11月某日「空の上で、OH!タカラヅカ」 |
今月は実によく東京に通った。日帰り出張なんですけど。日帰りとなると時間短縮のために必然的に飛行機を使います。飛行機は早いと言っても片道一時間。往復で二時間の機内というのは結構ヒマなものでして、大抵は本を読んでるか新聞読んでるか、もしくは寝てるかってなことになるわけですが、活字を見るのが辛かったり目が冴えていたりするとマジでヒマ。先日は「イマドキ何なのコレ?」って感じの聴診器みたいなヘッドフォンを袋から出して音楽を聴いていました。J−POPチャンネルなどを聞きながら、あらためて機内誌に掲載のプログラム一覧を眺めていると、いやー、びっくりです。国内線でも結構いろんなチャンネルがあるのですねぇ。今まで見ることもなかったページなので、全然知りませんでした。色んなチャンネルがある中、「なんとマニアックな!」と感嘆したのが“タカラヅカ特集”。大地真央、涼風真世、一路真輝、大浦みずき…といった、かつてのスターたちの在団時代の歌がズラリとラインナップされている。俺はミュージカルが好きなんですが、タカラヅカはテリトリー外。上の皆さんも退団後は幾度となく舞台で拝見しているものの、いずれも女性の役で見ているわけでして、男役として実際の舞台を見たのは涼風さんの退団公演だけ(天海祐希、純名りさの退団公演なども見たことはありますが)。しかし歌だけをヘッドフォンを通してじっくり聞いた経験は思い出せない。そんなことで
これは丁度いい機会とばかりにチャンネルをタカラヅカ特集に合わせると、聞こえてくる
歌声は「オ、オカマ…?!」。映像があれば聞こえ方も違うのでしょうが、声だけ聞いていると…なんとも言えず不思議な味わいが脳天直撃でした。
ワタクシ、かねてより氷川きよし、ヨン様、ジャニーズ、タカラヅカからは、何か特別な
電磁波が出ているのではないかと推測しております。そしてその波は選ばれし者だけが受信でき、また交信できるのではないかと…。ですから素人がウッカリ手を出すとえらい目に遭うわけでして、これは気をつけないとヤバイぞ!と注意も新たにした雲海で過ごす晩秋のひと時なのでありました。
※話がとっ散らかり気味ですみません。そしてヅカ・ファンのお姉さま方、一部タカラヅカを冒涜したような表現が
含まれているかのように感じられる箇所があるかもしれませんが、それは「気のせい」です!見逃してー!!

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11月某日「黒革の手帖」 |
テレビドラマで30分ほど見ただけなんですが、松本清張の『黒革の手帖』にハマりました。テレビで毎週見るのも難しいので、俺は小説を読んでいます。30過ぎの地味な銀行OLが数千万の金を横領し、それを元手に銀座で店を開く。そしてその後も表には現れない世の中の金に目をつけては、次々と野望をむき出しにしていくといった話。20年以上前の小説なので、金の価値とか風景描写に違和感は感じるものの、それでもさすが清張先生。裏金に関する取材は怠りなく、緻密な描写でリアルなドキドキ感を読む者に与えてくれます。ルビ吉的にはかなりオススメの一冊です。裏社会好きの方は是非。
「銀座で飲む」ということは俺などはもともとあり得ませんが、大阪の新地(北新地)でなら以前は仕事の延長でよく通いました。しかし最近は女の子のいる店で飲む機会なんてゼロではないにせよ、めっきり減りましたね。かと言って、男の子のいる店なんてものはあまりないだろうから、そういう店に通うということもなく…。ありませんかね?かっこよくて上品で知的なマスターがいて、座ると両サイドにカワイイ男の子がついてくれるクラブ。『黒革の手帖』にはママやナンバー1目当てのスケベオヤジがたくさん登場しますが、
男版のクラブなどがあったら俺は間違いなくそのスケベオヤジの立ち位置に立ってるだろうなぁ…って、「今だってじゅうぶんスケベオヤジじゃねぇーかよ!」という声も聞こえてきそうですが(笑)。

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11月某日「サンダーバード」 |
「THUNDERBIRDS ARE GO !!」
というフレーズが今も鮮やかによみがえるサンダーバード。子供の時に大好きで、俺は
プラモデル好きでもあったので、サンダーバードのシリーズはかなり作りました。作品の魅力は何と言っても国際救助隊の“秘密基地”。大人になってあらためて見ると「そんなアホな!」と思える仕組みや構造にも、子供心をワクワクさせるには充分な魅力がいっぱい詰まってましたね。人形劇でありながら指の動きがアップになるシーンだけは実写になるという無茶苦茶な演出なども、何の違和感もなく見ていたものです。
さて、この夏に公開された『サンダーバード』実写版映画。俺は見逃してしまったので、先ごろ発売されたDVDで観賞しました。感想は絶句(笑)。人形劇バージョンの基本を崩さないようにという気配りは感じられるものの、あまりにも別物。特典映像のメイキングなどを見ていると、昔の矛盾点などをいくつか修正しているとのこと。プールから飛び出すサンダーバード1号は、家とあんな至近距離で飛び出したら、1号の噴射で家が焼けてしまう。「だからプールを建物から少し離した」などと言うが、そんなこと言い出したら…。そもそも秘密基地が現実的にありえへんし。あんな大きな乗り物がバンバン飛び出す場所を秘密にできますか?っちゅー話やわなぁ。
見慣れた不自然は、不自然なままの方が自然であるということです。

俺の好きな2号のフォルムも勝手に変えるな!
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11月某日「香港に行って来ました」 |
行って来ました…って、2ヶ月前の話なんですが(笑)。
例によって「ご当地感」もなければ、今年は「旅行感」すらない旅行記を書いてみましたので読んでみて下さい。ただ「ご当地感」はなくても競パン画像はあったりします。
近々「お宝探しin香港」なる企画もやりますので、ご注目!
では「読んでみよう」という方は下の写真をクリック。

↑俺じゃありませんよ。
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11月某日「便座でハリガタについて考える」 |
聞かれるとなんだか答えたくなくなるのが、星座に血液型。うっかり答えると頼みもしないのに、オマエは○○なタイプと決めつけられるのがかなわない。どうして女性はああも星座とか血液型とかの話が好きか?と、親父的感想のひとつも漏らしたくなります。
今日、会社でこんなことが。
「西園寺さんって何座の何型ですかぁー?」とバイトちゃんにしつこく聞かれました。
かなりウザかったので、「ええっと、便座のハリガタですぅー☆」と答えたら、
かなり大胆に引かれた上に「オ、オヤジ…」と呟かれました。おいっ!
その昔、ある雑誌の星占いのページに出ていた、俺の星座の今週のラッキーアイテム。
「紫のブラ」。…身に着けないまでも、そんなものを俺が所持していたらそれだけで不幸になりそうな気がするんですケド…。また仮に紫のブラを俺が持ち歩いたら、一体どんな幸せが俺に訪れるというのでしょう?星よ、教えてくれ!
俺は決して占いが嫌いなわけではありません。
しかし何故か昔から星占いはどうでもよく、血液型占いは人間を4タイプにしか分けられない粗さが性に合わないのでした。みなさんはお好き?

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11月某日「電車で痴漢対策について考える」 |
やっちまいました…。「やばい!遅刻する」と、その焦りだけで駅の階段を2段飛ばしで駆け下り、ドアの閉まりかかった電車に飛び込みセーフ!胸を撫で下ろして空いてる席に座り、しばしボーッと。やがて気づく熱い視線。しかもひとつやふたつではない。
も、もしやここって…じょ、女性専用車輌?!ひぃーっ!見渡す限り女ばっかりやん!!ど、どうしよう。速やかに隣の車輌に移らなければ、と思うものの、みんなにジーッと見られる中を立ち上がるには勇気がいる。いっそ腹を括って「なんだよっ、ボクはレズタチだからスーツを着ているけど、れっきとした女なんだよ」と啖呵のひとつも切ってみるか…。
もしくは「クスン…お姉さま方〜、そんな目であたくしを見ないで。体は男でも心は女です。実はもうすぐ体も女になります」とへりくだってみるか…。と、そんなことをあれこれ考えている内にどうでもよくなって、次の駅まで気づかぬフリを決め込んでみました。
でも、ホントにやっかいだなぁ、女性専用車輌。意味ないよなぁ。だって乗ってる女たちって、絶対に痴漢されそうにない人たちばかりなんだもん。これじゃあ、痴漢と痴漢のターゲットはますます密度の高い車輌に乗り合わせてるわけで…。
社内禁煙化は、嫌煙家用の部屋を作るのではなく喫煙室をひとつ作って効果を上げた。これにならって、痴漢対策は痴漢専用車輌をひとつ作って痴漢の被害を防ぐべし。
ワタクシ、何か間違ったこと言ってます?

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11月某日「湖畔で競パン跡について考える」 |
北海道に行って来ました。気分転換に雄大な自然を見るのも悪くはありません。それにしてもひとくちに北海道と言っても、あまりにも広い。海なのか山なのかどこへ行くべか?と考えて、今回は湖にしてみました。支笏湖、洞爺湖の二連発。このあたりは温泉もあるしね…ってことで選んだのが大失敗!しばらく温泉など行ってなかったので舞い上がって、何も考えていませんでした。脱衣所でハタと気づいたって、時すでに遅し。そう、俺のケツには競パン跡が…。やばっ!普段なら前だけ隠して入る浴室も、今回ばかりはいちいちタオルを腰に巻いてウロウロ。しかし風呂に入る時や上がる時、体を洗う時はさすがにタオルは外すわけで…参りました。
風呂につかりながら他人のケツを眺めていても、競パン跡のあるヤツなんていません。まったくナンなんでしょうね、競パン跡。ゲイの証である入墨のようなものか。
競パン跡をお持ちの諸兄は、温泉や風呂でいかに対処されてます?

美しきかな「羊蹄山」
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