アルバムのソングリスト
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David Bowie(Decca Records)1967
Uncle Arthur/Sell Me A Coat/Rubber Band - Version 2/Love You Till Tuesday/There Is A Happy Land/We Are Hungry Men/When I Live My Dream - Version 1/Little Bombardier/Silly Boy Blue/Come And Buy My Toys/Join The Gang/She's Got Medals/Maid Of Bond Street/Please Mr. Gravedigger - Version 2 話題にならなかったこのアルバムを聴いた人のほとんどは、過去をさかのぼってきた人と言うことになる。やはり私もその一人で、10年後の1977年に聴くことが出来た。アコースティックギターを前面に出した曲が多いが、印象に残っているメロディはLittle BombardierとRubber Bandあたり。ジャケットの表情も「スター」していない。ファンでなければこれがボウイだと分からないだろう。私は好きですこのころの曲。声はもう完成してますね。 Space Oddity (Philips SBL 7912), November 1969 (UK); Space Oddity/Unwashed And Somewhat Slightly Dazed/Don't Sit Down/Letter To Hermione/Cygnet Committee/Janine/An Occasional Dream/The Wild Eyed Boy From Freecloud/God Knows I'm Good/Memory Of A Free Festival. タイトル曲が大ヒットしてボウイの名前が売れ、その後作られたという事実上のデビューアルバムがこれ。いまでもギター一本持ったボウイが「GROUND CONTROLL TO…」と最初の一節をやるとファンはしびれてしまう。 The Man Who Sold The World (Mercury 6338 041), April 1971 (UK). The Width Of A Circle/All The Madmen/Black Country Rock/After All/Running Gun Blues/Saviour Machine/She Shook Me Cold/The Man Who Sold The World/The Supermen 世界を売った男と名付けられた。 Black Country Rock の重たいリズムが今もこだまする。ミックのギターとアロマーのベースが凶器のように襲いかかる。ボウイ自身、プレッシャーを感じていたのではないかと感じとれるが、全体の音は非常に攻撃的。 Hunky Dory (RCA SF 8244), November 1971 (UK). Changes/Oh! You Pretty Things/Eight Line Poem/Life On Mars/Kooks/Quicksand/Fill Your Heart/Andy Warhol/Song For Bob Dylan/Queen Bitch/The Bewlay Brothers. こには載せていないが女性的なジャケットの顔が印象的。まとまっているのでよく聴いたアルバム。宇宙空間に漂うトム少佐、月の世界、今度は火星での生活。ボウイの世界は地球の中では納まらないようだ。今では名盤と言われている作品。Life On Mars Quicksandでの美しい旋律は最近のCMなどでも使われるなど今も不滅だ。 Rise And Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars (RCA SF 8287), June 1972 (UK).
Five Years/Soul Love/Moonage Daydream/Starman/It Ain't Easy/Lady Stardust/Star/Hang On To Yourself/Ziggy Stardust/Suffragette City/Rock 'N' Roll Suicide. . ボウイはカリスマを確立し、名実ともにスーパースターになった。ファンならずとも、ロックを語るには必聴の一枚。アルバムの中のジギーが日本人に似ているというのは我々にはうれしい。Soul Loveはこの中でも好きな曲で、ライブ版では前曲のドラミングをそのまま続けてイントロに持ってくる気持ちよさと、更にアップテンポでノリが最高。私が初めて歌詞を丸暗記した記念作でもある。Lady Stardust のカバーで素晴らしいものがあったら教えて下さい。 Aladdin Sane (RCA RS 1001), April 1973 (UK). Watch That Man/Aladdin Sane/Drive-In Saturday/Panic In Detroit/Cracked Actor/Time/The Prettiest Star/Let's Spend The Night Together/The Jean Genie/Lady Grinning Soul. あふれ出る才能が止まらない…そんな勢いがある。ドラッグの匂いも…各国で放送禁止になったやばい曲もオンパレード。 Pin Ups (RCA RS 1003), October 1973 (UK). Rosalyn/Here Comes The Night/I Wish You Would/See Emily Play/Everything's Alright/I Can't Explain/Friday On My Mind/Sorrow/Don't Bring Me Down/Shapes Of Things/Anyway, Anyhow, Anywhere/Where Have All The Good Times Gone. ピンク・フロイドやらをカバーしたアルバム。ジャケットの写真を微細まで解説したノーツに感動したのを覚えている。ボウイの曲はない。 評論家スジでは評価が高い。 Diamond Dogs (RCA APL1-0576), March 1974.
Future Legend-Diamond Dogs/Sweet Thing-Candidate-Sweet Thing (Reprise)/Rebel Rebel/Rock 'N' Roll With Me/We Are The Dead/1984/Big Brother-Chant of the Ever Circling Skeletal Family 1984年人類は滅亡する。ある小説をテーマにしたアルバム。特に Rock 'N' Roll With Me の美しいメロディが印象的。タイトル曲は今でも聞くたびに新鮮に感じる。私は前半のボウイの作品ではこのアルバムが最も気に入ってる。Rebel Rebel はその後あのベイ・シティ・ローラーズがカバーした。またB面(LPの時代)は信じられない終わり方をして衝撃を受けた記憶がある。 Best Of David Bowie (RCA SRA 9412/13), March 1974 (Japan)*. Starman/Moonage Daydream/Five Years/Hang On To Yourself/Suffragette City/Rock 'N' Roll Suicide/The Jean Genie/Time/Let's Spend The Night Together/The Prettiest Star (1973)/Watch That Man/Aladdin Sane/Space Oddity/The Man Who Sold The World/The Wild Eyed Boy From Freecloud/Cygnet Committee/Changes/Life On Mars/Fill Your Heart/Andy Warhol/Black Country Rock/The Width Of A Circle. 日本発売のボウイの初心者向けともいうべき構成。当時私もこれで「入門」した。二枚組で日本限定発売。ただし曲はボウイ自身が選んだものではない。この手のベストアルバムには功罪もある。ボウイのような変遷するキャラクターではその時代のオリジナルアルバムを聞いて初めて一つのメッセージが伝わることもある。今後初めてボウイに入っていこうという人にはベスト版は勧めたくない。そんな無駄な遠回りはしてほしくない。ベスト版は自分で作るもの!今はMDというとてつもなく素晴らしいアイテムもある。私など2トラ38でやったものだ。 David Live (RCA apl2-0771), October 1974 (UK). 1984/Rebel Rebel/Moonage Daydream/Sweet Thing/Changes/Suffragette City/Aladdin Sane/All The Young Dudes/Cracked Actor/Rock 'N' Roll With Me/Watch That Man/Knock On Wood/Diamond Dogs/Big Brother/The Width Of A Circle/The Jean Genie/Rock 'N' Roll Suicide. Extra RYKO tracks: Here Today, Gone Tomorrow/Time. ボウイ本人が一度も聞いていないという噂があるライブ版で、ジャケットの写真は幽霊のように薄気味悪い。海賊版を聴いているような気分になってくる。オフィシャルらしくない感じがするが、それ故に持つ価値があるかも知れない。 Young Americans (RCA APL1 1006), March 1975 (UK). Young Americans/Win/Fascination/Right/Somebody Up There Likes Me/Across The Universe/Can You Hear Me/Fame. このアルバムからボウイ初の全米ナンバーワンヒットが出た。 Fame はジョン・レノンとの共作で、お互い名誉を持つものの不自由さを嘆いたもの。その後ボウイは白人初のソウル・トゥレインのゲストという名誉も得た。有線(B26etc)でFascination がよく鳴っているのは前から不思議に思っている。ビング・クロスビーとのビデオの中で彼は好きなミュージシャンを二人挙げているがその一人がやはりレノン。日本(東洋)に対する意識にはヨーコ・オノの影響も大きいに違いない。 Station To Station (RCA APL1 1327), January 1976 (UK). Station To Station/Golden Years/Word On A Wing/TVC 15/Stay/Wild Is The Wind. 駅から駅へ、果たしてボウイは何処へ。全体に緊張感のあるタイトな音。感性に響く気持ちの良い作品が並んでいる。 Golden Years を聴くとワクワクしてくる。日曜の朝早起きしてソファに深く腰掛けながら爽快な気分で聞いたのが Station To Station だった。高二の頃。右から左へゆっくりと過ぎてゆく汽車の音が心を洗い清めてくれた。私にとってはガラスケースに入れておきたいような作品。はじめてボウイを聞く人にはこのアルバムを勧めたい。当時Stayをタイマーをセットして目覚ましに使っていた。 ちなみにStayはLPの中でのバージョンとは別の短縮バージョンがシングルカットされている。 ChangesOneBowie (RCA RS 1055), May 1976 (UK). Space Oddity/John I'm Only Dancing/Changes/Ziggy Stardust/Suffragette City/The Jean Genie/Diamond Dogs/Rebel Rebel/Young Americans/Fame/Golden Years. Low (RCA PL 12030), January 1977 (UK). Speed Of Life/Breaking Glass/What In The World/Sound And Vision/Always Crashing In The Same Car/Be My Wife/A New Career In A New Town/Warszawa/Art Decade/Weeping Wall/Subterraneans. もう25年も前になるのにこのアルバムの衝撃はいまだに昨日のように思える。私にとってのデビューアルバムがこの「ロウ」だ!それまでハードロックばかり聞いていた耳に飛び込んできたシンセのサウンドはすごいインパルスだった。このアルバムによって古いファンは動揺し新しいファン層を獲得したと言うが私もその一人。これから先はニューアルバムを待ちこがれるボウイファンの一人となった。そしてこれまでの10年を徐々に埋めていくことになる。 Sound And Vision は特にまばゆい。そしてWarszawa は脳髄までしみ込んできた。すり減ってしまったのでまたCDで買いなおしておく必要がありそうだ。一度みたら忘れないこのジャケットはよりすぐりなボウイの全作中でも最高傑作と思う。昔のLPが唯一優れている点は、ジャケットの写真が大きいことである。アーティストのビジュアルなメッセージもその大きさに比例して今よりずっと大きかったと思うのは私だけだろうか。このアルバムは同時に私の聞くロックの幅を広げる役目をして、いわゆるプログレを聞くきっかけにもなった。 "Heroes" (RCA PL 12522), October 1977 (UK).
Beauty And The Beast/Joe The Lion/Heroes/Sons Of The Silent Age/Blackout/V-2 Schneider/Sense Of Doubt/Moss Garden/Neukoln/The Secret Life Of Arabia. ジャケットの写真は日本の写真家が撮ったもの。立派な写真集も出ている。曲にも「苔の庭」があり、お琴の音が聞こえる。ボウイの日本びいきはもう始まっている。タイトル曲はいまやボウイの名刺代わり。最後の曲の頭を聞くとなにかドラッグを飲んでいるような快感がある。(実際にはやっとことがないが)特にこの頃の思い出はカーステレオ。やっと免許を取って車の中でごきげんで聞いた代表曲が Beauty And The Beast だ。ついついアクセルを踏み込んでしまったのを覚えている。 David Bowie Narrates Prokofiev's Peter And The Wolf (RCA Red Seal RL 12743), May 1978 (UK). Peter And The Wolf, Op. 67/Young Person's Guide To The Orchestra, Op. 34. 「ピーターと狼」のナレーションをやってる。よく分からないがイギリス人の英語にはアメリカ人は憧れを感じるらしい。歯切れのよい声を聞いているとうれしくなってくる。 Stage (RCA PL 02913), September 1978 (UK). Hang On To Yourself/Ziggy Stardust/Five Years/Soul Love/Star/Station To Station/Fame/TVC 15/Warszawa/Speed Of catalogueLife/Art Decade/Sense Of Doubt/Breaking Glass/Heroes/What In The World/Blackout/Beauty And The Beast. ライブ版。非常に聴きやすく、ベストアルバムのつもりで聞ける。Soul Loveのバスドラムに魅せられる。 Lodger (RCA BOWLP 1), May 1979 (UK). Fantastic Voyage/African Night Flight/Move On/Yassassin/Red Sails/DJ/Look Back In Anger/Boys Keep Swinging/Repetition/Red Money. ボウイはイギー・ポップのアルバムのプロデュースも手がけているが、 Red Money のようにあらためて自分のアルバムに焼き直すことをよくやる。この曲に関して言えばポップの原曲「シスター・ミッドナイト」のほうがいいような気がする。針を落とした瞬間から魅せられ、最後まで通して聞いても全く飽きない一枚で、通学時出たてのウォークマンで聞きまくった。 Rock Concert (RCA PL 42993), July 1979 (NL)*. Rebel Rebel/Changes/Aladdin Sane/All The Young Dudes/Cracked Actor/Rock 'N' Roll With Me/Watch That Man/Diamond Dogs/Rock 'N' Roll Suicide. Chameleon (RCA Starcall Star 101), September 1979 (Australia)*. Starman/laddin Sane/Sorrow/Diamond Dogs/1984/Breaking Glass/Heroes/V-2 Schneider/Beauty And The Beast/Boys Keep Swinging/DJ/Look Back In Anger. Scary Monsters... And Super Creeps (RCA BOWLP 2), September 1980 (UK). It's No Game (#1)/Up The Hill Backwards/Scary Monsters/Ashes To Ashes/Fashion/Teenage Wildlife/Scream Like A Baby/Kingdom Come/Because You're Young/It's No Game (#2). ミチ・ヒロタとは誰なのか。どんな顔した人なのか知っている人がいたら教えて下さい。この女性が日本語の朗読を曲にのせてやるのです。「難民の記録映画…標的を背にした恋人たち…」すごい日本語がきける!音としての日本語を英語圏の人に伝えるにはどうすれば良いかの示唆を与える。(その後ヒロタさんの親戚の方からメールをいただきました。ありがとうございます!)例えばスティックスだったか「ミスターロボット」という曲があった。いきなり「どうもありがとう!」という言葉が出てくるが、「Don't worry got a・・・」かなんかに聞こえてまさか日本語とは思わなかった。正しい日本語はロックの世界では通じないらしい。 Teenage Wildlife がベストトラック。 Best Of Bowie (K-Tell NE 1111), December 1980 (UK)*. Space Oddity/Life On Mars/Starman/Rock 'N' Roll Suicide/John I'm Only Dancing/The Jean Genie/Breaking Glass/Sorrow/Diamond Dogs/Young Americans/Fame/Golden Years/TVC 15/Sound And Vision/Heroes/Boys Keep Swinging. ChangesTwoBowie (RCA BOWLP 3), November 1981 (UK). Aladdin Sane/Oh! You Pretty Things/Starman/1984/Ashes To Ashes/Sound And Vision/Fashion/Wild Is The Wind/John I'm Only Dancing (Again)/DJ. Bowie Rare (RCA PL 45406), December 1982 (I), Ragazzo Solo, Ragazza Sola/Round And Round/Amsterdam/Holy Holy (1972)/Panic In Detroit (Live)/Young Americans/Velvet Goldmine/Helden/John I'm Only Dancing (Again)/Alabama Song/Crystal Japan. 「クリスタル・ジャパン」の原題は「フジモトサン」。「スキヤキ」と似ている。Helden は「ヒーローズ」のドイツ語版。日本では「アラバマソング」が「クリスタル…」のB面。 Let's Dance (EMI AML 3029), April 1983 (UK).
Modern Love/China Girl/Let's Dance/Without You/Ricochet/Criminal World/Cat People/Shake It. マドンナなどを世に出したナイル・ロジャースがプロデュース、全世界で大ヒットしたアルバム。MTVも全盛時代。はじめてFMで聞いたとき、声はボウイだが曲は別人だし、なんじゃこれはとパニックになった。やれば出来るとは思っていたけどホントにやってしまったのか…。日本でもメジャーになったボウイ。「キャット・ピープル」は映画の主題歌で作者はジョルジオ・モロダー。ボウイが歌っているけどこれは原曲の方がいいみたい。「チャイナ・ガール」はポップの方よりこっちの方が好きだ。 Golden Years (RCA BOWLP 4), August 1983 (UK). Fashion/Golden Years/Red Sails/Joe The Lion/Look Back In Anger/Scary Monsters/I Can't Explain/Wild Is The Wind/Ashes To Ashes. Fame And Fashion (David Bowie's All Time Greatest Hits) (RCA PL 84919), May 1984 (UK). Space Oddity/Changes/Starman/1984/Young Americans/Fame/Golden Years/TVC 15/Heroes/DJ/Fashion/Ashes To Ashes. Fashion で思い出したが Fashions (82) という限定で売られたピクチャーレコード集がある。京都の本屋で見つけ間髪を入れず手に入れた。財布が一気に軽くなってしまった記憶あり。くるくる回るカラーの写真の上に針を落とすというのは何とも言えぬ奇妙な気分だった。 Tonight (EMI DB 1), September 1984 (UK). Loving The Alien/Don't Look Down/God Only Knows/Tonight/Neighborhood Threat/Blue Jean/Tumble And Twirl/I Keep Forgetting/Dancing With The Big Boys. このアルバム大好きなのに、評論家・その他ファンの評価は異様に低い。タイトル曲は不死鳥の如く復活したティナ・ターナーとのデュエットで聴いていてすごく気持ちよいから間違いなくベストトラック。各シングルカットはMTVでのビデオクリップにバンバン出た。特にTumble And Twirl を一番よく聞いた。この曲の中でボブ・マーリー(のTシャツ)が出てくるのがうれしかった。またこの頃12インチシングルというのが流行。LPの大きさでロングバージョンでシングルカットするというもの。45回転で再生した。手元には「Tonight」と「Blue Jean」のそれがある。LP時代の最後の遺産というべきか。 Never Let Me Down (EMI AMLS 3117), April 1987 (UK). Day-In Day-Out/Time Will Crawl/Beat Of Your Drum/Never Let Me Down/Zeroes/Glass Spider/Shining Star (Makin' My Love)/New York's In Love/'87 And Cry/Too Dizzy/Bang Bang. 実はこの年は自分にとって多忙を極めたときで音楽を聴く余裕などなかった。すいませんボウイさま! Glass Spider のなかの「ママ、お水が無いよう!死んじゃうよ」と叫ぶクモの子供達の叫びは強烈だ。「ガールズ」という曲をボウイが日本語で歌うのも確かこのアルバムだったと思う。 Starman (Melodia C 6026469001), April 1989 (Russia). Space Oddity/God Knows I'm Good/All The Madmen/Black Country Rock/Five Years/Soul Love/Moonage Daydream/Starman/Lady Stardust. Tin Machine(EMI CDP-7-91990-2), May 1989 (UK).
Heaven's In Here/Tin Machine/Prisoner Of Love/Crack City/I Can't Read/Under The God/Amazing/Working Class Hero/Bus Stop/Pretty Thing/Video Crimes/Run/Sacrifice Yourself/Baby Can Dance. 上に書いたようなことで心に余裕がなく、ちょうどこのころボウイも一休み、私と波長が合ったようだ。ということでこのティン・マシーンのヘビーなサウンドとシャウトは大音響とともにストレス発散に最高だった。 Under The God などはその中でも快感の極致。 Best (TF T-2019), March 1990 (Japan)*. Space Oddity/Changes/Rebel Rebel/Ziggy Stardust/1984/Golden Years/Young Americans/Suffragette City/Diamond Dogs/Lady Stardust/TVC 15/Sound And Vision/The Jean Genie/Heroes/Fame/Starman. ChangesBowie(EMI TOCP-6200), 1990 (Japan)* Space Oddity/John,I'm only Dancing/Changes/Ziggy Stardust/Suffragette City/The Jean Genie/Diamond Dogs/Rebel Rebel/Young Americans/Fame'90/Golden Years/Heroes/Ashes To Ashes/Fashion/Let's Dance/China Girl/Modern Love/Blue Jean 来日記念版。前半はChangesOneBowieと全く同じで、7曲を付け足している。ボウイ自身による選曲。「フェイム」が15年ぶりにリミックスされたので、ファンとしては持たざるを得ない。有線でちょっと違う「フェイム」が流れていたのを聞き、すかさず問い合わせてこのアルバムの存在を知った。この時のライブにも行けず。 Tin Machine II (London/Victory 828 272-2), September 1991 (UK). Baby Universal/One Shot/You Belong In Rock 'N' Roll/If There Is Something/Amlapura/Betty Wrong/You Can't Talk/Stateside/Shopping For Girls/A Big Hurt/Sorry/Goodbye Mr. Ed. 音楽的にもハバと味が出来てた感じのティン・マシーン。このころにはLPでなくCDになっている。リピートするのも楽だし、すり減ることもないし、音は良いし極楽だ。ゲイブレルズのギターも冴えている。 Starman (Office 55 GPO-168), July 1992 (Japan)*. Starman/Fame/Space Oddity/Sound And Vision/Golden Years/Young Americans/Changes/1984/Heroes/Five Years/Lady Stardust/Ziggy Stardust. Tin Machine Live: Oy Vey, Baby (Victory 828 328-2), October 1992 (UK). If There Is Something/Amazing/I Can't Read/Stateside/Under The God/Goodbye Mr. Ed/Heaven's In Here/You Belong In Rock 'N' Roll. . このアルバムは聞いていないが、Tin Machineのライブはビデオがある。たぶん衛星放送でやったものだろうが日本でのライブ。気の毒なくらいシンプルな舞台装置での演奏。しかしそこは実力でカバーしているからたいしたものだ。ドラマーの入れ墨に圧倒される。このアルバムと曲目が同じかどうかは確認していない。 Best Selection (VC-3037), February 1993 (Japan)*. The Man Who Sold The World/Changes/Space Oddity (demo)/Soul Love (live1)/Ziggy Stardust (live2)/Suffragette City (live3)/Panic In Detroit/The Jean Genie (live1)/Fame (live1)/Speed Of Life/Sound And Vision/Joe The Lion/Rebel Rebel (USA)/TVC 15/Warszawa (live4)/Heroes (live1). ベストだがライブ版やらごちゃ混ぜで聴いていて落ちつかないというか、いまいちスッキリしない。どういうコンセプトで作られたのか不明。 Black Tie White Noise (Arista/BGM 74321 13697), April 1993 (UK).
The Wedding/You've Been Around/I Feel Free/Black Tie White Noise/Jump They Say/Nite Flights/Pallas Athena/Miracle Goodnight/Don't Let Me Down& Down/Looking For Lester/I Know It's Gonna Happen Someday/The Wedding Song/Jump They Say (Alternate Mix)/Lucy Can't Dance. このアルバムはCDよりもCD−ROMのほうが印象に残っている。コンピューターの世界では急速にウインドウズが広まりつつあった。自分自身もDOSからウインドウズへの過渡期を不安とともに楽しんだ。その最先端をしっかり行くボウイはやはり偉大だ。同時期のピーター・ガブリエルのCD−ROMもよくできていて、ともに最先端にあるものの意気込みを感じた。PC関連で散財する癖は今も続いており、このCDをきちんと再生したが為に買ったマシンがその出発点だったような気がする。 Santa Monica '72 (Golden Years GY 002), July 1994 (UK). Hang On To Yourself/Ziggy Stardust/Changes/The Supermen/Life On Mars/Five Years/Space Oddity/Andy Warhol/My Death/The Width Of A Circle/Queen Bitch/Moonage Daydream/John I'm Only Dancing/Waiting For The Man/The Jean Genie/Suffragette City/Rock 'N' Roll Suicide. RarestOneBowie (Golden Years GY 014), May 1995 (UK). All The Young Dudes/Queen Bitch (live1)/Sound And Vision (live2)/Time (live3)/Be My Wife (live2)/Footstompin' (live4)/Ziggy Stardust (live5)/My Death (live6)/I Feel Free (live7). 1 Outside (Arista/BGM 74321 31065 2), September 1995 (UK).
Leon Takes Us Outside/Outside/Hearts Filthy Lesson/A Small Plot Of Land/Segue- Baby Grace (A Horrid Cassette)/Hallo Spaceboy/The Motel/I Have Not Been To Oxford Town/No Control/Segue- Algeria Touchshriek/The Voyeur Of Utter Destruction (As Beauty)/Segue- Ramona A. Stone/I Am With Name/Wishful Beginnings/We Prick You/Segue- Nathan Adler/I'm Deranged/Thru' These Architects Eyes/Segue- Nathan Adler/Strangers When We Meet. ツインピークスを思わせるオカルトの世界は奥が深く、英語圏の人間ではないのが苦しく感じていたが、映画「セブン」で「ハーツ・フィルシー・レッスン」がかかったのがうれしくて、それから火がついて聴き直した。聴けば聴くほど味が出てくる。イーノの存在も大きい。 横で聞いていた子供が「怖いからやめて!」と叫んだ。 EART HL I NG (Arista International 74321430772/4) January 20th 1997
Little Wonder (6:02) (Bowie, Gabrels, Plati)/Looking For Satellites (5:21)(Bowie, Gabrels, Plati)/Battle For Britain (The Letter) (4:48)(Bowie, Gabrels, Plati)/Seven Years In Tibet (6:22)(Bowie, Gabrels)/Dead Man Walking (6:50)(Bowie, Gabrels)/Telling Lies (New Version) (4:49)(Bowie)/The Last Thing You Should Do (4:57)(Bowie, Gabrels, Plati)/I'm Afraid Of Americans (New Version) (5:00)(Bowie, Eno)/Law (Earthling On Fire) (4:48)(Bowie, Gabrels) 先行してインターネット上で新曲を発表するなど、ボウイの先見性には感服するばかり。期待を裏切らないアルバム。圧倒されるパワー、すごい元気印だ。もうなにもいうことはない。次回作は案外早い時期に出るのではないかという予感がする。ボウイは今年50歳になった。ビデオクリップを見てみたい。CD−ROMが出ないだろうか…その後ネット上でライブを行うなどインターネットをはいい媒体になっているようだ。私自身もひとりぼっちのファン時代から解放され、リンクする日本人のサイトが出来たりしてこのメディアには大きな恩恵を受けた。 hours Virgin Records, September 29, 1999 in Japan Thursday's Child (5:24)/Something In The Air (5:46)/Survive (4:11)/If I'm Dreaming My Life (7:04)/Seven (4:04)/What's Really Happening (4:10)/The Pretty Things Are Going To Hell (4:40)/New Angels Of Promise (4:35)/Brilliant Adventure (1:54)/The Dreamers (5:14) (Japan only) We All Go Through (4:09) 実は忙しくて発売日も忘れていた・・・でも、心待ちにしていたボウイからの贈り物。CDラジカセから、はじめの音が出た途端、やさしく包み込まれるような感じがした。疲弊した私の心を察知しているかのように、そして奥底まで染み渡るように。ひたすらボウイに感謝したい気持ち。それがこのアルバムの感想の全てだ。「Seven」には無条件でしびれる〜。「If I'm Dreaming My Life」は最長の曲で、ボウイらしくてお気に入り。ラストの「The Dreamers」は今までの全アルバム中でも、最もラストにふさわしい曲だ。すでに自由になった魂は飛龍の如く大空を駆けながら、ボウイがそれをBGMで躍動的に飾る・・・このあたりに集約されたテーマは「夢」。 なにか、これがボウイの遺作となってしまうような気さえしてくる。アルバム全体が安らぎを与えすぎているために・・・ ボーナストラックについて。残念ながら、この一曲があるためにCD鑑賞はすすめられない。ラストの曲というのは、その後にある静寂を持って常に完結する。映画のラストテーマ曲が、ストーリーのあとで流れるように、アルバムの最後は静寂でないといけないのだ。 私はMDに録ってこのトラックは抜いた。過去のアルバムであれば、ボーナストラックは、静寂を踏まえた贈り物となりうるが、最新作では時として整合性を失わせることになる。 ボーナストラックは自動再生すべきものではない。別の場所でワクワクして聞くのが筋というものだ。
Heathen Expected release date: June 11, 2002 Released by Columbia Records
前作を聴いたときは今よりも7キロ痩せていた・・・毎日が自己の忘失の連続といえる乱雑な状況だった。公私ともに新しい世界に入って自分は「完全な初心者」だった。いまは夜な夜なネットワークゲームを楽しむ余裕も出来て、世界中のみんなが自分に「Hi」と声をかけてくる、、少しはましな未来が待っていてくれたことを感謝すべきだろう。 はじめてネットで購入した。同時にビング・クロスビーとの「ピースオンアース」も買った。こっちはビデオ付きなので、久しぶりにじっくりと楽しむことが出来た。 今回は今までと違って新作だからと言って、大きな期待はなかった、、、なんというか、新作が出ると言う事実が大事で、それがどういうものであるかはもう興味がないのかも知れない。だからこれを書くにもレビューも歌詞もみてない。何度か書いたかも知れないが、ボクはファンであって評論家ではないので彼の存在・アクションが感じ取れることに喜びを感じる。何も拒否はしないし、多くも望まない、、そんな感じだ。ページはかぶるが、カメを飼っていて、それが30年にもなると、もう歩く姿や餌を食べることなど何も感動はなくなり、そこにいることが大事になってくる。ボウイとカメをいっしょするなって?
Reality Release date: September 16, 2003 (USA)
アップするのが3年ほど遅れてしまいました(^.^; このところのWEBの進歩は凄まじい。SNSでのコミュニティを探せば、Bowieファンがこれほど多いのかと驚いてしまう。 その人たちが何時何分にどの曲を聴いたかもわかってしまう・・・ まあ、これは自慢ではないが、、もしくは十分に自慢だが、、いまだに純粋にBowieの曲をとことん聞き込んでいることに関しては私は誰にも負けてはいない。 っていうか他のアーティストの曲をあまり聴かないのである。いまはまっているのは「ScaryMonsters」。あの「シルエットや陰が・・!ってやつだ。このなかではKingdom Comeがいいなあ。時代を超えてそのときの自分で聴くBowie。90歳になっても聴いていたいから、長生きしなくちゃなあ。 記憶が正しければ、リアリティツアーのビデオで、イントロ部分、ハーモニカを吹くBowieがアニメから実写に変わる。She'll Drive the Big Carのイントロがそれだ。このアルバムの中で一番ワクワクする曲だ。
01. ザ・ネクスト・デイ / The Next Day
02. ダーティ・ボーイズ / Dirty Boys 03. ザ・スターズ / The Stars (Are Out Tonight) 04. ラヴ・イズ・ザ・ロスト / Love Is Lost 05. ホエア・アー・ウィ・ナウ? / Where Are We Now? 06. ヴァレンタイン・デイ / Valentine's Day 07. イフ・ユー・キャン・シー・ミー / If You Can See Me 08. アイド・ラザー・ビー・ハイ / I'd Rather Be High 09. ボス・オブ・ミー / Boss of Me
10. ダンシング・アウト・イン・スペース / Dancing Out In Space
11. ハウ・ダズ・ザ・グラス・グロウ? / How Does the Grass Grow? 12. セット・ザ・ワールド・オン・ファイア / (You Will) Set the World On Fire 13. ユー・フィール・ソー・ロンリー・ユー・クッド・ダイ / You Feel So Lonely You Could Die 14. ヒート / Heat 15. ソー・シー / So She * 16. プラン / Plan * 17. アイル・テイク・ユー・ゼア / I'll Take You There * 18. ゴッド・ブレス・ザ・ガール(日本盤ボーナストラック) / God Bless The Girl Co-produced by David Bowie and Tony Visconti
上の記事を書いてから、早くも7年。 アルバムとしては10年ぶり。ボウイが帰って来た! これまで、リンクを張ってきた http://www.teenagewildlife.com/ もすでに更新はされていないようだ。これも時代の流れだろう。 このページはというと、、実にしぶとくまだ細々と生き続けている。 まさか、新しいアルバムが出るなどとは思いもしなかった・・・ 65歳? 介護保険の一号被保険者ではないか・・・。 詳しい事は http://www.davidbowie.jp/ このページへどうぞ。 上から2番目の動画のリンク、、13本の動画の6番目、Sister Midnight めっちゃかっこいいぞ! それにしてもなぜ、ヒーローズのジャケットの上に、この紙切れをかぶせたのか・・・ まあ、我々日本人にとってはこの写真が日本製であることは大いなる誇りだ!
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その他の所持アルバムから The Idiot Sister Midnight /Night Clubbing/ Funtime /Baby /China Girl /Dum Dum Boys/ Tiny Girls/ Mass Production イギー・ポップのこのアルバムははずすことが出来ないだろう。77年。ボウイの関係するアルバムの中でも最も存在感のある一枚だ。ポップの凄みのある危険なボーカルの緊張感がたまらない。 Night Clubbing の前半をボウイが歌っているようだ。またバックボーカル(といううより影武者)はボウイが担当しているが、この二人はほとんど乳水の如く融合してしまっていてファンでなければどっちが歌っているか気がつかないかも知れない。アルバム「ロウ」と並行して制作されたそうだが。Funtime は後にあのボーイ・ジョージがカバーしたのでさっそく買ってきたが一度聞いたきりであとは聞く気がしなかった。 Blah Blah Blah Real Wild Child /Baby,It Can't Fall /Shades /Fire Girl /Isolation /Cry For LOve/ Blah Blah Blah/ Hideaway /Winners & Losers /Littele Miss Enperor 同じくポップのこの13枚目のアルバムもボウイがプロデュース。86年。軽快なリズム、オトナのボーカルはブライアン・フェリーを聞いているかのような錯覚さえしてしまう。6曲がボウイとの共作。パンクの元祖たる彼の姿は無いが、セックス・ピストルズのギタリスト、スティーブ・ジョーンズが参加している。 Don't Be Fooled By The Name I'm Not Losing Sleep/ I Dig Everything/ Can't Help Thinking About Me/ Do Anything You Say/ Good Morning Girl/ And I Say To Myself この正体不明のアルバムはなんとモノラル録音だ。ノーツを読んでもよくわからない。ジャケットはライブ「ステージ」の写真が貼ってある。 クリスチーネ・F は文句無しにすべてがボウイの曲。映画が問題作なのでその映像と絡めて聞かないとアルバムとしての意味がないと思われる。このアルバムと ロウ とをミュンヘンで購入した。ただしビニールをかけたままでこの2枚にはまだ一度も針を落としていない。
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