3月31日「5歳になりました!@」 
 “とりあえず面白そうだから”程度の軽い気持で、『王子の雫』を公開したのは5年前の今日。その日のニュースに「USJ、本日オープン!」がありました。あちらは当然5年以上続けるつもりだったでしょうが、こちらはまさか5年も続けるとは思いもしませんでした。自分でもあらためて驚いてしまいます。
 さて、5年という節目ですから4月はここまでの道のりを振り返ってみたいし、pgでも皆さんと楽しめる遊びを考えないといけませんね。きっと変わり映えのしない企画になりそうですが、時間を見つけて公開したいと思います。お手すきの時がありましたら、どうぞ覗いてみて下さい。
 まずは5年間のご愛顧ありがとうございました。そして今後とも何卒ご贔屓に。





3月某日「女が買うパンツ」 
 バレンタインに「チョコレート」はいらないと言ってたら、あるヤングな女子がパンツをくれました。ちゃんとしたブランド品で高かっただろうに、いかんせんトランクス。しかも犬柄(って言うのかなぁ?)。おまけにサイズもLって…。恐らく「犬がカワイイ」くらいの感覚で選びやがったな!というシロモノ。同じ女性からパンツをもらうにしても、かつてミドルな姉さんからもらった時は黒のボクサー。「西園寺さんはタイトな方が似合うわね、うふっ」てな感じでいただき、それはそれで目が点になりましたが、パンツを可愛らしさで選んだりはしない。女もやはり男の数ですかねぇ。
 さて、その犬パンツ。ひと月以上放置していたのですが、急に思い出してどんなもんなのか試しに穿いてみました。いやー、びっくり。細い俺が穿くと、まるでミニ・スカ。一体
これをどこで穿けと…。






3月某日「ソウルでソウルを高める」 
 久しぶりに長期放置をしてしまいました。にも関わらず毎日誰かしらが見に来てくださってたようで、誠に申し訳ありません。ありがたいことだと思っております。ホントに。
 で、放置していた間に何をしていたかと言いますと、基本的には変わらずハードワークに追われておりました。しかしその間にミュージカルや芝居の観賞に走っていたり、ド平日を連続で休んで韓国に行ったりもしていたのでした。そこで韓国の「旅日記」…というほどのものではありませんが、別ページで「旅のメモ」程度のものをアップしてみましたので、お手隙の時にでもご覧下さいませ。今回はゲイ関連はなし。またかなり偏りのあるレポなので、予めご了承のほどを。

韓国レポへレッツラゴー!





3月某日「男の漁場」 
 半年前ほどに知り合った同世代の友人M。顔よしスタイルよし性格よし、おまけに昔風の言い方で言うなら三高(背が高い、高学歴、高収入)。惜しいのは年を食ってることくらいか。
 それにしても、どの項目も及第点に届かず、今さら年食ってることくらい惜しくもなんともねーや状態の俺などは、彼と一緒にいると溜息のひとつも漏れて当たり前。ていうか
一緒にいて俺が得をしそうなことは何ひとつなさそうな気がする。万が一、同じ男に目をつけて争わなければならない状況に立たされたら100%勝ち目がない。

 「最近はずーっと男運がなくってさ」と彼は言う。俺などは「最近は」の三文字が不要。男運のなさは今に始まったことではない。そして「年のせいかな…」と続ける彼。年のせいではなく根本的な問題かも…という大発見を最近したばかりの俺は返す言葉もない。しかし俺のことはさておき、こんな完璧な男が一体何をどうしたらこんなボヤキが出てくるというのだろう。
「そもそもM君ってどんな男がタイプなの?」と、俺は調査に乗り出すことにしてみた。
「年上が好きなんよねぇ。ボクよりずーっと年上。老け専だからさ」
それを聞いた俺はちょっと嬉しかった。俺とM君、世代は一緒でも漁場が違う。同じ男で争うことはない。彼に優しくなれそうだ。
「聞いてもらっていい?」と彼。もちろん。なんでも相談にも乗ろうじゃないか。
「ボク、匂いフェチなところがあってね…」「そういう人、いるいる。で、どんな?」
「おじいちゃん独特の匂いっていうか」「えっ、加齢臭とか…?」
「そうじゃなくて、もっと枯れた匂いっていうのかなぁ。わからない?」
…わかりません。わかりたくありません。
「だから顔を見ただけでイケるかどうかなんてわからないんだよね。抱かれてみないと。でもいきなり抱きつけないでしょ。どうしたらいいかな?」

 インド洋では珍しい方法で漁をする地域があるが、地球は広い。とてつもなく広いと思う。M君とは漁場も違ったが、漁の方法も違った。そして俺はまだまだ知らないことだらけである。なんでもわかったような顔をして人の相談に乗るのは、ほどほどにしよう。







2月にモドル
4月にススム

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