日本ではゴールデンウィークのたけなわの5月6日、7日にニューマッケット競馬場において
欧州クラシック第1弾の1000、2000ギニーが行われます。
昨年はスタンドの改修のため本来のローリーマイルコースを使用できず、ジュライコースを使用しました。
今年は従来通りのコースで行われます。
尚、このレースは芝の直線マイルコースで行われます。
さて、6日に行われる2000ギニーは4歳牡馬によるクラシックレースです。これを模したのが日本の皐月賞です。

2000ギニー戦線は・・・
G1デューハーストSの勝ち馬で昨年度の欧州レイティングで120ポイントを得たディスタントミュージックが
昨年から一番人気の座を守っていたが、今季初戦のG3グリーナムSで2着に敗れました。
そこでというか、昨年のレイティングで同評価をえていたジャイアンツコーズウェイが本命に浮上しました。
同馬は3歳時はG1サラマンドル賞など3戦3勝。今年初戦のG3グラッドネスSで古馬(!!)を撃破し、4戦全勝で本番に向かいます。
有力2頭を追っているのはグリーナムSでディスタントミュージックを敗った道悪の鬼バラシアゲスト。
類い希なるスピード馬のバーンスタイン。
3戦全勝のモナシーマウンテン。
2000ギニーに強いR..ハノン厩舎のケープタウン。
ティーム・ゴドルフィンからは、選抜レースに勝ったファスが出走します。(^^


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5月7日に行われる1000ギニーSは、G3ネルグウィンSを圧勝したペトルーシェカとティーム・ゴドルフィンが送り出すビンタルリーフ。
彼女はG1フィリーズマイルS勝ち馬のテジアーノを寄せ付けなかったらしいです。(^^ゞ
また、過去6度、1000ギニーを制覇しているH.セシル厩舎のハイウォルデンや98年の2000ギニー馬キングオブキングスの全妹の
アミシスト、ジェイドロバリーの半妹イングリング当たりが有力視されています。

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**1000ギニーはともかく、2000ギニーにおいては4歳初出走馬の勝率が非常に高くなっています。
トライアルレースの結果はあまり当てにはなりません。
それと、独自に非公式のトライアルレースなどを施行し各国のクラシックレースに所有馬を送り出すという手段を手に入れた
ティーム・ゴドルフィンの成果も気になります。
尚、2000ギニーが行われる6日にはアメリカでケンタッキーダービーも行われるため同時優勝の可能性もあります。