8月某日「80年代の音楽」 |
ホームページの更新が滞ると「お元気でしょうか?」と、ご機嫌伺いのメールをいただいたりする。こういう文面のメールはたいてい関西圏以外の方からで、関西の人間…というか大阪人は「生きてる?」とまず生存確認を行うのが通例だ(通例ってこともないか)。一方こういうメールに対する返事は、「元気ですか?」と聞かれれば「なんとか元気でやってます」と答えるが、「生きてる?」と問われた場合、「先月まで死んでたけど最近ぼちぼち生き返ったわ」などと答えるのが礼儀である(礼儀とは言わないか)。 というわけで、ワタクシ、この三ヶ月ほど死んでおりました。まだ完全に蘇生していないのですが、多少息もできる状態になりましたので、こうしてホームページも更新している次第です。日々の楽しみといったら、新しいウォークマンで音楽を聴くこと。長らくのウォークマン生活から、やはりここは「i-pod」に乗り換えるべき?と検討してみたのですが、 やはり音の良さは比較にならない。最近購入したウォークマンのNW-Aシリーズの音は素晴らしいです。 さて、プレイヤーも新しくして何を聞いているかと言えば、ここ最近は80年代の日本の ポップス。当時好きだった「須藤薫」とか「上田知華+KARYOBIN」。ま、ほとんどの人は知らないでしょう(笑)。須藤薫はかなり60年代のアメリカンなポップスを歌っていて、上田知華はクラシックの雰囲気を漂わせたアコースティックなポップス。音楽の説明は難しいけど、そんな感じ。 以前ここでも書きましたが、80年代って今になって思えばホントにいい時代でした。何とも“のほほん”としていたというか。もちろん俺自身が何も考えずに過ごせていただけなのかもしれませんが。先ほど書いた須藤薫さんやら上田知華さんの音楽は、80年代だけに聞いていて、その後はほとんど聞いていなかったもの。だから彼女たちの音楽はそんな時代を鮮やかに思い出させてくれて、忙しい毎日に少しだけ“のほほん”気分を運んでくれるのでした。 ![]() 須藤薫の3rdアルバム『Amazing Toys』。ジャケットは当時まだ 有名でなかった(?)北原照久氏が協力。 ![]() 上田知華+KARYOBINの、こちらも3rdアルバム。ジャケットは 巨匠・山口はるみのイラスト。いかにも80年代の女だなぁ(笑)。 |