11月某日「サッカー選手の競パン」 |
先日の大スポ(東京は東スポですね)の一面にはド肝を抜かれました。現在は旅人(?)の、ナカタが競パン姿でデカデカと載っていたのですから。記事の内容はマッチョな男と親密にタヒチのビーチにいたってことで、彼のゲイ疑惑に関するゴシップ。ま、俺的には彼がゲイかどうかなんて大して興味もありません。しかしタヒチのビーチで撮られた写真は、インパクトがありました。男の競パン姿なんてイヤほど見ているわけですが(←エラそうに言うことでもない)、サッカー・ユニフォームでイメージが定着しているナカタ氏が、突然そんな格好で目の中に飛び込んできたら新鮮以外の何者でもありませんって。掲載されていた写真は振り向きざまのバックショットと、デッキチェアで寝ている彼を真横から撮影したもの。後者は股間のもっこりも露で、いやはや、こちらはとびきり新鮮でした(笑)。ごちそうさま☆ それにしてもその記事の中にもありましたが、男二人がビーチで並んでいる光景はかなり浮いていたとのこと。ま、そりゃそうでしょうなぁ。場所もメジャーな所だし。彼も始めからゲイビーチにでも行ってりゃあ、こんな報道をされずに済んだのに…って、行くわけないか、世界のナカタが(笑)。そうそう、でもいちばん気の毒なのが相手の男。記事は日本人旅行者の目撃談をネタ元に書かれているのですが、「腹がポコッと出ていた」「フェミニンな感じでゲイっぽかった」など言われ放題。おまけに「顔はラテン系な感じで、例えるなら京本政樹」とビミョーなコメントまでいただいちゃって、心中お察し申し上げます…デス。 ![]() |
11月某日「夕日」 |
何度見ても泣ける。泣けました。『ALWAYS〜三丁目の夕日』。あるショップのポイントがたまったので、今回は『ALWAYS』のDVDをいただいたのであります。須賀健太くんや堀北真希ちゃん、なんでこんなに演技が上手いのか。基本的には好きではないDr.コトーもこの映画に限り褒めざるを得ません。小雪はいつも通り綺麗な上に芝居も上手いし、鶴光のオールナイトニッポンで「よくしまるアソコ」と文字られていた薬師丸ひろ子さんもいいオカンぶりを演じきってて見事。 ところでこの映画、心に残る名台詞が満載なのです。その中で俺がいちばん好きなのは、ヨクシマルさんと堤真一の子供が最後に言う、 「明日だってあさってだって50年過ぎだって、夕日はずーっとキレイなんだよ」。 昭和33年の舞台から間もなく50年を迎えようとしているわけですが、この子の言う通り夕日だけは今日もきれいです。 ![]() |
11月某日「札束の上で寝る」 |
夜、堂山近くを歩いていたら「ニイちゃん、WINSはどっちや?」と声をかけられた。 WINSとは競馬をされる方はご存知のとおり、場外馬券売り場のことである。俺もかつて何度か行ったことがあるので、行き方を細かく教えてあげた。 暗い場所だったのではじめはよくわからなかったが、その男はめっちゃエエ男。それと俺に「ニイちゃん」呼ばわりしていたが、どう見たって彼の方が年下。ガラの悪さが玉に瑕だが、アリかナシかと聞かれればアリな男だ。彼はおもむろに「俺な、万馬券当たってもうて、400万儲かってん。ニイちゃん、おごったるわ」と来た。「どひゃ〜、400万?!」と思わず相手してしまうと、「せや、なんでもおごったんでぇー」と言う。いくら儲かったからと言って、ノンケが男を誘うか?しかもここは堂山の近く。こいつゲイ?俺、ナンパされてる?オトコマエと豪華ディナー。そしてその後は札束の上で寝る…と、俺の妄想用CPUが高速回転し、約2秒でこれだけのストーリーを作り上げた。しかし青田典子的な安っぽい展開が相容れず、丁重にお断りした。こんな俺の一方的な妄想が理由で断られたとは知る由もないオトコマエは、「さよか。ほな」と普通に去って行った。そして俺もまた駅に向かって歩き出した。 薄着をしていた俺は夜道が冷えて来たので、自動販売機で暖かいお茶を買った。釣銭を取ろうと取り出し口に指を入れると、誰かが忘れた硬貨もそこに残っていた。数えてみると20円の儲け。分相応の幸せに心が少し緩んだ。 ![]() |
11月某日「パンツ好きの…」 |
長いことホームページをやっていると、俺がパンツ好き(正確に言うともっこり好き)で あることも周知の事実となってくるようで、時々「僕もパンツ好きです」といったメールをいただく。パンツ・トークは好きなので、大歓迎である。勝負パンツについてのアドバイスを求められることもたまにあり、これまたアドバイザー気分で楽しい。 この夏に知り合った坊ちゃんは、日本製などには目もくれず(?)ヨーロッパ製を買い求めている。もともと彼の勧めるパンツは露骨すぎずさりげないエロさが逆に萌えといった物が多く、俺も彼のセンスには絶大な信頼を寄せている。その彼からのメールに「ドイツ製にいい物が多い」とあり、ドイツ・ブランドを色々当たってみると「確かに!」。ドイツ人って今までノー・マークであったが、ことパンツへのこだわりだけは興味津々になってきた。 俺自身は如何せんパンツ好きなので、なんだかんだと買ってしまうことが多い。しかし普段穿くものは決まってしまっていて、3,4枚を着まわしている感じだ。パンツの大半は、いわゆるタンスの肥やしと化している。いちども足を通していないものまである。 だったら、なぜまだ買うのか。購入動機は『いざっていう時に穿こう』ということなのだ。 ただその『いざっていう時』がないだけである。 なんだか“パンツ好きの悲しい末路”という見出しがつきそうな話になってしまった。 ![]() |