サッカー五輪代表連勝！
'00.9.14〜'00.9.17
随分とご無沙汰しておりました。別に言いたいことがなかった訳ではないのですが・・・。 オリンピックが開幕し、サッカー予選リーグも着々と最終章に向かってる。これまで、我がトルシエニッポンは南アフリカとスロバキアを退け、勝ち点6でリーグ単独首位。何とも順調な滑り出しだ。 しかし、同リーグのブラジルが南アフリカに負け、リーグは混沌としてきた。トルシエニッポンは、9/20のブラジル戦に勝つか引き分けで予選を首位突破。負けた場合、予選突破は南アフリカの結果如何に委ねられる。2勝して抜けられなかった、アトランタの時のような状況だ。 この状況を、各マスコミはこぞって悲観的に取り上げている。「何で、ブラジル負けてしまうの？」なんて感じ。でも、初戦の南アフリカの動き見てたら、あのチームがブラジルに勝ったって、別に不思議はないよね。いいチームだと思うよ、南アフリカ。ブラジルとて、W杯予選でのA代表の姿を見ていても、決していい状態にあるとは言えないからねぇ。 しかし、何よりもここが大事なことだと思うんだけど、南アフリカがどうしようが、ブラジルが勝とうが負けようが、日本が3つ勝てばいいんだよね。今回の予選って、僕にとっては、そういう感じのものなんだよね。 僕は、戦前、3つとも勝つと予想していたの。それは期待とかではなく、今の彼らならそのくらいやれる力を持っているから。もうブラジルに勝っても、「奇跡」だとは思わないもん。あえて期待といえば、あの「オレンジボウルの奇跡」って言葉を消し去るような試合をして欲しいってこと。 確かにヒデと森岡の出場停止は痛い。でも、それをカバーできる戦力はあるし、実際彼ら抜きで戦ってきたメンバーでもあるのだから大丈夫。この日のためとは言わないけど、いつどうなっても、その時のベストの布陣が組めるように“テスト”を繰り返してきたのだから。こういう時、複数のポジションをこなせる選手が多くいるのはデカイ。 おそらく真ん中に入るであろう俊輔だって、これが本当の意味での世界への第一歩になるんじゃないかな。たくましくなったところを見せてくれ！ 開幕前、トルシエは9/20のブラジル戦のことを「リーグ1・2位決定戦」って言ってた。そして、「初戦も第二戦も勝ちます」って。とにかく『挑戦者』的な言葉が出てこない。そういうところに力強さを感じるし、今まで「テスト」ばっかりの監督とか言われてきたけど、本番での勝負へのこだわりを感じずにはいられないんだな。ブラジルの負けには「がっかり」したみたいだけど、それも他力本願の要素は感じられないしね。 最近思うんだけど、98年のフランスW杯の時、「1勝1敗1分け」って監督自ら言ってたけど、そんな気持ちだと、結果としてああなるんだろうなって。やっぱり、本番の大会では、「勝つ」っていう意識が何より大切なんだよ。そういえば、五輪予選のカザフスタン でのアウェーゲームの時、ヒデが「負けるために来てるんじゃない」みたいなこと言ってた。わかりやすく言えば、そういうことなんだろう。 しかし、スロバキアもなかなかいいチームじゃないですか。南アフリカだって、うかうかしてられないと思うよ。実際、ブラジル戦での先制してるし、高さもあるしね。 ま、いずれにせよ、全ては9/20に明らかになる訳で、僕はテレビの前で、目一杯応援するだけ。ガンバレ！トルシエニッポン！

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