「CLAPTON CHRONICLES」 ERIC CLAPTON |
「点」としては聴いているんだけど、アルバム一枚通してはこれが始めて。とはいえ、ベスト盤なんだから、これも「点」には違いないんだけですけどね。
ベスト盤とは言えども、彼のキャリアから考えると、ここ最近の活動をまとめた一枚ですね。でも、僕にしてみたら、これがタイムリーに知ってる彼の姿であって、ベスト盤としては一番シックリきますね。
こういうベスト盤だから、「Layla」は当然「UNPLAGGED」バージョンで収録。オリジナルはオリジナルでカッコイイんだけど、僕としては、この「UNPLAGGED」バージョンがかなり好きですね。リズムがはっきりしてるし、いわゆる「最近」の姿しかタイムリーに見ていない僕からすれば、あの低い声の方がシックリきますね。
彼の曲で一番好きなのが、この中にも収録されている「Bad Love」。大人のロックっていう感じで、彼にピッタリの曲だと思いますね。ギターにしても、どのパートでもいい味だしてるし。
この曲、PHIL COLLINSがドラム&コーラスで参加しているんですけど、いい音だしてますよね。GENESISの時もそうだったように、ドラマーとしてより、ヴォーカルとかサウンドメイカーとして脚光を浴びることが多い彼ではありますが、やはりテクニックは抜群。この曲を支えるすばらしいドラミングを披露してくれています。
昔のことを考えると、「UNPLAGGED」とかを通して、すっかり落ち着きはらってしまいましたが、それもまた新しい魅力として残っていくんでしょうね。
|
|