Ｊ組織解説

日本制覇、そして世界進出を狙うＪの「組織」たち。

Ｊ１

組織名	アジト	せつめい
鹿島赤角組	茨城県鹿嶋市	神よりの託宣によりすべてを決定し実行する組織であり、目的のためには手段を選ばず「マリーシア」のひとことで片付ける、十字軍ばりの凶悪な連中。「ここなら自分を伸ばしてくれる」とこぞって入ってきた若手が意外と伸びてこず、相変わらずベテランが幅を利かせるために、首脳も思い余ってアゴ田・ソーマら功労者を追放。それだけでは不安なので、吹田からアライーバを補強。さらに１３と３０の番号をあけ、夏ごろにはヤナギとタカウキを復帰させる気まんまん。王者の名にかけて、なりふりかまっちゃ、いられません。日本代表アンタッチャブル「キャバクラ・セブン」の一、オガサを擁する。
柏ゴルゴム	千葉県柏市	太陽王養成ひみつ結社。かつての教主・ニシノが更迭された後は試行錯誤も、陥落一歩手前まで追い込まれる。今年は心機一転、ちばぎんカップのライバル・市原を見習って、「走る組織」を目指す。そして次期太陽王候補に、世界若衆杯制覇メンバー・ドゥドゥを指名。玉田や山下ら強力な怪人の活躍にも期待がかかる。不可解な判定、カード、砂嵐、大量の鳥の飛来などの不思議現象は、すべてゴルゴムの仕業と見て間違いない。
市原ブリーダー連合	千葉県市原市	かつてはピクシー・ストイコヴィッチを操っていた、ワールドクラスのブリーダー・オシムによる「危険なチーム」づくりは成功。そのウィットに富んだ言動には誰もが注目する。本出してください。個人能力は突出し心強いものの、いまいちオシムに馴染まなかったヨンス兄貴が京都に去り、攻撃力低下が懸念される。しかし全員が意識統一して走りまくるわんわんサッカー（適当）は健在。犬芝・エースケなどベテラン犬を送り出した今、ハニー、マキなど若犬たちの奮起が望まれよう。
浦和赤面金剛会	埼玉県さいたま市	かつては強力なる術者・小野が式神を操って激烈なる攻撃を繰り出すところだったが、現在はぽんと蹴り出してエメ・タツヤという二人の式神にお・ま・か・せ☆なわかりやすく爽快な攻撃をしている。昨年までいたオフト・ヤンセンのオランダ人宣教師はシステムサカーを目指していたはずだが、やっぱ無理っぽくて上層部と喧嘩してやめちゃった。それでも昨年は念願のタイトルゲット！しかし喜びすぎて支援者乱入で盗難騒ぎ、というところがいかにも浦和らしくて、いい。（いいのか）ブラジル流、オランダ流ともに失敗し、ここはもう原点に戻ろうよ、ということで、牧師ギド・ブッフバルトが騎乗で参上！（ウソ）サポート役にゲルト・エンゲルスをつけ、ドイツ流３－５－２で堅固な組織を作る。しかしギドさんは監督としては全くのど素人だッ！ギドきさまー監督そのものをやったことがないなッ！しかしギドさんは浦和を強くすることだけはマジに考えている・・・「キャリアはまだ始まったばかりだ　ガンバレギド」ってハゲましてやってくれ。ツーリオ、アレックスと、トヨタに負けじと三菱マネーでがっちり補強。リーグ制覇を目指す。でもこの子たち代表に取られちゃうんだよね・・・「キャバクラ・セブン」の一、ツヅキを擁する。
東京組	東京都	地味。首都の組織であろうがＪ１屈指の攻撃力があろうがひたすら地味で、首都の組織なのに首都圏ローカルというところがかえって新鮮。しかしここは若衆の育成にも定評があり、次々と優れた組員を輩出している。キング・オブ・トーキョー・アマラオ離脱でただいま王位は空位状況だが、ハラヒロミのもと共和制で乗り切る所存。堅固なジャーンと「キャバクラ・セブン」モニのコンビ、ナオヒロと戸田の両翼、スナイパー宮沢、ルーカス・ケリーの前線と駒が揃っているところへ、さらに札幌から今野を招聘。戦力バランスは随一、タイトルを狙う。
東京６９組合	東京都	長らく低迷迷走を続けた組合も、オジー招聘で反転急上昇！不遇を囲っていた小林ヨシユキを軸にして攻撃的チームに脱皮、男の怒りか江戸の黒豹・エムボマを中心に、若手とベテランを絶妙にブレンドしてバランスの良い陣容を作り上げた。今年はオジーの息がかかった助っ人を獲得、さらに若手も大量補強。その中でも目玉は高１のモリモト。その化物的な身体能力はすでに大人たちの中でも通用するッ！Ｊ最年少出場記録を塗り替えるのは時間の問題か。「キャバクラ・セブン」の一、山田タクヤを擁する。
横浜かもめＦＭ局	神奈川県横浜市	昨年、岡ちゃんは組を王者に押し上げるべく煩雑だった番組表を小細工なくスッキリシンプルに編成し直し、そこに絶大インパクトとして新パーソナリティ、ドラゴン・クヴォをブチ込んだ。岡ちゃんは自信満々だったものの、周囲からは正直当たりか外れかギャンブルだったクヴォの起用は結果的に大成功。朴訥クヴォの魅力爆発ゥ！豪快なプレイに似合わぬシャイな喋りに老若男女総員傾注！その威力は電波に乗って日本を席巻。かもめ局を完全勝利―――ッ！に導いた。今年は婦女子へさらなるアピールのためアン獲得。でもクヴォとはいまいち合わないっぽい。そして主力がいないと市立船橋高の人気にも押されてしまうという層の薄さが不安材料か。クヴォ、奥と「キャバクラ・セブン」のうち二名を擁する。
新潟白鳥会	新潟県新潟市	スペイン帰りのインテリヤクザ・男前反町の指揮の元、悲願の昇格。新潟県民も田中○栄にも負けぬほどの支援を繰り出し、全国どこへでもオレンジ軍団を派遣する。若手にはシンガポールで修行を積ませるユニークな手法。行くほうは島流し的心持ちらしいが。ゴミ棄てたら罰金だから気をつけろ。船越、優作、森田ら電柱を揃え、また山口・桑原の熟練ドイスボランチと、マニア垂涎の布陣に隠れ信者多し。反町は冷酷な男ながら、新潟の昇格を「おとぎ話」と形容するなど、意外とメルヘンちっくな面も持っている。
清水心電図	静岡県清水市	かつてはシルバーコレクター。タイトルがないままに経営状況の悪化、パルスが弱くなって瀕死の状況になるも、これではいかんとリハビリの末ついに念願のタイトルゲット！元気になった。しかし、主力の負傷、移籍、そして高齢化とともにまたパルスが弱くなってｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!! 逝くな！今年は思い切った手術を施し、体力回復に努める。アラウージョ、そして懐かしジャメーリの「オペしましょ！」（マイナーネタ）に期待。焼肉はカロリー高いから控えめにな。
磐田青鳥会	静岡県磐田市	鹿島と覇権を争ってきたこの組も昨年はノンタイトル、今年年初にかろうじて天皇杯とスーパー杯は得たものの屈辱の一年であった。今年もおなじみのメンツで覇権奪回に乗り出す。これだけの強豪であれば大型補強のひとつやふたつあってもいいのだが、その強さに反比例して意外と貧乏なため、それがなかなかできない。田舎はつらいよなあ―――ッ！でも強いからいいじゃん。今のとこ時の行者（年齢詐称）・ホドリーゴ・グラウの活躍で一安心だが、中山隊長が途中出場でカンフル剤とならないと調子が出てこないところは不安かも。
名古屋八鯱会	愛知県名古屋市	創立時には「わが社名の一文字も組織名に入れない」と豪語した、Ｊ組織中最大最強の支援団体ＴＯＹＯＴＡを擁する。そうですか入れてませんか。　　　　　　　　　　トここ最近各組織から豪快にぶっこ抜きまくり、そのさまはもはや爽快としか言いようがない。そしてそのたびにノンタイトルに終わってしまうのも爽快としか言いようがない。これでは恥ずかしすぎる。なので、この戦力で勝てないのはメンタル弱いからなんだよォーッ！とばかりに、鹿島から地元出身の闘将・アゴ田を金に物を言わせて獲得。そして大野・テル・川島・角田と主力級を容赦なく引き抜き、今年も万全の布陣を敷いた。今年こそ笑うのか、それとも今年も笑われるのか。勝負っ・・・！
吹田電脚組	大阪府吹田市	柏からやって来た教祖ニシノにより一時は状況が上向きかけたが、すぐさま組織が硬直化し悪化の一途。解任を望む声が多いのだが、ミ゛ワ゛ミ゛ワ゛ミ゛ワ゛ニシノサマハスバラシイ監督デスと、首脳部を洗脳コンプリート♥なニシノは余裕綽々。アライーバ、イガーら洗脳をまぬかれた有能な若手に次々と逃げられ、かつて手をかけた光輝くんとか引き入れたりして闇の勢力を回復しようとするニシノの野望、明日はどっちだ。つーかニシノいい加減オールスター勝てやこの負け犬お前が西日本におる限りオールスター面白ないんじゃぼけーでもお前がおるかぎりイガーはうちのもんやさかいそこんとこは感謝したる
長居桜狼会	大阪府大阪市	攻撃力なら日本随一の組織。守備力も日本随一の弱さのためどっちらけの位置に甘んじているので、今年は守備を固めてやる！とばかりに広島からウエミー、クロアチアからカブラル、ラデの守備陣を補強。攻撃陣では甲府に行った男爵の代わりにこれもクロアチアからロブレク招聘。戦力補強は順調だが、しかし当初呼ぶはずだった監督が体調の理由で来れなくなった為に、かわりにムズロビッチ氏を招聘した。むずむずしそうな名前。この変更が組織作りに影を落とすか？昨年は「キャバクラ・セブン」ヨシトが１６ゴールゲットで日本人屈指のストライカーに成長したが、精神力のほうが全く成長していないのが懸念される。代表合宿を抜け出しキャバクラで寿司を投げて高原よりスシボンバーの名を奪う傲慢、そして練習抗争でもイエローをもらいまくる情緒不安定さにムズムズ氏もご立腹。ヒラヤマのせいでマスコミにも見放されそうな「日本で一番危険な男」の、クリーンな反撃はあるのか。ていうか、バイエルン・ミュンヘンと提携結んでるのになぜクロアチア。
神戸楽天財団	兵庫県神戸市	かねてより資金繰りが苦しかった神戸牛頭塾がついに民事再生法申請、そして身売りして生まれ変わった。生まれ変わった神戸は新造人間キャシャーンのごとく不死身の体に。一夜にしてお金持ちだぁ！そして「日本のチェルシーになる」と豪語、強化部に入った三浦のやっさんが節操なく世界のビッグネームに声をかけまくり、ついにOh！Goodnews！イルハンｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!! バブル成金かお前は。でも神戸の弱点はその守備力。ここが改善されない限り、イルハンがいくら点を取ろうとも、勝利はザルの網目から抜けていくだろう。そしてイルハンはその甘いマスクに似合わぬ野性系。エジムンドと同類っ・・・！取り扱いを誤ると怒って帰っちゃう、か・も。また、キング・カズゥに阿波ダンサーと、Ｊ二大ダンサーのコラボレーションにも刮目！何はともあれ、今年もネタには事欠かない組織である。広島と市原の人間にとっては、ハシェック氏のヤバい頭にも注目。
大分三位一体協会	大分県大分市	今年は広島と三位一体揃い踏み。神の教えを豊後大分より日本へ本格的に広めちゃうよー、と意気込んでＪ１に挑んだが、そこは布教の難しさ、さんざんに打ち破られて陥落一歩手前に。しかし小林神父はＪ２時代とほとんど変わらない陣容を立て直し、とにかく守備を重視してセカンドは１勝８分６敗。粘りに粘って残留を決めた。今年も守りに守って高松と新加入マグノ・アウベスのふたりに託す。しかしあんまり話題ないなあ・・・と思っていたら、練習試合で鳥栖に１－５と大敗し、凄まじいインパクト。・・・・・大丈夫ですか？

Ｊ２（途中まで）

組織名	アジト	せつめい
札幌赤梟組	北海道札幌市	かつては岡ちゃんとか俺王様とかでＪに旋風を巻き起こし、北の地の雄として成長を続ける・・・と思われたが、岡ちゃん辞任、そして某凍傷のおかげで一気に組織崩壊。一年や二年ではとうてい修復不可能なほどのダメージを負ってしまった。昨年は俺王＆ジョアンカルロスで再昇格狙ったが外国人（しかも使えない）にお金をかけすぎたおかげで財政は逼迫、今年は純国産メンバーでＪ２の厳しすぎる戦場に臨むことに・・・ただし下部組織はしっかりしており、若衆には良い人材が揃っている。彼らを育て、ちゃんとスカウティングした助っ人と組み合わせ、上を狙いたい。そういうわけで今年はまだ我慢の年か。
出羽山伏会	山形県山形市	昨年は凍傷の兄貴のスキャンダルでたいへん。上層部も昇格あと一歩に迫った数年前以上の注目度におろおろ。とりあえず今年は一からまっとうにやりなおします。
仙台七夕推進組合	宮城県仙台市
水戸葵紋会	茨城県水戸市	葵の御紋の威力ももはや時代遅れ・・・と思われた昨年、広島から借りてきた闘莉王を擁して旋風を巻き起こし、世間をあっといわせた。今年は攻守の要・闘莉王もいなくなり、外国籍選手もいない。知将・前田の手腕にすべてがかかる。
大宮栗鼠同好会	埼玉県さいたま市	一時は昇格を争う存在だったが、なぜかどんどん地味に。しかし、かつて組を率いていた理論派・三浦俊也が復帰し、昇格に向け本腰。持ち前の堅い守備からバレー、ダニエルの攻撃力にかける。広島から行ってるユタカは、ほっとくとすぐに太るので、注意が必要です。
川崎前飾	神奈川県川崎市	かつて大分三位一体教会を率いたノブリンは、ここでも連続で昇格を逃して組を去った。Ｊ１でも通用するであろう組織力を叩き込まれたこの組織に、今年から新潟白鳥会のエース・マルクスが加わった。ジュニーニョと組むブラジル・コンビは京都のヨンス＆クローベにＪ２で唯一対抗できる存在。今年はもはや昇格しかない。
横浜ＦＣ	神奈川県横浜市
湘南美海協会	神奈川県厚木市、伊勢原市、小田原市、茅ヶ崎市、秦野市、平塚市、藤沢市、大磯町、寒川町、二宮町	磐田青鳥会・湘南支部の様相を強め、最近は組織の色が明瞭でなく低迷を続ける。首脳部はこのままでは朽ち果てるのみと一大決心、東京組を離れたキング・アマラオに声をかけて引き入れた。東京のカリスマは、果たしてヒデ以来となる湘南のカリスマとなれるのか？さらに浦和よりＪＯＪＯを獲得、脱獄Ｊ１目指して奇妙な冒険を開始するッ！
甲府風林組	山梨県甲府市、韮崎市を中心とする 30市町村	一時は解散直前まで追い込まれたこの組も地域のバックアップを受けて見事に立ち直り、清水心電図の最新機器を投入して改造手術を施し生まれ変わった。マクー空間・小瀬にプリンセス・テンコーのイリュージョンがひらめき、力と技の改造人間達が相手をねじ伏せる。今や昇格も視野に入れる屈強の組織となった。長居桜狼会より電柱男爵を手に入れ、左脚怪人とのツートップでＪ２征服を狙う。組長は風林豪造親分、ではない。
京都紫僧会	京都府京都市	よーく考えよ～、お金は大事だよ～♪ 首脳陣はこれを耳にするたびに自責の念に駆られるのではないか。無駄金使いまくって陥落、質素倹約に切り替え昇格するも、今度は吝嗇が過ぎて負傷者続出に耐えられず再び陥落。よろしい　ならば注入だ、と市原からヨンス兄貴を引き抜き、噂の電柱ヨンス＆クローベを結成。上昇志向の強いエレガンツ松井も引きとめ、再び一年での返り咲きを目指す。しかし超強力チームへの対応は各組織とも昨年の広島でシミュレート済み。攻撃力がそのまま昇格に結びつかないことは川崎を見ればわかる。はたしてどうなるか。
福岡養蜂組合	福岡県福岡市	中村強化部長、松田監督など広島の息のかかったスタッフ・選手を多数揃え、じっくりと若手育成に努めてきた結果がついに開花。昨季後半は新潟、広島、川崎をも上回る１６勝３分３敗の快進撃。昇格を目指すプレッシャー、そして他組織の厳しいマークに耐え、最後まで戦い抜き歓喜を味わうことができるのか。林、福嶋、宮崎、米田ら若く優れた人材をそろえているが、苦しい時にはベテランの力が不可欠。篠田と蔵田にはしっかり彼らを支えてもらいたい。ハチミツ・ダービーのリベンジせにゃいけんけーのー。
鳥栖岩石	佐賀県鳥栖市	負けて負けて負け続けて記録を作り、ついに存続の危機を迎えた。首脳陣交代で明るい陽射しが射したかに見えたが、またごたごたしてあげく彼らはみんな留任で元の木阿弥。どうするんだああああ！と絶望に沈む中、救世主、登場！プリンセス・テンコー、ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!! かつて甲府を滅亡の淵から救ったイリュージョンで、鳥栖旋風を吹かせるか。松本育夫ティーチャーの指導の下、逆境をはね返せ！ＢＧＭは麻倉未稀の「ヒーロー」で。

２００３年ぶん

２００２年ぶん

２００１年ぶん