坂田靖子の本棚

「海の切り売り・・・？！」

「原っぱに　売りにきてたんだ」

―「海売り」より

坂田靖子さんは、私が荒木飛呂彦と同じくらい好きな漫画家さんです。私は、漫画家といえば誰でも「先生」と呼ばれる事に対しては、「ふん、漫画家ならばどんな奴でも“先生”付けとは・・・」と、メイユ・スカ閣下（＠ＦＳＳ）みたいな事を言ってしまうわけですが、この二人は別ですね。

坂田センセイのつむぎ出す物語は、ファンタジー・ＳＦから現実、昔から今まで、シリアスからコメディまであらゆるジャンルに及びます。軽妙なテンポのストーリー展開、ウィットに富んだ絶妙のセリフ回しで私をあっという間に引き込んでくれました。最初に読んだのは、「コミックトム」誌の『伊平次とわらわ』でしたっけ。いや、それより前・・・そうそう、ぱそこん雑誌の「ログイン」でした。『ワンダバ・レポート』（＜ウィザードリィＶ挑戦編）とか。
短編、ショート・ショートの腕前は一級。彼女の作品集はまさに珠玉の宝石箱、といったところでしょうか。

というわけで、ここは坂田靖子センセイの本棚です。例によって未完成。
結構長い間ほっといてしまった。いかん。

坂田靖子作品集（私が持ってるやつ。不定期に増殖）：

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