12月某日「大晦日に」 
 大晦日になりました。「一年が過ぎるのはホントに早い」なんてもう何百回と口にしていますが、この日に思うのはこの一言に尽きてしまいます。年々、新しい年を迎える喜びなどどこかに飛んでいて、どちらかというと焦燥感ばかりを感じてしまい、どうもイケてません。
 さて、俺のこの1年は人の出入りが激しくまさしく悲喜こもごもの年でした。仲の良い友達が続けて遠くに引っ越していったり、しかしその一方で新しい出会いがあったり。俺自身はいつも同じ場所に立っているのに周りの風景がどんどん変わっていく…と、そんな感じでしょうか。まもなく訪れる2005年はどんな一年になるのでしょうか。

 ここを見て下さっている皆さん、今年も一年間お世話になりました。いろんな形で応援してくださった方、ありがとうございました。皆さんにとって、2005年が良き1年となりますよう、大阪の空の下で静かに願っております。

                           

12月某日「FOMAにしました」 
 やっと携帯を変えました。変えて何が嬉しいって、裏蓋が勝手に取れないこと。これで
もう裏蓋を気にしながら電話をしなくていいだなんて…夢のようだ!(笑)
 それにしてもほとんど勢いで買いました。最近BBSで書いた気もしますが、俺は機械モノは好きなんだけど、携帯だけはテリトリー外。何が何やらさっぱり。購入時にチェックする項目が「重さ」と「連続待受け時間&通話時間」だけっちゅーのもイマドキどうよ?…でしょ。後は液晶画面がキレイで見やすいならってくらいで。
 で、ヤングメンのアドバイスなども参考に、どうせ機種変更するなら最新モデルをということで、先週発売したばかりのFOMA901シリーズにしてみました。どんな機能が付いててどれを使うかはこれから解明していくとして、とりあえず液晶の美しさと通話時の音のクリアさは感嘆モノですな。以前の携帯は画像とかを送ってもらっても亡霊のようにしか表現されなくて、カワイコちゃんの顔画像もおティンプォも雰囲気だけ見られる程度。
でもこれからは…と考えると、楽しくってしかたありません。俺の携帯アドレスを知っている人はジュルっと来るようなグルメな画像を送って下さいね(笑)。

 全然話は変わりますが、東京ミレナリオに行って来ました(↓)。感想は「神戸のルミナリエの縮小版?」。公式HPを見ていると、東京ミレナリオは年々ショボくなってるような気がするのですが、どうなんでしょう?今年初めて見ましたが、とりあえず今年の作品は妙に安っぽい印象を受けましたぞ。

                   

12月某日「クリスマスイブは」 
 クリスマスなんておととい来やがれ!と、まぁ、毎年そうやって毒づいてるわけですが、今年はそんな俺にも楽しいクリスマス・イブ♪取引先で最近仲の良い坊ちゃんと、ふたりっきりでランチをしたのでした。この坊ちゃん、とにかく明るくてさわやか。いつも屈託のない笑顔がキラキラしている。なんと言うか、見ているだけでたまらんものがあります(笑)。ちなみに彼女はナシ。『カッコイイのに女っ気ゼロとはもしや…』などと、軽〜い妄想やら希望的観測やらが入り乱れて、なんとランチタイムに2時間半も使ってしまいました(笑)。
 今年中に会うのはこの日が最後だったんですが、別れ際に「今年は西園寺さんに仲良くしてもらえたのがイチバンのラッキーでした」って、アンタ…。そんなこと言われりゃ俺も調子こいて「じゃあ来年はもっと仲良くしましょう」なんて言うと、「マジっすか?やったぁー!」。…嗚呼!脳天直撃!今さら品物では満たされない俺ですが、こういう言葉攻めには弱い。もうそれだけで幸福感あふれるクリスマス・イブとなったのでした。バカ過ぎ。

                           

12月某日「青いクリスマス」 
 トップページでいつまで「3rd anniversary」などと出しとんねん?!…と。ある人からの突っ込みがなければ、4周年になってもあのままだったかも(笑)。すっかり忘れておりました。
 そんなわけで「じゃあ、今度はどうしようかなぁー」と考えた挙句、時期も時期だけにクリスマス仕様にしてみました。テーマは南欧などにありそうなプレート(タイル?←名前は知らん)。あくまで雰囲気だけですが。とりあえず今年は“ブルー・クリスマス”が流行でしょ?俺もそこからのスタートで、とにかく青色でクリスマスを表現してみようと思ったわけです。今更ここで話題にするほどでもない青色発光ダイオードですが、それをホームページに取り入れるってことはあり得ない話。でもイマジネーションはそこからめぐり巡って、あのトップページも完成したというわけです。

そんなわけで、中村教授、ありがとう。…なんのこっちゃ?!


                
                     ↑青のイメージ。ただそれだけ。

12月某日「羽田空港とオッサン」 
 羽田空港に新しいターミナル・ビルが完成して、モノレールの駅もひとつ増えました。日本航空に乗る場合、降りる駅は終点じゃない。ひとつ前の「第1ターミナル駅」。寝過ごしたらえらいこっちゃ…と思った矢先、気づいたら終点の「第2ターミナル駅」でした。わかりやすい間違いを率先してやっちゃうのって、得意です(笑)。

 さて、先日は天候不良のため羽田空港のダイヤが乱れに乱れた日がありました。いつもなら静かな夜遅くの空港に、あふれかえる人。「使用機材の到着遅れ」だとかで、どの方面行きに関わらず搭乗口や登場時刻変更のアナウンス乱発。客も職員も何がなんだか。俺の乗る大阪便も2回搭乗口が変わるアナウンスの後、結局最初の搭乗口に落ち着くも、電光表示板は「沖縄行き」。なんじゃ、そりゃ?!

大阪の客は俺も含め、こういう事態にいちいち突っ込む。ていうか、いちいち盛り上がる。
「おまえ、これに乗ったらどこに連れて行かれるかわかれへんど〜」
「万景峰号とちゃうっちゅーねん」
「どうせやったらハワイでも連れて行け」
…と、会話していたオッサン・チーム、なかなかナイスでした。
またその内のひとりは、小娘職員に
「コレ、北朝鮮に行くんちゃうやろなー」と聞く始末。オッサン、ナイス×2☆
しかし聞かれた小娘職員も涼しい笑顔でひとこと。
「参りません」
小娘職員、ナイス×5♪
すると、オッサンの嫁と見られるオバハンが現れて
「アンタ、ほんま恥ずかしいねん。北朝鮮行きに、この人だけ乗せたって」
またまた現れた別のオバハン、
「せやせや、ほんでウチらは韓国行くわ。冬ソナ行ってくるし」
…『冬ソナ行く』って日本語、おかしかないか?と突っ込む間もなく、全然別グループの
ババァが突然沸いて出てきて、職員にひとこと。
「こんなんで、わたし12時までに家に帰れますやろか?」
このザックリ度満点の質問に、さすがの小娘も一瞬たじろいで
「…ご、ご自宅の場所によるかと思います」
そりゃ、そーだ。

最悪なことに席が近かったオッサン・チーム。搭乗してからも、いい味出しまくり。
「この飛行機は出発準備をすべて整えましたが、搭乗予定のお客様10名をお待ちしています。お急ぎのところ申し訳ありませんが…」のアナウンスに
「さっき死んどったでー。待っても来ぇへんでー」やて。
オッサン、今年のツッコミ大賞決定!(笑)

 関西弁をたくさん乗せた飛行機は20分ほど遅れて羽田を出発。浜松上空を通過する頃には、オッサン・サウンドもすっかりフェード・アウト。俺はといえば、先ほどまでのオッサン会話集に思い出し笑いを禁じえず、一睡も出来ないまま大阪に到着したのでした。


                    
                   


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