つくばエクスプレス工事状況
八潮ーつくば

自動車研究所の中のため一般人が立ち入れない研究学園駅を除く埼玉、千葉、茨城の全駅の建設現場を見てみました。

前頁
15守谷駅


茨城県最初の駅が関東鉄道常総線との交差部にあるターミナル駅の守谷駅である。
八郷町にある地磁気観測所の影響で守谷駅までが直流電化であるため直流車両のTX-1000系が使用可能であり、ここ以南はそれ以北の交流電化区間より使用可能機材数が多くなる。


守谷駅のすぐ北に車両基地(つくばエクスプレス総合基地)への入出線のある北園高架橋がある。


そのさらに北に小貝側を渡る小貝側橋梁がある。
1次走行試験はここと守谷駅の間で行われた。そのため。橋の写真をよく見ると架線が見て取れる。

小貝川を渡って谷口高架橋を疾走し、みらい平駅に至る。

16みらい平駅


つくばエクスプレス開発地区の総称の名前を冠したみらい平駅は伊奈谷和原丘陵部地区の区画整理地の中にある。
現在地区内は造成が進行中であるが、


地区を南北に走る大通り「東楢戸台線(都市軸道路)」と東西に走る大通り「つくば野田線」の交差点ではすでに信号も稼働している。


ここから先はいよいよつくば市内となり、やはりTX沿線開発地区の萱丸地区が造成中である。

17みどりの駅

萱丸地区の駅がみどりの駅である。
2004年春から始まる2次走行試験はここと守谷駅の間で行われる予定である。
以前は森林に囲まれていたのだが、伐採されてかつての面影はほとんど残っていない。


みどりの駅から国道354号線を渡ってすぐのところの高架下に建物が建築してあるが、たぶん車両メンテナンス関係や保線関係の作業場か変電施設の併設している物であろう。守谷以北ではここみどりの駅のところだけ上下線の渡り線と留置線が設定されている。

18万博記念公園駅

島名地区の区画整理地中心にあるのが万博記念公園駅である。つくば科学博「EXPO'85」会場跡地の万博記念公園はここから2km弱のところにあり、実際に歩いてみたところ、18分ほどかかってしまった。ちょっと名前につけるには難ありだが、見ての通り他につけるべき名前もない。

19研究学園駅・・・があるはず

研究学園駅は左側の自動車研究所のテストコース内にあるため、現在は一般人の目に触れることはない。


線路はここから地下に入りつくば市中心街の地下のつくば駅に至る。
20つくば駅


終着のつくば駅は学園中央通りの地下で建設中である。実はすでにレールの敷設はここまで終了しているらしい。
鉄道の開通により、筑波研究学園都市がようやく本来の構想通りに完成することになる。これで、交通不便のため、自社研究所の進出に二の足を踏んでいた多くの企業の進出への環境が整うことになる。

TX勝手にダイヤ