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'99.1月版

1月第5週
「DEEP」
石井竜也
久し振りのノリですね。全体を通しては80年代を思い出してしまうんだけど、どことなく70年代の空気も感じてしまう。でも、後味は90年代だったりして・・・。何か、不思議な感触です。
てな訳で、人に影響されやすい僕。始めてのアルバム購入となりました。噂は耳にしていたんですけど、想像していたよりもファンキーなアルバムでしたね。一番印象的な曲は「BOOGIE DEEP IN LOVE」ですね。これにはやられたって感じです。それぞれのパートがかっこいいし、ライブ映えしそうですね。歌詞も遊び心が感じられてグッドです。恐るべし、石井氏。
ホント久々の空気です、こういうのって。随分前に、某日本人女性ボーカリストにハマっていたことがあったんですけど、その時のように、純粋な一リスナーとして、どっしり腰を据えて聴けるって感じの一枚ですね。当然、このリズム感には、体も動かしたくはなるのですが、そういうのとは別に、一曲一曲をしっかりと聴いていけるっていう感じですね。どうも、ロックとかになってしまうと、「コピーしてやろう」というような気になってしまって、落ち着いて聴けないんですよね。そんな状況の中での、会心の一撃でした。
これは、ちょっぴりハマってしまいそうだぞ・・・。


1月第4週
「GREATEST HITS」
SIMPLY RED
懐かしい「HOLDING BACK THE YEARS」が聴きたくなって、手にした一枚ですね。こういう疲れた時間を過ごしているときに聴くと、リラックスというか、リフレッシュできる曲が多いですね。96年に発売された、文字どおりのベスト盤です。
中学の時かな。MTV全盛時に、「HOLDING BACK THE YEARS」のビデオクリップを見て、結構衝撃受けた思い出がありますね。すごくきれいな声で、印象的なスローサウンドで。あの頃、他では聴いたことのないような作品だったと記憶してます。実際、この曲って大ヒットしましたもんね。その後も、精力的な活動をしていて、日本でも結構強い支持を集めていたようですが、僕のほうは、このアルバムが発売されるまで、ご無沙汰してました。FMとかで聴くくらいで、自ら進んで聴くことはしなかったもんな。でも、このアルバムを手にして、再びその良さに気付いて、最新作を購入しましたね。
もちろん元気な曲もあるんですけど、聴いているとホッとできる曲が心地よくていいですね。肩肘張らずに、安心して聴いていられると言えばいいのか・・・。何かSTINGとかにハマっていた頃を思い出してしまいました。中学から高校にかけて、こういう洋楽にかなり没頭してましたからね。なんか懐かしい気がします。
なんか先週から、こういう「ホッとする」路線のやつばっかり聴いてるな・・・。


1月第3週
「MUMMER」
XTC
2月に新作が発表されるとあってか、最近FMでXTCの曲がよくかかるんですよね。で、この前、このアルバムの一曲目に収録されている、「BEATING OF HEARTS」がかかって、ずいぶんマニアな選曲だと関心してしまいました。だって、この曲シングルカットされていないんです。
これは83年にリリースされた6枚目ですね。かなりアコースティックな曲が多くて、疲れた時に聴くと、ホッとする一枚ですね。作った側からすれば、Andyがライブ恐怖症で倒れた後の作品であったり、DrのTerryの脱退があったり、プロデューサーが三人も変わったりと、かなりカオスな状態で作られた、戸惑いの一枚だったのです。当時の評価も低く、この後もうまくいかない状況が続いていくのですが、僕には、ライブパフォーマンス性を抜きにした最初の一枚として、XTCの新たな一面が見られる貴重な作品だと思います。ここで表現されているエッセンスは、その後発表されていく曲にも、違った形で影を落としているように感じますね。「アンプラグド」が流行った時代がありましたが、その頃リリースされていたら、どういう評価受けたんだろう、って思わずにはいられません。
元気な曲が少ない中、「FUNK POP A ROLL」は会心の一撃。Andyの皮肉タップリの歌詞と、ビート感がたまりません。この曲がラストに収録されているのも、何かの皮肉なのかも・・・。


1月第2週
「BRING ON THE NIGHT」
STING
実家に帰ってきたときにテープを持って帰ってきてしまいました。STING初のソロアルバム、「THE DREAM OF BLUE TURTLES」のツアーの様子を収めた、'86年発売のライブ盤です。このツアーがスタートするまでのドキュメントは、映画にもなってるんですけど、それを見て、フェンダーの'72年製(多分。ただしJapan。)のギターを買ったのが懐かしい思い出になってます。これ、僕が初めて買ったギターなんですよね。この頃は、ホントSTINGしか見えてなかったですね。
このツアーは、バックメンバーがすごい。KENNY KILKLAND(Key)、BRANFORD MARSALIS(Sax)、DARRLY JONES(B)、OMAR HAKIM(Dr)と、ジャズ界の強者ばかり。彼らのスーパーテクニックが出し惜しみなく披露されていて、ジャンルの壁を越えた、活気的なライブサウンドになっています。
THE POLICE時代の曲も何曲か収録されているんですけど、かなりアレンジされていて、原曲とは違った楽しみ方ができます。中でも、圧巻は、10分以上に及ぶ、「BRING ON THE NIGHT〜WHEN THE WORLD IS RUNNNING DOWN,YOU MAKE THE BEST OF WHAT'S STILL AROUND」のメドレー。KENNYのピアノソロもさることながら、BRANFORDのラップ(!)にはビックリです。


1月第1週
「GIVE YOUR BEST」
PINK CLOUD
やっぱり、一年の始まりは、「PINK CLOUD」を聴かないといけないかなって感じで、実家にもって帰りました。このベスト盤もそうなんですけど、この曲って、オープニングっていうイメージが強いんですよね。「さぁさぁ、始まるよ」っていうような盛り上がりが感じられますね。
そもそも、帰省する直前に「金星のライオン(MISSIN' YOU)」を、ライブ盤で聴いていたら、フレーズが気になり始めて、オリジナル盤を聴こうと思ったんです。で、結局このアルバムを持ち帰ったという訳です。おまけに、ギターまで持って帰るという、馬鹿なこともしてしまいましたが・・・。(とはいえ、完璧には弾けません。トホホ。)
このアルバムも、結構聴きましたね。大学時代にバイトしていたレンタル店にも、強制入荷させたりした思い出もありますね。前に、J,L&Cのベスト盤を挙げていた時にも書いていたことなんですけど、この頃の曲ってかなり好きなんですよね。「金星のライオン」にしても、ライブはライブでかっこいいんですけど、このオリジナル盤を聴くと、レコーディングならではの良さが感じられるし。「SUNSET BLUES」とかの泣き系統もよいですね。ホントお得な一枚です。

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