3月某日「ソウルでソウルを高めるA」 
【仁寺洞(インサドン)】
 ソウルの繁華街と言えば明洞(ミョンドン)、南大門(ナンデムン)、東大門(トンデムン)ということになるのでしょうか。明洞は最初に泊まったホテルがあったからなんだかんだとウロウロしましたが、他2ヶ所には行きませんでした。ガイドブックで見る限り興味の持ち所がなかったのです。一方ガイドブックでかなり興味を持てたのが、仁寺洞。気に入ったので2日にわたり行ってしまいました。ここは韓国の伝統工芸品店が軒を並べているエリア。伝統工芸と言っても古臭い感じではなく、若いアーティストたちが集まる場所のようです。ネオ・コーリアン・アートとでも言うべきか。大阪で言うと南船場とか、ニューヨークならソーホー、そんな印象も受けました。

 こじんまりとしたエリアですが、若いアーティストが多数集まってるせいか活気があります。また活気はあるけどうるさくないのも気に入りました。


 仁寺洞には韓国の“伝統茶”を出す喫茶店が多数あります。古い伝統様式家屋を改装した店も数軒あり、こじゃれたアンティーク感が女性とゲイの心をくすぐります(笑)。ちなみに伝統茶とは、果実を煎じたり薬効成分のある食材を煮出したもの。日本では柚子茶が人気ですね。俺は日本の韓国料理店でいくつか飲んだことがあるのですが、柚子茶以外はあまり美味いものでもありません(笑)。それでも体に良いのではという期待と妙に癒される香りで、懲りずにオーダーしてしまいます。仁寺洞では平凡に柚子茶と花梨茶をいただきました。王子は生姜茶にチャレンジしていましたが、えげつなく生姜の味が強くてとても飲めたものではありませんでした。
 右の写真は、世界で始めて自国語の看板を掲げたというスターバックス。店内は普通にスターバックスでした。


【その他】
 仁寺洞以外で印象深いと言えば景福宮(キョンボックン)。朝鮮王朝建国の翌年に創建された王宮で、ソウルを代表する歴史的建造物のひとつです。『チャングムの誓い』にハマって以来、韓国の歴史にも興味を持ち出した自分としては、こういう歴史的建造物にも興味があります。いつまで持続する興味かはわからないけど…(笑)。




 「朝鮮史に興味が」と言ったところで、結局のところイケメン衛兵に最大の興味を持っていたりするわけですな(笑)。でも、ホンマにエエ男でした。ウチの王子に勧誘してみればよかった…。


 景福宮近くの参鶏湯の専門店に行きました。「土俗村参鶏湯(トソックチョンサムゲタン)」という店で、日本のガイドブックには必ず紹介されているメジャー店です。日本で参鶏湯というと、4,5人前が大きな鍋で出てくるのがポピュラーかと思いますが、ここはなんと“一人鍋”でした。味は◎。さすが専門店といったところでしょうか。
 店を出るときに庭で半怒りの声が聞こえてくるので見てみると、薄暗い小部屋でオバハンふたりが、途方に暮れそうな数の朝鮮人参の山を背に皮むきをしていました。うーむ、俺たちは怒りという負のエナジーに満ちた朝鮮人参を食っていたのか…。


 同じチャングマーの友人と共にハマってる韓流スター、チ・ジニさん。『チャングムの誓い』ではチャングムの相手役として好演した俳優です。彼は男らしい可愛らしさ(わかります?)を持った人で、正直たまりません。一時は友人と、チ様と話をするために朝鮮日報の記者を目指そうかと話したり(アホ)、チ様のマラはどんな大きさでどんな形かをディスカッションしてみたり(死ね)、ヒート・アップする一方でした。因みに友人はチ様棒はズル剥けデカマラだと言いますが、俺は仮性で根元が太く先は細いマラだと推察。正解を知ってる人がいればご連絡を!写真は地下鉄の構内で見つけたチ様の広告。

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