ニュ〜スだよ!2005


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12月:

27日 アトレチコ・ミネイロFWウェズレイ・ハイムンド・ペレイラ・ダ・シルバ(33)の期限付き移籍が発表された。
登録名はウェズレイ。

 猛犬が日本に帰ってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 ご存知、名古屋でピチブと呼ばれて恐れられ、2003年にはJ1得点王にも輝いた、ゴールに喰らいつく猛犬。
全盛期の突破力、シュートとFKの威力は強烈無比。
今年は怪我に加え首脳陣批判をしたことで謹慎状態、1試合しか出場せずシーズン途中で退団したが、
彼のいない名古屋がどうだったかは、その順位を見れば一目瞭然だろう。

 日本での経験・実績ともに申し分のないベテラン。
性格はちょっと難しそうなイメージがあるが、ベットもサンフに来てみたらいいやつだったし、
広島の空気に触れれば丸くなるだろう。陽気なジニ&ベットもいるので、馴染んでくれるだろう。
むしろその激しい性格でおとなしいチームを駆り立ててほしい気もする。
ジョルジーニョが去ってその兄が来るというのも何の因果か。しかしとりあえず期待大。

 サンフはインテルナシオナルFWエニウトンとメディカルチェックを済ませるなどして予備契約を結んでいたが、
エニウトンはパルメイラスと契約。これは二重契約のため、現在サンフとパルメイラスが係争状況となっている。
先週、ブラジルではサンフがFIFAに契約の無効を提訴する旨の報道がなされていたが、どうなるか。
実際問題、エニウトンはパルメイラスに行きたいようだし、
こっちとしても来たくない人間に無理に来てもらっても活躍は見込めない。
違約金でももらって、ほかの選手をあたることになるだろうか。
広島ユースDF槙野智章・同MF柏木陽介の昇格加入内定が発表された。
 中国新聞ではけっこう前に内定報道が出ていたけど、二学期が終わったところで正式な内定発表。
 槙野は田村に続きジュニアユースより二人目の昇格。
 ジュニアユースでは田中康晴(現・広島観音高主将)・田中尚と形成したスリーバックの中央に君臨、
まさしくリベロとして広範囲に動き回り、積極的に攻撃参加もしていた。
 ユースでは4バックのセンターバックとして2年よりレギュラーの座を掴み、
後ろの主将・さんま、隣の副主将・藤井(現・新潟)の声を掻き消さんばかりの大音声を発してチームを鼓舞、
日本代表(もちろんA代表)の平均を超える類まれな跳躍力で攻守に活躍した。
U−18日本代表候補合宿で市原と練習試合をした際には、
CKのボールをワールドユースでも活躍した水本に競り勝ってヘッドで叩き込んだほど。
 もちろんヘッドだけでなく一対一にも強くコーチングもでき、
U−18日本代表では福元(大分U−18)とともにレギュラーとしてゴール前を守っている。
 ユースではある意味ドゥンガみたいに振舞っていたので、トップチームでもそのままの感じでやってほしいと思う。
DFながら「一試合1ゴール」を常に狙っているらしい。

 柏木は兵庫県・御津中からユースへ。
どういうわけか県内ではノーマークだった(同級生の木下は神戸ユースに行ったのに)彼に声をかけてスカウトしたようだ。
ユースに来た当初は周囲のレベルに青くなったそうだが、努力に努力を重ねて上達。
最初は華麗なドリブルとパスを誇る典型的なトップ下あるいはFWだったが、
次第に労を惜しまぬ運動量と泥臭いプレイもいとわない粘り強さを身につけ、
ボランチとしてレギュラーポジションを確保した。
 今年はトップ下としていくはずだったが、
左サイドバック・松田の負傷離脱で遊佐がサイドバックに回らざるを得なかったため、
基本的にボランチとしてチームを引っ張った。
ただ、今年は代表だけでなく怪我にも泣かされ、満足なパフォーマンスがあまりできなかった印象。
 槙野とともにトップチームのキャンプにも参加していたが、それだけでなく、ナビスコ杯・ガンバ戦で公式戦デビュー。
労を惜しまず全力で走り回り、サポーターたちに強い印象を植え付けた。
 槙野とともにU−18日本代表のレギュラー。ボランチの位置で相手にプレッシャーをかけ、素早く展開する。

 と、長々と書かなくてもここに来るような方々には二人の力は充分おわかりのことと思いますが。
年代別代表でこれからもポジションを確保するには、所属チームでポジションを取らなくてはならない。
一年目から些事にとらわれず全力でプレイしてほしいと思う。
FW田中俊也の愛媛FCへの完全移籍が発表された。
 7月18日から来年1月31日までの半年の期限付き移籍中の俊也、
サンフは彼と契約を更新しないこととなったが、来季からJ2に臨む愛媛FCがそのまま完全移籍で獲得することになった。
 期限付き移籍で愛媛に行っていきなりJFLに途中出場、次の試合では早くもゴールを挙げるなど活躍したが、
天皇杯で5ゴールを挙げたのがいけなかったのか、JFL再開後はちょっと精彩を欠き、
長身FW永富とチームの顔・友近のツートップの牙城を崩せずベンチスタートが主に。
それでも、アウェイのHonda FC戦でJFL2位以内を確定させる決勝ゴールを決めるなど重要な活躍を見せ、
愛媛のJFL制覇、そしてJ2昇格に貢献。その活躍が認められ、来季は愛媛の一員として戦うこととなった。
 オフィシャルHPの選手紹介には「愛媛のラウール・ゴンザレス」とニックネームがつけられているが、
来季はぜひゴールを量産してほしい。
あとのー先生、俊也にいっちょカッコいいイラスト描いてやってください。
高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15・準決勝、
サンフレッチェ広島F.CジュニアユースはFC東京U−15深川と対戦し4−4のドロー、
PK戦6−7で決勝戦出場ならず。
得点者は田中2、宮原2。

 西が丘で行われた準決勝第一試合は、
立ち上がりの3分に田中貴政のPKでサンフがまず先制。
しかし東京もすぐさま反撃して5分に同点に追いつくと、たたみかけて13分にもゴールを決め逆転。
1点ビハインドとなったサンフは前半終了間際の39分に田中のパスからエース宮原が決めて追いつくが、
東京はその直後の攻撃でPKを奪うと、これをきっちりと決めてすぐに勝ち越した。
 サンフは後半、FW竹下を投入して攻撃に出、
61分にその竹下のパスを受けた宮原がドリブルから見事にゲットし再び同点に追いつくと、
さらに66分、田中が直接FKを決めてついに逆転。
だが、東京も70分にこれも直接FKを決めてまた追いつき、壮絶な戦いは80分では勝負つかず延長へ。
延長戦、サンフはU−14日本選抜の長身FW玉田を投入しゴールを奪いに行くが、
前後半20分を戦ってついに決着はつかず、PK戦へともつれ込んだ。
 PK戦、互いに一人目が外したあとは双方成功を重ねてサドンデスに突入し、
八人目、後攻のサンフが外してついに決着。
サンフは惜しくも決勝進出はならなかったが、高円宮杯3位という成績をおさめた。

 リードしたあとにすぐ失点してしまったのが残念だったが、よくここまで勝ち進んだ。
グループリーグからこの準決勝までの6試合で実に28得点、凄まじい得点力で勝利をもぎ取ってきた。
エースFW宮原くんは10ゴールを挙げる大活躍。
夏のクラブユース選手権覇者・浦和に2点先行されながらもドローに持ち込み、
ガンバを破ったセレッソに5−2と快勝するなど、試合内容もよかった。
今大会は優勝はならなかったが、無敗のまま大会を終えた。
 夏のクラブユース選手権ではグループリーグ3位で決勝トーナメント出場ならず。
その時は三試合で1勝1分け1敗、得点3・失点3の得失点差0。
個々の能力の高さが結果にいまいち結びついていなかった。
しかしそこからここまでの成長、まことにあっぱれというべきだろう。
 3年生のうち何人かはユースに昇格し、またほかの面々は県内の高校に入り、さらに腕を磨くことになる。
そして今の2年生は、山崎くん・玉田くん・浅田くん・茶島くん・森保くんとJFAエリートプログラム経験者をずらりと揃える、
いわば黄金世代。来年は彼らがチームを引っ張り、タイトルを狙ってほしいと思う。

 今年はユース、ジュニアユースとも高円宮杯3位。
下部組織、いよいよ充実してきた。
 あと、新春1月4日より始まるバーモントカップ全日本少年フットサル大会にサンフレッチェ広島F.Cジュニアが出場。
全力でプレイしてきてほしい。森保圭吾くん出る?
法政大学MF田森大己のヴァンフォーレ甲府加入内定が発表された。
 田森はサンフレッチェ広島ジュニアユース、ユース出身。
2001年には中村重和監督(現・アビスパ福岡管理強化部長)のもと、
トップチーム以上の完成度を誇った4−3−3システムのボランチとして攻守の要となり、
クラブユース選手権・高円宮杯両大会でサンフユースを3位に導いた、チームの心臓。
(ちなみに2000年、2年の時にはリベロをやっていた)
川端(現・筑波大)とともにひょっとしたら昇格するかもと思っていたけど、法政大へ進学。
今年はボランチとしてレギュラーで活躍し、関東大学サッカーリーグ準優勝に貢献した。
 トップ昇格はならなかったけど、大学でさらに成長してプロ入り。
ほかのユースOBたちも彼に続いてほしいと思う。
甲府は来季J1。ひょっとして顔を合わせることがあるかもしれない。
26日 トレーニングキャンプ(1/29〜2/9)及び米国遠征を行う日本代表22名が発表され、
広島よりDF駒野友一、FW佐藤寿人が選出された。

寿人キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 日本人得点王、ベストイレブン選出に続くグッドニュース。ドイツへの足がかりを作った。
今回は海外組は招集しないので、
寿人は、今回選ばれたFWの面々+高原・柳沢・大黒あと大久保との競争に勝たねばならない。
いずれも代表キャップをもつ面々なので、今回が初選出の寿人にとってはかなりの高い壁?

否!

 はっきり言って久保以外はドングリの背比べ(海外組含めて)。
「ゴール」という必殺の武器を叩きつければ、いかな高い壁も崩れ落ちる。
寿人にも充分チャンスはあり、そして寿人にはその力がある。アピールしてきてほしい。

 駒野は、アンゴラ戦では「柳沢決めろやボケェ!」と言いたくなるような美しいクロスを上げるなど、
徐々にその能力を発揮してきた。
それまでは加地さんが招集されなかったり怪我で辞退したりで半ば自動的に出場していたが、
これからは本格的なポジション争いとなる。
スタミナでは加地さんに分があるので、駒野はそれ以外の全てでアピールしたいところ。

 二人とも頑張ってきてほしい。でも怪我だけはかんべんな。
24日 ナショナルトレセンU−12開催要項。
 中国地域は25〜28日、広島広域公園で行われる。
将来の中国地方のサッカーをリードしてゆく少年たち、しっかり鍛えてきてほしい。
 サンフレッチェジュニアからは、ポイチさんの次男であるMF森保圭吾くんに、
GK大谷友之祐くん、DF吉田優くん、MF山崎駿くん、FW斎藤健太くんが参加する。

 ポイチさんの長男・翔平くんはジュニアユース2年で、チームではお父さんと同じくボランチ担当。
現在開催中の高円宮杯では背番号18をつけている。
圭吾くんは、リーグ戦前座のフォリアチャレンジでプレイしているのを見る限りでは、
バリバリの攻撃的選手。トップ下といった感じで、キレのあるドリブルとパス、そしてプレイスキックを見せていた。
23日 アルビレックス新潟GK木寺浩一(33)の移籍加入が発表された。
 ここしばらくは三人体制でやや手薄だったGK陣も、木寺の加入で四人となり万全の態勢となった。
 手堅い補強。彼は新潟の第2GKではあったが、第1GKが出場できない時はゴールを守って確実にその任を果たしていた。
 名門・武南高を卒業しJFLのNKKに入ってからの彼のサッカー人生はまさに忍耐の連続。
NKKは廃部、その次に在籍した京都(当時JFL)は解雇され、一時サッカーから離れて大型自動車免許を取るなどしたが、
やはりサッカーを捨てることができずに本田技研ルミノッソ狭山(当時関東リーグ)に加入。
するとそこでのプレイが認められてJFL昇格を決めた新潟へと誘われ、以来新潟の一員として活躍。
今や新潟最古参のプレイヤーとなっていた。
 新潟でも吉原慎也(現川崎)とポジションを争ったり野澤洋輔(ジャカジャカ)の陰になったりと決して目立つ活躍はしていなかったが、
その経歴と経験は若いチームであるサンフにとって得がたい力となるだろう。期待してますよ!

 通称「組長」らしい。
21日 FW茂木弘人のヴィッセル神戸への完全移籍が発表された。
 まじでっ

 開幕戦では鬼門・日本平で駒野のクロスをダイレクトで叩き込む起死回生の同点ゴールを決め、
それからも新潟戦の強烈ミドルシュートなど前半戦はスーパーサブとしてコンスタントに活躍し、
ついにブレイクか、と思わせたけど・・・
色白が災いして夏にめっぽう弱く、また動きの質にどうしても難があったのか、
後半戦はほとんど出番がなかった。
 FW陣は寿人・俊介・大木に新外国人が主力になり、このままでは来季も厳しい状況になるかもしれないので、
J2に降格した神戸に完全移籍というのは彼にとっても新しくよいチャレンジになる、のか。
もったいないが・・・
 こうなったら神戸で、自分を放出したことをサンフに地団駄踏んで悔しがらせるようなゴールラッシュをかけてほしい。
素材的には一級なんだから。
試合に出続けて、「真の茂木弘人」というものを見つけてほしい。
頑張れ!!
 神戸の方々、茂木をよろしくお願いします。
俊足で跳躍力もあり、加えて強烈なシュート力を持ってますので、見ていて爽快感を得られます。
ただ、動きの質に難があるので、最初はある程度役割を限定して起用するのがいいと思います。
色白のため夏場は苦手で毎年調子を落としていますが、うまくケアしてください。
名古屋グランパスエイトGK河野直人の移籍加入が発表された。
 河野直人は、かつてサンフに在籍していた河野淳吾の弟。淳吾と同じく清水商出身。似てる。
一昨年に名古屋に加入し、昨年は福岡に期限付き移籍していた。
上野が京都に帰ったので、とりあえずは下田、さんまに続く第3GKとなるが、
サンフの一流のGKコーチ陣の指導を受け、河野和正みたいなよいGKになってほしい。
20日 2005Jリーグアウォーズが開催され、広島FW佐藤寿人がベストイレブンに選出された。
 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 得点ランク3位にして日本人得点王の寿人、アラウージョとともにベストイレブンの2トップに入った。おめでとう!!
今年はマグノのインパクトも相当だったが、それを押しのけての受賞は非常に価値がある。
その受賞コメントも、過去に在籍した市原・セレッソ・仙台に感謝の言葉を述べるなど、
いかにも寿人らしい素晴らしいものだったようだ。
 駒野は残念ながら選出されず。サイドの選手はなかなか評価されづらいか。
バランス的には小笠原・フェル・古橋のうちから二人にし、駒野を入れてほしかったが。
それでも過去にはアレックスがMVPをとったこともあるし、もっと活躍すればいい。
彼ももっとできるはずだし。来年に期待。

ベスト11のうち6人を西日本、というより関西以西の選手がもっていったというのも快挙だ。
しかしGK吉田鞄、というチョイスは狙いすぎ。
アメリカ遠征(12/26〜1/1)を行うU−15日本代表が発表され、
サンフレッチェびんごジュニアユースよりDF岡本知剛が選出された。


JFAエリートプログラム・U−14日本選抜韓国遠征(12/19〜25)メンバー
が発表され、
サンフレッチェ広島ジュニアユースからDF山崎翼、FW玉田道歩が選出された。
 びんごでは主にボランチとしてゲームを操る岡本くんは、U−15代表ではセンターバックとして活躍。
先日のAFC・U−17選手権予選でも連勝に貢献し、今回はポジション登録もDFになっている。
30日まで試合をし、年越しは太平洋上になるのか?来年に向け、しっかり経験を積んできてほしい。
 山崎くんと玉田くんは高円宮杯準決勝前の遠征ということで、コンディションに気をつけてきてほしい。
韓国は寒そうなので。
18日 Jユースサハラカップ・準々決勝、
サンフレッチェ広島F.Cユースは長居第2競技場にてガンバ大阪ユースと対戦し1−1のドロー、
PK戦3−5で準決勝進出ならず。
得点者は木原(中野)。

 準々決勝で対戦するには惜しい両チームの戦いは、互いに一歩も引かぬ激戦となった。
開始直後にガンバが安田弟のクロスから岡本がダイレクトで合わせて先制、押し込むが、
サンフも徐々に盛り返して拮抗した展開に持ち込み、後半へ。
 そして後半2分、中盤でボールをつないで柏木から中山へ展開、
中山が切り込んで上げたセンタリングをファー中野が頭で折り返し、
ニア飛び込んだ木原が合わせて同点に追いつく。
このゴールで勢いづいたサンフが一気にペースを握りゲームを支配する、
しかしガンバも横谷を中心に中盤を落ち着かせてその攻勢を食い止め、
終盤には再び押し返す。
終了間際には両チームとも決定的な場面を次々に作り出すが、守備陣が踏ん張ってゴールを許さず。
90分を戦って勝敗つかず、試合はPK戦へと持ち込まれた。
 PK戦、サンフは二人目の木原がストップされたが、ガンバは五人全員が成功。
準決勝進出最後の椅子は、ガンバ大阪ユースとなった。

 双方ともそのスタイルを貫き、かつその実力を遺憾なく発揮した、ハイレベルなガチンコ勝負。
昨年に続きPK戦で涙を呑んだが、試合内容ではまったく負けていなかった。
今週も寒波襲来で吉田には雪が降り、練習も満足にできない状況ながら、
高円宮杯では0−3と完敗したガンバに堂々互角、それ以上の戦いを見せた。
今年はノンタイトルだったが、夏のクラブユース選手権では一勝もできずに敗退したチームが、
よくぞここまで成長したと思う。
佐久間、槙野、柏木、福本、古本、木原、中山、お疲れさま。
七人と少ない人数ながら、よくチームを引っ張ってくれた。この悔しさは来年の後輩たちが晴らしてくれるはず。
昇格する選手も、大学進学する選手も、これからの進路で、
ユース三年間で培ってきたものを胸に頑張ってほしい。
来年は、とりあえずタイトルはおいといてガンバに勝つぞ。
ガンバに勝つことができれば、タイトルはあとから勝手についてくる。

 今年のユースはこれにてちょっと早い冬休みに。学校はもうちょっとある。
年明けからは、三矢寮に入寮してくる中3たちを加えた新チームが始動。
新チームはおそらく遊佐くんが中心になると思うけど、
槙野くんにも負けない声を出して、全員を引っ張っていってほしい。
夏の屈辱をバネに最後まで成長し続けたみんなの努力に拍手、そして、お疲れさま。
高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15・準々決勝、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースはセレッソ大阪U−15と対戦し5−2で勝利。
得点者は宮原2、田中2、竹下。

 寒波襲来で大雪の広島市、山の中のビッグアーチは昨日以上の深い雪に包まれた。
雪かきのために試合開始時間が大きく遅れたが、サンフはそれにも動じず躍動し、
ガンバを破ってきたセレッソから5ゴールを奪って快勝。準決勝へと駒を進めた。
 サンフジュニアユースも、夏のクラブユース選手権ではグループリーグ突破はならなかった。
その時は、選手個々の能力は高いもののそれがもうひとつかみ合わず、戦術ももうひとつ浸透していない、
という印象だった。しかしそこから島監督の指導によりさらにチーム力を上げ、ついにここまでやってきた。
 準決勝は27日11:00より、西が丘にてFC東京と対戦。
平日の午前中ということでなかなか足を運べないかもしれないけれど、
行ける関東サポの方々、応援お願いします。
とくに相手がFC東京ということで、ユース世代の選手にも平気でブーイングや罵声を浴びせ、
負けた腹いせに落書きとかもしたりするいかがわしいガスサポも来るかもしれないので。ので。
ユースはやられたからな。
 それはともかく、ジュニアユースの選手たちはこのままの勢いで優勝目指し頑張ってほしい。
17日 高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15・決勝トーナメント1回戦、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースはベガルタ仙台ジュニアユースと対戦し4−1で勝利。
得点者は沖田、宮原、竹下、村田。

 寒波襲来で厳寒のビッグアーチでの戦い、
サンフが開始直後に茶島のクロスから沖田のゴールで先制するも、
仙台も6分にゴールを決めすかさず追いつく。
寒い中の戦いでは仙台に分があるのか、それからは拮抗した展開になったようだが、
後半開始直後に村田のFKをエース宮原がダイレクトで叩き込んで勝ち越すとそれからはサンフがペースを握り、
粘る仙台を終了間際の2ゴールで突き放して勝利した。

 準々決勝の相手は、セレッソ大阪。
ガンバを2−2ドローの末のPK戦で破って勝ち上がってきた。
今年はガンバ、セレッソとも拮抗した実力を持っているようなので、あなどれない。
ビッグアーチは昨日にも増して寒そうだが、選手たちには頑張ってほしい。
寒さに強い人は、ぜひ応援を。
12日 東海大学付属第五高校DF橋内優也の新加入内定が発表された。
 来季加入内定正式発表の口火を切ったのは、
今年のU−18日本代表候補にも選ばれていた橋内くん。
 DF登録だが、中学まではFWとしてプレイしていた。
東海大五に入ってからはDF(センターバックorサイドバック)にコンバートされたものの、
ここぞというところではFWとして重要なゴールを決めてみせる、万能プレイヤー。
身体能力が高く、垂直飛び90cmを誇るヘッドの強さに加えて俊足を誇り・・・
と書くとなんだかユースの横竹くんを思い出させる。

 ユーティリティーな選手だけど、サイドバックには昨年森脇と入船、センターバックにも西河が入り、
今年はユースからDFの槙野くんとMF柏木くんが上がってくるので、
FWとしての力に期待されている、のか。
 そういえば、昨年春野で行われた高円宮杯グループリーグではガンバユースが東海大五を11−1で破っていたが、
その時、最後の最後に一矢を報いるゴールを決めていたのが橋内くんだった。
右サイドからのクロスに鋭くニアに飛び込んでDFに競り勝ちヘッド、
GKの上を越してゴールに放り込むファインゴール。
上背はそれほどないがヘッドが無類に強いみたいなので、面白そう。
ハシェックみたいになるかも。
11日 Jユースサハラカップ・決勝トーナメント2回戦、
サンフレッチェ広島F.Cユースは吉田にて浦和レッドダイヤモンズユースと対戦し2−0で勝利。
得点者は槙野(中山CK)、中野(平繁)。

 曇天、そして後半途中からは雨もぱらつく極寒の吉田でのゲームは、
立ち上がりに中山のCKから槙野がゴールを決めたことでサンフがペースを握り、
途中もたついたものの概ねボールを支配して試合を進める。
そして後半半ばに平繁が左サイドをドリブルで突破、シュート性の折り返しを中央飛び込んだ中野が合わせて追加点。
これで勢いづいたサンフは一気に浦和を押し込み、3点目は奪えなかったものの、そのまま押し切って勝利した。

 浦和は例年この大会を1・2年生の新チームで臨むため、厳密にはクラセンのリベンジとはいえない。
浦和は新チームながら非常に統率されており、
往年の浦和の名プレイヤーである広瀬治監督・堀孝史コーチのコンビはなかなかグッドではないかと思った。
ジュニアユースはクラセンU−15で優勝したし、これからは浦和の下部組織もいっそう充実してきそう。
静岡・広島・埼玉の御三家がまた隆盛を取り戻すのはいいことだ。
広島の場合はトップチームがもうちょっと(ry

 サンフの次の相手は、02年のJユース杯決勝以来もはや離れられない仲になった、お馴染みガンバ大阪。
会場は、ガンバの地元にめちゃ近い長居第2競技場。地元のガンバは異常に強い。
この日のサンフは快勝だったものの細かいミスも多く、ガンバ相手だったら致命的なものも多かった。
例年より早い雪が降ったため今週はなかなか練習時間が取れず、
来週の県北も天気予報では連日雪ダルマが出ていてなかなかきついが、
気合と根性で乗り切ってほしい。

 サンフと逆ブロックは波乱の連発。
二冠のヴェルディが横浜F・マリノスの「ピアノマン」斉藤陽介の一撃により三冠の夢がはや断たれたのをはじめとして、
前年覇者の鹿島もDF増田を中心に堅守を誇る神戸を崩しきれず、1−1からのPK戦敗退。
PK戦で栄冠を勝ち取った鹿島、今年はPK戦に散った。
U−18日本代表の柳澤らを擁する柏も三菱養和の前に1−2で屈し、
大分と名古屋はスコアレスドローのPK戦で名古屋勝ち上がり。
 同ブロックのほうは、FC東京がベルマーレを4−1で、
清水が仙台を9−0で破るという順当な結果。

準々決勝の組み合わせは、

長居第2:
11:00 神戸vs名古屋
14:00 サンフvsガンバ

フクアリ:
11:00 三菱養和vs横浜F・マリノス
14:00 清水vsFC東京
高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースは小針中学校と対戦し10−1で勝利。
得点者は宮原4、山崎、OG、松岡、田中、竹下2。
2勝1分けの勝点7でグループ1位となり、決勝トーナメント進出決定。

 浦和と勝点差で並び、この日はどちらのチームがより点を取って得失点差で上に立つかの勝負になった。
浦和は7−0で緑が丘中を破り、得失点差を+12としたが、
サンフも10−1と二桁ゴールを記録し、これも得失点差を+12とした。
得失点差が並んだため総得点の勝負となったが、サンフ15に対し浦和14、
総得点でわずか1点上回ったサンフが逆転でグループ1位となった。

 16強が出揃った決勝トーナメントは17日より。
サンフの初戦の相手はD組2位となったベガルタ仙台。
試合会場は広島ビッグアーチで、キックオフ時刻は11:00。
これに勝利した場合、準々決勝は18日11:00より、同じくビッグアーチにて、
セレッソ大阪とガンバ大阪との勝者と対戦する。
仙台に勝てば、18日はユースとジュニアユースがともにガンバと対戦、という事態になるが、
これも因縁、アベックで勝ちたいところ。
 トップチームは早々に冬眠に入ってしまったが、
この寒い中でも溌剌と動き回る子熊たちの活躍も必見。
JFAエリートプログラムにもよく顔を出すFW玉田くん、MF浅田くん、DF山崎くんをチェックするもよし、
小柄な茶島くんの卓越したテクニックを堪能するもよし、
ポイチさんの長男・翔平くんが父と同じボランチの位置でボールをさばく姿にわくわくするもよし、
エース宮原くんの突破力に驚きの声を上げるもよし。
将来のサンフを背負って立つかもしれない少年たちを今見ておくのも、決して損ではない。
10日 高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースは浦和レッドダイヤモンズジュニアユースと対戦し2−2のドロー。
得点者は村田、玉田。

 今夏のクラブユース選手権U−15を制した浦和に前半スコアレスも後半2点を先行される。
しかしそこからあきらめずに2ゴールを奪って追いつき、見事にドローに持ち込んだ。
トップチームとは(ry
サンフは勝点4で並び、得失点差で2位につけた。
 同組のもう一試合は、緑が丘中2−2小針中。

勝点 成績 得失点
浦和 1勝1分け0敗 7−2 +5
サンフ 1勝1分け0敗 5−2 +3
緑が丘中 0勝1分け1敗 2−5 −3
小針中 0勝1分け1敗 2−7 −5

 サンフは明日、小針中と対戦。
勝点差、得失点差を見ればグループリーグ突破は決定的。
しかしできるだけ点差をつけて勝ち、浦和との得失点差をひっくり返して1位突破を目指せ。

◇天皇杯5回戦、広島スタジアムにて清水エスパルスと対戦し、0−3で敗れる。
 二週連続での清水との対戦、今回はなすすべなく完封負けを喫した。
立ち上がりの10分、11分に立て続けに失点すると、あとは清水ペース。
サンフは中盤を完全支配され、反撃しようにも個々が無駄に頑張るばかりでチームはバラバラ。
選手交代もまったく試合の流れを変えられず、マルキーニョスにも鮮やかに決められて息の根を止められた。

 特筆することのない試合。運動量も、出足も、球際の厳しさも、全て清水が上。
7位賞金1000万円を手に入れてほっとしたサンフと、
リーグ戦15位に終わり、このままじゃサポーターに申し訳が立たぬと最後の力を振り絞った清水、
その差が如実に結果に現れた。
若々しく躍動する清水の選手たちに対し、サンフのほうはまるで爺さん揃い(寿人とベット以外)。
とてもやる気があるようには見えなかった。
リーグ戦でこんな、柏みたいなふざけた試合やってたら、確実にJ2落ちする。
年の最後にちょっと不安になった。
やっぱサンフにはドゥンガとかロイ・キーンみたいな、
気合の入ってないヤツに怒鳴りまくってヤキ入れるような闘将が要るなあ、と思った。
ひ弱すぎる。

 まあ、来季こそ優勝争いするならば、早いうちに休んでおいたほうがいいかもしれん。
来年はドイツW杯で日程がまたぞろ過密になるだろうし。
しっかり疲れを癒して、きっちり戦力を整えて、来年こそ一年間頑張れ。
と、はらわた煮えくり返りながらも穏便に言ってみる。
8日 DF駒野友一、FW佐藤寿人が「2005Jリーグ優秀選手賞」受賞選手に選出された。
 駒野はリーグ戦全試合に出場し9アシストを記録、また直接FKで2ゴールを決めた。
守備も確実にこなしており、総合的な活躍度はかなりのもの。
優秀選手賞に選ばれている選手の中で、サイドバックあるいはウイングバックの選手は彼ただ一人。
三都主も村井も加地もいない。それだけ彼はJ1の監督・選手たちから高く評価されているということ。
「J1のサイドアタッカーでは彼がナンバー1」だと。
 寿人は32試合で18得点、得点ランク3位タイにして日本人得点王。ハットトリックも2回記録した。
昨年J2仙台で44試合出場、20得点を挙げていたが、それを上回るペースでのゴール。
真のストライカーにはJ1もJ2も関係ないことを示した。
FW陣にはアラウージョ、マグノ・アウベスなど錚々たるブラジル人ストライカーたちが名を連ねるが、
そこに食い込めるか。
兄の勇人も選出されているので、ベストイレブン双子選出なるか。
現在の来季契約状況。
金額は全て推定。
*DFジニーニョはサンカエターノより移籍金1億5000万円にて完全移籍。
*FW佐藤寿人に3000万円提示、MF森崎和幸に3200万円提示、DF服部公太に3500万円提示、
 DF小村徳男に3200万円提示。
*FW大木勉が2000万円で来季の契約に合意。
*GK下田崇が4000万円で合意、MF森崎浩司が1800万円で合意、
*DF駒野友一に3000万円提示、MFリ・ハンジェに1300万円提示。
*小野剛監督は来季も続投。
4日 七選手と来季の契約を結ばないことが発表された。
 契約を結ばない七人は、
FWガウボン(23)、GK河原正治(21)、DF吉田恵(32)、MF高木和正(21)、FW木村龍朗(21)、
FWジョルジーニョ(20)、FW田中俊也(21)。

 ガウボンは今季9ゴールを挙げるも決定的な存在となりえず、寿人が軸となったことで契約延長ならず。
キャンプではゴールを量産していたが、ブラジル人にしては真面目すぎる性格が災いしてしまったか。
ジョルジーニョも、ガウボンの座を脅かすまでにはいたらなかった。
しかし、ガウボンは抜群のシュートテクニックを、ジョルジーニョは突破力と破壊力ある左足を持っているし、
場所を得られれば活躍できるだろう。
 龍朗は、前線・中盤に戦力が充実し、また俊介、纉c、一誠と後輩たちが伸びてきたことで出番を得られず。
その独特のリズムのドリブル、そしてシュート力には惜しいものがあるので、
どこかのクラブで機会を与えてやってほしいところ。
 俊也は愛媛FCに期限付き移籍し一定の成績を残したものの、
長身FW永富、そしてチームの顔・友近からレギュラーを奪うまでにはいたらなかった。
JFL2位以内を決める逆転ゴールを決めるなどチームに貢献はしているので、
J2に加入する愛媛で今後とも活躍してくれるのではと思う。
 メグさんは、昨年は3バックのCBそして4バックの左SBという二つのポジションを自在にこなし、
試合中の3バックから4バック、あるいはその逆への移行という戦術変更のキーマンとなっていた。
今年はジニーニョの加入で4バックが定着したこと、また西河の台頭で出場機会を得られなかったが、
サテライトではよく声を出し、安定したプレイを続けていた。
最近はベテラン軽視の風潮があるが、オムさんを見ればわかるようにベテランの経験は絶大な戦力。
機会があれば、やってくれるお人だ。
 山形へ期限付き移籍中の高木、鳥栖へ期限付き移籍中の河原も、
ともに2003年に加入して苦しいJ2の戦場で苦楽をともにした選手。
その時の経験を忘れずにこれからも頑張ってほしい。

 期限付き移籍中の選手のうち、DFの大久保と八田にはチームに戻ってもらうよう要請するつもりらしい。
ただ、二人ともそれぞれ京都、鳥栖の主力なので、どうだろうか。
 ガウボンに代わるFWのことだが、何でも「27歳のブラジル人FW」と交渉に入っているらしい。
しかし、盛田、残ったか。やはり高くて競れる選手は重宝する。
来年からベンチ入り7人になるから、「一芸タイプ」の選手もベンチに置けるし。
ファン感でもパフォーマンスかまして面白いし、よかった。
◇高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースは緑が丘中学校(北海道)と対戦し3−0で勝利。
得点者は宮原、茶島、松岡。

 いよいよ高円宮杯U−15開始。
サンフジュニアユースは幸先よく白星発進。
同グループで最大の強敵となる浦和レッズジュニアユースも小針中学校を5−0で破った。
今後、10日に浦和レッズ、11日に小針中と対戦する。
ぜひグループリーグ突破して、ビッグアーチで試合してもらいたいところだ。

 中国地域代表のクレフィオは百石中学校と対戦し0−2で黒星発進。
だが、まだ残り2試合で巻き返せる。頑張ってほしい。
3日 ◇J1第34節、広島ビッグアーチにて清水エスパルスと対戦し、3−1で勝利。
得点者はベット(佐藤寿)、佐藤寿(ベット)、駒野(FK)。
13勝11分け10敗の勝点50で、最終順位は7位。
FW佐藤寿人は通算18ゴールで得点ランク3位タイの成績を挙げ、日本人得点王となった。

 残留を決め、澤登の引退セレモニーも無事挙行されてとくに戦うモチベーションのない清水に対し、
8/24大宮戦を最後にホームでの勝利がないサンフが攻勢に立つ。
そして前半27分、中盤でボールを拾ったカズがベットにはたき、
ドリブルで切り込んだベットが寿人とのワンツーで中央突破しきれいにゴール。
それからもチャンスを作りつつ、折り返した。
 しかし後半立ち上がり、清水の右CKからルーキー・青山に強烈ヘッドで決められ追いつかれると、
一気に流れを持っていかれてしまう。立て続けに危機を迎え、攻撃もうまくいかなくなるが、
ここで何とかするのがエース。
後半16分、服部のアーリークロスをDFがクリアしたが、このこぼれをベットが拾うとゴール前へパス。
そこへ走り込んだ寿人がダイレクトの左足で合わせ、ジャストミートではなかったもののゴール左スミに流し込んで勝ち越し。
それからは緊迫した激しい攻防が続き、ロスタイムへ。
ここでサンフがFKを得、やや遠目の位置から駒野が直接狙う!
一直線に伸びていったボールは、正面で防いだはずのGK西部の両手を弾き飛ばすとそのままゴールに飛び込んだ。
駒野の超ド級FKで試合を決めたサンフは、三ヶ月ぶりのホーム勝利。
順位もひとつ上げて7位となり、順位賞金1000万円を獲得した。
 また、この日も1ゴールを挙げたFW佐藤寿人は、通算18ゴールで得点ランク3位タイとなり、
日本人得点王となった。

 優勝チームの勝点は60。
名古屋戦、セレッソ戦、FC東京戦、大分戦を取れていれば、ひょっとしてひょっとしたかもしれない。
9月までは上位をキープしていただけに、賞金圏内の7位とはいえ悔いの残る結果。
 「優勝争いをする」という公約は最後に息切れしてしまって果たせなかったが、
それでも昨年に比べればチームは一歩前進した。
新戦力として獲得した寿人が新しいサンフのエースとなり、ジニーニョは美しい守備で最終ラインを引き締め、
同じく茂原は右サイドで駒野と見事なコラボレーションを見せ、無尽蔵のスタミナでピッチを駆け回った
(さすがに最後は疲れてしまったみたいだけど)。
 ルーキーも入船をのぞく実に六名が早くも公式戦出場を果たしており、
俊介と西河はもはや欠かせない主力、纉cや一誠はそれに続く存在となっている。
彼らが力をつけていけば、チーム力はさらに上がっていくだろう。
 来季への宿題としては、点を取られると下を向いてしまう、リードすると浮き足立つ、
1点差を守りきれない、という「メンタルの弱さ」を克服すること。
ただ、人の性格は一朝一夕には変わらないので、
まずは、向こうっ気が強く、勝利の味を知る人間を補強するのがいいだろうか?
また、これより上の順位を目指すにはやはり一層のチーム力アップが求められるので、
今年の順位を手ごたえとして、さらに積極的な補強を行ってほしいところ。

 選手やスタッフの皆さんには、まずはお疲れさま。
んで、来週からは天皇杯に集中。1000万円といわず、もっとガッポリ稼ごうではないか。

11月:

28日 27日の神戸戦で負傷交代したDFジニーニョが精密検査を受け、
右足関節外側靱帯捻挫で全治三週間の診断を受けた。

 神戸戦の後半、神戸ウイングスタジアムの継ぎ接ぎだらけの芝に足をとられて捻挫し途中交代したジニ、
全治三週間とはちょっと重い怪我となった。
ピッチコンディションが劣悪だと怪我を誘発しやすいので、
管理者は本当に心を込めて芝の整備を行ってほしい。
ビッグアーチも夏前にひどい状態だったけど、もうそういうことのないように。

 全治三週間ということは、最終節の清水戦、
そして12月10日の天皇杯5回戦(これも清水戦)には出場できない。
しかし24日の天皇杯準々決勝には間に合う。
清水は高さのチョ・ジェジンと速さのマルキーニョスという個性的な2トップを持つが、
ここ数試合でどんどん調子を上げている西河に期待したいところ。
オムさんも結構疲労がたまっているようなので、吉弘にも万全の調整を望む。
Jユースサハラカップ決勝トーナメント2回戦の日程が決定。
 サンフレッチェは11日13:00より吉田サッカー公園にて浦和ユースと対戦する。
天皇杯5回戦(広スタ・清水戦)の次の日なので、ぜひ多くの声援を。
27日 ◇J1第33節、神戸ウイングスタジアムにてヴィッセル神戸と対戦し、3−2で勝利。
得点者は佐藤寿(リ・ハンジェ)、佐藤寿(駒野)、佐藤寿(服部)。
12勝11分け10敗の勝点47で、順位は8位に上昇。

 ベット、ジニーニョが復帰したサンフは徐々にペースをつかんでいき、
前半32分、駒野の遠距離からの直接FKが左ポストを直撃、左へはね返るところを小村が拾って折り返し、
ファーのハンジェがまた折り返したところを中央寿人がヘッドで押し込んで幸先よく先制する。
しかし、前半の終盤になると攻め急ぐところをカットされて反撃される場面が増え、
前半41分、左サイドでボールを回されて中央に入れられ、はね返すものの今度は右サイドでフリーで回され、
上げられたクロスに昭大の飛び出しが遅れ、DFもつききれずに栗原のヘッドを許して追いつかれる。
 後半は立ち上がりから勢いに乗った神戸のペース。
開始直後のFKは昭大のファインセーブ(横っ飛びでセーブし、浮いたボールをそのままヒールキックでクリア)で防ぐも、
中盤でボールが奪えず一方的にボールを拾われ回されてピンチの連続。
そして後半9分、ジニーニョがボール処理にもたつくところをカットされ、最後は北本に蹴り込まれ逆転されてしまう。
 神戸はさらにかさにかかって攻め込み、
サンフはジニーニョが悪いピッチに足をとられて捻挫、西河に交代というアクシデント。
しかし後半28分、カズがテンポよく右サイドに展開し、受けた駒野が怒涛の勢いで一直線に右サイドを突破しクロス、
これがゴール前のDFの上を越えてファー寿人の元へピタリ。
寿人はしっかり足元にトラップして左足一閃、ゴールに突き刺して同点とする。
 それから一進一退の攻防となったが、カズ、ベットが中盤でボールをさばくことで徐々にサンフがペースをつかみ、
そしてロスタイム、カウンターからベットが中盤キープから左サイドにパスを通し、走り込んだ服部がクロス。
ガウボンがニアに飛び込んで生まれたゴール前のスペースに寿人が飛び込み、北本に競り勝ってヘッド!
ハットトリックを達成すると、看板を飛び越えてゴール裏のサポーターたちに胸のエンブレムを誇示した。
サンフはロスタイムの神戸の反撃をはじき返して劇的な再逆転勝利、8位に浮上。
最終節の結果次第では6位も狙える位置につけた。
 この日ハットトリックを達成した寿人は通算17ゴールとして得点ランク4位タイとなり、
また16ゴールの大黒を抜いて日本人得点ランク1位となった。

 先制しながらも攻め急いでミスを重ねてペースを失い、凡ミスから立て続けに失点。
落胆と焦りから中盤が崩壊し、一方的に攻められる・・・という最悪の状況に陥りかけたが、
攻めていながらも早くから露骨な時間稼ぎをしていた神戸の心の隙を突いてチームを立て直し、
逆転に結び付けられたのはよかった。
三浦淳宏ら主力を数人欠いていた神戸を圧倒できずに逆に押し込まれる展開は、それまでの悪い流れそのままだった。
しかしそれを寿人のハットトリックが吹き飛ばした。
3ゴールとも、シンプルな攻撃の形から決めた見事なゴール。
ゴールにボールを叩き込む、ストライカーとしての美点を余すところなく示していた。
 試合後、寿人はゴール裏にやってきて、「次!次だ!次も絶対勝つ!」とサポーター達を鼓舞。
最終節も決めてくれ!
AFCユース選手権予選リーグ、
U−18日本代表はU−18朝鮮民主主義人民共和国代表と対戦し1−0で勝利。
得点者は安田。
日本は予選グループ首位で本選出場決定。
広島ユースDF槙野智章、MF柏木陽介は先発フル出場。

 今日は1点を争うシビアな試合ということで、福元とのコンビが長い槙野がセンターバックで先発、
柏木は台湾戦に続きボランチとして出場。
 槙野は北朝鮮の攻撃を福元とともに最後まで防ぎきり、
柏木は中盤の底で献身的な働き。特に柏木のプレイは北澤豪が絶賛していたようだ。
 決勝点は、ロングボールに途中出場のFWハーフナー(横浜F・マリノスユース)が競り勝って落とし、
裏に走り込んだこれも途中出場の安田(G大阪ユース)が持ち込んで豪快に決めたもの。
日本は2連勝でグループ1位となり、来年のAFCユース選手権出場を決めた。

 二人ともお疲れ!さあ、次はいよいよサハラカップだ。
23日 ◇J1第32節、広島ビッグアーチにて柏レイソルと対戦し、0−0のドロー。
11勝11分け10敗の勝点44で、順位は10位に後退。

 J1残留のためには絶対に勝利が必要な柏は、
レイナウド、クレーベル、そして玉田と攻撃の柱を三人も欠きながらも前半から果敢に攻める。
なかなか組み立てはできないもののしっかり守ってボールを拾い、
シンプルにつないで前線を走らせ裏を狙う。
クロス精度やゴール前の粘りに欠けなかなか決定機には持ち込めないが、
わずかな隙を見つけてシュートを放つなど、何とかゴールを、との執念を見せていた。
 後半、広島の選手交代によりしばらく押される時間帯が続いたが、
それをしのぎきると後半20分ごろから攻勢に立つ。
相手のパスミスをカットして速攻を仕掛け、両サイドを破って次々にCKやFKを獲得し、
谷澤、鈴木も投入し最後まで攻め続けた。
しかし最後まで広島の守備を崩すことはできず、スコアレスドロー。
清水が勝利したため、清水との勝点差は残り2試合を残して6に。
今日の勝点1で首の皮一枚残ったが、いよいよ後がなくなった。

 サンフは、基本的に90分間クリアクリアクリア。
柏の気迫に押され通しで、中盤のパスはカットされまくり、フィードも不正確でカットされまくり、
シュート、CK数とも柏に上回られ、ほとんどいいところがなかった。
中盤が壊死状態で、後半大木がトップ下に下がってからはしばらくまともになったが、
大木がガス欠になってくるとやっぱり元通りに。
中盤が落ち着かないために最終ラインもかなり危なっかしく、チーム全体が前へ出て行けない。
ハーフタイムで吉弘・俊介を投入して3−5−2にするという手はなかったのか。
 下田が負傷してからは初の無失点だが、この状態の柏に無失点は当たり前。
むしろ、その柏にあれだけ攻められてシュート、CK数で上回られたのは情けないとしか言いようがない。
選手たちに「勝つ気」がなかったとはいわないが、柏のそれより劣っていたのは間違いない。

 9月からどんどん試合内容が悪くなっている。
この一年間はいったい何だったのか。快進撃は単に一時の勢いだったのか。
主力が一人でも欠けるともう何もできないのか。こういうときに代わりの選手が出てこないのか。
サテライトは何をしていたのか。
セザール・サンパイオのような、この状態を立て直せる人間はいないのか。
沢田謙太郎のような気迫を持つ選手はいないのか。
何よりホームをいったい何だと思っているのか。
 鞠と瓦斯に抜かれ、いよいよ10位。後ろから数えるほうが早くなってしまった。
背後には勝点4差で大分と大宮が迫る。
次節はジニーニョが戻ってくる。ベットも戻ってくればベストメンバーが組める。
意地というものがあるなら、見せてほしい。
戦え。
AFCユース選手権予選リーグ、
U−18日本代表はU−18チャイニーズ・タイペイ代表と対戦し5−0で勝利。
得点者は梅崎、柳澤、河原2、森島。
広島ユースMF柏木陽介は先発フル出場、DF槙野智章は出場機会なし。

 チャイニーズ・タイペイの守備に手を焼きながらも5得点。
逸機も多く手放しでは喜べないが、まずは勝利を飾った。
 今日は大量点を取るためにビルドアップ重視で本来ボランチの青山がセンターバックに入ったため、
槙野の出番はなし。
ただ、次の北朝鮮戦は1点を争うシビアなゲームになることが予想されるので、
守備重視で長い間コンビを組んでいる福元・槙野になるかもしれない。
ただ、出場するにせよしないにせよ、チームの勝利のためにできることをしてほしいと思う。
22日 Jユースサハラカップ・決勝トーナメント組み合わせ発表。
 12月10日または11日に行われる2回戦からのスタートで、初戦の相手は浦和。
会場・時間はまだ未定だが、サンフはグループ1位なので会場はおそらくホームの吉田になるだろう。
クラブユース選手権では1−1のドローだった相手。今度はきっちりとカタをつけたい。
ここを勝利した場合、準々決勝の相手はおそらくガンバ。およそ隙のないチームだが、今度こそ勝つ。
三冠を狙うヴェルディは逆ブロックで、決勝でないと当たらない。
今年は三冠を阻む立場になったが、絶対にそこまで勝ち進み、ヴェルディを破って最後のタイトルを取りたい。
AFCユース選手権・予選リーグに向けたU−18日本代表20名が発表され、
広島ユースよりDF槙野智章、MF柏木陽介が選出された。

 熊本県民総合運動公園陸上競技場にて、
23日にチャイニーズ・タイペイ、27日に北朝鮮と対戦する。
直前の大会では精神力の弱さを露呈して大敗を喫したり、
さらにチームの大黒柱ともいうべき山本真希(清水ユース)が負傷辞退と本番に向けていくつか不安材料があるが、
槙野くん、柏木くんがチームを盛り上げてそれを吹き飛ばすように。

 皆実の森重くんも選出。
代表から一時外れていたが、秋に招集されてからはいいパフォーマンスを見せ、復帰を果たした。
その恵まれたフィジカルで相手を吹き飛ばし、勝利に貢献してほしい。
21日 2005ナショナルトレセンU−16参加選手が発表された。
 19日から23日までJヴィレッジにて。
 サンフレッチェからは、

ユースよりGK兼田亜季重、DF佐藤拓、DF山根佑介、MF内田健太、MF小西和樹、MF篠原聖、
FW中野裕太、FW横竹翔。
広島ジュニアユースよりMF沖田勇樹、FW宮原大輔。
みろくの里ジュニアユースよりDF宮本将、FW磯本圭吾。

の12名が選出されている。
中国地方では、ほかに皆実高のDF高橋宏次郎、MF加藤昂、多々良学園高のGK洞ヶ瀬勇馬、
そして岡山のアヴァンサールFCからMF池田康平が参加する。
20日 ◇J1第31節、日産スタジアムにて横浜F・マリノスと対戦し、1−3で敗れる。
11勝10分け10敗の勝点43で、順位は8位のまま。

 開始早々に駒野が壁の下を通すFKを決めて先制するも、
横浜は21分に右サイド田中隼磨の上げたクロスを久保がジャンプ一番ヘッドで叩き込んで追いつき、
2分後には小村のパスをカットした久保がグラウにスルーパスを通し、グラウがこれを決めて逆転。
さらに前半終了近くには久保がドリブル突破、PA内で倒されてPK獲得。
グラウがこれを決めて3−1とすると、後半はサンフにシュートを撃たせず勝ちきった。

 久保の復調で強さを取り戻した横浜が、チーム力の差を見せて勝利。
彼がいるといないとでは明らかに違う。
久保はゴールにアシストにPK奪取と3点全てに絡み、ジーコの前で代表復帰を強烈にアピール。
今の代表FWはあんなんだし、年明けには確実に入ってくるだろう。
 サンフは、守備の大黒柱・ジニーニョが累積警告で二試合出場停止ながらも4バックで試合に臨んだ。
センターバックで先発した西河も奮闘したが、久保の能力の前にやられてしまったというところ。
しかし後半はゼロに押さえたことで、西河にはある程度の自信はついたのでは。
それにしても、アウェイでジニーニョ不在、そして相手には久保がいる、となればスリーバックが妥当だろうに・・・
それほど勝利にこだわらなくなったのか?冗談じゃない、二桁順位はいやだぞ。
 横浜に勝点43で並ばれ、FC東京も千葉を破って勝点42と1差に接近、
大分が鹿島に分け、新潟が磐田に勝ってともに勝点39とじわりと追ってきた。
名古屋もガンバに勝利し勝点38に。
残り三試合、夏までの奮闘を無駄にしないよう最後の力を振り絞って、勝ってほしい。
◇Jユースサハラカップ・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースは吉田にて大分トリニータU−18と対戦し1−1のドロー。
得点者は平繁(PK)。
5勝1分け0敗の勝点16でグループ1位となり、決勝トーナメント進出。

 順位決定済みの上に主力選手がU−18やナショナルトレセンで抜けていることもあり、
パフォーマンスがあまり上がらず前半にPKから先制を許す。
それでも後半に遊佐がPKを得るとこれを平繁が決めて追いつき、そのままドロー。
グループリーグ無敗で決勝トーナメント進出となった。

 今年最後のタイトル奪取に向け、12月に全力を出し尽くしてほしい。
平繁くんは今日のPKによりグループリーグ全試合で得点し、通算11得点となった。
得点王目指せ。
17日 AFC・U−17選手権予選リーグ
U−15日本代表はU−15韓国代表と対戦し1−1のドロー。
1勝1分けの勝点4でグループ1位となり、本選進出決定。

 次回U−17世界選手権大会のホスト国となる韓国ホームでの対戦、
前半に厳しい判定によるPKから先制を許すも、
徐々にペースを握ると後半に斉藤のゴールで追いつき、そのままドローに持ち込んだ。
勝点4で韓国と並んだが、日本はマカオ戦26−0という圧倒的貯金により得失点差でグループ1位となり、
堂々の本選進出を決めた。
 日程上日本は韓国より試合間隔が短く、また韓国開催ということで何かと不利だったが、
それをはねのけてのドロー1位突破。このチーム、強い。
 岡本くんもこのチームの一員としてよく頑張った(この試合では4バックのセンターバックで出場)。
お疲れさま。
ユースで練習を積み、もう来年はレギュラーポジションを取るくらい頑張って、
U−16日本代表としてAFC・U−17選手権に出場してほしい。
16日のガンバ大阪との練習試合の結果は2−2。
ついでに12日の佐川急便中国との練習試合は4−0。

 ガンバとのゲームは前半スコアレス、
後半に先制を許すも龍朗のドリブルからのミドルシュートで追いつき、
さらに途中出場のマナのロングスローをファーで受けた纉cが流し込んで逆転。
しかし終了間際に猛攻を仕掛けたガンバが追いついて2−2のドローとなったようだ。
16日 ◇国際親善試合、日本代表はアンゴラ代表と対戦し1−0で勝利。
DF駒野友一は先発フル出場。
 ジーコのメンバー発表時の記者会見では加地が先発予定だったが、
加地が負傷で辞退してしまったためまたしても駒野が先発に。
3−5−2の右WBで、立ち上がりからサンフではありえないくらいの高い位置を保ち、
チャンスにはゴール前に飛び込むなどアグレッシブに上下動を繰り返した。
 後半立ち上がりにはセットプレイのこぼれ球をミドルシュート、これはわずか右に外れる。
 松井投入で4−4−2になったころには相当バテていたが、
柳沢へアーリークロスを放つなど最後の力を振り絞って前に上がった。
そしてロスタイム直前の決勝ゴールの時にもしっかり高い位置まで上がっており、
タッチラインに逃げたアンゴラのクリアボールを素早く受け取って中村俊輔にスロー。
俊輔がすかさず上げたクロスを柳沢が折り返し、松井の決勝ゴールとなった。
目立たないけれど、確かに日本の勝利に貢献していた。

 アシストはならなかったが、高い位置を保って攻撃に絡む姿勢は最後まで見せていた。
左からのクロスにゴール前飛び込む姿にはキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と思った。
ヤナギめちゃんと折り返せ。
加地さんにくらべスタミナ面で劣るのは今のところ仕方がないが、そこは気力でカバーしてほしい。
今日のように、たとえ疲れていても前へ出る姿勢、それが勝利に結びつく。
そのスピリットをサンフでも見せてほしいと思う。
15日 高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15の組み合わせ発表。
 サンフはA組で、
クラブユース選手権覇者の浦和レッズジュニアユース、
そして北海道の緑が丘中学校、北信越の小針中学校が同組。

12/4 VS緑が丘 益田市島根県立サッカー場 11:00
12/10 VS浦和 藤枝総合運動公園陸上競技場 13:15
12/11 VS小針 藤枝総合運動公園サッカー場 11:00

上位2チームが決勝トーナメントに進出する。
A組突破チームは決勝トーナメント1回戦と準々決勝を広島ビッグアーチで戦うことになるので、
ぜひとも勝ち上がってほしいところ。
びんごで行われるB・C組の激突も面白そう。
しかしC組、ガンバ・大分・鞠・清水って、詰め込みすぎ。

 クレフィオFCはG組で、
全中覇者のルーテル学院中に東北の百石中学校、関東の狭山ジュニアユースFCと同組。
何と言ってもルーテルが強敵だが、こちらも勝ち抜いてほしい。
AFC・U−17選手権予選リーグ
U−15日本代表はU−15マカオ代表と対戦し26−0で勝利。
 26点!アメフトか。得点者の欄が壮観。オウンゴール3て。
後半17点・・・凄いペース。
事前の合宿ではDFやってたらしい岡本くんはどうだったろう。
(スリーバックの一角として先発し、途中交代したらしい)
これだけ得失点差を稼げれば他グループとの兼ね合いで予選突破はほぼ確実?
しかし韓国に勝ってきっちり決めたい。
13日 ◇DF小村徳男が、12日の大分戦でJ1通算350試合出場を達成。
 澤登正朗(清水)、秋田豊(名古屋)、藤田俊哉(名古屋)に次いで350試合出場を達成した。
プロ入り以来足掛け13年で樹立した記録。素晴らしい。
これからも頑張ってほしいと思う。

 しかし、そのセレモニーが試合後とは・・・
確かに試合が開始し、それが成立しなければ記録達成にはならないが・・・わびしかった。
こういう試合でなぜ負ける。他クラブの節目の試合じゃ気前よく勝ちを譲ってるのに。
高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15・中国地域大会決勝、
サンフレッチェ広島F.CジュニアユースはクレフィオFCと対戦し5−3で勝利、優勝した。

 すでに全国大会への出場を決めている同士の対決なので決勝はちょっとまったり気味になりがちなのだが、
この試合は激しい点の取り合いとなった。
サンフがこれを制して優勝、中国地域第1代表として全国大会へと進出。
昨年は県大会どころかその前の地区大会(トーナメント形式)1回戦、つまり初戦でPK負けして終わってしまったが、
今年はその雪辱を晴らしてほしい。

大会要項はこちら
地方分散開催で、決勝トーナメント1回戦(12/17)には広島ビッグアーチとびんご運動公園が、
準々決勝(12/18)には広島ビッグアーチが会場として割り振られている。
(中国地方だと、グループリーグ第1戦に益田市の島根県立サッカー場と益田陸上競技場が会場としてあてられている)
サンフレッチェ、そしてクレフィオが勝ち進んで、こちらのほうで試合ができればいいんだけれど。

 天皇杯は17・18日は行われないので、お暇な方は観に行かれてはいかがでしょうか、
とか言って清水が入れ替え戦に出る場合は代替日で17日広スタでした。
◇Jユースサハラカップ・グループリーグ、
大分トリニータU−18とセレッソ大阪U−18が対戦し2−2のドロー。
この結果、サンフレッチェ広島F.Cユースがグループ1位を確定した。
 セレッソが2点先行も、大分が意地を見せて追いつき、引き分けに持ち込んだらしい。
大分は3勝1分け1敗の勝点10、セレッソは1勝1分け3敗の勝点4となり、
これにより最終節を待たずしてサンフレッチェの1位(現在勝点15)と大分の2位が確定、
この2チームが決勝トーナメント進出を決めた。

 これで決勝トーナメント初戦はおそらくホームの吉田開催。
アウェイ大分戦で気張ったかいがあったというもの。
最終節の勝敗は順位に関係なく、主力もU−18代表やナショナルトレセンU−16で抜ける。
だからといってモチベーションを落としてはいけない。
普段出番の少ない選手には、ここでいいところを見せてほしい。
12日 ◇J1第30節、広島ビッグアーチにて大分トリニータと対戦し、0−4で敗れる。
11勝10分け9敗の勝点43で、順位は8位のまま。

 運命の女神様は、大分のサポーターがかなり来ていてスタジアムがいい雰囲気なので、
相当気合が入っていました。
序盤はサンフが押していたので、決定機を与えました。
外しました。
まだ押しているので、もう一回決定機を与えました。
シュートを撃てませんでした。
今度は大分に決定機を与えてみました。
見事に決めました。
喜んだ女神様はそれ以降は大分につき、大分はスーパーミドルに鋭いカウンターで追加点。
最後にごほうびでPKもあげちゃう大盤振る舞いで、結果大分が大勝。

決められるときに決めとかないとこういうことになりますよ、というお話でした。

 前半は、圧倒的なサンフペースだった。両サイドを何度も崩し、立て続けに決定機を作った。
マグノの失点はタテパス一本カウンターがきれいに決まったもので、特に悲観するものでもない。
前半終了間際の梅田のミドルも、本当にゴール右上スミ、GKが届きようのないところに決まった。
あそこはマグノを止めに行くしかないし、決まったのはフリーとはいえほとんど奇跡的。
押しているのに2失点するという、いったい何で?という45分だった。
 とはいえ、前半途中でベットが負傷交代してしまったのが痛すぎた。
彼がセンターにいれば、中央でしっかりとはね返してボールを奪い、
高いところまでボールを持ち上がってそこから左右に展開することができる。
しかし交代投入された茂原はいつもの右MFのクセで右サイドへ飛び出していくので、
いきおい真ん中がカズ一人になることが多く、大分がカズを包囲するようになると
中央とサイドが連携した展開がほとんどできなくなり、カウンターを喰らう展開が増えてしまった。
その点、大分のドイスボランチのエジミウソン&トゥーリオは素晴らしかった。
中央をしっかり抑え、カウンター時は積極的に押し上げてチームのギアをチェンジ。
時には二人ともPA前まで上がっていき、後ろにはスリーバックが残っているだけ、という
「7人カウンター」を繰り出したり。トゥーリオのゴールはそういうカウンターの典型だった。
 結局、自分達のやれることを修正を加えつつやりきった大分が勝ったということ。
サンフは、不運もあったとはいえ4失点は取られすぎだし、1点も取れなかったというのも最悪。
「ボールを支配しているときにゴールを奪えない」という悪癖がまた・・・
こういうサッカーをしていれば、確かにアウェイのほうが勝率がいいだろう。
ホームではホームの戦い方をしてほしい。

 次の相手はマリノス。エース久保が復帰し、さらに今日勝利して勝点を40とし、サンフを射程に捉えた。
得失点差を見ると、次負けても順位は入れ替わらないとは思うが(大敗すれば別だけど)、
FC東京・大分もそのすぐ後ろにつけているし、残り試合ぼやぼやしてたら二桁順位転落もありうる。
夏場まで優勝争いしていたけど、終わってみれば結局去年といっしょ、って情けなさすぎる。
「優勝争い」と口にした人間は、自分の言葉に責任を持て。意地見せろ。

 しかし・・・今日のプレイスキックはどれもこれも酷かった。何あの精度のなさ。
試合に臨むメンタルもあんな感じだったのか。
高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15・中国地域大会準決勝、
サンフレッチェ広島F.CジュニアユースとサンフレッチェびんごジュニアユースFCが対戦し、
1−0でサンフレッチェ広島が勝利。全国大会への出場を決めた。
 サンフレッチェ広島には、夏より成長したところを全国で見せてほしいところ。
もう一試合は、クレフィオが勝利。13日に決勝を行い、第1・第2代表の席順を決定する。
9日 AFCユース選手権予選リーグ直前合宿に向けてのU−18日本代表候補が発表され、
広島ユースよりDF槙野智章、MF柏木陽介が選出された。

 このメンバーから予選出場登録の20名が選ばれる。
槙野くん・柏木くんはしっかりアピールして残ってほしい。
木原くんは韓国遠征直前の怪我が痛かったけど、
実力は充分なので予選突破してからまた呼ばれることもあるだろう。

 この二名は20日のサハラカップ・大分戦には出場不可能。
同じ時期にナショナルトレセンU−16があり、
1年生の主力が抜けちゃったりしてこの試合のメンバー編成は非常に難しい。
13日の大分とセレッソの試合で大分が勝利すればこの一戦は首位決戦となるので、
しっかりと練習しておいてほしい。
来季のJ1ベンチ入りメンバーが、16名から18名に増えることが決定した。
 世界的には主流の「リザーブ7人」をJ1も採用することになった。
枠が増えることで、様々なタイプの人材をベンチに並べ、戦況に応じて起用することができるため、
戦術の幅が広がる。
極端な話、通常ではベンチに入れない「一芸タイプ」のプレイヤーを「飛び道具」としてベンチに入れ、
起用することもできる。
サンフで言えば、総合的な実力ではまだまだだけど、
「ロングスロー」という絶対的な武器を持つマナをベンチに入れるようなことも場合によっては可、ということ。
枠が広がるとなれば選手たちもちょっとは目の色を変えるだろうし、面白くなりそう。
8日 16日の国際親善試合・アンゴラ戦に向けた日本代表が発表され、
広島よりDF駒野友一が選出された。
 もう常連になった感のある駒野、今回は加地復帰で先発はどうかな?というところだが
(ジーコも4バックに加地・宮本・中澤・アレックスを予定しているようだし)、
出場するにせよしないにせよ、練習からアピールを継続していってほしい。
6日 ◇Jユースサハラカップ・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースは別府にて大分トリニータU−18と対戦し3−0で勝利。
得点者は平繁2、福本。

 今大会は毎試合1点を失っていたが、初の完封試合。
高円宮杯決勝トーナメントで接戦を繰り広げた相手だけに、気合が入っていたか。
 平繁くんは5試合連続の通算10ゴール、二桁にのせた。目指せ得点王。

 グループリーグ最終戦は20日、吉田での大分戦。
13日に大分とセレッソの試合が行われ、そこで大分が勝利できなかった場合、サンフの1位が確定。
大分が勝利すれば、首位争いは最終節に持ち込まれる。
現在3位のセレッソも今日鳥栖に圧勝し、勝点3を得ると同時に得失点差を一気に戻してきた。
大分、鳥栖に連勝して勝点を9とし、サンフが大分を破れば、大分と勝点で並んで得失点差勝負となる。
ので、セレッソ頑張れ。
5日 高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15・中国地域大会グループリーグ、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCはクレフィオFCと対戦し0−0のドロー。
1勝1分け1敗の勝点4でグループ2位となり、決勝トーナメントへ。
サンフレッチェくにびきジュニアユースFCはアヴァンサールFCと対戦し0−7で敗れる。
1勝1分け1敗の勝点4でグループ3位となり、決勝トーナメント出場ならず。

 先週びんごを破っていたくにびき、まさかの大敗。
びんごとクレフィオの試合がドローだったため、びんごと同じ勝点4となったものの、
得失点差によりグループ3位。決勝トーナメント進出を逃した。残念。
 こちらのブロックは1位クレフィオ、2位サンフレッチェびんご。
準決勝は12日、益田市島根県立サッカー場にて。
12:30よりサンフレッチェ広島−サンフレッチェびんご、
14:30より鳥取セリオFC−クレフィオFC。
これに勝利すれば、全国大会への出場が決まる。
4日 ◇サテライトが吉田にて神戸と練習試合を行い、0−2。
3日 ◇天皇杯4回戦、広島ビッグアーチにて水戸ホーリーホックと対戦し、3−1で勝利。
得点者はガウボン(服部)、大木(−)、森崎和(服部FK)。

 前半は、引いて守る水戸に手を焼きまくり。
網の中でバタバタもがいている感じで、時折決定的なチャンスを作るもののその度に豪快に逸機。
前半終了時は当然のように大ブーイング。
 後半からは人がよく動き回るようになり、水戸の守備を振り回し始める。
そして52分、こぼれを拾ったベットがカウンター気味のドリブル突破、
右に出したボールを、右サイドにポジションチェンジしていた服部が受けてクロス。
ゴール前に曲がり落ちるボールをガウボンが踏んづけるように合わせ、
はずんだボールがゴール右スミに飛び込んで先制する。
 次いで右サイドで茂原・大木・ベットでボールを回して中央に折り返し、
カズのスルーパスに抜け出した寿人がシュート。これはGKが防いだが、
はね返りに詰めた大木が確実に蹴り込んで2−0と突き放す。
 終盤、ちょっと不用意なファウルで与えたPA近くのFKからあっさり頭で合わされて迂闊にも1点を返されるが、
こちらも途中出場の俊介が得たPA右からのFKを、
ベットのフェイクから服部が中央へグラウンダーで入れ、カズがダイレクトで合わせて右スミに蹴り込みゴール。
いかにも練習どおり、のトリックプレイで3−1とした。
 最後、俊介がドリブルで中央突破、三人くらい抜いてPA侵入しシュートを放ったが、
これは惜しくもGKに防がれた。決まっていれば最高だったけど。
そして試合終了、快勝とまではいかないが、往々にして難しい戦いとなる格下とのトーナメント初戦できっちり勝利した。

 毎年初戦では思いきりまったりした試合するけど、今年もその例に漏れず。
J2も年々したたかさを増しているので、あんまりそういうことしていたらいかん。
2−0とリードしていても、かなりヤバい局面を何度も作られていたし。
でも勝ったからよし。
 先日のU−20日本代表ベトナム遠征にも参加していた中尾真那が途中出場。
武器であるロングスローを披露し、スタンドを沸かせていた。
本人によればニアの小村を狙ったらしいが、狙いが外れてファーまで弾丸ライナーで飛ばしてしまった。
身体のバネ強すぎ。
プレイ自体はまだまだだけど、この経験をこれからに活かしてほしい。

 5回戦進出チームは全てJ1。おもろない。名古屋あたりクオリティ発揮するかと思ったのに。
さてサンフの相手は清水。12月10日、場所は広スタ。
一週間前にビッグアーチでJ1最終戦を戦ったのち、また対戦することになる。
これに勝利すれば、準々決勝は12月24日、丸亀競技場で磐田と新潟の勝者と対戦。
今年は組み合わせ的にずいぶん恵まれているので、いけるとこまでいけ。
◇Jユースサハラカップ・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースは吉田にてセレッソ大阪U−18と対戦し2−1で勝利。
得点者は横竹、平繁。
グループ2位以上を確定し、決勝トーナメント進出を決めた。
 この試合も競ったゲームに。
前半スコアレス、後半に野田のCKに横竹が頭で合わせて先制するも、カウンターから追いつかれる。
しかし終了間際にカウンター、木原の突破から最後は平繁がゴールを挙げて勝ち越し、そのまま勝利した。
 これで4連勝、勝点を12とし、
現在3位のセレッソ(勝点0、残り3試合)、4位の鳥栖(勝点0、残り2試合)が残り試合全勝してもこれに及ばないため、
グループ2位以上が確定。決勝トーナメント出場を決めた。
あとはグループ1位をかけた大分とのホームアンドアウェイ戦。
先日の高円宮杯では2−1で勝利しているが、そのときのように気を抜かず全力で戦い、
決勝トーナメントにつながる試合を。
高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15・中国地域大会グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースは鳥取セリオFCと対戦し1−0で勝利。
3勝0分け0敗の勝点9でグループリーグ1位となり、決勝トーナメントへ。

 島根ブロックのグループ最終節が行われ、
サンフレッチェ広島ジュニアユースと鳥取セリオが決勝トーナメント進出を決めた。
びんごとくにびきの山口ブロックは5日に最終節が行われる。ワンツーで決めてほしい。

10月:

31日 ベトナム遠征中のU−20日本代表がU−23ベトナム代表と対戦し、1−2で敗れる。
得点はオウンゴール。

 三人の出来はどうだったろうか。
とりあえずお疲れさま。帰ってきて、また練習のほうで頑張って、リーグ戦あるいは天皇杯への出場を目指してほしい。
30日 ◇Jユースサハラカップ・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースは南津守にてセレッソ大阪U−18と対戦し2−1で勝利。
得点者は平繁(江本)、平繁(保手濱)。

 U−18日本代表の韓国遠征から戻ってきた槙野は元気に先発、
高円宮杯で負傷していた柏木も復帰。
しかしストライカーキャンプを辞退したはずの中野はどういうわけかメンバーにおらず、
負傷明けの木原もベンチスタート、GKもGKキャンプに二人を取られて佐久間くんひとり、
控えGK不在ということでメンバー的にはやや苦しいアウェイ戦となった。
 立ち上がりからボールを支配するものの運動量に欠け、セレッソのプレスの前になかなか好機を見出せないサンフは、
前半終了間際に自陣でのミスをセレッソのエース・U−15日本代表の柿谷曜一朗にさらわれ、
そのままドリブルで持ち込まれて豪快に決められ先制を許す。
 しかしハーフタイム中に森山監督の檄が飛んだか、後半立ち上がりから見違えるような動きでセレッソを圧倒、
遊佐のドリブル突破から倒されてこぼれたボールを江本がつないで左へ出し、
受けた平繁が鋭く中へ持ち込んで二人をかわしざまニアへズドンと蹴り込みまず同点。
さらに右サイドの崩しから中央保手濱へのクサビ、これを保手濱がキープして左に落とし、
そこへ走り込んだ平繁が右足ダイレクトのコントロールシュートでゴール右上スミに巻き落とし、逆転。
勢いづいたサンフはその後は一方的に押し込み、追加点は奪えなかったもののそのまま押し切って勝利した。

 30日、11月3日、6日の三連戦の初戦ということで?前半はやや動きが悪かったが、
後半ちゃんと修正して逆転勝ち。内容的にはいまいちだったが、勝てばよし。
 足の捻挫でU−18日本代表を辞退していた木原くんは後半途中から出場。
持ち前のスピードとテクニック、運動量でセレッソ守備陣を翻弄していた。
コンディション的には出るか出られるかギリギリのところだったらしいが、
負けん気の強い木原くんのこと、そういうところはおくびにも出さなかった。
 3日は吉田でセレッソ戦。これに勝てば、グループリーグ突破(2位以上)はまず堅いところ。
フルメンバーで決めてしまおう。
高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15・中国地域大会グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.CジュニアユースはクレアーレFCと対戦し10−1で勝利、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCとサンフレッチェくにびきジュニアユースFCが対戦し、
3−2でくにびきが勝利。

 広島は連勝でグループリーグ突破決定。3日に浜田で同じく連勝の鳥取セリオFCと対戦する。
 びんごとくにびきの同門対決は、くにびきが勝利。前半1−2も、後半に2ゴールを決め逆転勝利を飾った。
くにびきはGK原くん、DF丸山くん、MF廣田くん、FW板倉くんとセンターラインのビシッと決まった好チームで、
クラブユース選手権中国地域予選グループリーグでもびんごと一歩も譲らぬ戦いを展開し、その時は0−0のドロー。
今回は原くんを負傷で欠くが、チーム全体が成長したというところを結果で示した。
 くにびきは、5日に岡山のアヴァンサールと対戦。
アヴァンサールは連敗しているが、岡山代表が弱いわけがない。油断せず戦ってほしい。
ドロー以上で自力での決勝トーナメント進出決定、敗れた場合はびんごとクレフィオの結果次第となる
 びんごはクレフィオと対戦。現在グループ3位なので、自力勝ち抜けのためには勝つしかない。
岡本くん、植木くんの奮起に期待。
29日 ◇J1第29節、ヤマハスタジアムにてジュビロ磐田と対戦し、3−1で勝利。
得点者は大木(ベット)、ガウボン(森崎和)、佐藤寿(森崎和)。
11勝10分け8敗の勝点43で、順位は8位のまま。

 ジリ貧に陥りかけていたチームに活を入れるべく、
今週小野監督は練習試合レギュラー組から駒野を外すなど荒療治を断行。
選手たちもそれに応えて死に物狂いで練習に打ち込み、このアウェイ戦に臨んだ。
布陣は、最近気持ちのこもったプレイを続けていた西河をセンターバックに加えた3−5−2。
 立ち上がりから、両サイドを巡る激しい攻め合い。ホームの磐田が攻め込むが、サンフ守備陣は集中力高くゴールを許さない。
逆に37分、左サイド寿人からのクロスをファーのベットがヘッドで落とし、大木がきれいに合わせてゴール!
先制すると、後半立ち上がりからも攻勢を続け、54分、ベットのパスを受けたカズのスルーパスにガウボンが抜け出し、
飛び出してきたGKの上をひょいと越すテクニカルシュートで2−0。
さらに58分、右CKはショートコーナー、トリックプレイからのカズのクロスにファー待ち構えていた寿人が頭で合わせ3−0、
一気に突き放した。
 後半立ち上がりから駒野(足を痛めた)に代え茂原、そして大木に代えてハンジェと運動量のある選手を順次投入、
最後にはガウボンに代え今季初出場の龍朗も繰り出し、最後に磐田の猛攻をくらって1点を返されたものの、3−1で快勝。
残り5節に向けて勢いのつく、大きな勝利を挙げた。

 やればできる!
後半さらに追い打ちをかけ磐田を虐殺するチャンスもあったが、そうできずに反撃を食らったのは次への課題。
しかし現状で最も必要だったもの、すなわち勝利・勝点3を挙げられたのは何よりも素晴らしいこと。
しかもただ勝つだけでなく、今後にもつながる濃い内容の試合だった。
これは充分ラストスパートのムチとなる。
今日の勝利で勝点を43とし、勝点46の5位・川崎を射程範囲に捉えた。
来週はナビスコ決勝でJは休み、再来週はホームに好調・シャムスカ大分を迎える。
今回取り戻した自信をこの二週間でさらに深め、大分を打ち破って順位を上げたい。

 今年はなかなか気温が下がらなかったけど、いよいよ秋も深まってきて、
大木さんのシーズン到来。こっからいくぜー!
高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15・中国地域大会グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースは玉湯SCと対戦し6−0で勝利、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCはアヴァンサールFCと対戦し3−1で勝利、
サンフレッチェくにびきジュニアユースFCはクレフィオFCと対戦し1−1のドロー。

 中国地域大会開幕。
くにびきは守護神・原くんを欠いているが(現在リハビリ中)、
全員の力を合わせて勝ち抜いてほしい。
28日 ベトナム遠征中のU−20日本代表がU−23マレーシア代表と対戦し、4−0で勝利。
得点者は上田(PK)、市原、萬代、オウンゴール。
吉弘充志、纉c慎一朗が先発出場した。

 出場者や得点者はこちら(マレーシアサッカー協会)参照。
前半、マレーシアがペースをつかみ始めた時、興梠がPAに侵入してファウルを受け(微妙な判定だったようだが)PK。
これを上田康太が決めて日本が先制し、前半終了間際には纉cのクロスを市原が決めて2点目。
後半、マレーシアも反撃に出るが、日本は萬代がゴールを決めて逆に突き放すと、
最後はマレーシアのオウンゴールで4−0とし、勝利を飾った、ようだ。

先発メンバーは、
山本、吉弘、上田、萬代、丹羽、後藤、市原、細貝、纉c、興梠、鈴木
らしいので、
GK山本、DF吉弘、後藤、丹羽、MF纉c、上田、細貝、鈴木、興梠、FW萬代、市原
の3−5−2?
2005 GK+ストライカーキャンプ(西日本)に、広島ユースFW中野裕太が不参加となった。
 チーム事情のため、ということはすなわち30日の南津守セレッソ戦に出るということ。
でもGKのほうは大丈夫なんだろうか。金山くんと兼田くんに不参加の発表がないということは
そのままGKキャンプに行くということだし、結局30日は佐久間くんだけになってしまうが・・・
高円宮杯U−15中国地域予選のためにジュニアユース勢からも借りられないし(みろくの里はOKかもしれないけど)、
参加二人のうちどちらか当日抜けか、そうでなければGKは佐久間くん一人で、
彼に何かあった場合は横竹くんあたりがスクランブルでゴールを守ることになったりするのか。
彼はジュニア時代にはGK/FW登録もされていたようだし、何とかなるか。
27日 AFC U−17選手権大会2006・予選ラウンドに向けたU−15日本代表が発表され、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCよりMF岡本知剛が選出された。

 予選ラウンドから韓国とぶち当たるということでなかなか大変な戦いになる。
U−17世界選手権出場のためにも、勝ってきてほしい。
26日、ベトナム遠征中のU−20日本代表がU−23タイ代表と対戦し、0−2で敗れた。
 何をやっとるかー。
26日 広島修道大と練習試合(30分×3)を行い、それぞれ2−0、1−0、3−0。
 この練習試合の一本目、レギュラー組の布陣の右サイドバックには西河。そして茂木MF起用。
何かを変えなければいけない現在の状況で、駒野がレギュラー組から外された。
最近、FC東京戦ではいい攻め上がりもあったものの守備時には不安を見せ、
同点ゴールの場面では鈴木規郎に振り切られセンタリングを上げられていたし、
セレッソ戦でも、ゼ・カルロスが負傷交代したにもかかわらず、その代わりに入った徳重に好き勝手に暴れさせてしまった。
それでも代わりになる選手がいないので普通はレギュラーを外れることはないのだが、
小野監督は駒野のパフォーマンスを考え、思い切った判断を下したようだ。
駒野だけでなく、他の選手にもかなりの衝撃だったのでは。
次節の右サイド対面には村井慎二。
駒野が巻き返してポジションを取り返すのか、一対一に強い西河が村井番を任されるのか、注目。
 茂木MFということは、中盤ボックスの右サイド?
シーズン前のキャンプでやっていた形から
茂原がハンジェに変わっただけなので(下田→さんまは仕方ないから当然として)、初心に戻る、という意味合いか。
選手たちがこの試合でいい方向へのスイッチを入れ、勝利へと踏み出してくれれば。
韓国遠征中のU−18日本代表がU−18韓国代表と練習試合(30分×3)を行い、0−0、1−0、1−0。
 今日は練習試合ということで控えメンバー主体だったが、
槙野くんは守備の要のため先発、三本目の29分までプレイ。
29分て。怪我とかじゃないでしょうね。
 お疲れさま。さて帰ってコンディション整えて、30日のセレッソ戦に備えてほしい。
25日 韓国遠征中のU−18日本代表がU−18韓国代表と親善試合を行い、2−5。
広島ユースDF槙野智章は先発フル出場、1ゴールを決めた。

 前半0−0も内容は悪くなかったらしいが、
後半開始直後、キックオフのバックパスミスから得点を決められ、さらに間をおかず失点。
55分にセットプレイから槙野のゴールで1点差に迫るが、
もう1点、と気負ってしまってバランスを崩し、自壊していったようだ。
 今回の遠征には、福元(主将)・山本・森本という各ポジションの要が体調不良や怪我などで参加していない。
そのため韓国を相手にするにはいささかきついのは確かだが、それでも5失点はやられすぎ。
先日の仙台カップでも東北選抜相手に惨敗するなど、技術よりもメンタル面に問題があるらしいが、
最近までは欧州遠征してもそこそこいい結果を残していたので、やればできるはず。
今回は柳澤くんが主将をやっているようだけど、槙野くんも積極的にチームを引っ張っていってほしい。
24日 広島MF纉c慎一朗が、U−20日本代表に追加招集された。
 J1昇格へあと少し、正念場の福岡はDF柳楽の、
そしてセレッソは広島戦でMFゼ・ロベルトとDF前田が負傷したことで苔口と藤本の参加を辞退。
その代わりに磐田の松下、ガンバの丹羽、そしてサンフの纉cが追加招集となった。
 U−20とはいえ今回は1986年生まれの選手が多く、吉弘やマナもいるので纉cも特に気後れすることはないだろう。
本来なら一年上のカテゴリーになるU−20だが、
リーグ戦やナビスコに出場し、ナビスコではガンバ相手にゴールも決めたその経験は先輩たちにも引けはとらない。
持ち前の負けん気の強さを発揮し、定着目指して頑張ってきてほしい。
高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15・中国地域大会組み合わせ発表。
 今年は山口と島根で開催。
島根ブロックにはサンフレッチェ広島(広島)、玉湯SC(島根)、鳥取セリオFC(鳥取)、クレアーレFC(山口)、
山口ブロックにはサンフレッチェびんご(広島)、サンフレッチェくにびき(島根)、クレフィオFC(山口)、アヴァンサールFC(岡山)。
10月29・30、11月3日or5日にグループリーグを行い、
各組上位2チームが11月12・13日の決勝トーナメントに進出する。
23日 ◇J1第28節、広島ビッグアーチにてセレッソ大阪と対戦し、1−2で敗れる。
得点者は森崎和(リ・ハンジェCK)。
10勝10分け8敗の勝点40で、順位は8位のまま。

 靱帯断裂で長期離脱の下田の代わりにルーキー・佐藤昭大が先発。
 立ち上がりからサンフがゲームを支配し、8分、ハンジェの左CKをニアでカズが身を沈めながらのバックヘッド、
これがGKの上を越えてゴールに飛び込み、幸先よく先制する。
それからしばらくサンフが余勢を駆って攻撃を続け、セレッソは左サイドのゼ・ロベルトが負傷交代のアクシデント。
さらに有利になるか、と思われたが、前半半ばからセレッソが攻撃の主導権を取るようになる。
それでもゴール前でしっかりはね返し、昭大も判断の良い飛び出しからゴールを守っていたが、
前半のロスタイム、セレッソCKのピンチはね返してセレッソの右サイドスローイン、
ここで集中しないといけないところ、古橋に二人がかわされてクロスを入れられ、森島にヘッドで合わされる。
これは昭大が横っ飛びで止めたがボールをこぼしてしまい、詰めていた西澤が蹴り込んで同点。
確かに昭大がしっかり捕らなければいけない局面だったが、
その前にスローインからあっさりクロスを上げさせてしまったのがそもそもの問題。
どうしてそこで集中を切らしてしまうのか。
 後半立ち上がり、サンフも立て直して攻撃に出るが、攻撃時の人数が足りずになかなか決定機にまで持ち込めない。
俊介のクロスに寿人、という場面もあったが、後ろからの押し上げが足りず、
また攻撃に出るところでのパスミスもあり、次第にセレッソが押し返してくる。
そしてセレッソがサイドチェンジから右サイドに飛び出したファビーニョへ。
これは最初ぴたりと合わず、ファビーニョはタッチライン際まで走っていってキープし、クロス。
遠い位置からのクロスで、中央で陣形を整える時間も充分にあったのだが、
このボールをまたも森島がフリーでヘッドし、ゴール左スミに叩き込んで逆転した。
 あとはセレッソが足の止まってきたサンフを圧倒。
サンフも俊介のシュートでゴールを狙うも、最後は中盤が全く機能しなくなり、
放り込みもことごとくはじき返されてキープされ、そのまま試合終了。

 最近勝っていないため、全員慎重になりすぎている。
守備はプレスにかかる位置が低いので、相手に主導権を渡している。
後ろではパスを回すが、追い越しや裏への飛び出しがほとんどない。
攻撃は寿人・俊介・大木の三人におまかせ状態で、そのほかの攻撃参加がない。
MFがセットプレイ以外で相手PAに何度入ったか。
ハンジェや茂原はもっとFWを追い越す動きをしないといけない。攻撃にダイナミズムが見られない。
よって後半、大木が動けなくなったのと同時に中盤は壊滅。
カズ、ハンジェ、茂原(西河に交代)の三人はこれを立て直すことができなかった。
次節はベットが帰ってくるから中盤の推進力は増すだろうけど、そろそろ一誠を本格起用してほしい。
中盤が攻撃参加しないんじゃあ、これ以上点は取れない。
寿人・俊介という身長の低い2トップなんだから、なおさら攻撃の枚数を増やさないと。
 本当に気持ちの問題。調子の良かった時のメンタル、そしてその時のサッカーを取り戻してほしい。
それには勝つことが何よりの特効薬。そのためには、少しやり方を変えるのもいいかもしれない。
現在は、自ら深みにはまっていく「悪魔のサイクル」のただ中。これをなんとか打ち破ってほしい。
そうすれば、残り試合に最後の力を振り絞れるはず。
同・島根県大会決勝トーナメント決勝、
サンフレッチェくにびきジュニアユースFCは玉湯SCと対戦し0−3で敗れる。

 くにびきは島根県第二代表として中国大会へ進出となる。
22日 高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15・広島県大会決勝、
サンフレッチェ広島F.CジュニアユースとサンフレッチェびんごジュニアユースFCが対戦し、
2−0でサンフレッチェ広島が勝利、優勝。
同・島根県大会決勝トーナメント準決勝、
サンフレッチェくにびきジュニアユースFCは斐川東中と対戦し1−0で勝利。

 ともに中国大会出場を決めている広島とびんごの対戦は、広島が宮原の2ゴールで勝利。
島根のくにびきは出雲支部予選でも僅差の接戦を演じた斐川東中と再び対戦し、
これも僅差の1−0で競り勝って中国大会出場決定。
 三チームとも、全国大会目指して頑張ってほしい。
20日 U−18日本代表に選出されていた広島ユースFW木原正和が、怪我のため辞退。
 残念。早く治して、30日のセレッソ戦には出場してほしい。
彼とともに清水ユースのMF山本真希も怪我で辞退し、関西学院高のMF堂柿龍一が追加招集された。
19日 ベトナム遠征(10/24〜31)を行うU−20日本代表が発表され、
広島よりDF吉弘充志、DF中尾真那が選出された。

 今年のワールドユースに出場した世代は、今度は北京五輪を目指すこととなる。
今回の代表は、リーグ戦真っ只中ということで、各クラブのレギュラークラスは不参加。
それだけに、吉弘とマナには今後も引き続き選出されるようにしっかりとアピールしてほしいところ。
26日にU−23タイ代表、28日にU−23マレーシア代表、30日にU−23ベトナム代表と対戦。
18日 韓国遠征(10/23〜27)を行うU−18日本代表が17日に発表され、
広島ユースよりDF槙野智章、FW木原正和が選出された。
 11月23〜27日に熊本で開催されるAFCユース選手権2006の予選リーグに向けての重要な強化試合。
FWを7人招集しており、前線の軸になる人材を見定めるのがひとつの目的になりそう。
先日の高円宮杯で6ゴールを挙げたガンバユースの星原(2年)に期待。

 柏木くんは高円宮杯で内転筋を痛めたために今回は選出されず。
その代わり、5月の合宿以来の招集となった木原くんの活躍を期待したい。
2005 GK+ストライカーキャンプ(10/28〜30)に参加するメンバーが発表され、
GK部門で広島ユースより金山隼樹、兼田亜季重が、
ストライカー部門で広島ユースより中野裕太、広島ジュニアユースより玉田道歩が選出された。
 各自頑張ってきてほしい。
しかしユースは30日に南津守でサハラカップ・C大阪戦があるが、それへの出場はどうなるのだろうか。
17日 15日の試合で負傷したGK下田崇が精密検査を行い、右膝後十字靭帯断裂と診断された。全治は四ヶ月。
 15日に行われたFC東京戦の後半、ゴール前のクロスプレイで東京FWや味方DFともつれて激突し負傷、
いったんは立ち上がって試合再開したものの、数分後にまた倒れてそのままさんまと交代、担架で退場した。
立ち上がってプレイできたことでそれほど重くはないか、とも思っていたけど、
この日診断を受けた結果、靱帯断裂の重傷と判明。
今季の出場は不可能となった。

 ここ数年間、退場などで出場停止になった以外は誰にもゴールマウスを譲らなかった絶対的な守護神、
その下田が欠けることは確かに大きな損失。
しかし、その時のために上野やさんまがいる。
 ステージ優勝を飾った94年、守護神・前川和也が負傷したときには河野和正がその任を受け継ぎ、優勝のピッチに立った。
その後、再び前川が負傷で長期離脱した時には下田崇がその任を受け継ぎ、そのまま守護神の座についた。
2001年、残留争いのまっただ中で下田が出場停止になった時は、ベテラン・加藤竜二が出場、勝利に貢献した。
そして、下田の陰でなかなか出場機会を得られなかった林卓人も年代別代表に選ばれ、
現在は札幌の守護神として活躍している。
 つまり、サンフレッチェのゴールを守る男は、誰であれ立派なGK。
日頃から望月コーチの薫陶を受けている彼らは、実戦で必ず結果を出してくれる。
 上野は元年代別代表の実績を持ち、二年間望月コーチのもとで修練を積んでいる。
さんまも二年連続で二冠を達成した(残りの大会もそれぞれ3位、準優勝)広島ユースの守護神であり、
ユース時代から加藤コーチや望月コーチによる練習を積んでいる。
 確かにこの二人に下田のようなプレイはできない(できるのは、まあ・・・川口や土肥くらいだろう)。
しかし、二人とも優れたGKだ。
残り7節、彼らがゴールを守り、勝利に貢献してくれることを信じる。
下田は、来季の開幕戦を照準に合わせてしっかりリハビリしてほしい。彼ならやってくれるはずだ。
16日 Jサテライトリーグ、いぶきの森にてヴィッセル神戸と対戦し1−2で敗れる。
得点者はジョルジーニョ(PK)。

 累積警告で二試合出場停止中のベットも出場したが、
あまりふるわない試合内容だったらしい。
高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15・広島県大会準決勝、
サンフレッチェ広島F.CジュニアユースはMUNE FCと対戦し2−0で勝利、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCとサンフレッチェみろくの里ジュニアユースが対戦し、
2−1でサンフレッチェびんごが勝利。
島根県大会決勝トーナメント2回戦、
サンフレッチェくにびきジュニアユースFCは益田中と対戦し5−0で勝利。

 準決勝は二試合とも甲乙つけがたい接戦だったようで、
僅差を制したサンフレッチェ広島とサンフレッチェびんごが勝利、中国大会への出場を決めた。
U−15日本代表候補合宿に行っていたびんごの岡本くんは戻ってきて試合出場し、
決勝ゴールを決めたとのこと。
決勝は22日10:00より、広域公園第一球技場にて。
 島根のくにびきも勝ち進み、準決勝へと駒を進めた。
準決勝は22日15:30より、益田自由広場にて斐川東中と対戦。
15日 ◇J1第27節、味の素スタジアムにてFC東京と対戦し、2−2のドロー。
得点者は前田(−)、佐藤寿(森崎和)。
10勝10分け7敗の勝点40で、順位は8位のまま。

 前半から中盤を支配、両サイドからクロスを入れ、
またCKを次々得るもなかなかゴールに結びつかなかったが、
後半10分、大木→寿人→カズと中央ダイレクトでつなぎ、こぼれ球を俊介が拾って左足一閃、
ゴール左スミに突き刺してサンフが先制する。
 しかし直後の後半14分、
その少し前にゴール前のクロスプレイで右ひざを痛めていた下田が試合続行不可能となり、
急遽GK交代、佐藤昭大が初出場となる。
昭大は今野の決定的シュートをセーブ、
それがポストに当たった跳ね返りにササが飛び込むところに飛びついてキャッチするファインセーブを見せる。
だがサンフは後半30分が近づくころから運動量が落ちてきてFC東京に押され始め、
後半31分、東京右サイドからのロングフィードをササが競ったこぼれを、
フリーで走り込んだ阿部に胸トラップからの反転ボレーという見事なシュートで叩き込まれて追いつかれる。
 サンフはガウボンを投入し点を取りに出、
後半37分の左CK、東京DFがクリアしたするところこれが味方に当たってはね返り、
カズが折り返したボールを寿人が蹴り込んで勝ち越す。
これで決まった、と思われたが、その直後、東京はキックオフのボールをつないで持ち上がり、
中央にサンフの選手が集まったところを左に展開、受けた鈴木規郎が駒野をタテにかわしてセンタリング、
これをゴール前フリーの馬場がピタリ合わせて方向を変え、ゴールに突き刺してすかさず追いついた。
 その後は両者攻め合うも決定機には結びつかず。
J1復帰後のFC東京戦は二年連続のドローに終わった。

 昨年はホーム・アウェイとも1−1、今年はホームで0−0、そして今回2−2。
何か運命に導かれるかのように二年連続で決着がつかなかった
(まあアウェイゴール数ではこっちが勝ってるけど)。
 しかし、勝ち越したあとの対応が悪かった。
ズルズルと引いてしまい、しかもボールにわらわらと寄っていってしまったためサイドががら空きになり、
展開されてからの折り返しにも人数がいたにもかかわらず対応できなかった。
得点直後の失点は今年何度もあるけど、サンフはどうも得点すると必要以上に受身になってしまう。
(普通はその逆なのだが)
そこで今までと同じように堅実なプレイができればいいんだけど・・・
これは戦術云々じゃなくてチーム全体としてのメンタリティの問題だろうから、
本当にそこで踏ん張ってくれ、と願うしかない。
このままでは、昨年と同じようになんだか煮え切らないうちにシーズンを終えてしまうことになりかねない。
 次の相手は、後半戦絶好調で3位にまで上がってきたセレッソ大阪。
春先のプレシーズンマッチでサンフから5点を奪った攻撃力に守備力が加味され、
かつての強さが蘇ってきている。ちょっとそっとでは勝てない相手だ。
しかし、上位を狙うためには叩き潰さなければならない。
選手たちには最後の力を振り絞ってほしいし、
もちろんスタジアムに足を運んだ者は誰でも、
疲労した彼らの足を一歩でも前に踏み出させるべく声を出さなければならない。

 でも、J1で年間総合勝点40に乗せたのは・・・えーと。1999年(27+21=48)以来か。
それを考えると、本当によくやっている。
まだあと7節、可能な限り積み上げたい。
 あとさんま、アクシデントによるいきなりの出場ながら、東京の決定機を止めるなど素晴らしいデビューだった。
失点シーンはノーチャンス、彼のせいではない。
下田のヒザの状態が心配だが、さんまには万全の調整をしておいてもらいたい。
高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15・広島県大会決勝トーナメント1回戦、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースは廿日市FCと対戦し7−0で勝利、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCはピジョンFCと対戦し4−2で勝利、
サンフレッチェみろくの里ジュニアユースFCは安芸FCと対戦し3−1で勝利。

 決勝トーナメント開始。いずれも勝利し、明日の準決勝に進出。
準決勝は広域公園第一球技場にて。
10:00〜サンフレッチェ広島 vs MUNE FC
12:00〜サンフレッチェびんご vs サンフレッチェみろくの里
これに勝利すれば中国大会進出が決定する。
12日 天皇杯4回戦以降の組み合わせが発表された。
 サンフの初戦の相手は水戸、11月3日13:00よりビッグアーチにて。
勝利した場合、5回戦は12月10日13:00より広島スタジアムにて。
相手は、順当に行けば、前の週にJ1最終節を戦ったばかりの清水になる。
これに勝つと、準々決勝は12月24日13:00より丸亀にて、たぶん磐田と?
近場で戦えるのは、いい。

 もしサンフが水戸に負けちゃって、清水が徳島に勝った場合は、
清水VS水戸の5回戦会場は広スタではなく日本平になり、
入れ替わりで広スタでは名古屋VSアローズ北陸と大宮VS京都の勝者同士の対戦が行われる。
・・・まあ、さすがに二年連続での初戦敗退はなしにしてもらいたい。
ちなみにアローズには元サンフの松永一慶がいる。

 柏VS神戸はなんか嫌がらせのようなドローだが・・・もうリーグ戦じゃ対戦終わってるのに、まだやらせるか。
大分VS緑は、一ヵ月後の最終節直接対決の前哨戦ッ!
セレッソと、そのセレッソにエンジンサプライ(古橋)を行っているHonda FCの対戦も面白い。
10日 高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15・広島県大会グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース、サンフレッチェびんごジュニアユースFC、
サンフレッチェみろくの里ジュニアユースFCはすべてグループ1位で決勝トーナメント進出。

 8〜10日に行われたグループリーグにて、
ジュニアユース勢は各グループで三連勝を飾り、すべてグループ1位突破した。
決勝トーナメントは15日より。組み合わせは、

15日
*びんご運動公園
10:00 サンフレッチェ広島vs廿日市FC
12:00 MUNE FCvs福山FC

*呉郷原グランド陸上競技場
10:00 サンフレッチェびんごvsピジョンFC
12:00 安芸FCvsサンフレッチェみろくの里

16日10:00、12:00より広域公園第一球技場にて準決勝。
決勝戦は22日10:00より、広域公園第一球技場にて。
9日 ◇JOMOオールスターサッカーが行われ、J−WESTが3−2で勝利。
広島MF森崎和幸は先発フル出場、FW佐藤寿人は後半途中出場。

 いびつな選手構成のためDFが足りない西はカズがDFで先発出場。
寿人は後半途中から出場し、中山隊長の決勝ゴールをアシスト。
二人とも西の勝利に大きく貢献した。
 二人ともお疲れさま。やはり西野監督でないと勝てる!
8日 高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−18・準決勝、
サンフレッチェ広島F.Cユースは国立競技場にてヴェルディユースと対戦し2−3で敗れる。
得点者は平繁、中野。
大会3位の成績を修めた。

 前半10分にCKから失点。
ボールを支配し攻めるものの、4−5−1で守備を固めカウンターを繰り出すヴェルディの前に、
なかなか決定機にまで持っていけない。
 後半も攻めるものの、一瞬の隙を突かれて中盤からのスルーパス一本からきれいに決められ、2点のビハインド。
しかしここからサンフの意地が爆発した。
福本の持ち上がりから左に展開、木原のクロスがポストに当たってはね返るところを平繁が蹴り込んで1点差にすると、
槙野が最前線に上がってターゲットになる。
守備が薄くなったところでFKを取られ、これを直接決められて再び2点差とされるが、
またも木原のクロスを中野がインサイドで蹴り込みすかさず1点差に迫った。
残り時間はサンフが猛然と攻め立ててシュートを次々と浴びせたが、
最後の最後でヴェルディGK高木が立ちはだかり、あとわずかのところでゴールを破れず。
試合終了のホイッスルが鳴ると同時に、全員がピッチに倒れ込んだ。

 負けはしたが、サンフレッチェ広島F.Cユースが素晴らしいチームであることは充分に示せた。
夏のクラブユース選手権で1勝もできずにグループリーグ敗退したチームが、
わずかひと月余りの後、
クラブユース選手権準優勝チームを破り、インターハイ準優勝チームを破り、高校選手権覇者を破り、
クラブユース選手権優勝チームに、敗れはしたものの試合を支配し相手に3倍するシュート(15対5)を浴びせた。
凄い成長。Jヴィレッジの屈辱をバネに、夏休み期間中地獄の特訓を敢行し、それをしっかりと身につけた。
このまま慢心することなく練習を重ねれば、
サハラカップ(Jユース杯)でガンバやヴェルディにリベンジすることは充分に可能。
そして、最後は長居のピッチで歓喜のホイッスルを聞くのだ。

 とりあえず、週明け中間テスト頑張ってほしい。
◇日本代表がラトビア代表と親善試合を行い2−2。
広島DF駒野友一は先発フル出場。

 駒野は臆することなく堂々とプレイ、海外組とも何の齟齬もなく連携を取っていた。
後半は中盤でボールが収まらず押し込まれる中、自陣ゴール前で決定機を次々に防ぎ、
守備では素晴らしい働きを示していた。
 海外組とももう連携取れてる。さすがの戦術理解力。
もっと連携を深め、攻撃パターンをいろいろ作っていくことができれば、
サンフで普通に見せている変幻自在のクロスを上げまくるようになるだろう。
7日 サテライトの関東遠征、千葉と練習試合を行い、4−4。
得点者はジョルジーニョ2(1PK)、西河、茂木。

 前半の千葉は負傷明けのハースら主力も起用した布陣で、
そのハースの立て続けのゴールで千葉がリード。
サンフはジョルジーニョがPKを取って自ら決め、また俊介ドリブル突破からのクロスを西河が蹴り込み、
前半は2−3。
 後半メンバーを入れ替えた千葉に対し、サンフは茂木、ジョルジーニョのゴールでスコアをひっくり返す。
最終的に1点を返されトータル4−4となったが、連戦の中、攻撃陣がしっかりと結果を出した。
 この日めざましい働きをしていたのは一誠だったそうで、
他にも俊介、西河といったレギュラークラスの面々がさすがの動きを見せていたらしい。
鳥栖戦の結果にいったいどうしたことかと思っていたが、どうやら大丈夫なようだ。
守備面でもうちょっと頑張れれば、というところ?
来週のアウェイFC東京戦に向けて、メンバー入りのためアピールしてほしい。
ベットが出場停止なんだし、特に中盤の選手。
6日 高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−18・準々決勝、
サンフレッチェ広島F.Cユースは大宮運動公園にて鹿児島実業高と対戦し1−0で勝利。
得点者は中野。

 準々決勝の相手は、
昨年の大会では3位に入り、冬の選手権では優勝した強豪・鹿児島実。
立ち上がりから激しい戦いになり、フィジカルとパワーで上回る鹿実に押される場面もあったが、
その中、前半29分に福本のグラウンダーのFKを受けた中野がゴールを決めてサンフが先制する。
後半は、同点に追いつくべく猛攻を仕掛ける鹿実の前に守勢に回るが、
それに屈することなく全員で最後まで戦い抜き、虎の子の1点を守りきって勝利した。

メンバーは、
GK:金山
DF:中山、横竹、槙野、遊佐
MF:福本、保手濱(80→藤澤)(89→篠原)、柏木
FW:木原、平繁、中野

 鹿実のパワーに最後まで屈しなかった守備陣の奮闘は素晴らしい。
準決勝は中一日だが、しっかり体を休めて臨んでほしい。

 他会場の結果は、
札幌 4−0 青森山田
滝川第二 1−0 広島観音
ヴェルディ 2−0 星稜

グループリーグで滝二と2−2のドローだった観音は前半早々の9分に失点するも、
それからは一進一退の攻防を繰り広げた。結果的には追いつけずも、いいゲームだったらしい。
このリベンジは選手権で。

準決勝は8日、会場は国立競技場。

12:00 コンサドーレ札幌U-18 vs 滝川第二高
14:30 ヴェルディユース vs サンフレッチェ広島ユース

札幌と滝二は昨年の大会のグループリーグで対戦し、滝二が勝利している。
今度はどうか。
ヴェルディはクラセン優勝チームであり、掛け値なしの強敵。
一昨年のJユース杯では平塚で快勝、昨年の高円宮杯では虐殺、
そしてJユース杯ではヴェルディスタイルを捨てて専守防衛カウンターにきたところを返り討ち、と、
近年ヴェルディには負け知らずだが、今年のヴェルディにはそうはいかない。
弦巻、征矢らを擁する3年生(喜山はこの大会には不参加?)に、ここ二年間ジュニアユース世代を席巻してきた
1・2年生が融合してタレントが揃っている上に、それがとにかく「走る」らしい。
ヴェルディらしさは薄れたものの、相当したたかになっているとか。
これも競った試合になるだろう。
国立開催のためアウェイ状態になるだろうし、遠征の疲労もあるだろうが、
ここまできたら優勝しかない。ゴリさん直伝の「気合と根性」で戦ってほしい。
JOMOオールスターサッカー出場選手に、MF森崎和幸が選出された。
 ガンバのMF遠藤保仁が負傷で出場辞退したため、
サポーター投票MF部門4位だったカズが繰り上がりでサポーター投票選出選手として選出された。
J−WESTははなはだ守備が心もとないので、カズがしっかり中盤を作ってゲームをコントロールしてほしい。
サテライトの関東遠征、柏と練習試合を行い4−2。
得点者は前田3、森脇。

 俊介行ってるのか!ハットトリックにマッスルゴールアシストと大車輪だったらしい。
俊介トップ下プロジェクト発動か(後半からFWに上がったようだけど)。走れ俊介。
4日 10月9日に行われる広島市スポーツ・レクリエーションフェスティバルに、
サンフレッチェ広島所属の全選手(駒野友一、森崎浩司、佐藤寿人は除く)が参加する。

 駒野は日本代表、浩司は怪我、寿人はオールスター出場のため不参加。
運動の秋、トップスひろしま所属の選手たちといい汗を流すのも一興。
選手たちに激励の言葉をかけてあげるのもいいじゃないかな。
トレーニングキャンプ(10/10〜16)を行うU−15日本代表候補が発表され、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCよりMF岡本知剛が選出された。

 11月10日からのAFC・U−17選手権予選ラウンドまであとひと月。
頑張ってきてほしい。
2日 ◇高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−18・決勝トーナメント1回戦、
サンフレッチェ広島F.Cユースはしらこばと運動公園にて大分トリニータU−18と対戦し2−1で勝利。
得点者は保手濱、柏木。

 前半10分に最終ラインの連携ミスから先制を許したが、
25分に平繁シュートのこぼれを保手濱が蹴り込んで追いつくとペースを握り、
後半30分にセンターサークル付近でボールカットからのパスを受けた柏木がドリブルで駆け上がりゲット!
素晴らしいゴールで逆転すると、そのまま逃げ切った。

メンバーは、
GK:金山
DF:中山、横竹、槙野、遊佐
MF:福本、保手濱(57→野田)、柏木
FW:木原、平繁(88→江本)、中野

 難敵・大分に先制されながらも前半のうちに追いつき、後半に逆転。
見事なリカバリーで決勝トーナメント初戦を突破した。これでベスト8。
しかし大分も、福元くんがトップチームに取られながらもよく頑張った。
大分のトップチームは、福元くんが出始めてから守備が劇的に安定している。
浦和を1点に抑えて2−1で勝利すると、
その後も名古屋に2−0、FC東京に0−0、そして鞠に3−0。
シャムスカ監督の手腕もあるけど、彼の能力の高さが遺憾なく発揮されているんだろう。
それにしてもシャムスカ大佐すごい。見ろ、J1がゴミのようだ!

6日の準々決勝の相手は、鹿児島実業。
昨年の大会ではベスト4に進出、準決勝で磐田に惜敗したものの堂々の3位。
冬の選手権では決勝で市立船橋をPK戦で破って優勝を飾っている、掛け値なしの強豪。
この日は、前橋育英を1−0で破っている。
伝統的に、フィジカルが強くテクニックがある選手たちがガツガツ当たってくる、非常にパワフルなチーム。
下手に小奇麗なサッカーをやろうとすると、真っ向から押し潰され蹂躙されてしまうだろう。
彼らに負けない意地と気迫をもって立ち向かいたい。
サンフユースは鹿実とは何度も練習試合を行っているので、そのへんのことは充分わかっているはず。
全力で当たってほしい。

 観音は、藤枝で静岡学園と対戦。
ほとんど静学ホーム状態だったと思うが、選手たちは粘りに粘って前後半延長戦を戦い抜き、0−0のドロー。
そして迎えたPK戦、これを観音が5−4で制し、ベスト8進出を決めた。
一日置いての連戦、さらに会場移動できつかっただろうが、本当によくやった。
準々決勝の相手は、優勝候補にも名が挙がる滝川第二。

準々決勝は6日、18:45キックオフ。組み合わせは、

青森山田VS札幌U−18(国立競技場)
滝川第二VS広島観音(江戸川区陸上競技場
星稜VSヴェルディユース(西が丘サッカー場)
広島ユースVS鹿児島実(大宮公園サッカー場

 大宮公園は大宮アルディージャのホーム。サンフはなんか埼玉の試合が多いな。
しかしベスト8に中国勢が2チームというのは気持ちがいい。
国立の津軽海峡ダービー?も面白そう。
ガンバはヴェルディとドロー、PK戦で敗れ、再戦ならず。
 この週は例によって吉田高校の中間テスト期間だけど、今年は平日に試合があるし、どうなるのか。
まあそれはそれ、これはこれ。勉強は勉強、試合は試合で集中せよ。
◇Jサテライトリーグ、鳥栖にてサガン鳥栖と対戦し、0−1で敗れる。
 何人か前日の試合に出たメンバーがおり、体力的にはきつい面もあったかもしれないが、
しかし鳥栖のサテ相手に0−1では・・・
チームは今苦しい状況なんだから、彼らがこういう試合で奮起活躍し、
「今度の試合、俺らに任せてみ?」
とか言うくらいでないと。
来週の関東遠征で、セレッソ戦の出場勝ち取ってみー。
1日 ◇J1第26節、広島ビッグアーチにて名古屋グランパスエイトと対戦し、1−2で敗れる。
得点者は佐藤寿(前田)。
10勝9分け7敗の勝点39で、順位は8位に後退。

 10節を残してネルシーニョを解任し、前節はホームで1−3と敗戦を喫した名古屋は、
それまでのスタイルを捨て、とにかく守ってカウンターのなりふり構わないサッカーをしてきた。
そのために序盤はサンフが中盤のプレスからボールを奪いほぼ一方的に押し込んでいたが、
ジニーニョの駒野への横パスがカットされるなど、どういうわけか最終ラインでのパスミスを連発。
雲行きが怪しくなると、13分、名古屋はFKから右に展開、受けた杉本がドリブルで持ち上がってシュート。
これには服部がきちんと応対して中のコースを切っており、
ボールは角度のないところから下田の正面に飛んだ。
楽々キャッチ、と思われた瞬間、なんとそこへジニーニョがスライディングで飛び込み、
その足に当たったボールは方向を変えてゴールに入ってしまった。
スタジアムもしばらくの間静まり返った、信じられないようなオウンゴールで名古屋が先制。
 これで浮き足立ったサンフは完全にリズムを狂わし、選手間の意思疎通が全くできなくなってしまった。
最終ラインでのパスミス。中盤でのコンビネーションがとれない。クロスを上げてもその先に誰もいない・・・
先制したことで完全に引いてしまった名古屋守備陣の網に次々とかかってゆく。
そして立ち上がりの勢いを完全に失い、ほとんど何もできないまま前半終了。
その中で、ハンジェの中盤での奮闘が目立っていた。果敢にロングシュートを狙ったり、
時には最前線に飛び出してダイレクトボレーを放ったりと(楢崎セーブ)、八面六臂の活躍。

 ハーフタイムで気合を入れなおしたサンフは後半立ち上がりから攻勢に入り、
茂原・駒野の右サイド、一誠・服部の左サイドから次々にクロスを上げ、CKを取って攻め立てる。
そしてハンジェに代えてガウボンを投入し、さらに攻撃的にした直後、
そのガウボンが後方からのクリアボールを落とし、俊介が前線にダイレクトでフィード。
これに寿人が反応して走り、飛び出してきた楢崎の鼻先でトラップするとそのまま楢崎をかわし、
無人のゴールへ蹴り込んで同点に追いついた。寿人は今季通算12ゴール。
 勢いに乗ったサンフはさらに攻め立てるが、追いつかれた名古屋もクライトンが前方へ押し出し、
藤田・中村の両MFや右サイドの杉本にボールを供給し始める。
そして77分、名古屋は右サイドのパス交換から杉本が中へ持ち込んで左足でクロス、
中央藤田がヘッドでわずかに擦らしてボールが逆サイドに流れるところ、
フリーで待ち構えていた途中出場のFW豊田がダイレクトボレーで叩き込んで勝ち越し。
再び守りに入った名古屋はサンフの攻撃を最後までしのいでボールをキープし続け、試合終了。
サンフは優勝争いからまた一歩後退した。

 勝たなければならない試合で自分から崩れてしまい、そこでのミスが最後にまで響いてしまった形。
前半、何でそうなるの、と言いたくなるような信じられないミスが起こりすぎた。
名古屋は監督解任に加え前節3失点で敗戦ということで守備から立て直し中のところ、難しい相手ではなかった。
ただ、名古屋の選手はそれゆえに目の前の試合だけに集中していただろうから、
両者の試合に臨む意識の差がこの結果につながったのかもしれない。
 磐田はヴェルディに最後に追いつかれドロー、千葉VS鹿島もドローで上位はまだ混沌としている状況。
この時期は上位も下位も死に物狂い、上位チームとはいえそうそう勝点を伸ばせない。
この苦しい時期に勝点を取っていくチームが最終的に笑うことになる。
ここで失速しなければ、まだ上位、優勝へのチャンスはある。
目の前の試合に集中し、どんな形でもいいから勝点3を積んでいきたい。

ていうか、大木さんがいないと勝てませんか。
高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−15・広島県予選の組み合わせ決定。
 広島県予選は、まず16チームを4組に分けてグループリーグを8日〜10日に行い、
各グループ上位2チーム、計8チームが15・16・22日に決勝トーナメントを行う。

9月:

30日 ◇高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−18・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースは夢の島にて那覇西高と対戦し3−0で勝利。
2勝1敗の勝点6でグループ2位となり、決勝トーナメント進出。
 引き分け以上でグループリーグ突破が決まるサンフユースは、
夕闇迫る夢の島に集まったサポーターたちの前で溌剌とした動きを見せて試合を支配。
前半29分に平繁のゴールで先制して折り返すと、
後半もペースを譲らずに攻め続け、さらに後半17分に平繁、同29分に中野が加点して3−0とし、快勝した。
メンバーは、

GK:金山
DF:中山、横竹、槙野、遊佐
MF:福本、保手濱(65→野田)、柏木
FW:木原、中野(76→古本)、平繁(65→江本)

 これでグループ2位となり、決勝トーナメント進出決定。

 観音は滝川第二と対戦し、2−2のドロー。古川と小熊のゴールで2点先取しながら追いつかれてしまった。
1勝1分け1敗の勝点4でグループ3位となったが、各組グループ3位のうち成績上位4チームに入ったため、
決勝トーナメント進出を決定した。


決勝トーナメント1回戦組み合わせは、
10/2 11:00〜
青森山田VS浦和東(ひたちなか)
鵬翔VS札幌ユース(しらこばと)
滝川第二VS名古屋(秋津)
広島観音VS静岡学園(藤枝)

13:15〜
浦和ユースVS星稜(藤枝)
ヴェルディユースVSガンバ大阪ユース(秋津)
広島ユースVS大分ユース(しらこばと)
鹿児島実VS前橋育英(ひたちなか)

となった。
サンフは大分U−18と、観音は静岡学園との対戦。
中一日での戦いなので、可能な限り体を休めて試合に臨んでほしい。

会場のしらこばと運動公園陸上競技場については、
こここれなどを参照のこと。
名古屋戦に行けない関東の方、応援よろしく!
27日 東欧遠征を行う日本代表が発表され、広島よりDF駒野友一が選出された。
 引き続きの選出。加地さんがオールスター出場で招集されないため、右サイドは彼が担当することになる。
ジーコも、ラトビア戦先発予定の右サイドバックに彼の名を挙げている。
代表とリーグ戦とスケジュールが立て込んでいてきついのだが、
それを克服して高いパフォーマンスを見せるのが、代表選手というもの。
しっかりと自己管理して、元気に試合出場し、元気に帰ってきてほしい。

駒野は当然の選出で別に驚くことでもないが、箕輪選出には驚いた。
確かに堅固なストッパーだけど、4バック時に使えるかどうか・・・でもセットプレイにも強いし、面白そう。
25日 ◇J1第25節、新潟スタジアムにてアルビレックス新潟と対戦し、1−0で勝利。
得点者は前田(佐藤寿)。
10勝9分け6敗の勝点39で、順位は7位のまま。
また、DF服部公太がリーグ戦100試合連続フルタイム出場を達成した。

 2試合連続の4失点を喫した守備の立て直しのため、
出場停止明けの小村に加え、腰痛を抱えている大木も強行ともいえる先発出場。
信頼できるベテラン二人の活躍により最終ライン・中盤が安定し、徐々にサンフがペースをつかむ。
そして決定的なシュートが続いたあとの42分、ベットのスルーパスから服部が左サイド抜け出し、
ダイレクトで上げたセンタリングをファー寿人が競り勝って折り返し、
GK野澤の目の前で俊介がヘッドで方向を変えゲット。いい時間帯に先制点を挙げた。
 後半はサンフペース、アウェイも何のその、シュートを撃ちまくる。
新潟も反撃するが、サンフ守備陣も下田、小村が体を張って防ぐ。
特に相手が足を上げてくるところにヘッドで競りに行き、頭を蹴られながらもクリアした小村の気迫は凄かった。
終盤の新潟の放り込みには西河を投入してきっちりと対応、
そのまま逃げ切り、連敗を止める大きな勝ち星を挙げた。

 周りのチームが揃って勝利したため順位は7位のままだが、
3位の浦和、そして1・2位直接対決のガンバと鹿島が揃って引き分けていたため、
3位との勝点差は2に、首位との勝点差は9に縮まった。
残り10節を切り、最終コーナーを回ってラストスパートに入るところ、第2グループの陰にピタリとつけた。
ここからまくっていけるかどうか、「広島の体力」が試される。

 この日、服部が100試合連続フルタイム出場という大偉業を達成。
毎試合90分間走り回り、接触プレイでの怪我は日常茶飯事、
さらに警告が貯まったら否応なしに出場停止、というハードな職場に身を置きながらのこの記録。
ピッチ上だけではなく、普段の生活からプロとしての意識を高く持ち、それを実践しているからこそできること。
その精神力、鋼の如し。プロフェッショナルとは、彼のような人間のためにある言葉。
 2002年最終節・札幌戦から始まり、過酷なJ2でのすべての試合にフル出場。
今年の北海道キャンプで右肘を脱臼し全治3週間と発表された時は記録もこれまでか・・・と思われたが、
「呼吸のリズムは正常 汗もかかねえ!最高の波紋を練れるぜ!
右肘が脱臼しているようだが そんな痛みなどどうでもいいぜ!」
とばかりに右腕を固定して試合に出場、鹿島を破る勝利に貢献。
それからは駒野をも上回るほどの素晴らしいパフォーマンスを見せ、
この試合でも決勝点を導くクロスを上げて大記録に花を添えた。
ちなみに彼はリーグ戦だけでなく、この間のすべてのカップ戦(ナビスコ杯、天皇杯)にもフルタイム出場している。
これからもその鉄人っぷりを見せてほしい。若手たちも彼を見習うように。
◇高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−18・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースは熊谷にてガンバ大阪ユースと対戦し0−3で敗れる。

 風雨の中行われた第2戦、立ち上がりにガンバ・横谷に先制点を許すが、
サンフも徐々に押し返し、拮抗した展開のまま後半へ。
しかし後半、右サイドバックの中山が負傷交代、それから間もなく岡本に追加点を決められてしまう。
遊佐を中盤に上げて彼のワンボランチとし、江本も投入して点を取りにいくが、
終了間際、星原にゴールを喫して0−3。1勝1敗となった。

メンバーは、
GK:金山
DF:中山(→野田)、横竹、槙野、遊佐
MF:福本(→江本)、保手濱(→佐藤)、柏木
FW:木原、中野、平繁

 ついにガンバにリベンジされてしまった。後半はペースを握りながらもあと一歩押し切れず。
第1戦での消耗は予想以上に激しかったようで、マリノスも那覇西に0−2とまさかの敗戦を喫している。
シュージは×が出てそのまま担架で救護室へ運ばれたとのことで、心配。
 第3戦は30日18:45より、夢の島にて那覇西と対戦。
現在のグループ順位表は、

勝点 勝敗 得点 失点 得失点差
ガンバ 2勝 11 +9
サンフ 1勝1敗 −1
那覇西 1勝1敗 −4
Fマリ 2敗 −4

連勝のガンバは、最終節の結果に関わらず2位以上が確定し、決勝トーナメント進出決定。
2位のサンフは、那覇西にドロー以上でグループリーグ突破が決まる。
敗れた場合は、「1点差負け+マリノスがガンバに1点差勝利以下」
ならばギリギリ2位突破。3位。
それ以上の敗戦を喫すると、3位、さらに最下位に転落する可能性もある。(間違えてたー!すみません)
「勝点3の得失点差マイナス」での3位突破は難しいので、何としても勝点を挙げなければならない。
那覇西はガンバに惨敗したとはいえマリノスに完封勝利したチーム、決して油断はできない。
しっかりと疲れを癒しコンディションを高めて、夢の島に乗り込んでほしい。
そして今日の借りは、決勝トーナメント、準決勝で返せ。

 観音はヴェルディユースに0−4で敗れた。
現在グループ3位、最終節の相手は連勝で決勝トーナメント進出を決めている滝川第二。
厳しい相手だが、最低ドローに持ち込むことができれば勝点4。
たとえグループ3位でも、勝点4あればグループ突破の可能性がある。
粘って粘って、決勝トーナメント進出を勝ち取ってほしい。
24日 ◇Jサテライトリーグ、吉田にてサガン鳥栖と対戦し、0−0のドロー。
 吉弘が前半に負傷交代したのが心配。
あとは特筆することもない、それなりのゲームだったらしい。
23日 高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−18・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースは熊谷にて横浜F・マリノスユースと対戦し4−2で勝利。
得点者は木原、平繁、江本2。

 サンフユースはディフェンディングチャンピオンとはいえ、
今夏のクラブユース選手権では1勝もできずにグループリーグ敗退しており、そのリベンジの意味合いが強いこの大会。
初戦の相手は、そのクラブユース選手権で準優勝した、関東第一代表の横浜F・マリノスユース。
 前半、前線の動きの良さを見せるサンフが柏木のクロスから木原のゴールで先制。
しかし鞠もCKからハーフナーのヘッドで追いつき、1−1で折り返す。
 そして後半立ち上がり、平繁がミドルシュート。
これがDFに当たって方向が変わりゴールに飛び込んで2−1と勝ち越すと、
さらに木原と交代で投入された江本がピッチに入るやいなやゴールを決め、
3−1と突き放す。
しかし鞠もすぐさま木村のゴールで肉薄し、同点に追いつくべく猛攻を仕掛ける。
サンフは平繁に代え野田を投入、我慢の時間帯が続いたが、
終了間際の89分に江本が今日2点目のゴールを挙げ、白熱のゲームに決着をつけた。

メンバーは、
GK:金山
DF:中山、横竹、槙野、遊佐
MF:福本、保手濱(83→藤澤)、柏木
FW:木原(60→江本)、中野、平繁(69→野田)

 グループ最大の相手から、4ゴールを奪って攻め勝った。
悔しさを胸に真夏の間猛練習をした成果がまずひとつ出た。
しかし、この勝点3ではグループリーグ突破にはまだ足りない。
明後日、宿敵・ガンバ大阪ユースからも勝利を挙げ、グループ突破を決定的にしたい。

 そのガンバは、那覇西に8−2と圧勝。
得点者は星原4、安田理大(兄のほう)2、横谷、岡本。
序盤は那覇西が押し気味だったが、ガンバがカウンターで先制すると、その後も好機に次々と加点。
前半で4点のリードを奪って試合を掌握すると、後半も容赦なく攻めて8ゴール。
2点は失ったものの、圧倒的な攻撃力を見せつけた。
これもハードなゲームになりそうだ。

 そして、中国第二代表の広島観音は市立船橋と対戦し――3−2で勝利!
前半1−1で折り返し、見事に競り勝った。
得点者は古川、安藤、小熊。
観音は続いてヴェルディユース、滝川二と対戦。
堅守・市船に競り勝てたのなら、この二チームからも勝点を奪えるはず。やってやれ!
19日 ◇Jユースサハラカップ・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースは吉田にてサガン鳥栖U−18と対戦し5−1で勝利。
得点者は江本、木原、平繁、田中、篠原。

 前半開始直後に江本のゴールで先制すると、木原、平繁も前線からのプレスや個人技を活かして追加点、
スリートップ揃い踏みで前半3−0とリード。
 後半も福本のFKから田中尚がヘッドで決めて加点、その後鳥栖もFKからの混戦の中押し込んで一矢を報いるが、
サンフも平繁のスルーパスから篠原(1年)がGKをかわしてゴール、彼の公式戦初ゴールでとどめを刺した。
 中盤でよくパスがつながっており、アウェイで7−1で大勝した試合よりも内容はよかったようだ。

 今日の横竹くんは槙野くんの代わりにセンターバックで先発。
拓が入ってからはボランチに上がり、受けて収めてパス、受けて収めてパス、と、リズミカルにボールをつないでいた。
◇サテライトが福岡サテライトと練習試合を行い、0−2。
 福岡には川島、松下、沖本とサンフ出身者が三人(沖本はユース出身)。
前半、福岡は左からのサイドチェンジパスを受けた右サイドバックの平島が龍朗をかわして鋭いシュートを決め先制。
後半にはCKを長身・太田が折り返して釘崎が蹴り込み追加点。
サンフも高萩の突破&パス、ジョルジーニョのシュートで反撃するが、決定機には福岡GKがスーパーセーブ。
得点を奪えず、0−2で終わった。
 
 サンフは昇平・吉弘・メグさんのスリーバックが堅実な守備。
洋次郎・一誠のドイスボランチは広範囲に動き回ってチェイス&パス、ゲームを組み立てていた。
後半途中から出場のジョルジーニョは、どのような体勢からでもシュートに持ち込む技量を見せていた。
昨日の試合にも出場した俊介がフル出場、疲れは見せながらも、思わず声を荒げる場面もあり、
勝利への執着心を見せていた。また守備も積極的に行っていた。
仙台カップ第三日、U−18日本代表は東北選抜と対戦し2−5で敗れる。
得点者は、ハーフナー2。
 ただでさえ緩んでいたところへ立ち上がりのハーフナー先制ゴールでさらに弛緩し、
東北選抜の小澤(青森山田)のゴールで浮き足立つとあとは一方的。
東北選抜が思う存分U−18日本代表を蹂躙しつくし、5ゴールを奪って圧勝を飾った。
 優勝は三連勝のブラジル。日本は東北選抜、クロアチアと同じ勝点3に終わったが、
得失点差で2位になった。しかし課題の多い最終戦になってしまった。今後に活かせるか。
 槙野くんは先発、柏木くんは後半より出場。何とかできなかったか・・・
それはそれとして、これで二人はチームに帰ってくる。23日から始まる高円宮杯に向け、万全の調整を。
特に柏木くんの足を。
18日 ◇J1第24節、広島ビッグアーチにて浦和レッドダイヤモンズと対戦し、3−4で敗れる。
得点者は、佐藤寿(−)、佐藤寿(リ・ハンジェ)、佐藤寿(駒野)。
9勝9分け6敗の勝点36で、順位は7位に後退。

 小村が累積警告で出場停止のため、センターバックには西河、
そしてリベロにカズが入る3-5-2で試合に臨んだサンフ、序盤は一進一退の攻防を繰り広げたが、
ラインを高く上げてコンパクトな陣形を保ち、中盤で激しいプレスをかける浦和が次第にボールキープし攻勢に立つ。
田中達也がサイドのスペースを的確に突いてリズムを作り、
そして32分、アレックスのパスに左サイド飛び出した田中達が折り返し、フリーで飛び込んだ永井が合わせて先制。
サンフは、ベットが中盤で鬼キープを見せるものの、カウンター攻撃にまで至らず。
浦和の高いラインの裏を突くパスが不正確で、なかなか決定機に持ち込めない。
しかし43分、ベットの左サイドロングスローにニアのガウボンが闘莉王と競り、
闘莉王の頭に当たってゴール前にこぼれたボールを寿人がヘッドで押し込んで同点に追いつく。
だがその直後の浦和の攻撃、中盤からのクサビを永井にはたかれ、田中達がドリブルで切り込んで折り返し、
ポンテが押し込んでゴール、すぐに勝ち越されてしまった。
サンフの選手は動きがいまいちで、空中戦ではほぼ確実に競り負け、またボールへの寄せも遅く、
コンディションに不安があるようだった。
またフィードボールに本来余らなければいけないカズが競るなど、守備の連携もやや良くなかった。

 後半、サンフは纉cに代えハンジェを投入。
カズをボランチに上げ、右にハンジェ、左にベット、そしてトップ下に茂原を配する4-4-2にして攻撃に出る。
その効果は覿面、まずは左サイドからのクロスに寿人がヘッド、これは都築がスーパーセーブで防ぐ。
しかし49分、右サイドで茂原→ガウボン→ハンジェとつなぎ、ハンジェが倒れながらもゴール前へクロス、
これにうまく裏へ抜け出した寿人が左足ダイレクトで合わせ、再び同点に追いついた。
 それからサンフが主導権を握り、
浦和は闘莉王が負傷交代、さらにアレックスのサイドを駒野・茂原・ハンジェでズタズタに切り裂かれ、危機的状況に。
浦和はたまらず、アレックスを引っ込め平川投入。
逆転も時間の問題と思われたが、ここで痛い失点。
左サイドからのクロス、ファーに流れるもハンジェが拾い、クロスかと思われたがハンジェはマイナスのパスを茂原に。
しかしこれが長谷部への絶好のカウンターパスに。長谷部はこれをカットするとそのままドリブル突破、
右へ展開するとフリーで受けた永井がクロス。これはタイミングが早すぎ、ゴール前を横切る、と思われたボール、
しかし全力で戻ってきていたカズがゴールラインに逃れようとヘッドでクリア――のつもりが、
ボールは自陣ゴール左スミへ飛び込んだ。痛恨のオウンゴール。
 さらにサンフはベットが足を負傷、ほとんど動けなくなる。急遽俊介がスタンバイ。
その間のCK崩れのクロスから坪井、田中達が次々にヘッドを放つが二つともバー、ジニーニョクリアでまたCK。
ここで俊介が交代投入されるが、セットプレイ時の交代で集中が緩んだのかポンテのCKをあっさりとネネに合わされ、
2点のビハインドを負ってしまった。
 しかし、サンフはあきらめない。左サイドスローインから右サイドに展開、受けた駒野が低い弾道のクロスを入れ、
鋭くニアに飛び出した寿人が合わせて方向を変え、ゴールに突き刺してすぐさま1点差とする。
サンフは三枚目のカード・茂木を投入、突如降り出した驟雨を突いて猛攻を仕掛ける。
中盤から積極的にミドルシュート、さらに俊介がファーを巻くような左足シュートを放つが、
GK都築がこれらをことごとくセーブ。
サンフは最後まで攻め続けたが、ゴールを奪えず試合終了。今季初の連敗を喫し、首位との差を詰めることができなかった。

 残り10節で勝点11差。
守備に不安のありまくりなガンバはともかくとして、したたかな鹿島がそうそう星を落とすことはないと思うので、
ここから優勝争いに加わるのはほぼ絶望的になった。ただ、数字上はまだ可能性がある。
それでも、同じく数字上で順位は7位となってしまったので、
これからは順位を上げていくことを目標にしていきたい。3位の浦和とはたったの勝点4差。
とりあえずは3位浮上を目指し、あとは上位2チームが走るかコケるかお立ち合い、というところ。
ここで落ちていってしまったら、これまでの苦労が水の泡。残り10試合、勝ちまくれ。
今日の敗戦で優勝への細い蜘蛛の糸は切れてしまったかもしれないが、
泥中に落下する寸前にその中から蓮華が咲き出でてサンフを受け止め、そのまま上へと伸びていく、ことも、
あるいはあるかもしれない。数字上可能性があるということは、そういうこと。
選手もサポーターも、最後の最後まで上を向いて走っていきたい。ラストスパート、どこまでいけるか。

 今日のハットトリックで通算11ゴール、得点ランキング5位、日本人では大黒に次ぐ2位に躍り出た寿人、
これからもっとゴール量産していってほしい!頼むぞ!20ゴールいけ。
ドイツ遠征のU−16日本代表は、U−17ドイツ代表と対戦し1−2で敗れる。
得点者は柿沼(大宮ユース)。

 前半に先制され、後半に追加点を入れられて2点ビハインドも、
柿沼(大宮ユース)のゴールで1点差に詰め寄る。しかし、ドイツが逃げ切って勝利したとのこと。

 記事には「U−17ユニオーレン」とあることから、ドイツはU−17だったんだろう。
それ相手に競った勝負をしたのなら、このU−16日本代表、この遠征でよい経験を積めたようだ。
中野くんも、高円宮杯ではさらにひと回り成長した姿を見せてくれるかも。

 ちなみに記事内写真の5番は市原秀篤(千葉ユース)、11番は中田健太郎(名古屋)。
17日 仙台カップ第二日、U−18日本代表はU−18ブラジル代表と対戦し2−3で敗れる。
得点者は、山本2。

 前半、ブラジルが日本のDFラインの裏に抜けるところを槙野がファウルで止めイエロー、
これで得たFKをエジミウソンが見事に決めブラジルが先制。
 しかし日本も後半11分、柳澤の素早いFKリスタートから山本が豪快にボレーで決めて追いつく。
これで本気になったブラジルは再びリードを奪うが、
日本も柳澤のサイドチェンジから山本のシュート性クロス、これがDFに当たってゴールに飛び込み、再び追いつく。
このままロスタイムに入ろうかというとき、日本ゴール前、GK秋元がはじいたボールをブラジルに押し込まれてまたも勝ち越され、
惜しいところで勝点を取り逃した。
 日本は、優勝のためには東北選抜にできるだけ得失点差をつけて(3点差以上)勝利した上で、
クロアチアとブラジルの試合結果次第、となる。

 槙野くんは先発フル出場、先制につながるFKを与えたようだが、
止めなければ1点ものという状況だったのなら仕方ない。
攻撃面では、セットプレイからバー直撃のヘッドを放つなど惜しい場面があったようだ。
 柏木くんは先発、ハーフタイムで交代。
監督のコメントによればこの日はアンカー青山の前で前線と中盤のリンク役を任されたようだが、
ブラジルの攻勢に引いてしまう時間が多かったとのこと。
DFラインの押し上げが足りなかったために中盤が間延びしてしまったのも一因とか。
クロアチア戦でも56分の出場時間で、それでもクロアチアの監督には評価されていたから、
及第点のプレイはしているのだろう。負傷上がりのため、まだそれほど無理ができないというところか。
 ブラジルの7番ルコスは、4/30にサンフユースがグレミオと親善試合したときにいた選手らしい。
あの時見た印象では、レドンドみたいな優美なプレイヤーだった。
16日 ◇14日、DF小村徳男に第一子が誕生した。
おめでとうございます!
 生まれたのは男児で、名前は一徳(いっとく)くん。
「一番」の「一」に、自分の名前の「徳」を合わせ、
「徳」は「とく」と読ませたかったため、「かずのり」ではなく「いっとく」となったとのこと。
 浦和戦は間の悪いことに累積警告で出場停止だが、他のメンバーは頑張ってゴール決めて、
「ゆりかごパフォーマンス」やらなきゃいけないぞ。
ドイツ遠征のU−16日本代表は、U−16カタール代表と対戦し4−2で勝利。
得点者は中野(広島ユース)、柿沼(大宮ユース)、吉田(ヴェルディユース)、渡部(大宮ユース)。

 前半2−2と苦戦したが、後半突き放した。
U−17ドイツ代表はブルガリアを4−1で破っている。
18日、ともに連勝のドイツと日本が対戦。

 中野くん、今日の試合で1ゴールゲット。
しかし写真で見るドイツU−17、すごい体してる。
15日 仙台カップ第一日、U−18日本代表はU−18クロアチア代表と対戦し3−0で勝利。
得点者は、梅崎、山本、森本。

 広島ユースの槙野、柏木はともに先発出場。
前半、時差ボケなどで動きの悪いクロアチアを攻め、20分過ぎから立て続けに3点を奪取。
後半は、体の温まってきたクロアチアの前に3点リードの気の緩みもあったか守勢に回るも、そのまま完封勝利した。
 クロアチアの監督は、日本の印象について訊かれた際、
「14番(柳澤)、8番(山本)、10番(柏木)がよかった」とコメントしている。
今日はボランチに柏木・柳澤という攻撃的な選手を並べており、それが前半の3得点を導いたようだ。

 柏木くんは相手監督も認めるプレイ、
槙野くんも、相方の福元くんが大分のトップチームのレギュラーに抜擢されて離脱したため
(先日の浦和−大分戦では先発出場し、浦和を1点に抑えてアウェイでの勝利に貢献した)、
この日は本来ボランチの青山くんと中央を守ったが、うまく守って完封。
梅崎くんのゴールは、槙野くんインターセプトからのパスをミドルで決めたもののようだ。
アシストという解釈でいいのかな?
 さてブラジル戦では、どのような活躍をしてくれるだろうか。
ドイツ遠征のU−16日本代表は、14日にU−17ブルガリア代表と対戦し2−0で勝利。
得点者は、小暮(三菱養和SCユース)、渡部(大宮ユース)。

 「下ザクセン四か国トーナメント」って大会名なのか?
ドイツ(U−17らしい)がカタールに7−0の圧勝を飾ったニュースとともに、
日本がブルガリアを2−0で破ったということが記されている。

 得点者は、JFAの試合速報ページより。
14日 MF森崎浩司が左足腓骨骨折手術を受け、全治三ヶ月と診断された。
 今シーズンは絶望となった。
天皇杯勝ち進めば、準決勝あたりからギリギリOK、というところだけど・・・
とりあえずは焦らずリハビリ、来季は万全の態勢でキャンプに入れるように調整してほしい。
あとは、駒野と同じところでお祓いしてもらうこと。これ必須。
今年はとことんついていないが、長い人生、こういう年もある。
「打ち倒す者は強いが、立ち上がる者はさらに強い」という言葉もあるし、
アクシデントに負けず、必ず再起してほしい。
トレーニングキャンプ(9/19〜25)に参加するU−15日本代表候補が発表され、
サンフレッチェくにびきジュニアユースFCよりGK原裕太郎が、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCよりMF岡本知剛が選出された。

 ユース生といっしょに練習している二人が選出された。
これも常連で早生まれ高1の兼田くんは、高円宮杯と日程かぶっているためか、今回は選出されず。
クラブユース選手権では第2GKの座についていたし。
練習試合がけっこう組まれているので、しっかりアピールしてきてほしいところ。
次のU−17選手権を目指す世代だし。
12日 ◇10日のガンバ大阪戦で負傷したMF森崎浩司が検査を受け、左足腓骨骨折と診断された。
 水曜日に手術を行い、全治までの期間が判明する。
腓骨は脛にある二本の骨のうち、細いほうの骨。
以前青山が腓骨骨折したときは全治二ヶ月だったが、大分の西山の場合は全治六ヶ月だったし、
骨折の程度が気にかかる。

 アテネから帰ってきて以来ほとんどその力を発揮できず、トラブルに見舞われ続けている浩司。
駒野みたいに、お祓いしてもらってはどうか。いや、本当に。
駒野はアテネからトラブル続きだったけど、お祓いしてもらってからはアシスト量産、日本代表入りと見事に運気好転したし・・・
まずは手術が無事成功することを祈りたい。
2005 JOMOオールスターサッカー(10/9)出場選手が発表され、
広島よりFW佐藤寿人がJリーグ推薦で選出された。

 寿人は初出場。
ファン投票では8位だったが、Jリーグ推薦でのFWの1枠に入った。
広島からは彼一人の出場となる。

 カズはMF部門4位、駒野がDF部門5位。カズは惜しかった。
駒野は、EASTのDF部門に加地さんがめでたくファン投票選出されているので、
同時期に行われる日本代表の欧州遠征メンバー入り、そしてレギュラー出場が濃厚となった。
◇JサテライトリーグDグループ、広島対鳥栖の日程が決定した。
9月24日(土)15:00、吉田サッカー公園にて。
11日 晴れの国おかやま国体・サッカー少年男子準々決勝、
広島選抜は東京選抜と対戦し0−1で敗れる。
 前半にセットプレイから失点。
後半、反撃に転じるもシュート1本(合計5本)と抑え込まれ、東京に逃げ切られてしまった。
それでもここ二年間はほぼサンフユースが主体となりながら初戦敗退、二回戦敗退とふるわなかっただけに、
今回のベスト8入りはなかなかの戦果。
ただ、来年の兵庫国体からは「参加資格は16歳以下、中学3年の出場も可能」と年齢区分が変更されるようなので、
今大会の成果が来年に繋がることはないのが残念。
これからは県協会も一層の若年層の発掘強化につとめなければならないので大変だろうけど、
これを広島サッカーの底上げにつなげることができれば。

 柏木くんは先発フル出場。足はもう大丈夫のようだ。

メンバーは、
GK:川岡
DF:中山、槙野、角田、左山(65分→田中尚)
MF:森重、田中康、柏木、正木(49分→遊佐)
FW:木原(46分→横竹)、小熊(61分→平繁)
10日 ◇J1第23節、万博競技場にてガンバ大阪と対戦し、2−4で敗れる。
得点者は、ガウボン(リ・ハンジェCK)、リ・ハンジェ(−)。
9勝9分け5敗の勝点36で、順位は5位に後退。

 サンフは立ち上がりからガンバを押し込み、
開始直後の左CK、ハンジェのキックをガウボンがヘッドで叩き込んでいきなり先制。
さらに服部・ハンジェのコンビが冴える左サイドからたびたび攻め込み、
左サイドからのクロスがクリアされたこぼれをハンジェが見事なコントロールシュートで決め、
開始14分で早くも2点のリードを奪う。
 しかし直後、ガンバが左サイドから攻め込む。これをカットし小村がキープするが、
アラウージョが背後からタックルし小村を倒す。しかし笛はなく、こぼれを拾った家長がスルーパス、
抜け出したアラウージョが強烈なシュート、DFもスライディングでブロックしたが、
強烈なシュートはそれをはじいて方向を変えゴールに突き刺さり、ガンバがすかさず1点を返す。
ガンバは右サイドや中央でボールを回してサンフ守備陣をひきつけると左サイドに張り出す家長に展開、
彼の変幻自在の官能的ドリブルでサンフの右サイドを蹂躙。
ベットが中央に絞ることが多いため右サイドは駒野ひとりで対応せざるを得ず、
家長の個人技やFWが流れてきてのワンツーで徹底的に崩される。
そして、それが何度も繰り返された後の21分、家長がまたもドリブルでPAに迫り、
にゅるっと切り返して駒野をかわしPAに入ったところ、反転して止めようとした駒野がこれを倒してしまいPK。
遠藤が決めて2−2の同点に追いつく。
それからもガンバが攻めるが、サンフも時折相手の裏を突く攻撃を繰り出し、ある程度押し返したところで前半終了。

 後半、ガンバは右サイドの渡辺光輝に代え二川を投入。さらに攻勢を強めてきた。
その二川を起点にフェルナンジーニョ、そしてオーバーラップの遠藤が絡んでくる高速攻撃に、
サンフは右サイドだけでなく左サイドまで押し込まれてくる。
そして二川から飛び込んでくる遠藤へパス、ゴールライン際まで抉りきった遠藤がふわりと折り返し、
ファーにいたアラウージョがヘッドで押し込んで逆転する。
 サンフも直後、左サイドを浩司が抉ってセンタリング、中央寿人が飛び込むがわずかに合わず。
と、浩司が倒れて起き上がれない。すぐに×が出て、担架で運び出された。
大木が投入されたが、浩司が抜けて攻撃の迫力が弱まったサンフはさらにガンバの攻勢に窮地に立たされ、
ついに三たびアラウージョに決められて2−4とされる。
 サンフは西河、俊介を投入し事態の打開を図るが、中盤を完全に支配されてパスがつなげない。
その中、寿人は追いつきそうにないボールにも全力で走り、まだあきらめない気合を見せる。
守備陣もこれに応え、ガンバのシュートの雨あられをことごとく防ぎ、前線へとボールをつなぐ。
そして、パスをつないでゴール前に迫り、右からの折り返しを大木がダイレクトシュート!
枠を捉えたが、これはGK藤ヶ谷の正面だった。
 それからも寿人が走り、俊介がドリブルで切り込み、ベットは中盤で潰しまくり、
カズはボールを前線へと送り、両サイドバックも守備を捨てて駆け上がり、
何としてもゴールを、と最後まで戦ったが、力及ばず敗れてしまった。

 策を弄さず真っ向からぶつかって、木端微塵に打ち砕かれた。
ジェラードにジダンにシェフチェンコがいれば6−4くらいで勝てただろうが、これが現状での力の差。
サンフには「いやらしく勝つ」なんて芸当はできないから、これしかなかった。
その開き直りが開始14分での2ゴールにつながったのだと思う。
ただ、その直後の失点が痛かった。あそこさえなければ、どうなったかわからないが。
 この敗戦で首位ガンバとの勝点差は、残り11節を残して11。
ガンバは守備が悪いので5試合くらいドローや敗戦で取りこぼしするとしても、
それでもサンフが追いつくには残り試合全勝するくらいでないと追いつかない。
つまり現実的にはかなり絶望的な点差となってしまったが、数字の上ではまだまだ可能性はある。
今、柔道の世界選手権やってるけど、「敗者復活戦」に回ったと考えればいい。
一戦一戦勝ち進み、勝点を積み重ねていけば、あるいは再び首位争いに加わることができるかもしれない。
それは奇跡の範疇に属することだろうし、奇跡は望んだからといって起こるものではない。
人事を尽くせばひょっとしたら転がり込んでくるかもしれない気もしないでもなくはないじゃないかな、
という感じ。
2−4の絶望的な状況からでも最後まで戦った選手たちなら、その「蜘蛛の糸」にしがみついてくれるはずだ。
困難な道に挑むサンフの選手たちを鼓舞するために、18日はビッグアーチに集え!
ちょっと浦和戦までに『逆境ナイン』読んどこう。
晴れの国おかやま国体・サッカー少年男子2回戦、
広島選抜は兵庫選抜と対戦し2−0で勝利。得点者は角田、森重。

 前半に左山のCKを角田が決めて先制、
後半立ち上がりにも正木のCKを森重がヘッドで叩き込んで追加点。
広島守備陣の前に兵庫は次第に攻め手を見出せなくなり、退場者を出してしまって万事休す。
そのまま広島が押し切って勝利した。

メンバーは、
GK:川岡
DF:中山、槙野、角田、左山(64分→田中尚)
MF:小熊、田中康、森重(50分→遊佐)、正木
FW:木原(56分→柏木)、横竹(64分→平繁)

 堂柿くん(関学高)、森島くん(滝川二高)、横谷くん(西宮高、所属チームはG大阪ユース)ら
強力な攻撃陣を有する兵庫をゼロに抑えた。
サンフ、皆実、観音がほどよくブレンドされた広島の守備陣はかなりのもの。
選抜チームというものは、一チーム偏重よりもこれくらいバランスのとれたメンバーのほうがいい試合ができるのか。

 柏木くんが後半21分より交代出場、14分余りプレイ。
本人も希望していた出身県(柏木くんは兵庫・御津中出身)との対戦が叶った。
足の具合はかなりよくなっているようだ。
9日 晴れの国おかやま国体・サッカー少年男子1回戦、
広島選抜は北海道選抜と対戦し2−1で勝利。得点者は横竹、森重。
 前半2点を先取、後半1点を返されたものの逃げ切った。辛勝だった模様。
2回戦は10日10:00より灘崎町総合公園多目的広場にて、兵庫選抜と対戦。
滝川二・神戸ユース勢や関学高の堂柿くん(C大阪の特別指定選手)、
それにガンバユースの10番・横谷くんもいる強敵だ。
(横谷くんは兵庫県内の学校に通っており、ガンバユースへは隣府通い)
柏木くんの出身地なので本人は出たいだろうが・・・足の状態はどうだろう。

 メンバーは、
GK:1川岡(観音)
DF:2中山、3槙野、5角田(皆実)、14左山(観音)
MF:15遊佐、6田中康(観音)、8森重(皆実)、7正木(皆実)
FW:13横竹、16小熊(観音)
リザーブ:12金山、4田中尚、10柏木、9木原、11平繁

交代はハーフタイム横竹→木原、53分森重→平繁、62分左山→田中尚。
試合は35分ハーフ、延長20分。

横竹のゴールは、槙野のヘッドを左足で合わせたもの。セットプレイからか。
森重のゴールは、直接FK。
誰が出てもバランスのとれた試合運びができそうだ。

 成年女子の広島選抜は初戦で埼玉選抜と対戦し、
1−5で敗れた。前半は1−1と善戦したが、後半突き放されたようだ。
埼玉は浦和レッズレディースを主力とするチームみたいなので、相手が悪かったか・・・

 地元・岡山は徳島に6−1圧勝、好スタートを切った。守備の堅いチームなので、かなりいけると思う。
しかし、大阪選抜、さんざん年代別代表にガンバユース勢を出さずに引き止めといて1回戦負けですかっ!
確かに群馬選抜もW前橋勢を中心にいい選手をずらりと揃えてるチームだろうけど!
5日 仙台カップ・国際ユースサッカー大会2005(9/15〜19)に出場するU−18日本代表が発表され、
広島ユースよりDF槙野智章、MF柏木陽介が選出された。

 ガンバユースの伊藤・安田兄・横谷も国体後ということで久しぶりの選出、
現時点でのベストメンバーっぽい顔ぶれになった。
クロアチア、ブラジル相手によいサッカーをしてきてほしい。
あと、くれぐれも怪我のないように。
4日 ◇Jユースサハラカップ・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cユースは鳥栖北部グラウンドにてサガン鳥栖U−18と対戦し7−1で勝利。
得点者は平繁4、江本、木原、槙野。
 タイガー魔法瓶がスポンサーにつき、そのブランド名を冠して「サハラカップ」となったJユースカップ。
サンフユースのいるGグループもこの試合で開幕。
台風近づく雨の中行われたアウェイでのグループリーグ初戦は、7−1と圧勝発進。
柏木が不在も、10番を背負う平繁が4ゴールと気を吐いた。

 この日柏木くんは不在だったそうだが、何ゆえか。怪我でなければいいけど。
横竹くん、今年はこのまま右サイドバックなのか。

 次節は19日(月・祝)、吉田にて鳥栖と対戦。この後、23日(金)より高円宮杯が始まる。
3日 ◇J1第22節、広島ビッグアーチにてジェフユナイテッド市原・千葉と対戦し、1−1のドロー。
得点者は、ガウボン(ジニーニョ)。
9勝9分け4敗の勝点36で、順位は4位のまま。

 千葉は水曜日にナビスコ杯を戦い、さらに広島への長距離移動ということで足が重く、
出足に勝るサンフが中盤を支配。ダイレクトパスでサイドに展開し、駒野・服部のクロスで攻め立てる。
千葉はストヤノフを中心とするDF陣がゴール前で必死にはね返す苦しい展開となったが、
決定機まではなかなか許さない。
サンフもPA周辺でスルーパスを出すなど、決定的に崩そうとしすぎてシュートが撃てない。
ガウボンのキープからのミドルシュートはGK立石がセーブ、ポストに阻まれた。
そのうちに千葉も主に左サイドからの突破でチャンスを作り始めたが、サンフもしっかりと守る。
千葉が何とか前半をしのいで後半へとつないだ。
 後半立ち上がり、羽生からボールを奪ったジニーニョが前線へフィード。
これを追ったガウボンがDFとGKの間に足を入れて合わせ、ゴールに流し込んでいきなり先制する。
それからも攻め立てるサンフだったが、ここでオシム監督はポペスクに代え工藤、
さらにDF結城に代えFW林を入れ、阿部をDFに下げる3-5-2とし、点を取りに出た。
 千葉はDFラインを高く上げ、さらにストヤノフと阿部が流れの中で攻撃参加する超攻撃的サッカーを展開。
ドイスボランチとなった羽生と佐藤勇人が同時に攻撃参加するという凄まじさ。
前線で六人が流動的に動き、それこそ「反射衛星砲」のような電光石火のパス回しでサンフを翻弄。
全員の運動量もみるみるサンフを凌駕し、いつもの「オシム・サッカー」がピッチ上で展開された。
押し込まれるサンフ、しかし一時はそれを押しとどめて逆に決定機を作ったが、
浩司のシュートは上に外れる。
そしてカウンターから寿人にボールが入る、ここで寿人が相手に引き倒されたように見えたが笛はなし、
この時一瞬エアポケットに入ったサンフは山岸の突破を許し、山岸は左サイドからワンツーでPAに侵入。
山岸についていたDFもタックルに行ったが、その足に当たったボールはちょうど飛び込んでくる山岸の左足の前へ。
軸足の左足に当たったボールはそのままゴール右スミへ飛び込み、千葉が同点に追いついた。
 これでさらに勢いづいた千葉は試合終了まで試合を支配。
サンフは纉c、俊介を投入するも戦局を打開することはできず、1−1のドローに終わった。

 「ちょっとボールを支配できるとついついボールを回しすぎてしまってシュートに行かない病」がまた出た。
北海道キャンプだけでは克服できないか。
前半はサンフのペースだっただけに、ここでとっとと点を取っておけば、ずいぶん楽になったろう。
千葉に後半勝負をさせてしまったのは失敗だった。
しかし、前半あれだけ動けなかったのに、後半途中からトップギアに持っていき最後まで走りきった千葉の選手、
どういう鍛え方をしてるんだ。
「人間は走りすぎても死なない」
って、オシムから催眠術かなんかで暗示かけられてるのか。
でも、水曜日に試合したチームに一週間準備期間のあったホームチームが走り負けるなんて、恥ずかしい。
調整が悪かったのか、気の緩みがあったのか。
次の一週間、心身ともにコンディションをしっかり高めてほしい。

 次節はアウェイ万博。ついに首位に立ったガンバ大阪と対戦。
自分より前を行く相手には確実に背後からの一撃を食らわせておかなければならない。
できれば当たり所がよくて昏倒させるくらいの。
アウェイとはいえ、必ず勝たなければ。
2日 DF西河翔吾が、プロA契約を締結した。
 大学生Jリーガーである西河、昨年から積み重ねてきた出場時間が先日の川崎戦で450分を突破。
めでたくプロA契約となった。
昨年の練習試合で見出され、特別指定選手になって公式戦6試合に出場。
その一方で修道大サッカー部でも活躍、年末のインカレでは平山を完封して筑波大から金星を挙げた。
そして今年プロC契約を結び、J1第18・19・21節に出場して条件を満たし、今回のA契約。

 あとは無事に修道大を卒業するだけだが・・・単位のほうは大丈夫か。
キリンチャレンジカップ2005(9/7)に向けての日本代表が発表され、
広島よりDF駒野友一が選出された。
 海外組も招集し、新顔は今回はお休み・・・と思ったら、ひょっこり選ばれていた。
 ジーコのコメントによれば、
「加地が怪我などで出場できない時は(右サイドに)三浦を起用していたが、
彼はいつもそのポジションをやっているわけではない。
駒野を起用してみたら納得のいく動きをしてくれたので、今回も選んだ」
とのこと。
 今野も阿部も巻も、
「まあ今回は同ポジションに実績のある選手がいるし」
ということで選ばれず。つまり右サイドはそれだけ今までまったくの手つかず状態だったということだが、
駒野にしてみれば実にデリシャスでラッキーな話。
今野や阿部は中田英・小野・稲本・福西・ガチャピン・ナカタコといったところを押しのけないといけないのに、
駒野は加地さん一人押しのければ代表レギュラー決定なんだぜ――――!?
一試合だけなので出場は難しいかもしれないが、練習でしっかりアピールして来い。

 11日のアウェイ・ガンバ戦でのコンディションは大丈夫だろうか。
1日 高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−18の組み合わせ発表。
 死のグループキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
サンフレッチェ広島F.CユースはF組。対戦するのは、

横浜F・マリノスユース(クラブユース選手権準優勝)
那覇西高校(インターハイ準優勝)
ガンバ大阪ユース(関西地区第1代表)

国内最強クラスのクラブチームに高校が一堂に会した、笑っちゃうくらいのハードなグループ。
どういうドローしたんだ。

日程は、
23日11:00 VS横浜F鞠 (熊谷)
25日13:15 VSガンバ大阪 (熊谷)
30日18:45 VS那覇西(夢の島)

 U-18の仙台カップが19日まで、U-16のドイツ遠征が20日まで、
そして19日にサハラカップ・鳥栖戦となかなか立て込んでいるが、
気合と根性でぶち当たり見事突破してほしい。
 グループの1位と2位、グループ3位のうち上位4チームの計16チームが決勝トーナメント進出なので、
まあ勝点4取れればOKなんじゃないか・・・とは思うが、
とりあえず皮算用はなしにして、一戦一戦全力でぶつかっていけい!

8月:

30日 ドイツ遠征(9/11〜20)を行うU−16日本代表が発表され、
広島ユースよりFW中野裕太が選出された。
 先日の豊田国際ユースでも活躍した中野くん、今度は欧州遠征へ。
帰ってきたらすぐに高円宮杯が始まるという忙しいスケジュールになるが、
とりあえずそのことは気にせずにゴールを奪えるだけ奪ってきてほしい。

 横竹くんは国体選抜メンバーなので、そっちを優先したか。
27日 ◇J1第21節、等々力陸上競技場にて川崎フロンターレと対戦し、1−1のドロー。
得点者は、佐藤寿(服部)。
9勝8分け4敗の勝点35で、順位は4位に下がる。
 三連戦の最終日、長距離移動で体力的に苦しいサンフレッチェは西河を入れた3-5-2で試合に臨んだ。
前半は双方中盤で激しい潰し合いとなり、決定機もあまり生まれずに後半へ。
 後半、サンフは大木に代えて茂原を投入、ベットを前に出す。
そして後半11分、そのベットのスルーパスから寿人がシュート、DFがクリアしたこぼれを服部が右足クロス、
これを寿人がヘッド!見事に決めて先制する。
しかし前節横浜F・マリノスに2−0と完勝している川崎はすかさず反撃に出、
後半23分、ジュニーニョが黒津とワンツーと見せかけてリターンをスルーし、
右に抜けるボールを最近絶好調のマルクスが叩き込んで追いつく。見事なコンビネーションだった。
それから川崎は切り札・我那覇を投入してさらに攻め立て、
我那覇、ジュニーニョ、マルクスの波状攻撃にサンフは防戦一方。
しかしサンフはその中、西河に代えてハンジェを投入。4-4-2にして点を取りに行く。
そして寿人のヒールパスからガウボンが裏に抜け出しシュート!しかしこれはGKがファインセーブ。
それから川崎、サンフは相次いで三人目のカードを切り勝点3を取りに行ったが、
双方ともシュートを決めることができず、試合終了。勝点1を分け合った。

 今回はさすがにロスタイムの奇跡はなし。残念。
浦和がポンテの大活躍で名古屋を蹴散らしたためいったん4位に下がることになったが、
鹿島はワシントンの二発で東京ヴェルディに敗れたため、首位との勝点差は1縮まって7となった。
2位のガンバはロスタイムのゴールで勝利しついに鹿島と勝点差1になっているが、
サンフとしては別に2位や3位の勝点などどうでもいい。首位との差だけを見ていればいいのだ。
首位との勝点差を縮めていけば、順位は勝手に上がっていくものだし。

 一週間で鹿島国→広島→等々力という外国遠征ありの長距離移動三連戦、
そこで勝点7を積み上げられたのは大きい。
「激夏!」期間中は6試合で8点しか取れなかったのが、その半分の3試合で7点。
しかも首位鹿島叩きという大きな仕事もしている。上々の戦果だ。
次からは千葉、ガンバ、浦和と、近接順位クラブとの戦いが始まる。
ここを制すれば、さらに首位との差を縮めることができるだろう。
千葉および浦和戦はホーム戦、というのがいい。ここで最低限勝点40オーバーを!
24日 ◇J1第20節、広島ビッグアーチにて大宮アルディージャと対戦し、2−1で勝利。
得点者は、ガウボン(服部)、ジニーニョ(リ・ハンジェ)。
9勝7分け4敗の勝点34で、順位は3位に浮上。
 前節カシマで劇的な勝利を飾ったサンフレッチェはホームに戻って大宮を迎え撃った。
出場停止の茂原の代わりには浩司が入る攻撃的な布陣。
立ち上がりから両者打ち合いの予感を漂わせたが、先手を取ったのはサンフ。
左サイドで二人をかわした服部(まだ右腕固定中)がセンタリング、
これをニアのガウボンがヘッドで叩き込んで前半13分、早くも先制した。
しかし大宮も茂原不在ゆえかややプレスのかかりが遅いサンフの中盤の隙を突き、
森田がマーカスとのワンツーからミドルシュート。これが見事にジャストミートしてゴール右スミに突き刺さり、
22分、大宮が追いつく。
 それからは互角の展開となるが、後半徐々に大宮が中盤で優位を作っていきサンフは劣勢に立たされる。
ここで小野監督は浩司に代えてハンジェ、そして大木に代えて纉cを投入し中盤をリフレッシュ。
ハンジェの運動量と纉cの飛び出しで状況を変え、そして何とベットに代えて切り札・俊介を投入、勝負に出た。
立て続けに決定機を得るもゴールがなかなか生まれずロスタイムへ。
ロスタイム3分も尽きようかというとき俊介が左サイドでFKを得る。
ハンジェと俊介が立ち、ハンジェが右足でゴールに向かっていくキック、
素晴らしい弾道のボールがゴール正面に曲がり落ち、そこへ走り込んだジニーニョがジャンプ一番バックヘッド!
ボールはゴール右スミに飛び込んで跳ね、瞬間ビッグアーチは歓喜に轟いた。
二試合連続のロスタイム決勝ゴールでサンフは後半戦三連勝を飾り、
今日ドローの浦和を抜いて3位に浮上。今日ともに勝利した鹿島とガンバを追走する。

 二試合連続ロスタイムゴールで決着なんてほとんどありえない領域の話。
しかし、

まぐれが10回でも続いたとき――まだそれを人はまぐれと呼ぶか、 否!! 実力と呼ぶ!!(不屈闘志)

という言葉もある。これも実力の欠片というものだ。
 試合開始前に広げた「GOALL」(GOAL+Lで“GO ALL”の意味を持たせた)の人文字のとおり、
最後はピッチとスタジアムが一つになった素晴らしい試合になった。後半途中から降り出した雨も祝杯みたいなもの?
『assist』を読んでいた人は、ジニーニョのゴールにさらに燃えられたのでは。
次の相手は、川崎フロンターレ。今日の試合で鞠に2−0と完勝し波に乗っている。
サンフはカシマ→広島→等々力と長距離移動なので(特にカシマは異国だし)体力的には非常にキツいが、
出停明けの茂原のハッスルに期待したい。
茂原、広島FMの「GOA〜L!」では「マニフェスト」として「J1でのゴール」を挙げていたが、
J2時代を過ごした川崎でのホーム、等々力はマニフェスト実現にはうってつけのスタジアムかも。
頼むぞ茂原。
彼だけでなく、控え選手、ベンチに入れなかった選手も一丸となって、等々力で勝点を奪ってきてほしい。
21日 SBSカップ国際ユースサッカー第三日・順位決定戦、
U−18日本代表はU−18アルゼンチン代表と対戦し1−2で敗れ、準優勝。

 4分、ハーフナーが落としたボールを柏木が豪快なミドルシュートで叩き込んで先制。
しかしアルゼンチンも18分にセットプレイのこぼれ球を決めて追いつき、
激しいプレスと正確なボールさばきで日本を圧迫。
日本は徐々に追い詰められ、攻撃がハーフナーへのロングボール頼みになってしまう。
 後半立ち上がり、日本は柳澤の突破でPKを得るも、自ら蹴った柳澤がこれを失敗。
逆にアルゼンチンが69分、日本守備陣の乱れを突いてボールを奪い、ゴールを決め逆転。
痛いミスで失点した日本は反撃するも追いつくことができずに敗れ、準優勝となった。

 槙野くん、柏木くんとも先発出場。柏木くんの負傷はそれほどでもなかったようだ。
柏木くんは左足アウトにかけたミドルシュートで先制点をゲット。
しかし、試合後にはアルゼンチンのプレスに対してもっと恐れずつなげばよかったと反省のコメント。
槙野くんも、日本守備陣の失点がセットプレイとミスがらみということで、今日はちょっと不本意な出来だったかもしれない。
しかし南米の強豪と対戦し、そこで得た経験は今後に活きてくるだろう。
次は仙台国際ユース(9/15〜19)。そこにはブラジル、クロアチアというまたぞろ個人技凄そうなチームがやってくる。
ここでまた一つ成長した姿を見せられるか。
最近国体で辞退しまくりだったガンバ勢も国体(9/9〜13)が終わって戻ってくるだろうし、
ベストメンバーが揃うか。山本くんに森本といったところはリーグ戦最中のため微妙だけど。
北海道国際ユース第四日・順位決定戦、
U−16日本代表はコリンチャンスU−16と対戦し7−3で勝利、優勝した。

 こりゃまた圧勝。しかし前半はコリンチャンスの攻勢に押されていたようで、
安田のゴールで幸運にも先制するもすぐに追いつかれ、
さらにコリンチャンスの選手が一人退場になったあともペースは変わらず、
逆転されて前半は1−2で折り返し。
 後半も攻めるコリンチャンスだったが、やはり10人ということが響いたか運動量が落ち、
そこを突いた日本がようやく反撃に出る。
横竹のゴールを皮切りに6ゴールを挙げ、コリンチャンスを逆転、さらに突き放して勝利。優勝を飾ったとのこと。

 得点者は横竹3、安田2、平2、らしい。
横竹くんハットキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
相手が一人少なかったとはいえ、ブラボー。

詳細を知りたい人はこちら(「きたのくにより哀をこめてinホタテ御殿」様)を読めばいいじゃないかな。
20日 ◇J1第19節、カシマスタジアムにて鹿島アントラーズと対戦し、2−1で勝利。
得点者は、佐藤寿(ガウボン)、前田(−)。
8勝7分け4敗の勝点31で、順位は4位のまま。

 7日に右肘を脱臼し全治三週間の診断を下された服部、驚異の先発出場。
一進一退の攻防の中、中盤ダイレクトパスから寿人が抜け出すところ岩政が後ろからタックル、
寿人が倒れたところでホイッスルが鳴り岩政に一発レッド。リプレイでは微妙だったが。
これで優位に立ったサンフは鹿島を攻め、
前半ロスタイムに大木のシュートこぼれを拾ったガウボンがPA内キープしシュート、
これがファーに抜けるところ、タイミング飛び出した寿人が押し込んで先制点を挙げた。
 後半も攻めるが、ホームの鹿島も一人少ないながらじわじわと押し返し、
後半25分鹿島のCK、ジニーニョがヘッドでクリアするがそのボールが小村に当たってゴール前にはね返り、
そこにいたアレックス・ミネイロに蹴り込まれて同点に追いつかれてしまう。
追いつかれたサンフはガウボン・大木に代え俊介・纉cのルーキーコンビを投入、点を取りに行く。
試合は主審・岡田氏がカードを濫発、荒れてるわけでもないのにイエローは七枚乱れ飛び、
サンフは茂原がイエロー二枚で、鹿島は岩政・大岩がレッドで退場するという無茶苦茶なことになったが、
そんなロスタイム、服部から中央でパスを受けた俊介がフェイントで一人かわすとドリブルで切り込み、
PA直前、DF三枚が囲い込みに来る寸前に左足を一振り。
ボールは美しい弧を描いてゴール左スミに吸い込まれ、これが劇的な決勝点となった。
サンフレッチェは絶対に勝たなければならない一戦を制して鹿島との勝点差を8とし、後半戦の巻き返しに弾みをつけた。

 コンビニの駐車場で1−2!1−2!と念じながらTSSとJ'sGoalの速報をリロードしまくって、
J'sGoal速報で鹿島1−2広島となったのを見、俊介のゴールということを確認すると、
何度もガッツポーズしてその勢いで助手席をボコボコぶん殴った。
みんな最高だー!(←栴檀林・林主将のマネ)
俊介もあの時間帯にああも見事なゴールを決めるとは完全にどうかしているが、
もっともっとどうかしてほしい。おっ、武田のMSJキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!最年少MSJ受賞。
 さて、この勢いを24日の大宮戦につなげてここでも勝利し、上位を追撃したいところ。
鹿島は今日の戦いでセンターバック二枚が退場し次節出場停止。
絶対に大宮にも勝ち、うまくいけば鹿島と勝点5差に縮めたいところ。
新潟MF桑原裕義がリーグ戦初ゴールを決めた。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

豪雨の中、ゴール前からのこぼれ球を胸トラップで落とし、中央右からミドルシュート。
ボールは唸りを上げてスライスしつつゴール左スミへ飛び、豪快に突き刺さった。
実に初出場から244試合目でのゴールは、4月にガンバ・實好が記録した213試合目でのゴールを上回る、
初得点までの最長記録。おめでとう!
でもある意味記録が途切れてちょっと残念な気も。
◇北海道国際ユース第三日、
U−16日本代表はコンサドーレ札幌U−16と対戦し5−2で勝利。
 横竹くんが1ゴールを決めた模様。OK!
19日 SBSカップ国際ユースサッカー第二日、
U−18日本代表は静岡ユースと対戦し4−2で勝利。

 槙野はセンターバックで先発。柏木は出場機会なし。
この日は主に前日控えだったメンバーが出場。
追加招集の森重が先発、静岡に先制されたあと、セットプレイから同点ゴールを挙げた。
さすがに前半はチームバランスが悪く1−2で折り返したが、後半に選手交代で持ち直した。
特に森重のワンボランチが機能していたらしい。
得点者は森重、梅崎2、河原。 

 柏木くんは昨日の試合で負傷し、今日はストップがかかっていたらしい。大丈夫か。
北海道国際ユース第二日、
U−16日本代表はソウル特別市U−16選抜と対戦し3−2で勝利。
 横竹は先発出場、クロスプレイで肘を入れられ痛んだりしながら奮闘するも、ゴールなし。
コンサドーレ札幌U−16戦でのゴールに期待。
 試合はソウルにペースを握られ先手を取られる試合展開ながらも二度追いつき、
最後はロスタイムのCKから三宅(名古屋グランパスエイト)が決めて逆転勝利。
18日 ◇SBSカップ国際ユースサッカー第一日、
U−18日本代表はU−18セネガル代表と対戦し2−1で勝利。

 槙野、柏木は先発。
 前半、梅崎のゴールで日本が先制するが、セネガルもスーパーなミドルシュートを決めて追いつく。
1−1で試合が進み、このままドローかと思われたロスタイム、
日本はCKを得ると柳澤がキック、これを槙野がヘッドで叩き込んで劇的勝利を飾った。

 槙野くんは先発フル出場。福元くんとともに身体能力の高いセネガルの攻撃をよく防いだ。
柏木くんもボランチの位置で攻守に奮闘、ロスタイム勝ち越し後に守備固めでアーリアくんと交代。
セネガル監督は、日本で印象に残った選手の一人に挙げている。
17日 ◇服部公太が練習復帰。
 右肘間接脱臼でリハビリに励んでいた服部が早くも練習復帰。
16日の練習ではミニゲームへの参加はなかったようだが、復帰が早まる可能性も出てきた。
しかしくれぐれも無理はしないでほしい。
JFAエリートプログラム・トレーニングキャンプ(8/22〜26)に参加するメンバーが発表され、
U−14カテゴリーにて広島ジュニアユースからDF山崎翼、DF玉田道歩、MF森保翔平が選出された。
 先日のクラブユース選手権でも2年生ながらレギュラーとして活躍した三人が選ばれた。
玉田くんはここではDF登録になっているが、Jヴィレッジでは背番号9をつけるFWだった。
三人とも、多くのことを吸収してきてほしい。
◇W杯アジア地区最終予選、日本代表がイラン代表と対戦し2−1で勝利。
広島MF駒野友一は出場機会なし。

 堂々のグループ1位でドイツに乗り込むことになった。
今日は「主力組」が先発し、駒野の出番はなし。
しかし、W杯予選という真剣勝負の一員として参加したという経験は大きなもの。
これから代表に定着すべく精進してほしい。
15日 日本クラブユースサッカー選手権U−15・グループリーグ第二日、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースは鹿島アントラーズジュニアユースと対戦し1−1のドロー。
得点者は宮本(浜田)。
1勝1分け1敗の勝点4でグループ3位となり、決勝トーナメント進出ならず。
サンフレッチェびんごジュニアユースはヘミニス金沢と対戦し2−0で勝利。
得点者は植木(吉川)、植木(FK)。
1勝2敗の勝点3でグループ3位となり、決勝トーナメント進出ならず。

 鹿島に勝てば決勝トーナメント進出となる広島は、
前半に宮本のゴールで先制するも後半立ち上がりに追いつかれると押し込まれ、そのままドロー。
鹿島と勝点4で並んだが、得失点差で3位となった。
 勝利して、もう一試合の結果待ちというびんごはヘミニスをシュート数14対1で圧倒。
2−0で勝利したが、大阪セントラルが三菱養和と引き分けて勝点4としたため、グループ3位になった。

 ともに決勝トーナメント進出を逃す残念な結果となったが、
広島、びんごとも今の戦術をさらに磨き上げていけばもっと強いチームになる。
冬の高円宮杯に期待。
びんごの植木くん、初戦で決定機を立て続けに外してしまった悔しさを残り二戦の3ゴールで幾分なりと返せただろうか。
今大会の心残りは、冬の高円宮杯で存分に晴らしてほしい。
14日 日本クラブユースサッカー選手権U−15・グループリーグ第二日、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースは大分トリニータU−15と対戦し0−2で敗れる。
サンフレッチェびんごジュニアユースは三菱養和SCと対戦し1−3で敗れる。得点者は植木(−)。

 広島は前半、大分の清武功暉(U−16日本代表の清武弘嗣の弟)に立て続けにゴールを許して2点のビハインド。
後半は大分を攻め立てたもののゴールが奪えず、敗れてしまった。
 びんごは先制されるも植木のゴールですかさず追いつく。
しかし前半終了間際に相次いで2点を失い、後半は三菱養和を上回る7本のシュートを放ったが、
追いつくことはできなかった。
13日 ◇ファン感謝デー。
 いろいろなイベントがあって盛り上がったようだ。
日本クラブユースサッカー選手権U−15・グループリーグ第一日、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースは山形FCと対戦し2−0で勝利。得点者は沖田、宮原(森保)。
サンフレッチェびんごジュニアユースは大阪セントラルと対戦し1−2で敗れる。得点者は瀧田(谷本)。

 びんごは鮮やかなワンツー中央突破から先制、その後も美しいパスサッカーで攻めまくるが、
次第に勢いを失い、大阪の粘り強い守備の前に形が作れなくなっていく。
ハーフタイムに監督より「1点取って勝点1取ればOKだ」との指示を受け、
とにかく集中して守り1点を取る、と団結した大阪は後半、びんごの攻めをことごとくストップ。
バックパスをカットされGKもかわされた最大のピンチも、
DF二人がゴール前に戻って決定的なシュート三連発をライン上ではね返した。
こうなると勢いは大阪、後半26分、FKこぼれのクロスボールからゴール前飛び込んだ下平のヘッドで追いつくと、
ロスタイム突入直前、CKこぼれ球を原田が蹴り込んで逆転。
びんごは岡本をFWに上げて総攻撃に出るが、及ばず試合終了。痛い敗戦となった。

 広島は中盤の構成力で上回り優位に試合を進めた。
高いラインを敷くスリーバックの裏をたびたび突かれて危機に陥ったが、
GK田村のスーパーセーブやバーに助けられた。
前半終了間際、右サイドに飛び出した沖田のクロスがGKの手をはじいてゴールに飛び込むややラッキーな得点で主導権を握り、
後半には森保のインターセプトからのスルーパスを受けた宮原がDF・GKをかわしてゲット。
まだまだ粗削りなところが多いが、コンセプトの明快なサッカーを展開して勝利した。

 びんごは、自分たちの時間帯にはダイレクトパスを次々に連ねる素晴らしいサッカーを展開するが、
いったんその流れを失ってしまうと、それを取り戻せずにズルズルと悪いほうに行ってしまう。
全員が集中力を切らさずに自分たちのサッカーをやりきること、それができれば。
 広島は、攻撃面に関しては言うことはない。
あとは、高いラインを保つスリーバックの守備連携が向上すれば。
今は、前への守備は強いのだが、単純な放り込みに対して意外ともろい場面を見せている。
そこは実戦で高めていってほしいところ。
豊田国際ユース、U−16日本代表はU−16メキシコ代表と対戦し3−0で勝利。
グループ1位で優勝決定戦に進出。
 中野くんが日本3点目のゴールを挙げた。二戦連続ゴール、調子がいいようだ。
12日 ◇北海道キャンプ打ち上げ。
 その成果をカシマで見せてくれ!
11日 北海道キャンプ第六日。
 韓国Kリーグの水原三星と練習試合(30分×4)を行い、2−1。
得点者はガウボン(吉田)、茂原(寿人)。
あの茂原が得点を挙げられるような状況ということは、かなりうまくいっているということか!
豊田国際ユース、U−16日本代表はU−16ロシア代表と対戦し5−0で勝利。
広島ユースFW中野裕太は先発し後半途中交代、1ゴールを記録。
同GK兼田亜季重は後半途中出場。

 来日間もなくで日本の蒸し暑さにまだ慣れていない?ロシアは動きが悪く、
これを日本が縦横無尽のスピードパスサッカーで袋叩きにした。
 中野くんは自分よりも背の高いロシアCB二人に空中戦で一歩も引かず競り勝ち、正確なポストプレイ。
そして自らも前半20分、日本2点目のゴールを挙げた。
 GK兼田くんも40分ハーフの後半35分あたりから出場。
前への飛び出し、FKへの対応、シュートセーブと、冷静に一連のプレイをこなした。
U−15日本代表で海外遠征もこなしているし、代表戦も慣れたものという感じだった。
10日 北海道キャンプ第五日。
 選手のコンディションを考慮し、練習は午前中のミニゲームのみ。午後はオフに。
キロロはリゾート施設なので、いろいろくつろげるイベントも多いみたいだ。
ご飯もおいしいらしい。
 このレポートを担当している広報の安田良平さんについて、昨日の広島FM「GOA〜L!」では、
「キャンプから帰ってくるたびに太っている」
との証言があったが、北海道キャンプでは減量に成功しているらしい。
今日も午後、スタッフとキロロの職員さん+広テレ取材クルーでミニゲームを行い、存分に体を動かしたそうだ。

両脚攣っちゃったそうだが。

(ノ∀`) アチャー

あと二日、頑張ってレポートお願いします!
9日 北海道キャンプ第四日。
 いかにシュートまでもっていき実際にシュートを撃つか、ということを主眼とした練習。
W杯アジア最終予選・イラン戦(17日)に向けた日本代表が発表され、
広島よりDF駒野友一が選出された。
 東アジア選手権メンバーがそのままスライド。怪我人の田中達也や坪井もいるぞ。
浦和にとってはいい迷惑だ!
駒野には出場してほしいが、20日に鹿島戦があるため、悩ましいところ。服部怪我だし。
とりあえず本山と小笠原はぜひフル出場。
8日 北海道キャンプ第三日。
 非常に良い気候のもと、充実したトレーニングが行われた模様。
 また、駒野が韓国から帰国、合流した。
インタビューによると、アテネ五輪の時よりもリラックスして試合に臨めたとのこと。
(代表戦よりもプレッシャーあるって、五輪代表はどんな環境だったんだ?山本さんよう。
もっともジーコと山本氏では格が違いすぎるが)
一番緊張したのは、緊急招集で一足お先に到着した仁川空港で残りのみんなを待っているときだったらしい。
中国戦では前半飛ばしすぎて後半バテてしまい、
韓国戦では、守ってばかりじゃいけないと思いつつも、
チームの約束事により村井が高い位置を取っていたのであえて自重し、
後半にスペースができてくると積極的に上がっていった、とのこと。
ただ、もっと高い位置で仕事をしなければ、とも言っていた。
 それよりも北朝鮮代表はまだ解散してないのか。総合優勝したし、打ち上げでもやってるのか。
◇服部公太が右肘関節脱臼で全治三週間の負傷。
 7日の練習で負傷して練習を中断、病院で診断を受け右肘脱臼と判明。
8日朝に広島に帰って精密検査を受け、全治三週間と診断された。
 三週間ともなれば連続フルタイム出場の記録も途絶えることになりそうだが、
今はまず完全治癒させるべくリハビリに励んでほしい。
それと同時に心身ともにリフレッシュして、また鮮やかな突破とクロスで沢山のゴールを導いてほしいと思う。
SBSカップ国際ユースサッカーに出場するU−18日本代表メンバーが発表され、
広島ユースからDF槙野智章、MF柏木陽介が選出された。
 U−18代表でレギュラーを張る二人が引き続き選出。
例年に比べ小粒と言われているだけに、チーム力をもっと高めるために全力を尽くしてほしいところ。
森本が合流し、いよいよアジアユース予選モードか。
マリノスユースの長谷川アーリア・ジャスールのパフォーマンスにも期待。
7日 北海道キャンプ第二日。
 午前中はランニング、
そして午後からはキャンプのテーマの一つである「一対一の強化」を主眼としたメニュー。
それが終わると、小学生との交流会で楽しいひと時を過ごした。

 午後のメニューは激しいバトルの場と化し、その中で服部が右肩負傷で練習を取りやめた。
ひどい怪我でなければいいが・・・
 今週初めのオフでリフレッシュの済んだ?大木とベットが高いパフォーマンスを見せていたらしい。
大木さんはやはり気候が涼しいと強いな。
ベットは以前札幌にいたことがあるから空気が合うのか。
◇東アジア選手権、日本代表は韓国代表と対戦し1−0で勝利。
駒野友一は先発フル出場。
また、北朝鮮代表が中国代表と対戦し0−2で敗れる。
リ・ハンジェは先発、途中交代。

 伝統の日韓戦だっつーのに、
主力ではなく中国戦から二人変えただけ(GK楢崎→土肥、田中達也→玉田)という思い切ったメンバーで臨んだ日本は、
立ち上がりからなかなか中盤を作れず苦しい展開。
それでも「右サイドを起点にし、そこからダイレクトプレイで左に展開」という戦術を徹底、チャンスを作っていく。
韓国やや優勢という状況で進む中、坪井が負傷し中澤イン。
さらに本山→小笠原、玉田→大黒と交代投入し勝ちに行くジーコ。
その執念が結実したのが後半42分。小笠原の右CK、ニアで巻が競った上を越えたボールが中澤の前へ。
足で合わせたボールはGKの股下をすり抜け、ゴールに突き刺さった。
この一点を守りきり、最後に価値ある勝利。
1勝1分け1敗で勝点を4とし、同勝点の北朝鮮に得失点差で上回り、前大会に続く2位の成績を修めた。

 勝ったッ!韓国には内容はともかく勝てばよし!しかもアウェイだ。
それに主力ほとんど落ちの若手メンバーで勝ったとなれば(つっても平均年齢はあっちのほうが若かったけど)、
喜びも格別というもの。
 駒野はチーム戦術を確実に遂行。
前の試合でのコメントにもあった「右サイドからのサイドチェンジ」の起点となってきっちりとさばき、
韓国左サイドのキム・ドンジンらの突破を抑えきった。
後半開始直後には低いライナー性のクロスをツートップに供給し、
また攻め上がったときはボールを失わず確実に味方につないでいた。
連携が確立してくれば、サンフで茂原とよくやっているように、
パスをさばいたのち相手の裏を取ってリターンを受ける動きも出てくるだろう。
日本の攻撃は村井の左サイド中心だったため駒野はあまり目立つことはなかったが、
そこは村井と比べてSBもこなせるその高い守備力を買われたということで。
急造チームに両翼が完全に連動した攻撃などできるわけがないし、
元々日本は左サイドからの攻撃が主(最近は加地さんの成長とともに右も機能してきたけど)。
チームのバランスを取る意味では地味な働きも必要だ。駒野はそれをしっかりとこなした。
ていうか、勝ったんだからパフォーマンスはよかったってこと。
 イラン戦はどうなる?W杯出場は決めたとはいえグループ1位をかけた一戦ではやはり加地さんか。
となると次は欧州遠征か。
では駒野のオールスター出場は全力を挙げて阻止しないといけないのか?
加地さんをDF部門1位に押し上げないといけないのか?
まあそこらへんはなるようになるだろう。サンフのほうも大事だし。

 ハンジェは日韓戦の前に行われた中国戦に先発出場、ハーフタイムで交代した。
今大会のハンジェ、いまいち動きが重い気がしたが・・・プレイスキックはいいのを蹴ってはいたけど。
激夏疲れか、それとも監督や戦術が変わったんで急には馴染めなかったのか。
 とりあえず、二人ともお疲れ!北海道で旨いもの食って精つけなおして、キャンプメニューをこなしてほしい。
6日 北海道キャンプ第一日。
 キロロ入り、メロンの差し入れ、そして軽めのメニュー。
次の日から本格的な練習に入る。
3日 ◇東アジア選手権、日本代表は中国代表と対戦し2−2のドロー。
駒野友一は先発フル出場。
 北朝鮮戦の敗戦を受け、ジーコ監督は先発全員を入れ替えるという荒療治、
というかタイトルのかかった試合で血迷ったとしか思えない挙に出た。
初選出の選手もごっそり出場ということで、追加招集の駒野も右サイドで先発出場。
 立ち上がりにいきなり今野にパーフェクトのクロスを上げ、さらに積極的に勝負。
阿部のスルーパスに抜け出してセンタリングを上げるなど、日本の攻撃をリードした。
 後半にも一対一の仕掛けからタテに抜けて巻にセンタリングを上げるなどいいプレイを見せるも、
DF陣が不安定なために後ろのカバーにも追われ、
さらに巻も退き、攻撃も完全に中央に集中してしまったため、次第に消えていった。
ボールを受けてもハーフウェイライン付近で、カズみたいなキープ力のある選手がいない以上、後ろへ返すしかない。
終盤はスタミナが切れたか足が攣ったか、ほとんど動けなくなっていた。
いきなりの招集で急遽韓国へ飛び現地合流、それから二試合目でいきなりフル出場ならばはっきり言って仕方のないこと。
ただ、そこでなお前へ足が出るのが「国家を代表する」プレイヤー。
これからその域に近づけるよう、精進していってほしい。

 全体的に、デビュー戦としては上々の出来。
連携も確立されてない初顔合わせのようなメンバーで放り出されたにも関わらず、
超決定的なピンポイントクロス(今野決めてくれよあれは)や一対一の仕掛けなど、
持ち味の一端は見せた。皆と練習して連携を深めれば、もっと素晴らしいプレイを見せることができるだろう。
ワールドユース初戦の時には顔がこわばってガチガチだったことを思うと、立派になって・・・と感慨深いものがある。
 次の韓国戦はさすがにレギュラー加地さんだろうが、その加地さんも最初は、
「あいつは右サイドでいったい何やってるんだ?」
「倒れたペットボトルを立て直してるの見たぞ」
ということで「ペットボトル係」とまで揶揄されていたが、使い続けられることでなんとなく良くなっていった。
代表の座、とくに守備的なポジションは耐えて耐えて掴むもの。
「苦しくったって悲しくったってピッチの中では平気なの」の精神でこれからも頑張れ。

 ていうか、今から実戦で鍛えていけばドイツまでには絶対ものになると思うが。
どうするズィーコ。

 せめて今日の試合、スリーバックが田中マコ、宮本、中澤だったら・・・
あと、なぜ岩政を呼ばないジーコ。鹿島の選手だろうが。
2日 日本クラブユースサッカー選手権U−18・グループリーグ第三日、
サンフレッチェ広島F.Cユースは浦和レッドダイヤモンズユースと対戦し1−1のドロー。
得点者は木原。
1分け2敗の勝点1でグループリーグ4位。

 ここまで1点も奪えず連敗、このままでは帰れないサンフは前半から全開。
グループ首位に立つ浦和を攻めまくって試合の主導権を握る。
前半は得点を奪えなかったものの、後半早い時間帯についに木原がドリブルからゴールを決め先制。
それからも攻撃を続けたが追加点を奪えず、逆にCKから同点ゴールを許し追いつかれると、そのまま試合終了。
本来の力の一端は見せたが、白星を得ることなくJヴィレッジを後にすることになった。

 選手個々のポテンシャルは優れており、それだけ見るとグループリーグで敗退することが信じられないのだが、
しかし日頃の練習の成果をこういった場でしっかり発揮できるかどうか、というのがそのチームの実力というもの。
プリンスリーグの逆転勝利の連続で成長を見せていたが、全国レベルではまだ力が足りないか。
だが、それは逆にまだまだ伸びしろがあるということ。この屈辱をバネに猛練習し、
ひとまわりもふたまわりも大きくなった姿で9月の高円宮杯に臨んでほしい。

 ユースは、これからU−16代表の中野くんや横竹くんが豊田国際ユースや北海道国際ユースに行ったり、
たぶん槙野くんや柏木くんがU−18代表で静岡のSBS杯に行ったり、
あと国体選抜メンバーは島根・浜山公園で行われるミニ国体に出場。
なんやかや忙しいが、暑さに負けずに鍛えていけ。

 同じく中国地域代表の安芸FCは優勝候補最右翼の横浜F・マリノスユース、さらに強豪名古屋、三菱養和と同組に入り、
それぞれ0−9、0−8、そして1−9。結果は残念なものだったが、全国レベルを体験していい経験になったのでは。
Jユース杯に向け(日本クラブユースサッカー連盟代表として出場可能。
ただし予選で中四国九州地区最強の愛媛FCユースを倒さなければならないが・・・)、
今大会の経験を活かしていってほしいところ。

 決勝トーナメント進出チームは、
FC東京、浦和レッズ、大宮アルディージャ、ガンバ大阪、ヴェルディ、横浜F・マリノス、
名古屋グランパスエイト、清水エスパルス。
今年も2位突破チームはともに勝点7。厳しいグループリーグだ。
高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U−18の大会要項発表。
 今年から、決勝トーナメント出場チームは8→16チームに増えることとなった。
全24チームを4チームずつ6ブロックに分け、各グループ上位2チームと各グループ3位のうち成績上位の2チーム。
開催地は関東および藤枝。9月23、25、30日に行われる。
決勝トーナメントは10月2日、6日、8日、10日の9日間4試合(その前入れると11日間5試合)という消耗戦。
こりゃ地方のチームは辛い。
ユースは吉田高校の中間テストも重なってるだろうし、どうなることやら。
しかし、クラセンでの悔しさを存分にぶつけ、今年も「ゴリさん胴上げ→落として足蹴」を見せてほしい。

今年はこっちのほうではやらないのか。
ユース→愛媛FCという観戦コンボをやりたかったが・・・

7月:

31日 日本クラブユースサッカー選手権U−18・グループリーグ第ニ日、
サンフレッチェ広島F.Cユースは愛媛FCユースと対戦し0−2で敗れる。

 前半にPKを与えてしまいこれを決められて先制を許すと、
前半終了間際にはハーフウェイライン付近からのロングループシュートをものの見事に決められてしまい0−2。
後半から中野を投入して点を取りに出るも、どうしても得点を奪えず、そのまま敗れてしまった。

 連敗で、グループリーグ敗退決定。三連覇がかかっていたが、
わずか2試合、1点も取れずにその夢は潰えた。
しかし、負けるにしても2試合で1点も取れないとは、いったい何が。
 同グループのもう一試合は、浦和ユースが千葉ユースを4−0で撃破しグループ突破に大きく前進。
サンフの次の対戦相手は、浦和。
最後の意地を見せて広島に帰り、高円宮杯で屈辱を晴らすべくよりいっそう頑張ってほしい。
愛媛FCに移籍した田中俊也が、JFL初ゴールを挙げた。
 JFL後期第5節、2位につけていた愛媛はアウェイでFCホリコシ(元群馬FCホリコシ)と対戦。
後半10分に片桐(名古屋からレンタル移籍中)のゴールで先制されるも、
同27分に永富のゴールで追いつき、さらに後半38分、俊也が逆転ゴールゲット!
ロスタイムには永富がとどめのゴールを挙げて勝利、
前日にHonda FCが敗れていたため、愛媛FCがHondaを抜き首位に躍り出た。

 先週、チーム合流して間もないながらいきなりリーグ戦出場していた俊也、
二試合目にして早くもゴール。しかもチームを勝利&首位に導く逆転ゴールだ。
JFLはこれから9月24日まで長期の中断に入るが、
それだけ時間があれば俊也はチームに完全にフィットできるだろう。
残り10節、俊也が鬼のようにゴールを奪いまくってJ2昇格を決めてほしい。

 応援メッセージはこちらからだ。
愛媛のラウール・・・本家ラウールは師匠化が進行しているが、こちらはそうはならないぞ。
練習試合で広島に顔を見せにくることもあるか?
◇東アジア選手権、日本代表と北朝鮮代表が戦い1−0で北朝鮮代表が勝利。
リ・ハンジェは先発途中交代、駒野友一は出場機会なし。

 ハンジェは先発、中盤でパスをさばいていたが、22分で交代。
自陣PA付近で2度ファウルを犯してFKを与えていたが、
あれはほっといたら確実に決定的シュートに持ち込まれていたし、仕方ないファウルだったと思う。
ただ、その交代後に日本の凡ミス二発で北朝鮮がごっつぁん先制、そのまま逃げ切って勝利。
結果的にはオーライか。
 それにしても日本はひどかった。コンフェデでいい試合して天狗になってたのか?
両サイドはほとんど何もできず。それでも加地さんはそれなりにできていたが、
左の奴は、やる気がないんなら浦和へ帰れ、というくらいの出来。
海外ビッグクラブのドサ回りにいちいち付き合った面々はコンディション悪めだった。
30日 ◇ACFフィオレンティーナと親善試合を行い、0−1で敗れる。
 前日に広島入りして平和記念公園で献花し、
この日の午前中には練習の予定のところ、原爆資料館を見学してからビッグアーチ入りしたフィオレンティーナは、
セレッソ戦に出場した選手たちは休ませ、フレッシュな面々で試合に臨んだ。
 前半から互角の攻防。サンフは大木や寿人が前線からいいプレスを見せ、
カズやベットがボールを奪って攻撃を仕掛ける。最終ラインも高い集中で決定的なシュートをほとんど許さない。
急に日本代表に呼ばれてしまった駒野の代わりに右サイドバックに入った吉弘は、
左サイドに張るヨルゲンセンを意識しすぎたかほとんど上がることができず、茂原が孤立気味。
茂原も駒野がいないので攻撃時には見た目にもあたふた。
小野監督はすぐに動いて吉弘を西河に交代。西河はヨルゲンセン相手によく守り、攻撃参加もしてクロスも上げていた。
 後半、サンフは茂原に代え洋次郎イン。
洋次郎は右サイドをさかんに上下動し攻撃に絡む。コンディションはかなりいい。
フィオも中田、ヴリーザスに代えファンティーニ、パッツィーニを投入。
さらにサンフは纉c、茂木を投入、フィオはバチス、ボジノフ投入。互いに得点を取りに出る。
洋次郎のフィードを茂木がダイレクトシュート、はバーの上を叩いて外れ、
攻め上がった洋次郎がラインの裏に飛び出してシュート、はGKセーハスが叩き落とし、
ベットのFKをゴール前寿人がヘッドで軌道を変えるも、これもGKセーハスがパンチで逃れる。
フィオもヨルゲンセンとファンティーニの突破からチャンスを作り、
ついに85分、ファンティーニが右サイドからのドリブル、二人の間を突破してPA侵入し、
チェックに来た西河相手にゴールライン際まで持ち込むと、
キックフェイントで西河にスライディングさせてタテにかわし、ゴールライン際ギリギリでもうひとつキープ。
中を見てふわりと上げたボールを左から走り込んできたヨルゲンセンがヘッドで合わせ、決勝点を挙げた。
 サンフは纉cに代えて盛田投入、勝負にこだわるがフィオはうまくボールキープして逃げ切り、
1−0でフィオレンティーナが勝利した。

 2点くらい取ってトニやフィオーレを引っ張り出してほしかったが、イタリアのDFは強かった。
そこらへんはこれからの練習で攻撃力を上げていってほしいところ。
狭いところをパスで抜けようとしたり、パスコースを探して時間を使ったりで攻撃が遅くなることがあったので、
ここぞという時はもう少し一対一で勝負できれば。
でもガウボンや寿人、ベットはそういう意識をしっかり持てていた。ここに少しの連携が加われば。
 西河はもうリーグ戦に本格投入してもいい。最後はファンティーニのフェイントにやられてしまったが、
デンマーク代表・ヨルゲンセン相手に一歩も引かぬプレイを見せた。
 洋次郎も攻撃面では素晴らしいフィードやクロスを供給。夏場に来ていよいよ調子を上げてきたようだ。
茂原は駒野がいないとキョドりまくりなので、彼の起用もあるかもしれない。
 纉cも中盤守備やボールのさばき、前線への飛び出しなどいいところを見せていた。
もう少し周囲と連携が合えば。
 茂木は、相変わらず前を向いてボールを持ったときの迫力が凄い。
洋次郎のフィードがバウンドしたところへ走り込みダイレクトボレー、
鋭くドライブしたボールがバーを叩いたシーンは圧巻だった。これで周りと連携が取れれば・・・
もっとも、終盤はちょっと中盤でボールが運べなくなっていたけど。

 負けはしたが、プレシーズンマッチでこれだけのパフォーマンスを発揮した試合は最近なかった。
02年は福山で神戸相手にJ2陥落を予感させるグダグダの試合をして負け、
04年は尾道で大分相手に先制するも試合終了間際に追いつかれてドロー、
今年のシーズン前にはキャンプ疲れのところを桜にボコボコにされるなど、
観に行った人間を脱力させるような試合ばっかりやっていた。
確かに相手は主力を休ませてちょうどいいレベルの相手になっていたとはいえ、
福山と桃太郎の試合を観に行き、尾道のはFOMAのTV電話で見ていた自分としては、
後半戦にちょっと期待がもてる試合だと思った。
もっとも、攻撃面ではもっともっとレベルアップが必要。
鹿島、ガンバや浦和なら、今日のフィオからは勝敗はともかくとしてゴールを奪っていただろう。
北海道でしっかり鍛えてきてほしい。今日の試合で満足していては、鹿島には決して勝てない。
日本クラブユースサッカー選手権U−18・グループリーグ第一日、
サンフレッチェ広島F.Cユースはジェフユナイテッド市原・千葉ユースと対戦し0−1で敗れる。

 前半はほぼ一方的に押しまくりながら得点を奪えず、
後半も押し気味だったが千葉・小井土に決められて失点、そのまま逃げ切られた。
 同組のもう一試合は、浦和ユースが愛媛FCユースに4−1で勝利。得失点差でとりあえずの首位に立った。

 グループ1位と、各グループ2位の成績上位2チームしか勝ち抜けできないこのグループリーグでは、
負けるということはかなり不利になる。
昨年は決勝トーナメント出場チームのグループリーグ勝点がすべて7という事態になったが、
2位突破を狙うにもグループ2勝1分けの勝点7ゲットでないとほとんど安心できない。
よって、サンフは1敗した以上、残る2試合を連勝してグループ1位を狙う、
あるいは、運を天任せの勝点6での2位突破をはかるしかない。
そのためには、まず明日の愛媛FC戦に大差で勝利すること。浦和以上の得失点差をつけたい。
今年のチームは逆境に強そうなので、ここで目を覚ますことができれば、いけるはず。
28日 DF駒野友一が、日本代表に追加招集された。
 三浦淳宏が左ふくらはぎ肉離れのため代表合宿を離脱、
その代わりに駒野が初の日本代表に選出された。29日に合流する。
彼はサンフレッチェ広島ユース出身者初の代表選手となる。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

タイトルマッチゆえ、守備的ポジションの初顔がホイホイ使われることはまずないと思うが、
代表勢と一緒に練習する中で評価を上げ、次につなげてほしいと思う。
ドイツで開眼し、「いいサイドバック」に成り下がってしまった加地さんをとっとと超えるのだ。

 で、フィオ戦の右サイドはどうなるんだ。
27日 小野監督の前半戦総括記者会見概要。
 やはり2列目がもっと得点を取れるようにチームを高めていってほしいところ。
つまり茂原のシュート精度を(ry
豊田国際ユース(8/9〜14)、北海道国際ユース(8/17〜22)それぞれに向けたU−16日本代表が発表され、
広島ユースからFW中野裕太、FW横竹翔が選出された。

 中野くんが豊田国際ユース、横竹くんが北海道国際ユースに向けたメンバーに入った。
また、皆実からはDF高橋くんとMF加藤くんの二人が豊田国際ユースメンバーに入っている。
25日 フィオレンティーナの来日メンバー載せとこう。
GK: クリスティアン・セーハス
セバスティアン・フレイ
ニコロ・マンフレディーニ
DF: ミケーレ・バチス
ダリオ・ダイネッリ
アレッサンドロ・ガンベリーニ
ジュゼッペ・パンカーロ
マヌエル・パスクァル
ミルコ・サヴィーニ
トマス・ウイファルシ
ウィリアム・ヴィアリ
MF: クリスティアン・ブロッキ
マルコ・ドナデル
ステファノ・フィオーレ
ジャンニ・ギグー
ルイス・エルゲラ
マルティン・ヨルゲンセン
中田英寿
FW: ヴァレリー・ボジノフ
エンリコ・ファンティーニ
ジャンパオロ・パッツィーニ
クリスティアン・リガノ
ルカ・トニ
ジシス・ヴリーザス
 ミッコリに代わるFWの柱としてパレルモからルカ・トニを獲得、
GKにはパルマからフレイを、そしてミランからパンカーロ、ブロッキ、ドナデルを、
でもってバレンシアで無聊をかこっていたフィオーレも獲得。
ミッコリ、マレスカ、キエッリーニらがいなくなったのは残念だけど(あとディ・リーヴィオの去就は?)、
新戦力にウイファルシ、ヨルゲンセン、中田、ボジノフらが絡んでいけば結構面白いサッカーをするかも。
現在のところはチーム作りの真っ盛りというところらしいが。
 フィオレンティーナは28日にセレッソ大阪と試合を行った後、29日に広島へ移動。
平和記念公園などを見学した後、18時からビッグアーチにて練習。
そして30日10時より練習を行い、18時よりビッグアーチでサンフとの試合となるようだ。
24日 MFリ・ハンジェが、朝鮮民主主義人民共和国代表に選出された。
 東アジア選手権に向けての代表。
北朝鮮代表も素では単なるイケイケ・サッカーなので、アクセントをつけられる日本勢は貴重な戦力だろう。
ハンジェもあのチームではちょっと風格漂わせてる気もする。激昂するキム・ヨンスを止めた場面とか。
緑戦では体のキレがかなりいい感じだったので、ようやくベストの状態で代表戦に臨めるか。
ここで一発、韓国や中国に一泡吹かせてほしい。
もちろん日本代表は北朝鮮代表を粉砕するがね。FIFAランク13位の名にかけて。
しかし13位ってのもよくよくタチの悪い冗談だと思う。

日本VS北朝鮮は7月31日。ヴィオラ・ダービーの次の日だ。
北海道キャンプの概要発表。
 8月6日から12日まで。去年と同じところでやるようだ。
ハンジェはちょっと合流が遅れそうだが、全員でしっかり鍛えてきてほしい。鍛える夏。
23日 ◇J1第18節、広島ビッグアーチにて東京ヴェルディ1969と対戦し、3−0で勝利
得点者は、オウンゴール、佐藤寿(−)、佐藤寿(駒野)。
7勝7分け4敗の勝点28で、順位は4位に浮上。

 守備大崩壊でオジーが退き、サンフ戦無敗を誇るノブリンを監督代行とした緑。
しかし、このキツい六連戦のラスト一週間でとても立て直せるものではなかった。
 立ち上がりから両者ノーガード風に攻め合う中、サンフは左サイドに飛び出すハンジェがチャンスを作る。
そして8分、再びハンジェが左サイドへフリーで飛び出しゴール前へクロス、
ニアに走り込んだ寿人がヒールで中央に送り、ガウボンが詰めるところを緑が何とかクリア、
ニアへ戻ってきたボールはイ・ガンジンの前へ、そこへ寿人がプレスをかけたのでイはゴールラインへ逃げようとクリア、
Butそれはゴールへの絶妙バックパス。緑の守備のテンパリぶりが如実に現れたオウンゴールで幸先よく先制。
 それからも攻め合いが続き、緑も好機をつかむがシュートはことごとく枠を外す。
その中の22分、右CKを得たサンフはハンジェのキックからベットがヘッド、
GK高木がはじいたこぼれをファーのガウボンが角度のないところから押し込もうとするがポスト、
しかしはね返った所に詰めていた寿人が確実に押し込んで2−0。
 さらに30分、右サイドでボールをつなぐ中、駒野がいきなり速いクロスをゴール前へ。
寿人がトラップ、緑守備陣が急に反応しきれないところを突破してさらにGKをかわしゲット、
前半のうちに3−0としてほぼ試合を決めた。
 後半は、今年のサンフならば安全圏の3点リードでちょっと安心したのか決定機を決められず、
また、攻め急いでボールを奪われ反撃される悪い癖が出てやや精彩を欠いた。
しかし緑のシュートは相変わらず枠を捉えず、ゴールの気配ほとんどなし。
でもシュート総数26本はちょっと撃たせすぎ。他のチームなら2点は持っていかれたかも。
それでも最後は今季初出場の西河を投入する余裕も見せ、3−0の勝利。
後半戦の初戦を白星で飾った。

 今日は4-4-2、中盤ダイヤモンド形で右に茂原、左にハンジェ。
これが攻守においてかなりしっくりきていた。前半のハンジェは2点に絡み、守備でも大奮闘。
後半、一発で決めようと難しいパスを出しまくって不必要にボールを奪われていたので、
そういうところで冷静になれれば。
 双方とも体力的に厳しい中でのゲーム、守備力という基本がしっかりしていたサンフがきっちりとものにした。
そして寿人が2ゴール、さらにオウンの場面でも日本VSバーレーンの中澤ばりの寄せで相手のミスを誘発、
3ゴール全てにからんだ。これで通算6ゴール、FW稼ぎ頭に。これからも頼む!
 西河も今季初出場。今年の今までは主に笑顔で売っていたが、ピッチ上でも活躍せねば。
スリーバック時、あるいはジニorオムさん出場停止の場合には彼の力が必要になるので、
ここで出場機会を与えたのはよかったと思う。

 でももう1点取っていれば暫定4位だったのだが・・・こういうとこで取れないのがサンフらしいが、
疲労はピークだっただろうし、しょうがないか。気分よく中断に入れたし。
 激夏期間中の成績は2勝2分け2敗の勝点8。勝点10以上はほしかったが、ギリギリ最低限の成績は残した。
それでもHOT6中の成績は、24日の2試合を残した状態で18チーム中暫定9位
(新潟と名古屋の成績次第では11位になる)。満足はできない。
これから一ヶ月、巻き返しのために全力を注いでほしい。
そして、再開後の最初の相手は、首位鹿島。
アウェイのカシマスタジアムでの試合だが、優勝争いを口にする以上は勝たなければならない。
ボーズ本山を封じろ。

 それでもとりあえずは、選手とスタッフの皆さんにお疲れさま、といいたい。
しっかりリフレッシュして、それから次のステップに進んでいってほしいと思う。
22日 ◇サテライトが東城陽にて京都と練習試合を行い、2−0。
得点者は纉c、池田。
 サテライトも中断前に練習試合。
前半に纉cがボールカットから突進しゴールゲット、
後半には洋次郎のFKがポストに当たったはね返りを池田が押し込み追加点、
そのまま逃げ切ったとのこと。
 サテライトとはいえかなり選手たちには疲れがあったようで(しかもバス移動)、
動き自体はあまりよくなかったようだが、それでもしっかり結果を出した。
 また、急性肝炎で一ヶ月離脱していた一誠が残り約10分で交代出場、実戦復帰を果たした。
退院時は6kg体重が落ちていたそうだが、どこまで戻っているのか。
21日 日本クラブユースサッカー選手権U−15の大会要項発表。
 サンフレッチェ広島はグループG。鹿島アントラーズ、大分トリニータ、山形FCと同組。
サンフレッチェびんごはグループB。三菱養和、大阪セントラル、ヘミニス金沢と同組。
 
 上位2チームが決勝トーナメント進出。
全国大会ともなればどこも激戦区。相手がどこかに関わらず全力でプレイしてきてほしい。

 しかしC組、清水浦和福岡ガンバ・・・ごっついな。
19日 FW田中俊也(20)のJFL・愛媛FCへの期限付き移籍が発表された。
 期限は2005年7月18日〜2006年1月31日。
今の状況ではリーグ戦への出番はほとんどなさそうだし、この移籍は彼にとってプラスだろう。
ズーパー友近とともに点を取りまくり、愛媛をJ2へと押し上げるべし。
以前から大木・友近の南宇和ツートップ再現を虎視眈々と(ていうか公然と)狙っている愛媛だが、
俊也も得点感覚に優れた点取り屋なので、ご愛顧のほどよろしくお願いしたい。
 俊也はこれまで公式戦7試合1得点。
しかしその1得点は、「スポーツうるぐす」で武田修宏に「SJ(すごい Jリーガー)」認定を受けた技ありシュート
(しかも記念すべき100人目)。
小野監督からも「シュート技術においてはチーム一」と評価されており、
機会を与えて使い続ければ必ず結果を残すプレイヤーだと思う。

 愛媛FCは現在、首位Honda FCと勝点1差の3位。
同勝点に栃木SC、ソニー仙台がおり、
すぐ後ろにもYKK APと北陸アローズの富山勢がぴったりとつける大混戦状態。
愛媛は最近ひとつの引き分けを挟んで6連勝中と波に乗っているが、夏場を迎えて予断を許さない状況。
俊也がさらなる追い風となってほしい。
18日 ◇J1第17節、埼玉スタジアムにて浦和レッドダイヤモンズと対戦し、0−2で敗れる。
6勝7分け4敗の勝点25で、順位は6位に後退。

 ジニーニョ、茂原が出場停止ということでそのかわりには吉田、ハンジェが入り、
システムは3-4-2-1。ガウボン、ベット、ジョルジーニョの三人はベンチスタート。
立ち上がりから浦和が攻める展開だが、サンフもしっかり対処していた。
しかしアレックスのCK、これに池田を振り切って中央からニアに走り込んできた闘莉王が宙を舞いヘッド!
これを決められ先制を許す。サンフはこれが今季前半に喫した初の失点。
これで勢いに乗った浦和がパスを回して攻め立て、サンフはさらに守勢に。
時々ダイレクトパスからいい形を作るが、決定的な場面にまでなかなか持ち込めず、前半終了。
 後半、サンフはベットとガウボンを用意するが、その矢先に中盤で池田が酒井に競り負け、
キープした酒井が小村と吉田の裏へフィード。田中達也がその間を抜け出しすかさずシュート、0−2となる。
サンフはガウボン、ベットを投入し攻撃に出るが、安易なパスをことごとくカットされ、
ガウボンの個人技からゴールに迫るも闘莉王が気迫のストップ。
終盤にジョルジーニョを投入、彼の飛び出しでチャンスを作るが浦和守備陣ががっちり守り、
最後のチャンス、ジョルジーニョの直接FKも都築がファインセーブで防いで万事休す。
これ以上負けられない、という浦和の気迫に圧倒されたサンフの完敗だった。

 サンフの数少ない見どころは・・・下田のセーブの数々。
山田のドフリー超決定的シュートを右手一本で止めたシーンは圧巻だった。ほかにはあんまりない。
 ブラジル勢全員ベンチのメンバー見て「あからさまに後半勝負だなあ」と思わないこともなかったが、
骨折明けのガウボン、前節負傷交代したベット、久しぶり出場のジョルジということで仕方ないか。
それよりも、運動量が全体的に浦和より劣っていた。出足で負けているのでパスはカットされる、
フィードも通らない、ボールもどんどん回される。先制点を取られるまでは問題なかったが、
あれからおかしくなってしまった。
しかし、この六連戦、サンフのほうが移動距離が圧倒的に長いので
(こちらは柏→広島→大分→広島→埼玉と東へ西へ大移動しているのに、
浦和は何と国立と埼スタの往復しかしていない。何て楽ちんなスケジュールなんだ!)、
体力勝負ではどうしても分が悪いのだが・・・
それでも、ミスや安易なプレイが目立った。もっと何とかならなかったか。
単純な戦力では充分互角に戦えるだけに、悔しい敗戦。

 17節を終了し、折り返し点へ。首位とは勝点差11の6位。
昨年までならここで第1ステージ終了、「いつもよりちょっといいくらいだねえ」と言うところだが、
今年からはそうはいかない。
ここからもう一度上を目指すのか、それとも沈んで中位でうろうろするのか、
激夏ラスト、後半戦スタートの東京V戦で見せてほしい。
オジーや上村に遠慮することはない。引導を渡せ。
新潟国際ユース第四日、U−18日本代表はU−18韓国代表と対戦し1−0で勝利、優勝した。
得点者はハーフナー。
 前半、山本真希(清水ユース)のFKをハーフナー(横浜F・マリノスユース)が合わせて先制、
後半は運動量が落ちたこともあり守勢に回ったが、選手交代しつつ逃げ切った。

 柏木くん・槙野くんとも先発フル出場。
我慢の展開だったようだが、よく踏ん張った。
17日 ◇新潟国際ユース第三日、U−18日本代表はU−18オマーン代表と対戦し、8−0で勝利。
得点者は河原、柏木、槙野2、ハーフナー2、伊藤、堤。

 二人の退場者を出し、プレイが雑になったオマーンから8点奪取。
柏木のゴールは直接FK。
槙野1点目はクロスの対応をGKが誤りゴール前にこぼしたところを思い切り蹴り込み、
2点目はカウンターからオーバーラップして裏に飛び出しフリーで決めたもの。
これでグループ1位となり、決勝ではU−18韓国代表と対戦する。

 槙野くん2ゴール。センターバックながら「どんな試合でもゴールを狙ってます」と言うだけのことはある。
柏木くん、サンフでも直接FK決めてくれ。
オマーンのレッド一発目は柏木くんへの足裏タックルで、
うまくかわさなければ大変なことになっていたかもしれなかったかもしれないとのこと。
よくよけた!
16日 JFAプリンスリーグU-18中国2005第10節、
サンフレッチェ広島F.Cユースは広島皆実高と対戦し2−1で勝利。
得点者は横竹(−)、藤澤(−)。
サンフレッチェ広島F.Cユースは三年連続の優勝を飾った。
MVPは柏木陽介、得点王は横竹翔が受賞。フェアプレイ賞は西京高が受賞した。

 主将の槙野、副主将の柏木がU−18日本代表で不在、遊佐が累積警告で出場停止。
さらに福本が発熱でベンチスタートと、中盤が非常事態の中試合開始。
皆実の素早いプレッシャーに中盤で全くボールがつなげず、
センターバックの田中尚と佐藤拓がフル回転で皆実の攻撃を防ぎまくる展開に。
 後半、福本を投入して中盤を落ち着かせるが、皆実は62分、一瞬の隙を突いて左から細田がクロス、
これをゴール前待ち構えていた森重がヘッドで叩き込んで皆実が先制する。
これで皆実が勢いづき、さらに追加点を取りそうな流れになるが、
サンフは73分左FKを得ると福本がキック、中野がゴール前競り落としたところ混戦となり、
最後は横竹が押し込んで同点に追いつく。
そして85分、左スローインを受けた途中出場の藤澤が一人かわし、ドリブル突進からミドルシュート一閃!
GKに反応するいとまを与えず、鮮やかにゴール右スミに突き刺し逆転した。
あとはボールをきっちりつなぎ、最後まで攻めきって試合終了。
苦しいゲームを逆転で飾り3年連続優勝、高円宮杯出場を決定した。

 続くゲームでは観音が多々良を終始圧倒。ダン、石田の強力ツートップも完璧に封じて4−0の圧勝
(得点者は古川、鍋原2、小熊)、サンフレッチェに続く2位の成績で高円宮杯出場を決めた。
 3位は皆実。サンフレッチェがクラブユース選手権で優勝もしくは準優勝の成績をおさめた場合、
サンフレッチェがそちらの枠での高円宮杯出場となるため、皆実が繰り上がりで出場権を得る。

 MVPは、表彰式の場に不在ながらも出場した試合では中盤で絶大な存在感を発揮した柏木くん。
そして最終節で1ゴールを加えた横竹くんが通算9ゴールで得点王に輝いた。
二人ともさすがの働きだったが、しかし今年はチーム全体での頑張り、踏ん張りが印象強かった。
上位リーグは苦しい試合ばかりで、作陽・多々良・皆実には先制されてからの逆転勝利、
観音にも先制され試合終了間際のセットプレイでドローに持ち込むなど、実に5試合中4試合で先制されている。
そこから逆境をはねのけ勝点をもぎ取っていったわけで、この粘り腰は素晴らしい。
この精神力をクラブユース選手権でも発揮してほしいと思う。
15日 ◇新潟国際ユース第一日、U−18日本代表はアルビレックス新潟ユースと対戦し、4−0で勝利。
得点者はハーフナー3、内田。

 柏木は先発フル出場、槙野は先発、途中交代。
4-4-2で、三原(ヴェルディユース)の負傷離脱により柳澤(柏ユース)が左サイドバックに入る変則な布陣だったようだが、
地力の差を見せつけて勝利したようだ。
ただ、全体としては守りを固める新潟ユースを攻めあぐねた、という感じらしい。

 というわけで槙野くんと柏木くんは16日のプリンスリーグ最終節には不在。
二人抜きでも勝て!来てたらすごいけど。
13日 ◇J1第16節、広島ビッグアーチにてジュビロ磐田と対戦し、0−0のドロー。
6勝7分け3敗の勝点25で、順位は4位に後退。
 霧立ち籠めるビッグアーチ、先週に続きピッチの悪さと湿気に苦しめられる試合。
双方とも3-5-2、しっかり自陣を固めてからのサイドからの速攻を見せる。
サンフは両サイドの崩しから、磐田はセットプレイやミドルシュートからゴールを狙うが、
枠内に飛ぶシュートはことごとくお互いの守護神、下田・川口がストップ。
サンフの素早い展開から駒野のダイレクトクロス、ニア寿人が完璧に合わせるも川口スーパーセーブ!
のシーンは、この試合のハイライトと言っていいだろう。
 後半立ち上がりからサンフが圧倒的攻勢、スリーバックの裏へのフィードやスルーパスでチャンスを量産。
しかし川口のセーブやDFの頑張りでゴールを奪えず。
途中からは磐田もチェ・ヨンス、川口信男の投入で攻撃にかかるが、サンフ守備陣もがっちり守ってゴールを許さず。
後半の磐田唯一の決定機、カレンのシュートも下田が鮮やかにセーブ。
そして双方90分を戦いきり優劣つかず、ドローとなった。

 日曜日の大分戦から中二日、というキツ過ぎる日程ながら、最後まで走りきって勝点1ゲット。
双方とも勝つチャンスのあったゲーム、なんとか取りたかったが、どちらも守備陣の集中力がすごかった。
下田崇と川口能活、同期の二人のセーブ合戦は見応えありすぎ。
磐田DF(だいたい5番の日本代表ぽい人)が時々滑ったり転んだりしてたので、そこを突ければよかったんだけど。
サンフとしてはホームで勝てなかったのは悔しいが、試合としては互いに力を出し切ったいいゲームだった。

 この日鹿島が敗れたため、首位との勝点差は1縮まった。
しかし鞠がロスタイムの坂田のゴールで劇的勝利、勝点を26として3位浮上。じわじわ来た!
ガンバはまた勝ってついに鹿島を射程に捉えたが、このチームはここ一番で負けることが多いので、
しばらくは走らせといてもいいだろう。鹿島への牽制にもなるし。
後ろは相変わらずの混戦状態。
 この日ジニーニョと茂原が警告を受け、揃って累積4枚となり次節18日の埼スタ・浦和戦は出場停止。
だが、センターバックならオムさんを中心に今日フル出場した昇平にベンチ入りしたメグさん、
それに西河や吉弘がいるし、ボランチならばハンジェがいる。問題はない。
そして、今日は休養して元気回復の俊介も万全の状態で出撃できるだろう。
昨年の高円宮杯決勝では股抜き決勝ゴール、J1・浦和戦では五人抜きを見せた埼スタで、
今年もデカい仕事をしてきてほしい。

勝ってこーい!
12日 トレーニングキャンプを行うU−15日本代表候補が発表され、
広島ユースからGK兼田亜季重、サンフレッチェびんごジュニアユースからMF岡本知剛が選出された。
 兼田くん、岡本くんの二人が引き続き選出。
また皆実から、ジュニアユース出身の加藤昂くんが選出された。
加藤くんは先日のプリンスリーグ・観音戦では森重くんの累積警告出場停止を受けて先発出場。
1年から主力級の活躍を見せている(さらに同期の林くんはレギュラー)。
正直、昇格するものとばかり思っていたので皆実に行ったと聞いた時は唖然としたが、
吉弘や森重くんの例もあるし、林くんや矢野くん、そしてくにびき出身の岩井くんともども頑張ってほしい。
10日 ◇J1第15節、大分ビッグアイにて大分トリニータと対戦し、1−0で勝利。
得点者はガウボン(森崎浩)。
6勝6分け3敗の勝点24で、順位は3位に浮上。

 双方決定機をつかみながらもなかなかゴールが生まれない、じりじりした試合。
終盤に浩司を投入し流れを引き寄せたサンフが優位に試合を進めるも、シュートが正面を突くなど運もない。
このままスコアレスドローかと思われたロスタイム、右サイド駒野が中央寿人へ折り返し、寿人がダイレクトでスルーパス。
これがPA内走り込んだ浩司へと渡り、浩司は大分GK西川と交錯しながらも左にいたガウボンへラストパス、
ガウボンはこれを冷静にワントラップで受け取ってからゴール右スミに鋭く蹴り込んだ。
かくて試合終了間際の劇的ゴールで勝点3をもぎ取り、ガンバに続く3位に浮上。

 前節は試合終了直前に勝点1を失ったが、今節は試合終了直前に勝点3を得た。
そろそろ体力的にきつくなってくるころなので、どんな形であれ勝点3を得られたことは精神的にも大きな支えとなる。
この勝点3を次の磐田戦へとつなげ、さらに上積みしていきたい。

 ガウボンはガンバ戦で負傷交代したものの、途中出場で殊勲の活躍。
今週の木曜日が誕生日で、金曜にはブラジル流誕生祝い(小麦粉と卵)を受け、
「昨日やってほしかったよ」と苦笑いしていたが、自らも誕生日を祝う祝砲を上げた。
磐田戦の出場はどうだろう。またゴールを決めてほしい。
それにしても、本来ならまだ骨折から復帰したばかり、というタイミングなのに、
リーグ再開から連続出場し結果を出すとは、この23歳の若者には本当に恐れ入る。
9日 JFAプリンスリーグU-18中国2005第9節、
サンフレッチェ広島F.Cユースは広島国泰寺高と対戦し5−0で勝利。
得点者は木原(横竹)、横竹(平繁)、柏木(木原)、平繁(佐藤)、田中(野田CK)。

 国泰寺の積極的なプレスの合間をかいくぐって攻撃するサンフは、
11分に横竹のドリブルからのパスを木原がダイレクトで叩き込んで先制、勢いづくと、
続いて平繁ドリブルからのスルーパスを横竹がGKをかわしゲット、
さらに右サイド木原のクロスを柏木ヘッドで突き放す。
そしてこの日先発の1年・佐藤拓のインターセプトからのスルーパスに平繁抜け出し、
GKをかわして流し込み4−0で折り返す。
 後半も攻めるがあと一歩の精度が足りず、
また運動量の落ちない国泰寺の粘りと気迫の前になかなか得点が奪えなかったが、
ロスタイム野田のCK、これを途中出場の田中がヘッドできれいに合わせて5−0、最後を締めた。

 続く試合、皆実VS観音の広島ダービーは、
前半に皆実が2点を先取したが後半に観音盛り返して2点を取り返し、
このままドローか、と思われたロスタイムに皆実・請川がFKから頭で劇的決勝ゴール。
皆実3−2観音となり、高円宮杯出場チーム決定は最終節に持ち越された。

現在の順位(4位まで):
勝点 得失点 得失点差
広島ユース 10 3 1 0 10-3 +7
広島観音 7 2 1 1 7-4 +3
広島皆実 7 2 1 1 6-5 +1
多々良学園 6 2 0 2 7-6 +1
 最終節の組み合わせは、

広島ユースVS広島皆実(16日11:00、広域第一)
広島観音VS多々良学園(16日13:30、広域第一)

高円宮杯出場圏内4チームの直接対決。
サンフは勝点で一歩リードしているが、皆実に大敗すれば観音−多々良の結果次第で3位転落、
高円宮杯出場を逃す可能性がある。
皆実の高円宮杯出場には勝利が絶対条件のため、彼らのモチベーションは最強に強まっているだろう。
槙野くん・柏木くんがU−18日本代表に選出されているが、呼び戻すのか、それとも二人抜きで戦うか。
次節、遊佐くんは累積警告で出場停止、そして保手濱くんは現在負傷中。結構苦しいが・・・
7日 日本クラブユースサッカー選手権U−18の概要発表。
 サンフレッチェ広島はB組。浦和レッズ、愛媛FC、ジェフユナイテッド千葉がいる。
グループ最大の強敵は浦和。
昨年末のJユースカップでベスト4に入ったメンバーが、ほぼそのまま今年の主力となっている。
セルヒオ・エスクデロはもうトップ帯同でこちらには出てこないようだが、彼抜きでも充分強いチーム。
サンフとは一昨年には決勝で、昨年は準決勝で当たっており、三年連続の対戦となる。
浦和も「今度こそ勝つ」との気合いをこめてかかってくるだろうから、激しいゲームになりそうだ。

7/29(金) 代表者会議
7/30(土) 10:30 VS千葉(P1)
7/31(日) 15:00 VS愛媛(P3)

8/2(火) 13:00 VS浦和(P1)
8/3(水) 準々決勝

8/5(金) 準決勝
8/6(土) 決勝  

浦和とはグループ最終戦で当たる。それまで、できれば連勝しておきたい。

 昨年のチームもこの大会で大きく成長して勢いをつけ、それを高円宮杯優勝へとつなげた。
今年もそうできれば。

 中国地区第二代表の安芸FCは、F組。
横浜F・マリノス、名古屋グランパスエイト、三菱養和SCと同組。
よりにもよってとんでもないところに入ってしまったが、全力を尽くしてひと波乱起こしてほしい。
6日 ◇J1第14節、広島ビッグアーチにてガンバ大阪と対戦し、1−2で敗れる。
得点者は森崎浩(PK)。
5勝6分け3敗の勝点21で、順位は5位に後退。

 ビッグアーチのピッチは三分の一以上が剥げ上がり、砂地には苔が生えているという、
最低にもほどがある状況。どういう管理をしてるんだ。
広島市は最近金をケチってばかりだが、使うべきところにはちゃんと使いなさいよ。広島の恥になる。
 試合も無茶苦茶なピッチのためにひどいものだったが、
攻撃陣のパワーに物を言わせるガンバが後半開始直後にカウンターからアラウージョのゴールで先制。
対するサンフも後半から登場の浩司がPKをゲット、自ら決めて同点に追いつく。
そして切り札の俊介を投入したが、それからの時間帯はガンバの一方的な攻勢。
ポストや下田のスーパーセーブで何とかしのいでいたが、
ロスタイム3分経過の試合終了直前にアラウージョがついに下田の牙城を崩し、ゴールとともに試合終了。

 危険な時間帯に失点を食らって敗戦。
こればっかりは集中力の問題だが・・・今年は治らないのか?
ガウボンが後半開始間もなく負傷交代。
このピッチコンディションの悪さでサンフのパスサッカーが封じられた以上(ホームなのに)、
彼の高さが頼りだったのだが。運も悪い。
このままでは「激夏」どころではないので、何とか立て直さないと。
連戦でなかなか難しいとは思うが、サッカーのベースはしっかりしているハズなので、
それを信じてとにかく前を向いて闘うべし。グダグダ言ってる暇はない。

 とりあえず来週の試合会場は広スタに変更しろ。自ら不利な戦いを選ぶことはない。
4日 第9回国際ユースサッカーIN新潟に出場するU−18日本代表が発表され、
広島ユースからDF槙野智章、MF柏木陽介が選出された。
 昨年は各地の国体選抜などの関係で広島&磐田連合軍みたいな感じで臨み見事に優勝を飾ったU−18日本代表だが、
今年はアジアユース予選もあるし、現時点でのベストメンバーを発表したか。

 サンフからは槙野くんと柏木くんが引き続き選出。
13日から練習試合、15〜18日に新潟国際ユースという予定だが、
しかし16日にはユースのほうでプリンスリーグ最終節・皆実戦が控えている。
9日に2位以上が決まればいいが、たとえばサンフが国泰寺に勝って勝点10としても、
皆実が観音に勝った場合、観音と皆実が勝点7で並び最終節勝負となる。
そこでもし、二人がいなかったことが響きサンフが皆実に敗れ(皆実には今回選ばれてない森重くんいるし)、
観音が多々良に勝ったとなると、サンフ・観音・皆実の3チームが勝点10で並び得失点差勝負に。コワー!
この招集受けるのか、9日の結果次第?
2日 ◇J1第13節、日立台にて柏レイソルと対戦し、1−1のドロー。
得点者は佐藤寿(−)。
5勝6分け2敗の勝点21で、順位は3位に後退。

 久しぶりの再開となったJ1、7月六連戦の初戦はアウェイ・日立台にて。
立ち上がりから柏にボールキープはされるものの好機はサンフが多く作り、
42分に右から持ち込んだ寿人がミドルレンジから左足一閃、ゴールに突き刺し先制する。
後半、ホームでなんとしても勝利を、との気迫から前に出てきた柏に押し返されるもしのいでいたが、
後半32分、CKのクリアが真ん中にいってしまったところを玉田に蹴り込まれ追いつかれてしまう。
少し前にガウボンを投入していたサンフはさらに俊介と浩司を投入し柏を攻め立てたが、
攻め上がった小村のヘッドがバーを叩くなどもうひとつツキがない。
守備ではロスタイム、玉田に突破されてGKと一対一の状況を作られるが、
ここは守護神・下田がスーパーセーブで守りきる。そのまま試合終了、再開初戦は1−1ドローとなった。

 17位のチームにアウェイとはいえ先制したのだから、勝ちきってほしかった。
しかし怪我から復帰のハンジェがフル出場、スピード回復したガウボンが途中出場と、収穫もあった。
これを水曜日、2位の座をかけたガンバとの戦いに活かせ。

 この試合で服部公太が200試合出場達成。これからも試合に出続けていいクロスを上げてほしい。
◇全広島サッカー選手権決勝大会一回戦が行われ、
サンフレッチェ広島F.Cユースは福山大学と対戦し2−2のドロー、
PK戦3−4で二回戦進出ならず。
得点者は中野、柏木。

 雨の中の一戦。
開始早々にCKから先制されるも、こちらもセットプレイから中野が押し込んで追いつく。
再びCKから勝ち越されてしまうが、柏木のゴールで再び同点に。
後半は優勢に試合を進めるも、90分で決着をつけることができずにドロー、PK戦へ。
鬼門のPK戦ではまたも敗れ、今年は初戦敗退となった。

 今年は一回戦で福山大学、二回戦でおそらく広島修道大学、と、
昨年末のインカレに出場した中国地方の二強大学と連戦ということできついかな、と思っていたが、
大雨という悪コンディションも手伝ったか残念な結果となった。
メンバーとしては、槙野くん・柏木くんも出場して細かいところを変えた、ほぼ主力だったようだ。

 昨年からの天皇杯スケジュール変更により、天皇杯1〜2回戦は高円宮杯真っ只中。
ユース年代のチームとしては高円宮杯のほうがより重要、ていうか最重要なため、
全広島に優勝し本大会に出場してもユースは天皇杯を主力で戦うことはできない。
実際、昨年のユースはほとんどBチームで全広島を戦っていた(それでも決勝までいったのだからたいしたものだけど)。
そんな感じなので、ユースも全広島に対するモチベーションには微妙なものがあるだろう。
JFAももうちょっと考えてもらいたい。

 でも、この時点ではまだ高円宮杯進出が決まっていないので、
せめてそれが決まるまでは勝っとくべきだー、と思った。無念なり。
◇日本クラブユースサッカー選手権U−15・中国地区予選決勝トーナメントが行われ、
サンフレッチェ広島F.CジュニアユースとサンフレッチェびんごジュニアユースFCが全国大会進出決定。

 雨の中行われた決勝トーナメント、
準決勝でサンフレッチェ広島はサンフレッチェみろくの里と対戦し4−1、
サンフレッチェびんごはハジャスと対戦し4−2で勝利。
中国地区枠は2クラブのため、この2チームの全国大会進出が決定した。
決勝戦は0−0のスコアレスドローでPK戦となり、これは4−3で広島が制した。
これにより広島が第一代表、びんごが第二代表となった。
全国大会は8月12日〜21日にJ ヴィレッジで行われる。

おめでとう!中国地区の代表として恥ずかしくない戦いをしてきてほしい。

6月:

30日 FWガウボンが29日の紅白戦に出場。
 こいつらマジはんぱねぇ〜!(声:山寺宏一)
29日 ◇激夏企画一覧。
その1:リンクバナーをHPに貼ろう
その2:七夕短冊に応援メッセージを! デオデオ本店でも受付中。
その3:30日、アストラムライン本通駅で告知活動。 西河、洋次郎、森脇が行ったらしい。
その4:選手似顔絵も大募集する!
その5:「よこがわ七夕まつり」に参加。
28日 MF青山敏弘が左膝前十字靱帯の再腱手術を行った。全治は八ヶ月。
 5月22日のサテライトリーグ・神戸戦で負傷しリハビリにつとめていたが、
思い切って手術することにした模様。しかし八ヶ月・・・復帰は来年か。
でも思いっきり早期復帰した駒野やチアゴの例もある。
吉崎トレーナー、一刻も早く復帰できるようお願いします。青山も焦らずしっかりと治せ。
27日 出雲キャンプ・韓国遠征第五日。
 出雲組はミニゲームでキャンプ中に取り組んだことの確認をし、韓国組は練習後帰国。
29日より柏戦に向けた練習が始まる。
◇急性肝炎で入院中だった高柳一誠が25日、退院した。
 急性肝炎でワールドユースをキャンセル、病院で安静状態が続いていた一誠だが、
早期退院でひと安心。
これからコンディションを整えていって、フィオレンティーナ戦には出られるか?
26日 出雲キャンプ・韓国遠征第四日。
 出雲では大社高校との20分×4本の練習試合。3000人の観客の中おこなわれた。
下田は脚の筋肉に張りがあるということで大事をとって出場せず。
1本目は3-0。茂原のクロスに寿人のヘッド、ベットのクロスにハンジェ、寿人からベット。
2本目は2-0。大木のクロスに寿人ダイレクト、CKこぼれを大木。
3本目は2-0。吉田のクロスから俊介、二人抜き角度のないところから。そして浩司のスルーパスから俊介。
4本目は0-0。
ハンジェの動きが良く、コンスタントに力を発揮していたとのこと。
代表で成長した「ザ・ニューハンジェ!」が見られるのか。

 韓国組はKリーグの水原三星と練習試合を行い、3−3。
ジョルジーニョ、茂木、俊也がゴールを挙げている。
出雲キャンプ・韓国遠征三日目。

JFAプリンスリーグU-18中国2005第8節終了時の順位確定。
 この日の上位リーグ試合結果は、

広島観音3−0作陽
広島国泰寺1−0広島皆実

皆実、不覚。
これにより、観音とサンフが勝点7で1位2位、
それを皆実が勝点4で追うことになった。

次節7月9日の組み合わせは、

*吉田サッカー公園
11:00サンフレッチェ広島(7)VS広島国泰寺(3)
13:30広島観音(7)VS広島皆実(4)

*びんご運動公園陸上競技場
13:30多々良学園(3)VS作陽(1)

サンフが国泰寺に勝利し、観音・皆実戦が観音のドロー以上ならば、
サンフの2位以内が確定し、高円宮杯への出場が決定する。
もちろん、優勝を狙うならば国泰寺戦でなるべく得失点を稼いでの勝利が望まれるところだ。
しかし、国泰寺(多々良もだが)にも数字上はまだ可能性があるだけに、彼らは本気で来るだろう。
なにしろ皆実を破っているのだから、油断はしないように。
25日 JFAプリンスリーグU-18中国2005第8節、
サンフレッチェ広島F.Cユースは多々良学園高と対戦し2−1で勝利。
得点者は平繁(PK)、柏木(中野)。

 立ち上がりからパワーに勝る多々良が押し込む展開。
石田・小畠のツートップに二列目のハウバート・ダン、楢崎がからんでスピーディーな攻撃を展開、
そして中央左で得たFK、これを平間が鮮やかにゴール左スミに決めて先制する。
多々良のタイトな守備の前になかなかチャンスがつかめないサンフ、
しかし前半終わり近くになると押し込む場面も見られるようになり、
前半終了間際の左FK、ファーで競り合ったこぼれを捕りに行こうとした多々良GKがサンフの選手を倒してしまいPK、
これを平繁が確実に決めて同点に追いつく。
 後半、サンフは前線での基点を作るべく1年の中野を投入。
すると彼のポストから平繁・木原が飛び出す鋭い攻撃が増え、
後半4分、右スローインからのボールをつなぎ、
クサビのボールを中野が落としたところへ柏木が走り込んで一気に中へ持ち込みシュート、
右スミに決めて逆転する。
 その後、槙野が相手との接触で負傷、佐藤拓と交代するアクシデントもあったが、
DF陣は必死の踏ん張りを見せ、攻撃陣も木原をはじめとしてとにかく走り回り、
決定機を次々と作った。どれか決めていればもっと楽になったんだけど・・・
最後のほうは多々良もパワープレイ、しかしサンフも引きこもることなく、
ボランチの柏木・福本までが相手ゴール前に迫ってシュートを窺う攻撃的姿勢を最後まで貫き通す。
かくてサンフが執念の逆転勝利、一次ラウンドの借りを返した。

 真夏日の酷暑も加わり、今年一番のハードなゲーム。
後半途中で槙野くんが負傷交代という非常事態となったが(大したことはなかったようだが)、
中野くんと同じく1年の佐藤くんが見事にその穴を埋めた。いい勝利だった。
これで2勝1分けの勝点7で暫定首位に。
26日にみよし運動公園で国泰寺VS皆実、観音VS作陽の二試合が行われ、8節終了時の順位が確定する。
 サンフの次節の相手は国泰寺。7月9日11:00より吉田サッカー公園にて。
来週7月2日は、全広島サッカー選手権決勝大会1回戦、福山大学戦。
勝利した場合、3日に広島修道大と広島教員の勝者と対戦。
◇日本クラブユースサッカー選手権U−15・中国地区予選、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースはピジョンと対戦し3−0で勝利、
サンフレッチェみろくの里ジュニアユースFCは因島と対戦し0−0のドロー、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCとサンフレッチェくにびきジュニアユースFCの試合は、
0−0のドロー。

 この結果により、広島、みろくの里、びんごがグループ1位で決勝トーナメント進出。
くにびきはびんごと同勝点ながら得失点差で1及ばず、惜しくも2位となった。

7月2日に行われる決勝トーナメント、
準決勝の組み合わせは、

サンフレッチェ広島VSサンフレッチェみろくの里
ハジャスVSサンフレッチェびんご

になるとのこと。どちらがホーム側かとか、試合の順番はわからない。
準決勝に勝利すれば、Jヴィレッジ進出が決まる。
24日 出雲キャンプ・韓国遠征二日目。
 出雲にはオランダ帰りの吉弘・俊介が合流。
攻撃・守備における戦術について重点的に行っているようだ。

 韓国遠征、23日に着いたばかりでいきなり湖南大学と練習試合、これは0−3で敗れたが、
この日の壇国大学との練習試合はジョルジーニョのハット+茂木で4−3勝利。
殺人的な日程だが、守備ももっと頑張れ。
23日 ◇出雲キャンプ・韓国遠征スタート。
 出雲組は戦術の熟成、
韓国組は練習試合を重ねて個人能力を鍛えることが主目的。
今年の韓国遠征は飛行機移動。

 激夏キャンペーンの一環として、スタッフや選手たちが七夕の短冊に願いを書いた。
出雲キャンプ中は浜山公園陸上競技場ゲート前に飾り、
その後7月6日のガンバ戦にはビッグアーチに飾るとのこと。
話によれば、浩司がよくばりにも何個も願いを書き、
茂原は茂原でお笑いなこと書き込んだらしいぞ。
22日 出雲キャンプ・韓国遠征の概要発表。
 出雲キャンプは23〜27日の期間、浜山公園陸上競技場にて行われる。
参加メンバーは、

下田、小村、ジニーニョ、駒野、ベット、浩司、カズ、ガウボン、寿人、ハンジェ、服部、盛田、大木、
上野、青山、吉田、マナ、茂原の18名。

26日に大社高校と練習試合を行う。

 今年も船で往復今年は奮発して空路による韓国遠征、昨年は大分・福岡と共同で蔚山や大邱へ行ったが、
今年は水原へ。水原三星などと練習試合を行う。
 上記以外のメンバーと、ユースより野田(2年)、江本(2年)、篠原(1年)が参加する。
ユースの主力メンバーは、25日にプリンスリーグ・多々良戦があるため参加しない。

 メンバー分けは、戦術を詰めたほうがいい選手は出雲、
個の力を伸ばしたい選手は韓国へ、と振り分けたとのこと。
ガウボン、青山、マナという負傷組は出雲で調整・リハビリか。
7月、ガウボン抜きでも戦えるようにしっかり鍛えてきてくれ。
目指せ Jリーグ制覇 2005 頂上作戦【夏の陣】キャンペーン発表。
激夏!!!
7月と書いて夏と読む。

激夏企画その1
激夏企画その2

参加せよ!
◇ワールドユース選手権オランダ2005・決勝トーナメント1回戦、
U−20日本代表はU−20モロッコ代表と対戦し0−1で敗れる。
前田俊介は後半途中出場、吉弘充志は出場機会なし。

 日本は好調の水野が先発し、今大会ベストともいえるパフォーマンスを披露した。
しかし、後半、攻撃をリードしてきた家長、そして水野を下げると全く攻撃の形を作れなくなり、
ロスタイムに一瞬の隙を突かれ失点、敗れた。
采配で負けた典型のような試合。

 俊介は後半、家長に代わって出場。最初はFWの位置で、その後は右MFに回った。
右サイドで切り返して勝負し折り返したり、ベルカンプ風トラップ(いつかのニューカッスル戦でのクルリと回ったやつ)もどきから
一人かわして突破し倒されてFKもらったり、
また惜しいFKを放ったりしたものの、ゴールを挙げることはできず。
本人としては自らのゴールでもっと上の舞台でやりたかっただろう。監督がマシだったら・・・残念だった。
出場機会のなかった吉弘とともに、お疲れさま。

 さて、二人とも急いで日本に帰って来い。出雲キャンプ&韓国遠征だ。
どっちに振り分けられるかはわからんが、大熊サカーよりは面白いサッカーができるぞ。
そして、リーグ再開からみんなの前に元気な姿を見せてほしい。
とりあえず俊介は、7月2日の柏戦で、関東サポーターたちと柏の皆さんに凱旋のご挨拶をしなければ。
骨折明けの吉弘も、これから夏場に向けてコンディションを上げていってくれ。
19日 ◇日本クラブユースサッカー選手権U−15・中国地区予選、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースはカミノと対戦し8−0で勝利、
サンフレッチェみろくの里ジュニアユースFCはヒーロ備前と対戦し5−0で勝利、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCは安芸FCと対戦し3−0で勝利、
サンフレッチェくにびきジュニアユースFCはアミザージと対戦し2−0で勝利。

 サンフ勢は揃って連勝。
25日のグループリーグ最終戦に決勝トーナメント進出をかける。
ただし、同組のびんごとくにびきはどちらか片方しか上がれない。真剣勝負!
18日 ◇日本クラブユースサッカー選手権U−15・中国地区予選、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースはクレフィオと対戦し3−1で勝利、
サンフレッチェみろくの里ジュニアユースFCはACミレニオと対戦し3−1で勝利、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCはアミザージと対戦し1−0で勝利、
サンフレッチェくにびきジュニアユースFCは安芸FCと対戦し1−0で勝利。

 Jヴィレッジへの二つの座を16チームで争う中国地区予選スタート。
初日、サンフ勢4チームは揃って白星発進。
びんごとくにびきは同組なので、直接対決がある最終節までは負けたくないところ。
◇ワールドユース選手権オランダ2005・グループリーグ、
U−20日本代表はU−20オーストラリア代表と対戦し1−1のドロー。
得点者は前田(梶山)。
前田俊介は後半途中出場、同点ゴールを決めた。
吉弘充志は出場機会なし。

俊介、

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

見たか大熊、俊介の力を。
これからは何事も俊介に伺いを立てて物事を決めるようにな。
逆らうことは許されんよ。命の恩人に逆らうことは不仁不義、人として許されぬことであるからな。
これまでは、
「前半45分は捨ててダラダラと時間を浪費し、後半勝負。ドローでもいいよ」
というサッカーをナメているような愚挙を繰り返して勝点2で決勝トーナメント進出を決めた、
ユース年代の監督としてはこっぱずかしいことこの上ない大熊氏も、
今日の俊介の発したカタルシスウェーブを浴びて真人間になることを祈る。

西川も、ジュース一本俊介におごっとくように。
でも、今のところ西川がチームのMVPだろう。次点小林、その次に水野・家長・俊介。
決勝トーナメント1回戦の相手はモロッコ。その次はUSAとイタリアの勝者と。

 しかし、今日の試合、なんか俊介より平山のほうがおいしいところ持っていったような気がする。
なので、ちと今日の俊介の目立ったプレイを列記しとく。
*左の攻撃的MFで投入。
*素早いリスタートから左のスペースに飛び出しマーカーを切り返しでかわす、
  しかしボールが左足に引っかかってシュートを撃てず。
*左サイドで仕掛けてタテに抜け、センタリング。中に誰も走り込んでなかった。
*中盤左サイドでチェックに行き、勢い余ってイエロー。
*左サイドでディフェンス、連携してボールカット。
  そのまま上がっていき、中央からのボールを受けてキープ、DFと対峙すると、
  両手ダラリのノーガード戦法で相手の虚を突き、左を駆け上がったカレンへパス。
  カレンがクロスを上げ、ボールがファーに流れた隙にゴール正面へと密かに移動し、
  梶山の浮き球に反応してトラップ、右足シュート。
  で、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!。
*個人的には、シュートよりもその前の「ノーガード戦法」がポイント高い。
17日 J1・J2の後半戦日程発表。
 リンク先の通り。
明日のV−POINT小野監督一日店長のイベント詳細。
 小野監督一日店長には意表を突かれたが、そこでのイベント内容が発表。
監督と話をしたい人はVポへGo。そしてグッズを買うべし。
15日 ヴィオラ・ダービー実施要項発表。
ここまできてよもやキャンセルはなかろうな。
リスボン国際トーナメントに出場しているU−18日本代表は、
14日にU−18アメリカ代表と対戦し1−2で敗れた。
得点者は梅崎。

 最終戦でステイツ代表と対戦した日本は前半に2点を奪われ、
後半に梅崎(大分)のゴールで1点を返したものの及ばず、敗れてしまった。
ステイツはポーランド、ポルトガル相手にともに3失点で連敗しており、勝てると思ったんだけど・・・

 もう一試合の結果は、ポーランド1−0ポルトガル。
この結果、

勝敗 勝点 得失点
ポーランド 2勝1敗 5−2 +3
ポルトガル 2勝1敗 4−2 +2
アメリカ 1勝2敗 3−7 −4
日本 1勝2敗 2−3 −1

となった。(ポーランドサッカー協会より
日本はステイツとは同勝点、得失点差で上回っているが、
どうやら当該チーム同士の対戦成績が優先されるようで、最下位に。
それでも、日本は1位となったポーランドに土をつけているし、失点もまあまあ少ない。
これから攻撃力をつけていけば充分戦えるだろう。点の取れる男、出てこいや!
木原くんとか平繁くんとか。
とりあえず、槙野くんと柏木くん、お疲れさま。新潟国際でも頑張れ。
◇ワールドユース選手権オランダ2005・グループリーグ、
U−20日本代表はU−20ベナン代表と対戦し1−1のドロー。
得点者は水野(FK)。
吉弘充志、前田俊介は出場機会なし。

 国際大会への出場は全カテゴリーでこれが初、というベナンとの対戦。
日本はベナンをうまく大熊サッカー空間(あくびが出るほどの膠着空間)へと引きずり込んだが、
中盤でボールを奪われてのカウンターから失点。それでも退屈な展開のまま後半へと勝負を持ち越す。
そしてハーフタイムで選手交代、水野が出てくると早速オシムイズムが発揮され、日本の攻撃が円滑に。
彼のパスワークや飛び出しからチャンスが次々に生まれる。
家長も官能的ドリブルを次々に披露、そして彼が倒されて得たFKを水野が直接決めて同点に追いつく。
さらに家長のドリブルは相手を一人退場に追い込み、押せ押せ状態。
ここで日本は森本投入、しかし点は取れない、ならば、今、必殺の、

苔口?

家長が引っ込んで苔口イン。で、日本の攻撃は尻つぼみでそのままドロー。

試合終了の瞬間、大熊監督満足そうに頷いていた。なるほど、次勝って2位通過って腹積もりか。
ていうかあんさん、コケコケ言いたいだけちゃうんかと。
10人の相手に勝つ気はねェのか!
相変わらず得点もセットプレイからしか取れないし。

そういやゴリさんオランダに視察に行ってるんだった。
ポイチさんもリスボン終わったらオランダに行くらしいし。
ちょっくら大熊監督をシメてくれ。
12日 ◇日本クラブユースサッカー選手権U−15・島根県予選にて、
サンフレッチェくにびきFCが優勝。

 決勝戦、玉湯SCを4−0で破り優勝、島根県第1代表に。
これにより、くにびきはびんごと同じD組に入った。
決勝トーナメント進出はグループ1位のみなので、熾烈な同門対決が見られそう。
中国地域予選は今週末からスタート。広島県内での開催で、
全16チームが4組に別れて18・19・25日にグループリーグを行い、
各グループ1位の4チームが7月2日に決勝トーナメントを行って全国大会出場チームを決める。
今年の中国地域枠は昨年と同じ2チーム。昨年の出場チームは、サンフレッチェ広島と廿日市FC。
その廿日市FCは、広島県大会で敗退。それを破って上がってきた因島が台風の目になるか。
そういえば因島高校もインターハイ県大会準々決勝まで上がってきていた。最近因島が凄いみたい。

グループA:サンフレッチェ広島、ピジョン、カミノ(鳥取)、クレフィオ(山口)
グループB:サンフレッチェみろくの里、因島、ACミレニオ(山口)、ヒーロ備前(岡山)
グループC:福山FC、MUNE、ハジャス(岡山)、玉湯SC(島根)
グループD:サンフレッチェびんご、安芸FC、サンフレッチェくにびき、アミザージ(山口)

会場別日程はこんな感じ。
リスボン国際トーナメントに出場しているU−18日本代表は、
11日にU−18ポーランド代表と対戦し2−1で勝利、
12日にU−18ポルトガル代表と対戦し0−1で敗れる。

 森保監督(代行)が率いるU−18日本代表は、
初戦でポーランドと対戦、先制してすぐに追いつかれるもロスタイムにゴールを決め勝利。
2戦目は地元ポルトガルに前半先制を許し、そのまま逃げ切られて敗戦。
1勝1敗、なかなかいい戦いぶりなのでは。
今後、14日にアメリカと対戦し全日程終了、なのか。
 槙野くんと柏木くんはちゃんとやっとるかのう。

現在の成績:
日本2−1ポーランド
ポルトガル3−1アメリカ
ポルトガル1−0日本
ポーランド3−0アメリカ

勝敗 勝点 得失点
ポルトガル 2勝 4−1 +3
ポーランド 1勝1敗 4−2 +2
日本 1勝1敗 2−2
アメリカ 2敗 1−6 −5


JFA、日本の得点者を載せて下さいませ。
ポーランドサッカー協会は自チームの出場者まで載せておるぞ。
11日 ◇ヤマザキナビスコカップ第6節、
等々力競技場にて川崎フロンターレと対戦し、1−3で敗れる。
得点者は佐藤寿(ベット)。

 ガウボン骨折&靱帯損傷で6週間の離脱のため、今日はベットをFWで起用する試験的布陣。
しかし前半から川崎に押しまくられる展開で、PKからジュニーニョに先制される。
サンフもベットのクロスから寿人がボレーで叩き込んで追いつくが、ペースは変わらず。
後半も川崎が攻め続け、黒津とアウグストが決めて1−3。完敗だったようだ。
これが今季関東初黒星。

 島根キャンプでは、ガウボン不在でもしっかりリーグ戦を戦えるように鍛えてほしい。
◇日本クラブユースサッカー選手権U−18・中国地域予選、
サンフレッチェ広島F.Cユースは安芸FC・U−18と対戦し8−1で勝利。
得点者は木原(中山)、横竹(平繁)、平繁(−)、横竹(平繁)、木原(−)、平繁(保手濱)、
古本(保手濱)、植野(江本CK)。
これにより、中国地域第一代表として全国大会へ進出。

 今年のクラセン中国地域代表は2チームのため、ユースも安芸FCもすでに全国行きを決定済み。
この試合は「第一代表がどっちになるか?」という順位づけのためのもの、という感じ。
主将・槙野と副主将・柏木をU−18日本代表ポルトガル遠征で欠くユースだったが、
立ち上がりからペースをつかむ。
まず左サイドバック中山のクロスに右からうまく飛び出した木原がGKの頭を越す技ありヘッドで先制すると、
次いで平繁が右サイドで相手に囲まれつつも強引に前を向いて突破、
ドリブルでPA侵入するとGKを引きつけ折り返し、走り込んできた横竹が合わせて2点目。
それからも平繁・木原・中野の3トップ、そしてトップ下横竹が縦横無尽に動き回って相手守備陣を蹂躙、
クリアこぼれを拾った平繁、平繁スルーパスから横竹、木原のミドル、保手濱フィードから平繁、と
4ゴールを加えて6−0で折り返し。
 しかし、ハーフタイムで主力を下げいっぺんに5人交代して臨んだ後半ではなかなかボールがつながらず、
逆に安芸FCがFKこぼれを蹴り込んで1点を返す。
ユースはシュートすら撃てない時間帯が続き、ようやくシュートが撃てるようになっても決定機を決められず。
ようやく後半40分(40分ハーフ)、右サイドに飛び出した保手濱のセンタリングを古本がダイビングヘッドで決め、
ロスタイムに江本の左CKをニア植野が頭で合わせて後半2−1としたものの、
主力不在時のチームパフォーマンスはまだまだ。もっと鍛えなければいけないようだ。
◇日本クラブユースサッカー選手権U−15・島根県予選にて、
サンフレッチェくにびきFCが中国地域予選進出を決定。

 今年の島根県出場枠は2チームのため、
この日の準決勝で勝利(レスポールに6-0)して決勝進出を決めめたくにびきの中国地域予選進出が決定した。
12日、玉湯SCと決勝戦を行い、第一代表になるか、第二代表になるかを決める。
優勝して第一代表になった場合は、
サンフレッチェびんご、安芸FC、アミザージのいる激戦区のD組に入ることになる。
準優勝で第二代表になった場合は、
福山FC、ハジャス、MUNEのいるC組へ。これも激戦区。
もっとも、中国大会ともなればどこも激戦区だけど。
とにかく全力でがんばれ!
◇ワールドユース選手権オランダ2005・グループリーグ、
U−20日本代表はU−20オランダ代表と対戦し1−2で敗れる。
得点者は平山(水野FK)。
吉弘充志、前田俊介は出場機会なし。
 立ち上がりからオランダがフィジカル・テクニック・組織力その他あらゆる面で日本を圧倒。
オランダ左サイドの7番クインシー・オウス・アベイエ(アーセナル)などはフィジカルで四人をぶっこ抜くなど、
笑っちゃうくらいのモノの違いを見せつけた。DNAが根本的に違う、あれには勝てん。
同じアフリカの血を引くマナみたいなのでないと、あれを止めるのは無理だろう。
オランダは、まず彼のドリブル突破からのクサビをバベル(アヤックス、オランダ代表)がヒールで落とし、
アフェライ(PSV)が蹴り込み先制。
さらに先ほど言ったクインシーの四人ぶっこ抜きからの折り返しをバベルが押し込んで2点目。
クインシー、まず日本の中盤の三人がわっと群がって包囲し完全に動きを封じた、と思った瞬間、
「ふん!」
とばかりに三人を吹っ飛ばしてドリブル再開、自陣からみるみるスピードに乗って日本PAに突入、
チェックに来た柳楽も簡単に吹っ飛ばして折り返した。拳王様かおまえは。
 後半、日本をナメきってプレイが雑になり、さらに疲れてきて運動量が落ちてきたオランダに乗じ、
日本は途中出場の水野のFKを平山が頭で合わせて1点を返し、
さらに終了間際には立て続けに決定機を迎えるが、決めることができずに敗れた。

 吉弘、俊介とも出番はなし。終盤の決定機連発時には、俊介がいればなあ・・・と思ったが、
まあしょうがない。先発のチョイスミス、ってことで。苔口FW先発って、最近やってもいないことを。
普通にカレンでよかったのに。
次は出してくださいよ。
10日 ユース所属DF槙野智章(18)、同じくFW平繁龍一(17)がJリーグ出場登録された。
 これで彼らも柏木くんと同じようにJリーグ主催の公式戦に出場できる。
柏木くんは登録された翌日のナビスコ・ガンバ戦でいきなり出場したが、
センターバックとFWは頭数が揃っているポジション。出番はあるか?
槙野くんはサイドバックとして起用されるかもしれない。

 梅田、今度は湘南へ。湘南の暴れん坊となれ。
5日 Jサテライトリーグ、吉田にて大分トリニータと対戦し0−0のドロー。
 激しく動き回る大分の前になかなかペースをつかめなかったが、
洋次郎を中心に立て直して終盤は攻勢に立つも得点を挙げることができず、ドローに終わったとのこと。
 ユースより槙野くんが右サイドバック、柏木くんが左の攻撃的MFで出場。
ツーロン国際大会・グループリーグ
U−21日本代表はU−21南アフリカ代表と対戦し0−1で敗れる。
グループ4位で決勝トーナメント進出ならず。

 グループリーグ最終戦は同ブロックのもう一試合と同時刻開催。
その試合でフランスがメヒコに2−1で勝利したため、
日本が南アフリカに勝てば決勝トーナメント進出の可能性があったが、
得点を奪えず、敗れてしまった。
失点はロスタイム、試合終了直前、でもドローでも決勝トーナメント進出は無理だったので特に関係はない。
遮二無二点取りに行ってやられたんだろうから、仕方ないだろう。
失点時間に徳重にイエローが出ているが、ベンチから何か言ったのか?
それとも木村の誤記か。

  この試合はメヒコ戦と同じく4-4-2だったが、4バックは酒本・青木・千葉・倉本、
藤本の代わりに高木、ツートップが矢野と北野と、また少しメンバーを変えてきていた。
茂木はベンチスタート、後半9分より北野と交代で出場。

 今回のU−21代表は、ここ最近ツーロンに参加したチームのように継続して強化されてきたものではないので、
「勝つ」という試合をやるには最初から不利だった。
いきなり集められた面子で凄い以心伝心の連携して勝てるんなら、そいつらが代表になってアジア最終予選に出れば、
今の代表とは比較にならない楽勝さであっさり突破するだろう。
(もっとも、急造にしてはけっこう連携取れていたらしいけど)
個々が今大会での経験を今後に活かし、世界レベルで戦えるようになってほしいところ。
 茂木は川崎戦に向けコンディションをしっかり調整しておくこと。
ガウボンが怪我してるんだから、7月は汝がその分ゲットしまくらなければならぬ。
4日 ◇ヤマザキナビスコカップ第5節、
広島スタジアムにてガンバ大阪と対戦し、2−1で勝利。
得点者は纉c(服部)、佐藤寿(−)。

 立ち上がり早々、セットプレイ崩れからのクロスをフリーの渡辺光輝に合わせられ先制されてしまうが、
サンフもすぐに反撃。左サイドからのクサビを受けたルーキー・纉c慎一朗が振り向きざまミドルシュート!
鋭い一撃がゴール右ポストにはね返ってゴールネットを揺らし、同点に追いつく。
その後は互角の展開に持ち込み、迎えた後半10分。
ガンバが攻め込み、サンフが自陣PA付近から大きくクリア。
ガンバDFラインの裏へ飛ぶボールをシジクレイと寿人が追い、
先にボールに追いついたシジクレイがダイレクトでGKへ返そうとした・・・が思い切りミスキック。
ころころとゴール方向へ転がるボールをすかさず寿人がかっさらい、ゴール目がけ突進。
シジクレイのカバーも追いつかず、寿人は冷静にゴール右スミに蹴り込みコーナーフラッグへ歓喜のラン。
抜け目なく逆転を飾ると、小野監督は思い切ってユースの柏木陽介を投入。
柏木は溌剌とした動きで右サイドを活性化、守備でも的確なプレスでチームを助ける。
それでも今週1000×8mというキツめのフィジカルトレをやったりしたためか、
最後のほうは全員(柏木以外)バテバテになって一方的に攻められたが、守備陣が最後の最後で踏ん張った。
そして2−1、逆転勝利でナビスコカップ初勝利。

 ルーキー・纉cが前節の東京V戦に続き先発、今日はフル出場。
同点ゴールという大仕事のほか、つなぎに守備に大奮闘した。
最後はバテていたが、本当によくやった。
 そして前日に2種出場登録されたユースの柏木も、1点リードの緊迫した状況の中、寿人に代わって出場。
右サイドを攻守にわたって走り回り、疲れの見えはじめていたチームを活性化させていた。
まずは上々のデビュー戦といえるだろう。
彼はこの後、U−18日本代表でポルトガル遠征。槙野とともに頑張ってこい。

 ガウボンが前半のクロスプレイで「右腓骨遠位端骨折・前距腓靱帯損傷」の怪我を負い、
全治6週間の診断。
リーグ再開に向け悪いニュースだが、こういう時こそジョルジーニョ、盛田、俊也といった
FW陣の奮起が望まれる。
この日の全試合の結果により、サンフはグループ2位での勝ち抜けが不可能になったため、
グループリーグ敗退が決定。しかし残るアウェイ川崎戦も、今日のような今後につながる試合をしてほしい。
ツーロン国際大会・グループリーグ、
3日、U−21日本代表はU−21フランス代表と対戦し1−2で敗れる。
得点者は藤本(PK)。

 グループ最強のフランスを相手に、日本はメヒコ戦とは大きくメンバーを入れ替えて戦った。
前半からゲームを支配される我慢の展開も、スリーバックとGK徳重(浦和)の踏ん張りでしのぎ、
逆にサイドアタックからの藤本(筑波大)のセンタリングをフランスDFがPA内でハンドし日本がPK獲得。
これを藤本が確実に決めて前半17分、なんと日本が先制する。
それからも日本がフランスの猛攻を耐えに耐え、
まさかの展開にフランスの観衆はかーっとなってブーイングの嵐、
フランスの監督さんも飛び出しっぱなしで熱くなりまくり。
このまま勝てるかも、と思われたが、後半19分にCKから押し込まれてついに追いつかれると、
終了間際の後半37分(40分ハーフ)、今度はFKから合わせられて逆転を許し、惜しくも敗れてしまった。
 日本は敗れはしたものの、フィジカルや連携で遥かに上回るフランス相手に堂々の戦いを演じた。
これを自信にして、グループリーグラスト一戦、南アフリカ戦の勝利に結び付けてほしい。
 現在、

フランス 2勝 勝点6 4-1 +3
メヒコ  1勝1分 勝点4 1-0 +1
日本 1分1敗 勝点1 1-2 -1
南ア 2敗 勝点0 0-3 -3

日本が南アフリカに勝利し、フランスがメヒコに勝利すれば、日本に決勝トーナメント進出の可能性がある。
とりあえず南アからは2点差の勝利を目標に。

 茂木は先発、後半35分に谷口と交代。
連携も難しいだろうしなかなか大変だろうが、次こそゴール頼むぞ。 
◇ワールドカップ・アジア地区最終予選が行われ、
北朝鮮代表リ・ハンジェがイラン戦に先発、フル出場。
 サンフでもまだ全体練習に復帰したばかりのハンジェだが、
これに負けるとあとのないアウェイ・イラン戦に先発フル出場。
見た感じ、まだ足が万全ではなく窮屈そうなプレイぶりで、
自分は「またケガすんなよー」とハラハラしていた。無事でよかった。
 北朝鮮代表はやはりアン・ヨンハッがいなければ攻撃の形ができない。
二人とも今度の日本戦には出場できるのだろうか?コンディションの万全でない選手は休ませてほしいと思う。
 その試合、日本は中田ヒデと茸、アレックスが出場停止になるが、むわーったく問題はない。
タイでちゃっちゃと勝点とってドイツ行き決めて、最終節イラン戦は左うちわで「功労者招集」やろかー?

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 小村!小村!
 ⊂彡
3日 広島ユースMF柏木陽介が、Jリーグ選手登録(2種)された。
 今季はまだいなかった2種出場登録選手が、このタイミングで登録された。
これにより、柏木くんはユースに籍を置いたままJリーグ主催の公式戦に出場できる。
ナビスコ出場あるのか?

 4日のナビスコメンバー入りしたかもしれない。
MF高柳一誠が急性肝炎のためU−20日本代表を辞退。
 追加招集は福岡の柳楽。
ていうか、ちょっと。急性肝炎て。
早期発見の場合でも、一ヶ月以上ベッドに横になってずーっと点滴を打ち続けたりしなければならないのに。
劇症肝炎ならば死に至る危険があるけど、さすがにそこまではいってない・・・だろう。ですよね?
慢性化せず、早く抗体ができて全快してくれることを祈る。とりあえず無理せず絶対安静で寝てろ一誠。
1日 ツーロン国際大会・グループリーグ、
U−21日本代表はU−21メキシコ代表と対戦し0−0のドロー。

 茂木は先発し、40分ハーフの後半18分に北野(横浜FM)と交代。
山形レンタル中の高木も後半26分より藤本(筑波大)に代わって出場した。
急造間に合わせに近いチームながら、メキシコ相手にそこそこ互角のゲームができたようだ。
次は3日に地元フランスと対戦。フランスは南アフリカを2−0で降している。
一人を除いて1985年生まれというほぼU−20な面々だが、どいつもこいつもフィジカル強くて速くて連携もよし。
日本、どう戦う?

 酒本が右サイドバック・・・どうだったのか。プレイスキックも蹴ったそうだが。
この大会、日本にとって「開けてビックリ玉手箱」になるかもしれない。 

5月:

31日 ポルトガル遠征(6/7〜16)を行うU−18日本代表が発表され、
広島ユースよりDF槙野智章、MF柏木陽介が選出された。

 サテライトリーグでの鎖骨骨折でしばらく代表から離れていた柏木くんがめでたく復帰。
10番をつけ、中盤の要としての活躍を期待される。
今回はグランパスの青山くんが選ばれてないので、ガンバの横谷くんとコンビを組むか。
 槙野くんは引き続き選出。チーム内でよく声も出すようになっているらしいし、
ムードメーカーとして、また身体能力の高さを活かして守備に、
そしてセットプレイからのゴールにとフル回転してほしい。
前回の代表候補合宿で千葉のトップチーム相手にゴールしたときは、
CKのボールを水本(U−20日本代表)に競り勝ってヘッドで叩き込んだらしいけど、本当すか。
 木原くんは前回の代表候補合宿に呼ばれていたが、今回は選ばれず。
それでもこれから呼ばれることもあるだろうし、そこでアピールして定着してほしい。

 そして、森保さんが今回のチームの監督を務める。
本来の監督である吉田さんがU−20日本代表に帯同のため、監督代行という感じ。
コーチには経験豊富なマリノスの安達さんがついているので、問題ないだろう。
さらにGKコーチには、おなじみの加藤寿一さん。
このU−18チームはやや小粒、という評価みたいなので、ここで一発いい成績を残してきてほしいもの。
29日 Jサテライトリーグ、大分スポーツ公園にて大分トリニータと対戦し0−0のドロー。
 と、いうことらしい。
右サイドバックでユースの遊佐くん(2年)が先発フル出場、
横竹くん(1年)が89分よりジョルジーニョに代わって出場している。
柏木くんや槙野くんが行くかと思っていたが、遊佐くんと横竹くんだったとは。
って1年生はU−16トレセンじゃなかったのか。
吉田のサテライト戦で横竹くんを見てみたい。どれだけやれるのか。
◇日本クラブユースサッカー選手権U−15・広島県予選、
サンフレッチェみろくの里ジュニアユースFCが中国大会進出決定。

 安芸FCを破り、グループ全勝で勝ち抜け。
サンフ勢3チームは中国大会への出場を決めた。次は島根のくにびきの番。

 広島県代表は、
サンフレッチェ広島、サンフレッチェびんご、福山FC、サンフレッチェみろくの里、
MUNE広島、因島、ピジョン、安芸FCの8チーム。
中国大会での健闘を期待したい。
28日 ◇ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第4節、
国立競技場にて東京ヴェルディ1969と対戦し2−2のドロー。
得点者はガウボン(駒野)、ガウボン(服部)。

 茂木がU−21、俊介がU−20日本代表で不在、
守備の大黒柱ジニーニョが累積警告で出場停止という状況の中、
サンフは池田・小村・吉田のスリーバック、3−5−2で試合に臨む。
浩司がボランチ、そして公式戦初出場となる纉cがトップ下。
捻挫から復帰の駒野、そしてベット・大木はベンチスタートとなった。
 前半、ワシントンと平山のコンビにより先制されるが、全体的には安定した試合運び。
そして後半、駒野を投入して4−4−2にシフトチェンジ、反撃に出る。
これが当たり、まず駒野のクロスからガウボンがヘッドで叩き込んで同点、
さらに服部の鋭いアーリークロスをガウボンがPA内でトラップ、
背後から倒されながらも執念のスライディングシュートで決めて逆転する。
このまま逃げ切りたいところだったが、ロスタイム4分も消費したまさに終了直前、
ヴェルディ右からのクロスをゴール正面ワシントンがトラップ、
小村にピッタリとつかれながらもそれをブロックしつつ反転右足ボレーシュート、
ゴール左スミに突き刺すという荒業スーパーシュートでこれも執念の同点ゴール。
そして試合終了、勝点1を分け合った。

 ロスタイムに寿人が足を攣らせて退場。
すでに交代枠3人を使い切っていたため、10人で守らざるを得なかったのが痛かった。
チーム全体としても前節の反省より立ち上がりから全開で飛ばしており、
そのつけが最後に回ってきてしまった、というところ。

 今季、関東では未だ負けなし(2勝2分)。凄い成長ぶりだ。
しかし、もっと、「いやらしく逃げ切る術」を身につけてくれれば・・・っ!
あのワシントンのシュートを止めるのは不可能。
ゆえにロスタイム、敵陣でとにかくキープキープ、いくらブーイングを受けようが野次られようが、
恥も外聞もなくコーナーでボール回し続けてスローインゲットorCKゲットから、
またボールを入れて延々と回し続けるという「憎らしさ」を身につけてほしい、なあ、と思う。
 それでも、3バックから実質2バックへのシフトチェンジにより一時は逆転にもっていけたし、
また纉cが無難にデビューを飾れたという収穫もあった。

 今日ガンバが勝ったため1位抜けは消滅、
2位抜けも、残り2勝しての勝点7での突破は限りなくありえない状況に。
よってあと2戦のモチベーションがかなり保ちにくい状況になったが、
サテライトで頑張っている若手をうまく起用して今後に活かしてほしい。
JFAプリンスリーグU-18中国2005第7節、
サンフレッチェ広島F.Cユースは広島観音高と対戦し1−1のドロー。
得点者は槙野(柏木CK)。

 先制されるも後半終了間際にセットプレイから追いつく。やるぜ、主将っ・・・!
今年左サイドバックのレギュラーだった松田が靱帯断裂の重傷を負って離脱中のため(今季のプレイは絶望的)、
今日の左サイドバックには中山が入り、野田が右を担当。

上位リーグのほかの試合は、

多々良2−0国泰寺
皆実1−1作陽

で、サンフ、皆実、観音の3チームが勝点4で並び、そのあとを多々良が勝点3で続く大混戦。
FIFAワールドユース選手権大会オランダ2005に出場するU−20日本代表が発表され、
広島よりDF吉弘充志、DF高柳一誠、FW前田俊介が選出された。

 吉弘が間に合った!
骨折・全治三ヶ月のニュースの時にはガーンとなったが、医者・トレーナー、そして本人の努力でスピード復活、
見事にオランダ行きを射止めた。
怪我上がりゆえとりあえずはCB・ボランチの控えとなるだろうが、大会中でもポジションを奪うことは可能。
話し方教室で豪語していた「4試合連続ハットトリック」できるように頑張れ。
 一誠はDFでの登録ということは、4バック時のサイドバックで起用されるということか。
チリ戦での4バックは北斗・増嶋・小林・水本だったので、これもとりあえずは控えだろうが、
彼もボランチもこなせるマルチな人間なので、充分出場機会はあるだろう。
 俊介は、今年に入っての活躍を鑑みれば当然の選出。
J1リーグ戦で2ゴール2アシスト、U−20でもブラジル遠征にてゴールを挙げ活躍。
チリ戦でも途中出場し決定機を演出、またFKで同点ゴールをアシストした。
戦局を変えるスーパーサブとして活躍することになるだろう。
 決まったからには、全力を出してチームの勝利に貢献すべし。元気で帰ってこいよ。

 背番号は、吉弘が3、一誠が16、俊介が19。
25日 MFリ・ハンジェ(22)が朝鮮民主主義人民共和国代表に選出された。
 代表合宿中に負傷し、その状態で日本戦に出場してさらに負傷が悪化、
広島では練習もできない状態でリハビリに励む中またも代表に選出され
(プレイどころか練習すらできないっつーのに)、
それからも我慢の日々が続いて最近ようやくサンフの練習に復帰したとたん再び代表選出。
何かと大変だが、くれぐれも無理せず頑張ってきてほしい。
 ヨンハッは今回は選出されず?彼もリーグ戦でのケガが長引いているようだし。
となるとハンジェ、今回は独りで代表合流となるが、大丈夫かな。
24日 ツーロン国際大会に出場するU−21日本代表が発表され、
広島よりFW茂木弘人が、また山形へ期限付き移籍中のMF高木和正が選出された。

 ダミーメンバー問題で何かと物議をかもしたツーロン出場のU−21メンバー、正式発表。
茂木は2003年のU−20日本代表での出場に続き二度目の出場。
(あと徳重、大井、矢野もそう)
その時はポルトガル戦のダイレクトボレー決勝ゴールで「ベストゴール賞」を受賞している。
このメンツでははっきりいってエースとして活躍しなければならない立場なので、
また豪快なゴール決めてきてほしい。

 あと、団長がGMの高田さん、コーチにはサンフのコーチやジュニアユース監督を歴任した上野さん。
上野さんは今年から京都の育成強化部担当。これも上野さんの発案ですか?
◇U−20日本代表候補がU−20チリ代表と練習試合を行い、1−1。
得点者は水野(前田FK)。

 俊介が途中出場、吉弘・一誠は出場機会なし。
俊介は1点ビハインドの後半30分から家長に代わって出場、4-4-2の左サイド攻撃的MFに入った。
投入早々スルーパスを放って森本のシュートを導くと、
それからほどなく得た左サイドFKをキック、GKと最終ラインの間へ飛んだ絶妙の弾道は走り込んできた水野の頭にピタリ。
同点ゴールを演出すると、それからもシュートやFKで直接ゴールを狙うなど見せ場を作った。
ドリブルのほうはいまいち不発、また守備ではまずいところがあって熊さんに怒られたようだが、
戦況を変えるスーパーサブとしての地位は確保したか?
 吉弘と一誠はどうなるべか。
22日 Jサテライトリーグ、吉田にてヴィッセル神戸と対戦し1−1のドロー。
得点者は高萩(ジョルジーニョCK)。
 80分に先制されるも、試合終了直前にCKを得るとジョルジーニョがキック、
これに洋次郎が競り、ボールは限りなくオウンゴールくさくゴールに突き刺さってドローに。

 前半早々に青山が負傷、ユース2年の遊佐が出場。
急遽の出場だったが、持ち前の運動量と粘りで無難にこなしていたようだ。
82分からは、ユース3年の福本も出場した。
ユースは昨日三次で作陽とプリンスリーグを戦っており、非常にお疲れさま。
青山は大丈夫だろうか。彼は負傷が多いので、心配。
◇日本クラブユースサッカー選手権U−15・広島県予選、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース、サンフレッチェびんごジュニアユースFCが中国大会進出決定。

 ともにグループリーグ全勝で中国大会進出を決めた。
Aブロックは広島ジュニアユース・MUNE、Bはびんご・因島が勝ち抜け、
C・Dは勝点を見るに福山FC・ピジョン、みろくの里・安芸で決まりか?(D組は来週に最終戦)
昨年は中国大会準優勝で全国大会にも出場した廿日市FCが県大会で敗退とは、驚き。
因島、あなどれない。
21日 ◇Jリーグナビスコカップ・グループリーグ第3節、
広島スタジアムにて川崎フロンターレと対戦し、1−4で敗れる。
得点者はガウボン(ベット)。

 連敗のサンフ、しかしここから全勝すれば決勝トーナメントの目は充分にあった。
リーグ戦の好調をそのまま持ち込みたいところだったが、サンフは立ち上がりから蝶テキトー。
パスは全くつながらない、セカンドボールは全部拾われる、プレスにも行かない、で、
川崎に一方的にボールを回され攻め立てられる。
14分、ジニーニョがPA少し外、中央左で相手の足を背後から払ってしまいイエロー、
そのFKを中村憲剛が壁の上からゴール左スミに曲げ落として川崎が先制。
サンフはそれからも攻撃が全くできず、シュートを撃つ以前の問題。
一回ガウボンがシュートらしきものをGK前に蹴っていたが、そのほかにシュートといえるものは全くなし。
両サイドには全くボールが出ず、フォローもなし。ミルコに「おまえらは何をやっているんだ」と言わせたい前半だった。
 後半から俊介が登場。早速そのテクニックとドリブルでチャンスを作る。
そして彼の突破から得たFKを浩司がキック、ファーに流れるところを俊介が拾ってターン、
一人かわすやタテに突破し切り込んで右足センタリング、DFクリアでゴール正面へ浮いたところをベットが頭でゴール前へ送り、
それにガウボンが身を投げ出してヘッド、ゴール右スミに押し込んで後半早々同点とする。
しかし、その直後。川崎はキックオフから左サイドに展開、ワンツーできれいにサンフの右サイドを崩すと折り返し、
正面ジュニーニョが押し込んであっという間に勝ち越した。
これで川崎が再び勢いづき、押し込みまくる。サンフは俊介の突破しか攻め手がない。
そして70分、アウグストが森脇を一発でかわして左サイドをフリーで突破、
シュート気味の折り返しを黒津が押し込んで3点目。
で、その7分後、ショートコーナーからのクロスを谷口が決めて4点目。
あとは川崎が動き回ったぶん休み休み守りきって、悠々勝利。

 サンフは、いったい何がしたかったのか、わからない。
グループリーグ突破のために何が何でも勝ちにいきたいようには見えなかった。
今季初先発のルーキー森脇に経験を積ませようという心遣いもまったくなし。マッスル孤立しまくり。
それをフォローすべき右MFの浩司はあっちフラフラこっちフラフラで森脇には見向きもせず。
攻撃は中央の川崎スリーバックめがけてパスパスパース!で、サイドアタックまるでなし。
川崎の攻撃もほぼ中盤素通りさせ、両サイドに大きく振られて長橋やアウグスト完全フリー。
サンフは4−4−2菱形でサイドには二人いるはずなのだが、あっちの一人に制圧されていた。
期待を持たせたのは俊介と、後半途中から果敢にオーバーラップしてきて攻撃に絡んでいたオムさんのみ。
主力は毎度ながらナビスコではやる気に欠けるようなので、これから3試合は戦意の高い者を起用すべし。
JFAプリンスリーグU-18中国2005第6節、
サンフレッチェ広島F.Cユースは作陽高と対戦し2−1で勝利。
得点者は横竹2。
 上位リーグ初戦は一次ラウンドBグループ2位の作陽が相手。
10分に作陽・小椋のゴールで先制されるものの、
70・73分に横竹が立て続けにゴールを挙げ逆転勝利。まずは勝点3を獲た。

 上位リーグ残り2試合は、

広島国泰寺 0−1 広島観音
多々良学園 1−2 広島皆実

一次ラウンドで猛威を振るった多々良は皆実の堅陣を崩せず、試合終了間際の1点に抑えられた。
次節28日の対戦は、

広島国泰寺VS多々良学園(多々良G、11:00)
作陽VS広島皆実(福田公園陸上競技場、11:00)
広島ユースVS広島観音(吉田サッカー公園、13:30)

ユースは観音と勝点3同士の対決。
18日 ◇U−18日本代表候補が千葉と練習試合を行い、2−4。
 千葉のトップチームに攻められまくったが、U−18も2点を返した。
得点は伊藤翔(中京大中京)、そして槙野らしい。
守備では、巻もハースも林も出てきた千葉攻撃陣の前に、
コンビを組んだ伊藤博(ガンバユース)ともどもいっぱいいっぱいだったようだ。
17日 JFAプリンスリーグU−18中国2005・セカンドラウンド日程が発表された。
 広島ユースの日程は、

第6節  5月21日 VS作陽 (みよし運動公園、13:30)
第7節  5月28日 VS広島観音 (吉田サッカー公園、13:30)
第8節  6月25日 VS多々良学園 (吉田サッカー公園、11:00)
第9節  7月 9日 VS広島国泰寺 (吉田サッカー公園、11:00)
第10節  7月16日 VS広島皆実 (広域第一、11:00)

一次ラウンドでは多々良が圧倒的な強さを見せつけていたが、強豪が集うここではどうか。
ユースは、例年にも増して厳しい戦いになりそう。
Jユース・サハラカップ2005の日程が発表された。
 Jユースカップには今回よりタイガー魔法瓶株式会社がスポンサーにつき、
大会名はその賞品ブランド名を冠した「Jユース サハラカップ」となった。
サハラって、なんかビーチサッカーの大会みたい。

9月4日 VS 鳥栖 (鳥栖北部、14:00)
9月19日 VS 鳥栖 (吉田、14:00)
10月30日 VS C大阪 (南津守、14:00)
11月3日 VS C大阪 (吉田、14:00)
11月6日 VS 大分 (別府、12:00)
11月20日 VS 大分 (吉田、14:00)

 鳥栖、桜、大分の順番にアウェイ→ホームで戦っていく。
今年も10月30日〜11月6日の三連戦がカギになりそう。大分と当たるまでは無敗でいきたい。
壮行試合・トレーニングキャンプ(5/22〜31)を行うU−20日本代表が発表され、
広島からDF吉弘充志、MF高柳一誠、FW前田俊介が選出された。

 足指骨折全治三ヶ月でワールドユースは正直絶望と思われていた吉弘、
驚異的な回復で先週よりチーム練習に復帰し、今回の代表候補カムバック。
実戦の試合勘がどうかというところなので、24日のチリ戦が正念場か。
一誠と俊介もできる限りアピールしてこい。
落ちたら落ちたでサンフでじっくりと戦術を染み込ませてJ1再開からバリバリ働いてもらえばいいんだし、
あんまり無理するな。自然体で。
◇U−18日本代表候補が浦和サテライトと練習試合を行い、0−2。
 木原が右の攻撃的MFで先発、槙野は出場せず?
18日は15:00より稲毛海浜公園球技場にて千葉と練習試合。
千葉は「走リ過ぎても死なない」トップチームが相手(千葉のサテライトは柏の葉で柏と練習試合)。
槙野くん、ここでいっちょ全力を見せてほしい。
14日 ◇J1第12節、熊谷陸上競技場にて大宮アルディージャと対戦し、1−0で勝利
得点者は前田(ガウボン)。
5勝5分け2敗の勝点20で、順位は2位に浮上。
 勝点17で並ぶ4位・大宮とのアウェイ戦は、気温16.3℃と、初夏とは思えぬ涼しさ(寒さ?)の中の試合。
小石混じりという劣悪なピッチ状態も手伝って双方とも低調な出来、前半は両チームあわせて3本しかシュートがなかった。
前半途中に駒野が負傷、治療後ピッチに戻ったもののハーフタイムで池田に交代し、
3−5−2で後半へ。
 後半は動きがよくなりたびたび大宮ゴール前に迫るが、大宮の堅守の前にゴールはなかなか生まれない。
思い切ってシュートを狙わない、という悪いクセも出たようだ。
それでも浩司、さらに俊介を投入して攻撃に鋭さを増したサンフはさらに大宮ゴールに迫り、
俊介は俊敏な動きから決定的なシュートを放つなどして得点の予感を漂わせる。
そしてロスタイムに突入した後半46分、中盤上がり目のハイボールをガウボンがヘッドで前へ送ったところ、
PA外中央右にいた俊介が振り向きざま右足ダイレクト!鮮やかに突き刺して試合を決めた。
サンフは前節のチョンボを引きずらず、緊迫したゲームを土壇場でものにして勝点3ゲット。
2位・名古屋が神戸に敗れたため、サンフが入れ替わりで2位浮上。
首位・鹿島は0−2からドローに持ち込んだものの、サンフとの勝点差は2つ縮まって9になった。

前節塩川のヘッドを防げなかった茂原、桜戦でPKを与えてしまった池田の二人も今日は奮起して完封勝利に貢献
(茂原は後半には右WBで決定的なクロスを上げるなど攻撃でも貢献)、
浩司もボランチに入り攻撃を組み立てていた。
今日はGWの悪い記憶も払拭する大きな勝利。
修正点はまだまだあるものの、いい感じで中断期間に入ることができた。

 負傷交代した駒野の状態が気がかりだが、いったんはピッチに戻ってプレイしてるし、
それほどひどくはない、か。中断期間もあるから、リーグ戦には影響なさそう。
ナビスコでは無理する必要はないし。
それにしても俊介、いい意味での空気読まなさっぷリが最高。
「何であんさんらシュート撃たへんのや、ホーラ、撃ったら入ったやろ?」みたいな。
ドローの流れを一発で覆し打ち砕いたその所業、その強烈な「個の力」に乾杯。

 2位になったのは、ステージ優勝した94年以来とな。
10日 トレーニングキャンプ(5/15〜19)を行うU−18日本代表候補が発表され、
広島ユースからDF槙野智章、FW木原正和が選出された。
 17日に浦和サテライト、18日に千葉と練習試合。
 先日(8日)の練習試合でようやく復帰した柏木くんはさすがにまだ選出されなかったが、
先日のスロバキア遠征でも主力として活躍した槙野くんは引き続き選出。
ポイチさんによれば(「GOA〜L!」にて)、サンフユースと同じように声もよく出していたとのこと。
守備の要としてこれからも頑張ってほしい。
 そして木原くんがこのチームでは初の選出。
持ち味のスピードドリブルに加え、
柏木くんの負傷不在のため中盤に下りてきてボールをさばいたりドリブルで持ち上がったりすることを覚えるなど、
プレイの幅が広がっている。最近の試合では高機動型大木さんといった感じ。
6月のポルトガル遠征メンバーに入るべく、しっかりアピールしてきてほしい。
 皆実の森重くんも継続選出。 
9日 MFベット(30)の契約延長が発表された。
 7月1日から2006年1月1日までの半年。
今年は中盤でやや連携に難が見られるものの、
フィジカルを活かしたボール奪取からの持ち上がりは健在。
けっこう削られて負傷するものの次の試合にはけろりとした顔で出場する超人であり、
明るい性格でチームのムードメーカーでもあるので、今年いっぱい(+天皇杯決勝)よろしくお願いしたい。
FW田村祐基(19)のE.S.バイーア(ブラジル)への期限付き移籍が発表された。
 バイーアはジョルジーニョの出身クラブ。早い話が武者修行の短期留学。
交代出場後わずか4分で日本代表GK楢崎を破ってゴールを決め鮮烈デビューを飾った田村だが、
リーグ中盤で調子を崩すとそれからは出番がなく、
今年のサテライトでもベンチが続いていた。
レギュラーFW陣も結果を出しており今のままでは出場機会はないと思うので、これは彼にとってもいい話だろう。
シビアな環境の中ひとまわり大きくなって戻ってきてほしい。
8日 ◇J1第11節、広島ビッグアーチにて横浜F・マリノスと対戦し、0−1で敗れる。
4勝5分け2敗の勝点17で、順位は3位変わらず。

 ACLを見据えて前節から9人を入れ替えた鞠が相手。中盤は何かJ2から持ってきたみたい。
サンフは中盤を完全に支配し、いい感じでボールが回るんで調子こいてパス回しに打ち興じていたら、
カウンターパンチ一発食らってダウン。
一寸の虫にも五分の魂。山椒は小粒でもぴりりと辛い。
倒せる時に倒しとかないと、手痛いしっぺ返しを食らう。
強いチームが負ける時ってのは、だいたいこんなもん。草津VS鞠のように。
今日の戦いでそれが身にしみてわかってくれればいい。
一応3位だけど、首位とは勝点11差。通常なら充分中位のところ。
今年は鹿島以外のクラブが揃いも揃ってマヌケ揃いなので、今の位置にいるにすぎない。
サンフはその中でもまっとうにやっているほうだが、まだまだ足りない。
やってるサッカーはいいんだから、攻めるときはもっと厳しさを加えてほしい。
こんな負けで下を向くな。まぬけは仕方ないが堕落だけはいかん。
今日の教訓を熊谷で生かせ。J2でやった仲だし、同勝点クラブの対決だから、負けてられんぞ。
7日 いぶきの森にてヴィッセル神戸と練習試合を行い、3−0。
得点者は、ジョルジーニョ、森脇、纉c。

 昨年に続き、神戸とスケジュールに載ってないひみつ練習試合。
リーグ戦前日のためメンバー非公開と言ってはいるが、
昨年のマナみたいに、またひみつの練習生がいたんじゃないのか。どうなんだ。
まあそれはいいとして。
マッスルキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
纉cもゴール。いい感じでやれているようだ。
5日 もみじカップ・リーグ戦の部第3日・1位トーナメント、
広島ユースは柏ユースと対戦し1−1のドロー、PK戦4−5で3位決定戦へ。
3位決定戦にて広島観音高と対戦し1−0で勝利、3位の成績。

 最近PK戦では負け続き。得点者は2試合とも横竹。

 決勝は柏ユースと、これも観音をPK戦で破って勝ち上がってきたベルマーレユースとの対戦。
立ち上がりから、ベルマーレが10番・宮崎を中心にした華麗なパスサッカーで押し込む。
しかし先制は柏。右スローインからのクロスのこぼれを柳澤がミドルレンジからふわりとシュート、
ボールはゴール左上スミを捉え、GKのセーブも及ばずゴールに飛び込んだ。
ワンチャンスを活かした柏がリードして折り返し。
 後半もベルマーレがパスを回して柏を攻め立てる。
宮崎のスルーパスが幾度も柏最終ラインを切り裂き、決定機も次々に迎えるが、
柏のGK桐畑がファインセーブを連発しゴールを許さない。
しかし後半もあとわずかというところ、宮崎のサイドチェンジから右サイドでパスをつないで速攻、
高原の折り返しを正面からシュート、これも桐畑が素晴らしい反応で防ぐが、このこぼれをFW岡が押し込んでついに同点。
だが柏も後半32分(決勝戦は35分ハーフ)ごろ右サイド速攻、センタリングにニアつぶれて正面中野が蹴り込みゴール。
柏が土壇場で突き放し、このまま逃げ切るかと思われた後半34分。
ベルマーレの右スローイン、これをつないで猪狩がドリブルで持ち込みシュート、
こぼれるところに岡が詰めるがDF二人のタックルを受けて撃てない、こぼれを猪狩がシュート、
しかしDFが身を挺して防ぐ、ここで主審がホイッスルを吹きPKの判定。
岡へのファウルか猪狩のシュートに対するハンドかよくわからなかったが、とにかくベルマーレにこれ以上ないチャンスが到来。
これを宮崎が冷静に決め、ベルマーレが崖っぷちから劇的に蘇った。
そして試合終了、延長戦なしのPK戦に。
ベルマーレは四人全員が決めたものの、柏は一人がストップされ一人が枠を外して万事休す。
かくてベルマーレが今年のもみじカップ優勝を飾った。

 ベルマーレのパスサッカーは質が高かった。特に10番・宮崎くんのパスセンスにはシビれる。
スタンドの観衆も、彼がスルーパスを出すたびに感嘆の声を上げていた。
森保コーチも観に来てたし、U−18日本代表に選ばれたりして。
あと、万が一トップ昇格させないんだったらサンフにください。
4日 ◇J1第9節、市原臨海にてジェフユナイテッド市原・千葉と対戦し、1−1のドロー。
得点者は佐藤寿(駒野)。
4勝5分け1敗の勝点17で、順位は3位のまま。
 千葉の走るサッカーに攻め込まれながらも、
前半18分、セットプレイのこぼれを駒野がクロス、これを寿人がきれいに頭で合わせてゲット、先制する。
しかし後半12分に寿人が負傷し浩司と交代。直後、阿部にヘッドで叩き込まれて追いつかれる。
後半は千葉の猛攻の前に攻めの形が作れず、悪い時のサンフの典型という感じだったらしい。
途中出場の浩司も運動量に欠け目立った活躍はできず。
それでも、俊介を休ませ(横浜戦に向け温存)ガウボンもある程度休ませ(前半35分より出場)、
出場停止のベットの代わりに一誠を90分間プレイさせ経験を積ませて勝点1を得たのなら、
それはそれで収穫といえる。
しかし、このドローを意味あるものにするためには、日曜日の横浜戦は絶対に勝たねばならない。
ベストメンバーを連ね、ACLに向けてメンバーを落としてくるらしい鞠を迎撃すべし。
◇ナイキプレミアカップジャパン2005、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースは京都パープルサンガジュニアユースと対戦し0−1で敗れる。
グループ2位となり、準決勝進出ならず。

 連勝チーム同士の一戦は京都が競り勝ち、サンフはグループ2位となった。
グループ2位のチームもその中で一番成績の良いチーム準決勝進出となるのだが、
サンフは他グループの2位・仙台と同じ勝点6だったものの、得失点差で及ばず準決勝進出を逃した。
お疲れさま。次はクラブユース選手権だ。

 決勝は大分U−15VSクマガヤSSC。
もみじカップ・リーグ戦の部第2日、
広島ユースは徳島商高と対戦し3−0で勝利。
グループ1位となり、広域公園で行われる1位トーナメント進出。

 他のグループは、観音・柏ユース・ベルマーレユースがともに3戦全勝で突破。
予定によれば、9:30よりビッグアーチにて観音VSベルマーレ、
10:45より広域補助にて柏VSサンフとなっているが、
これでは12時開始の決勝戦および3位決定戦に柏・サンフが間に合わないので(まだ後半ロスタイムあたり)、
どっちも9:30スタートなんだろう、たぶん。

 柏、ベルマーレとも主力が来ているので、面白い戦いが見られると思う。
柏ユースの注目選手、U-18日本代表の柳澤くん、船山くんも来ている。
大島くんは、自分が観た今日の第1試合には出場していなかったので、来ているかどうかは不明。
3日 ◇ナイキプレミアカップジャパン2005、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースは徳島ヴォルティスジュニアユースと対戦し3−1で勝利、
横浜FC泉ジュニアユースと対戦し4−0で勝利。

 ナイキプレミアカップジャパンはU−14カテゴリーの大会。
一昨年優勝、昨年準優勝という成績を残しているジュニアユースは、今大会もグループリーグ連勝発進。
徳島戦の得点者は森保、玉田2、横浜戦の得点者は玉田、茶島、浅田、秦とのこと。
フィジカルに優れた浅田くんと玉田くんのツートップはかなりの破壊力らしい。
ただ、DFの要・山崎くんが負傷したということなので、それが気がかり。
もみじカップ・リーグ戦の部第1日、
広島ユースは広島皆実高と対戦し3−0で勝利、開星高と対戦し4−2で勝利。
 皆実戦は保手濱、横竹、平繁のゴールで、開星戦は横竹?横竹、篠原、中野のゴールで勝利。
対抗戦の部、Bチームの皆実Bとの対戦は2−0。古本、オウンゴールとのこと。
2日 熊本にて壮行試合を行うU−20日本代表が発表され、
広島よりMF高柳一誠、FW前田俊介が選出された。
 8〜12日。
8日には横浜鞠戦、14日には大宮戦があり、一誠はともかく俊介を抜かれるのは痛いところ。
8日出場はOKか。
俊介をこの前の合宿みたいにウイングバックで使いやがったら、大熊清にアナテマあれ。

 福岡大とも練習試合をやるのか。大野・馬屋原・黒飛・冨成のサンフユース卒勢にゴール決めてほしい。
1日 ◇J1第9節、広島ビッグアーチにてアルビレックス新潟と対戦し、5−0で勝利。
得点者はガウボン(駒野CK)、佐藤寿(駒野)、佐藤寿(ベット)、大木(−)、茂木(−)。
4勝4分け1敗の勝点16で、順位は3位のまま。

 ここまで得点のなかった寿人が久しぶりの先発、そしてついにゴール!
1点目は駒野の低いクロスを右足ヒールに引っ掛けて方向を変え流し込み、
2点目はベットの絶妙スルーパスを左足ダイレクトでゴール左スミへ叩き込んだ。
 ほかにもガウボンのヘッド、大木のごっつぁん、茂木の強烈ミドルとFW陣が次々とゴールを挙げ、
守備陣も新潟の攻撃を完全に抑え込み、5−0の完勝。
大雨の中駆けつけた一万二千余の人々に最高のゲームを展開した。
これはリーグ戦ホーム100勝目という区切りの勝利ともなった。

 新潟は、予想を裏切って中盤でパスをつなぐ、サンフに対抗するかのようなサッカーを展開。
しかし前半30分ごろから完全に破綻、あとはサンフが一方的に押しまくった。
これまでの対戦では「広島に勝つための戦術」を徹底的に遂行してきた反町監督がいったいどうしたことか。
「広島また負けたの?弱いな〜」発言のため好きではないが、J2戦友としてはちと心配にもなったりする。
ああいうサカーはせめて中盤の底にクワ兄貴が戻ってきてからやった方がよい。

 今日の試合は、めったにない「楽勝」ゲーム。
サンフはゲームプランを完全に遂行し、新潟はゲームプランを完全に誤った。
駒野と茂原のコンビは新潟の左サイドを蹂躙陵辱しつくし、服部も決定的なクロスをどんどん供給。
中央から両サイドへ展開のパスを次々通していったカズは守備もしっかりこなしゲームを自在にコントロール。
ベットも寿人へ会心のスルーパスを通し、ガウボンはトラップから前へ向かう推進力で新潟DFにプレッシャーを与え続けた。
寿人はゴールだけでなく、ミスパスのルーズボールを追いかけてマイボールにするなどボールへの執着心充分。
大木はトップ下で守備につなぎにいいプレイを連発、勝利の女神様もその労をねぎらうためか、
彼が選手交代によりFWに上がったときにごっつぁんの場面を提供した。
センターバックの二人と下田は鉄壁の守備で、ついにサンフはリーグ最少失点チームとなった。
気がついてみると得失点差も+10と二桁に。
この日首位鹿島・2位名古屋がともに敗れ、2位名古屋とは勝点1差に縮まる。
しかしターゲットはあくまで勝点6差の鹿島。
これから千葉、横浜F鞠と強豪との対決が続くが、負けてはいられない。ていうか、勝つべし!

寿人ブラボー。

4月:

29日 JFAプリンスリーグU-18中国2005第5節、
サンフレッチェ広島F.Cユースは多々良学園高と対戦し1−3で敗れる。
得点者は保手濱(−)。
 主将・槙野がU−18日本代表スロバキア遠征で不在の一戦、
立ち上がりの6分、いきなり多々良のMF平川のドリブルシュートで先制される。
野田が怪我?で不在のため横竹がボランチに入っていたがさすがに機能するというところまでいかず、
多々良にペースを握られて後半へ。
それでも57分、平繁のシュートのこぼれ球を保手濱が押し込んで追いつくが、
直後の60分、多々良はスローインのボールを平川がヘッドでつなぎ、MF楢崎が蹴り込んですかさず突き放す。
多々良は85分、MF平山のFKを平川がヘッドで叩き込んでとどめの1点を挙げ、勝負を決めた。

 Aブロックは暫定1位の多々良、暫定2位のサンフユースが勝ち抜け決定。
また今日の試合で国泰寺が県工を破って勝点を9とし、暫定3位で一次リーグ全日程を終了した。
5月1日にAブロック最後のカード多々良VS玉野光南が行われ、
玉野光南が勝てば勝点で並び得失点差で上回って逆転3位となる
(ついでにサンフユースがグループ1位になる。特に意味はないが)。・・・が、多々良に勝つのは至難の業。
国泰寺いけるか?
 Bブロックは全日程終了。観音VS皆実は山本のゴールにより1−0で観音の勝利。
1位は勝点13の観音、2位は勝点10の作陽。そして3位は勝点7の皆実。
皆実は4位の西京と勝点で並ばれ、得失点差で上回るというけっこうギリギリの勝ち上がりとなった。
 これで上位リーグ進出チームには、多々良、観音、サンフユース、作陽、皆実の5チームが決定。
ここまでは昨年と同じ顔ぶれ。ラスト1チームは国泰寺か、玉野光南か?

 サンフユースはまだ槙野くん・柏木くん抜きで多々良に勝つほどの強さはない発展途上のチーム。
二人が復帰した上位リーグ(5月22日スタート)ではどうか。
28日 ◇J1第8節、長居陸上競技場にてセレッソ大阪と対戦し、1−1のドロー。
得点者はガウボン(服部)。
3勝4分け1敗の勝点13で、順位は3位のまま。
 ともに好調な両チームの対戦、前半から緊迫した試合。
互いにチャンスを作りつつスコアレスで折り返しか、と思われた前半44分、
服部のクロスにガウボンが打点の高いヘッドでピタリと合わせ、先制する。
後半もチャンスを作るものの決めきれず、
逆にカウンターミスが相次いで逆カウンターを食らい続け、そのうちセレッソの攻勢に防戦一方、
ポストに二、三度助けられる苦しい展開に。
選手交代もペースを変えるにいたらず、それでも後半44分に池田を投入し時間稼ぎ&逃げ切りを図ったが、
ロスタイムにその池田がPA内ファウル(古橋を引っ張った。微妙な判定だったが)でPKを与えてしまい、
これをゼ・カルロスにきっちり決められて土壇場で追いつかれた。

 川崎戦と同様、途中からは防戦一方になったようだ。運動量でも負けていたとのこと。
後半はポストに何度も助けられており、逆転されていてもおかしくないという内容。
勝点1は内容からすると上出来の部類だったようだ。
しかしロスタイムまでリードしていて追いつかれるというのは、選手にもサポにも精神的にきつい。
でも、選手たちはこれをバネにして、新潟戦に臨んでほしい。
今季、先制して1−0で終盤まで進んでいった試合は最終的に1勝2分け。
まだまだサンフは、1点取ったらいやらしく老獪にあらゆる手を使って逃げ切り、っていう鹿島みたいなマネはできないってこと。
若いチームなんだから、可能な限り2点目、3点目狙って攻めていくべし。

 3位だけど、首位鹿島とは勝点9差。優勝争いには遠い。
周りを見るとほとんどのクラブが横一線、後ろを見ても誰もいないので意味がない。
前を向いて、GWは鹿島を追え!
スロバキアカップ・ピエスタニー2005に参加しているU−18日本代表は、
U−18チェコ代表と対戦して0−1で敗れた。

 3位決定戦進出ならず。
槙野くんお疲れ。GW中もユースは予定がぎっしり詰まっているが、無理のないようにしてほしい。
26日 トレーニングキャンプに参加するU−15日本代表候補が発表され、
広島ユースよりGK兼田亜季重、びんごジュニアユースよりMF岡本知剛が選出された。

 4/30〜5/5。
岡本くんは吉田の三矢寮入寮とともに広島ジュニアユースに移ったのではないのか。
それはともかく海星中の高橋竜之介くん、190cmか。空条承太郎までもう少し。
スロバキアカップ・ピエスタニー2005に参加しているU−18日本代表は、
U−18ウクライナ代表と対戦して0−1で敗れた。

 28日にチェコと対戦し、勝利してグループ2位に滑り込むことができれば、
29日の3位決定戦に進める、のか。
25日 スロバキアカップ・ピエスタニー2005に参加しているU−18日本代表は、
U−18ハンガリー代表と対戦して3−3のドロー、PK戦5−4。
得点者は、ハーフナー2、伊藤。

 広島ユースからはDF槙野智章が選出されているU−18日本代表、
初戦はドロー発進。PK戦勝利のため、日本がハンガリーの上に立つ。
22日にJFAエリートプログラム・トレーニングキャンプメンバーが発表され、
広島ジュニアユースよりU−14カテゴリーでDF玉田道歩、MF浅田裕史が、
U−13カテゴリーでMF村重亮太朗が選出されている。

 4/28〜5/2。
村重くんはU−13日本選抜の砂川くんと同じく安芸FC出身。
24日 Jサテライトリーグ、吉田にてアビスパ福岡と対戦し0−1で敗れる。
 浩司が復帰ということでかなりの人が吉田サッカー公園に詰めかけたこの一戦、
サンフはサテのチーム得点王・ジョルジーニョが累積警告で出場停止、
盛田も前日のJ1・川崎戦にベンチ入りしたため不在。
二人がいなかったため前線の迫力がイマイチ、試合自体は悪くなかったが釘崎にゴールを許し敗れたようだ。
 ユースより木原・平繁・福本がメンバー入り、木原が先発し後半開始時に平繁に交代。福本は出場機会なし。
平繁は運動量がなく、ようやく実戦復帰の浩司と後半途中交代。
浩司はとりあえず可もなく不可もなくというプレイぶりで、復帰戦としてはまあまあというところだったようだ。
チームは今調子いいし、あせらずにコンディションを上げていってほしい。
23日 ◇J1第7節、広島ビッグアーチにて川崎フロンターレと対戦し、2−1で勝利。
得点者はガウボン(PK)、茂木(駒野)。
3勝3分け1敗の勝点12で、順位は3位に浮上。
 J2時代には四戦して2分け2敗と一度も勝てず、その前の2000年J1・2ndでも中谷の延長Vゴールで負けており、
ここ五戦勝ちのない因縁の川崎との対戦。
ジュニーニョ、我那覇という得点源を欠き前節は無得点で敗れている川崎は(守備でも寺田がいないが)、
何としてもゴールを、とラインを高く上げ、立ち上がりから攻め立ててきた。
それに対してサンフ、最終ラインのボールカットからカズにつなぎ、カズが一気に最前線のガウボンの前のスペースにフィード。
絶妙のところへ飛んだボール、GKも飛び出すがガウボンが先に触って持ち込むところへ
GK吉原が勢い余ってそのままジャンピングニー。
これがラフプレイと取られて吉原にイエロー、サンフにPKが与えられた。
これをガウボンがGKの動きを見切って冷静に中央右へ蹴り込み、サンフがこの日も先制。
このままいけー、と思ったが、途中からは川崎のペース。サイドにどんどん展開し、どんどんクロスを放り込む。
しかしそれらを下田がことごとくキャッチ。小村と交錯してもボールは放さない。
川崎のシュートも枠を捉えず、何とか守りきって後半へ。我那覇がいたらたぶんやられてた。
 後半も、カズのキープから時々いい時間帯はあるものの、概ね川崎ペース。
下田のキャッチ、パンチ、セーブで何とか防いでいたが、
ついに59分、中盤でのチェックの遅れからスルーパスを通され、黒津にパーフェクトに抜け出され追いつかれる。
しかしサンフもすぐに反撃、茂原が右のスペースにパス、駒野が走り込んでひとつ持ち込みセンタリング、
これをゴール正面フリーの茂木がダイレクトボレー!ゴール左上スミに叩きこんで60分、すぐさま勝ち越す。
それからも川崎が攻めて攻めて攻め続けるが、
池田を投入し、サイドは捨てて中央を固めたサンフが守って守って、
最後、ゴール前クロスプレイで下田の顔面にヒジが入りヤバい状態、急遽上野がアップを始める事態になったが、
見事守りきって勝利、三連勝を飾った。

 川崎の攻勢を最後まで防ぎきった下田、ブラボー。
かなり負傷の状態が悪かったらしく、
ヒーローインタビューのあとはサポーターへの挨拶なしですぐに引っ込んでしまって心配させたが、
(記者取材もキャンセルしたらしい)どうなのだろうか。大丈夫か?
 茂木のボレーは、大黒の3点目にも匹敵するファインゴール。完全覚醒した、と判断してよろしゅうございますね?
 試合内容としては今季最悪だったが、結果は最高の勝点3。
今までなら最後に追いつかれてあーあ、なパターンだったが、運気も上向いてきたようだ。
ここはもう、この流れに乗って、いくところまでいってほしい。
もちろん、今日の反省点をチェックすることも忘れるな。
19日 DF中尾真那が左腰椎椎間板ヘルニア手術を受けた。全治は三ヶ月。
 うーん、腰は無理せずじっくり養生してほしい。
まだルーキーだし、あせらずに。
18日 FW前田俊介が、プロA契約を締結。
 昨年のユース時代から少ない時間でじわじわ出場。
J1で11試合、ナビスコで2試合、天皇杯で1試合の14試合に出場し、
11月20日のJ1セカンド磐田戦で公式戦初ゴールを記録。
今年開幕当初はベンチにも入らなかったが、相も変わらずの得点力不足を受けて起用されると、
名古屋戦では1分の出場ながら自らのドリブルでファウルを取って自らFKを蹴り(楢崎セーブ)、
鹿島戦では果敢なドリブル突破を繰り返してゴールに迫り、
そして先週水曜日の東京V戦では初先発し、1ゴール1アシスト(FK)の大活躍。
ここでJ1通算出場時間450分をクリアしA契約にこぎつけた。
土曜の神戸戦でも先発、疲れのせいか省エネな動きだったがFKで連続アシストを記録し勝利に貢献。
これからも観る者の脳内麻薬全開なプレイを見せてほしい。
MF高柳一誠が、体調不良のためU−20日本代表合宿に不参加。
 サテライトにも出場してなかったし、大丈夫だろうか。
U−20よりもリーグ戦のほうが大事なので、早く治して合流してほしい。
17日 JFAプリンスリーグU-18中国2005第4節、
サンフレッチェ広島F.Cユースは立正大淞南高と対戦し9−1で勝利。
得点者は横竹(福本CK)、松田(−)、遊佐(槙野)、横竹(福本FK)、横竹(木原)、
木原(−)、中山(野田CK)、木原(−)、野田(中山)。

 前日の試合では後半の選手交代からチームバランスを崩してまったく不完全燃焼だったが、
今日はその反省を活かして最後まで攻めて攻めて攻め抜き、前半5点・後半4点の猛爆。
会心の試合運びで快勝、この週末で上位リーグ進出を決定した。
一次ラウンド最終節は29日の多々良学園戦。アウェイ・多々良学園グラウンドで行われる。
この日は主将・槙野くんがU−18日本代表合宿のため不在だが、
他のメンバーが一致団結して臨みたい。
Jサテライトリーグ2005、ガンバ大阪練習場にてガンバ大阪と対戦し3−0で勝利。
得点者はジョルジーニョ(FK)、田中2。

 前半11分、ジョルジーニョの突破をガンバDF丹羽がファウルで止めて一発退場。
ガンバはいきなり10人となる。
これで得たFK、ジョルジーニョが左足で鮮やかに決めて先制。
しかしそれからは決定機を外したり、10人のガンバといい勝負をしたりとあまりパッとしない内容。
それでも後半30分を回ると疲れの見えるガンバから77分、88分と途中出場の俊也が決めて突き放し、
先日の借りを返した。
 寿人が先発フル出場したものの、三度の決定機を決めることができず。時間がかかるかもしれない。
ジョルジーニョはサテライトリーグ4試合連続ゴール。
そして盛田のポストワークもいい感じらしい。彼が俊也と途中交代してから攻撃の形が作れなくなったとのこと。
16日 ◇J1第6節、広島ビッグアーチにてヴィッセル神戸と対戦し、2−0で勝利。
得点者は森崎和(前田FK)、大木(ベット)。
2勝3分け1敗の勝点9で、順位は5位に浮上。

 水曜日に味スタで快勝、ホームに戻ってきたサンフ。
さすがに水曜日全開で走り回った反動でやや動きが悪かったが、徐々にペースをつかんでいく。
そして右サイドを大木がドリブル突破するところ倒されて得たFK、
俊介が左足でゴール前に入れるとニア飛び込んだカズがヘッド!きれいにゴールに突き刺して先制した。
水曜日に続き、俊介→カズのホットライン炸裂。
神戸はサイド攻撃を繰り出すも、守備陣がしっかりと集中してはね返す。
そして大木がガウボンにパス、ガウボンが反転してドリブル突破から左のスペースに出し、
そこへ走り込んだベットが飛び出したGK掛川をかわす、
しかしボールが流れてしまいチャンスが潰えたかと思われたがベットはキープからマイナスの折り返し、
そこへ後方から大木が飛び込んできてダイレクトで合わせ2−0。
大木のシュートは、ブロックに飛び込んできたDFの動きを見切って冷静にコースを狙った、
クール極まりない一撃だった。
 後半途中からはさすがに連戦の疲れで運動量が落ち神戸に決定機を許す場面もあったが、
守備陣の集中力は途切れず、それゆえ勝利の女神もサンフに微笑んでくれたか。
駒野の弾丸FKなど惜しい場面を作り、茂木、寿人ら途中出場のFWも最低限の仕事をこなし、
がっちりと勝ちきってホーム久しぶりの勝利を飾った。

 不満といえば、後半ダメ押しのゴールがなかったことと、洋次郎が見られなかったこと。
前者は、水曜日に試合があったし運動量が落ちていたのでしょうがないと納得。
でも、洋次郎は出してほしかった。ベットor大木に代え洋次郎という選択肢もあったんでは。
でも、今日の大木さんは凄かった。水曜日の試合に出ておきながらあそこまで動けるとは。
中盤守備から前線とのリンクを徹底してこなす姿には惚れ惚れする。
日本屈指のトップ下といえよう。
JFAプリンスリーグU-18中国2005第3節、
サンフレッチェ広島F.Cユースは広島県立工業高と対戦し4−0で勝利。
得点者は横竹(松田)、槙野(木原)、木原(−)、横竹(松田)。

 サンフは立ち上がりから県工を圧倒、中盤を支配し素早いパスワークで相手守備をズタズタにし、
前半19分から立て続けに4ゴールを奪って勝負を決める。
木原・横竹・古本のスリートップは、一昨年の西山・馬屋原(田村)・田坂を髣髴とさせた。
後半開始時に主力4人を交代、しかしそれでチームバランスが崩れ、攻守の形が作れなくなる。
守備もあたふたし、攻撃でも決定機を決められず、途中からは好機すら作れなくなるさっぱりな内容。
まだまだ主力のいるときとそうでないときのチーム力のギャップが大きすぎる。
もっと鍛えないと。
15日 FWジョルジーニョが、プロA契約を締結。
 J1通算450分出場まであと36分、というところでC契約にてサンフにやってきたジョルジーニョ、
先日の鹿島戦で先発し65分間出場でめでたく条件クリア、念願のA契約締結となった。
これでサンフにはA契約の外国籍選手が四名となったが(ハンジェは別枠)、
年度内の契約移行で規定の外国籍選手三人枠をオーバーしてもその年度内はオーケーということで、
今シーズンいっぱいはジョルジーニョ、ガウボン、ベット、ジニーニョの四人は問題なくサンフでプレイできる。
(ただし、ベンチ入りは三人まで)
前節でガウボンがゴールと結果を出したが、ジョルジーニョもサテライトで犬奮迅の活躍をしている。
ガウボンが点取れなければすかさず取って代われるよう、しっかり牙を研いでおいてほしい。
モンテディオ山形へ期限付き移籍中のMF高木和正が、プロA契約を締結。
 こちらはJ2通算900分出場を達成(昨年のJ1出場時間は×2で換算)、A契約となった。
4−3−3のサンフでは使いどころが難しかったが(それでも同期の中では出場時間は長かった)、
山形では4−4−2の左MFとして元気にサイドを駆け上がっているようだ。
現在、山形は2勝3分け1敗の勝点8で4位。京都が抜け出す中、混沌とした第2グループのただ中にいる。
ドローが多いのはサンフと一緒だが、そこを高木の左足で打開してほしい。
ホーム・べにばなのピッチは すごい 状況らしいが(次節ホーム会場が福島県のJ村に変更とか)、
めげずにトノさんと頑張れ。
13日 ◇J1第5節、味の素スタジアムにて東京ヴェルディ1969と対戦し、4−1で勝利。
得点者は前田(駒野CK)、森崎和(−)、ガウボン(森崎和)、森崎和(前田FK)。
1勝3分け1敗の勝点6で、順位は9位に浮上。

 いまだ勝ち星がなく、得点力不足にも悩むサンフはルーキー前田俊介が先発。
立ち上がりはホームの緑が押し込むが、そこをしのいだサンフが徐々に盛り返し、
26分、駒野のCKを俊介がニアでヘッド、方向を変えてゴールに流し込み、先制する。
俊介、初先発で先制ゴールといきなりの活躍。
前半の終わりごろになると緑が押し返すが、これも受け切って折り返す。
 後半立ち上がり、選手交代でやや陣形の変わった緑の出鼻をサンフがくじく。
まず俊介がドリブルで突っかけ、林にブロックされるもあきらめずにプレスをかけ、
林がパスを出したところをカズがカットして持ち込みそのままミドルシュート!きれいに突き刺して2−0とすると、
さらにカズ、素晴らしい飛び出しから相手のパスをカットするとドリブルで持ち上がってガウボンへパス。
ガウボンはボールを受けるとマークをかわしてゴール左スミへ冷静に叩き込み、J初ゴール。
後半7分で3−0と突き放した。
さらにセットプレイからチャンスを作る中、緑の林が二枚目のイエローで退場。
そして後半17分、俊介のFKからまたもカズが今度はヘッドで決めて4−0、試合を決定づけた。
緑はCKから李が一矢を報いるが、
ワシントンのループは枠をとらえず、小林慶行のミドルはバーを叩くなどツキもなく、
サンフがそのまま押しきって今季初勝利を挙げた。

 2002年、J2降格した年の2nd鹿島戦以来のJ1関東アウェイでの勝利。
負けても負けてもサポートし続けた関東サポーターたちに、
近年まれに見る素晴らしいサッカーを披露した。
選手たちもサポーターたちも、今まで苦しかった分大いに溜飲を下げただろう。
これでついに冬眠から目覚めたのか?
土曜日のホーム神戸戦では、これ以上のサッカーを見せてほしい。
でも今日神戸は川崎に6失点したし、次節はガチガチに守ってきそうな気がするが、はたしてどうか。

 今日1ゴール1アシスト(FK)の俊介、もちろん土曜も先発ですよね。
12日 トレーニングキャンプを行うU−20日本代表候補が発表され、
広島よりMF高柳一誠、MF前田俊介が選出された。

 今回、マナは選出されず。サテライトでしっかりと経験を積もう。
一誠、俊介ともすでにベンチ入り当たり前の状況で、いないと困るのだが、
呼ばれたからにはしっかりやってきてほしい。
11日 スロバキア遠征を行うU−18日本代表が発表され、
広島ユースからDF槙野智章が選出された。

 森保普及・育成コーチがコーチを務めるU−18日本代表に槙野くんが選出。
4/25〜29日に行われる「スロバキアカップ ピエスタニー2005」に出場する。
柏木くんは鎖骨骨折のために選出されず。
6月のポルトガル遠征は復帰したてでちょっとキツい?7月の新潟国際ユースには間に合いそうだ。
先日のトレーニングキャンプに一年年少ながら参加していた平繁くんは不選出。
もっとも、槙野くんに加え平繁くんまで持っていかれたら、
29日にあるプリンスリーグ多々良戦が恐ろしいことになるので、そこは助かる。
それでも守備の要である槙野くんがいないので厳しい戦いになりそう。
横竹くんと尚くんでハウバート・ダン君が止まるかどうか。

 とりあえず槙野くんにはその力を存分に発揮してきてもらいたい。
セットプレイからのゴールがひとつふたつあれば、うれしい。

 皆実から森重くんも引き続き選出されている。
サンフレッチェ広島ジュニアユースF.CのMF岡本知剛が、
怪我のためU−15日本代表候補トレーニングキャンプ参加を辞退。

 先日の招待サッカーではユースのBチームに入り清水ユースなどを相手にプレイしていたが、
先週の練習で怪我してしまったのか。早く治して、復帰してほしい。
10日 ◇ナイキプレミアカップ中国大会、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースが優勝し全国大会へ。

 準決勝第1試合のくにびきVS高津中、地元・島根対決は延長戦の末1−0でくにびきが勝利。
第2試合の広島VSアヴァンサールは延長戦の末スコアレスドロー、
PK戦4−3で広島が勝利、決勝戦へ。
決勝はサンフレッチェ同門対決となったが、
広島が藤谷・玉田・吉本のゴールにより3−0で勝利、全国大会への出場を決めた。
9日 ◇JFAプリンスリーグU-18中国2005第1節、
サンフレッチェ広島F.Cユースは玉野光南高と対戦し2−1で勝利。
得点者は古本(−)、古本(−)。

 U−20日本代表の苔口卓也を輩出した強豪・玉野光南との一戦、
横竹・中野をはじめとする1年生が吉田高校の新入生オリエンテーリングで江田島へ行っており、
さらに遊佐が発熱、藤澤が負傷中というけっこうメンバー的に苦しい状態での試合。
前半より中盤のバランスが悪く、ロングボール攻撃に終始。
時折決定機をつかむものの、一対一を外したりGKのファインセーブ連発に阻まれたりして前半はスコアレス。
しかし前半の終盤より流れをつかんでおり、ハーフタイムで修正して臨んだ後半、
立ち上がり早々に古本が倒されて得たFKを平繁が直接狙い、
壁に当たってゴール前にこぼれたボールを古本が押し込んでようやく先制する。
これでペースをつかむとチームバランスも回復し玉野光南を押し込む。
そして右サイドのパス回しから古本にボールが入ると、古本は鋭いターンからタテに抜け出して右足一閃。
GKの手を弾いてゴールに叩き込み2−0と突き放した。
 このまま勝ちきれればよかったのだが、ロスタイム、試合終了直前にカウンターから完全に抜け出され、
豪快に決められて1点を失ったのは反省点。

 それでも、玉野光南を降したことは一次リーグ突破に向けて大きな前進。
来週末の県工・立正大淞南戦で一気に突破を決めたい。
古本くんは苦しい展開の中、先発で大きな仕事をやってのけた。

 各チーム2試合ずつ消化し、
現在1位は多々良学園。勝点6、得失点差+10。圧倒的攻撃力を発揮している。
2位がサンフユース、勝点6、得失点差+3。
以下、3位玉野光南・勝点3、4位立正大淞南・勝点3、5位広島県工・勝点0、6位国泰寺・勝点0。
もうひとつのブロックは、現在1位観音、2位皆実、3位西京。
◇ナイキプレミアカップ中国大会・グループリーグ、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースは高津中と対戦し2−0で勝利、
アミザージFCと対戦し2−0で勝利。
グループ1位で決勝トーナメント進出。
サンフレッチェくにびきジュニアユースFCはアヴァンサールと対戦し0−0のドロー、
弓ヶ浜中と対戦し4−0で勝利。
グループ1位で決勝トーナメント進出。

 揃って1位でグループ突破。
明日の準決勝の組み合わせは、

くにびきVS高津中
広島VSアヴァンサール

となる。くにびき・高津中は島根県対決。
◇J1第4節、広島ビッグアーチにて鹿島アントラーズと対戦し、0−1で敗れる。
0勝3分け1敗の勝点3で、順位は15位。
 今日の試合は、広島と鹿島に同じことやらせてみたら単純に鹿島のほうが上だった、
という感じ。
このチームは、これからたーくさん練習してもはたしてこれ以上強くなるのか?
と思った。
何か、開幕戦の時にはあったカドが取れて丸くなって、子供がさわっても大丈夫!な感じになっている。
全員がヘトヘトになるまで走り回って、でも展開されるのは淡々とした機械的サッカー。
面白味も意外性もなく、それゆえ相手も普通に守っていれば大丈夫。
そしてホーム二試合連続無得点。
観る者に延々と苦行を強いるようなサッカーはやめてもらいたい。
サンフの戦力が圧倒的に劣っているならば苦しい戦いでも我慢する。
でもあれだけがっつりと補強しといてコレ、というのはとうてい承服できん。
サンフの他の部署はホントに立派な仕事をしてるのに、肝心の現場が全部ぶち壊してる。
何とかしやがれ。
4日 トレーニングキャンプを行うU−15日本代表候補が発表され、
広島ユースからGK兼田亜季重が、
広島ジュニアユースからMF岡本知剛が選出された。

 香港遠征、先日のキャンプに選出された二人が引き続き選ばれた。
岡本くんは今年中3ながらユースの三矢寮に入寮しユース選手とともに練習することになったため、
第3種での登録チームはびんごより吉田に近い本家ジュニアユースに変わったようだ。
 広島県からは、皆実のDF高橋宏次郎くんが選出。
兼田くんと同じく早生まれで、高松市立太田中学校出身。香港遠征メンバー。
4/11〜16の期間。新学期早々慌しいが、がんばってこーい。
3日 Jサテライトリーグ2005、南津守にてセレッソ大阪と対戦し2−0で勝利。
得点者はジョルジーニョ、田中。

 サテライトはここまで1勝2敗も、どの試合でもすばらしいパフォーマンスを見せている。
この試合でもセレッソを立ち上がりから押し込み、開始早々ジョルジーニョがミドルシュートを決め先制。
桜も反撃、左サイドの苔口が持ち味のスピードと突破で対面のマナを翻弄するなどサイド攻撃で対抗、
サンフがこれを防ぎきって前半終了。
後半はもう一度自らの形を再確認してスタート、ペースをつかむと、
盛田が倒されて得たFKを一誠がゴール前に上げ、混戦の中俊也が押し込んで後半開始早々2−0とする。
これで優位に立ったサンフは、あとは余裕の試合運び。
とくに盛田の存在感が抜群で、一人で桜守備陣をきりきり舞いさせていたらしい。
そのまま押し切って快勝した。

 このところサテライトではジョルジーニョ、龍朗という攻撃陣の活躍が目立ち、
今日は盛田が圧倒的なパフォーマンスを見せていたとのこと。
DFラインを高く上げてコンパクトなゾーンを作り、FW・MFが鬼プレスをかけ高い位置でボールを奪い、
そこから一気にゴール前へ。今年のサテライトは「見て楽しいサッカー」を展開している。
得点が取れないのなら、悪いことは言わんジョルジーニョいっときなさい。
◇週末、吉田で行われたサンフレッチェ招待サッカーの結果。
 4月の頭の週末に各地の高校・クラブを招いて行われるユース年代の強化試合、
今年は県外から横浜F・マリノスユース、清水エスパルスユース、奈良育英、熊本国府を招き、
県内からは広島皆実、広島観音、如水館、そして吉田が参加。

 広島ユースの結果は、
1日:
○5−1奈良育英
○1−0広島皆実
△2−2奈良育英(B戦)
○1−0清水ユース(B戦)
2日:
●0−1熊本国府
●0−4清水ユース(B戦)
○3−2清水ユース
3日
△2−2横浜FMユース(35分×3、A戦2本2-1、0-1、B戦1本0-0)
/5−1如水館(前半A戦4-1、後半B戦1-0、後半途中激しい雷雨のため試合打ち切り)

そのほかは、自分が知っている限りでは、
1日:
広島皆実2−0熊本国府
横浜FMY4−1清水Y
横浜FMY3−1熊本国府
奈良育英2−1清水Y
清水Y4−0奈良育英(B戦)
2日:
横浜FMY2−1広島皆実
(*試合は基本的に35分ハーフ)

 一日2試合三日間という超ハードな日程の中で各人何を得られたか。
この経験をプリンスリーグに活かしてほしい。
ハーフナー、長かった。竿度96パーセント。
2日 ◇J1第3節、豊田スタジアムにて名古屋グランパスエイトと対戦し、1−1のドロー。
得点者は茂木(大木)。

 立ち上がりは名古屋の攻勢に押されるも、下田のスーパーセーブ連発もあって何とか防ぎ、
次第に名古屋の攻撃を防ぎつつ手数を出すようになってゆく。
そして後半9分、ロングボールをガウボンが落としたところへ大木が走り込み、
DF2枚をひきつけて折り返したところへフリーの茂木、左スミに蹴り込んで鮮やかに先制した。
後半半ばからは運動量が落ち、またベットが負傷でプレイ続行不可能となったことで池田を投入し3−5−2に。
名古屋に攻め込まれるもののはじき返していたのだが、
後半42分、名古屋は右サイドからのアーリークロスをファー豊田がヘッドで折り返し、
ファーに落ちるところへマルケスが思いきって身をひねりオーバーヘッド!
執念でゴールに叩き込み同点とする。
サンフは前田俊介を投入、彼の突破からFKを得ると、これを俊介が自ら左足で狙う!
しかしGK楢崎が見事にはじき返し、ゴールならず。そのまま試合終了、サンフは開幕3戦連続ドローとなった。

 今までろくな成績を残せていなかった清水・名古屋のアウェイ戦で勝点を拾えるようになった事は大きい。
しかし、優勝を狙うというのなら、こういうゲームできっちり勝ちきることができないと。
1点を取ることが難しいチームでも、1点を守りきるというのはできるはず。
豊田をターゲットにして名古屋が押し込み、ベットが負傷。しかもアウェイ。
ここで豊田番に池田を投入して3バックにし、カウンターを仕掛けつつ逃げ切りというのは至極当然の作戦。
下田もスーパーセーブ連発で集中が最高に高まっており、普通なら逃げ切れる流れのはずなのだが・・・
名古屋の一連の流れがきれいに決まりすぎたというのもあるけど、
あの(多分に「いっとけー」な感じの)攻撃に対処できなかったチームとしての守備もちょっとどうか。
時間が迫るといっぱいいっぱいになってしまうのか?
浩司がある程度万全なら、ベットに代えてホイと投入すれば事足りたかもしれないのだが・・・
早く戻ってきてくれよ。

 とにかく、チームパフォーマンスを現在の水準から絶対に下げないように戦っていってほしい。
そうすれば、必ずそのうち浮上するときが来る。
ドロー×3の勝ち点3は1勝2敗と同じだが、内容が伴っているドローなら、波のある1勝2敗より価値があるだろう。
見ているほうはヤだけど。
だいたい、キャンプで勝ちまくったのはガウボンがゴール量産してくれたからで、
結局のところ彼が目覚めてくれないと安定した勝利は望めないということ。
水曜日あたり修道大との練習試合ぶち込んで、得点を奪うことについて突き詰めたりしてほしい。

 茂木が好調を維持しているのはいい感じだ。
J1でのサンフの総得点(2点だけだけど)をたたき出している。
大木さんも継続していいパフォーマンス。ストレッチ効果とはこれほどのものかーっ!
GK下田崇がJ1リーグ通算200試合出場を達成。
 百戦錬磨の二倍ですよ。
ふとしたことでポジションを奪われたが最後、二度と出番がなくなるような世知辛いGK稼業で
実に200試合(プラス、J2での一年間)も出場するとは、一流の証だろう。
しかも、ひとつのクラブに在籍しての記録というのがまた偉大。
現在、彼より出場試合の多いGKはほとんど、ていうか真田雅則以外は複数クラブを渡り歩いての記録となっている。
(楢崎のケースはしょうがないけど)
ひとつのチームでこれほど長くゴールマウスを守っているGKは現在、彼だけ。
まさに絶対的な守護神。彼に迫り、追い抜けるGKは出て来るのか?
もっとも、「普段の練習でもゴールを許す気はない」と言う彼を追い抜くのは至難の業だろうが。

 それにしても、これほどのGKとなった彼がGKを始めたのは広島皆実高に入ってからだ、
というのは本当にとんでもない話だと思う。

3月:

31日 DF高柳一誠が、プロA契約を締結した。
 一誠、高卒早々A契約締結。
昨年のJ1・ナビスコで4試合フル出場、そして今年のナビスコ・ガンバ戦でフル出場。
J1出場時間450分のA契約締結条件を満たしての今回の契約となった。
A契約となったけど、一人前のプロとしてはまだまだ。
本人のコメントどおり、もっと自分を高めていってほしい。
西日本サッカーフェスティバル・4位グループトーナメント、
ユースは香川西高と対戦し2−2のドロー、PK戦勝利?で決勝進出、
決勝にて海星高と対戦し1−0で勝利、4位グループ優勝の成績をおさめた。

 新1年生(横竹・中野抜き)とジュニアユース(U-14日本選抜勢とナショトレ組抜き)混成チームで臨んだ大会だったが、
それぞれにいい経験となっただろう。

 1位グループトーナメント決勝は皆実と観音、広島の高校双璧対決に。
この試合は双方譲らずのスコアレスドローとなり、PK戦4−1で観音が優勝を飾った。
今年もこの二校の戦いは熱そう。ユースもうかうかしてられない。
30日 西日本サッカーフェスティバル、
ユースは広島県立工業高と対戦し0−1で、
近大和歌山高と対戦し0−2で敗れる。

 1勝1分け2敗の勝点4でグループ4位となり、
31日は4位グループのトーナメント戦へ。
まず香川西と対戦、勝利した場合は海星と開成(ややこしいが)の勝者と対戦する。
29日 SBC杯国際ユーストーナメント・順位決定戦、
ユースはオリュンピア・ラウプハイムと対戦し1−0で勝利、7位の成績。

 最後に勝利で7位。
中盤の重鎮・柏木くん抜きでよくやった。
攻撃では平繁くんがオリンピアコス、ハンブルク戦でゴールを重ね、
エースとしての働き。
守備はまだ田中尚くんが復帰したばかりでこれから、というところなので、
ドイツでの経験をこれからに活かしてほしい。
槙野くんはウルム戦でゴールを決めている。セットプレイからのゴールだろうか。

最終成績は、
1位:シャルケ04、2位:1860ミュンヘン、3位:ハンブルガーSV、4位:ウルム、
5位:オリンピアコス、6位:バーゼル、7位:広島、8位:ラウプハイム。
西日本サッカーフェスティバル、
ユースは神村学園高と対戦し1−0で勝利、
米子北高と対戦し0−0のドロー。

 上級生はドイツ遠征なので、
新1年とジュニアユース勢(つまり、現時点ではみんな中学生)で臨むこの大会、
初日は1勝1分け。
中国遠征を行うU−13日本選抜が発表され、
広島ジュニアユースよりFW砂川優太郎が選出された。

 4月より広島ジュニアユースに入る砂川くんが選出。(参考)
彼はこれまで安芸FC・U−12所属で、
今年始めのバーモントカップ(フットサル大会)にも10番をつけて出場し活躍している。
安芸FCからは村重くんも広島ジュニアユース入りするのか。

中国地方からはプレチャス津山FCの永禮大裕くんも選出。砂川くんともども頑張ってきてほしい。
モンテギュー国際大会・優勝決定戦、
U−16日本代表はU−16フランス代表と対戦して1−6で敗れ、準優勝。
得点者は鈴木。

 地元フランスが立ち上がりから日本を圧倒し、
前半で2点、そして後半にも3点連取し5−0と大量リード。
日本は鈴木(福岡U-15)がゴールを挙げ一矢を報いるが、
フランスはさらに1点を追加、6−1の圧勝で優勝を飾った。
 負けたけど、準優勝の成績は立派。
フランスはアフリカ系の選手が多いし、
そういう選手たちに組織的に動かれたらさすがに太刀打ちできなかったか。
 横竹くん、中野くん、お疲れさま。
柏木くんが鎖骨骨折でしばらくの間離脱なので、プリンスリーグでの活躍、頼むぞ。
デュッセルドルフ国際大会・決勝トーナメント、
日本高校選抜はボルシア・ドルトムントと対戦し1−2で敗れる。
得点者は渡辺。

 入船は3-6-1の左WBで先発。
前半から押される展開で、選手たちの判断で入船がサイドバックに下がり4バックとするが、
それでもドルトムントの圧力を防ぎきれず2点を先取される。
より攻撃的にするため、入船は後半開始時にFW反町(前橋育英)と交代となった。
高校選抜はFWに上がった渡辺広大が相手クリアを足に当てて執念のゴール、
しかし追いつくことができずに敗れた。

 ドルトムントはそのままレアル・マドリード、ニューキャッスルを破って優勝。
日本は「最も印象のよかったチーム賞」「フェアプレイ賞」を受賞、
さらに渡辺広大がベストDF賞を受けた。
 入船、お疲れ。戻ってきたら、服部やメグさんに一日も早く追いつけるように日々練習だ。
ブラジル遠征のU−20日本代表がコリンチャンスと練習試合を行い1−1。
得点者は原。

 これで全日程終了。
俊介はFW陣最多の2ゴールを挙げる活躍。
使われ方からしても、スーパーサブとしての地位をけっこう固めたか。
ブラジリアンの個人技にも触発されるところがあったかも。
一誠も、先発・途中出場でコンスタントに出場。
マナは周囲とのコンビネーションに課題が見られたようだ。オランダには間に合うか?
さて、三人にはその成果をサンフで見せてもらおう。
28日 SBC杯国際ユーストーナメント、
ユースはハンブルガーSVと対戦し1−2で敗れる。得点者は平繁。
1分け2敗の勝点1でグループ4位となり、7−8位決定戦へ。

 勝てば決勝トーナメント進出だったが、惜しくも敗戦。
オリンピアコスがウルムにドローで勝点を2としたためサンフは最下位となり、
地元ラウプハイムとの7−8位決定戦へ。
この時期に負けまくってもどうってことはないが、
その中から何かを学び取って、最終戦にぶつけてほしいぞ。
別にここで優勝したからといって三冠取れるわけでもなし、
気にせずどんといけい!

オリュンピアとの練習試合の記事で「打ち破る力に欠ける」と評されてはいたが、
敗戦の中でもしっかりとゴールは奪っているのが、いかにも攻撃的なサンフユースらしい。
フランコ・ガッリーニ国際トーナメント・順位決定戦、
U−14日本選抜はイゾラ(スロベニア)と対戦し1−0で勝利。得点者は阿部(FC東京U-15)。
17−20位決定戦にてラピッド・ウィーン(オーストリア)と対戦し、1−2で敗れる。得点者は糸井(FC前橋JY)。

 オフィシャル結果見たら決勝トーナメント進出かと思ったのに、実際はグループ3位だったとは。
間違えるなオフィシャルー。
全32チーム出場のこの大会、グループ3位は17−24位決定戦へ。
D組3位のイゾラと対戦して勝利、17−20位決定戦へ。
ここでラピッド・ウィーンに敗れたため、19位か20位、になったのか。

 優勝はU−14ハンガリー代表。日本と同組だったスパルタク・モスクワにスコアレスドロー、
PK戦を4−3で制しての栄冠となった。
ブラジル遠征のU−20日本代表がウニオン・サンジョアンと練習試合を行い1−1。
得点者は森本。

 前半に先制されるも、後半に原のクロスを途中出場の森本が頭で決めて追いつき、ドローに持ち込む。
森本は怪我で別メニューが続いていたが、前日の試合で途中出場し、
俊介のゴールを呼び込むシュートも放っていた。
与えられた時間できっちり結果を出すのは、さすがJリーガーの貫禄というところか。
28日、コリンチャンスとブラジル遠征最後の試合を行う。
27日 ◇Jサテライトリーグ、吉田にてセレッソ大阪と対戦し2−1で勝利。
得点者はジョルジーニョ(森脇)、木村(纉c)。

 公式戦じゃないけど、
練習試合以外で、
Jリーグ主催の試合で、
昨年2ndステージの磐田戦以来、

四ヶ月ぶりの勝利キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

いやー、めでたい。

 桜は運動量豊富で、中盤のルーズボールを拾ってサイドに展開し押し込む。
しかし、サンフはボールカットするや洋次郎を起点にダイレクトプレイの速攻で桜ゴールに迫り、
中盤つないで右サイドに展開、森脇のダイレクトクロスを逆サイドのジョルジーニョが受け、
中に入ると見せかけタテに抜けてマークを振り切ると左足一閃、鮮やかに先制。
さらに盛田のポストからダイレクトパスをつないで纉cのスルーパス、
これに左から龍朗が抜け出し、倒されながらもシュートを放ってゴールに流し込み2−0。
ちょっと攻められている状況からのカウンター、というのが面白いようにハマり、
それからもチャンスを作りつつ2点リードで折り返し。

後半は余裕の試合運び、しかし高いラインの裏をスルーパス一発で抜け出されて失点。
とはいえそれ以外に決定機を与えず攻め続けるサンフ、
ところがここで決定力不足が頭をもたげ、一対一の決定機を外しまくる(主に盛田)。
終盤疲れてくると中盤が間延びし桜が捨て身の猛攻、決定機を迎えるがギリギリではね返す。
ロスタイム、相手のパスを森脇がインサイドに当てたボールをさんまがキャッチ、
しかしこれをバックパスのキャッチと取られ、(取られても仕方ない流れだったが)
PA内間接フリーキックの大ピンチ。
サンフは全員がゴール前に並び、さんまが先頭に立って相手のアクションとともに決死の全員特攻!
まさに「体のどこかにあたってくれ!」な一瞬だったがこれを見事にはね返し、
ヒヤヒヤさせながらも試合終了、雨の中やってきたサポーターたちに勝利をプレゼントした。

 最後はバテたもののトップ下で奮闘した龍朗、
そして最後は足を攣らせながらも最後まで走りきったジョルジーニョ、お疲れさま。
彼らには機会を与えてやりたい。
洋次郎は右に左にフィードしまくってセレッソ守備陣を翻弄。
守備でも、イエローはもらいはしたがハードワークを見せていた。たくましくなってきたぞ。
ドイツ遠征中のユースは、
24日にオリュンピア・ラウプハイム(トップチーム)と練習試合を行い0−3。
26日よりSBC国際ユーストーナメントに出場、
26日にオリンピアコス・ピラウス(ギリシャ)と対戦し1−1のドロー。得点者は平繁。
続いてウルムと対戦し1−3で敗れる。得点者は槙野。

 週明け22日からドイツ遠征のユースは、
木曜日の夕方にオリュンピア・ラウプハイムと親善試合。
オリュンピアは週末のリーグ戦(フェアバンズリーガ、5部リーグ。アマチュア)に向けての練習試合として、
いい試合ができた、とのこと。(参考:オリュンピア・ラウプハイムのサイト、3/24、25の記事)
3本行い、オリュンピアが1・2本目の主力組で3点を取ったが、
サンフは3本目は一方的に攻めていたようだ。
印象としては、
「日本から来た少年達はテクニカルで好ましい試合を行ったが、
しかし攻撃において打ち破る力に欠けていた」
ということらしい。あー、柏木くんがいればもっと違うんですけどね。

 26日からは、毎年復活祭の日曜日を中心に行われるSBC杯国際ユースサッカートーナメントに。
昨年は4月10−12日に行われ、市立船橋が優勝している。
土曜日には20分ハーフ(短!)の2試合を行い、オリンピアコスとドロー、ウルムに負けの1分け1敗。
現在のグループ順位表はこちら。

1.ウルム 2勝0分け0敗 勝点6 得点4失点1 得失点差+3
2.HSV  1勝0分け1敗 勝点3 得点3失点1 得失点差+2
3.サンフ  0勝1分け1敗 勝点1 得点2失点4 得失点差−2
4.ピラウス  0勝1分け1敗 勝点1 得点1失点4 得失点差−3

サンフは27日にハンブルガーSVと対戦。
と、その前に復活祭の礼拝とかあるようだ。さすがキリスト教圏。
勝利すれば、オリンピアコスが現在首位のウルムに勝利してサンフとの得失点差をひっくり返さない限り、
グループ2位で決勝トーナメント進出となる。
勝てー。


付記:広島でお留守番中の新入生は、ジュニアユース勢とともに広島修道大と練習試合。
1−3で敗れたものの、2点はロスタイムの失点で、
それまでは圧されながらも自分達の時間帯をしっかりとつくっていたとのこと。
ちなみにゴールは、広島ジュニアユース新3年の田中貴政くん。
モンテギュー国際大会グループリーグ、
U−16日本代表はU−16ポルトガル代表と対戦し、1−0で勝利。
得点者は小井戸(ジェフ舞浜)。
グループ1位となり、優勝決定戦進出。

 日本は試合終了間際のゴールでポルトガルに劇的勝利、
さらにイングランドがカメルーンを2−1で破ったため、
日本が逆転でグループ1位となり、フランスとの優勝決定戦に臨むこととなった。
リンク先では逆のグループ1位はドイツとなるが、
大会日程表では、フランスと日本の決勝となっているので、そちらが正しいのだろう。
連覇なるか?ゴールだ、横竹&中野!
フランコ・ガッリーニ国際トーナメント・グループリーグ
U−14日本選抜はスパルタク・モスクワと対戦し1−4で敗れる。得点者は榎本(横浜FMJY追浜)。
次いでトリエスティーナと対戦し1−1のドロー。得点者は河本(ガンバ大阪JY)。
1勝1分け1敗の勝点4で
グループ2位となり、決勝トーナメント進出。
グループ3位となり、17−24位決定戦へ。
 午前中の試合でスパルタクに点差をつけられて敗戦。
ヤバい、と思われたが、続く試合でトリエスティーナがアウローラに敗れたために混戦に。

スパルタク4、アウローラ3(得失点差0)、日本3(得失点差−2)、トリエスティーナ1

 午後の試合、まず日本がトリエスティーナと対戦、1−1のドローで勝点を4として暫定2位に立つ。
そしてスパルタクとアウローラの試合は3−0でスパルタクの勝利、
これで日本の2位が確定、決勝トーナメント進出となった。

 決勝トーナメント初戦(27日)の相手は、グループリーグ3連勝のD組1位・フィオレンティーナ。
ジュニアユーストリオはよくやってるだろうか。


・・・と思ってたら、JFAの試合結果速報見たらグループ3位になってた。
オフィシャルのクセに試合結果間違えるな。
たぶんアウローラVSトリエスティーナが1−0でなく正しくは0−1なんだろうが。
デュッセルドルフ国際大会グループリーグ、
日本高校選抜はグラスホッパーと対戦し1−0で勝利。
得点者は渡辺。

 主力に体調不良者が二名出たため、入船が左WBで先発出場。
グラスホッパーはこの日2試合目ながら、高校選抜の動きは悪く防戦一方。
後半から4バックにするもペースは変わらず、
しかしスローインからつないだボールを薬袋がヘッド、
GKがはじくところを渡辺(市立船橋→仙台)が蹴り込んで劣勢の中先制。
高校選抜はその1点を守りに入ったが、ロスタイムにPA内痛恨のハンドでPKを与えてしまう。
しかし、ここでGK中林(市立船橋→鳥栖)がスーパーセーブ!PKをはじき返して勝利を呼び込んだ。

 高校選抜は連勝でグループ1位抜け。27日にドルトムントVSブレーメンの勝者と戦う。
ブラジル遠征のU−20日本代表がポンチ・プレッタと練習試合を行い4−6。
得点者は船谷、家長、前田、河本。

 野球でもやったのか。
前半1−4とコテンパンにされたが、ポンチ・プレッタが大量リードで気が緩むとようやく反撃開始。
家長・俊介・河本がゴールを奪ったが、日本も2点を奪われ追いつけず。

 俊介・家長、この年代双璧の変態天才による2度目のアベックゴールキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
マイズンマイズン。

大熊監督の昨日のコメント:

ただ、これからの3試合は少し、勝つためにすることをチームとして決めながら行きたい。

( ´_ゝ`)フーン
26日 ◇ヤマザキナビスコカップ第2節、広島スタジアムにて東京ヴェルディ1969と対戦し、0−1で敗れる。
得点者はいるわけない。

 前半から一方的に攻める!攻める!攻める!
決定機来る!来る!来る!
外す!外す!外す!
そして緑がCKからワシントンの頭ドーンで先制。
後半も決定機を外しているうちに緑もペースを握ってきて打ち合いになったが、
そのままタイムアップ。

 えーと、収穫は、いままでロクにシュートが撃てなかったガウボンと寿人が、
ようやくまともにシュートを撃てるようになったということか?(行けなかったのでTSS携帯で)
今日は完全なGKとの一対一を外したり、ゴール前超至近距離から宇宙開発したらしいが。
まあ…天皇杯・ゼロックス杯覇者を相手に五分以上のゲームをしてオジーに冷や汗をかかせた、
という内容は悪くはないんだけど…
しかし、攻めていても勝てないのなら、もはやこちらから勝つ手段はないということ。
いくら優勢な戦いをしても、勝てなければ何にもならない。勝ってくれ。

 しかし、何でこうもみんなシュートがど下手なのか(大木さん以外)。
普段の練習からゴールしてる?
ていうかジョルジーニョをなぜ使わない。
フランコ・ガッリーニ国際トーナメント・グループリーグ
U−14日本選抜はアウローラ・ポルデノーネと対戦し1−0で勝利。
得点者は大崎(富山北FC)。

 昨年は国際フットボールトーナメント”フリゴーラ”と表記されていたものと同じ大会。
日本選抜はグループB、アウローラ・ポルデノーネ、トリエスティーナ、スパルタク・モスクワと同組。
上位2チームが決勝トーナメント進出となる。
 日本、初戦は地元クラブ相手に接戦をものにして勝利。
同組もう一試合のトリエスティーナVSスパルタクはスコアレスドロー、これにより日本が首位に立った。
26日にスパルタク、トリエスティーナと一日二試合を行う。
ブラジル遠征のU−20日本代表がパルメイラスと練習試合を行い1−5。
得点者は河本。

 大熊監督によれば「レベルが今までの相手と違った」そうですってよ。
( ´_ゝ`)フーン
25日 モンテギュー国際大会グループリーグ、
U−16日本代表はU−16カメルーン代表と対戦し、0−3で敗れる。
1勝1敗の勝点3で、グループ3位。
 前半スコアレスで折り返すも、後半3失点で敗戦。身体能力に圧されたかー?
同グループもう一試合は、イングランド3−3ポルトガル。
ポルトガルが1勝1分けの勝点4でグループ1位に。
2位は1勝1敗の勝点3、得失点差+2のカメルーン、
3位が1勝1敗の勝点3、得失点差−1の日本。
イングランドは1分け1敗の勝点1で4位。

 優勝決定戦に出るにはグループ1位にならなければならない。
ので、日本は26日のポルトガル戦に勝ったうえでカメルーンVSイングランドの結果待ちとなる。
FW陣の爆発に期待。
デュッセルドルフ国際大会グループリーグ、
日本高校選抜はB.V.04デュッセルドルフと対戦し3−1で勝利。
得点者は鈴木、込山2。
 25分ハーフの試合、
2分に先制されるも9分に鈴木(市立船橋高→明治大)のゴールで追いつき、
16分、42分に込山(星稜高→大体大)が決めて逆転勝利。
入船が出場したかどうかは不明。
3−5−2で、左サイドには薬袋(市立船橋→静岡産大)が先発したようだ。
ブラジル遠征のU−20日本代表がナシオナルと練習試合を行い、4−2。
得点者は柳楽、家長、前田、辻尾。

 50分×2の変則マッチ、
日本が柳楽のゴールで前半先制するも追いつかれ、後半に家長が決め勝ち越すも再び追いつかれる。
しかし前田のゴールで三度リードを奪うと、終了間際にも辻尾が決めて突き放し、遠征初勝利を挙げた。

 ナシオナルは日本をなめていたのか運動量がさほどでもなかったらしく、
日本は比較的自由にボールを持ち動き回ることができたようだ。
俊介は途中出場で技巧的ゴールを決めたが、本人はボールにあまり絡めなかったことを反省している。
大熊はんも「前田はセンスはあるが守備は出来ない」と言い切りやがっておる喃。
それでも、ブラジル人の個人技を日々目の当たりにできるのは彼にとってけっこうな勉強になると思うので、
試合に出なくても彼らのプレイをじっくり見て、またいろいろ新しい技を開発してほしい。
 マナに一誠は昨日出たので今日はお休みだろう。

 なんかJ's GOALの記事を見ていると、原がFCバカーズにスカウトされそうな気がする。
24日 モンテギュー国際大会グループリーグ、
23日にU−16日本代表はU−16イングランド代表と対戦し、2−0で勝利。
得点者は横竹2。

 昨年この大会で初優勝を飾ったU−16日本代表、今年のチームもよい滑り出し。
立ち上がりからのイングランドの猛攻を耐え忍ぶと、前半終盤に山本康裕(ヤマハジュビロ浜北)のゴールで先制。
後半にはPA付近のこぼれ球を横竹翔(広島ジュニアユース)が「ワンダフル・フィニッシュ」、
イングランドを突き放すとそのまま逃げ切った。
 同グループもう一試合のカメルーンVSポルトガルは、ポルトガルが1−0で勝利。
得失点差でひとまず日本がグループ首位に立った。
日本はこの後24日にカメルーン、26日にポルトガルと対戦する。

 横竹くんいきなりゴール。OK、次は中野くんだ。

 上のリンク先FAサイトでは山本、横竹のゴールとなっていたが、
25日にJFAサイトの試合速報に掲載された試合結果では、横竹の2ゴールとなっていた。
ブラジル遠征のU−20日本代表がサン・カエターノと練習試合を行い、1−2。
 日本のゴールは水野。
オウンゴールで先制を許し、水野のゴールで前半のうちに追いつくも後半勝ち越された、という展開。
移動疲れや時差の関係もあり、後半は足が止まってしまったようだ。
広島では一誠が左サイドバック、マナがセンターバックで先発。俊介が出場したかどうかは不明。
20日 ◇JFAプリンスリーグU-18中国2005第2節、
サンフレッチェ広島F.Cユースは広島国泰寺高と対戦し2−0で勝利。
得点者は中山(野田CK)、田中(木原FK)。

 槙野・柏木・金山がサテライトに駆り出されたために攻守の柱抜きで臨んだ初戦(第1節は4月9日に行われる)、
サンフはやはり中盤の構成が思うように任せず、ペースは握るものの攻めきれない。
それでも野田のCKを受けたシュージが豪快に蹴り込んで先制し、後半へ。
後半も国泰寺の気迫の守備にゴールが割れない展開が続き、
逆に鋭いカウンターからゴールを脅かされる場面も。
両サイドを崩してクロスを次々と上げ、CKも左右から飽きるほど蹴るがゴールならず、
木原が個人突破からGKと一対一になるものの、この決定機に大きくふかしてしまう。
このまま終了か、と思われた終了間際、木原のFKをゴール前田中尚がダイビングヘッドで豪快に決め、
2−0として試合終了。
 チームとしてはまだ形が不明確。これから真剣勝負の中でどこまで強くなっていくか。

 平繁はしっかりと引いて守る国泰寺守備陣へどんどんドリブルで勝負を仕掛け、
またサイドに開いて突破、クロスを上げるなど攻撃面において万能の働き。
左サイドバックの松田も度重なるサイド突破を見せた。あとはクロスの精度を高めたい。

 サンフのいるAブロックの試合結果は、

19日:多々良6−0国泰寺
    立正大淞南2−1県工
20日:多々良4−0立正大淞南
    広島ユース2−0国泰寺

ハウバート・ダン、石田ら圧倒的な攻撃陣を擁する多々良が連勝、得失点差+10として見事なスタートダッシュ。
6チーム中上位3位に入れば、第2ラウンド・上位リーグ進出が決まる。
◇ナイキプレミアカップ島根県大会・県代表決定戦、
サンフレッチェくにびきジュニアユースは平田と対戦し2−0で勝利、島根県代表に決定。

 本家ジュニアユースが広島県代表、くにびきが島根県代表として中国大会進出。
全国大会出場目指して頑張ってほしい。
◇Jサテライトリーグ2005、吉田にてガンバ大阪と対戦し1−2で敗れる。
得点者はジョルジーニョ(PK)。

 90分のほとんどの時間サンフが攻め立てていたが、結果は1−2の敗戦となった。
サンフは前線からのプレスが徹底、中盤でボールを奪うや素早くジョルジーニョに当ててサイドに展開、
というスピーディーな攻めを徹底。
DFラインも西河・槙野(ユース)が声を掛け合いつつ高い位置に保持、実にコンパクトなサッカーでガンバを圧倒する。
そしてダイレクトパスをつないでジョルジーニョの落としを龍朗がクロス、
PA内に飛び出してボールを受けた纉cが持ち込むところ倒されてPKゲット。
これをジョルジーニョがきっちりと決めて先制した。
ジョルジーニョは凄まじい運動量で前線から恐怖のチェイス、ガンバ守備陣はおちおちボールキープもしていられないほど。
またボールを受けてからのパス出しも冴え、中盤と連携して攻撃をリードする。
ガンバは右サイドの松岡がサンフの高い守備ラインの裏へふわりとしたフィード、
これに二列目から前田雅文が飛び出してGKと一対一となり、冷静に制して同点に追いつく。
しかしサンフは全くペースを譲らず、それ以降も攻め続けて後半へ。

 後半もコンパクトな守備ブロックを形成するサンフが高い位置で奪っての速攻を続ける。
サイドを次々と崩し、FK、CKを次々にゴール前に上げるが、なかなかゴールに結びつかない。
サンフはユースの柏木を投入。そして彼がインターセプトからカウンターでドリブル突破、
止めようとしたガンバDF伊藤(ガンバユース所属)のタックルはファウル、二枚目のイエローで退場となり、
ガンバは10人に。しかしこのプレイで柏木も負傷、しばらくして前田俊介に交代する。
一人多くなったサンフはさらなる猛攻、鮮やかな連携から森脇のクロスにジョルジーニョが決定的なヘッド、
しかし決めることができない。それからもカウンターから5対3、4対3という絶対有利な状況を作り出すも、
最後の詰めが甘くゴールできない。
そうこうしているところへガンバが左からアーリークロス、中央でDFとガンバFW中山が競ったこぼれを松波が拾い、
逃さず決めて土壇場87分、逆転した。
サンフはCKを得るなどして攻めたが、ガンバの必死の守りの前にゴールを割れず、敗れた。

 サンフは昨日のトップチームとは比べ物にならない素晴らしいサッカーを展開した。
しかし山ほどあったチャンスを活かせず、二度のチャンスを確実に活かした10人のガンバに敗れた。
美しい攻守の形はできているのに、フィニッシュ前の雑さとフィニッシュの不正確さでそれが活きないのが、いかにも惜しい。
それにしても松波、それまでは槙野にも競り勝てないほどダメダメだったのに、
最後にああいうところにちゃっかりいて試合を決めてしまうのは、さてもさてもの悪運の強さ。感服仕る。

 ところでジョルジーニョは今度の週末使ってみたらいいと思います。
19日 ◇ヤマザキナビスコカップ第1節、万博にてガンバ大阪と対戦し、2−4で敗れる。
得点者は大木(ガウボン)、大木(ガウボン)。

 立ち上がりから双方とも形を作れず、じりじりした展開。
ガンバは中盤からどんどんロングボールを放り込み吉原、アラウージョ、フェルナンジーニョを走らせる戦術。
これは池田・ジニーニョが冷静に対処するが、DFラインが下がってきたと同時にサイドが空き、
二川がサンフの右サイドでフリーでボールを持つ場面が増えてくる。
右サイドバックで先発の一誠は主にフェルナンジーニョのマークで中央に絞っており、
そのため茂原が二川の対応に出て行くのだが、それで中盤中央が空き、そのスペースをまたガンバに使われる。
そのために大木や寿人も守備に戻ってきて3−6−0−1という状況に。
池田・ジニーニョのところではね返すだけで速攻も繰り出せないという困った事態になった。
しかし前半30分、ガウボンのポストに左から絶妙の飛び出しを見せた大木がきれいにゲット、サンフが先制。
これで波に乗るか、と思われた矢先の自陣ゴールライン際。
ジニーニョのキックが吉原に当たってラインを割り、ゴールキック・・・と思いきやなんとコーナーキックの判定。
これで動揺している隙に一番警戒しなければいけないシジクレイにどフリーで決められ、
わずか1分で同点に追いつかれる。
審判なんて、ハンドのゴールも「正当なゴール」という人々なんだから、
「誤審の五つや六つ当たり前」と割り切らなきゃ。
これで浮き足立ったサンフはサイドを次々に破られる苦しい展開、その中でもしのいでいたが、
前半ロスタイム、自らのスローインボールを軽いプレイで失うと、橋本にスルーパス一本通され、
アラウージョにあっさり抜け出されてあっさり決められあっさり逆転されてしまう。
集中切れすぎ。

 後半、サンフは寿人に代え茂木投入。ガンバが二川に代え家長を投入したことでサイドの脅威が減り、
サンフがペースをつかむ。幾度もゴールに迫るが、クロスの精度を欠きシュートが撃てない。
遅攻が続く中、中央を持ち上がるカズからガウボンへクサビ。
ガウボンは上手くターンするとドリブルで中央突破からスルーパス一閃、
これに左から走り込んできた大木がダイレクトで合わせ、ゴール右スミに流し込んだ。
このゴールは本当にスーペルなものだった。
2−2とし、このまま逆転かと思ったが、ガンバはルーキーの前田雅文を右サイドに投入。
本職FWの前田はどんどん前線に飛び出しシュートを狙っていく。
家長もゲームにフィットしてくると左サイドを得意のトリッキーなプレイとパスで崩し始め、
ガンバが再び両サイドを制圧。運動量もガンバが上回り、セカンドボールも徹底的に拾う。
そして、ガンバが右サイドを突破しクロス、左に流れたところを家長が拾って折り返し、
ニア吉原が合わせてゴール、勝ち越す。
こういう打ち合いの試合ならばこれでもまだ勝機はあるものだが、
ベットに代わって投入された浩司は目立った活躍ができず。
対するガンバは左からフェルナンジーニョがドリブルで突っかけ、
鋭い切れ込みで一誠・ジニーニョをぶっちぎるとすかさずシュート、決定的な4点目を奪った。
サンフは盛田を投入するも、何もできず。ガンバは余裕の逃げ切りで今季初勝利を挙げた。

 桃太郎スタジアムでのプレシーズンマッチを思い出させるような惨敗。
あの時はコンディション不良だったが、今回は何が悪かったのか。練習試合で4−0圧勝だった慢心か?
サイドや中盤を自由にさせ、セカンドボールも後半途中からは完全に支配されていた。
このシステムのキモは高い位置でのボール奪取からの速攻だが、
どんどん「池田とジニーニョのところで防いで、そこからショートパスつないで」という遅攻になっている。
服部も一誠もクロスの精度がまるでなく、ラインを割るか正確にシジクレイのいるところに蹴るかのどちらか。
クロスもほとんどがアーリーで、サイドをえぐって上げる形はまれにしかない。
各ポジションは各ポジションの持ち場を実に律儀に守っており、動きの面白味がない。
チームに裏を取るという意識がないので寿人も何もできない。
中盤を支配されているために左右のFWは守備に戻ってしまうので、ガウボンは孤立。
攻守に大車輪だった大木の活躍がなければ、まさに桃太郎の再現となっていただろう。
もう大木、あの飛び出しの鋭さは久保竜彦が乗り移ったかのような迫力だった。
2点目のゴールなんか、はっきり言って感動した。
それだけに、チーム全体が低調だったのがなんとも・・・上向きかけたら見事に落とすいつものクセは治らない。
なんとかしてくれ。
18日 広島MFリ・ハンジェが、朝鮮民主主義人民共和国代表に選出された。
 ・・・といっても、ハンジェは日本戦前の合宿における負傷がひどく、
その状態のまま練習を続けあまつさえ日本戦に出場したため、
足の状態がかなり悪いらしい。(その試合でも足がつって途中交代した)
それから一ヶ月以上経った今に至るまで別メニュー調整が続いている。
本格的にチーム練習に参加できるのは気候が暖かくなってからとか。
この状態でさらに酷使されたら、今年サンフで満足にプレイできるかどうかも危うくなるんじゃないか。
北朝鮮代表には、くれぐれもスポーツ選手としてハンジェに対してもらいたい。
2004ナショナルトレセン参加選手が発表され、
サンフレッチェ広島ジュニアユースから沖田勇樹、崎原拓也、村田俊介、藤谷政也、茶島雄介、宮本徹が、
サンフレッチェびんごジュニアユースから植木誠也、岡本知剛、ダシルバ ファビオ岡、元田涼介が、
サンフレッチェみろくの里ジュニアユースから岡崎航平が、
サンフレッチェくにびきジュニアユースから原裕太郎が選出された。

 26〜30日。今年は熊本県の大津で行われる。
村田くん、沖田くん、植木くん、岡本くん、原くんは昨年に続く選出。
エリートプログラムU−14イタリア遠征と日程が重なっているため、
玉田くん、浅田くん、山崎くんの名前はない。
先日怪我でU−15日本代表候補合宿を離脱した岡本くんは、
これに名前が出ているところを見ると軽傷だったようだ。
17日 16日のU−18日本代表候補とジュビロ磐田サテライトとの練習試合の結果は2−2。
 得点者は梅崎、森重。おお森重くんが決めたか。
16日 U−18日本代表候補が清水エスパルスサテライトと練習試合を行い、2−1。
 得点者は森島、河原。
磐田サテライトとの結果はまだ公式ソースなし。

 14日の練習試合では、
一試合目の磐田サテライト戦に柏木・槙野が先発、平繁が途中出場。
皆実の森重も先発、柏木とドイスボランチを組んだ。
平繁は83分、カウンターから柳澤のクロスをヘッドでゴール。
とのこと。
15日 DF吉弘充志が右第五中足骨骨折の手術を行った。全治は三ヶ月。
 13日のサテライトリーグ・福岡戦で負傷、途中交代していたが、
骨折で全治三ヶ月とは・・・
チームのほうはオムさんに西河が控えているからまだいいが、
吉弘自身は6月のワールドユース出場が絶望となった。
ボランチとしてレギュラーを確保していただけに、非常に痛い。
もうワールドユースは仕方がないので、焦らずリハビリしてほしい。
骨折なら、くっつけば元通り。夏場からの活躍を期待する。
DF駒野友一の出場停止処分について。
 J1第2節にてイエロー2枚で退場処分となった駒野の出場停止対象試合は、
今週末のナビスコカップ・G大阪戦となった。よってJ1第3節には出場できる。
 ガンバ戦の右サイドバックは誰だろうか。
サテライト福岡戦では一誠が右サイドバックだったが、西河も経験がある。
はたして誰が先発か?
ブラジル遠征を行うU−20日本代表が発表され、
広島よりDF中尾真那、MF高柳一誠、FW前田俊介が選出された。

 サテライトリーグ福岡戦で骨折の吉弘は全治三ヶ月ということでワールドユース絶望。
マナは先週負傷し福岡戦にも出ていなかったが、ブラジル行きには支障ないようだ。
吉弘のぶんも頑張ってくれ!
一誠は連続ベンチ入りし充実している。くれぐれもあちらで調子崩すな。
俊介は、とりあえず守備力を向上させてこい。
あと、どうせ中盤ないんだから一人で突破してのシュートをガンガン試みてくるがいい。

23日午前から試合があるということは、来週明けには出発か。
19日の万博ナビスコ(脚戦)、20日の吉田サテライト(脚戦)出場は大丈夫としても、
26日の広スタナビスコ(緑戦)、27日の吉田サテライト(桜戦)には無理。
ちょっと残念。
Jユースカップ2005の大会概要が発表された。
 広島はセレッソ、鳥栖、大分と同組。
大分とはJユースカップ決勝トーナメントや天皇杯1回戦で当たり、
ともにPK戦にまでもつれ込んで勝ったり負けたりと非常に競った試合をしている。
セレッソとも一昨年のJユースカップ準決勝で対戦し、
ロスタイム藤井のゴールで2−1辛勝と、これもギリギリの試合。
ともに決して侮れない相手で、強力なライバルとなるだろう。
鳥栖に関しては、見たことがないので全く知らない。

今年の京都は移動がたいへんだ。
14日 U−18日本代表候補がジュビロ磐田サテライトと練習試合を行い4−2、
静岡産業大学と練習試合を行い1−2。
磐田サテライト戦にて平繁龍一が1ゴールを記録している。

 静岡で合宿中のU−18日本代表候補、今日は練習試合2試合を行った。
磐田サテライト戦のほうに主力組が出場?そこで平繁がゴールを決めた。OKだ。
今後16日に清水サテライト・磐田サテライトと練習試合を行い、17日に解散となっている。
13日 Jサテライトリーグ、雁の巣にてアビスパ福岡と対戦し0−2で敗れる。
 DFのミスとPKで2失点とのこと。
PKを決めたのは山形恭平で、GKをあざ笑うようなチョロキックだったらしい。
恭平、ついに復帰か。
 敗れたとはいえ攻撃陣は左右からいいクロスを上げるなど機能しており、
広島が勝っていてもおかしくなかった内容だったとのこと。
ガウボンの脳震盪、カズの鼻骨骨折、駒野退場、
あとベットがイマイチ不調(足を気にしてる?)でサテ勢にはナビスコへの門戸が開かれそうな来週、
誰かアピールできただろうか。
 吉弘前半途中交代って、怪我か?
◇ナイキプレミアカップ島根県大会決勝トーナメントは、天候不良のため20日に延期。
 大雪か。来週は晴れてほしい。
◇前橋育英高崎グランドで行われたU−18春季選抜サッカー大会、
ユースはヴェルディユースと対戦し1−1のドロー、PK2−4で4位。
 前日のグループリーグ2位どうしの対戦はドローのPK戦負けで4位。
ちなみに1位市立船橋、2位前橋商、3位ヴェルディ、4位サンフ、5位国見、6位前橋育英。
その後前橋育英ともう1試合行ったが、結果は不明。

 脱臼の手術で昨年末よりリハビリを行っていた田中尚くんが復帰、試合に出ていたとのこと。
プリンスリーグに間に合った!
12日 ◇J1第2節、広島ビッグアーチにてFC東京と対戦し、0−0のドロー。
 雪が降りしきるビッグアーチ、気温は0.6℃という極寒の状況の下、試合開始。
前半から双方とも激しく動き回り、相手のストロングポイントを潰してゆく一進一退の攻防。
FC東京は石川がPA内フリーになるもシュートは下田がセーブ、
サンフもサイドをえぐってクロスを上げるも茂庭・ジャーンが必死のクリア。
後半も互いに譲らない激戦、FC東京の決定機をまたも下田が防ぐと、
サンフも寿人のクロスにゴール前フリーのガウボンがヘッド!しかし左に外してしまう。
それからもベット、途中出場の茂木のシュートでサンフが押すものの土肥のファインセーブでゴールならず。
終盤、駒野がイエロー二枚で退場、
さらにガウボンが自陣ゴール前の接触で脳震盪を起こすなどアクシデントが連発するも、
ここで主審・高山がロスタイム表示もなく試合を終了させ、不完全燃焼な幕切れでスコアレスドロー。

 主審は、どうやら寒すぎるので早く試合を終わらせたかったようだな。
ロスタイム表示あった?
(あったらしいが、ガウボンの負傷退場の時間を入れると少なくとも3分以上はありそうなところ、
さっさと終わらせてしまったためにFC東京の選手も一斉に抗議していた。
TVの実況・解説の人も驚いていたとのこと)

駒野の退場もどうも納得いかん。
二枚目はともかく、一枚目は違うだろ。フツーに体入れただけじゃん。
ほかにも怪しい判定あったし。
それを抜きにすれば、実力が拮抗した両チームが互角の勝負を繰り広げて結果ドローとなった、
悪くない試合だった。
もちろんホームゆえ勝ちたかったけど、この無茶苦茶なコンディションなら勝点1でもまあよし。
他会場はドローばかりだったし、1位は勝点4で何チームも併走という混戦に。
まだまだこれから。
 個人的には、もっと早めに茂木・浩司を入れて4−4−2にしてほしかったけど。

 カズが途中から鼻血が止まらなくなり、「鼻が折れているかも」とのこと。
来週はマスクマン?

 本当に寒かった。3月中旬ですよ?
ナイキプレミアカップ広島県大会決勝トーナメントが行われ、
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースが優勝した。

 準決勝第1試合は、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCとサンフレッチェみろくの里ジュニアユースFCの対戦。
総合力でやや上回るびんごが優位に試合を進め、セットプレイから先制。
さらに左サイドからのクロスから11番が抜け出しゴール、2−0で折り返し。
後半立ち上がりにびんごの不用意なバックパスをカットしたみろくの里10番がゴール、1点差とする。
しかしびんごもボールを支配し我慢強く攻める。
そして終了間際、GKのクリアを拾った11番が目の覚めるようなミドルシュートを突き刺して3−1。
びんごが3−1でみろくの里を降し、決勝に進出。
 準決勝第2試合は、
広島地区大会決勝と同じサンフレッチェ広島F.CジュニアユースとMUNE FCの対戦。
前回の対戦では緊迫した試合だったが、
今回は広島が開始早々に左サイド5番のクロスから8番(浅田)のヘッドで先制。
これで広島がペースをつかみ、続いてPA内右で13番(茶島)の鮮やかなキープからの折り返しを
9番が冷静にゴール左スミに蹴り込んで追加点。
しかし後半、MUNEも前線からの積極的なプレスで広島守備陣のミスを誘いペースをつかむ。
高い位置でボールを奪っての速攻で立て続けにシュートを放ち、
また遠目のFKを得ると意表を突いてこれを直接狙う!枠を捉えたが、GKがギリギリでセーブ。
押し込むMUNE、しかし広島はその一瞬の隙を突いて左サイドからのグラウンダーのクロス、
これに途中出場のFW14が抜け出してトラップ、GKをかわしてゴールに流し込み3−0と突き放す。
残り5分、これで余裕の出た広島はさらに2点を追加して5−0とし、粘るMUNEを振り切った。

 決勝も追いつ追われつの好ゲームとなったようだが、
広島ジュニアユースが3−2でびんごジュニアユースを振り切り、優勝した。
◇ナイキプレミアカップ島根県大会予選リーグが行われ、
サンフレッチェくにびきFCは湖東中と対戦し2−0で勝利、あすかと対戦し6−0で勝利。
グループ1位で13日の決勝トーナメントに進出。

 島根のくにびきも順調に勝ち進む。こちらも優勝して中国地域予選へ!
◇前橋育英高崎グランドで行われているU−18春季選抜サッカー大会、
12日のグループリーグにてユースは市立船橋と対戦し0−1、
前橋育英と対戦し2−0。得点者は木原、江本。
グループ2位となり、13日はヴェルディユースと対戦。

 バスで前橋へ移動、またU−18日本代表候補トリオ不在で臨んだユース。
市立船橋戦ではその堅陣を崩せずに敗れるも、
前橋育英戦では一昨日の広島トップリーグでハットトリック達成した江本くんがゴール。
平繁くんのいぬ間に本格的にFW争いへ参戦か。
そろそろヴェルディとも奇妙な因縁できた?
11日 ◇ユースが10日の広島トップリーグ第1節第1試合にて広島大学選抜と対戦し、4−1で勝利。
得点者は野田、江本3。

 今年は広島ユース、広島大学選抜、広島国体成年、広島観音高によって行われるトップリーグ、
ユースは快勝スタート。
前半に広島大学選抜に退場者が出たことでユースが有利に試合を運び、野田のシュートで先制。
後半はメンバーを入れ替えて臨んだが、ここで江本がハットトリックの大活躍、試合を決めた。

 今日11日は前橋へ移動。
12日からトレーニングキャンプに入るU−18日本代表候補の三人はいないが、
FWではハットを決めた江本くん、そのほか現在控えに甘んじている選手がしっかりと力を出してきてほしい。
9日 JFAエリートプログラム(U-14日本選抜チーム)イタリア遠征メンバーが発表され、
広島ジュニアユースよりDF浅田裕史、山崎翼、玉田道歩が選出された。

 あと、GKコーチも広島ジュニアユースGKコーチの山中さんが務める。
全員DF登録になっているが、ナイキカップでは
浅田くんは二列目・FW
山崎くんはセンターバック
玉田くんはFW
でプレイしており、この年代だとポジションはあまり関係ない。
イタリアはメシがうまいので、たっぷり堪能してきてくれ。
ワインが飲めないのはもったいないけど、
それは成人してセリエとかに行った時にじっくり味わってくれ。
◇びんごジュニアユースMF岡本知剛が8日、怪我のためU−15日本代表候補合宿を離脱。
 むう。大事に至っていなければいいが。
8日 Jサテライトリーグ2005の追加日程発表。
 サテライトリーグDグループ日程にて当初記載されていなかったセレッソとのアウェイ戦の日時が、
4/3(日)14:00南津守
と決定。
 あとは鳥栖とのホーム&アウェイの日程か。
7日 FIFAワールドユース選手権大会オランダ2005の組み合わせ発表。
 日本はA組で、開催国オランダ、ベナン、オーストラリアと同組。
オランダは戦術・身体能力で日本を上回ってるだろうし、
ベナンはアフリカン特有の、オーストラリアはカンガルー相手に鍛えられたフィジカルを誇る。
それでもブラジル、ナイジェリアと同組になってしまった韓国よりはマシな組み合わせだと思うので、
いつもの穴熊戦術で何とかグループ2位を狙ってほしい。
◇広島ジュニアユースGK兼田亜季重が、学校行事のためU−15日本代表候補合宿不参加。
 さあ受験だ。合格を祈る。
6日 ◇ナイキプレミアカップ広島県大会グループリーグ、
A組のサンフレッチェびんごジュニアユースは千代田中と対戦し2−0、
グループ1位で決勝トーナメント進出。
B組のサンフレッチェ広島ジュニアユースはピースクラブと対戦し7−0、
グループ1位で決勝トーナメント進出。
サンフレッチェみろくの里ジュニアユースは東城中と対戦し3−0、
グループ2位で決勝トーナメント進出。
 この結果により、12日に広島スタジアムで行われる決勝トーナメント組み合わせは、
10:00 サンフレッチェびんごVSサンフレッチェみろくの里
11:30 MUNE FC VS サンフレッチェ広島
14:30 決勝戦
となった。
むう、広域公園でやらないのか。
5日 ◇J1第1節、日本平にて清水エスパルスと対戦し、1−1のドロー。
得点者は、茂木(駒野)。

 ここ9年間勝利がなかった日本平の呪縛をちょっぴり打ち破る勝点1ゲット。
前半から中盤を支配しダイレクトプレイを多用した攻撃を見せるサンフ、
相手の両サイドバックをゴール前に張り付けて攻め立てるも、
最後のところでパスがうまくつながらずなかなか決定機に持ち込めない。
それでもボール支配率で上回り、サイドアタックも機能してCKを取りまくるが、
左から右から都合9本放っても、西部のセーブやバー直撃などでゴールならず。
そうしているうちに清水のロングボール速攻から久保山のクロス、
これを服部があろうことかヘッドをスカってしまい、澤登がフリーで受けシュート。
これが決まって清水に先制を許してしまう。
しかしサンフも反撃、後半美しいクロスを上げまくっていた駒野が鮮やかな弾道を放ち、
ガウボンが跳んだ背後から飛び込んだ途中出場・茂木がダイレクトで合わせる!
きれいに決めて同点に追いつくと、それからも3-4-3として攻め続ける。
終盤のセットプレイでは、盛田・ガウボン・小村・ジニーニョ・池田と長身選手がずらりと並んだ壮観な光景だったが、
惜しくもゴールを奪えず。それでも勝点1をもぎ取った。

 中盤の流動的な人とボールの動きは素晴らしい。
あとはゴールに近いところでのFWとの連携か。今日はトップ下のベットがちょっといまいちだった。
池田は古巣日本平で充分にハッスル、
カズはダイレクトパスに確実な守備にキープにと中盤で大車輪、
後半の駒野は蝶ブラボーなクロスを次々に上げていた。
斉藤が邪魔しなければあと2点は入っていたろう。
やはりスリートップだと、そのうちの一人はサイドに流れてクロスを上げる能力がないと最後で手詰まりになってしまう。
今の三人は真ん中で仕事をするタイプなので(大木はよく動いてつなぐが、クロスを上げるのはちょっと)、
浩司、茂木がここに食い込んできてほしいところだ。

 ホーム開幕戦の相手は、新潟を4−0で撃破したFC東京。
新潟も4−3−3を採用していたこともあり、
同じシステムの広島に対してはけっこうな自信をもって乗り込んでくるだろう。
それに対し、どのような戦いを採用するか。
◇ナイキプレミアカップ広島県大会グループリーグ、
A組のサンフレッチェびんごジュニアユースはMUNE FCと対戦し2−1、
東広島FCと対戦し3−0。
B組のサンフレッチェ広島ジュニアユースは、サンフレッチェみろくの里ジュニアユースと対戦し2−0、
東城中と対戦し10−0。
サンフレッチェみろくの里ジュニアユースは、
広島ジュニアユースとの試合に続いてピースクラブと対戦し3−0。

 U−14によるナイキプレミアカップの県大会開始。
5、6日にグループリーグを行い、各組上位2チームが12日の決勝トーナメントに進む。
トレーニングキャンプを行うU−18日本代表候補が発表され、
広島ユースよりDF槙野智章、MF柏木陽介、MF平繁龍一が選出された。
 3/12〜17。
前回選出された槙野・柏木に加え、
トップチームの宮崎キャンプで評価を上げた平繁も一年飛び級でメンバーに名を連ねた。
3日 モンテギュー国際大会に出場するU−16日本代表が発表され、
広島ジュニアユースFW横竹翔、
知多サッカークラブFW中野裕太が選出された。

 今年ユースに入ってくる二人のストライカーが揃って選出。
 年度始めからユースの練習に参加しJユースカップにも出場していた横竹くんと、
昨年の暮れから三矢寮に入ってユースの練習に参加していた中野くん、
新チーム発足からの練習試合では、すでに主力級のパフォーマンスを見せている。
大会期間は23〜28日のため、ユースのドイツ遠征(22〜30日)には帯同できないのが残念。
それでも代表なんで、ちょいといいとこ見せてきてほしい。
昨年、日本は布監督のもと見事優勝している。サンフからは野田くんが出場していた。
ディフェンディングチャンピオンの名に恥じない活躍を。
7〜12日にトレーニングキャンプを行うU−15日本代表候補が発表され、
広島ジュニアユースGK兼田亜季重、
びんごジュニアユースMF岡本知剛が選出された。

 1月の香港遠征に参加した二人が引き続き選出。定着めざせ!
兼田くんは早生まれで、今年ユースに昇格してくる。
2日 福山大と非公開の練習試合を行った。
 30分×1本と45分×2本で、主力組は30分×1に出場。
まだ充分でないセットプレイの確認を実戦で行ったようだ。

 試合結果やメンバーも非公開とは、念が入っている。
粛々とメニューをこなし、5日に日本平の呪縛を破ることができるか。

2月:

24日 Jヴィレッジで合宿中のU−18日本代表候補の練習試合結果。
23日:3チームによる変則マッチ(1本45分)
 U−18日本代表候補 2−1 ソニー仙台
      得点者:森島(滝川二)、船山(柏Y)

 U−18日本代表候補 1−0 ソニー仙台
      得点者:市原(大津)

 U−18日本代表候補 1−1 モンテディオ山形
      得点者:ハーフナー(横浜FMY)

24日:30分×3本の練習試合
 U−18日本代表候補 0−0、0−0、1−0 順天堂大
      得点者:迫田(鹿児島実)

寒い中、いい感じでやれているようだ。
早生まれなしの高校1・2年チームながらしっかり点が取れているようで、結構やる、という感じ?
コーチのポイチさん、槙野くんに柏木くんも頑張ってるか。
合宿は25日まで。
22日 みよし、岩国スクール開校のお知らせ。
 県内では、府中・沼田・東広島・ひろぎんの森・びんご・みろくの里につづく七つ目の、
県外ではくにびき(出雲・斐川)につづく二つ目のスクールになる。
20日 ◇プレシーズンマッチ、岡山県・桃太郎スタジアムにてセレッソ大阪と対戦し、0−5で敗れる。
 合宿の成果どころか、90分間ほとんど何もできずに打たれまくった。
下田のスーパーセーブ連発がなければあと3点は入っていただろう。
とにかく全員のコンディションが悪すぎで、ほとんど棒立ち状態。
ゆえにボールが全くつながらず、まともな攻撃どころかまともな守備もできない。
セレッソの先制点は、オフサイドギリギリで抜け出した黒部の折り返しを古橋、
さらに左へのスルーパスに新外国人ゼ・カルロスが絶妙の飛び出しからダイレクトクロス、
鋭くゴールから逃げるボールに、これも新外国人、リベロのブルーノ・クアドロスが飛び込んで弾丸ヘッド。
後半立ち上がりはセレッソがふわっとした入りだったために押し込んだが、
カウンターから森島にぽんと決められ0−3。
二列目からぎゅんぎゅん飛び出す森島を止めきれず、森島連続ゴールで0−4、
最後は左CKがファーに抜けるところを齋藤に押し込まれて0−5。
終盤はさすがに押し込んだが、ゴールを奪うことはできず、そのまま敗れた。

 「家に帰るまでが遠足」とはよく言う言葉だが、
今回のサンフも、「プレシーズンマッチが終わるまでが合宿」だったのではないか。
宮崎ではうまくいっていたようだが、ここでちゃんとしたゲームができなければ、
画竜点睛を欠くというもの。
5000人以上を集め、お金を取ってまで開催した試合でこれでは、プロとして恥ずかしい。
この試合を見た多くの人々は、「これは優勝争いは無理、今年も残留争いだ」と思ったろう。

 トップがこの状態なら、サテライトが九州共立大に敗れたのもうなずける。
こんなコンディションで、まともな試合ができるわけがない。
選手たちには、病院行って点滴打ってしばらく安静にしてろ、と言いたい。
小野監督をはじめ現場のスタッフは、このプレシーズンマッチをどう捉えていたのか。
こんなボロボロの選手たちを人前に出して無残な敗北を味わわせて、
見ているこっちにも大きな失望と怒りを与えて、いったいどういうつもりか。
小野監督の試合後のコメント、
「スケジュールのもっていき方が、あまりにハードだったのかもしれないですね」
それはこっちの感想です。
厳しい練習もいいけど、それやるときは、あらかじめカリン様に仙豆もらってきといてください。

 一応、収穫を述べとく。
 ゲームキャプテンのカズはたくましかった。周りが全くあてにならない中、一人で中盤全域をカバー。
ショートパスでのつなぎ、サイドへの大きな展開、そしてドリブルでの突破と、
自分が何とかしようという気迫を漲らせていた。
ただ、ハードワークがたたって後半途中からはスタミナが切れてしまい、
それとともにチームは完全に機能を停止した。
 大木のパフォーマンスもよかった。後ろからボールが出てこず、中盤をセレッソに支配されている中、
後方に戻って気迫の守備を行い、またカズとともにボールをなんとかリンクしようとしていた。
 ジニーニョは「美しい守備」。決定的シュートを横合いから綺麗なスライディングでカットしたり、
一対一でも激しい当たりからスイっとボールを奪ったり、また鋭く飛び出してのパスカットなど持ち味を発揮。
遠目にはトニー・ポポヴィッチみたいに見えるのも、いい。
 そして一誠。ボランチの位置に入ったが、さかんに前線に飛び出し(パスは出てこなかったが)、
サイドに大きな展開のパスを通したり、果敢にミドルシュートを放ったりしていた。

 とりあえず、みんなゆっくりしてコンディションを整えろ。
今日の試合が実力だとは思わない。
もしそうならば、ガンバ大阪は即刻JFL、いや地域リーグに降格したほうがいい。
このサンフに0−4なら、J1ではたぶん勝点1すら獲得できないと思うから。
というわけで、小野監督以下のスタッフ、選手にいたるまでコンディションには最大限の注意を払え。
首脳陣は、二年前から「練習で選手を追い込むだけ追い込んで試合では全員ヘトヘト」ってパターンが多すぎる。
選手にも、今日プレシーズンマッチがあることわかってるんだから、
合宿中のオフでしっかり休んだのか、などのセルフコントロール能力を問いたい。
たとえばカズは18日のオフにはゆっくり寝ていたようだが、それがこの日のパフォーマンスに寄与したのかもしれないし。
ここまで恥ずかしいことしたんだから、もう二度目はないように。
第9回北九州市長杯争奪・北九州招待サッカー大会第二日、
ニューウェーブ北九州と対戦し3−0で勝利、3位の成績。
得点者は森脇、田村、木村。

 昨日九州共立大に敗れてしまって何事!と思ったが、
今日のトップの試合内容見て納得。こんなコンディションじゃ、そら試合やるのつらいわ。
3位決定戦は、意地を見せて勝利。
森脇がゴールしてる。センターバックに入っていたそうなので、セットプレイから?
お疲れさま。広島に帰ってゆっくり休め。
 ユースの金山くんも行ってたのか。

 優勝は、福岡。九州共立大を5−0で粉砕した。
得点者は、OG、福嶋、沖本、太田、釘崎。
沖本はFKでのゴールらしい。右足冴えてるね。
19日 ◇宮崎キャンプ最終日。
 プレシーズンマッチ出場の17名が午前中に練習を行い、キャンプ打ち上げ。
明日はこれまでの成果を見せていただきます。
第9回北九州市長杯争奪・北九州招待サッカー大会第一日、
九州共立大と対戦し0−1で敗れる。
 サテライトは昨日のうちに移動、現地で一泊して試合に臨んだ。
が、つい先日九州大学選抜に4−0で勝っときながら、単独の大学に0−1で敗れるとは。
なんでそうなるの!(欽ちゃん風に)
話によれば、「押してもゴールを決められず、一発かまされ逃げられた」という、
典型的な負けパターンだったようだが…
盛田以外U−20というメンツだったが、それでも勝たなあかんで。
この前はいた吉田「男塾」メグさんがいなかったのが響いたか。
しかし入船が出ていないが、どうしたんだ。
 もう一試合は福岡がニューウェーブ北九州を3−1で撃破。
柳楽がオウンゴールかましてしまったものの、
城後、釘崎のゴールで逆転、そして沖本のFKでとどめを刺したらしい。
(実際は城後、釘崎のゴールで2−1だった。2/21追記)
というわけで、明日は、

決勝戦:アビスパ福岡VS九州共立大
3位決定戦:サンフレッチェ広島VSニューウェーブ北九州

となった。
明日こそはシャンとしたゲームを。
24日、吉田町清神社にて必勝祈願参拝が行われる。
26日、シャレオ、デオデオにてシーズン開幕キャンペーンが開催される。
28日、リーガロイヤルホテル広島にて「2005年サンフレッチェを励ます会」が開催される。

 24、28日は平日なので、26日には行かねばなるまい。
18日 ◇宮崎キャンプ十二日目。
 今日はプレシーズンマッチ、北九州市長杯それぞれのメンバー分けが発表され、
桃太郎組は軽めのランニングで上がり、北九州組は簡単な調整、戦術確認。

プレシーズンマッチ登録メンバーは、

GK:下田、上野
DF:昇平、小村、ジニーニョ、駒野、服部、一誠、吉田
MF:ベット、浩司、カズ、茂原
FW:茂木、ガウボン、寿人、大木

の17名。残りは北九州へGo。
北九州組も、ジョルジーニョ、青山、龍朗あたりは主力組と遜色ない活躍をしているので、いいサッカーをしてくれそう。
先日2−3だった福岡にリベンジだ。

 今年は茂木がかなりアグレッシブにやっているようで、いい感じ。
大木、寿人がなかなかゴールを奪えていないし、桃太郎で一発かませば開幕ベンチ入りあるぞ。やったれ。
U−20日本代表候補合宿最終日、ベガルタ仙台と練習試合(3本)を行い、1−0、1−0、0−2。
 マナが先発、そして1本目に兵藤のCKを叩き込んでゴールを記録した。
彼は練習試合5試合のうち4試合に出場。最初の福岡戦には途中出場だったが、
草津戦、大宮戦、今日の仙台戦と連続で先発。
「高さと速さを兼ね備え、フィードもそこそこいける」マナを大熊さん絶賛してるらしい。
そこへ持ってきて今日のゴール。
ヤッベ!また呼ばれちゃう!
 俊介は3本目に出場。
今回はU−20全得点4のうちのひとつを決めてるし、よくやったじゃないかな。
それにしても、ほんの数日前、サンフのサテライト(仮)では鬼神のごとき活躍してたんだが。

 松浦はシルビーニョの負傷により1本目途中より出場。
シルビーニョ26分out→松浦33分inというちょっと変なことになってるのは、
シルビーニョ負傷で松浦が急いで準備、ピッチに飛び出していったが、
「おまえちゃんとアップしてないだろ!」
と怒られてピッチ外に引き戻され、ちゃんとアップして7分後に正式にインしたから、らしい。
この、あわてんぼさん。
しかしシルビーニョが抜けると仙台はきついだろう。怪我の具合は大丈夫か。
財前、中原が復活したのはグッドニュース。
17日 宮崎キャンプ十一日目、川崎フロンターレと練習試合を行い、2−2。
得点者は、駒野(−)、平繁(小村)。

 宮崎キャンプ最後の練習試合の相手は、かつて03年に激闘を繰り広げ、今季J1に昇格してきた川崎。
双方ともレギュラー組での試合となった。
 6分、川崎が左サイドに展開、アウグストのスルーパスを新加入のフッキが決めて先制。
川崎はアウグストに展開してフッキがゴール前に走り込む展開、
サンフはベットのパスワークから両サイドを使う展開。
双方本番さながらに激しくぶつかり合い、イエローが飛び交う。
互角のまま迎えた33分、右サイドでボールを持った駒野がドリブル開始。
二人をスピードで抜いてそのままシュート、豪快に突き刺して1−1の同点とした。
 後半、サンフは大木、ガウボン、茂原を下げ浩司、ジョルジーニョ、小村を投入、同時に3−5−2にシステム変更。
森崎兄弟がドイスボランチを組むことになった。
後半10分、川崎はマルクスのFKから箕輪が飛び込みゴール、2−1とする。
勝ち越されはしたが、サンフは寿人や浩司が決定的シュートを放つなど攻め続ける。
サンフはベットに代え青山イン、さらに寿人、駒野を下げ平繁、龍朗を投入。
昨日の九州大学選抜戦で活躍した途中出場組がついに結果を出したのは後半44分。
服部のクロスに平繁が飛び込み、CKゲット。
そのCKのこぼれを小村が拾ってクロスしたところへ平繁が飛び込み、太腿で押し込んでゴール。
土壇場で2−2に追いつき、さらにロスタイムにもCKを取ってゴールを狙うなど攻め続け、試合終了。

 激しいプレスをかけてくる川崎とのゲームは、かなり実戦に近かったようだ。
その中で、システム変更、メンバーが変わった状態でのチームバランス維持、
そして交代選手が結果を出すこと、といろいろ収穫があったようだ。
二度にわたってリードされながらも追いついたのは、「結果にもこだわる」という姿勢が出たもので、
これも大きいと思う。
主力組は宮崎キャンプで無敗(柏に4−3、蔚山に2−2、城南に1−0、ガンバに4-0、この日2-2)。
20日のプレシーズンマッチでは、その成果をサポーターたちに見せてほしい。

にしても、平繁が決めるとは。
トレーニングキャンプを行うU−18日本代表候補が発表され、
広島ユースからDF槙野智章、MF柏木陽介が選出された。
また、森保一普及育成コーチが、このチームのコーチの役に就いた。
 これは次回のアジアユースそしてワールドユースを目指すチーム。
サンフからは予想通り彼ら二人が選出。
また広島皆実高のMF森重真人も、昨年より引き続き選出されている。
二人とも、宮崎キャンプ行ったり修学旅行行ったり代表候補合宿行ったりと最近忙しすぎ。
体壊すな。
 吉田監督とポイチさんは昨年の新潟国際ユースでもタッグを組み、優勝という結果を出している。
頑張ってほしい!

 大分U−18の福元がいないが・・・?怪我でもしてるのか。
デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会に出場する日本高校選抜チームが発表され、
鵬翔高(→広島)DF入船和真が選出された。

 Jリーグ入りの面々はほとんど呼ばれず。
入船の場合は、とりあえず服部、メグさんといったベテランが同ポジションにいるので、
こちらに行ったほうがいろいろと経験になるだろう。
作田、森野といったところはU−18と兼任で大変そう。
Jサテライトリーグ2005の日程発表。
 サンフはDグループ。リーグ開幕は3月13日(日)、雁の巣の福岡戦から。
吉田では、次週20日14:00よりのガンバ戦が初戦となる。
今年のサテライトは昨年に増して面白そうなので、要チェック。
◇U−20日本代表候補合宿第四日、ザスパ草津と練習試合を行い1−1、
大宮アルディージャと練習試合を行い0−0。
 草津戦で、家長のアシストから俊介がゲットという話が。(城後アシストだったらしい)
吉弘はサンフに戻ったらしい。
16日 宮崎キャンプ十日目、九州大学選抜と練習試合を行い、4−0。
得点者は、ジョルジーニョ、オウンゴール、平繁、ジョルジーニョ。

 九州大学選抜との試合には、サテライト組(仮)が出場。
U−20日本代表組が不在、ユースの槙野・柏木は吉田高校の修学旅行のために帰広、
西河とハンジェは別メニューということで、DFが足りない状況。
そのため、前半は纉cが右サイドバックに入った。
 前半からサンフが豊富な運動量でゲームを支配、ボランチ青山も積極的に攻撃参加しシュートを放つ。
ジョルジーニョはボールを持ったらどんどん勝負を仕掛けるアグレッシブさを見せ、
それが実ったのが29分、DFのバックパスをカットするとGKもかわしてゴールに流し込み、サンフが先制。
さらに34分、ジョルジーニョから右サイドに開く茂木にパス。
茂木が鋭いクロスを上げると、それはクリアしようとしたDFの足に当たってゴールに飛び込み、2−0。
守備では危険な場面もあったが、GKさんまのファインセーブやポストに助けられたりで折り返し。

 後半、纉cがボランチ、青山が右サイドバックとポジション入れ替わり。
立ち上がりは九州大学選抜に押し込まれ決定的なシュートを立て続けに浴びたが、
さんまがここでもファインセーブを連発しゴールを死守。
その中、ジョルジーニョのループパスから平繁が抜け出し、シュート。
GKはじいたボール、平繁拾ってまたシュート、これもGKセーブ、平繁がもう一度拾って三度目の正直、3−0。
ユースの平繁、今キャンプ初ゴールを挙げた。
これを機に再びサンフペース、ジョルジーニョがドリブル勝負を挑みまくり、
両サイドの茂木、平繁がさかんに前線に飛び出して相手守備陣を圧迫。
途中で森脇に代わって田村投入、右サイドバックに入って青山がセンターバックに。
後半28分にはジョルジーニョが中央ドリブル突破、DFに挟まれながらもトーキックでスポーンと蹴り込んで4−0。
後半は、纉cに後ろを任せて龍朗がどんどん前線に上がり、攻撃を支えていたようだ。

 この試合と明日の川崎戦を吟味して、桃太郎行きの主力組・北九州市長杯行きのサテライト組が分けられる、のか。
U−20日本代表候補合宿第三日、川崎フロンターレと練習試合を行い1−1。
 川崎は明日サンフとの練習試合があるためサテライト組で相手。
開始1分に川崎がCKを得、これをサンフユース出身の西山が蹴り、谷口のゴールをアシスト。
GJ!ベンチ入り目指せ。
15日 ◇宮崎キャンプ九日目。
 今日はオフ。ちょうど雨の日に重なったわけで、ラッキー。
明日から週末までまた連戦、日曜日にはプレシーズンマッチもあるし、しっかり休んどいてほしい。
U−20日本代表候補合宿第二日、アビスパ福岡と練習試合を行い0−2。
 前半に福岡が林とアレックスのゴールで2−0とし、後半はスコアレス。
大雨で、まともにボールが転がらない状況だったようだ。
試合内容については、概要も出ているところもあったけど、
内容の確実性がないので先ほどまで書いてたこと削除。

 確実そうな話聞いてきた。
吉弘がボランチで、俊介が二列目で先発。
後半頭から吉弘に代わり一誠イン、さらに後半途中に船谷→洋次郎、柳楽→マナと交代出場。
マナは持ち前の身体能力の高さを遺憾なく発揮したようで、
なスポーツ新聞のネタとかになっていた。ほかに書くことなかったのか。
俊介は二列目ということもあってか、自分で撃っていい場面でもパス出ししていたとのこと。
前にいる奴には「邪魔や、どけ!」つってどんどん撃てばエエのに、まだつきあいが浅いので遠慮があるようだ。
それともキャンプの疲れがたまってるのか。
14日 宮崎キャンプ八日目、綾町錦原サッカー場にてガンバ大阪と練習試合(45分×2)2試合を行い、
第一試合は4−0、得点者はガウボン(森崎浩)、ガウボン(服部)、ジニーニョ(−)、森崎和(佐藤寿)。
第二試合は2−2、得点者は木村、青山。

 今日は、ガンバがキャンプを張る宮崎県綾町(照葉樹林都市らしい)へお邪魔しての練習試合。
ガンバは、宮本・遠藤・大黒が代表から帰ってきてから初めての練習試合。
双方4−3−3という布陣でスタートした。
 立ち上がりからサンフが押し込み、先制は17分、カウンターから。
カズの展開から左に開いたベットがクロス、浩司がヘッドで落としてガウボンの左足。
この後、ガンバが大黒・フェルナンジーニョ・アラウージョの3トップ+二川の流動的な動きで攻め込むが、
サンフはGK下田がフェルナンジーニョのシュートを止めるなどゴールを許さず、チーム全体も激しくプレスを仕掛ける。
そしてまたもカウンター、ガウボンのキープに周囲が一斉に前線に飛び出し、
ガウボン→茂原→服部とつないで服部クロス、これをまたもガウボンが今度はヘッドで叩き込み2−0。
 後半もサンフがハードワークを展開。さすがに昨日の城南戦の疲れゆえかプレイの質は落ちたそうだが、
まず浩司のCKから大木がシュート、GKがはじいたところをジニーニョが蹴り込み3点目、
終盤にはゴール前のこぼれ球に寿人が食らいつき、キープから落としたところをカズが叩き込んで4点目。
先日の劇的ゴールで注目されている大黒のシュートもことごとく下田がセーブして守備陣も無失点、
予想を上回る圧勝を飾った。

 ガンバはようやく全員がそろい、これからチームを固めていく段階。
この日の圧勝も、参考程度に思っておいたほうがいいだろう。
とはいえ、こっちも昨日城南一和相手に45分×2をやって疲れた状態での結果。
今年のキャンプがうまくいっている、ということは間違いない。
それにしてもガウボン、スーパーロボット級の活躍。

 前半にベットが足首を痛め、大事をとって途中交代。
でも彼は「全治三週間の怪我」でも一週間くらいで帰ってくる超タフネスだから大丈夫だろう。

 小野監督は今朝選手を集めて、
「今年のゲームキャプテンはカズでいく」
と宣言。
カズも中盤の底から細かな指示を出し、若手にも積極的に声をかけてチームをまとめているようだ。
これは、今年あたりカズはカーズ(究極生物)に進化するかもしれんね。

 ルーキー組では、一誠が後半途中から出場、カズとコンビを組んだ。
 2試合目はサテライト組(仮)が出場。
2点先制し、終盤に追いつかれてドローだったが、
パス&ゴーが徹底されており全体的には押し気味だったようだ。
俊介はゴールがなかったものの、茂木にきれいなクロスを上げる(茂木のヘッドは決まらず)など
活躍していたとのこと。

 サンフ、ガンバともU−20代表候補組が出場。この試合後に合宿に合流した。
ガンバオフィシャルによる今日の模様。
13日 宮崎キャンプ七日目、城南一和天馬と練習試合(45分×2)2試合を行い、
第一試合は1−0、得点者はガウボン(ベット)。
第二試合は1−0、得点者はジョルジーニョ。

 今日の相手は、昨年のA3覇者、アジアチャンピオンズリーグ準優勝の城南(リーグでは年間9位だったけど)。
「爆撃機」キム・ドフン、キム・ドキュンらを擁する。
 この試合も蔚山戦と同じく激しいぶつかり合いとなったが、
サンフはボール奪取から素早くパスをつないで城南ゴールに迫る。
そして15分、茂原からガウボンに入ったボールを大木→ベットとつなぎベットがスルーパス、
これにガウボンが抜け出してゲット、先制した。
守備陣もボールホルダーに厳しく詰め、キム・ドフンの決定的シュートも下田がファインセーブ、ゴールを許さない。
前のほうでしっかりとボールが奪えており、また前線と中盤の連携もとれているため、
両サイドバックもどんどん上がってきて攻撃に絡んでくる。
立て続けに決定機を迎えるが、GKのファインセーブ、シュートミスで追加点は生まれず。
ベットのFKも惜しくもバーを叩いた。
 後半、サンフはガウボン、寿人、大木、ベット、ジニーニョというキープレイヤーを下げ、
俊介、茂木、浩司、小村、そしてなんとユースの柏木を投入。4−4−2とする。
俊介、茂木のツートップが積極的に仕掛け、柏木もその後ろで走り回り、攻守に絡む。
城南も攻勢に出るが、サンフもしっかりと防ぐ。
サンフは森脇、一誠の両サイドバックとGK上野を交代投入。さらに茂原に代え洋次郎。
最後はメチャクチャ若いメンツになったが、彼らは城南の攻撃にも負けず攻め手を繰り出し、
そのまま1−0で押し切って試合終了。
内容に結果がともなった、なかなかの試合ができたようだ。
U−20勢の視察に来た?田嶋さんも誉めていた模様。

 第2試合は、サテライト組(仮)が出撃。
ほとんどU−20というメンバーながら奮戦、
そしてスコアレスで推移した85分にジョルジーニョがFK直接ゲット!でこちらも勝利。
サテライト組(仮)は鵬翔戦・福岡戦とイマイチピリッとせず「俊介頼み」という面があっただけに、
この勝利は大きな自信とアピールになるだろう。

 高校選抜合宿から戻ってきた入船、そしてようやく風邪から復帰の纉cが後半途中から出場し、
これで練習試合未登場は別メニューのハンジェのみに。
茂原がスパサカでの超謙遜をよそに大車輪の活躍をしているので、本人は早く出たくてたまらないだろう。
しかし柏木が主力組で出てくるとは。田嶋さんもばっちり見ただろうし、これでU−18日本代表確定かー?
12日 ◇宮崎キャンプ六日目。
 今日は午前中のみの練習で、
そののち広島より「宮崎キャンプ激励応援バスツアー」でやってきたファンたちと
昼食をともにするなどの交流会が行われた。
 ハンジェがこの日からキャンプ合流。代表合宿中の怪我により、まずは別メニューから。
11日 宮崎キャンプ五日目、
アビスパ福岡と練習試合(45分×2)を行い、2−3。
得点者は青山(森脇)、前田(−)。

 練習試合三連戦、今日は福岡と。
 前日に主力組が出場したため、今日は若手中心のサテライト組(仮)が出場。
ユースからも柏木・平繁が先発した。システムは4−3−3。
対する福岡も、この試合を「(トップへの)当落線上選手のふるい分け」と位置づけており、
こちらも若手中心のメンバー。サンフユース出身で、今年が勝負の沖本も先発。
 試合は、まず沖本のCKをU−20日本代表の柳楽(島 根 県 出身)がヘッドで叩き込んで福岡が先制。
沖本、彼最大の武器であるプレイスキックでいい仕事。
福岡はエジウソンとルーキー・釘崎のツートップが活躍。
エジウソンのテクニックから釘崎のスピード、というパターンで2ゴールを挙げ、前半で3−0とリードした。
サンフは中盤が落ち着かずにボールが回らず、主導権を握ることができない。
洋次郎・一誠のドイスボランチも持ち味を発揮することができず、ほぼ一方的にやられてしまった。
 後半、サンフは俊介投入をはじめとしてがらりと陣容を入れ替えて臨む。
ユースの槙野も西河とのコンビでセンターバックに入った。
立ち上がり、サンフは四人の重囲の中からスルーパスを出すという俊介のビッグプレイで反撃の口火を切る。
後半は青山と柏木のドイスボランチが抜群に機能し、
この二人でボールを奪って俊介にボールが入るようになったことでサンフが圧倒的な攻勢に立った。
後半より右サイドバックに入った森脇もどんどん攻撃に絡む。
そして、森脇が右サイドでマッスルタックルにより相手からボール奪取。そのままマッスルドリブルで持ち上がってクロスを上げ、
ニアの田村&俊也をおとりにファーへ走り込んだ青山がボレーで豪快ゲット!
同年代最高クラスの筋肉を誇る森脇と、「Jリーグ28」で見事な肉体美を見せた青山の「マッスル・ドッキング」により、
サンフが追撃開始。
さらに攻めるサンフ、今度は西河のロングフィードに抜け出した俊介が、
前へ出ていたGKの上を鮮やかに抜くミドルレンジからのハーフループ!2−3と迫る。
それからも攻め続けたが同点ゴールはならず。しかし後半の攻撃は素晴らしかったようだ。

 洋次郎も一誠もまだフィジカルが弱く、ともにボランチとしては「前目」で動き回るタイプなので、
この二人のコンビではまだ難しい、というところか。後ろがスリーバックならいいかもしれないけど。
守備専ボランチが入ってどちらかが前に出たほうが現状では落ち着くだろうが、
しかしキャンプでは難しいことに挑戦してほしい。
 後半入った青山がゲームを引き締めたようで、いいアピールができたのでは。
俊介は今日も別格の働き。まあこのレベルなら当然、と言ってしまってもいいだろう。
そして森脇がアシストという結果を残したのがうれしい。
洋次郎と一誠はこっちで鍛えさすから彼をU−20に入れておくれよ。
 ユース組、柏木は後半ボランチに下がって青山と組み輝きを放ったそうなので、これは洋次郎と一誠もうかうかしていられないか?
槙野は西河と組んで後半無失点はいいアピール。
平繁はさすがに活躍できなかったようだが、フルタイム出場で上のレベルを体感できたのはいい経験。

 纉cはまだ練習試合に出ていないが、風邪が治っていないのか。早く出てほしい。
10日 宮崎キャンプ四日目、
蔚山現代ホランイと練習試合(45分×2)を行い、2−2。
得点者はガウボン(佐藤寿)、ガウボン(PK)。

 昨日に続いての練習試合、相手は宮崎県西都市でキャンプを張っている蔚山。
蔚山は昨年のアテネ五輪代表に四名を輩出、代表にも選手を送り出し(12/19ドイツ戦には二名)、
今季はノ・ジョンユン、ユ・サンチョルというお馴染みの名プレイヤーを獲得しているチーム。
 試合は、昨日の疲れもあってかサンフにミスが目立ち、蔚山ペース。
しかし今年はそういう中でもゴールが奪える。大木のクロスを寿人がダイレクトで流し、ガウボンが抜け出してゲット。
4−3−3のスリートップの連携でゴールを奪い、先制した。
反撃の蔚山は、ホセ・カルロスの突破から韓国代表&アテネ五輪代表のチェ・ソングッが決めて追いつき、前半終了。
 サンフは後半、FW2枚を入れ替えてスタート。
緊迫した競り合いの中、茂原のスルーパスにガウボンが抜け出しGKがガウボンを倒してPKゲット。
これをガウボンが自ら決めてサンフが2−1と勝ち越した。
サンフは選手交代、2ゴールのガウボンとセンターバックの二人を入れ替え、4−4−2中盤ダイヤモンドに。
その一分後、蔚山はチェ・ソングッのスルーパスにイ・ジニョンが抜け出して豪快にゲット。
またジニーニョが代わった直後に失点orz
攻撃そして守備の要がいなくなったことでそれからはあまりチャンスを生むことはできなかったようだが、
吉弘&西河という若いセンターバックコンビもこれ以上の失点を許さず。2−2のドローとなった。

 ノーさんは負傷中、サンチョルさんは韓国代表でこの試合には出場せず。
2失点目はセンターバックが二人とも代わった隙を突かれてしまった格好。
連戦でもあるしややしょうがない面もあるが、そういう時は中盤がもっとフォローしてやらないと、とも思う。
ガウボンはこの二日間でヘッド、足そしてPKと3ゴール。
ジニーニョも、彼がいなくなった瞬間ボコボコ点を取られていることを見ると、かなり利いているようだ。
今日は主力組で最後まで通したので、明日の福岡戦はサテライト組でいく?
宮崎でトレーニングキャンプを行うU−20日本代表候補が発表され、
広島よりDF吉弘充志、中尾真那、MF高萩洋次郎、高柳一誠、FW前田俊介が選出された。

 マナがこのタイミングで年代別代表候補に初選出。
大熊清!きさま!見ているなッ!
DF陣はほぼ固まっていることもあってまさか選出されるとは思わなかったが、
このチームは今後北京五輪を目指すチームになるということを考えると、それもありかもしれない。
もちろん、合宿で周囲の度肝を抜いてそのままメンバー入りならなおよし。
 チーム作りの大切な時期にいなくなられるのは残念だが(特に吉弘と俊介)、
手を抜くことなくしっかり頑張ってきてほしい。
9日 宮崎キャンプ三日目、
柏レイソルと練習試合(45分×2)を行い、4−3(前半2−0)。
得点者は森崎浩(服部)、森崎和(ジニーニョ)、ガウボン(服部)、大木(盛田)。
また鵬翔高と練習試合(40分×2?)を行い、5−0(前半0−0)。
得点者は前田(FK)、田中(−)、田村(−)、前田(−)、田中(平繁)。

 昇平カンフーハッスルキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 それはともかく、宮崎最初の練習試合は柏との対戦。サンフは4−4−2でスタートする。
支配率は柏のほうが高いものの、サンフは攻守の切り替えの速さで対抗。
しっかり守り、そこから連携の取れた速攻で逆に柏を押し込む。
そして21分、素早いリスタートから服部がクロス、ガウボンが飛び込んでつぶれたところへ浩司が走り込みゲット。
それからもカズ・茂原のドイスボランチから軽快なパスワークでペースを握り、
40分にはベットのFKをジニーニョが落としカズが押し込み、追加点を挙げた。練習試合ながらアベックゴール達成。

 後半は選手を少し入れ替え4−3−3、しかもボランチはカズ一人という超攻撃的布陣でスタート。
立ち上がりはやや柏が押したが、サンフも昇平のカンフーキックシュートなどで対抗、
59分には服部のクロスをガウボンがヘッドで叩き込み、3−0とする。
圧勝か、と思われたが、ここから柏が反撃。
まずセットプレイ、谷澤が折り返してバウル(土屋)がヘッドで決め68分に1点を返すと、
さらに1分後、またもセットプレイからバウルに決められあっという間に詰め寄られた。
ジニーニョは最初の失点直後に交代しており、それが守備に大きな影響を及ぼしたか。
いつもならここでズルズルいってしまうが、サンフはここで踏ん張る。
75分、盛田の突破からの折り返しを大木が決めて4−2と突き放した。
その3分後に平山のクロスを“国士無双”谷澤に決められて再び1点差に詰め寄られるものの、
そのまま逃げ切って勝利。

 オーソドックスな前半と、故意にややバランスを崩した超攻撃的布陣で臨んだ後半。
それぞれで収穫、また課題が見つかったようなので、これを今後の練習で発展、また解決してほしい。
何にせよ、勝ってスタートというのは幸先いい。点も4点取ったし。
茂原が大活躍だったそうなので、これはハンジェ、帰ってきたらポジションヤバイ。
 鵬翔高との試合はユースも加えた若手中心のメンバー。
鵬翔は地元の強豪、先日鹿児島実業が磐田を破ったということもあってか意気軒昂で、
サンフの攻撃をがっちりと防ぎ止める。
 前半はスコアレスに終わったが、前半終了間際に出てきた俊介が後半大暴れ。
ボールが彼に集まってきた後半26分、
サンフがFKをゲットすると、これを俊介が鮮やかに決めて先制。
さらに後半29分、俊介のスルーパスに左サイドバックに入っていた柏木が飛び出してシュート、
GKがはじいたところを俊也が押し込んで追加点。
その1分後にはまたも俊介のスルーパスにボランチの一誠が飛び出しシュート、
DFに当たってこぼれたボールを田村が決めて3−0。
後半33分には、俊介が三人の重囲を突破しさらに二人をかわして圧巻の五人抜きゲット。
1分後、左の攻撃的MFに入っていた平繁のクロスに俊也が合わせて5−0とした。

 写真の俊介はFK蹴る直前の姿だろうか。
とにかく俊介はもう高校生との試合に出しちゃーいけん。もう主力組に入れてやらせなさい。

 ユーストリオは後半出場。
上述のとおり柏木は左サイドバック(入船が高校選抜合宿で不在のため)、
平繁は左の攻撃的MF、そして槙野はセンターバックに入った。
◇ドイツW杯アジア地区最終予選、日本代表は北朝鮮代表と対戦し2−1で勝利。
広島MFリ・ハンジェは北朝鮮代表で先発、途中交代。

 勝ってよかった。北朝鮮相手にホームでこれでは先が思いやられるが、
海外組をうまく使って勝ち抜いてほしい。
 ハンジェは先発、プレイスキッカーとしていいボールを何度か蹴っていた。
右サイドに位置してアレックスと対峙、速いプレスで彼からボールを奪う場面も。
チャンスと見るとゴール前に進出し、左からのクロスに中澤と競り合ってヘッド、という場面もあった。
 後半、ダイレクトのセンタリングをミスったりする場面もあったが、
北朝鮮の得点時には右サイドでボールを持って中央へいいクサビを入れ、起点となっていた。
終盤に足をつらせて交代したが、最終予選の異様な雰囲気の中で臆することなく頑張っていたと思う。

 この結果を受けて今後呼ばれるかどうか、というところだが、どうなんだろうか。
ハンジェはとりあえず宮崎キャンプに合流。これがチームメイトと初顔合わせとなる。
しかし、彼のいない間に茂原が強烈アピールかましまくっているので、大変だ。
代表よりサンフでポジション取るほうがハードになりそう。
8日 宮崎キャンプ二日目。
 午前中からフルコート練習まで行う密度の濃い練習を行い、
午後は、明日の練習試合に備えてシュートやセットプレイなどの軽めの練習。
その中で柏と鵬翔高との練習試合に出場するメンバーがだいたい振り分けられた模様。

 俊介の同室は田村、浩司、メグさんで、俊介によれば「タムちゃんがいるので心強いです」とのこと。
7日 ◇宮崎キャンプ開始。
 今日はシーガイア入り。セレモニーなどを行い、その後さっそく練習を行ったらしい。
トップの33名+ユースの槙野・柏木・平繁による合計36名にて行われる
(ハンジェは代表戦後合流、入船は高校選抜合宿終了後合流)。
優勝を狙えるチームをつくってほしい。
6日 ガウボン、茂原岳人、前田俊介の新加入選手記者会見が行われた。
 新加入選手記者会見時にはカタール国際大会出場中で不在だった俊介、
そして遅れて来日したガウボンと、グアムキャンプ出発前日に期限付き移籍が発表された茂原の会見。
 TSSのニュースで見たが、俊介は緊張でかなりそっけなくボソボソとした喋りだった。
「自己管理ができる選手になりたい」というのは、新人研修会で学んだことのようだ。
金や女に惑わされるな。
 茂原はちょっと笑いに走りすぎ。
いかん、柏に毒されている。
スパサカで谷澤の「今年の抱負は“国士無双”」事件見たが、
チームがいつもあんなノリだと、そりゃあ降格争いするのもむべなるかな。
(柏の話題にはあの早野さんすら引き気味な感じだし)
明るいのはいいが、ほどほどに。
 ガウボンはなんかメチャクチャおとなしそうな青年。実際おとなしいらしい。
来日に当たっては元新潟のベット(2002年在籍)や元桜のアクセウ(2003年在籍)からアドバイスをもらったようだ。
せわしない日本のサッカーに対応できるよう、頑張ってほしい。
あと日本の暮らしにも。このまま単身赴任なのか?若い選手だし、サンフも奥さんを呼んであげればいいのに。
(奥さん&愛息も来日とのこと。よかった)
MF西村英樹のSC鳥取移籍が発表された。
 ただ一人去就が決まっていなかった西村だが、SC鳥取加入が決まった。
彼はルーキーイヤーに期限付き移籍でここに数ヶ月間在籍し6試合2得点。
チームのJFL残留に大きく貢献している。
その地での再挑戦、ここで活躍してクラブをJへ押し上げるか、
あるいは徳重や古橋のように活躍を認められてJクラブへの移籍を勝ち取るか。
個人的にはJ2でも充分やれるポテンシャルを持っていると思うので、
まずはチームの不動のエースとしてゴール・アシストをうず高く積み上げていってほしい。
4日 Jリーグ新人研修会、前田俊介のコメント。
 「勉強になることがいっぱいありました…お金の問題とか女性の問題とか、いろいろあることが」
そういうレクチャーもあるのか。
森本や赤星はためになったことについて「メンタルの話」を一番に挙げてたのに、
俊介はそっちの方がためになったようだ。
そういう話はやはり実例つき?某借金王とか代表合宿抜け出して女性と密会した某FWとかの。

 ほかのメンツでは、本田の歯に衣着せなさっぷりに笑った。
岩下の、コメントの一区切りごとにいちいち頭を下げるのもなんとなく面白かった。あれは鹿実式の礼儀?
3日 グアムキャンプ最終日、神戸と練習試合(30分×3)を行い、0−0、0−1、0−0。
 キャンプの打ち上げに、同じくレオパレスでキャンプ中の神戸と練習試合。
雨天の悪コンディションの中、キックオフとなった。 
*1本目
GK:上野
DF:高萩、小村、吉田、服部
MF:茂原、木村、ベット
FW:寿人、ガウボン、大木
GK:阿部
DF:松尾、北本、室井、ホージェル
MF:平瀬、佐伯、菅原、薮田
FW:和多田、播戸
*2本目
GK:下田
DF:西河、ジニーニョ、昇平、服部
MF:茂原、カズ、田村、ベット
FW:俊也、ジョルジーニョ
GK:阿部
DF:松尾、北本、室井、ホージェル
MF:平瀬、菅原、丹羽、藪田
FW:エムボマ、カズゥ

*3本目
GK:上野
DF:駒野、西河、ジニーニョ、入船
MF:高萩、カズ、浩司、青山
FW:茂木、盛田
GK:阿部
DF:河本、石澤、松本
MF:中里、中村、丹羽、吉田、練習生
FW:大江、村瀬

吉弘はコンディション不良のため出場せず。
 1本目、やはりコンビネーションがまだのためガウボンになかなかボールが入らなかったが、
大木が上手くボールをつなぐことで徐々に彼にボールが入り始める。
するとガウボンは卓越したキープと反転しての突破で神戸DF陣に圧力をかけ、たびたび神戸のファウルを誘った。
彼を基点としてFWや二列目からもどんどんと選手が飛び出しサンフペースで試合が進み、
龍朗のシュートのこぼれを小村が押し込んでネットを揺らしたが、これはオフサイドでゴールならず。
寿人も相手の裏を取ってシュートを放つなど持ち味を発揮し、
守っては神戸をシュート1本に抑え、スコアレスながら主力組の神戸に対して押し気味に試合を進めていた。
 2本目、立ち上がりは茂原とカズのドイスボランチが安定したボール捌きを見せペースをつかんでいたが、
トップの俊也とジョルジーニョがボールをキープできずにボールを失う場面が多く、そのうち神戸ペースに。
そして神戸のカウンター、右サイド松尾のクロスを中央飛び込んだエムボマが合わせてゴール。
サンフはジョルジーニョの突破が目立つものの、ボールがつながらず単発な攻撃に終始。そのまま0−1。
 3本目、神戸は若手中心の3−5−2。
サンフは三本とも完全にメンバーをシャッフルしており、3本目にも森崎兄弟や駒野、盛田など主力が出ていた。
しかし、なんとなくペースは握ってはいるがチャンスを決められず、ふとしたことで危機を迎えるなどピリッとせず。
スコアレスに終わり、トータル0−1で敗れた。
 …と、いう内容だったらしい。
双方とも疲労で動きが悪く、さらに雨でピッチコンディションも不良とあって、
この試合結果で仕上がりがどうこういうものでもない。まだ体力づくりの段階だし。
(それでも3本目くらい勝てよ、とは思うけど)
とりあえず第1・第2GKが揃ってリタイアしている神戸に鶴。
 アグレッシブな茂原の存在が相変わらずチームに活気を与えているようで(古巣との戦いで燃えてたか)、
静のカズに動の茂原、というコンビはかなりハマりそう(カズもかなり「動」になってるけど、対比の上で)。
そうすればベットも前で使えるし、ガウボンがポストをしっかりとこなしてそれに寿人らが絡めば、
攻撃の形は確立できそう。
あとはセンターバック二人の組み合わせを確定することか。
全員無事でグアムをクリアできたことだし、宮崎で実戦をこなしコミュニケーションを深めていきたい。
紫熊倶楽部では、ガウボンを抱きしめにいく松尾の姿が。

◇そして西河、洋次郎、入船がJリーグ新人研修出席のため一足お先に日本に帰り、
残りのメンバーは午後OFF、夕方はバーベキューを食らい尽くした。
ガウボンなかなかさわやかね。
ていうか今回洋次郎露出多すぎ
2日 グアムキャンプ十日目。
 今日は紅白戦。
この日は晴れたものの、雨上がりのため高温多湿というサウナ状態での試合になった。
紅白戦(正確には黄紅戦)の結果は1−0、田村のゴールで牧内コーチ率いる黄組の勝利。
25分×2本で、後半の得点。
後半からボランチで登場した洋次郎のオーバーラップからのパスを田村が受けざまターン、
吉弘を振り切ってゴール右スミに豪快に叩き込んだ。

牧内組では茂原の豊富な運動量とボールへの絡みが非常に効いており、
周囲のプレイヤーを見事に引き立てていたらしい。
ゴールをアシストした洋次郎も、正確なパスワークや思い切った動きで攻守にアクセントをつけていたとのこと。
横内組は盛田、ジョルジーニョ、寿人、龍朗ら個性あるアタッカーたちが再三決定機を作り出したものの、
牧内組守備陣がこれらすべてを高い集中力で防ぎきった。

午後はオフ。その前にリカバリーでプールに入ることになっていたが、

安田良平さんまたプールの藻屑

今回は俊也もプールに投げ込まれた。パンツ履かずに。
(写真ではスデにギリギリの状態ッ!)

グアムキャンプは明日で打ち上げ。
今年は変なことしなかったし、いい感じで宮崎につなげられそうだ。

紫熊倶楽部では、もれなく洋次郎のセクシィショットが見られます。
1日 グアムキャンプ九日目。
 雨のそぼ降る中、午前中はいろいろなメニューをこなすサーキットトレーニング。
午後はまず明日行われる紅白戦のチーム分けが発表され、チームごとに軽めの調整をして上がりとなった。

 元気丸の映像では今にも死にそうな表情でランニングしていたベットだったが、
もうすぐ終わりということもあってか最近は明るさを取り戻してきており、
この日は昨晩のファイヤーダンスやフラダンスの真似をしてみたりとチームメイトを笑わせていたらしい。
若手も積極的に声を出して練習に活気を与えており、チームのムードは非常に良いようだ。

1月:

31日 グアムキャンプ八日目。
 今日の午前中はプールでリカバリートレーニング。

茂木のボディ白過ぎ

安田さんプールの藻屑キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
南無三。

午後はまず、3対3による「オーバーラップ」を主眼とした練習。
後方からの飛び出しとパスを連動させいかに相手を崩すか、
二手三手先を考えながらプレイしなければならない、頭脳と動きを要求するメニュー。
そしてその後、8対8(+GK)のフルコートゲーム。もちろん、先ほどの練習の成果が要求される。
初のフルコート練習では、ジニーニョの守備能力が遺憾なく発揮されたらしい。
絶妙の間合いから相手にシュートを撃たせず、接触プレイでも競り負けない。
その容姿だけでなく、その守備もため息が出るほど美しいとのことだ。
まだ選手の顔と名前を一致させている段階で細かいコミュニケーションはとれていないが、
それが出来てくればかなり面白くなりそう。

 夜はファイヤーダンス。
ファイヤーダンスと聞くと抜作先生を思い出してしまいます。
アイヤー
宮崎キャンプ日程発表。
 今年も練習試合入れまくり。
ユースからは槙野、柏木、そして平繁が参加する。
ほう平繁まで・・・先輩らに粗相のないよう、ちゃんと振舞ってほしいが。
高校選抜選考合宿メンバーが発表され、鵬翔高DF入船和真が選出された。
 2月8日〜10日に合宿が行われるため、入船は宮崎キャンプに遅れて参加。
欧州遠征メンバーに入れば、3月はそちらにかかりっきりとなる。
 広島勢では、選手権優秀選手に選ばれた松水隆憲、そして皆実の森重真人が選ばれている。
森重くんFW登録か。確かにもともとそうだったけど。
30日 グアムキャンプ七日目。
 陽射しがきつい七日目、午前中はフィジカル、午後はクロスからのシュート練習とミニゲーム。
クロス練習では、駒野・浩司、そして入船のクロスの質がよかったようだ。
ミニゲームでは同チームに入ったカズとベットのコンビが秀逸で、
また、ジョルジーニョがパワーとキレを見せつけていたとのこと。
29日 グアムキャンプ六日目。
 吉弘がカタールから関空経由でグアムに到着し、午後練から合流。
チームメイトとは今年初顔合わせで、挨拶では開口一声
「あけましておめでとうございます」
だったらしい。
 午前中は雨中の1000m×8。びしょ濡れになりながらの走行にイヤーンな選手もいたようだが(ベットとか)、
雨が上がった午後の1on1練習では各人激しいぶつかり合い。
こういうこと大好きそうなブラジル勢は特にハッスルしており、
ベットの推進力、小犬ジョルジーニョのパワー、ガウボンのテクニック、
そしてジニーニョのアーティスティックな守備技術が冴え渡っていたとのこと。
28日 グアムキャンプ五日目。
 午前中に体力測定を行い、午後はオフ。
瞬間的な筋力、敏捷性、そして持久力をテストしたようで、
ラストのスタミナ・スプリント(45秒走って15秒インターバルを繰り返す。1本ごとに走行距離延長)では、
「新入りなんでちょっと頑張ってみた」という茂原が走り屋の本領を発揮、22回の記録で1位に。
ハンジェとやったらどっちが勝つだろうか。
日本代表レベルは18回が平均だそうで、それを上回ったのは、上位より

茂原、洋次郎、昇平、青山、田村、服部、盛田、入船、駒野、西河、俊也、カズ

といった面々。洋次郎けっこうスタミナあるじゃん。
若い選手が多い中、服部がしっかり上位に入っているのはさすが。
そして盛田が服部と同じ記録。意外と(失礼)根性あるな。
Jリーグが2005年の試合日程を発表した。
J1の日程。
3月5日の開幕戦の相手は清水、場所は鬼門・日本平。
ホーム開幕戦は次週の12日16:00より。ビッグアーチにてFC東京を迎え撃つ。
NHKで中継があるようだが、とりあえずそれは録画にしといて、三万人は来ましょう。
27日 グアムキャンプ四日目。
 午前中はサーキットトレーニング、午後は選手間のコミュニケーションを主眼としたゲーム形式の練習。
午後練習、昨日合流でまだ時差ボケから抜け切っていないガウボンは志願してそのうちの1本だけ参加し、
そこで2ゴール。いきなり周囲の信頼をゲットした。
◇カタール国際大会決勝、U−20日本代表はU−20韓国代表と対戦し0−3で敗れ、準優勝。
 負傷の平山と兵藤を欠いた布陣で臨んだが、前半終了間際にポンポンと2失点。
後半平山・兵藤を投入したが流れは変わらず、さらに1点追加されてそのまま押し切られた。
2失点はゴール前のこぼれを押し込まれたものでややアンラッキーだったかもしれないが、とりあえず完敗。

 吉弘はボランチでフル出場。相手を止めることでは強さを発揮していたが、展開には難あり。
といっても、誰がやっても展開には苦しむと思うが。
シャビ・デコ・ガウショと同等の選手連れてくれば解消されるだろうけど。
 俊介は吉田高校の卒業試験ですでに帰国し、決勝戦には不在。
気持ちよく卒業を決めていただきたい!

 サンフ的には、小野監督も考えていたという「吉弘ボランチ」がいち早く実行され、
俊介がこのチームでの初出場を果たしたということで、けっこう意義深い大会だった。
JFA的にはどうだったかは知らないけど。
しかしまだまだU−20にはフィジカル分が足りないようだな

そこで森脇ですよ
すっかり忘れておりましたがU−15日本代表香港遠征の結果。
U−15日本代表はU−16カテゴリーに参加したが、
3戦全勝、20得点1失点、得失点差+19の圧勝だった。

○5−0UAE 得点:須藤、原田2、辻、八反田
○5−0シンガポール 得点:藤城、辻、丸橋3
○10−1香港 得点:長谷部6(1?PK)、岡本、八反田、丸橋、米田

大会MVPに原田開(ヤマハジュビロ掛川)が選出されている。

 びんごの岡本くんは香港戦で右サイドからのロングシュートを決め、1ゴールを記録。
MF登録だったし、この大会では中盤をやっていたか。
兼田くんは、この分ならどれかの試合に確実に出ているだろう。
スコアを見る限りどの試合も日本が圧倒しているので、守備機会あんまりなかったんじゃないだろうか。

(兼田くんはUAE戦に先発フル出場、香港戦前半出場と、廣永くんときっちり同じ出場時間。
岡本くんはUAE、香港戦にフル出場、シンガポール戦に61分出場と、主力の活躍→詳細こちら
26日 グアムキャンプ三日目。
 午前中はフィジカルトレ。大木さん、そろそろお疲れか?
午後はハーフコートのミニゲーム。何か三人くらい折り重なっとる!
スカイラブハリケーンの練習でもしたのか?
 そしてガウボン合流。未明合流のため、今日は別メニュー。
ベット、ジニーニョとは早速会話をして打ち解けていた模様。
二人ともブラジル国内で名の通ったプレイヤーなので、すぐにとけ込めたようだ。
奥さんをブラジルへ残してきているとのこと。既婚者とな!日本へは呼んであげないのか。
25日 グアムキャンプ二日目。
 今日は午前1000m×8本、そして午後にはボールを使った練習(フィジカルトレの要素アリ)。
写真を見る限り、みんな楽しそうにやっているようだ。
今までは「淡路島サバイバル」とか「筑波サイクル・グループ・ラン」というハチャメチャなものだったからな!
今日から茂原が合流。
オフィシャルに写真が載っているが、ちょっとくたびれた表情。
ラヴリィな龍朗、能天気な昇平の隣に居るとよけい目立つ。やはり移動の疲れが残っていたのか。
高卒ルーキーでは唯一参加の入船はやはり精神的にきつそうだが、
今年から二葉寮寮長となった青山が何かと気を遣っているらしい。
 明日はガウボンが合流するとのこと。
24日 柏レイソルMF茂原岳人(23)の期限付き移籍加入が発表された。
 キャンプ入り直前に新戦力キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
茂原は高校時代は前橋育英で松下とドイスボランチを組んでいた。
中盤の底に構えてロングパスを散らしゲームを作る松下に対し、
茂原は彼の守備の負担を軽減すべく中盤の掃除屋として走り回っていた。
その後松下はサンフに入り、茂原は神戸へ。
神戸で2年間プレイしたあと、レンタルでJ2川崎へ移籍、2年間プレイ。
サンフはJ2時に彼と相対している。
昨年は柏に移籍したが、チーム状態がアレだったのであまり活躍できず。そこへ、
「FWとDFはしっかり日本人・外国人とも補強できたぜ、
中盤もベットも契約延長できたし、あとは日本人MFだ。
ベットを前で使いたいから、獲るならボランチだな」
ということで各地をいろいろ物色していたフロントが茂原に白羽の矢を立てた(と予想)。
 けっこう急な移籍だったようで、茂原は急いで荷物まとめてグアムへGo。

 彼もカズ・浩司・駒野・寿人・昇平と同年代で、
アルゼンチンワールドユースやアテネ五輪のメンバーには入らなかったものの、
年代別代表の常連だった。
小野監督がU−21日本代表を率いてツーロン国際大会に出場した時にもメンバーに選ばれ、
南アフリカ戦では途中出場で右サイドバックに、
イタリア戦では途中出場でボランチに、
3位決定戦・イングランド戦ではトップ下で先発と、様々なポジションで起用された。

 運動量豊富でパスをつなぐ能力もあり、本職はボランチだが右サイドも可能。
現在、中盤のセンターを自信もって任せられるのがカズ、浩司、ベット、ハンジェしかいないので、
100試合を越える実戦経験を持つ彼の加入は大きい。
中盤のレギュラー争いもさらに激しくなるだろうし、それがチームのレベルアップにもつながる。
今季のフロントはとことんまで仕事をした。文句を言われる筋合いがないほどに。
あとは現場が結果を出すだけ。
グアムキャンプ開始。
 今日はグアムへ移動。ルーキーでは入船・西河が参加。
到着後、ランニングとストレッチで体をほぐし、明日に備える。
ここでしっかりと体づくりし、宮崎に乗り込め。
当初は宮崎から、と言われていたガウボンも途中から合流らしい。
 今年は「南の島でサバイバル」とかはなし?
◇カタール国際大会準決勝、U−20日本代表はU−20ノルウェー代表と対戦し、延長2−0で勝利。
得点者は本田2。
 今大会初となる4−4−2のシステムでスタートし、
前半をしっかり守って後半に兵藤を投入し勝負に出る。
90分を戦ってスコアレスのため15分ハーフの延長に突入、
延長前半に家長を起点にして本田が決め、後半にも本田が直接FKを決めて突き放し、粘り勝ち。
よく守って、相手が攻め疲れたところへポンポンとうまく点が入ったようだ。
決勝の相手は、アルジェリアを2−1で降した韓国。

 俊介が初スタメン、そして延長前半、本田のゴール後に途中交代。
「まず引いて、守備をしっかりしてから攻める」という戦術のため、
彼も守備を第一にし、前でボールを持ったらなるべくキープ、というプレイを心がけていたようだ。
ニュースによると前半はかなり守備で健闘、
後半兵藤が入って基点ができると、独特のリズムで積極的な仕掛けを見せ、得点への期待を抱かせていたらしい。
本人のコメントにもあるとおり、「これから」だ。
吉田高校の行事のため準決勝終了後日本へ戻った、という報道あり。

 吉弘はこの日もボランチでフル出場。
今大会は本田が攻撃面で大活躍、ということは吉弘が後ろでしっかりと守備できているということ。
吉弘ボランチコンバートは大熊のクリーンヒットといえよう。
小野監督も「吉弘ボランチは試してみたかった」って言ってるし!
守備面に関しては大熊監督はいいね。守備面だけはね。
もう五、六年くらいしたらいい具合にバランスの取れた監督になるかもね。
21日 DF駒野友一の入籍が発表された。
 おめでとうございます。
森崎ツインズより奥手かと思いきや、彼らより早いとは。リハビリ期間が大きかったのか。
これまでよりいっそうサッカーに集中し、いいプレイをしてほしいと思う。
20日 移籍加入選手の記者会見が行われた。
 宮崎キャンプから合流のガウボンを除くジョルジーニョ、ジニーニョ、寿人、昇平の四選手の会見。
サンフ上位進出の鍵を握る面々、みなそれぞれの力を存分に発揮してほしい。

 何だかジニーニョがカッコよすぎるんですが。
◇カタール国際大会グループリーグの結果。
 U−20日本代表、初戦のカタールU−20戦は4−0で勝利。得点者は兵藤3(2PK)、辻尾。
第二戦のアルジェリアU−21戦は1−2で敗戦。得点者は本田。
第三戦のベラルーシU−20戦は2−2のドロー。得点者は平山、苔口。
1勝1分け1敗の勝点4、得失点差+3でグループ2位となり、準決勝進出。

 吉弘はボランチとしてここまでの全試合に先発フル出場。
昨年12月の合宿からいきなりコンバートされてこれがぶっつけ本番だが、
悪戦苦闘しながらもなんとか形になってきたらしい。
合宿では左サイドバックもやっていたようなので、今後それも見られるかも。
それにしても熊さんはセンターバックをあれこれ使い回すのがお好き。
 俊介は第二戦のアルジェリア戦の後半にのみ出場。
180cmオーバーの長身がずらりと並ぶ相手の陣(アルジェリアならアトラス山脈とでも形容すればいいか?)を
ドリブルで切り崩すのはさすがに難しかったようだ。全体的に押されていたようだし。
もっとも彼は、
「チーム内によく知った人間がいないと落ち着かない。四人じゃまだ少ない」
という人間のため、今回はゴールよりも「ともだちづくり」に励んでほしい。
今後のためにも。別にワールドユースのためじゃなくてもいいので。
18日 2月20日に行われるプレシーズンマッチの概要が発表された。
 相手は桜で、場所は岡山の桃太郎スタジアム。
寿人がかつて在籍したところだが、その成長っぷりをここで存分に見せてほしいと思う。
17日 FW眞中靖夫の現役引退、そしてセレッソ大阪サッカースクールコーチ就任が発表された。
 2003年夏、得点が取れずドロー沼にハマり、打開策もなく完全に煮詰まってしまったサンフは、
8月10日の第27節、博多の森で福岡に1−3と完膚なきまでに叩き潰されて3位に後退。
こちらも絶望しそうになった時、眞中靖夫の加入が発表された。
当時桜の控えFWではあったが、1stでは鹿島相手にゴールを決めてまだまだ元気なところを見せていた彼の獲得で、
暗闇の中に一筋の光明を見いだした思いに。
眞中さんはさっそく第28節の横浜FC戦に出場、浩司のクロスに競って大木のゴールを引き出すと、
続いて駒野負傷で急遽右サイドバックに入った桑原のクロスを落として浩司のゴールをアシスト、
さらに桑原のクロスをマルセロへとつなぎ、マルセロが倒されてPKを得、これをマルセロが決めて3−0で勝利。
いきなり3ゴールに絡む大活躍で、沈滞ムードを払拭した。
(もっともこの後新潟に1−3とか水戸に1−1とかで、完全に立ち直るには井川の加入を待たければならなかったけど)
 第4クールに入ると、サンフが苦手とする関東遠征で活躍。
9月20日の第34節、夢の島で横浜FCを突き放す2点目のゴールを決め、
伝説の9.23新潟戦を挟んだ9月27日第36節の大宮公園では、
服部のクロスを体ごとゴールに押し込んでこれも2点目のゴールを挙げ、勝利を決定づける。
プレイ以外でも練習に対する取り組みでチームを引っ張り、桜に続きサンフをJ1に押し上げる大きな力となった。

 2004年は、5月5日の第8節、長居の桜戦で松浦の折り返しを飛び込みながら決めたが、
御存知家本のへんなジャッジでノーゴールにされてしまうなど、いまいち乗りきれず。
7月から横浜FCにレンタルされ兄の幹夫とプレイしていたが、シーズン後に広島からの契約延長はなく、
本人もこれでやるべきことをやりきったということなのか、このたびの引退となった。

 その小さな体に闘志のオーラをまとって最終ラインを突き破りゴールを奪う姿には燃えた。
キャラクターも楽しく、どこのチームでも愛されていたと思う。
「三分間ハットトリック」というコンスコンさんもビックリの偉大な記録を打ちたて、
暴行を受け重傷を負う大アクシデントにもめげず、また復帰してゴールを重ね、
その年13ゴールを挙げて桜をJ1に復帰させた。
サンフでの活躍は周知の通り。
数字上の記録よりも、記憶に残るプレイヤーだった。本当にお疲れさまでした。
子供たちにも親しみやすいキャラクターなので、ゴリさんみたいな指導者になるだろうか。
これからも頑張ってください!
16日 今季のスタッフ、選手背番号が決定。また、今季新加入選手の記者会見が行われた。
 森脇29(肉)キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ジニーニョはサンカエターノ時と同じ4番。寿人も11番を持ち込み、茂木が空き番の9番に回った。
池田は2、ガウボンは10、ジョルジーニョは27。
二年目の若手は空き番に順次繰り上げといったところ。
メグさんは今年も鉄人・衣笠の(カープ入団時の背番号)28をそのままつけるようだ。

 俊介はカタールでぼちぼちやっている最中のため、彼の会見は後日。
そのほかの七名のコメントを要約すると、

纉c:
小さいころからサンフレッチェが好きで、ここでプレイすることが夢だった。
ライバルは同部屋の高柳くん。負けないようにしたい。
持ち味は二列目からの飛び出し、攻守のバランス。フランク・ランパード(チェルシー、イングランド代表)が目標。
今年から試合に出、将来はチームの中心となりたい。そのためにも、日々の練習を頑張る。

入船:
期待と不安、たくさんある。頑張りたい。昨年の北海道キャンプに参加した時、プロ入りを意識した。
左足と一対一の強さが武器。目標は服部選手。攻撃も守備もでき二年連続フルタイム出場、尊敬しています。
チームメイトであった興梠(鹿島へ加入)とは、今度はプロの舞台で戦いたい。
今年はチャンスが少ないかもしれないが、その中でも持ち味を出していきたい。


一誠:
とても緊張しているが、ワクワクした気持ちもある。ジュニアユースのときからプロは意識していた。
サッカーに対する気持ちが人に伝わるようなプレイをしたい。好きな選手はR・バッジョ。見ていて楽しいプレイをするから。
ライバルはサッカーをしているすべての選手。
ワールドユースもあるが、まずチームでアピールし、チーム内で絶対的な存在になりたい。


西河:
プロとしての自覚を持って毎日取り組みたい。一年目から勝負。
空中戦の強さと、最後まであきらめない気持ちをアピールしたい。目標、ライバルとも小村さん。
尊敬する人でもあり、追いつき追い越したい。J1優勝、将来は日本代表を目指す。
練習場では気軽に声をかけてください。笑顔が特典です。


森脇:
プロは昔からの夢だった。サンフレッチェという看板を、プライドを持って背負っていきたい。
29番は「肉」に通じる。肉をしっかりと食べて、キン肉マンになります。
積極的な攻め上がりが特徴。クロスやシュートも狙っていく。観る人に感動を与えられるプレイヤーになりたい。
目標は中山雅史選手。サッカーに対する熱い想いは参考になる。駒野さんに追いつき、追い越したい。
一日でも早く試合に出て、ワールドユースにも出たい。将来は日本代表、海外で活躍したい。
そのためにも、サンフレッチェで頑張る。まずは顔と背番号を覚えてもらえるようにしたい。


さんま:
ここまで育ててくれた周囲の人すべてに感謝したい。
サテライトで呼ばれるようになって、プロを意識し始めた。そこで学んだことを、ユースに伝えようとしていた。
練習から気持ちを100%入れ、意識を高く持って、やるべきことを続けたい。
下田さんからたくさんのことを吸収し、戦える選手になりたい。まず自己に勝ち、それから下田さんに挑戦する。
愛称はさんま。自分としては「アキ」のほうが好きだが、さんまでもいいので、気軽に声をかけてください。


マナ:
練習に参加して、いいチームだなと思っていた。ここでやれるようになったことはとても嬉しい。
サンフレッチェに呼ばれて練習に参加したとき、夢が目標に変わった。
ヘッドの高さと一対一、スピードが持ち味。中澤佑二選手のようになりたい。
チームにとけ込み、試合に出られるように、そしてサポーターの皆さんに早く顔と名前を覚えてもらいたい。
将来は日本代表です。


こんな感じ。
会見時の西河はリラックスしていて、試合時とはかなり違う柔和な表情。笑顔もキュートで、人気出そう。
そして森脇。「サンフレッチェという看板をプライドを持って背負っていく」という燃える発言から一転の肉発言
早くも全開モード。顔と背番号は、すでにたいていのサポにはインプットされてると思うぜー。
マナはどことなく「アフリカナイズされた小野伸二」って顔立ちで、なかなかカッコイイ。
身体能力はまんま久保竜彦らしいので、早く伸びてほしいぞ。
そのほかの選手も、一年目だからって甘い気持ちを持たず、試合に出るつもりで頑張ってほしい。

カタールから戻ってきた俊介の会見が楽しみだ。
新ユニフォームの発表。
 ミズノの新ユニキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
簡単に言えば、白かったところが濃い紫になったというところ。
ちょっと地味になったが、勝てば何でも似合ってくる。どんなに不細工でも、一流になれば「カッコイイ」と言われる道理。
勝てばユニも売れてサンフの懐が潤い、そうすれば選手の給料も増えるかも。
そういうわけで選手たちにはたくさん勝ってもらおうか。
15日 ◇MF松下裕樹のアビスパ福岡への移籍が発表された。
 福岡へレンタルの昨年は、立ち上がりに負傷してしまったこともあり大きく出遅れてしまう。
しかし終盤になると試合に出場するようになり、最終節・山形戦では有光のゴールをアシストするなど活躍した。
サンフから来季契約を結ばないと通告されていたが、つつがなく福岡と契約。
 キャプテンシー、精度の高いパス、そして必殺のプレイスキックをもつ彼は、
宮原がいなくなった福岡においては貴重であり不可欠のもの。
今年は、チームを引っ張れるくらいに成長してほしいと思う。
川島、宮崎、恭平とともに、今季こそ。
14日 DF八田康介のサガン鳥栖への期限付き移籍が発表された。
 サンフ随一のなごみ系プレイヤーだったが、
やはりその茫洋さは四角四面な小野監督とは相性が悪かったようで、
吉弘・西河の台頭もあって鳥栖へレンタルとなった。
中学時代は鳥栖ジュニアユース(当時はフューチャーズだったが)に在籍しており、一種の里帰りになる。
練習ではいまいち、でも本番にはめっぽう強く、
一対一なら久保竜彦をも抑え込み、対空防御能力はJ屈指。
時々うっかりがあるものの、我慢強く使っていけばモノになるはず。
J2ならば無敵のストッパーとなるだろう。
ここで活躍できればサンフへの復帰、いやもっと大手の働き口が見つかるかもしれないし、
なるたけ練習から集中してやってほしいぞ。
GK河原正治のサガン鳥栖への期限付き移籍が発表された。
 林がU−23代表でチームを離れた間はユースのさんまが第2GKとしてベンチに座り、
さらに京都から上野がレンタルでやってくるに及びその存在意義が問われた河原、
シーズン終盤のサテライト練習試合ではかなり技術が向上したことが見てとれた。
しかし上野の再レンタル、そして鳥栖の練習に参加したというウワサが流れたことで、
やはり移籍かと思われ、それでもいきなりの林の札幌移籍でどうかな、と思ったが、結局鳥栖へのレンタルに。
まだまだ発展途上、J2だからといって気を抜かずに日々鍛錬せよ。
高校時代の恩師が「楢崎より上」と言いきった、その言葉を裏切ることがないように。
MF桑原裕義のアルビレックス新潟への移籍が発表された。
 クワ兄貴は新潟でも中盤守備の要として大いに活躍。
2ndは「外国人3トップでイケイケ・サッカー」のあおりを食らって出場機会が減ったものの、
まともなサッカーする分には彼の力がどうしても必要だろう。
今季もリーグ戦では不殺(ノーゴール)を貫くのか、それともついに祭りのときが訪れるのか。
ここはひとつ、「ゴールしたら負けかなと思っている」の精神で頑張っていただきたい。
これからも新潟のよき兄貴として若手の面倒を見てやってほしい。

あと、生真面目な藤井に人生のいろいろなことをしっかり仕込んでやってください。
13日 MF佐藤一樹の横浜FCへの移籍が発表された。
 佐藤一樹、フリエへ帰還。
消滅したフリューゲルスから鞠に引き取られて幾星霜、
広島を経由したのちにフリューゲルスの後継クラブ・横浜FCへと「戻る」ことになった。
サンフでは、リーグ序盤に右サイドで出場してorzだった以降はずっとサテライト暮らしだったが、
サテでは右SBだけでなく左SBも担当、後方からよく声を出してチームを引っ張っていた。
とはいえプレイは地味。しかし、時に前線へ飛び出してゴールを決めることもあった。
ラジオ出演などでは面白いトークを披露、味わい深いところ(?)を見せていた。
古巣でもう一花咲かせてほしいところ。頑張ってほしい。

これで行く先が不明なのは西村だけか。新潟?という噂があるようだが、早く決まってほしい。
パラナ(ブラジル)所属FWジョゼ・アントニオ・マルチンス・ガウボン(22)の移籍加入が発表された。
 登録名はガウボン。
187cm80kgの堂々たる偉丈夫で、ヘッドが強く、またテクニックもあり、
左足から強烈なシュートを放つらしい。
昨年からパラナの一員となり、開幕戦でいきなりサントス相手にゴールを決め鮮烈デビューを飾ると、
そのまま主力として活躍。ブラジル全国選手権で42試合出場15ゴールという成績をおさめた。

 能力は高そうだが、なにぶんにも若いので、実力をフルに発揮してくれるかどうかはまだ未知数。
話によると、長身だけあって中央にドンと構えるタイプらしいので、
FWにも運動量を要求されるサンフの戦術に適応するかどうか。
あと、性格の問題もあるし。
その意味ではジョルジーニョのほうが計算しやすいといえるが、はたしてどうなる。

 近年の外国人FWは微妙なのばっかりなので、どうしても慎重になってしまうナリよ。
香港遠征を行うU−15日本代表メンバーが発表され、
サンフレッチェ広島F.CジュニアユースよりGK兼田亜季重が、
サンフレッチェびんごジュニアユースFCからMF岡本知剛が選出された。

 見たところ、早生まれ組をベースにした底上げ目的のチームのようだ。
U−16の大会に出るようで、フィジカルの差には苦労すると思うが
(特に早生まれ組は進学の関係でいろいろ大変だろう)、
兼田くんと岡本くんは将来のサンフを背負って立つ可能性のある人間だけに、
ここで活躍してU−15常連になってほしい。
12日 MFリ・ハンジェの朝鮮民主主義人民共和国代表選出が発表された。
 16日から中国合宿があるため、立ち上げの合同自主トレから不在となる。
報ステの福田の問いかけにハンジェも苦笑していたが、二十日合宿って長すぎだろう。
また練習時間以外は「国内組」とは別のところに押し込められるんだろうけど、
新潟のアン・ヨンハッも召集されているし、二人で助け合って頑張ってくれ。
試合となれば当然日本が勝つまでだが、彼らだけはその力を発揮してほしい。

もし日本が負けたら、ジーコの写真に秘蔵のギャラクシードリンク(赤)ぶっかけてアナテマする。
DF上村健一の東京ヴェルディ1969への移籍が発表された。
 セレッソ大阪への期限付き移籍終了後、
サンフと契約せずにヴェルディへ完全移籍となる。
ヴェルディは意外とセンターバックの駒に欠けているので、充分活躍の余地はあるだろう。
しかし今のヴェルディはやらしいまでのパス回しを持ち味としているので、
それに馴染めるかどうかが鍵となるか。
一対一の強さはまだ健在のはず、元気に頑張ってほしい。
MF外池大亮のモンテディオ山形への移籍が発表された。
 サンフではヘッドの強さと後方からのコーチングを持ち味に、
リーグ戦7試合、カップ戦5試合に出場したが、レギュラーポジションを得るには至らなかった。
出場すれば圧倒的なヘッドの強さを見せハイボールを撃ち落しまくったが、
そこからの展開や、ボールへの有効な絡みがどうしてももうひとつだった。
それでも、サテライトでは積極的に声を出して若手を鼓舞し、
とある練習試合では、同点の状況で「負けてもいいからもう1点取りに行くぞ!」と周囲にハッパをかけ、
見事に勝利に結びつけたエピソードもある。
サンフでは活躍できなかったが、それはチームスタイルとトノさんのプレイスタイルが合致しなかったということで、
彼の能力が劣っていたというわけではない。
あと小野監督の使い方も柔軟さを欠いたと思う。
DFでもFWでも使えるというユーティリティーさをもっと活用すべきだった。

 ヘッドという絶対的な武器を持ち、また何より人間的に素晴らしいプレイヤーなので、
きっと山形で大活躍してくれるだろう。これからもお達者で!
 あと、高木に目をかけてやっておくんなさいまし。
11日 新エンブレム発表。
 オーソドックスな楯形で、
それを四分割した右上と左下にはそれぞれ縦三つ引きの紋を引いて広島市内を流れる六本の川をあらわす。
その前には交差する三本の矢とSANFRECCE HIROSHIMAの帯、楯の上には王冠があり、
そして両サイドには、クラブを支えるサポーターをあらわす蔦の紋様を施している。
うまくまとまりすぎ、という感じもちょっとするけど、悪くない。
蔦の紋様は、“Shall be as branches to the vine”ていう某大学のカレッジソングを思い出させて、
個人的にはいい感じ。

さて次は新ユニですか?
10日 高校選手権の全日程が終了、大会優秀選手35名が発表され、
鵬翔高DF入船和真が選出された。また、広島観音高からはMF松水隆憲が選出された。

 彼らは例年欧州遠征を行うわけだが、今年も行くんだろうか。
しかし2得点の岸本くんを選んでくれてもいいだろうに。
鹿実の栫くんは確かに動きの質はハイレベルだったが、FWとしては今大会ノーゴールだったし。
でもとりあえずは、おめでとう。
入船くんは卒業試験後にトップチームに合流?無事卒業してくれ。
二次キャンプは宮崎だから、いろいろとやりやすいか。
松水くんの進路は決まったんだろうか。

ていうか、いい加減「松水」を「松永」と誤記するのはやめてくれ。
読みは全然違うだろ。字面を追うだけで、読むということをしないから、そういう間違いを犯すんだ。
7日 広島修道大DF西河翔吾(21)の加入が発表された。
 昨年は特別指定だったが、今季は晴れて正式なサンフの一員となった。おめでとう!
広島修道大にはそのまま籍を置き(ことし4年になる)、学業を修めての卒業を目指す。
もちろん、サンフ正式加入に伴い修道大サッカー部の籍は外れることになる。

 昨年は特別指定ながら八田・大久保を押しのけベンチ入りを勝ち取り、
出場すれば確実なパフォーマンスで最終ラインを締めていた。
高さはあるし、一対一も強く、カバーリングもけっこういい。
ちょっと荒っぽいプレイでカードをもらうことが時々あったが、
経験を積んでそういう部分を克服していってほしい。
昨年12月、インカレのグループリーグで筑波大と対戦した時は、
U−19&23日本代表FW平山相太を完封。
修道大1−0大金星の原動力となったことは記憶に新しい。
 それにしても、それまでは別段注目されず大学でプレイしている中でふと見出されて特別指定となり、
機会を与えられればきちんと結果を残してついにプロ契約にまでこぎつけたプロセスは、
かなりシンデレラストーリー。
これからも県内の大学からスタア誕生、という流れがあるか。

 この記事には誕生日が4月1日となっているが、正しくは7月1日。
って、オフィシャルも間違えとるゥー!直して!直して!
サンフレッチェ広島F.Cユースが、第48回中国スポーツ賞を受賞。
 中国スポーツ賞は、国内外のスポーツ大会で優秀な成績を収めた中国地方の選手、チームをたたえる賞。
サッカー部門でサンフユースが受賞した。
やはり高円宮杯優勝がきいたか。おめでとう!

 しかしボクシング部門、広陵・上林くんの三冠達成はグレート。
三冠……なんと聞こえのいい言葉かー!
6日 GK林卓人のコンサドーレ札幌への移籍が発表された。
 な、なんだってー!
といっても、カズの日記では
「これからも卓人を応援してやってください」
という意味深な言葉があっただけに、薄々覚悟はしていた。しかし完全移籍とは。
札幌は藤ヶ谷がガンバに移籍してしまいGKが手薄になったため、
即戦力のGKとして卓人に声をかけたようだ。
卓人も今季終了後は、今後もサンフで頑張ると決めていた。
しかし、即戦力として大きな期待をかけられていること、
札幌のGKコーチがかつて教えを受けたことのある人で信頼できることが、
彼の決意を促したようだ。
 J1のほぼすべてのクラブには確固たる守護神がおり、
J1クラブへ移籍しても、確実に川島(大宮→名古屋)の二の舞となる。
リーグ戦のキャリアがほとんどない(J1で1試合、J2で1試合)GKがいきなり正GKとなれるほど、
J1は甘くない。
また、守護神として乞われる人間に対してレンタル移籍はありえない。
よって、札幌への完全移籍は彼にとっては「よい移籍」となると思う。
札幌で腕を磨いて(足のほうは問題ないから)、また広島へ来てほしい。
むろん、札幌を昇格させて。
彼のキャリアのスタートとなった札幌の地での新たなる挑戦、
西嶋や元気と一緒に北の大地を熱く燃やしてほしい、と思う。

 とりあえず、札幌行ったら相川には真っ先に挨拶に行っときなさい。

(林卓人について簡単に――札幌向け)
*国内リーグ戦での経験は皆無に近いが、
 年代別代表としてはカタール国際大会やアテネ五輪アジア最終予選での正GKとして活躍。
 最終予選での積極果敢な飛び出しは燃えた。
 もっとも、札幌の人にとっては「相川へのあれ」で鮮烈なイメージがあると思う。
*その試合(2002年2nd第15節)が彼のデビュー戦で、唯一のJ1出場試合。
 下田が相川との激突で眼窩骨折したため緊急投入された。
 完全アウェイ、残留争いの極限状況の中、さらに予期せぬアクシデントにより投入され、
 後半終了間際に奪ったリードを守りきれずに同点に追いつかれ、延長Vゴール負け。
 散々なデビューだったが、この試合のおかげで、どのような試合でも冷静に臨めるようになったという。
*正確なキックを持ち、彼のキックフィードがアシストになることもままある。
 糸を引くような美しい弾道が前線の選手の元にピタリと収まるさまは芸術に近い。
*キックのパワーも相当で、自称「ベッカム級」
 186cm84kgの堂々たる体躯から放たれるキックは確かに破壊力抜群で、
 ローカル番組でのPK合戦では、GKの、文字通り「脇」をぶち抜くものすごいキックを放っていた。
 そのあまりのスピードと威力に、GK(県内某大学所属)はぴくりとも動けず。
 得点力不足のサンフでは「卓人をFWに」という話題がしばしばかなりマジメに語られた。
*非公式戦(北九州市長杯)では自陣からのFKを直接決めたことがある。菅野に続け。
*フィジカルは抜群なので、競り合いに負けることはまずない。敵も味方も全員ぶっ飛ばす。
 気合が入っている時は、思わず跳びヒザが入るかもしれません。
 セットプレイ時には充分気をつけるように。そいつに触れることは死を意味する!
*見た目はちょっと怖めだが、関西人なので、ノリはとてもいい。
*気持ちは強い。コーチングの声もよく出る。
*チームメイトへの思いやりも強い。
 アテネ五輪にバックアップメンバーとして参加した際のこと、
 初戦で那須が取り返しのつかないミスをして試合後にひどく悩んでいた時、卓人は、
 「一緒に髪を切ろう」
 と那須に提案。小野伸二も「卓人の言葉は重いぞ」と後押ししたので、二人一緒に坊主になった。
*その際小野には他にもいろいろとよくしてもらったようで、
 「また小野さんと一緒にプレイしたい」と思っている。もちろん、日本代表で。
*キャッチングと状況判断にはまだまだ難アリ。しかしそれは経験が解決すると思われる。
*向上心は人一倍強い。
 好きな言葉は、ロベルト・バッジョの「昨日の自分には負けたくなかった」。 
MFベットの契約延長が決定した。
 代理人との交渉により6月30日までの半年契約が成立。
7月1日以降の契約は、本人再来日後に本人を加えて話し合いを行ったのち決定するようだ。
彼がいないと中盤の推進力が著しく低下するし、
昨季2ndステージで大きな武器となったセットプレイの精度にも関わるので、
くれぐれも今年一年サンフでプレイしてくれることを望む!
5日 ◇高校選手権準々決勝、鵬翔高は市立船橋高と対戦し、0−3で敗れる。
 国立行きをかけたベスト8の対決、鵬翔の相手は市立船橋。
市立船橋は鉄壁の守備陣を敷き、鵬翔はゴール前で四苦八苦。
ボールの出るところには必ず市船の選手がおり、興梠も決定的な場面へ持っていけない。
そして前半24分、市船左サイドからのパス、これをヒールで内側へ落とし、
飛び出してきた市船MF鈴木が拾ってそのまま最終ラインを突破、
GKの股間を狙ってシュート。GKも足に当てたが、ボールはゴールに転がり込み、市船先制。
試合展開からするとあまりにも大きい1点が市船に入ってしまった。
 市船はがっちりとゴール前を固め、チャンスと見るや素早くパスをつないで速攻を仕掛ける。
鵬翔も興梠、熊元、木村を中心に反撃を試みるが、市船の青い壁にことごとく阻まれる。
なんとか1点をと前がかりになっていたとき、市船のカウンターが炸裂。
市船右サイドからのフィード、これに森野が抜け出し、飛び出すGKの脇を破るシュート。
必死で戻ったDFがクリアしようとしたが、ボールは無情にもゴールマウスへ。
後半22分、市船が決定的な2点目をゲットした。
あの場面、一人が森野に寄せに戻っており、さらにニアを切りにもう一人帰ってきていたし、
角度もなかったため、GKは飛び出さずに自重してもよかった、けど、しょうがないか。
 後半38分、市船はダメ押しの3点目を奪ってそのまま勝利した。

 鵬翔は、さすがに力負けという感じだった。
興梠くんも完全にスペースを消され、持ち味を発揮できず。でもよくやった。
入船くんは、4バックのサイドバック、スリーバックならセンターバックもできそうな、
メグさんタイプというとりあえずの印象。

 市船は、先制したら負けそうにない。
組織力は高校随一で、ボールの出るところ常に青いユニあり、という感じ。さすがだ。

 準決勝は、いよいよ国立競技場。
8日12:10より国見VS鹿実、14:10より市船VS星稜。
九州対決、勝負はけっこう読めなさそう。
そして、国見をも蹴散らす本田圭祐必殺の左足は、はたして市船の堅陣を崩せるか。
3日 ◇高校選手権3回戦、広島観音高と鵬翔高が対戦し、1−0で鵬翔高が勝利。
得点者は興梠。

 3回戦はベスト16の激突。
まずは双方守備を固めて様子の探り合い、速いパスワークもディフェンス陣が的確に潰してゆく。
観音はボランチ松水が自らボールを奪って展開、興梠も松水の相方・田中がマークして仕事をさせず、
拮抗した展開のまま試合が進む。
しかし前半27分、観音DFのクリアが小さいところを鵬翔が拾ってカウンター、
鵬翔・木村のスルーパスに中央興梠がオフサイドをかいくぐり抜け出してGK相原と一対一、
中央やや右から冷静にニアを破って先制する。
 これで試合が動き始め、両チームともよりいっそう前へ出てきて激しい攻め合いとなった。
長谷川が持ち味のドリブル突破を次々に見せてPA近くでFKゲット、しかし決められない。
松水が両サイドにボールを散らし、小熊と岸本が前へ運び、小道が前線でキープ、
左サイドバックの左山もどんどんオーバーラップしてクロスを放つ。
前がかりの観音に対し鵬翔も素早いパス回しで対抗、サイドを破ってクロスを次々と入れてくる。
セットプレイからの決定的なヘッドも浴びたが、これは相原が至近距離スーパーセーブ。
さらに右から突破され一対一となるが、これも左足でセーブ、ゴールを死守する。
観音は高い位置でこぼれ球を拾いダイレクトでつないでゴール前決定機を迎えるが、
サンフ入り内定の左サイドバック入船が中央に絞って体を張り、
長谷川のPA突入もGKが果敢に飛び出してセーブ!鵬翔も高い集中を保ってゴールを許さない。
終盤は観音が遮二無二攻め立てたが、どうしてもゴールを割れず。惜しくも敗れた。

 敗れてしまったが、観音のサッカーの内容は鵬翔に全く劣ってはいなかった。
松水を中心にチームは十全に機能し互角に戦えていただけに、
あの場面、クリアが木村の前にいってしまったのが悔やまれる。
スコアレスのまま進んでいけばわからなかったが・・・
しかし、さすがに全国の舞台だとおいそれと得点できなかった。
もっとチーム力を高めて今年、再挑戦してほしい。皆実守備陣を圧倒できるくらいに。

 鵬翔は、準々決勝で市船と対決。
今年はどうも攻撃力に乏しいという話だが、
同時に守備力は例年通りパーフェクトに整備されているとのことで、拮抗した展開になりそう。
今日は守備で目立った入船だが、自ら「持ち味」というサイドチェンジで相手を振り回し、
崩してほしい。

 中国勢、残るは多々良。今日は羽黒(山形)と対戦し3−2の逆転勝利でベスト8に進出。
インターハイ、全日本ユースでは全くいいところがなかっただけに、最後に意地を見せたいところ。
準々決勝の相手は鹿実。
岩下、山下ら名の通ったタレントがおり、全日本ユースでは磐田ユースを苦しめた強豪だ。
しかし、時にプレイが荒れてカードをもらいやすく、不安定な一面もある。
そこをうまく突けば、充分に勝機あり。
石田、ダン、そして負傷で時間限定出場の恵谷らの攻撃陣に火をつけて攻め勝ちたい。
2日 ◇高校選手権2回戦、広島観音高は各務原高と対戦し1−0で勝利。得点者は岸本。
鵬翔高は矢板中央高と対戦し、3−2で勝利。

 降雪の中の1回戦(VS富山一高)をPK戦勝利で突破した観音は、岐阜県代表各務原高と対戦。
前半立ち上がりは小道にロングボールを合わせてくるやや単調な攻撃だったが、
畑監督が前線の並びを変えると徐々にボールがつながり始める。
そして右サイドへのフィードを岸本がヘッドで落とし、小道が足裏で岸本へリターン、
走り込んだ岸本がその勢いのままドリブルで最終ラインを突破し思い切ってミドルシュート。
これが豪快にゴール左スミに突き刺さって観音が先制した。
岸本は1回戦に続き連続ゴール。
これで余裕の出てきた観音は持ち味のダイレクトパスワークが見られるようになり、ペースを握って前半終了。
 後半も観音が松水を中心にパスを散らしてサイド攻撃を展開、
時には長谷川がハーフウェイライン付近からの中央突破を見せるなどペースを握る。
しかし各務原も反撃、ダイレクトパスからサイドに展開し速攻で観音ゴールを脅かし、
GK相原のミスキックを拾った大山のロングシュートがポストを叩くなど危険な場面も。
それでも守備陣が最後のところで体を張り、各務原にゴールを許さず、
観音は中盤で優位を保ったままそのまま逃げ切り、初出場にして3回戦進出を果たした。
 今季サンフに新加入の入船の所属する鵬翔は矢板中央と対戦。
矢板中央は鵬翔のエース・興梠を抑えてリードを奪う展開、しかし鵬翔も粘りを見せて追いつき、
さらに興梠がPA内倒されてPKを獲得。キッカーは興梠、しかしポストに当てて外してしまう。
このままPK戦かと思われたロスタイム、鵬翔の右サイドからのロングスローが中央にこぼれるところ、
ダイレクトボレーでゴールに蹴り込んだのは興梠。3−2で劇的な勝利を飾った。
 3回戦はその観音と鵬翔の対戦。
2003年の高円宮杯全日本ユースではグループリーグで対戦、この時は観音1−2鵬翔という結果。
今日の試合後インタビューでは畑監督もそれに言及し、今度は勝ちたいとコメントしていた。
組織力とパスワークで鵬翔を抑え込み、市船にぶち当たれ。
 しかしこの日一番の衝撃は、
「応援してくれる人たちと彼女のために次もゴールします」
とインタビューで堂々と発言した岸本くん。
おいおい、場内でもTVでもバッチリ流れてるぞ!
大物だ。さすが昨年の国体選抜の10番だ。どんどん大物を食え。
1日 広島がパラナ(ブラジル)所属のFWガウバン(22)獲得に動いているとの報道あり。
 一日遅れのニュースですが。
長身で空中戦が強く、足元にも強いストライカーとな。
昨年のブラジル注目の若き点取り屋で、かなりの力を持ってそう。
あとはサンフの戦術に適応してくれるかが問題か。
若いゆえに、性格や気性次第ではチームに馴染めない、という恐れもある。
たとえば昨年の柏がその例。
ドゥドゥはワールドユース得点王の肩書きを引っさげ鳴り物入りで来日したが、全く活躍できなかった。
兄のいる名古屋で一年間日本サッカーに揉まれたジョルジーニョは問題なさそうなんだけど。
先輩のジニーニョやベット(契約延長するんですよね?ね?)がうまくフォローしてくれればいいが。
 とりあえずは正式に発表されるのを待とう。ブラジル関係は正式発表まで安心できん。

2004年のニュースはこちら。

2003年のニュースはこちら。

2002年のニュースはこちら。

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