7月第4週

「BELIEVE」 MISIA MISIAのシングル買ったのは、これで2枚目。とは言っても、このシングルだって、4月の発売だから、ずいぶんと遅れて買ったことになりますね。 宇多田ヒカルを筆頭に、このところ、実力派女性ボーカリストが注目を集めている訳ですけど、僕は、MISIAが一番好きですね。歌うまいし、声質も僕の好みにあってるし。しかし何と言っても、音域が広い。だから、転調のメリハリがつくし、曲に奥行きがでる。それが彼女特有の味になっているんだと思います。 僕にとっての、昨年のベストシングル「つつみ込むように」が、『恋する男の子の心境』を歌ったものだった訳ですけど、この曲は、女性の視点から見た恋ですな。作詞は彼女自身なんですけど、言葉の選び方がうまいなぁって感心してます。確か、まだ21歳になったばかり。そういった意味では等身大の歌詞なんでしょうけど、実力を考えると、ホント末恐ろしいアーティストですな。ファーストアルバムにも彼女自身が作詞した曲は入っているんですけど、この曲は特に輝いてますね。 このシングルには、3つのバージョンの「BELIEVE」が収録されているんですけど、 「ENGLISH BREAKFAST MIX」なんかが、アコースティックで、なかなか気持ちいい。でも、やっぱりオリジナルバージョンが一番ですね。

7月第3週

「SYNKRONIZED」 JAMIROQUAI なかなか買いに行ける時間がなくて、ようやく聴けたような状況です。J-WAVEのチャートでも1位を独走してますが、「CANNED HEAT」は非常にアップテンポでカッコイイですね。てな訳で、JAMIROQUAIの新作です。 僕、JKの声が好きなんですよね。音そのものは、最新かつ独自の素材ばかりを取り入れている訳でもなく、ソウルフルかつファンキー、それでいて一部ロックみたいで、昔からの伝統を守ってるなぁ、と思うんですよね。もちろん、それに対するアプローチみたいなものには、カッコよさを感じるんですけど、JKの声で、全ての音がイキイキとしてくるのではないかと解釈してます。 やっぱり「CANNED HEAT」は好きですね。透明感があってパワフルで、アルバムのトップを飾るにはふさわしい曲ですね。それから続く「PLANET HOME」もお気に入り。曲の途中、サンバ系の音なんかも入ってきて、作り方がおもしろいなぁ。落ち着ける曲「FALLING」も併せると、何と贅沢なアルバムなんだろうって思います。 リズムとか、構成する音から、ダンサブルっていう捉え方もあるんだろうけど、僕はじっくり聴く方を好みますね。この手のアルバムって、一通り聴くと疲れてしまう体質なんですけど、JAMIROQUAIに関してはそれがない。くどくないし、何回聴いても飽きない。それでいて、毎回、何かの発見があるというか・・・。いずれにせよ、強者ですな。 僕、輸入盤買ったんですけど、ボーナスで「DEEPER UNDERGROUND」が入っていたのはラッキーでしたね。

7月第2週

「AMPLIFIED HEART」 EVERYTHING BUT THE GIRL イヤイヤ、落ち着きますね、こういうアコースティックな雰囲気。それほど詳しいわけではないのですが、最近の僕の傾向にピッタリな、EVERYTHING BUT THE GIRLのアルバムです。 僕、このアルバムに収録されている「MISSING」っていう曲、大好きなんですよね。数年前に、この曲のリミックスヴァージョンがえらくヒットしましたけど、そっちの方には、全く関心なかったし、むしろ不快感覚えましたね。確かに、派手なビートなんかを取り入れて、売れる音になってたんだろうけど、全く原曲の良さが消えてしまっていた。どこか乾いた空気を感じさせて、せつなさが伝わってくる。アコーティスティックな音と、今風なリズムの融合。僕の中では、名曲中の名曲です。 全体としては、音数が少なく、一音一音がとてもしっかり奏でられているなって思います。だから、アコースティックなわりに、とても力強さ感じる曲多いし。何曲か、Benもボーカルとってるんだけど、こちらも非常に落ち着く声質。確か、彼ってソロアルバムだしてなかったかな？「25TH DECEMBER」での、アコースティックギターとエレキギターの微妙なコンビは絶品です。 僕の中では、どうしてもSWINGOUT SISTERと比べてしまうのよね。CorinneとTraceyの声質が似ているっていうのもあるんだろうけど、バンド（って言っていいのか？)としての構成も似ているし。

〜HEAVY ROTATION 最新版へ〜

TOP

VOICE

E-mail