2.どんな選手がおるん?



1.サンフレッチェ広島いうたら?
2.どんな選手がおるん?
3.何処へ(どけえ)行きゃあ観られるん?
4.他になんかあるかいのう?


。。。。。     

2.どんな選手がおるん?

 福原ありす:
 「選手の紹介ね!ありすにま〜かせて!!」



ありす:
 「サンフと来れば!何はともあれ日本最強FW、久保竜彦ッ!!



FW10・久保竜彦

ありす:
 「久保竜彦。高校時代(筑陽学園高)は全くの無名で、年代別代表の経験も皆無。でも、サンフのスカウトが彼の噂を聞いて足を運び、そのあまりにもやわらかいボールタッチにほれ込んで獲得を決意。高校時は攻撃的MFだったけど、サンフに入ってからはFWにコンバートされる。当時の監督ヤンセン、後任のエディ(トムソン)、そして外国人選手のハシェック、ハウストラらは、無名の彼が将来必ず日本代表に入るだろうと予言。もっとも本人は全くの冗談だと思っていたみたい。
 その代表への関心の薄さは、フランスW杯に全く興味がなくTVを見ようともしなかったので、ウエミーさん(上村健一)が無理やりビデオを見せてやっと見たというくらい。こんなサッカー選手(しかもプロ!)が他におる?代表に選ばれても、そのとってもシャイな性格から、当初は知ってる人がいないからといって何かと理屈をつけて辞退しようとしてたなんて、あたしでも信じられない!で、当時安永聡太郎が日本代表だったから、ユース代表で安永と2トップを組んでいた大木さんが広島から彼に電話して、
「久保に話しかけてやってくれ、頼むわ」
とお願いしたエピソードもウソのようなホントの話。
 それに、好きなFWは?って訊かれて、
「カール・ハインツ・シュナイダー」(<『キャプテン翼』登場のドイツ人FW。もちろん架空の人物!)
って真顔で答えるところももう大物すぎ!!
 えーとあとは、カレーが大好きで、外国は醤油がないから行きたくないみたいで、1999年までノストラダムスの大予言信じてて、えーと・・・」


   つかさ:
   「ちょっと、前フリもなくいきなり久保って・・・予想はしとったけどね・・・
   それに、それってほとんどネタじゃん。いや事実なんじゃけど(笑)・・・実力のほう行こう?」


ありす:
 「・・・そーだね。コホン。
タツさんの魅力といえば、なんといっても、その左足から繰り出される豪快無比なシュート!!
『そこから狙うか、フツー!?』
『なんでそこから狙おうと言う発想が出てくるわけ!?』

という位置やタイミングからガンガンシュートを狙っていくんよ!角度がなくたって、遠くたって、左足が振れる状況なら、たとえGKからのキックからだってダイレクトで撃つんじゃけえ!!
 
 99年柏戦での「高橋のスルーパスからダイレクトのループシュート」「地を這う弾丸シュート」や、スーパーサッカーでストイーチコフ絶賛の「左からのクロスをジャンプして左腿でトラップ、間髪入れず左のボレーシュート」や、2000年横浜戦での「ハーフウェイラインからの藤本のアーリークロスを走り込みながらジャンピングダイレクトボレー!」とか、2001年清水戦での「GK下田のフィードをトラップ、密集の中をドリブルで横に突破しざま左足一振りの35mロングシュート!」とか、もう物凄いゴールばっかり!たとえ外したシュートでもスタンドを騒然とさせるっていうFWは、タツさんだけね。
 あと、デタラメな高さを誇るヘッドの強さ
も言っとかなくちゃ。ルーキーの頃の、元ブラジル代表GKジルマール(C大阪)を唖然とさせた、エア・ジョーダンもビックリの高さと滞空時間を保ったスーパー・ヘッドや、去年のC大阪戦での、「跳びすぎてボールが下の方になっちゃったんで上半身折り曲げてヘッド」とか、今年の京都戦や市原戦の、天空から襲いかかりゴールに突き刺した豪快ヘッドとか・・・あの高さから上半身を振り切って「下に叩きつける」ことのできるのはタツさんだけ。
 
 他にも、大きなストライドの迫力満点のドリブル、柔軟なタッチから繰り出されるパス(昨年は服部公太に次ぐチーム2位のアシスト!)と、その一挙手一投足が驚きの連続!海外のジャーナリストからは、「何が出てくるかわからない宝石箱」と形容されてるのを読んだことあるよ。
 はっきり言って、タツさんを評価しない人は、贔屓目に見てもサッカーを見る目がないとしか言いようがないってコトね!

 さて、そんな凄いタツさんは、以前はシュートと同じくピッチ内でも破天荒で、試合に出ればイエロー連発。ファウルすれすれのマークに怒って相手の髪の毛を掴んで引っ張り回したり、ファウルを受けてカッとなって相手を追いまわしたりと、普段のシャイさが信じられない暴れっぷりじゃったけど、結婚してからは見違えるようにカードがなくなり、娘さんも生まれて、次第に「自分がチームを引っ張らにゃあ」という自覚も出てきたみたいで、とっても頼もしくなったよ。でもヒーローインタビューではあいかわらず言葉少ななんだけどね。
「・・・はい」
「・・・よかったです」
「・・・がんばります」
のみっつ
ぐらいしか言わないの!アイゼナッハ様よりはマシじゃけどね(笑)。
 伝説的なヒーローインタビューの言葉としては、

「今日ビッグアーチに応援に来てくれた子供たちにひとこと!」

と振られて、答えた言葉が、

「・・・勉強・・・頑張ってください」

場内大爆笑&大歓声に拍手の嵐。
ああっ、こんなこといちいち話してたら一週間やそこらじゃとても追いつかない!!」


   つかさ:
   「・・・そろそろ他の選手に行かない?」


ありす:
「んー、わかった。とにかく広島の人間からすれば、鈴木や柳沢や西澤がなんであれほどもてはやされるのか全く理解不能(んーでも中山隊長と高原二等兵は認めてもいいケド)。彼らのうち誰もタツさんみたいな凄いシュート撃つことなんかできないんだから・・・広島以外ではあんまりその実力を見せることがないんだけど(苦笑)、地元での爆発ぶりは必見!中国地方のみんなはビッグアーチや広スタに来てタツさんにハァハァして!


・・・さて!ここらで他の選手に行くよ。えーと、
ここを見てね!!」


   つかさ&さやか
   「なんじゃそりゃー!沢田さんは!?」
   「ひどいです!公太さんも!」


ありす:
「ううっ、対抗勢力の反発は予想以上・・・っ!」

つかさ:
「誰が対抗勢力じゃコラ」

ありす:
「そんなに凄まなくても・・・わかりました〜!」


DF3・沢田謙太郎

ありす:
 「元日本代表。柏レイソル不動の右サイドバックとして勇名を馳せたものの、当時の監督・西野朗から突然の戦力外通告。
唖然としているところへサンフからオファーが来、即座に応じる。
 99年、すぐさまエディの信任を得て右WBに定着、第1ステージの柏戦では凄まじい闘志で完勝に貢献。この試合はタツさんのふたつのスーパー・ゴールで今なお語り草ね。それからも攻守に大活躍し、右サイドを完全制圧。エディからは、“日本最高のフルバック”と讃えられた。サンフレサポは、「柏はなんで彼を出したんじゃろう」、柏サポは、「西野はなんで沢田を放出したのか」とそろって当惑。
 01年、負傷欠場中にユース代表の駒野が成長し右サイドバックの位置を確保。しかし沢田さんは今度はボランチに挑戦!豊富な運動量と果敢なドリブルで中盤を活性化させ、みごとにこのポジションをモノに。さらにチーム事情によって左サイドやトップ下も務め、実はかなりのユーティリティ・プレイヤーだったことが明らかに。
 ウエミーが負傷し、森保さんがいなくなった今年は、チームを引っ張るのに無くてはならない存在になった。技と闘志を兼ね備えた素晴らしいプレイヤーで、また当意即妙のトークを聞くと、人間的にも素晴らしいことがすぐにわかる。これからもサンフを引っ張っていってほしい!」


DF17・服部公太

 「渋谷幕張高より加入。高校時代はゲームメーカーじゃったけど、サンフに入ってからはエディにより左WBにコンバート。若いながらその左足から放つクロスでチームのJ残留に大きく貢献、プレイスキッカーとしても活躍。シドニー五輪代表候補にも入ったけど、2000年はチームの不振に歩調をあわせるようにスランプ突入、メンバー入りはならなかった。それよりもサポーターから辛辣な言葉を浴びせられ続けたことのほうがつらかったかな・・・?でもエディは彼を辛抱強く使い続け、自身も何も言わず黙々とプレイに集中。それが報われたのが01年!開幕から左足が絶好調、放たれるクロスをタツさんが、高橋が、大木が、コリカが、ウエミーがゴールに次々に叩き込む!そして積み上げたアシストは二ケタ、各地でのアシストランクでは揃って3位に入る。そのふわりと舞い上がってピンポイントで急降下してくる正確無比のクロスは見ていて惚れ惚れするね!元清水&柏監督のペリマンさんは公太のことダーイスキで、雑誌のインタビューでも、
「私なら日本代表に服部を入れる。磐田の?いやいや広島のだ」
そんな意味のことを堂々と発言。
 以前は見栄晴君と呼ばれることが多かったけど、最近はなんだか風格が出てきて精悍になった感じ。結婚もしたし、これから一層の活躍を期待!怪我で出遅れたけど、巻き返せ!」



 「ほかには、
チームの心臓、彼がいないと中盤でボールをつなぐことができなくなるため絶対に欠くことのできないU−21代表の森崎カズや、
タツさんとのコンビは以心伝心!どうしてそのワンツーが通るんだー!?と感嘆することうけあいの眉毛のすごい大木
阿波踊りでお馴染みのドリブラー藤本主税
反応速度は日本一、二を争う日本代表候補GK下田
おとなしくって目立たないけど代えのいないU−21代表不動のサイドバック駒野
その『リ○ロの武田』風変態ディフェンスにワクワクハラハラの元カメルーン代表ビロング
センターバック二人分ディフェンスするファイター・トゥーリオ
U−19代表のエースストライカー、久保、大木に続く大型朴訥系FW、茂木が要注目の選手。
若い選手が多く、これからのチームといえるね。
・・・・・・こんな感じでいいかな?」

   つかさ&さやか
   「まあ許そう」
   「いいですよ」


ありす:
 「グラッツェ!
 あとは、最近スタメン定着したロングパスとプレイスキックの名手・松下や、早期復帰の待たれるカズの双子の弟の浩司、
グラサンがチーム一似あう男・桑原さんや、今度やってきた井手口や鳴尾の活躍に期待することにして・・・この項を終わらせていただきまする〜」
     。。。

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