太陽系天体の箱

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会合と食現象
太陽系天体は移動しているので相互に接近したり隠しあうことがあります。

木星と金星の会合
つくば市自宅にて
1999年2月21日〜23日24時間間隔で撮影
2月23日の夕方の西の空で金星と木星が非常に接近して見えました。実は日本では沈んでしまった、日本時間の午後11時ころには、木星の視直径の約4倍というきわめて近くまで接近という予報でした。たぶんインド方面でその様子で見れたのではないでしょうか。

水星、金星、火星、木星、土星大集合
つくば市松代
2002年5月2日
5月4日が水星の東方最大離角となり。その前後に、肉眼で見えるすべての惑星が一度に見られました。地上の風景の地球も含めて水金地火木土が全部1枚の写真におさまりました。

皆既月食中の天王星食
2022年11月8日
皆既月食の皆既中に天王星食が起きたという、極めて稀な現象を撮影してみました。
撮影位置:北緯35度59分、東経140度2分 標高28m


木星土星大接近
2020年12月21日17:12
ニコンD3100、ISO3200設定 ミードLX50-20 口径200mm 焦点距離2000mm 直焦点 露出  1/125s 
木星土星主体にトリミング
数百年ぶりの木星と土星の大接近です。この時点では8' 程の接近ですが、日本での日没後に7' まで接近する予報です。


日食 1987年9月の日食です。



日食
1997年3月9日の日食です。モンゴルやシベリアでは皆既日食となりました。これは5分ごとに多重露出したものです。


土星食

2002年土星食
2002年3月20日宵にひさしぶりの土星食が見られました。天候は快晴だったものの、上空の気流が悪くシーイングはひどいもんでしたが、なんとか撮影できました。潜入時刻を間違えて覚えていたために、かなり潜入したところで気づいてあわてて撮影しました。

撮影:
(上段)2002年3月20日19:42:00〜19:43:00
(中段)2002年3月20日 20:08:30〜20:10:00
(下段)2002年3月20日20:10:30




アルデバラン食
1998年10月9日の夜半に起きたアルデバラン食です。(GIFアニメ71KB)

月−火星接近
月と火星の接近
大接近中の火星が月のすぐ横に。シベリアでは火星食になったようです。

上段:2003年9月9日20:58、200mm鏡にて拡大撮影
下段:2003年9月9日20:50、500mmレフレックスニッコールにて固定撮影(画像クリックでGifアニメ、20:25〜21:25、109KB)




地球の影
空気のよく澄んだ晴れた日に日没直後に東の空を見ると、地球の影が見えます。これは時間とともに高くなります。



皆既月食
1990年2月10日2:10〜6:00まで10分ごとに露出。
この影が月に投影されたのが月食です。


金星日面通過
2003年6月7日15:20-15:40

金星日面通過
金星の日面通過が見られました。天気予報では1日中曇りの予報でしたが、昼過ぎから一時的に雲が切れたので急遽半日休暇を取って帰宅して撮影しました。画像クリックでアニメーションGIF(124KB)

水星日面通過
水星日面通過
水星が太陽表面を通過する現象です。中央やや右下の黒い点が水星。左の大きめの黒い点は黒点。(クリックで大きい画像)
2006年11月9日7:30 ミードLX-50-20F6.3レデューサ使用(口径200mm f=1260mm) 太陽金属蒸着フィルター100000倍使用 ニコンD70s ISO200設定 露出1/500

元旦月食
元旦の部分月食
新年早々の月食の最大食分の頃です。予報では4:22でしたが、僅かに寝坊しました。
2010年1月1日4:31 レフレックスニッコール500mm F8 ニコンD70s ISO200設定 露出1/160秒 トリミング

2011年12月10日皆既月食
皆既月食
天候の関係などもあって、私が皆既月食の撮影ができたのは1990年2月10日以来です。
2011年12月10日 ミードETX(口径90mm) ニコンD70s ISO1000設定 露出1/400〜2秒

2012年5月21日金環日食
金環日食
2012年5月21日
ニコンD3100、ISO100設定 ニッコール135mm F2.8(絞りf8)ND4+ND8+ND400、露出1/1000〜1/2000
撮影地美野里P.A.
 日本の広範囲で金環日食が観測されました。

皆既月食中の天王星食
2022年11月8日
皆既月食の皆既中に天王星食が起きたという、極めて稀な現象を撮影してみました。
撮影位置:北緯35度59分、東経140度2分 標高28m


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