3月某日「ビバ!100万ヒット!!」 |
いやぁー、ついにウチも100万ヒットを超えてしまいました。100万っちゅう数字は 何とも言えない達成感がありますな。100万かぁ…ヒャクマン。ケツマンとはちゃうでぇ、ヒャクマンやでぇ…と、管理人はすっかり悦に入ってて意味不明ですが、この数字は懲りずにというか、飽きずに見て下さった皆様の根気の賜物であります。数字には無頓着であったものの、立ち上げ当初から、俺はHPを運営する以上は「見てもらってナンボ」と 思っておりました。ここに来てあらためてそういう気持ちをかみしめて、皆様に御礼申し 上げる次第です。 6周年目前の中途半端なタイミングで、こんなビッグ・イベントが来てしまったあたりは ウチらしい。少し笑える。そして取り急ぎトップページの絵だけでも変えてみようかなぁと思い立ち、作り始めたら10分かからずに完成。ビッグイベントの割には重みがなくて、 それもまたウチらしさかなぁ…と苦笑しつつ、次の目標を目指して頑張ります。次の目標ってナンだ? ![]() HP立ち上げ当初のトップ絵です。雫だけに雫を描いてみたが、 これは「本汁ではないのか?」という指摘をいただいた思ひ出の作品。 タイトル下の英語の文章は、テキトーに書いたテキトーな英語です。 −prince dripping something− 意味するところは気に入ってるんですが。 |
3月某日「ラスト・ウェンズデー」 |
「ユーミンはもういい」とほざいておりましたが、結局買ってしまった『THE
LAST WEDNESDAY TOUR 2006』のDVD。昨年の初夏に発売されたアルバムは、買ったものの2回くらい聞いてお蔵入り。当然このアルバムのツアーも興味が持てずに、チケットを買いませんでした。 俺がユーミンを好きになったのはもう本当に古く、以来、この人の歌には勉強させられっぱなしでした。“恋愛の神様”みたいなことを言われているユーミンですが、俺はそっち方面はまるで関心なし。俺はゲイであっても、恋愛観だけは女性の立場で考えられないから。ではユーミンから何を学んできたかと言うと、風景描写や季節感。そしてそこから感じられる「移ろい」や「はかなさ」といった感覚。その手の表現であり、それ以前にそれらを感じる魂は、若いときからユーミンを聞き続けていつしか学んだように思います。俺がこの53歳のオバチャンを「師匠」と呼ぶ所以であります。 さて、購入したDVD。上に書いたアルバム『A GIRL IN SUMMER』をベースとしたツアーのライブDVDなのですが、曲目を見て購入を決めました。こういう歌を歌うと事前にわかっていたら、コンサートも行けばよかった…と。ユーミン師匠はかねてから「夏は賑わいよりも、それが去った後のせつなさが好き」というような主旨のことを仰っているのですが、俺も同感。師匠の歌にはそんな“夏のせつなさ”を歌った曲がわんさかあります。このコンサートもそういう曲を中心に構成されており、DVDを見る限り、錆びれた灯台やビーチハウス(?)のようなものがセットとして置かれているなど、人が去った夏の海辺を感じさせます。特に照明が描き出す寂れ感などは本当に凝っている。俺的にはかなり「参りました!」なのでした。正直、新しい歌には余り興味が持てないけれど、こういう世界観の表現者としてはまだまだ第一人者だなぁーとあらためて思い知った気がします。 ![]() 税込み4500円で味わえる、夏のせつなさ。 えっ?せつない夏などいらん?! |
3月某日「京都へ」 |
京都は特別な場所だ。街の風情もさることながら、俺にとっては青春時代を過ごした 思い出がある。金はなく何ひとつ贅沢は出来なかったけれど、今の仕事に就くための あらゆることを教えてくれた日々。京都で暮らした四年間は、時が経てば経つほどに輝きを増し、今となっては憧れのような時間となってしまった。 京都へ行くたびに、思い出に耽っているわけではない。しかし街を歩いていると、時折懐かしさに胸が締め付けられることがある。初めてひとり暮らしをする時に、たったひとりで入った不動産屋。アルバイトで毎日通った場所。友人の悩みを延々と聞いたショット・バー、友人たちと激論を交わした深夜営業の喫茶店。落ち込んで涙を堪えて歩いた裏通り、有頂天になって闊歩した表通り。京都は狭い街だからどこをどう歩こうとも懐かしい場所に出くわしてしまい、、望まなくともあの日々を思い出させるのである。 先月は週末三日間を利用して京都に泊まりに行った。新しくてキレイなホテルに泊まり、ミュージカルを見て、お気に入りの店で食事もし、坊ちゃんとそぞろ歩きをし、かなり 楽しく贅沢な時間を過ごした。あの四年間に比べれば、なんてことのない楽しさかもしれない。しかし、あの四年間があればこそ得られる楽しさであり贅沢だと思うと、この三日間は愛しい時間に思えてくる。 俺にとって京都は特別な場所だ。この街だけは風景をストレートに見せてはくれない。 ![]() 今回泊まったハイアットリージェンシーの部屋。 ベッドボードに着物の生地をあしらっているそうです。 ![]() フロには洗い場がありました。浴槽も深いので まったく日本式のバスルームです。和みます。 ![]() 二泊目はグランヴィアに宿泊。節分が近い日だったので、 部屋にこんなものが…。坊ちゃんが持って帰ったので、 味はわかりません。 |
3月某日「ちょいワルオヤジとか沖縄とか」 |
すっかり3月。早いなぁ…。気がつけば髪も伸びっぱなしで、実は先日まで久々の長髪だったのだ。ロン毛ってほどではないんだけど、フロントとサイドを後ろに流す感じで、それはそれで気に入ってた。しかし風呂上りの前髪が鬱陶しく、ついにカットに行った。店の データによると、約半年ぶり。自分で髪先だけは整えていたので、三ヶ月ぶりくらいに 思っていたが半年も放置していただなんて…!バッサリとカットした翌日、長めの髪形を見慣れた女子の皆さんからは「かわいい〜」という評判をいただき、面食らってしまう。 そういう声は20年前にいただきたかった、と。 それにしても女子の皆さんはどうして他人の髪型や服装でいちいち盛り上がるのか?ある26歳の女子は「西園寺さん、ちょいワルオヤジを目指せばいいのに」と言う。俺は ちょいワルオヤジは架空のものだと思っているのだが、どうだろうか。あれほどまでに 生活感のなさは尋常ではない…と思うのだが。で、あのスタイルの何を目指せと…? 「見た目もさることながら、ハワイでサーフィンもせないかんし、家にはワインクーラーもなきゃいかん。食事のマナーも完璧ではなく、ちょい外しが大事だったり…俺には無理!」と言うと、女子も「確かに。実際に完全なちょいワルオヤジが現れたら、一晩だけでええわぁー」。「一晩はアリなんか?!」とツッこむと、「いくらちょいワルオヤジや言うても、 オッサンには違いないしな」とミもフタもない。「それで結局俺は何を目指せばいいの?」と尋ねると、しばし考えて「感じのいいオッサン」と答えてくれた。 目指そう、感じのいいオッサン☆ 【特報(?)】 沖縄に行ってきたので“ミニ旅行記”を書きました。読んでね。→★★★★★ ↓美ら海水族館です。 ![]() |