2月某日「再会の喜び」 
 年が明けてから立て続けに、王子との再会に恵まれました。俺は普段から王子たちに囲まれて酒池肉林な生活を送っている…ということは当然あるはずもなく、特に関西圏に住んでいない王子とはあまり会う機会もありません。下で書いたwataru君は観劇パートナーとしても気が合うので、まだよく会ってる方ですが、それでも時々会う程度。あと東海地区代表の王子・mry2君は、年に1,2度は大阪まで面会に(慰問に?)来てくれるので、ある程度は近況を知っている仲。今年は年明け早々にmry2君に、また観劇でwataru君に会い、それぞれ旧交を温めたのでした。そして今年は更に懐かしい王子と再会をしました。
 その王子とは4年近く前の撮影以来で、この2年くらいはメールもしておらず、俺の記憶からも薄れつつある存在でした。そんな彼が何を思ったか突然メールを送って来てくれてまたタイミングもよく、首尾よく会う機会を作れたのです。撮影当時の彼の年齢はウチでも1,2を争う若さ。見た目も「若い!」のひとこと。俺は幼さも残る彼の面影だけを頼りに、再会場所に行ったのです。いやー、驚きました。俺の前に現れた彼は薄っすらと髭を生やして、わずかに男臭さを携えていたのですから。「大人のイイ男になっちゃってー」って感じです。髭のせいだけではなく、仕事に精を出して励んでいる近況や、会話の端々にも大人になりつつある感じがして嬉しかった。俺のことを「変わりませんねぇ」という気遣いにもオトナの姿が見え隠れ。あ、もちろんこれは「スケベさが変わりませんねぇ」かもしれないので、手放しには喜べませんが。

 人と久しぶりの再会をするとき、変わらずにいてくれるというのが本来うれしいことだが、若い人が成長してくれてるのもうれしいことです。そんなことを友人に話してたら、
「りゅうさんって、教え子が訪ねてきた学校の先生みたい」と言われてしまいました。
確かにそんな気分かもしれない。





2月某日「年相応の行動」 
 更新をサボっている間、久しぶりに“観劇マラソン”をやって来ました。“観劇マラソン”っつーのは、例えば土日の2日を使って最大4公演を観るというもの。もちろんすべて違う劇場の違う演目。数年前は当たり前のようにやっていたのですが、そんな疲れることは年齢と共にやれなくなるし、また観たい演目が同じ時に時間差で上演していないとやりたくてもやれません。今回は三つの観たい演目が重なってくれたのと、観劇パートナーであるwataru王子の意気込みも十分ということで、それはもう必然的に観まくることになったのでした。
 しかし無茶は禁物です。疲れも出てくる三つ目の公演では、開演時間を間違えるという大失態。幸い劇場には早く着いていたので冒頭15分欠けで済んだのですが、wataru君に申し訳ないこともあって、自分への怒りが一日中収まりませんでした。
 長い観劇歴の中で、都合があって遅刻したことは数回ありますが、開演時間を間違えたのは初めてのこと。昔は1万円以上するチケットをプラチナ・ペーパーだと思い、文字しか書かれていないチケットでさえも何度も眺めたりしたものです。例え無茶な“観劇マラソン”であっても、一公演一魂の精神で臨んでいたことが思い出されます。しかし今は無理をすると何かが抜けるといった具合で、今後は年相応の行動を心がけようと反省したのでした(と言いながら、早くも春の観劇プランも、既にマラソン状態になりつつあって、懲りない自分を更に反省すべきなのでした。何をやってんだか…)。



日生劇場では『スウィーニー・トッド』を観ました。


1月にモドル
3月にススム

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