨んだが、前半は中盤の不調、
また皆実の4バック+加藤の守備にがっちりと押さえ込まれ、いい形をあまりつくれなかった。
皆実の4バックは岩井(くにびきOB)・松岡(広島JYOB)・林(広島JYOB)・井林(びんごOB)と、
サンフ下部組織OBによるライン4、全員もとセンターバックなのでまさに鉄壁の守り。
中野・板倉の2トップ、二列目の内田・横竹を見事に抑えていた。
 後半立ち上がり、皆実はMF矢野の飛び出しからCKを得ると、
矢野のCKをニア飛び込んだ加藤がヘッドでゴールに叩き込み先制点を挙げる。
今大会初めて先制を許したサンフは岡本が積極的に前線に飛び出してきて反撃に出、
相手PA前の混戦から中野がボールを持ち出すところファウルを受けFK獲得。
PAやや外中央右、キッカーは内田、その左足から放たれた低空高速ボールは壁の左を巻くと、
そのままゴール左スミに突き刺さった。
PKストッパーとして選手権で名を馳せたGK増田もさすがに反応しきれず、サンフがすかさず同点に追いつく。
 内田のキックのときに行った選手交代で大崎がイン、システムを4−3−3に戻したサンフは攻勢に転じ、
右サイドでボールをつないでタテに出したボールに大崎が走り込んで受け、
切り込んで上げた鋭いセンタリングにトップ下の位置から飛び込んできた横竹が豪快ヘッド!
迫力のビューティフルゴールでサンフが逆転した。
 その後は、時折ミスはあったものの概ねペースを握りつつ茶島・森保・元田と1年生を順次投入、
彼らに経験を積ませつつ逃げ切って勝利。全勝を守った。

 公式戦で今季初の先制を許したが、崩れることなくきっちりと逆転勝利。
下を向くことなく、ボランチの岡本が前へ出て行くという積極性が勝利を呼び込んだ。
 この勝利で1部上位リーグへの進出決定。(前節で決定と書いたのは間違いでしたすみません)
しかしモチベーションを落とすことなく戦っていってほしい。
全日本クラブユースサッカー(U−15)選手権・広島県大会グループリーグの経過。
 サンフレッチェ広島は4連勝でグループ1位、
サンフレッチェ常石は5連勝でグループ1位、
サンフレッチェびんごは4連勝でグループ3位(同勝点3チーム、得失点差で)。

グループリーグ、次戦は5月6日に行われる。
広島は郷原にてレヴァリーズと、
常石は竹ヶ端にて福山FCと対戦。びんごは試合なし。
28日 ◇J1第8節、ヤマハスタジアムにてジュビロ磐田と対戦し、2−4で敗れる。
得点者は佐藤(駒野)、ウェズレイ(PK)。
2勝3分け3敗の勝点9で、順位は13位に後退。

 青山が累積警告で出場停止のため、浩司ボランチで2列目には一誠が入った中盤だったが、
やはり運動量で負けてズルズル後退、スリーバックもカレンを捕まえられずに開始早々にゴールを献上。
さらにセットプレイからあっさり失点して2点のビハインドで折り返し。
 ハーフタイムで問題を修正、後半立ち上がりに駒野のクロスを寿人が決めて1点を返すが、
カウンターからまたもカレンにゴール正面フリーで決められ突き放される。
それでも寿人の突破からPKを奪取しピチブーが決めて再び1点差にするが、
太田の突破からのクロスをこれまたフリーの成岡がスタンディングヘッドで楽々押し込み万事休す。
追いつこうとする意識は見えたが、またも大量失点で無惨に敗れた。

 同じことを繰り返しすぎ。
U−20候補(代表ではなくあくまで候補)にも敗れる醜態をさらしておいて奮起するかと思えば、
さらに無様な結果に。
だいたい今年のチームは、なんか選手たちが「落としどころ」を見つけてプレイしているような気がしてならない。
「自分はこれくらいやっておけばいい」「これだけやれれば満足」
みたいな。
そんなだから攻撃でも最後のところが合わせられないし、
守備でもアホみたいにあっさり失点してしまうんじゃないのか。
見かけは「いい形」を作っていても客足がどんどん遠のいているのは、
そういうところを見られてるからじゃないのか。
サッカーとはもっと原始的な熱狂を呼び覚ますもののはず。
小手先の綺麗さなどお呼びじゃない。
守備でも攻撃でももっとガーンといったらんかい。


それにしても、チームがこういうドタバタわたわた状態でも得点ランク1位・2位のピチブーと寿人は凄い。
プリンスリーグ第4節、広島スタジアムにて広島観音と対戦し4−0で勝利。
得点者は大崎2、宮原、板倉。
4将0分け0敗の勝点12で、首位を守った。

 観音に程近い広スタでのアウェイ的一戦。
U−17日本代表候補合宿があったため岡本はベンチスタート。
 前半はあまりいい出来ではなかったが、1年生・大崎の2ゴールで優位に立つと、
後半は途中出場の宮原・板倉がゴールを決めて突き放し、快勝を飾った。

 この試合ではFW大崎くんとともに森保くんも右サイドバックで先発フル出場。
頑張ってポジションをつかんでいってほしい。
24日 ◇U−20日本代表候補と練習試合を行い、レギュラー組は1−2、サテライトは2−3。
ちょwwwwwwおまwwwwwww
いくら前日がオフで動きが悪かったからって、J1のチームが成人式もそこそこのチームに負けるかフツー。
試合内容は圧倒していたって言っても言い訳にならへんぞ。

レギュラー組に対して先制ゴールを奪ったのは陽介。
盛田のパスミスをカットした河原のパスを受けゲットした。
サンフでは外しまくるが代表ではきっちり決める男・陽介。
サンフでも決めてくださいorz
21日 ◇J1第7節、広島ビッグアーチにてアルビレックス新潟と対戦し、0−0のドロー。
2勝3分け2敗の勝点9で、順位は11位に後退。

 日本代表候補合宿帰りの陽介、U−22日本代表シリア遠征帰りの青山をスタメン起用でフルメンバーのサンフは、
立ち上がりから新潟を圧倒。ボールを支配して徹底的に攻めまくったが、
押されまくって守備に回るしかなくなった新潟の必死の守備をなかなか崩せない。
この日は浩司が積極的に前線へ進出しミドルシュートを次々放ったが、
それでも得点が奪えず、後半へ。
 後半もサンフが攻め続ける展開だったが、さすがに後半半ばを過ぎると中盤の足が止まり始め、
新潟にキープされる時間が増えたことで攻撃が構築できなくなってくるが、しかしベンチは動かず。
それでもカウンターでたびたび好機を掴み、
ロスタイムには右サイドの崩しから陽介の落としを中央回り込んだ駒野が強烈なシュート!
GK北野ははじくのが精一杯だったが、そのボールは北野の体に当たって彼の前に転がり、キャッチ。
後半からまたも雨となったビッグアーチで、またしても勝利をつかむ事はできなかった。

 今季初のリーグ戦無失点試合だったが、1点が遠かった。
最後の崩しの精度がなく、決定的なシュートがなかなか撃てず。
そして決定機はことごとくGK北野に防がれてしまった。
相変わらずちゃんとしたラストパスが駒野か陽介からしか出てこない。
そこの精度を高めないと、いくらいい形を作っても得点は絶対に生まれない。
あと、ゴールを奪うためにもっと「蛮勇」が必要。
流麗な演武では、実戦で甲冑まとった相手を仕留めるのは不可能。
防御する相手の刀ごと脳天ブチ割って叩き伏せる、その荒々しさがほしい。
この試合、陽介は前節の外しまくりのためか、自分でいける場面でパスを選択しすぎた。
もっと撃て。ユース代表じゃ決めてるだろう。
18日 広島にてトレーニングキャンプ(4/22〜24)を行うU−20日本代表が発表され、
広島よりDF槙野智章、MF柏木陽介、FW平繁龍一が選出された。

予定は以下のとおり。

4月22日(日) 16:00 トレーニング(広島ビッグアーチ)
4月23日(月) 9:30 トレーニング(広島ビッグアーチ)
16:00 トレーニング(広島ビッグアーチ)
4月24日(火) 13:00 トレーニングマッチ vs サンフレッチェ広島(吉田サッカー公園)
トレーニングキャンプ(4/22〜27)を行うU−17日本代表候補が発表され、
広島ユースよりGK原裕太郎、MF岡本知剛が選出された。

予定は以下のとおり。

4月23日(月)  9:30 トレーニング(高槻市萩谷サッカー場)
         15:00 トレーニング(高槻市萩谷サッカー場)
4月24日(火)  9:00 トレーニング(高槻市萩谷サッカー場)
         14:00 トレーニングマッチ vs 京都サンガ(サンガタウン城陽)
4月25日(水)  9:30 トレーニング(高槻市陸上競技場)
         15:00 トレーニング(高槻市陸上競技場)
4月26日(木)  9:30 トレーニング(高槻市萩谷サッカー場)
         16:00 トレーニング(高槻市萩谷サッカー場)
15日 Jサテライトリーグ、小郡運動公園陸上競技場(福岡市)でサガン鳥栖と対戦し1−1のドロー。
得点者は纉c。

 ユースから横竹くん・岡本くんが帯同し、試合出場した。
トレーニングキャンプを行う日本代表候補が発表され、
広島よりMF柏木陽介、駒野友一、FW佐藤寿人が選出された。

陽介キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
JFAプレミアカップ中国地域大会決勝トーナメントが行われ、サンフレッチェくにびきが準優勝。
 決勝トーナメント1回戦はびんごとくにびきの対戦になったが、2−2のドロー、PK戦でくにびきが決勝進出。
しかし、ハジャスを4−0で破って勝ち上がってきたクレフィオの前に1−2で敗れ準優勝、
全国大会への出場はならなかった。残念。
 この大会はU−14だったが、今度はフルメンバーによるクラセン県予選が始まる。
ぜひとも全国大会出場をつかんでほしいところ。
14日 ◇J1第6節、広島ビッグアーチにてヴァンフォーレ甲府と対戦し、2−2のドロー。
得点者は佐藤、ウェズレイ(CK直接)。
2勝2分け2敗の勝点8で、順位は10位に後退。

 押しに押して常に先行しながらそのたびに追いつかれ、
決定機は山ほど作りながらもそれらを決めることができずにドロー。
敗戦よりはマシだが、その苦労があまり報われなかったゲームだった。

 やり方はともかく、メンタルというか試合に臨む姿勢として、
もっと「賢くなる」か、「バカになる」かどっちかを突き詰めてほしいと思う。
気持ちがどっちつかずでは、勝てるものも勝てない。
プリンスリーグ第3節、高川学園グラウンドにて高川学園と対戦し7−1で勝利。
得点者は中野2、横竹3、板倉、篠原。

 インフルエンザ及び風邪の流行で佐藤・内田が出場できないなど厳しい状況だったが、
蓋を開けてみれば三試合連続の大量得点での快勝となった。

中野くんが三試合連続ゴールの5得点、
それを板倉くん・横竹くんが4点、不老くんが3点で追う。
攻撃陣が好調だが、守備でも2年の佐伯くんがセンターバックを立派に務めるなど、
守備も概ね安定しているのが快勝のベースだろうか。
JFAプレミアカップ中国地域大会グループリーグ、
サンフレッチェびんごはハジャスと対戦し0−1、みわSCと対戦し3−0でグループリーグ2位となり、
決勝トーナメント進出。
サンフレッチェくにびきはアヴァンサールと対戦し3−0、クレフィオと対戦し3−0でグループ1位となり、
決勝トーナメント進出。

 決勝トーナメント一回戦はハジャスVSクレフィオ、くにびきVSびんご。
この勝者が決勝戦を戦う。
11日 ◇Jリーグナビスコカップ第4節、ホムスタにてヴィッセル神戸と対戦し1−0で勝利。
得点者は平繁(PK)。
2勝2敗の勝点6。
9日 モンテギュー国際大会、U−16日本代表はU−16アイルランド代表と対戦し2−5で敗れる。
8日 モンテギュー国際大会、U−16日本代表はU−16ベルギー代表と対戦し0−1で敗れる。
アイルランドとの7−8位決定戦へ。
7日 ◇J1第5節、豊田スタジアムにて名古屋グランパスエイトと対戦し、3−2で勝利。
得点者はウェズレイ(駒野)、佐藤(−)、ウェズレイ(PK)。
2勝1分け2敗の勝点7で、順位は9位に浮上。

 4連勝で首位に立つ名古屋とのアウェイでの戦い、
前半は好調・名古屋の勢いに押されて防戦一方。
そして自陣からのフィードをカットされてそのはね返りが杉本の前のスペースへ転がり、
杉本がスピードを活かしてこれに追いつくと持ち込んでクロス。
戸田がクリアしようとしたがその頭に当たったボールはファーに転々、
詰めていた山口慶に押し込まれて先制を許してしまう。
だがその直後、サンフは右サイドで駒野と陽介のコンビネーションから駒野が突破しクロス、
これをファー待ち構えていたウェズレイがヘッドで叩き込んですかさず追いついた。
 後半は修正して反撃に出ようとしたサンフだったが、やはり名古屋の勢いを防ぎきれず、
CKからゴール前がら空きのスペースへ飛び込んだ増川に合わされて勝ち越しを許してしまった。
ここでペトロヴィッチ監督はペースを変えるべく後半25分浩司に代えて平繁を投入、
彼をトップ下に置いて陽介をボランチに下げた。
もちろん、陽介はその位置から運動量を活かして前線に飛び出す仕事を要求される。
そしてここから大きく試合が動いた。
後半27分、右CKウェズレイのショートコーナーを陽介が戻してウェズレイがクロス、
ファーのダリオがヘッドで折り返して中央戸田がシュート、
それをGKの鼻先で寿人がわずかに方向を変えてゴールに押し込み同点に追いつくと、
さらに31分には右サイドから寿人のクロス、
これを中央平繁がスルーしてファー陽介がトラップしドリブルでPA突入、
そこを藤田が引っ掛けてしまいPK、藤田は得点機会阻止で一発退場。
このPKをウェズレイがGKの逆を衝き左スミに蹴り込んで逆転!
あとは名古屋の反撃を凌ぎきって、劇的な逆転勝利を飾った。

 典型的な負けパターンの試合だったが、それでも勝つことがあるのが勝負の世界。
今回は、剣が峰に追い詰められたものの勢いに乗って突進してくる名古屋をうっちゃった、
というところか。
きっちり対策を立てられていたらどうなっていたかわからないが、
名古屋は4連勝ということで、自分たちのやり方を押し通してきたというところに逆に勝機があった。
でもまあしかし、こんな勝利を重ねていても仕方がないので(もちろん勝利自体は大いにOK)、
「まわしを取って投げて勝つ」という、サンフ本来のコンセプトでの勝利も見たいところ。
・・・・・・といっても、
「押しているのにシュートが撃てずにカウンター一発で撃沈」
というのはもう勘弁な。
◇プリンスリーグ第2節、吉田サッカー公園にて岡山学芸館と対戦し6−0で勝利。
得点者は不老(岡本CK)、横竹(−)、岡本(−)、中野(−)、中野(−)、茶島(板倉)。

 先週からサニックス杯、東海フェスティバル、西日本サッカーフェスティバル、吉田フェスティバルと、
一日に二試合ペースでぶっ通しで試合を行い、中一日で臨んだ第2節。
人手不足のサテライトに篠原・大森の両選手を貸し出し、中盤の柱の一つを欠いた状態だったが、
中盤では岡本・内田・横竹が奮闘、
佐藤・佐伯のセンターバック陣も、時折ミスから訪れるピンチを的確にカバーしていく。
そして31分、板倉の仕掛けから得たCK、岡本のキックをファー不老がヘッドで叩き込んで先制すると、
40分には左サイドからのクロスを中央落として右から横竹がドリブル突破、
DFともつれながらも角度のないところから蹴り込み2−0とした。
 後半立ち上がりには中野の落としを岡本が受けて右スミに見事なコントロールシュートで3−0、
これで完全にペースを握ると、時折学芸館の鋭いカウンターを食らうものの次々に相手ゴールを襲い、
圧倒的なボールキープを見せる中野がGKとの一対一を制して4−0、
続いてPA外から鋭い左足ミドルで5−0。
最後は途中出場の1年・茶島が板倉のクロスを押し込んで公式戦初ゴールをマークし6−0。
守備では、兼田の負傷を受け先発した原がスーパーセーブも含め安定した守備やコーチングを見せ、
DF陣と連携して学芸館に得点を許さず完封勝利。
疲労の中、快勝を飾った。

 昨年、同じようなシチュエーションの中で迎えた銀河学院戦では相手に運動量で上回られてペースをつかめず、
遊佐が退場するなど自滅の形で敗れてしまったが、今年はその徹を踏まなかった。
前半の、まだペースが定かならぬ時間帯を支えた中盤の三人の出来がこの勝利を呼び込んだといっていいだろう。
もちろん、原くん・拓・佐伯くんの三人ががっちりゴール前を固めていた事も大きい。
そして点が入り始めてから、とくに後半からは中野くんの独壇場だった。
連勝で首位に立ったサンフの次の相手は、高川学園。アウェイとなる高川学園での戦いになる。
毎年僅差の戦いを演じているので、今年も気の抜けない試合になるだろう。
コンディションを整えて、勝ってきてほしい。
6日 JFAプレミアカップ中国地域大会の組み合わせ発表。
 びんごがA組、くにびきがB組。
今年は岡山県、美作サッカー・ラグビー場での開催なので、岡山県より2チーム出場。
アヴァンサール、ハジャスとも音に聞こえた強豪だが、負けずに勝ち進んでほしい。
モンテギュー国際大会、U−16日本代表はU−16ルーマニア代表と対戦し1−1のドロー。
 この結果、日本は1分け1敗でルーマニアと勝点で並び、
得失点差も同じだったので総得点の差でグループ2位に。グループ2位のチームによる順位決定戦に回った。
まずは7日、B組2位のベルギーと対戦する。
4日 ◇Jリーグヤマザキナビスコカップ第3節、広島ビッグアーチにてヴィッセル神戸と対戦し、2−0で勝利。
得点者はウェズレイ(−)、ダバツ(柏木CK)。
1勝2敗の勝点3。

 最近の試合で失点がかさむサンフは、
脚の調子が思わしくない盛田に代えてダリオが先発。
この試合は皆守備意識が高く、ちょっと自重しすぎなきらいはあったが概ね集中、
危険な場面も相手のミスなどで事なきを得た。
攻撃ではウェズレイの個人技からのゴール、
そして試合終了間際、陽介のCKからのダリオのゴールでまずはがっちり勝ったというところ。
ただ、これを本物の勢いにつなげるには、リーグ戦で勝つこと。
名古屋戦も集中していきたい。
◇モンテギュー国際大会、U−16日本代表はU−16イタリア代表と対戦し1−2で敗れる。
得点者は大崎。

 広島ユースからは大崎、玉田、森保の三名が選出されているU−16日本代表、
毎年恒例のモンテギューに出場。
 初戦の相手はU−16イタリア代表。
前半に失点し、後半立ち上がりにも失点して苦しい展開も途中出場の大崎が投入後5分でゴールを挙げて反撃、
しかし及ばずに敗れてしまった。
 森保くんが先発で後半途中交代、大崎くんと玉田くんが後半途中より出場。
大崎くんはゴールを挙げ、いい滑り出しか。

3月:

31日 ◇J1第4節、広島ビッグアーチにて横浜F・マリノスと対戦し、1−3で敗れる。
得点者はウェズレイ(服部)。
1勝1分け2敗の勝点4。
ウェズレイがJ1通算100ゴールを達成した。

 開始10分、サイドチェンジから右サイドで陽介がキープし反転しざまのクロス、
ファーサイド詰めていた服部がヘッドで折り返し飛び込んだピチブーが押し込んでゴール!
これでピチブーはJ1通算100ゴールという大記録を達成、
いつもの弓射パフォーマンスのあと、前日に第一子が誕生した駒野のためのゆりかごパフォーマンス。
これ以上ないスタートとなったが、そのわずか1分後、
パスを回されて鞠右サイド田中隼磨が完全フリーでボールを受け狙いすましてクロス、
ファー走り込んだ大島がヘッドで叩き込んであっさり同点となった。
ゴール前には戸田とカズがいたが、どちらも競れず。
 それからはサンフが攻勢に出、鞠はズルズルと下がってゴール前に張り付いた状態。
圧倒的にボールキープして攻めるのだが、最後の崩しができずにシュートにまでいけない。
それでも前半終了間際になるといい形でのシュートも出るようになったが、点を奪えずに後半へ。
 その後半開始立ち上がり、修正してきた鞠は一気に前へ出てくる。
そしていきなりサイドを破って狩野がシュートを放つと、続いて左サイドを突破、
盛田をかわして折り返したボール、キープして右に出しフリーの山瀬功治が蹴り込んで逆転した。
後半1分。ビッグアーチでのナビスコガンバ戦の2失点目とほぼ同じ形だった。
 さらに前に出る鞠、後半6分には再びボールをつないで右サイド、フリーで受けた狩野がふわりとクロス、
中央待ち構えていた大島がちょっと戻りながらのスタンディングヘッドで左スミに決めて3点目。
いずれもゴール前には充分人数はいたのだが、誰も何も出来なかった。
調子付いた鞠は前からのプレスを徹底、サンフは攻め手を失う。
盛田を下げて平繁を投入したものの流れは変わらず、そのまま試合終了。
またも3失点を喫して敗れた。


 先制ゴール後にあっさり失点し、その後攻め続けながら点が取れず、
後半開始直後から前に出てきた相手にポンポンと2点献上。
いくら「いい形」を作っているといっても、こんな試合運びでは勝利などおぼつかない。
中盤にはもっと強靭さが必要だし、
DFラインはハイボールどころか単純なクロスにも全然競れないではお話にならない。
こんな有様では、いくらいいサッカーをしても勝つことはできない。
もっと必死さを持って戦ってほしい。
ボールキープしてゆったりパスをつないでいるのを見ていても、全然面白くない。
お上品なおサッカーなど見たくはない。
もっとガツンと相手にぶつかっていってほしい。気迫と厳しさが足りんよ。

 今のサッカーは相当なハイリスクサッカー。
ビルの間に渡された細い糸の上で集団曲芸をやっているようなもの。
全員が相当な達人にならないと、落ちずに踊りきることはできない。
夏までにそこまで全員を持っていくことができなければ、今のままでは残留争いをすることになるだろう。
このままやるのか、折り合いをつけてある程度守備に重きを置くのか、
遅くとも4月中には見極めたほうがいいと思う。
今年は夏まで中断期間がないため、下手にズルズルいったら取り返しがつかなくなるので。




 それはさておき、ピチブー、J1通算100ゴール達成おめでとう!
シュートだけでなく中盤に下がってのゲームメイクなど、年齢を感じさせない縦横無尽の活躍は素晴らしい。
他のメンツは、彼よりも若いのに彼よりも走らないんだから困ってしまう。
ピチブーを見習ってもっと走り回ってほしい。
26日 ◇サテライトが南津守にてセレッソ大阪と練習試合を行い、1−1。
得点者は前田。

 サニックス杯、東海フェスティバルと福岡遠征中のユースからも篠原・岡本・山根・横竹がサテライトに参加。
25日 ◇Jリーグヤマザキナビスコカップ第2節、フクアリにてジェフユナイテッド市原・千葉と対戦し、1−2で敗れる。
得点者は纉c(柏木)。

 纉cが先発しゴール、平繁が公式戦初先発フル出場、愛媛帰りの洋次郎と田村が途中出場と、
若い選手たちがそれぞれ活躍を見せた。
 ナビスコでは若い選手達を鍛えて、リーグ戦でも自信をもって起用できるようにしてほしい。
22日 ◇24日のペルー戦に向けた日本代表の追加招集選手が発表され、
広島よりFW佐藤寿人が選出された。

 ガンバ戦では得点こそ無かったものの、90分にわたり安定したパフォーマンスを見せていたので、
選出についてはまあ妥当なところだろう。
代表では最近二列目を担当することが多いようだけど、
どこで起用されても、ちょっと最近溜まりがちなモヤモヤを吹き飛ばすような活躍を見せてほしい。
21日 ◇Jリーグヤマザキナビスコカップ第1節、広島ビッグアーチにてガンバ大阪と対戦し、0−3で敗れる。
 リベンジを期して臨んだホーム戦だったが、結果は万博のときと変わらなかった。
確かに大きなミスはなかったが、中盤の動きが悪く、
守備ではスリーバックの、攻撃ではツートップの働きにすべてがかかっていた。
かろうじて陽介がアグレッシブな動きで中盤をカバーしていたが・・・
ガンバはアウェイゆえ自重気味に試合を運んでいた(西野監督によれば単に「動きが悪かった」そうだが)
おかげで大きな破綻はなかったが、前半終了間際、サンフの攻撃がシュートで終われなかったところをカットされて
速攻を食らい、ミドルシュートレンジで二川をフリーにし見事なミドルを決められてしまった。
確かに素晴らしいシュートだったが、あそこであれだけフリーにしたら凄いシュートを撃つ余裕は充分できる。
あの位置でのプレッシャーがなかなかかけられず、DF頼みだったツケが危険な時間帯で出てしまった。
 後半立ち上がり早々、サンフは右サイドから攻撃をかけクロス、しかしクリアボールを拾われてまたも速攻を食らい、
キープからの折り返しをバレーに決められてしまう。まるで練習でもやっているようにきれいにやられてしまった。
 3点目もバレーが決め、ガンバはモチベーションが下がってミス連発、これに乗じてサンフは攻勢に出、
浩司→纉cの交代のあたりからようやく両サイドを使った多彩な攻めが見られるようになってきたが、
ついに得点は奪えず。ガンバは守備の要・シジクレイを交代させる余裕も見せていた。

 ガンバの攻勢を止めるにはまず中盤を分断しなければならない。
しかし、この日のサンフは中盤が特に守備においてほとんど機能しておらず、
決して本気モードとはいえないガンバにボールを回されてしまった。
DFとFWが本当にがんばっていたおかげで大崩れはしなかったが、これで勝つのは難しい。
 青山と浩司に精彩がなかった。青山は昨年の好調時からは考えられないようなミスを連発しており、
インフルエンザ明けからU−22代表とサンフの試合に出続けていることによるコンディション不良は明らか。
浩司も運動量・動きの質ともに悪く、ベストコンディションからはほど遠い。
 できるなら次の試合は休ませてやりたいところだが、ミシャは以前、
「アオの代わりに浩司を(アンカーの位置に)起用したら、浩司の代わりは誰がやるのか?」
とコメントしていた。この二人は今のサンフにとっては生命線。
おいそれと代えるわけにはいかないのが難しいところ。
ただ、この日は途中出場の平繁・纉cがよい働きを見せていたので、それはプラス材料。
「今日のブーイングは選手ではなく自分にしてほしい」とコメントしたミシャの次節の采配に注目。

 日程はきついが、
年初からトルコにまで行って厳しい練習を積んできたことを無駄にしないような試合を見せてほしい。
 この日の試合後にはブーイングが起きたが、
「ホームで0−3完敗、しかも4日前にも同じ相手に0−3」では至極当たり前のことだと思う。
「負けてしまったけど、この前より内容は良かった」
なんて言い訳はホームでは通用しない。
「たとえ相手が自分たちより強かろうがホームでは絶対に負けない、負けられない」、
それがプロフェッショナルの心意気だろう。
 試合後挨拶に行った選手たちのパフォーマンスに関しては確かに悪いところはあまり(←ちょっと譲歩して)無かった。
しかし、あれは「チーム」へのブーイング。
その一員であれば、たとえ自分が悪くなかろうがそれを甘んじて受けなければいけない。
(会社員とかそーゆーこと日常茶飯事よ。
ていうか万博ではブーイングすらしてもらえなかったのに比べればはるかにマシだと思う)
そして次のホーム戦、鞠戦で私たちを見返してみせなければならない。
20日 フランス遠征(3/31〜4/11)を行うU−16日本代表が発表され、
広島ユースよりMF大崎淳矢、MF森保翔平、FW玉田道歩が選出された。

 毎年お馴染みのモンテギュー国際大会(4/3〜9)に出場する。
各々、自分の持ち味を存分に発揮して勝利に貢献してきてほしい。
19日 ◇24日の国際親善試合に向けた日本代表18名が発表され、
広島よりMF駒野友一が選出された。

 今回は緑の茸とフランクフルトの寿司が合流。
今のところFWは寿司だけってことは、ナビスコやACLで結果を出したFWが追加選出ということになるだろうか。
寿人気張れー。
◇ポルトガル遠征を行うU−20日本代表に、
広島MF遊佐克美が追加選出された。

 おお、いてらー。
それにしても槙野と遊佐が一緒とは、ひどく騒がしい遠征になりそうだ。
18日 ◇JFAプレミアカップ島根県大会決勝リーグが行われ、
サンフレッチェくにびきジュニアユースFCが優勝。

 グループリーグ1位の3チームによるリーグ戦、
くにびきは出雲二中に4−0で勝利、美津に2−2のドロー、PK5−3。
この結果により島根県大会優勝、中国大会への出場を決めた。
 おめでとう!びんごともども、全国大会への出場を目指して練習していってほしい。
17日 ◇J1第3節、万博競技場にてガンバ大阪と対戦し、0−3で敗れる。
1勝1分け1敗の勝点4。

 前半13分、遠藤のフィードに二川が抜け出しゲット。
先制されるとガンバの力と技の前に時間と共に押し込まれ、
後半開始から間もなくはよい時間帯があったが、
下田のスローを受けた戸田が遠藤にボールを奪われそのまま決められると、
続いてタテ一本からバレーに抜け出されて決められ万事休す。
 サンフは武器のツートップと両サイドを抑え込まれてほとんど攻め手なし。
しっかり対策を立ててきたガンバの前にほぼ手も足も出ずに敗れ去った。

 J1復帰してきた柏、強豪のガンバ、ともにツートップ、特に前線の基点となるウェズレイを抑え、
両サイドの駒野と服部にマークをつけてクロスの出所を押さえ、
あとは厳しくプレスをかけてビルドアップのミスを奪いカウンター、
という戦い方を採ってきた。この後の相手もそういう戦術を採ってくるだろう。
トルコでの練習試合では、相手はこちらのことは知らないから打ち合いになっていたが、
研究してくる相手に対してはそうはいかない。
相手とまともに戦うのならば、
今まで以上に考えるプレイをし、それを連動させ、相手の想像を超える攻撃をしていかないと。
それができないのならば、相手との力量差を見極め、それに応じた戦術を採っていくしかない。
 ナビスコでは洋次郎や遊佐といった選手にもチャンスが与えられるか。
試合にアクセントをつけられるプレイヤーが出てきてほしい。
◇プリンスリーグ第1節、広域補助にて江の川と対戦し9−0で勝利。
得点者は金田2(1FK)、不老2、板倉3、中野、大崎(PK)。

 いよいよプリンスリーグ開幕。サンフは内田・佐藤をU−18日本代表候補合宿で欠いた状態でのスタート。
 前半は守備を固める江の川を大いに攻めあぐみ、
前半終了近くに中野の折り返しを金田が押し込んでようやく先制した。
 しかし後半立ち上がりにFKを得ると、これを金田が弾丸ライナーで突き刺して2−0とし、
これで前に出てこざるを得なくなった江の川を一気に押し込んで後半8得点の猛爆。
終わってみれば圧勝、というゲームになった。

 年初から好調をキープする板倉くんがハットトリック、
不老くんも2ゴール、中野くんも1ゴールと、スリートップで6得点の荒稼ぎ。
板倉くんと不老くんはスピードと運動量があるので、今年はスリートップがはまりそう。
となると横竹くんには中盤をやってもらうことになってしまうが・・・(今日はボランチ)。
今日大活躍の浩明、そして今日は出ていなかった岡本くんに内田くんも加えて、レギュラー争いは激化しそう。

 今日は新入生三人が公式戦出場を果たした。
後半開始から森保くん、後半途中から大崎くん・茶島くん。
森保くんは右サイドバック、大崎くんはFW、茶島くんは中盤でプレイした。
大崎くんは自らの突破で獲たPKを自分で決め、公式戦初出場初ゴールをマーク。
今年の新入生は彼らをはじめとして、次々レギュラー争いに加わってきそう。

 本日の1部リーグもう一試合は、高川学園(旧・多々良学園)が作陽を1−0で破った。
サンフの次節は4月7日、11:00より吉田にて岡山学芸館戦。
◇JFAプレミアカップ広島県大会決勝トーナメントが行われ、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCが優勝、サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースが準優勝。

 決勝トーナメント、
準決勝第一試合ではサンフレッチェ広島が福山FCと対戦、0−0で勝負つかずPK戦となり、
4−2でサンフレッチェ広島が決勝に駒を進めた。
第二試合はサンフレッチェびんごが五日市FCを2−1で破って決勝進出。
 決勝戦も双方譲らず、0−0で決着つかず、PK戦に。
これを5−4で制したびんごが優勝となった。おめでとう!


 JFAプレミアカップ島根県大会も本日開幕、
サンフレッチェくにびきはグループリーグ全勝で決勝リーグ進出を決めた。
こちらも優勝目指してがんばれ。
16日 17日開幕のプリンスリーグ概要発表。
 公式ページが07年度版にチェンジ。いよいよ開幕。
17日の試合は、
1部:
 11:00 サンフレッチェVS江の川(広域補助)
 13:30 作陽VS高川学園(ビッグアーチ)

2部:
 11:00 立正大淞南VS沼田(ビッグアーチ)
 13:30 境VS高陽(広域補助)


18日は、
1部:
 11:00 銀河学院VS岡山学芸館(広域補助)
 13:30 広島皆実VS広島観音(ビッグアーチ)

2部:
 11:00 県工VS玉野光南(ビッグアーチ)
 13:30 米子東VS山口鴻城(広域補助)

 ビッグアーチ・広域補助で7月21日まで続く長い戦いの口火を切る。
注目カードは、18日の皆実VS観音。いきなり激突だ。
13日 ◇広島修道大と練習試合(50分×2)を行い、2−0、3−0。
 一本目はレギュラー組、10人で戦った。得点は浩司(FK)、高萩。
二本目はサテライト、こちらは11人。得点者は平繁2(1FK)、上野。
ポルトガル遠征(3/18〜27)を行うU−20日本代表が発表され、
広島よりDF槙野智章が選出された。

 がんばってこーい。
今回陽介は選出されず。まあサンフのレギュラーだし、ナビスコあるし。
ひょっとして代表選出かも(それはない
12日 FWチョ・ウジンがU−20韓国代表に選出された。
 3/23〜27にスウォンで開催されるSUWON CUPに出場する。
サンフでの練習の成果を見せてきてほしい。
11日 Jサテライトリーグ、吉田にてアビスパ福岡と対戦し、2−2のドロー。
得点者は平繁(高萩)、高柳(−)。

 サテライトリーグも開幕、初戦の相手は福岡。
古賀や久永、宮崎に長野という実戦経験豊富なメンバーを擁する福岡の前に、
U−21+オーバーエイジ3人(ダリオ・上野・木寺)のサンフは序盤は劣勢。
中盤の要・久永の展開から左サイドを突破してくる古賀、また右サイドから飛び出してくる宮崎の前に押し込まれ、
8分に宮崎の突破から与えたCK、古賀のキックをDF長野に足で合わされてしまい先制を許す。
 前半は田村が右ウイングバックを担当していたが、さすがに慣れないポジションで古賀の相手をするのは荷が重く、
その対応に苦慮していた。だが前半の半ば過ぎからは中盤が踏ん張って両サイドにボールを散らし、
前線で走り回る平繁も効果的なポストプレイや俊介とのコンビプレイでチャンスを作る。
 そして後半、田村に代わってピッチに入った遊佐がその豊富な運動量と果敢なスライディングタックルで古賀に密着、
福岡の左サイドからの攻撃を封じるとペースは本格的にサンフへ。
洋次郎の大きな展開、一誠の確実なつなぎで次々に両サイドに展開すると遊佐、入船がどんどん飛び出し、
洋次郎・一誠・纉cも機を見て前線に進出、FWとの絡みで波状攻撃を繰り出す。
そして後半24分、右サイドハーフウェイライン付近でボールカットした洋次郎がゴールめがけ一気にドリブル突破、
DFをひきつけると冷静に左へスルーパス。
俊介がニアに走って開いたスペースに平繁が飛び込み、きっちり合わせて同点に追いついた。
 これで勢いに乗ったサンフはさらに攻勢を強めるが、釘崎が右サイドから意表を突くミドルシュート、
これが見事にニアサイドを破ってゴール、勝ち越される。
 纉cは相手選手との接触で負傷、いったんはピッチに戻ったものの続行は難しく上野に交代。
サンフはスリートップとなった。
同点に追いつく前、自ら得たPKを止められるという失態を演じていた俊介は、
このあたりになると体を張ってボールをキープしはたく、というプレイを継続、
この日はなぜかシュートは入らないものの存在感は見せた。これを最初から出来れば。
前掛かりになるサンフに対し福岡もカウンターの速攻から立て続けに決定機を作るが、
ここはサンフ守備陣がぎりぎりのところではね返す。
そして後半37分、洋次郎が左にはたいたボールを入船が前線にフィード、
これに反応したのはアンカーの位置から一気に前線に飛び出してきた一誠。
DF二枚に両側から挟まれるも、見事なトラップからボールコントロールして中央抜け出しざまシュート!
鮮やかにゴールネットを揺らしてサンフが再び追いついた。
この迫力にはギャラリーたちが一斉に色めきだって歓声と拍手を送っていた。
 これで完全に波に乗った若い選手たちはボールをどんどん動かして多彩な攻撃を繰り出し、
決定機を次々に迎える。
最後のところで福岡守備陣が踏ん張り、ゴールは奪えずそのままドローとなったが、
終盤の怒濤の攻勢はレギュラー組に匹敵する素晴らしいもので、見ていて楽しかった。


 やはり平繁はJ1の試合で使われているだけはあり、前線での精力的な動きは別格。
彼はレベルの高いものに触れると謙虚にそれから学ぶ姿勢があるようで(ユースでの俊介との出会いとか)、
それがプロの世界でも大いに役立っているようだ。
ただ、ちと謙虚すぎてパス出しすぎな印象があるので、もっと強引にフィニッシュまで持ち込んでほしいところ。
でも、慣れてくれば自分でいくところ、任せるところのメリハリをつけてくれるだろう。
 洋次郎も、運動量豊富に走り回ってトリッキーなプレイや正確な中長距離のパス、
相手をひらりとかわして突進するキレのあるドリブルと、華麗なプレイを連発。
守備のほうも、相手に体をぶつけてカットしカウンターの起点になる場面がいくつかあり、
早くレギュラー組に食い込んできてほしいところ。
あとはもっとミドル撃て。
 一誠はもうひと回り強靭になってくれれば。ゴールのときのテンションで90分頼む。
 遊佐はいつもどおり遠慮会釈のないスライディングタックルを連発。
運動量を活かして激しく上下動し、右サイドをたびたび上がってクロスを上げたり、
オフサイドだったがワンツーで裏に抜け出してシュート、ゴールネットを揺らしたりしていた。
この勢いは一度実戦、ナビスコあたりで見てみたいところ。


ちなみにこの試合の主審はなぜか辺見でした。
10日 ◇J1第2節、広島ビッグアーチにて柏レイソルと対戦し、1−1のドロー。
得点者は戸田(森崎浩)。
MF服部公太がJ1・100試合連続フルタイム出場を達成した。

 ホーム開幕戦、迎えるは一年でJ1復帰を果たした、知将・石崎監督率いる柏。
沢山の観客を集めたいところだったが、いつも通りというかなんというか、この日も雨。
何でホームゲームピンポイントで雨降るの。
 立ち上がりは素早くパスを回すサンフのペースだったが、
柏が前線からのプレスを強め、また降り続く雨でピッチ状況が悪くなってくると、
サンフのビルドアップがうまくいかなくなり、カットされて速攻を食らう、という場面が増えてくる。
前半の失点も、そういった流れの中のセットプレイから決められたもの。
確かに陽介のクリアミスを拾った菅沼による、ゴール前混戦の狭い隙間を通す見事なミドルではあったが、
悪い流れの中からの苦手なセットプレイによる失点はありうることだった。
 その後も速攻から柏にPKを献上してしまうが、ズバリの反応を見せた下田に足元を狂わせたか、
フランサのキックはバーを直撃してゴールならず。
(試合後コメントによれば、下田が軸足体重移動でフランサのキック方向を右へ誘導したとのことで、
フランサはすでにお釈迦様の掌の上の孫悟空状態だったようだ)
 サンフも反撃をはかるが、右サイドの駒野は菅沼にマンマークを受けてなかなか突破できない。
その分陽介が奮起、鮮やかにして粘り強いドリブルで再三突破しチャンスを作る。
しかし最後のところで柏守備陣がはね返し続け、柏のプランどおりの前半が終了した。

 後半も同じ流れ、ボールを回すサンフにプレスからのカウンターをうかがう柏、という図式で
じりじりと時間が過ぎていく。柏は小林亮を投入してスリーバックにし、守備を固めてきた。
しかしサンフは徐々にペースをつかみ始め、両サイドからの攻撃が機能し始める。
左サイド服部からオーバーラップの盛田へタテパス、
盛田の鮮やかなセンタリングに中央飛び込んだウェズレイが合わせる!という決定機もあったが、
これは上にふかしてしまいゴールならず。
 ここでサンフは勝負に出る。盛田に代えて平繁イン。2バック・3トップにして勝負に出た。
その直後、右サイドを陽介が突破して鋭いクロス、GK南がはじくところへ平繁が飛び込み押し込んでゴール!
しかし、ボールを保持していた南の手を蹴ってゴールしたと判定され、ラフプレイでイエロー、ノーゴールとなった。
微妙な場面ではあったが・・・
 それはともかく、それからは平繁のポストを中心に両サイドに展開して柏を押し込み、
後半42分、左CKを得るとウェズレイがキック、ニアでそらして中央混戦、
陽介がヘッドで右に落としたボールを浩司がキープ、身体を捻って中央に折り返すとそこには戸田、
確実にインサイドでゴールに突き刺してついに同点に追いついた。
 ロスタイムも柏のカウンターを防ぎつつ押し込んだが惜しくも逆転ゴールは奪えず。
両者勝点1を分け合うこととなった。

 またしてもノブリンにうまいことやられてしまった。ノブリンてばサンフマニアすぎ。
柏はプレスが素晴らしい。ブラジル人トリオもプレスをきっちりやるし縦横無尽に動き回るし、
それに元気いっぱいの菅沼が絡んできて、なかなか難しい相手になっている。
山根も地味に利いてたし、このチーム、今後番狂わせを演じる可能性高し。
サンフは、こういう相手に対してもボールを素早く回して多彩な攻撃を繰り出し、
ゴールを奪って勝利しなければならない。今日のゲームをいい経験にして今後に活かしてほしいところ。
とりあえず次節のアウェイ脚戦はカウンターの網にハメる作戦でいいと思うけど。

 にしても、陽介はどんどん「スゴ味」を増している。今日は延べ20人くらいはドリブルで抜いたんじゃないか。
センスと運動量の融合。これがさらに洗練されていけばいったいどうなるか。楽しみ。
 アオはちょっと精彩を欠いている。インフルエンザ明けから試合続きだし、
来週もU−22の試合あるし週末にはガンバ戦だし・・・大丈夫だろうか。
年代別代表とはいえ代表選手はコンディション調整が難しい。なんとか管理していってほしい。
まあ・・・今日の戸田のゴール後、歓喜の表情で気持ちよく走っている戸田の横合いから
ドーンとボディアタックかまして吹っ飛ばしていたから、フィジカルにはそれほど問題が無いんだろう。
試合勘がまだ、というところか。U−22はへんなサッカーやってるし、そのせいだろう。

 最後になったけど、服部の100試合連続フルタイム出場はとてつもない偉業。
レギュラーを譲らない、コンディションを崩さない、怪我をしない、出場停止にもならない、
それらすべてをクリアしないと達成できないんだから。
今季も体が良く動いているようで、早いところ美しいクロスからアシストを記録してほしい。
9日 JFAプレミアカップ(U−14)広島県大会組み合わせ発表。
 A組に広島と常石、B組にびんごが入った。

A組(広島スタジアム)
3/10
 10:00 広島−常石
 14:00 広島−十日市中学校
 15:00 五日市FC−常石
3/11
 10:00 広島−五日市FC
 12:00 常石−十日市中学校

B組
3/10(びんご運動公園)
 11:00 九嶺FC−びんご
 14:00 廿日市FC−びんご
3/11(広島スタジアム)
 13:00 びんご−福山FC

各組上位2チームが17日の決勝トーナメントへ進出する。
8日 14日のアジア男子サッカー2008・2次予選・U−22マレーシア戦に向けたU−22日本代表が発表され、
広島よりMF青山敏弘が選出された。
 今回はアウェイ。
来週末はアウェイでガンバ戦ということでアオが抜けるのはなかなか痛いが、
行くからには勝利に貢献してきてほしい。
今度はコンディションも上がってるだろうし、この前に倍するパフォーマンスを。
7日 トレーニングキャンプ(3/12〜18)を行うU−18日本代表候補が発表され、
広島ユースよりDF佐藤拓、MF内田健太が選出された。

 自分たちのストロングポイントをしっかりとアピールしてきてほしい。
中国地方では境高校のエース丸谷くんも選出されており、こちらもがんばってほしいところ。


・・・・あれ、プリンス初戦は?
6日 福山大学と練習試合(50分+60分)を行い、12−0(前半5−0)。
 前半50分、後半60分という変則の練習試合。
前半に主力組が登場、得点はウェズレイ、寿人2、服部、一誠。
後半はサテライト、得点は田村2、前田、高萩、チョ、練習生2。
5日 U−20日本代表候補トレーニングキャンプで負傷したDF橋内優也が検査を受け、
左ハムストリング肉離れで全治6週間と診断された。

 開幕したばかりだというのについてないが、焦らずにしっかり治して戻ってきてほしい。
4日 ガンバ大阪練習場にてサテライトがガンバ大阪と対戦し、1−2。
得点はオウンゴール。
 バレー、家長が普通に出てきたガンバサテの前にあまりいいところがなく、
なんか、「いつものサテライト」だったようです。
3日 ◇J1第1節、味の素スタジアムにてFC東京と対戦し、4−2で勝利。
得点者は佐藤(駒野)、佐藤(駒野)、ウェズレイ(−)、ウェズレイ(−)。

 いよいよ開幕のJリーグ、
サンフは14時よりJ1の口火を切ってキックオフ。
 発熱のため今週より合流したピチブー、
そしてインフルエンザ上がりでU−22日本代表の試合に出場していた青山と、
コンディションに問題を抱える二人も先発し、ベストメンバーで試合に臨んだサンフだったが、
立ち上がりから動きが悪く、東京の攻勢を許す。
しかしここで代表コンビの駒野・寿人が魅せた。
カウンターから右サイドに展開し駒野がクロス、
陽介がニアに飛び込んでDFを引き連れ、ファーからフリーで飛び込んだ寿人がダイレクトボレー!
鮮やかにゴール右スミに突き刺して先制、
さらにまたも駒野が下田のパスを受けるや前線飛び出す寿人へロングフィード、
寿人が飛び出すGKの前でちょんと右足で合わせ2点目。
 これで試合の主導権を握ると、今度はピチブー。
駒野のパスからPA内切り込んだ陽介のシュートがはじかれるところを押し込んで3−0とし、折り返した。

 後半立ち上がり、陽介が痛んで倒れたが東京は攻撃を続行、
主審もゲームを止めなかったためそのまま東京が攻め入ってルーカスの個人技で1点を返した。
しかしサンフもすかさず反撃、寿人のループ気味のシュートがバーに当たってはね返るところを
ピチブーが押し込んで4−1と再び突き放した。
 その後、馬場のFKをルーカスがヘッドで叩き込んで4−2となったが、
サンフはそのまま逃げ切って勝利。
J1復帰後初の開幕戦勝利をアウェイの地で飾った。

 全体的に動きが硬く、後半はしゃにむに攻めにきた東京の前に守勢に回ってしまったが、
アウェイで4点も取って勝てればまずは御の字だろう。
もっとも、東京は茂庭が負傷離脱、しかも新外国籍選手がまだフィットせず、
さらに伊野波、梶山、平山というU−22代表組が水曜の試合のためコンディション不良と、
なかなかに苦しい台所事情だったようで・・・
勝つべき試合をしっかり勝ててよかった。
修正すべきところを修正して、ホーム開幕戦につなげてほしい。

 ルーキー平繁が終盤にピチブーと交代で出場。
いい飛び出しや突破を見せたが、シュートを撃つべき場面で横パスを出してしまった場面があったようで、
これはいささか彼らしくなかった。遠慮会釈なく撃って構わんぞ。 

 ミシャは、試合後コメントで、
「今日の東京のように(25,257人)、ビッグアーチにも2万人くらい集まって、若い選手たちを助けてあげてほしい」
と言っていた。
2万人くらいといわず3万人くらい集まりたいところ。
ピチブーは今日の2ゴールでJ1通算99ゴール、外国籍選手初となる100の大台まであとひとつ。
これも成就を大勢で後押しし、かつ祝ってあげたいし。
いいサッカーをするチームはスタジアムを可能な限りいっぱいにしてサポートしてあげないといけない。
さもないと、魅力的なサッカーを展開しながらも毎年主力選手を放出する千葉のようになってしまう。
3月10日はビッグアーチに集結せよ。できればシーズン中ずっと。
◇トレーニングキャンプ(3/9〜14、J-STEP)を行うU−17日本代表候補が発表され、
広島ユースよりGK原裕太郎、MF岡本知剛が選出された。

 いってらっさーい。
プリンス開幕直前だから、くれぐれも怪我しないように。
2日

2月:

28日
27日 ◇サテライトが広島経済大学と練習試合を行い、4−2。得点者は前田3、入船。
トップチームは九州産業大学と練習試合を行い、6−0。得点者は柏木3、寿人2、森崎浩。

 サテライトはビルドアップにミスが多く、2点先行しながらあっさり追いつかれるなど、
いまいちぱっとしない内容だったらしい。
 トップチームはコンディション上向きで万全の試合運び。
駒野のクロスに陽介が飛び込む、という形で2ゴール、
服部のクロスから平繁→陽介、という形で1ゴール、と、
両サイドからの崩しで陽介ハット達成というのはいい感じ。
寿人のゴールは纉cのクロスと陽介CK、
浩司のゴールは寿人からとのこと。
 ウェズレイはまだ調整中で、今日寿人とコンビを組んだのは平繁(後半途中、田村に交代)。
ゴールはなかったものの、陽介のアシストをはじめとしてボールを引き出す動きがよかったようだ。
ホーム開幕戦で見られるかも。
広島MF遊佐克美が、U−20日本代表候補合宿に追加招集された。
平繁とともに卒業式後の合流になるようだ。走り回ってこい!
26日 トレーニングキャンプ(3/3〜9)を行うU−15日本代表候補が発表され、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCよりDF宗近慧が選出された。

 このチームは、次回のU−17W杯出場を目指す。
宗近くんは昨年のエリートプログラムメンバーにも選ばれていた。
定位置をつかめるよう、アピールしてきてほしいところ。
23日 ◇宮崎キャンプ打ち上げ。
 午前中の簡単な運動でキャンプ日程終了。
ここまで徹底的に身体を痛めつけてきたが、これからは初戦に向けてどんどんコンディションを高めていってほしい。
トレーニングキャンプ(2/27〜3/7)を行うU−20日本代表候補が発表され、
広島よりDF槙野智章、DF橋内優也、MF柏木陽介、MF平繁龍一の四名が選出された。

 2/27〜3/4のA日程に槙野・橋内・平繁が参加、
3/3〜3/7のB日程に槙野・柏木が参加。
柏木はサンフでレギュラーのため、第1節終了後に合流となるだろう。
橋内にとってはチーム立ち上げ時以来の招集のようで、がんばってきてほしいところ。
22日 ◇宮崎キャンプ第五日。
 いつもどおりの午前練習の後(しかも朝飯抜き)、トップ・サテライトとも仙台と練習試合。
トップチームは1−0。得点者は平繁。
サテライトは0−3。
「トレーニングキャンプの練習試合にどうしてベストコンディションで挑まなけりゃいけないんだ」
と言い放つペトロヴィッチ監督のもと、宮崎でも徹底的に連日のハードトレーニングを行い、
選手の疲労は極限に達していた。どちらも後半に足が止まってしまったようで、
前半にトップ抜擢の平繁のゴールで先制していたトップチームはうまく逃げ切ったが、
オウンゴールで先制を許したサテライトは後半は打たれっ放しだったらしい。
21日 ◇宮崎キャンプ第4日。
 激しい午前練習の後、午後はリカバリートレーニング。
戸田と浩司が復帰。
20日 ◇宮崎キャンプ第3日。
 サテライトが神戸サテライトと練習試合を行い5−1。得点者は平繁3、前田、高萩。
 トップチームは大分と練習試合を行い1−2。得点者は寿人。

 サテライトはトルコで散々な目にあった鬱憤を存分に晴らした。
ルーキー平繁が師匠・俊介とのコンビなどでハットトリック達成と大活躍。
 午後から試合のトップチームは午前中に練習を行っており、
さらに前半は病気療養中のウェズレイ、別メニューの戸田、体調不良の浩司、代表の駒野&寿人、U-22代表の青山と、
主力を6人欠いた状態だったこともあり(代表候補合宿帰りの寿人と駒野は後半から出場)、結果としては敗戦となった。
しかし、内容自体は疲労のわりにまずまずだったようだ。
18日 ◇宮崎キャンプ開始。
 宮崎に到着すると、16時から練習。
発熱のウェズレイは広島で療養、そして戸田が足の痛みで別メニュー。
トルコから戻って三日目ということもあり、選手たちの動きは重かったようだ。
14日 ◇トルコキャンプ打ち上げ。
 雨が降ったこともあり、午前中にホテル内で筋トレを行った後、打ち上げ。
15日夕方に日本に帰り、17日に広島で練習を行った後、18日に2次キャンプの宮崎へ飛ぶ。
なお、日本代表候補に選出された寿人と駒野は広島に戻らず、そのまま代表に合流する。
トレーニングキャンプ(2/15-19、千葉)を行う日本代表候補が発表され、
広島よりMF駒野友一、FW佐藤寿人が選出された。

 今や代表の常連になった二人だが、レギュラー目指してしっかりやってきてほしい。



藤本淳吾や橋本はそんなには驚かないが、
今回は矢野貴章が不意打ちだった。
トレーニングキャンプ(2/19-24、Jヴィレッジ)を行うU−18日本代表候補が発表され、
広島ユースよりGK兼田亜季重が選出された。

 今回は高体連の選手を中心に選出されており、
中野くんと横竹くんは選出されていない。先日オーストラリア遠征もしてるし。
バックアップメンバー発掘の色合いが強いが、しっかりアピールしてきてほしい。
 先日の選手権で三連続PK戦を制して話題となった広島皆実のGK増田くん、
そして準優勝の作陽よりDF堀谷くん、FW村井くんの二人が選出されており、
この三人にもがんばってほしいところ。
13日 ◇トルコキャンプ第12日。
 トップチームはポーランド1部のグルニク・サブジェと対戦し2−2。得点者はウェズレイ2。
相手を圧倒し、寿人とピチブーが決定的シュートを撃ちまくったが外しまくって結局ドローとなったようだ。
まあ、それは本番にとっとこう。今から取りまくったらかえって縁起が悪い。
前の練習試合に欠場した浩司は元気に出場した。
 サテライトはモルドバ1部の強豪ジンブル(昨シーズン、リーグ2位)と対戦し、0−5。またも大敗を喫した。
普段はアマチュアや他クラブのサテライトと対戦することが多いだけに、海外のチームとの対戦はいい経験になっただろう。
どちらかというとショックのほうが大きいかもしれないが・・・でもその衝撃を向上心に変えていってほしい。
彼らが奮起してレギュラー組に追いついてくれないと、チームは一年を通して安定した結果を残すことはできない。
12日 ◇トルコキャンプ第11日。
 浦項と練習試合を行い1−2。得点者は柏木。
さすがに疲れが溜まっているのと、浦項のキャンプ地に遠征したこともあって判定があっち寄りだったりし、敗れてしまった。
でもそういうところは気にする必要はないだろう。キャンプだし。
この日は浩司が足の痛みで欠場。
10日 ◇トルコキャンプ第9日。
 昨季ウクライナ・リーグ3位のオデッサと練習試合を行い、0−1。
前半、後半ともトップ・サテライトをシャッフルしたメンバーで行った。
サテライトの若手にとっては、レギュラー組とプレイすることでいろいろと学ぶところが多かっただろう。
9日 ◇トルコキャンプ第8日。
 サテライトがラピッド・ウィーンと練習試合を行い2−4。得点者は前田、高萩。
トップがシュトルム・グラーツと練習試合を行い4−1。得点者は森崎浩、柏木、佐藤、田村。
シュトルム・グラーツは昨シーズン(欧州の)までミシャが指揮していたチーム。
シュトルム・グラーツのHPでは写真つき記事が。陽介の写真が多いので、彼の活躍はけっこうインパクトあったのか。
◇MF青山敏弘がU−22日本代表に選出された。
 国際親善試合及び北京五輪アジア2次予選に向けての選出。
リーグ開幕前の重要な時期に抜けるのは痛いが、怪我なくしっかりやってきてほしい。
8日 ◇トルコキャンプ第7日。
 2部練習。いっそうハードになったらしい。
この日から陽介が合流した。
7日 ◇トルコキャンプ第6日。
この日はオフ。
6日 ◇トルコキャンプ第5日。
 午前中に練習、そして午後からトップ・サテライトともブルガリア・リーグのリテクスと対戦。
サテライトは3−8。得点者は前田2、入船。
トップは2−2。得点者は佐藤寿、OG。
5日 ◇トルコキャンプ第4日。
2部練習。
4日 ◇トルコキャンプ第3日。
 トップチームはセルビア・リーグ1部のヴォジュドヴァツと対戦して3−1。得点者は佐藤寿2・ウェズレイ。
 サテライトはクロアチア・リーグ1部のリエカと対戦して1−2。得点者は入船。
3日 ◇トルコキャンプ第2日。
 この日も雨。ピッチコンディションが悪く、午前中はランニング中心。
午後になって水が引くと、パスゲームや3対3、そしてフルコート紅白戦。
予定されていた練習試合は中止になったが、明日は午後からセルビアのヴォジュドヴァツ、クロアチアのリエカと対戦する予定。
2日 ◇トルコキャンプ第1日。
 到着したアンタルヤのホテルで、
この日キャンプ打ち上げのハイデュク・スプリトでスポーツディレクターを務めている
トミスラフ・エルツェッグと再会、旧交を温めたとのこと。
 その後、18時から練習。スコールのような雨の中、いきなりフルコートの激しい紅白戦となった。
1日 ◇トルコキャンプに出発。

1月:

28日 レノファ山口と練習試合を行い、7−0。
得点者は佐藤寿5、遊佐、上野。
徳山大と練習試合を行い、2−0。
得点者はOG、田村。
26日 一次トレーニングキャンプの日程発表。
25日 今季の試合スケジュール発表。
19日 新ユニフォーム発表。
11日 今季のスタッフ及び選手背番号が発表された。
 このメンバーで一年を戦う。上行くぞー。
7日
6日 ◇FW上野優作の新潟からの完全移籍が発表された。
 大木さん愛媛に行っちゃったので、
経験のある彼にはいろいろと手本になってほしい。
5日 ◇DF八田康介のFC東京への完全移籍が発表された。
 ストッパーとしての力には疑いはない。
新天地での活躍を期待する。もちろんサンフ戦以外で。

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