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−鉄道・バスとレンタカー−バックパッカー時代、海外でクルマを運転するなんて、夢にも考えませんでした。移動手段と言えば、バスがメイン。 それも、観光者向けの長距離バスではなくて、地元の人のための中距離路線バスをメインに利用していました。 そういったバスが、一番庶民の生活に近くて、ナマの生活を身近に感じられるからです。一方で、一番安いからでもあったのですが。 東南アジアや南アジアをよく旅していたバックパッカー時代、鉄道は不便なものだという印象でしたが、鉄道の旅そのものは旅愁があっていいものですね。 車窓から流れゆく景色を眺めている時間が、ステレオタイプかもしれませんが、やはり最も旅心をくすぐる時間のような気もします。 そんな私も、2005年夏のイタリア旅行では、レンタカーを借りてドライブをしてしまいました。 慣れない左ハンドル車で、慣れない右側走行。 しかもマナーの悪いイタリアなので、ヒヤヒヤすることも何度もありましたが、けっこう楽しかったものです。 クルマのいいところは、自分の行きたいところにどこでも行けてしまう、ということですね。 鉄道やバスは決められた点から点の移動ですが、クルマだと、それこそ道がある限り、どこにだって入っていける。 おっ、ここいいな、と思ったところで、好きなようにクルマを降りることができるのです。 その一方で、クルマというのは完全に「閉じた」空間なので、ドライブしている限りは人との接触が皆無という一面もあります。 バスや鉄道では日常的にある、現地の人とのコミュニケーションが、ドライブではありえないことなのです。事故でも起こさない限り。 レンタカーの楽しさを発見してしまった私ですが、やはりバスや鉄道による移動も捨てがたい。 TPOに応じて、レンタカーを使うか、あるいはバスや鉄道を使うか決める、そういうスタイルに今後はなっていきそうです。 |
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