野間秀樹論文著作目録:朝鮮言語学

●野間 秀樹 主要研究論文および著作一覧

노마 히데키 주요 연구논문 및 저작 일람

20 May 2010

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▼『韓国語 語彙と文法の相関構造』(ソウル:太学社.2002年) (韓国語で執筆)

  ←『길 朝鮮語への道』(有明学術出版社.1988年)

 

      habakan  




▲主な著書.①『暮らしの単語集 韓国語』ナツメ社.1999年.②『至福の朝鮮語』(朝日出版社.2000年)
③『ぷち韓国語』(朝日出版社.2004年).④『Viva! 中級韓国語』(朝日出版社.2004年)
⑤『絶妙のハングル』(日本放送出版協会.2007年).⑥『Campus Corean はばたけ!韓国語』(朝日出版社.2007年)
⑦『新・至福の朝鮮語』(朝日出版社.2007年) ⑧『ニューエクスプレス韓国語』(白水社.2007年)
⑨『韓国語教育論講座第1巻,第4巻』(くろしお出版.2007-2008年)

⑩『ハングルの誕生--音(おん)から文字を創る』(平凡社.2010年)
11)『きらきら韓国語』(同学社.2010年)

*このページのハングル転写は基本的に河野六郎先生の方式による(『河野六郎著作集』第1巻pp.96-97,平凡社,1979年)

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CONTENTS
【研究論文要旨】 

*PDFファイルを保存するには,赤字の「download」を右クリックして「対象をファイルに保存」.そのまま開いて読むには単に左クリック.ただしAdobe Acrobat Readerが必要です.
(1) 「<hageissda>の研究――現代朝鮮語の用言のmood形式をめぐって」 download 2.67MB PDF
(2) 「<harges'ida>の研究――再び現代朝鮮語の用言のmood形式をめぐって」 download 2.72MB PDF
(3) 「現代朝鮮語の名詞分類――語彙論・文法論のために」 download 2.10MB PDF
(4) (5) 「朝鮮語のオノマトペ」 download (4) 935KB, download (5) 740KB PDF
(6) 「現代朝鮮語の対格と動詞の統辞論」 download 4.69MB PDF
(7) ‘現代韓國語'yi 接續形 <-daga>'ei 對ha'ie――aspect・taxis・動詞分類――’
(8) 「現代朝鮮語の語彙分類の方法」
(9) ‘baramjighan hangug'e giojairan? -- 'irbon'ehoaja'yi gieng'u’
     (望ましき朝鮮語教材とは?――日本語話者の場合) 【WEB上で読む】
(10) ‘hangug'e munjang'yi gieicynggujo'’ (朝鮮語の文の階層構造)
(11) ‘hiendai hangug'e'yi dai'ubeb ceigiei’(現代朝鮮語の待遇法体系)
(12)  ‘1980niendai 'ihu 'irbon'eise'yi hiendaihangug'e munbebron, 'ehuiron 'iengu :
      'en'esasirju'yi'yi jengai’
     (1980年代以降の日本における現代朝鮮語文法論・語彙論研究
      ――言語事実主義の展開)
(13) 「朝鮮語と日本語の連体修飾節(冠形節)構造」
(14) 「朝鮮語の文の構造について」
(
15) ‘hangug'e mo'ehwaja'yi 'irbon'e pici'agseinty gio'iug'ur 'uiha'ie’
(韓国語母語話者の日本語ピッチアクセント教育のために)

(16) ‘irbon'eguen hangug'e giosa'yi gibonjogen’ (日本語圏韓国語教師の基本条件)

(17) ‘hangug'e dan'egierhabron'yi siahoaryr uiha'ie’(韓国語単語結合論の深化のために) download 1.18MB PDF

(18) ‘hagnue'e bunbebgio'iug'yi sairoun jengairyr 'uigk'ie’ (韓国語文法教育の新たな展開のために)

(19) ‘irbon'e mo'ehwaja hagsybjaryr 'uihan hangug'e gico gagsyb'ehui senjeng'goa jeisi bangbeb’

      (日本語母語話者学習者のための韓国語基礎学習語彙選定と提示方法)
(20) ‘irbon daihag daihaguen'yi hangug'e gioiug’ (日本の大学の大学院における韓国語教育)

(21) 「朝鮮語母語話者の日本語ピッチアクセント教育のために」

(22) When Words Form Sentences; Linguistic Field Theory: From Morphology through Morpho-Syntax to Supra-Morpho-Syntax. "Corpus-Based Approaches to Sentence Structures." Usage-Based Linguistic Informatics 2. Edited by Toshihiro Takagaki, Susumu Zaima, Yoichiro Tsuruga, Francisco Moreno-Fernández and Yuji Kawaguchi. pp.51-75. John Benjamins. 2005.

 

 

(23) 「韓国と日本の韓国語研究--現代韓国語の文法研究を中心に--」『日本語学』2005年7月号.vol.24. no.8. pp.16-31. 東京:明治書院

(24) nakajima(中島仁)と共著.‘'irbon'e hangug'e gio'iug'(日本の韓国語教育) "hangug'e gio'iugron3"(韓国語教育論3). gugjeihangug'egio'iughaghoi編.pp.195-221. Seoul:hangugmunhoasa

(25) nakajima(中島仁)と共著.‘'irbon'e hangug'e giojai'(日本の韓国語教材) "hangug'e gio'iugron1"(韓国語教育論1). gugjeihangug'egio'iughaghoi編.pp.263-298. Seoul:hangugmunhoasa

(26)  'dan'ega munjang'i doir ddai: 'en'ejang 'iron -- hiengtairon'eise tongsaron'yro, gyrigo cohiengtaitongsaron'yro. (単語が文となるとき:言語場理論--形態論から統辞論へ,そして超形態統辞論へ)"Whither Morphology in the New Millennium? 21seigi hiengtairon 'ediro ganynga" (『21世紀形態論いずこへ』)pp.89-121. ed. Youn-Kun Ko, et al.  Seoul: Pagijong Press. 2006年4月25日. 

(27) 'hiendaihangug'e 'iong'en'yi bunsegjeg'in hiengtai'ei daihaie'(現代韓国語の用言の分析的な形について) "Whither Morphology in the New Millennium? 21seigi hiengtairon 'ediro ganynga"(『21世紀形態論いずこへ』) pp.297-318. ed. Youn-Kun Ko, et al.  Seoul: Pagijong Press. 2006年4月25日.

(28) Kim Jina(金珍娥)と共著.「NHK(日本放送協会)テレビジョン教育放送による韓国語教育」(原題は韓国語)『韓国語教育』(原題は韓国語)第17巻 2号.pp.95-134. 2006年8月1日発行.ソウル:国際韓国語教育学会.

download 3.34MB PDF
(29) 「現代朝鮮語の丁寧化のマーカー-yo/-iyoについて」『朝鮮学報』第199輯・200輯合併号.pp.37-81.2006年7月.天理:朝鮮学会.
download 1.50MB PDF
(30)「試論:ことばを学ぶ根拠はどこに在るのか--韓国語教育の視座--」『韓国語教育論講座第1巻』野間秀樹編著.pp.1-50.2007年4月25日発行.東京:くろしお出版
(31)中島仁と共著.「日本における韓国語教育の歴史」『韓国語教育論講座第1巻』野間秀樹編著.pp.69-93.2007年4月25日発行.東京:くろしお出版
(32)「音声学からの接近」『韓国語教育論講座第1巻』野間秀樹編著.pp.221-255.2007年4月25日発行.東京:くろしお出版
(33)「音韻論からの接近」『韓国語教育論講座第1巻』野間秀樹編著.pp.257-277.2007年4月25日発行.東京:くろしお出版
(34)「形態音韻論からの接近」『韓国語教育論講座第1巻』野間秀樹編著.pp.279-329.2007年4月25日発行.東京:くろしお出版
(35)「動詞をめぐって」『韓国語教育論講座第1巻』野間秀樹編著.pp.489-520.2007年4月25日発行.東京:くろしお出版
(36)「言語存在論試考序説 I--言語はいかに在るか--」『韓国語教育論講座第4巻』野間秀樹編著.pp.321-353.2008年1月25日発行.東京:くろしお出版
(37)「言語存在論試考序説 II--言語を考えるために--」『韓国語教育論講座第4巻』野間秀樹編著.pp.355-400.2008年1月25日発行.東京:くろしお出版
(38)「韓国語学のための文献解題--現代韓国語を見据える--」『韓国語教育論講座第4巻』野間秀樹編著.pp.515-534.2008年1月25日発行.東京:くろしお出版
(39)「音と意味の間に」.『國文學』2008年10月号.第53巻14号.pp.58-69. 東京:學燈社
download 1.12MB PDF

(40)「現代朝鮮語研究の新たなる視座:〈言語はいかに在るか〉という問いから--言語研究と言語教育のために--」.第59回朝鮮学会大会公開講演.2007-2009年度科学研究費補助金基盤研究(C)報告書.pp.1-133.
(41)「朝鮮語の教科書が目指すもの」.『外国語教育研究』.第11号.2008年11月1日.pp.129-151.東京:外国語教育学会
download
(42)노마 히데키 [野間秀樹]:‘대우표현과 대우법 -- 몇 가지 시각’ [待遇表現と待遇法]. pp.53-84. “한국어 교육과 경어법”. 제4회 배재대학교 한국어교육 국제학술대회, 2008 일한 한국어교육 국제학술대회 -- 가시와대회. 발표 자료집. 대전: 배재대학교 한국어교육원, 가시와: 레이타쿠대학
(43)노마 히데키 [野間秀樹]:‘언어를 배우는 <근거>는 어디에 있는가 -- 한국어 교육의 시점 --’. “한글”. 282호. 2008년 겨울치. 한글 학회 창립 100돌 기념 특집. 2008년 12월 30일. pp.235-276. 서울: 한글 학회
(44)「ハングル--正音エクリチュール革命」.『國文學』2009年2月号.第54巻2号.2009年2月10日.pp.46-55.東京:學燈社.
(45) 「現代朝鮮語研究の新たなる視座:言語はいかに在るかという問いから--言語研究と言語教育のために」『朝鮮学報』第212輯.pp.1-66.2009年7月.天理:朝鮮学会.
(46) 「引用論小考」『朝鮮半島のことばと社会ーー油谷幸利先生還暦記念論文集』油谷幸利先生還暦記念論文集刊行委員会編.2009年11月.明石書店

 

【編著書】==========================================


(1) 『朝鮮語を学ぼう』 1987年.菅野裕臣他と共著.
(2) 『朝鮮語への道』 1988年4月20日.有明学術出版社.全244頁.
(4) 『コスモス朝和辞典』 菅野裕臣他と共編.  1988
(7) 『朝鮮語分類基礎語彙集』 1998年.東京外国語大学朝鮮語学研究室.
(8) 『暮らしの単語集 韓国語』 1999年6月18日.ナツメ社.全416頁.
(9) 『至福の朝鮮語』 2000年.朝日出版社.

(10) 『hangug'e 'ehui'oa munbeb'yi sanggoangujo 한국어 어휘와 문법의 상관구조』

(韓国語 語彙と文法の相関構造).2002年2月15日.ソウル:太学社.全445頁.韓国語で執筆.
(11) 『ハングル学習の手引き』 2002年.油谷幸利他と共著.
(12)『ぷち韓国語』 2004年7月20日.朝日出版社.全283頁.村田寛・金珍娥と共著. 2004

(14)『Viva! 中級韓国語』2004年10月1日.朝日出版社.全323頁. 金珍娥と共著.
(15)『入門を終えたら 直訳を超える! 絶妙のハングル』2007年2月15日.日本放送出版協会.全192頁.
(16) 『Campus Corean はばたけ!韓国語』 2007年4月1日.朝日出版社.全215頁.
(17)『新・至福の朝鮮語』 2007年5月1日初版.2007年10月10日第2版.東京:朝日出版社.全297頁.
(18)『韓国語教育論講座 第1巻』2007年4月25日.東京:くろしお出版.編著.全727頁.
(19)『ニューエクスプレス韓国語』 2007年11月30日.東京:白水社.金珍娥と共著.全160頁.
(20)『韓国語教育論講座 第4巻』2008年1月25日.東京:くろしお出版.編著.全817頁.
(21)『Campus Corean はばたけ!韓国語 第2版』.村田寛・金珍娥と共著.2008年3月10日.東京:朝日出版社.全232頁.
(22)『アンコール アンニョンハシムニカ ハングル講座 応用編』.pp.141-299.キム・トンハンと共著.東京:日本放送出版協会.全299頁、うちpp.141-299を執筆.
(23)『ハングルの誕生--音(おん)から文字を創る』平凡社新書 523.2010年5月14日.東京:平凡社.全369頁.
(24)『きらきら韓国語』2010年6月30日.東京:同学社.金珍娥・中島仁・須賀井義教と共著.全237頁.

 

●2012年 近刊

『韓国語教育論講座 第2巻』
(単編.共著)第1巻2007年4月,第4巻2008年1月既刊.以降順次刊行予定.東京:くろしお出版

 

      habakan 

 

【その他】
 『世界の言語ガイドブック』
翻訳 『韓国語と日本語のあいだ』(宋敏著)

NHKラジオアンニョンハシムニカハングル講座応用編2004年7月-9月

‘Korean’ Encyclopedia of Linguistics. Ed. Philipp Strazny. New York: Fitzroy Dearborn,

        2005. 2 volumes. (ISBN: 1-57958-391-1.)

http://www.routledge.com/books/details/9781579583910/

【監修書・監訳書】==========================================

11)(翻訳校閲) 『外国人児童生徒のための日本語指導:第5分冊

      --韓国語(朝鮮語)版 文法説明』
         東京外国語大学留学生日本語教育センター編 翻訳:宋美玲
         2001年3月30日発行 総124頁

15) (翻訳監修)東京外国語大学留学生日本語教育センター編著
  『実力日本語 単語・文法解説書』 (上)韓先熙 訳 (下)金恩愛 訳
   発行:アルク.発売:凡人社 2001年10月1日発行 (総231頁)
  (上)ISBN4-89358-477-4 \1,800 (下)ISBN4-89358-488-X \2,800

17) (監修.共監修者ユン・ソナ)『イージーハングル』 学習研究社発行.

      2002年9月18日.ISBN4-05-401810-6.

18)(監修)『韓国語アップグレード もぎたてのソウルマル』中西恭子著.

          明石書店.2004年2月.ISBN4750318663

19) (監修)『朝鮮半島の文字「ハングル」と言葉』「世界の文字と言葉入門」シリーズ.

          こどもくらぶ著. 小峰書店.2004年4月.ISBN 433819703X

 

 

20) (監修)  『韓国語文法辞典』 白峰子著.大井秀明訳.東京:三修社.

   2004年9月10日発行.ISBN4-384-00224-6  総537頁.

21) (監修)『NHKテレビ アンニョンハシムニカ ハングル講座』金珍娥著.

   放送:NHK教育テレビ2005年4月-2006年3月.テキスト:東京:NHK出版.
22) (監修)『韓国語 用言 活用と用例』 金美仙(きむ・みそん)著.
   三修社.ISBN978-4-384-05459-0
   2006年11月20日刊.2007年3月20日第2刷刊.
   A5判.242ページ.2500円.

 

【研究発表】

【研究論文】 ==========================================

1) 「<hageissda>の研究――現代朝鮮語の用言のmood形式をめぐって」
『朝鮮学報』129輯 pp.1-73(総73頁)  朝鮮学会1988年10月

*現代朝鮮語の用言接尾辞-geiss-の用法と,-geiss-を持つ諸形式が実現する意味を実証的に記述した.先行諸研究を意志=推量論争として総括し,その矛盾を止揚するためには,moodとmodalityの区別が不可欠であり,モダリティ論においては,対事態モダリティ(matter-oritented modality)と対聞き手モダリティ(hearer-oriented modality)の区別が必要であることを述べた.総じて,1) <hageissda>は,話者を顕在化させ,話者の主観的な考えとして事態を述べる形式である.今にも何々しそうだという切迫した性格を「将然」と名づけるなら,2) <hageissda>は,事態を,切迫した,将然的なものとして述べる形式である.こうした2つの性質から見るとき,<hageissda>は一元的に把握することができる.即ち,<hageissda>は,事態の将然性を認定する話者の主観的な判断を,発話の現場に関心を置いて述べるmood形式である.これを将然判断(judgement-of-imminency)と呼ぶ.これに対し,「既にそうなっている/既にそうである」ことを明らかな形で断言する<handa>は,既然確言(declaration-of-occurrence),「おそらくそうだろう」と推し量る<har ges'ida>は,蓋然推量(conjecture-of-probability)と呼びうる.

2) 「<harges'ida>の研究――再び現代朝鮮語の用言のmood形式をめぐって」
『朝鮮学報』134輯 pp.1-64(総64頁)  朝鮮学会1990年1月

* 現代朝鮮語の分析的な用言形式<-r ges'ida>の意味と用法を記述した.<harges'ida>は,話し手の想像の中で紡ぎ出された状況をもとになされる推量が支配的な用法である.とりわけ,<何々すれば何々するだろう>,<何々ならば何々だろう>という発話は<harges'ida>の典型である.このことは接続形<-mien>との共起率や副詞<ama>(おそらく)との共起率の高さに現れている.事態の主体は,聞き手のものが極めて少なく,第三者のものが非常に多い.話し手が主体の文が多い<hageissda>と対照的である.<hageissda>との言い換えの可否についても調査した.総じて,今・ここの発話の現場にいない主体の姿を対象化し,想像を展開させながら推し量って述べるという対事態モダリティにおける働きにおいて,全ての<harges'ida>は一貫している.主体に関する非現場的事態を推し量って述べる推量のmood,これが<蓋然推量>と呼びうる<harges'ida>のmoodである.

3) 「現代朝鮮語の名詞分類――語彙論・文法論のために」
『朝鮮学報』135輯 pp.1-59(総59頁)  朝鮮学会1990年4月

*現代朝鮮語の名詞の語彙的=文法的分類を試みた.語彙論の基礎は単語であること,単語は意味を持つのではなく,意味ととなるのだということ,単語は言語的な場のうちにあること,言語の記述は確率=蓋然性に帰するということ,一つの単語は意味によって分解せず,一つの単語全体として扱うことを述べたのち,1)格語尾や接尾辞などの文法的な諸要素のつきかた,2)名数詞(類別詞)のつきかた,この2つを分類の条件とし,これに語彙的な意味を考慮して名詞を分類した.完全名詞と不完全名詞に分けたのち,不完全名詞は第一群,第二群,第三群の三つに分類した.完全名詞は活動体名詞と不活動体名詞,あるいは可算名詞と不可算名詞に分類できることを述べた.完全名詞は, 可算名詞である,動物名詞,人間名詞,団体名詞,場所名詞,具体名詞,事柄名詞と,不可算名詞である,位置名詞,時間名詞,数量名詞,物質名詞,抽象名詞,性質名詞,活動名詞,営為名詞,形容名詞に分類した.

4) 「朝鮮語のオノマトペ
 ――擬声擬態語の境界画定、音と形式、音と意味について――」
『学習院大学言語共同研究所紀要』第13号(1990) pp.24-47(総24頁)
学習院大学言語共同研究所  1991年7月
*朝鮮語の擬声擬態語に関する諸問題を概観する.擬声擬態語の境界画定,音象徴語,擬声擬態語に準ずる漢字語,語彙数,音の構成,音節構造の型,母音調和,母音および子音の交替と意味の関係,音節末音法則などについて述べる.

5) 「朝鮮語のオノマトペ
――擬声擬態語と派生・単語結合・シンタックス・テクストについて――」
『学習院大学言語共同研究所紀要』第14号(1991) pp.75-88(総14頁)
学習院大学言語共同研究所  1992年7月
*擬声擬態語における派生の型,擬声擬態語の単語結合とシンタックス,テクストにおける擬声擬態語の使用頻度の問題などを論じた.

6) 「現代朝鮮語の対格と動詞の統辞論」
 『言語研究Ⅲ』 pp.77-168(総92頁)  東京外国語大学語学研究所  1993年3月

 *現代朝鮮語の対格を受け持つ-ryr/-'yr(…を)の現れる文の統辞論的,単語結合論的な分析を行う.小説及び手記より収集した3044例を対象とし,次の観点から定性的,定量的分析を行った.1)主体と主語の問題.主語の位置,主語の名詞が活動体か不活動体か.主語の語尾は-nyn/-ynか-ga/-iか.2)-ryr/-'yr格で現れる体言の問題.体言の出現頻度,体言分類,体言を修飾する連体修飾成分の有無.3)-ryr/-'yr格を持つ用言の問題.特に用言と体言範疇の分布.用言のない文の問題.4)-ryr/-'yr格と用言の間に現れる要素の問題.この<間の要素>のうち,最も頻度が高い副詞類と体言類別の構文の検討.5)他の格との共起の問題.格と体言範疇との関係.6)他の格と共起しない文の問題.共起しやすい動詞と共起しにくい動詞の問題.
  以上の分析を通して,対格と動詞の単語結合の型の類型化も試みる.-ryr/-'yr格と他動詞との結合は,1)客体的な対象への作用,2)客体的対象への主体内的な作用,3)主体への再帰的な作用,4)客体的な対象からの主体への作用,5)状況的な対象へのかかわり,以上の5つを現す型に分類しうる.付与動詞,従事動詞,操作動詞等々,更に細分化した.他動詞との結合は, -ryr/-'yr格の名詞の範疇と密接な関係を維持しながら他動性が強いものから弱いものまで連なっている.

7) ‘現代韓國語'yi 接續形 <-daga>'ei 對ha'ie――aspect・taxis・動詞分類――’
 (現代朝鮮語の接続形<-daga>について――aspect・taxis・動詞分類――)
『朝鮮学報』149輯 pp.1-62(総62頁)  朝鮮学会  1993年10月

*用言の接続形<-daga>(…していて,…している途中で)を持つ構文を,とりわけ用言のアスペクト,タクシス,用言分類との関連から分析する.用言語尾には,<-daga>や,-a/e-daga>などの,一般にとりうる語彙の制約の強い強語彙制約性語尾と,<-go>や<-jiman>など,制約の弱い弱語彙制約性語尾があり,強語彙制約性語尾によって用言を分類することが可能である. <-daga>をとる用言を<hadaga用言>,とりえないか若しくはとる確率が極めて低い用言を<非hadaga用言>と名づける.<-a/e-daga>は語彙制約性が著しく強い語尾で,一部の非与格他動詞に限られる.<hadaga用言>は,ほとんどがアスペクト形<-go issda>をとりうる動詞であり,逆に,<非hadaga用言>は,<-go issda>をとりえないものが多い.特に単一主語の場合には<-go issda>をとりえない無局面動詞がほとんどである.このほか,アスペクト論,連体形(冠形詞形)語尾<-den>との関連について述べた.

8) 「現代朝鮮語の語彙分類の方法」
 『言語研究Ⅳ』 pp.45-68(総24頁)  東京外国語大学  1994年3月

現代朝鮮語の語彙分類の方法について概観し,とりわけ体言分類,用言分類を中心に,既存の語彙分類の試みを論ずる.

9) ‘baramjighan hangug'e giojairan? -- 'irbon'ehoaja'yi gieng'u’
  (望ましき朝鮮語教材とは?――日本語話者の場合)
 『語学研究所論集』第1号 pp.51-81 (総31頁)
     東京外国語大学語学研究所 1996年3月

*日本語母語話者にとっての朝鮮語教材として,いかなるものが望ましいかを論ずる.①学習者の母語,学習目的,学習内容別の教材の諸問題,②学習段階=到達度,規則化,段階的提示の関わり,書き言葉と話し言葉,用言の活用,初級で学ぶべき文法項目,語彙と辞書の問題,例文の<自然さ>の問題などを中心とする教材の内容に関する諸問題,③教材の形式もまた内容の一部であるという立場から形式に関する諸問題とその重要性を検討した.

10) ‘hangug'e munjang'yi gieicynggujo’ (朝鮮語の文の階層構造)
   “'en'ehag”(言語学) pp.133-180 (総48頁)  ソウル:韓国言語学会
     1996年12月

*朝鮮語の文には命題(propotition)と法性(modality)の構造と緊密な関連を持つ階層構造が存在することを論ずる.単語や単語結合などの言語の単位と法性の問題,主語と述語,文と節の認定と種類,節の内部における文の成分の構造,従属節相互の包摂関係をめぐる階層構造,用言の総合的な形および分析的な形の相互承接における階層の問題,分析的な形の分類,階層へ入るマーカーの問題等を論ずる.

11) ‘hiendai hangug'e'yi dai'ubeb ceigiei’(現代朝鮮語の待遇法体系)
   "mar" 第21輯  pp.15-54 (総40頁)
     ソウル:延世大学校延世語学院韓国語学堂 1996年12月

     *227名の母語話者に対する言語使用のアンケート調査を実施,これを参考に現代朝鮮語における聞き手に対する言語使用が大きく変動しつつあることを考察し,待遇法の体系を論じた.既存の研究では4-5段階に見られていた現代朝鮮語の待遇法の階称は,現在は    既に敬意体と非敬意体という2つの階称への急速な両極分解の過程にあることを論じ,また書き言葉と話し言葉における待遇法体系は区別して論じるべきこと,書き言葉における<疑似会話体>の存在を論じた.

12)  ‘1980niendai 'ihu 'irbon'eise'yi hiendaihangug'e munbebron, 'ehuiron 'iengu :
   'en'esasirju'yi'yi jengai’
  (1980年代以降の日本における現代朝鮮語文法論・語彙論研究
   ――言語事実主義の展開)
  “韓国文化”18  pp.73-109 (総37頁)
    ソウル:ソウル大学校韓国文化研究所  1996年12月

     *1980年代以降の日本における,現代朝鮮語の文法論と語彙論研究の成果を詳述する.1980年代以降,日本においては文法論,語彙論が大きな進展を見せたことを見,とりわけ,言語事実に基礎を置く一連の研究の成果に着目,その方法論と意義を論ずる.研究史の形を借りつつ朝鮮語研究のありかたを考察した. Download (現在downloadはできません.なお,本稿の参考文献部分のみは,ハングルフォントがあれば朝鮮語版のサイトで読むことができます)

13) 「朝鮮語と日本語の連体修飾節(冠形節)構造」
  『朝鮮文化研究』第4号  pp.100-128 (総29頁)
    東京大学文学部朝鮮文化研究室  1997年3月

*朝鮮語の連体修飾節(韓国では一般に冠形節という)の構造をめぐるいくつかの問題を,日本語の連体修飾節の構造に照らし合わせながら論ずる.朝鮮語の連体形の諸形式の文法範疇をめぐる位置づけも試みる.連体形の<時>は主節からも発話時からも独立した設定時を持つ<浮いている時>なのであり,<独立時制>とでも呼ぶべきであると主張した.また形容詞単独の連体形も連体節と見うることなどをは

14) 「朝鮮語の文の構造について」
  『国立国語研究所報告 日本語と朝鮮語の対照研究3 日本語と朝鮮語』
  pp.103-138 (総36頁)  国立国語研究所(くろしお出版発売) 1997年6月

*朝鮮語の文の構造を,とりわけ階層構造に着目しつつ論ずる.従属節の階層構造,用言の総合的な形と分析的な形における構造等を中心に述べる.論文‘hangug'e munjang'yi gieicynggujo’ (朝鮮語の文の階層構造)と骨格は同一でありつつ,かつ互いに補い合う論点について展開した.

15)‘「hangug'e mo'ehwaja'yi 'irbon'e pici'agseinty gio'iug'ur 'wiha'ie’
 (韓国語母語話者の日本語ピッチアクセント教育のために)
 『韓日語文学論叢』 梅田博之教授古稀記念論叢刊行委員会編
 pp.651-675 (総25頁) 太学社(ソウル) 2001年4月24日

*韓国語母語話者の日本語のピッチアクセントの諸問題を論じ,その教育面,研究面の課題を提起する.韓国語の2音節語のピッチパターンを示し,韓国の語の全面的なピッチの記述が必要なこと,旧世代ソウル方言話者の<語末上昇>現象,平音・濃音・激音という子音の種類によりピッチが異なるが,それがそのまま日本語の発音に反映している現象,清音の濁音化を避けるための濃音化・激音化によるピッチの上昇現象などに言及した.とりわけ,韓国語母語話者が日本語を発音する際,韓国語のピッチをそのままのなぞり(tracing)現象に注目,音響音声学的な分析を加えた.

 

16) ‘irbon'eguen hangug'e giosa'yi gibonjogen’ (日本語圏韓国語教師の基本条件)

<<gug'egio'iug'iengu>> (国語教育研究) jei 9 jib. pp.39-67 (総29頁)

se'urdaihaggio gug'egio'iug'ienguso (ソウル大学校国語教育研究所) 2002年3月30日

ISSN1227-8823

 

*日本語圏における教育機関別の韓国語教師を類型化し,韓国語教師が備えるべき基本条件を論じた.とりわけ学習者の母語を知ることの重要性を説いた.研究志向の大学や大学院における韓国語教師の基本的な条件は,人格,学問的な業績と能力,教育的な能力,実務的な能力といった点に集約される.このうち,教育的な能力については,教師の個性,言語それ自体についての知識,文化についての知識と関心,教授法といった観点から考えることができる.学習者の母語を知るという観点からは,日本語母語話者にとって何が難しいのかを知る必要性を具体的に述べ,語彙と文法,そして文字と発音に関する誤謬の類型化を試みた.既存の研究ではあまり取り上げられなかった,日本語と韓国語の表現様相の違いについては,とりわけ注目すべきことを強調した.

 

17) ‘hangug'e dan'egierhabron'yi siahoaryr uiha'ie’(韓国語単語結合論の深化のために)

<<gug'ehag>> (国語学) jei 39 jib. pp.361-396

國語學會編. 太學社發行2002年6月30日.

 

*単語結合(連語)の概念整理と,韓国語単語結合論の深化のための論考である.文法的な分析的形式,慣用句などとの区別をはじめ,単語結合(slovosochetanie=word combination)と単語結合ではないものを峻別し,単語結合の概念を整理することから出発した.単語結合が持つ,事態の命名機能に注目するとともに,いわゆる語彙的な意味(lexical meaning)とよばれるものの大きな部分が,実は単語結合が支える意味であることを論じた.また,単語結合の階層的な位置と,単語結合は法性(modality)を持たぬことを確認した.格と単語結合との関わりについては,他動詞とryr格との結合の種類による,他動詞単語結合の分類を提起し,あわせて名詞分類がもたらす単語結合論への寄与についても論じた.また接続形(副動詞形)が実現する文法的な機能が単語結合のタイプに規定される性質が強いことや,アスペクトの動詞分類は実は単語結合を抜きにして語りえぬことを論じた.文の階層構造と単語結合との関わりも今後調査されるべきこと,対照研究における単語結合論の意義に触れ,総じて,単語が文を形成する装置としての単語結合の意義を論じた.


(18) ‘hagnue'e bunbebgio'iug'yi sairoun jengairyr 'uigk'ie’ (韓国語文法教育の新たな展開のために)

<<'oigug'erose'yl hangug'e gio'iug>> (外国語としての韓国語教育) jei 27 jib. (第27輯). pp.83-101.

'ienseidaihaggio 'en'e'iengugio'iug'uen hangug'ehagdang (延世大学校言語研究教育院韓国語学堂).

2002年12月31日.

 

(19) ‘irbon'e mo'ehwaja hagsybjaryr 'uihan hangug'e gico gagsyb'ehui senjeng'goa jeisi bangbeb’

      (日本語母語話者学習者のための韓国語基礎学習語彙選定と提示方法)

<<hangug'e  gio'iuggoa hagsyb sajen>> (韓国語教育と学習辞典) pp.133-157.

'ienseidaihaggio 'en'ejengbogaibar'iengu'uen (延世大学校言語情報開発研究院).

hangugmunhoasa (韓国文化社) 刊.2001年10月.

 

(20) ‘irbon daihag daihaguen'yi hangug'e gioiug’ (日本の大学の大学院における韓国語教育)

<<hangug'e gioiug>> jei 14 guen 2 ho. 2003年9月. pp. 83-106. gugjeihangug'egioiughaghoi (国際韓国語教育学会 IAKLE) 

 

(21) 「朝鮮語母語話者の日本語ピッチアクセント教育のために」.『韓国語母語話者の日本語音声 研究論文集』pp.57-71. 2003年3月31日.東京外国語大学外国語学部鮎澤研究室

 

(22) Noma(2005b) When Words Form Sentences; Linguistic Field Theory: From Morphology through Morpho-Syntax to Supra-Morpho-Syntax. "Corpus-Based Approaches to Sentence Structures." Usage-Based Linguistic Informatics 2. Edited by Toshihiro Takagaki, Susumu Zaima, Yoichiro Tsuruga, Francisco Moreno-Fernández and Yuji Kawaguchi. pp.51-75. John Benjamins. 2005年4月.

 

(23) 「韓国と日本の韓国語研究--現代韓国語の文法研究を中心に--」『日本語学』2005年7月号.vol.24. no.8. pp.16-31. 東京:明治書院

 

(24) nakajima(中島仁)と共著.‘'irbon'e hangug'e gio'iug'(日本の韓国語教育) "hangug'e gio'iugron1"(韓国語教育論 1). gugjeihangug'egio'iughaghoi編.pp.195-221. 2005年6月30日.Seoul:hangugmunhoasa(韓国文化社)

 

(25) nakajima(中島仁)と共著.‘'irbon'e hangug'e giojai'(日本の韓国語教材) "hangug'e gio'iugron1"(韓国語教育論 3). gugjeihangug'egio'iughaghoi編.pp.263-298.

2005年6月30日.Seoul:hangugmunhoasa(韓国文化社)

 

(26) 'dan'ega munjang'i doir ddai: 'en'ejang 'iron -- hiengtairon'eise tongsaron'yro, gyrigo cohiengtaitongsaron'yro. (単語が文となるとき:言語場理論--形態論から統辞論へ,そして超形態統辞論へ)"Whither Morphology in the New Millennium? 21seigi hiengtairon 'ediro ganynga" (『21世紀形態論,いずこへ』)pp.89-121. ed. Youn-Kun Ko, et al.  Seoul: Pagijong Press. 2006年4月25日.

 

(27) 'hiendaihangug'e 'iong'en'yi bunsegjeg'in hiengtai'ei daihaie'(現代韓国語の用言の分析的な形について) "Whither Morphology in the New Millennium? 21seigi hiengtairon 'ediro ganynga"(『21世紀形態論,いずこへ』) pp.297-318. ed. Youn-Kun Ko, et al.  Seoul: Pagijong Press. 2006年4月25日.


(28) Kim Jina(金珍娥)と共著.「NHK(日本放送協会)テレビジョン教育放送による韓国語教育」(原題は韓国語)『韓国語教育』(原題は韓国語)第17巻 2号.pp.95-134. 2006年8月1日発行.ソウル:国際韓国語教育学会.

(29) 「現代朝鮮語の丁寧化のマーカー-yo/-iyoについて」『朝鮮学報』第199輯・200輯合併号.pp.37-81.2006年7月.天理:朝鮮学会.

*本稿は,現代朝鮮語の主として話しことばに現れる-yo/-iyoの形態素とその機能について考察するものである.20歳代,30歳代,40歳代のソウル方言話者の自然会話,初対面の2名ずつによる28組,異なり人数56名の対話を調査した.実際の談話に現れる4,730の文に-yoは241例,-iyoは60例,計301例という高頻度で出現する.この集計にはhayyo体を作る-yoは含めていない.別に,インターネット上に出現する-yo/-iyoの調査も行った.
-yo/-iyoについては既存の文法研究ではほとんどとりあげられていない.かろうじて言及しているごくわずかな論考でも,形態素を-yoしか認めず,従って正書法上も常に-yoと書くべきであるという主張がほとんどであった.しかしながら,言語事実を調査するならば,この-yo/-iyoは,原則的に次のような分布を示していることがわかる:
 1) 母音でおわる単語,語尾類には-yoがつく
 2) 子音で終わる語尾類には-yoがつく
 3) 子音で終わる単語には-iyoがつく
従って形態素は-yo/-iyoを認めねばならないし,また正書法上も-yo/-iyoを認めねばならない.ただし,子音で終わる単語でも-yoがつく場合があり,これが既存の研究において-yoのみを認定する根拠となっていたものと思われる.なお,2)の場合には基本的に-yoの前に[n]の挿入が起こり,[njo]と発音される.ハングルにあっては,-jiyoを-jo,-sioを-syoと扱って発音するなど,2音節で書くものを1音節で発音することは事実上行われていても,逆に-iyoと2音節で発音されるものを-yoと1音節で表記するような習慣は存在しない.正書法上も-yo/-iyoを認めねばならない所以である.
この-yo/-iyoは,活用しない,テンスの対立を持たないなどの事実をみてもわかるように,指定詞の-itaとは全くの別物であるし,そのhayyo体でもない.-yo/-iyoはどこまでも,それを取り外しても成立する形につくものである.指定詞のhayyo体-ieyyoから-yoを取り外すと,-ieyとなり,ソウル方言では成立しない形となる.ゆえに-yo/-iyoをhayyo体の語尾と同一視するわけにはゆかない.
文の終止や一時的な中断にあたって,当該の発話を丁寧なものにするのがこの-yo/-iyoの本質的な機能である.既存の文法研究でこれだけの高頻度で出現する形態素を正面から位置づけ得ていなかったことは,既存の文法研究が実際の〈話されたことば〉を正面から見据えていなかったことの現れだとも言えよう.
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(30)「試論:ことばを学ぶ根拠はどこに在るのか--韓国語教育の視座--」『韓国語教育論講座第1巻』野間秀樹編著.pp.1-50.2007年4月25日発行.東京:くろしお出版

(31)中島仁と共著.「日本における韓国語教育の歴史」『韓国語教育論講座第1巻』野間秀樹編著.pp.69-93.2007年4月25日発行.東京:くろしお出版

(32)「音声学からの接近」『韓国語教育論講座第1巻』野間秀樹編著.pp.221-255.2007年4月25日発行.東京:くろしお出版

(33)「音韻論からの接近」『韓国語教育論講座第1巻』野間秀樹編著.pp.257-277.2007年4月25日発行.東京:くろしお出版

(34)「形態音韻論からの接近」『韓国語教育論講座第1巻』野間秀樹編著.pp.279-329.2007年4月25日発行.東京:くろしお出版

(35)「動詞をめぐって」『韓国語教育論講座第1巻』野間秀樹編著.pp.489-520.2007年4月25日発行.東京:くろしお出版

(36)「言語存在論試考序説 I--言語はいかに在るか--」『韓国語教育論講座第4巻』野間秀樹編著.pp.321-353.2008年1月25日発行.東京:くろしお出版

(37)「言語存在論試考序説 II--言語を考えるために--」『韓国語教育論講座第4巻』野間秀樹編著.pp.355-400.2008年1月25日発行.東京:くろしお出版

(38)「韓国語学のための文献解題--現代韓国語を見据える--」『韓国語教育論講座第4巻』野間秀樹編著.pp.515-534.2008年1月25日発行.東京:くろしお出版

(39)「音と意味の間に」.『國文學』2008年10月号.第53巻14号.pp.58-69. 東京:學燈社

(40)「現代朝鮮語研究の新たなる視座:〈言語はいかに在るか〉という問いから--言語研究と言語教育のために--」.第59回朝鮮学会大会公開講演.2007-2009年度科学研究費補助金基盤研究(C)報告書.pp.1-133.

(41)「朝鮮語の教科書が目指すもの」.『外国語教育研究』.第11号.2008年11月1日.pp.129-151.東京:外国語教育学会
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(42)노마 히데키 [野間秀樹]:‘대우표현과 대우법 -- 몇 가지 시각’ [待遇表現と待遇法]. pp.53-84. “한국어 교육과 경어법”. 제4회 배재대학교 한국어교육 국제학술대회, 2008 일한 한국어교육 국제학술대회 -- 가시와대회. 발표 자료집. 대전: 배재대학교 한국어교육원, 가시와: 레이타쿠대학

*本稿の目的は現代韓国語の待遇表現と待遇法をめぐる原理論を確認し,そうした原理論の上に立って,近年の諸研究の成果を見据えつつ,待遇法体系に関わる諸問題を照らし返すところにある.  原理論は,野間秀樹(2008ab)で提起した〈言語存在論〉的思考からの〈言語場〉論に立脚するものである.言語存在論とは,〈言語はいかに在るか〉という問いをめぐる思考であり,言語場論とは,〈誰が誰に向かっていかなる場で語るのか〉という問いから,言語が行われる場を見据える思考である.待遇表現と待遇法は,こうした原理論から照らし返さねばならない. 言語存在論が提起する問題のうち,何よりも言語の実現形態としての〈話されたことば〉および〈書かれたことば〉と,文体としての〈話しことば〉および〈書きことば〉との区別は決定的な意義を有する. 実際の〈話されたことば〉は韓国語の言語研究において直視されていなかった.このことは,例えば〈丁寧化のマーカー〉である-yo/-iyoが,野間秀樹(2006)に至るまで,韓国語研究においてただの一度も正面から論じられたことがなかったという事実に如実に現れている. 20歳代,30歳代,40歳代のソウル方言話者の,初対面と友人間の自由会話,28組,異なり人数56名の実際の〈話されたことば〉を調査すると,それぞれの会話の最初の5分間に現れた4,730の文のなかに,-yo/-iyoは301例という高頻度で出現する.要するに-yo/-iyoなしでは会話が成り立たないほどの,高頻度の形態なのである.もちろん,hayyo体をつくる-yoなどはこれには含まれていない.こうした圧倒的な高頻度の形態を研究が直視できていないという実情であったから,当然のことならがら,教育においても全くと言ってよいほど,丁寧化のマーカー-yo/-iyoは位置づけられていない.韓国と日本を通して,野間秀樹・金珍娥(2004,2007),野間秀樹・村田寛・金珍娥(2004,2007;2008),金珍娥(2005)などが正当に位置付けえている,数少ない教材である. 言語のありようを見るならば,〈ソウル方言〉の概念,〈標準語〉の概念の確かな把握も重要である.多くの地方語のうち,ソウルことばにのみ現れる偏差のみをソウル方言だとする誤解も払拭しなければならない.ソウルで言語形成を見た話し手のことばはすべからく〈ソウルことば〉,〈ソウル方言〉である. 社会のごく一部の階層,一部の集団や一部の話し手の関係内でのみ行われる言語は,〈社会方言〉として位置づけるべきものであり,韓国語ソウル方言の広い話し手において用いられる言語としての待遇法の体系からは除いて考えるべきである.こうした意味では,現在の〈標準語〉は,実体としては,放送などの一部の言語場でのみ用いられる,一種の社会方言である. 現在のソウル方言の〈話されたことば〉の実情としては,hao体やhaney体は既にほとんど失われつつあり,hayyo体を中心とする敬意体と,hay体を中心とする非敬意体への二極分解が完成しつつあると言える.この点は노마 히데키[野間秀樹](1996,2002)で論じたとおりの推移を見せているといえよう.hao体やhaney体といった文体は,目的意識的に作られた,小説の会話文やドラマの会話文など,〈擬似会話体〉の文体に多く用いられており,そうした〈擬似会話体〉の言語場と実際の日常における〈話されたことば〉の言語場とは,言語形式の上でもしばしば大きな違いが現れる. 実際の〈話されたことば〉から,友人間の対話に現れた用言の文末形式を調査すると,hay形が43.4%を占め,hakoやhayseなどといった接続形で終止する接続形終止が24.5%,haci形が14.2%,hanta形は5.8%であった.こうした結果からも非敬意体の基本的な文体はhay体だと言わねばならない. 非敬意体に現れるhanta形は,実は通常の平叙文ではなく,宣言や感嘆といった,話し手の特別なmoodを有するムード形式である.しばしば独特のイントネーションを見せることでもこの点が確認できる.〈話されたことば〉に現れるhanta形は,〈書かれたことば〉に現れるhanta体とは,性質を異にするものである. ことばは話し手が選択するものであるという原理は,「聞き手がこれこれの人物の場合にはこういう形式を用いる」といった解釈を許さない.待遇法とはどこまでも聞き手をそのように待遇していると聞き手にわからせるように,話し手が選択するものである. この点,直接の対話者でないにもかかわらず,言語場にあって聞き手として参与しうると話し手が判断する〈同席者〉の存在に待遇表現研究は注目せねばならない.同席者が存在する言語場の構造を〈同席構造〉と呼ぶ. 小説の会話文やドラマの会話文などの〈擬似会話体〉は,まさに小説の読み手やドラマの視聴者を〈同席者〉として位置づけることで可能となる文体である.〈擬似会話体〉は〈同席構造〉が支えているのである. 本稿で論じたいくつかの視角が様々な言語事実を照らし出してくれるのを見てもわかるように,〈誰が誰に向かっていかなる場で語るのか〉という問いから言語場を見据えることは,待遇表現と待遇法を考えるにあたって不可欠の要諦だと言わねばならない.
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(43)노마 히데키 [野間秀樹]:‘언어를 배우는 <근거>는 어디에 있는가 -- 한국어 교육의 시점 --’. “한글”. 282호. 2008년 겨울치. 한글 학회 창립 100돌 기념 특집. 2008년 12월 30일. pp.235-276. 서울: 한글 학회.

(44)「ハングル--正音エクリチュール革命」.『國文學』2009年2月号.第54巻2号.2009年2月10日.pp.46-55.東京:學燈社.

(45) 「現代朝鮮語研究の新たなる視座:言語はいかに在るかという問いから--言語研究と言語教育のために」『朝鮮学報』第212輯.pp.1-66.2009年7月.天理:朝鮮学会.

*本稿は〈言語はいかに在るか〉という問いから現代朝鮮語研究および日本語と朝鮮語の対照言語学的研究を照らさんとするものである.研究についての考察を主とするものであると同時に,朝鮮語教育,さらに言語教育の問題についても考える.ここでの議論は,基本的には,野間秀樹(2007bcde,2008abef)を骨格としている. 〈言語はいかに在るか〉という問いは,言語が具体的にいかに実践されるか,言語がどのように実現するのか,ということを見るということに他ならない.こうした問いを考える分野を,〈言語存在論〉(linguistic ontology or ontology of language)と呼ぶことにする. 言語を発するための活動や過程と,実現された言語そのものとは区別する.言語が実際に行われる場を,〈言語場〉(linguistic field)と呼ぶ.本稿は言語場における言語の実現のありようを見るという立場である.こうした言語場論(linguistic field theory)の核心は,言語を考えるにあたっては常に,〈誰が誰に向っていかなる場で語るのか〉ということを見ることに他ならない. 言語は音声によって対象化されると〈話されたことば〉(spoken language)として実現し,文字(writing system)によって対象化されると〈書かれたことば〉(written language)として実現する.〈話されたことば〉のひとまとまりは談話(discourse)であり,〈書かれたことば〉のひとまとまりはテクスト(text)と呼んで区別する.〈話されたことば〉と〈書かれたことば〉はそれぞれの言語場も異なっており,言語の現象形態(form of appearance),存在様式(mode of existence)としても決定的に異なるものである.あらゆる言語研究はこの点を見据えねばならない. 言語場において言語が実現するありようを見ると,ことばは常に一定の意味(meaning)として実現するのではなく,ことばが意味として実現したり,しなかったりすることがわかる.ことばは意味を持たない.それは意味と〈なる〉のである.言語場において意味が実現するとき,ことばは背景に退き,意味が実現しなくなるや,ことばそのものへと聞き手や読み手の関心が注がれる. 既存の多くの論考における〈ことばはなぜ通じるのか〉という問いだけでは,言語を考えるにあたっては不十分である.こうした問いは〈ことばは通じたり,通じなかったりする〉という本質を見ていないからである.言語教育はまさにこうした本質を見据えることから出発せねばならない. 本稿はこうした出発点に立って,朝鮮語研究と朝鮮語教育の様々な分野を照らすものである.そうした作業を通じて,音声学,音韻論,形態音韻論,語彙論,文法論,談話論,テクスト論といった多くの分野で,新たな視点を獲得することができる.さらに〈なぜことばを学ぶのか〉といった問いにも迫ることができよう.

(46) 「引用論小考」『朝鮮半島のことばと社会ーー油谷幸利先生還暦記念論文集』油谷幸利先生還暦記念論文集刊行委員会編.2009年11月.明石書店

【編著書】==========================================

1) 『朝鮮語を学ぼう』
   三修社  1987年10月 (菅野裕臣他と共著) 総342頁

   三修社 電話:03-3482-1631   ISBN4-384-01506-2  \3000

2) 『朝鮮語への道』
   有明学術出版社  1988年4月 (単著) 総243頁

   *朝鮮語の初級・中級の教室用教科書.(1)言語学的な基礎に基づいていること,(2)有用性の高い,表現のための教本であること,(3)どこまでも自然な朝鮮語をめざしていること,(4)辞書なしで学べるという特徴を持つ.

* 本書は,東京外国語大学生協東京大学(本郷)生協上智大学購買部で扱っていま したが,一般の書店では入手できません.有明学術出版社(現在,DTP出版と改名)へ直接お問い合わせください.価格は2572円です.

版元:DTP出版

住所:135-0016 東京都江東区東陽5-8-11

電話:03-5634-8601

FAX:03-5634-8602

 3) 『<朝鮮語への道>準拠 練習問題集』 
   アジア学生文化協会  1989年1月 (単著) 総62頁
   *絶版

4) 『コスモス朝和辞典』 
   白水社  1988年11月10日 (菅野裕臣他と共著) 総1053頁

   ISBN4-560-00096-4
   *白水社 03-291-7811(営業部),03-291-7821(編集部)

 5) 『朝鮮語初級読本』
   朝鮮語学科研究室編 東京外国語大学語学教育研究協議会
   1990年3月 (菅野裕臣他と共編)  総352頁
   *絶版

 6) 『朝鮮語文体範例読本』
   朝鮮語学科研究室編 東京外国語大学語学教育研究協議会
   1992年3月 (菅野裕臣他と共編)  総379頁
   *絶版

 7)  『朝鮮語分類基礎語彙集』
   野間秀樹編  東京外国語大学語学教育研究協議会
   1998年3月27日発行

*朝鮮語の基礎語彙5535語を,品詞と意味別に分類し,朝鮮語索引,日本語索引を付す.IPAによる発音,品詞,漢字語の漢字,頻度による最重要語791語,重要語1899語を表示.
*内部資料につき市販はしておりません.

8) 『暮らしの単語集 韓国語』
野間秀樹著 ナツメ社
 1999年6月18日発行 総416頁
 ISBN4-8163-2551-4

*朝鮮語の語彙約3600語を,品詞と意味別に分類した語彙集.必要な用例を示し,類義語の区別にも言及.IPAおよびカナによる発音を表記,漢字語には漢字も表記.重要度により4段階に表示.最重要語は440語,第二次重要語は591語,第三次重要語は1629語,その他は938語,計3598語.これ以外に補充単語を収録.日本語索引を付す.文字と発音,文法の基礎,基本表現,発音の変化の章も設ける. 
 

(9) 『至福の朝鮮語』
野間秀樹著 朝日出版社
2000年5月16日発行 総296頁
ISBN4-255-00026-3 C0087

* 朝鮮語の初級教室用教科書.独習書も兼ねる.大学生の生活を中心的な素材とする新鮮で自然な話しことばを中心に全24課で構成.<既知のことがらから未知のことがらへ>という学習単元配列を徹底し,言語学の最新の成果を盛り込みながら,辞書なしで学べるように編成.用言の活用表,教室でよく使う表現,用言の様々な形,日本語と朝鮮語の漢字音対照表,朝鮮語索引,日本語索引,事項索引,語尾などの索引を付す.発音部分やテクスト本文,教室でよく使う表現,用言の様々な形の部分を7名の母語話者が録音したCDを付す.

 

(10)  <<hangug'e 'ehui'oa munbeb'yi sanggoangujo>> (韓国語 語彙と文法の相関構造)

nomahideiki[野間秀樹]著. taihagsa (ソウル:太学社).2002年2月20日発行.総444頁.

ISBN 89-7626-742-7

 

*韓国語の語彙論と文法論を交差させ,一つの体系へ編み上げようとした試みである.(1)命題(proposition)と法性(modality)を軸として,文の構造の全体像を階層構造という観点から描こうとした,統辞論に関する論考.(2)書かれた言語と語られた言語という,言語の存在様式の根本的な差を確認しつつ,西欧の言語学では設定し得ないにもかかわらず,韓国語においては言語の根幹を成すともいうべき,待遇法の実像を確認する論考.(3)法性の重要な軸を成す叙法(mood)が,具体的な言語事実の中でふるまうありさまを,"hageissda"形を通して確認した論考.(4)接続形(副動詞形)という1つの文法形式において,アスペクトなどのいくつかの文法範疇と,用言分類などの語彙範疇が,いかなる相関関係を持つかを,"hadaga"形を通して考察した論考.(5)「単語は意味を持つのではなく,意味となるのである」という,意味論の基本的な命題を提起し,語彙=文法的な基準から名詞を分類することで,語彙論と文法論の記述の新たな水路を得んとした論考.こうした本論に,(6)韓国語教育,とりわけ教材に関する論考.(7)日本における韓国語語彙論・文法論の1980年代以降の様相を述べた論考--これらを加えた.

 

(11) 『ハングル学習の手引き』

        (ハングル能力検定試験出題基準検討委員会.

        油谷幸利,朴宰秀,野間秀樹,曺喜澈,呉文淑,金珍娥と共編著)

       2002年10月9日発行.ハングル能力検定協会発行.ISBN4-938758-90-3. 総164頁.\1905.

 

*「ハングル」能力検定試験の出題基準,語彙リスト,連語リスト,漢字表,かな文字のハングル表記を整理した学習教材.5級から準2級までに語彙,助詞と語尾,挨拶と慣用句を配分,リスト化.

 

(12) 『ぷち韓国語』

          村田寛,金珍娥と共著.2004年7月20日発行.東京:朝日出版社.

            総283頁.ISBN4-255-00286-X.

 

(13)  『NHKラジオアンニョンハシムニカハングル講座』応用編.2004年7月号.東京:日本放送出版協会.

 

(14) 『Viva! 中級韓国語』

      金珍娥と共著.2004年10月1日発行.東京:朝日出版社.

      総323頁.ISBN4-255-00289-4.

(15) 『入門を終えたら 直訳を超える! 絶妙のハングル』
   (単著) 2007年2月15日発行.東京:日本放送出版協会
   総192頁.ISBN978-4-14-039452-6.

(16)『Campus Corean はばたけ!韓国語』
   野間秀樹・村田寛・金珍娥著.2007年4月1日発行.
   東京:朝日出版社.ISBN978-4-255-55604-8
   B5判.215ページ.2色刷.CDつき.¥2400

(17)『新・至福の朝鮮語』 2007年5月1日初版.2007年10月10日第2版.東京:朝日出版社

(18)『韓国語教育論講座 第1巻』2007年4月25日.東京:くろしお出版.編著

(19)『ニューエクスプレス韓国語』 2007年11月20日.東京:白水社.金珍娥と共著

(20)『韓国語教育論講座 第4巻』2008年1月25日.東京:くろしお出版.編著

(21)『Campus Corean はばたけ!韓国語 第2版』.村田寛・金珍娥と共著.2008年3月10日.東京:朝日出版社.全232頁.

(22)『アンコール アンニョンハシムニカ ハングル講座 応用編』.pp.141-299.キム・トンハンと共著.東京:日本放送出版協会.全299頁、うちpp.141-299を執筆.

【その他】==========================================

1)  ‘'irbon'eise'yi hangug'e gio'iug’(日本における朝鮮語教育)
    “margyrsainghoar”(言語生活) 第3号 pp.160-171 (総12頁)
     ソウル:margyr社 1995年2月

2)  「朝鮮語」
   『外国語学がわかる』Aera Mook 14  pp.36-37 (総2頁)
     朝日新聞社 1996年6月

3) ‘hangug'eryr 'iarmibgei jarhanyn 'oigugsaram'yr gortangmeg'inyn
     bangbeb seser’
  (朝鮮語が憎たらしいほどに上手な外国人をぎゃふんと言わせる方法序説)
     “gieigan hangyrsarang”(季刊ハングル愛)第2号 pp.263-267 (総5頁)
     ソウル:hangyrsa  1996年10月

4)  ‘'irbon'ehoaja'yi hangug'e hagsyb'ei natananyn bar'ymsang'yi jeimunjei -phonemic unit 'oa prosody, tyghi pitch 'ei daiha'ie’
     (日本語話者の朝鮮語学習に現れる発音上の諸問題)
  “SICOPS '96 : The First Seoul International Conference
     on Phonetic Sciences”
   (第1回ソウル国際音声学学術大会) 発表要旨集 pp.268-273 (総6頁)
     ソウル:大韓音声学会 1996年10月

5) 「日本の大学における朝鮮語教育とコンピュータ」
   『コンピュータ&エデュケーション』
   vol.3 1997 コンピュータ教育利用協議会(CIEC)会誌  柏書房
    pp.56-59(総4頁)   ISBN4-7601-1564-1

6)「最もオノマトペが豊富な言語」
  『月刊言語』 1998年5月号. vol.27,No.5 pp.30-34 (総5頁) 大修館書店 ISSN 0287-1696

7)「朝鮮語(韓国語)の手紙」『郵政』 1998年7月号 郵政弘済会 p.13.
 

8) 『世界の言語ガイドブック 2 アジア・アフリカ地域』
 東京外国語大学語学研究所編 三省堂 (販売 03-3230-9421)
 1998年3月10日発行 pp.168-184
 ISBN4-385-35815-X  \2800
*「朝鮮語」の項を執筆. 朝鮮語についての概説.

9) (翻訳)宋敏著「日本語系統論について」『韓国語と日本語のあいだ』
 草風館 (03-3262-1601) 1999年12月15日発行 pp.99-116
 ISBN4-88323-113-5 \4,800

10) 「朝鮮語学ゼミ」
 『東外大ニュース』 no.103. 2000年3月24日
 p.13 (総1頁) 東京外国語大学東外大ニュース発行委員会

11)(翻訳校閲) 『外国人児童生徒のための日本語指導:第5分冊--韓国語(朝鮮語)版 文法説明』
 東京外国語大学留学生日本語教育センター編 翻訳:宋美玲
 2001年3月30日発行 総124頁

12)  「オノマトペと音象徴」
   『月刊言語』 2001年8月号. vol.30,No.9 pp.12-18 (総7頁) 大修館書店 ISSN 0287-1696

13) 「湖がパンチャクパンチャク輝いた--朝鮮語のオノマトペ」
   『月刊言語』 2001年8月号. vol.30,No.9 pp.54-55 (総2頁) 大修館書店 ISSN 0287-1696

14) 「韓国ポップスとことば」
   『月刊しにか』 2001年9月号. vol.12,No.9 pp.114-117 (総4頁) 大修館書店 ISSN 0915-7247

15) (翻訳監修)東京外国語大学留学生日本語教育センター編著
  『実力日本語 単語・文法解説書』 (上)韓先熙 訳 (下)金恩愛 訳
   発行:アルク.発売:凡人社 2001年10月1日発行 (総231頁)
  (上)ISBN4-89358-477-4 \1,800 (下)ISBN4-89358-488-X \2,800

 

16) 「5級 筆記の講評」「5級 聞き取り・書き取りの講評」

    『第18回「ハングル」能力検定試験 <3級・4級・5級> 問題と解答』 pp.130-151, pp.164-170 (総28頁).

    ハングル能力検定協会編著,発行.ISBN4-938758-89-X.

 

17) (監修)『イージーハングル』 学習研究社発行.2002年9月18日.ISBN4-05-401810-6.

 

18)  (監修)『韓国語アップグレード もぎたてのソウルマル』中西恭子著.

          明石書店.2004年2月.ISBN4750318663

 

19) (監修)『朝鮮半島の文字「ハングル」と言葉』「世界の文字と言葉入門」シリーズ.

          こどもくらぶ著. 小峰書店.2004年4月.ISBN 433819703X

 

20) (監修)  『韓国語文法辞典』 白峰子著.大井秀明訳.東京:三修社.

   2004年9月10日発行.ISBN4-384-00224-6  総537頁.

 

21)(監修)『NHKテレビ アンニョンハシムニカ ハングル講座』金珍娥著.

  放送:NHK教育テレビ2005年4月-2006年3月.テキスト:東京:NHK出版.

 

22)「まえがき」「大質問館」『NHKテレビ アンニョンハシムニカ ハングル講座』

  2005年4月号-2006年3月号.東京:NHK出版.

 

23) 「15位占める大言語,話し手は7千万人超:

          世界で息づく朝鮮語-もはや朝鮮半島だけの言葉ではない」

          『イオ』2006年3月号.p.10.東京:朝鮮新報社.

 
24)「『エスペラント日本語辞典』の快楽」『エスペラント La Revuo Orienta』東京:日本エスペラント学会
  2006年

25) 「書物をつくる--ことばを学び=教えるために」『月刊言語』2007年10月号.pp.6-7.東京:大修館書店

26)'한글 학회 창립 100돌 기념 대담' (리의도 교수와 대담) "경향신문", 2008년 8월 30일.

26)「韓国語,私の原点」『韓国語ジャーナル』2009年冬,27号.2009年1月19日.pp.16-17.東京:アルク

 

【研究発表】 (1995年以降の発表に限る)==========================================

1) 「朝鮮語の文の構造について」
     1995年12月9日 東京:国立国語研究所 公開研究発表会
2)  'Oigug'eise'yi hangughag hienhoanggoa jenmang'
(外国における朝鮮学の現況と展望)
     Jei 3 hoi Dong-Asia gugjie hagsur simpojium
     (第3回 東アジア国際学術シンポジウム)
     1996年 ソウル:プレスセンター
3)  'hangug'e munjang'yi gieicynggujo*ei daiha'ie'
  (朝鮮語の文の階層構造について)
     ソウル:韓国言語学会 夏季学術大会 1996年
4)  ''irbon'ehoaja'yi hangug'e hagsyb'ei natananyn bar'ymsang'yi jeimunjei - phonemic unit 'oa prosody, tyghi pitch 'ei daiha'ie’
(日本語話者の朝鮮語学習に現れる発音上の諸問題)
  “SICOPS '96 : The First Seoul International Conference
     on Phonetic Sciences”
   (第1回ソウル国際音声学学術大会) ソウル:大韓音声学会 1996年10月
5)  'munbeb'iengu'yi bangbeb: hiendaihangug'e munbeb'iengu'yi hiendangiei'
 (文法研究の方法:現代朝鮮語文法研究の現段階)
     ソウル:ソウル大学校韓国文化研究所 1996年12月11日
6)  'hangug'e munjang'yi gieicynggujo'oa goanhiengjergujo'
(朝鮮語の文の階層構造と冠形節構造)
     ソウル:ソウル大学校語学研究所 第149回 語学セミナー 1997年2月18日
7)  'munbeb'yi bangbeb' (文法の方法)
     大邱:嶺南大学校 民族文化研究所 1997年1月
8) 「韓国報告といくつかの発表論文について」
     第138回朝鮮語研究会 1997年9月30日 東京:神田外語学院
9) 「韓国語教育の諸問題」
     2001年3月9日 筑波大学
10) "irbon'eiseyi hangug'e gio'iug"(日本における韓国語教育)
   第11回 国際韓国語教育学会(IAKLE) 国際学術会議 -言語圏別の韓国語教育- 主題発表
   ソウル:高麗大学校仁村記念館 2001年8月11日-12日
11) "irbon'e mo'ehoaja hagsybjaryr 'uihan hangug'e gico hagsyb'ehui senjenggoa jeisibangbeb'ei daiha'ie"
   (日本語母語話者学習者のための韓国語基礎学習語彙選定と提示方法について)
   第2回 韓国語教育 国際ワークショップ 「韓国語教育と学習辞典」
   主催:延世大学校言語情報開発研究院
   延世大学校 2001年11月16日 新商大 B121 高級セミナー室

12) ‘hangug'e dan'egierhabron'yi siahoaryr uiha'ie’(韓国語単語結合論の深化のために)

     ソウル:國語學會. 200112月.

13)  ‘irbon'e mo'ehwaja hagsybjaryr 'uihan hangug'e gico gagsyb'ehui senjeng'goa jeisi bangbeb’

      (日本語母語話者学習者のための韓国語基礎学習語彙選定と提示方法)

 'ienseidaihaggio 'en'ejengbogaibar'iengu'uen (延世大学校言語情報開発研究院).2002年.ソウル.

14) ‘irbon daihag daihaguen'yi hangug'e gioiug’ (日本の大学の大学院における韓国語教育)

2003年.gugjeihangug'egioiughaghoi (国際韓国語教育学会 IAKLE) .ソウル.

15) "When Words Form Sentences: Linguistic Field Theory -- From Morphology through Morpho-Syntax to Supra-Morpho-Syntax" 2003年11月28日-29日.形態論国際ワークショップ.ソウル:ソウル市立大学.

16) "hangug'e'yi bunsegjeg'in hiengthai'ei daiha'ie" 2003年11月28日-29日.

      形態論国際ワークショップ.ソウル:ソウル市立大学.

17) "'irbene hoajaryr daisangyro han hangug'e giogoase'yi salroyn banghiang"

     (日本語話者を対象にした韓国語教科書の新たな方向)

      2004年8月14-15日.国際韓国語教育学会第14回国際学術大会.企画討論.

      ソウル:祥明大学校ミレニアム館国際会議室.

18) 韓国語教師研修 主任講師.2004年8月23日-27日.国際文化フォーラム.

      韓国大使館韓国文化院主催.

      担当講義:     

      「序論:日本における韓国語教育の現在」

      「教材論:いかに選ぶか,いかに作るか」

      「文法II:用言の活用と形を教えるために」

      「教育実習ワークショップ」「教育実習」

19)「NHK(일본방송협회) 텔레비전 교육 방송을 통한 한국어 교육

  (NHK(日本放送協会)テレビ教育放送による韓国語教育)(金珍娥と共同発表)

  2005年8月6日.国際韓国語教育学会第15回国際学術大会.ソウル:漢陽大学.

20) 韓国語教師研修 主任講師.2005年8月15日-19日.国際文化フォーラム.

      韓国大使館韓国文化院主催.

      担当講義: 

21)일본 텔레비전 방송을 통한 한국어 교육의 시도

  -- 라디오 방송 교육과 WEB 기반 교육을 참조하면서 --

  (日本のテレビ放送による韓国語教育の試み--ラジオ放送教育とWEB基盤教育に照らして)

  国際韓国(朝鮮)語言文学教育研究学術研討会議.2005年 10月1-3日.上海:復旦大学.

22) 「現代朝鮮語の丁寧化のマーカー”-yo/-iyo”について」

  第212回朝鮮語研究会.2005年12月26日.東京大学.

23) 対談「新しい時代の東北アジアと日本における韓国語教育」

  専門家招請 第1回 韓国語教育フォーラム 韓・日 新時代と日本における韓国語教育

  (原題韓国語).2006年4月1日.明治学院大学東京白金校舎.韓国言語文化研究院主催.

24)  「일본에서의 한국어 연구 -- 현대 한국어 문법 연구를 중심으로

       International Conference

      Commemorating the 60th Anniversary of SNU and the 230th Anniversary of the Kyujanggak Archive

        ソウル大学校ホアムコンベンションセンター.2006年6月1日.

        発表要旨 pdf

25)  第1期 韓国語教員養成課程.韓国言語文化研究院主催.

      2006年6月22-23日.東京:国際文化フォーラム.

  担当講義:対照言語学

26) 「韓国語教育の原理論としての対照言語学的接近--日本語と韓国語を中心に--」

      (原題は韓国語) 発表要旨 pdf

     『韓国語 教授=学習方法論の再定立』pp.202-230

      国際韓国語教育学会(IAKLE) 第16回 国際学術大会.

      ソウル:成均館大学校600周年記念館.2006年8月5日.

27) 韓国語教師研修 主任講師.2006年8月14日-18日.国際文化フォーラム.

     韓国大使館韓国文化院主催.

      担当講義:韓国語教師研修序論.用言の活用を教えるために:日韓対照用言活用論. 

28) 「日本における韓国語教育の諸問題」『修交40周年記念 日韓学術交流の現状と展望』 第3回日韓人文社会科学学術会議.2006年8月31日.千葉:麗澤大学.
29)講演「外国語教育のために--教師と教材がめざすもの」外国語教育に関わる研修会.明治学院大学白金校舎本館1255教室.2007年3月9日.
30)第4回韓国語教師研修.主任講師.2007年8月6日-11日.於:工学院大学新宿キャンパス.韓国大使館韓国文化院主催.
31)「韓国語教育のアイデンティティ定立のために」主題討論.第17回国際韓国語教育学会国際学術大会.
32)NHKアンコール アンニョンハシムニカ ハングル講座.2008年4月-6月.NHKラジオ放送.

33)「ことばを学び=教えることを考える」「韓国語教材をいかに作り,いかに選ぶか」韓国語教師研修2008.2008年8月11日.大阪:大阪国際交流センター.
34)「現代朝鮮語研究の新たなる視座:〈言語はいかに在るか〉という問いから--言語研究と言語教育のために--」.第59回朝鮮学会大会公開講演.於:麗澤大学.
35)「朝鮮語の教科書が目指すもの」.2008年11月1日.於:東京学芸大学..東京:外国語教育学会
36)‘대우표현과 대우법 -- 몇 가지 시각’. pp.53-84. “한국어 교육과 경어법”. 제4회 배재대학교 한국어교육 국제학술대회, 2008 일한 한국어교육 국제학술대회 -- 가시와대회. 발표 자료집. 於:麗澤大学.대전: 배재대학교 한국어교육원, 가시와: 레이타쿠대학.
37)‘언어를 배우는 <근거>는 어디에 있는가 -- 한국어 교육의 시점 --’. . 한글 학회 창립 100돌 기념 국제 학술 대회. 서울: 건국대학교 신천년관. 2008년 8월 30일. 서울: 한글 학회

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