ふらふらうろうろ日記―ロードなちゃり大会録

自転車の大会に出てみました〜♪


2009.11.7(土)はれ〜8日(日)はれ

大会でびうは沖縄で♪ その2


ツール・ド・おきなわ 本島一周サイクリング参戦記




空港からは高速バスで名護へ向かう。

本島一周サイクリングは前日受付なので、所定の時間には会場のある名護にいなければならない。

暑すぎるほどではないが、暑い。沖縄はまだまだ夏の日差しだ。



バスに乗っている人はほとんどツール・ド・おきなわの参加者みたい。

トランクはいっぱいになってしまったので、入らない人はバスの中に自転車を持ち込む。

先に送るって手もあるけど、大会本部からの案内状の中にあったチラシでは、梱包材込で、自宅からホテル往復で18,000円。。。。。。そりはちと高い。。
送料だけならもう少し安く送れるみたい。
自分で運んでる人も多かったけど、送った人も結構いたのでは?


会場までは高速バスの他に路線バスやレンタカー、自転車で自走って手もあり。


2人掛けの椅子にほぼ一人ずつで車内いっぱいなので、那覇市内から乗ってきた地元のおばさまが隣に座る。
お住まいは那覇市内だけど、北部のやんばるにあるご実家の畑に泊まりでシークワーサーを採りに行くそうで…。

名護まで話をしながらご一緒していたら、沖縄の黒糖だから と黒糖のお菓子をくれた。
きゃぁ〜。嬉しいけどこんなにいっぱい申し訳ない。。



前日の特訓中、自転車屋のお客さんで去年本島一周に参加した方に、
「前日に荷物受け付けあったと思うよ〜」と言われたのをそのまま信じて、 先に輪行バッグを預けてしまおうと大会会場で高速バスを降りたのだが…。


「前日預かりはやってません」


と、あっさり…(泣)
あぁ、あらかじめ大会本部に問い合わせればよかった。。


実はこの大きな輪行バッグをどうするかが出発前からの問題。

クッションいっぱいで中身はしっかり守ってくれそうだけど、なんせ大きい。


本島一周は預けた荷物を1日目の宿泊先と2日目のゴールまで運んでくれる。

ゴールして、そこに輪行バッグがあれば、その場から自転車バラして運ぶなり送るなりできるのに…。

1日目、ホテルから会場まで自転車で行くにはザック背負って走るので精一杯、大きな輪行バッグなんてとても持っていけない。。

あ〜んダメぢゃん。。


輪行バッグをどうしようもないので、中身を入れたままコロコロ転がして宿泊先のホテルへ向かう。

会場から約2km。しかも今高速バスで走ってきた途中にホテルがある。。


底を擦るのが気になるので、半分肩にかけて運んだり、半分引きずったり…。つ、疲れる。。
受け付け時間も迫ってくるし、早くホテルへ行って自転車組み立てなくちゃ。。


会場近くのホテルはどこも大会参加者でいっぱい。


ホテルにチェックイン。
「自転車は部屋に持って行って各自管理だけど、壁など汚さないように」と注意だけ受けて、 部屋に行……こうにも、同じような人でエレベーターが混雑。



屋外で組み立ててる人もいたけど、部屋で組み立てさせてもらおうか。汚さないようにしなくちゃ。。



で、部屋で輪行バッグを開けてみたら…。



なんじゃごりゃぁああああ〜!!!




どうやらメガサイズのハプニングの神が降臨されたようです(泣)


フロントアウターのギアのキザキザが一部スッパリなくなってますぅぅ〜。



たぶん運搬中のどこかで結束バンドが切れた模様。
ギアが地面についたまま引きずってたようで…(泣)
大会会場からホテルまでザラザラの歩道だったしなぁ〜。
途中で気づけよ!!>自分。。




輪行バッグもお借りしたものなのに…。
底にはもちろん大穴開いてるし、側面にも少し破れがある。
どうしましょ?(滝汗)




それにしても、ギアのあまりのツルツルっぷりに、もう目がテンで途方に暮れる。。。





一瞬頭に 棄権?? の文字が浮かぶが、 わざわざこんなとこまで来て、出ないなんてあり得ないっ!!



っと、その前にまず会場に行って受付しなくちゃ。。



インナーのギアは生きてるから、走ろうと思って走れないことはない。


自転車を外に出し、乗ろうとして…。




コケた。。




フロントのギアがインナーの入った状態でビンディングカッチンするのは相変わらず苦手だ。


それでも少し慣れると登り以外ならなんとかカッチンできるのだが、 とにかくそのままでは転びそうなので、また慌てて8Fの部屋までスニーカーを取りに戻る。



実はビンディングペダルにしてから、靴は必ず専用の靴でないといけないのかと思ってた。
なぁ〜んだ。ちょろっと走るくらいならスニーカーで十分だったのか。。






会場で受け付けをして、メカニックのブースがどこにあるか聞く。

あまりに焦っていたので、参加賞のポロシャツをもらい損ねた。。
 あとで気が付いて説明会が終わってからもらいに行ったケド。




「フロントのギアがたいへんなんですぅぅ〜!!」とメカニックブースに駆け込んで泣きつく。


「このまま走るとチェーンがはずれそうだねぇ。。」とは言われるものの、交換するにも さすがに大会用臨時ブースにギアの歯車が置いてあるわけもなく…。



それでも、関係者の自転車屋さんやブリジ○トンのメカニックの方々があちこち聞いてみて下さって、なんとか手配してもらえることになった。



ツルツルの歯車なんてトラブルは珍しいのか、 「写真撮らせて」とメカニックの方が数人写真をパチパチ(汗)




パーツが届くまで少し時間がかかるそうなので、説明会の会場に向かう。



説明会が終わって、メカニックブースに行くと、ちょうど取り付けている最中だった。

結局、メーカーのシマノさんにお借りすることができたそうだ。本当にありがたい。

私のはコンパクトクランク(って、それすら知らなかったヨ)で、 同じサイズがなかったそうで、
「もう少し大きいサイズしか手配できなかったので、フロントクランクごと取り換えました。  元のクランクよりギアが大きいので、ちょっと踏み込みが重いかもしれませんよ。 売り物ではないので、大会が終わったら付け替えるので返しに来てね。 それまで元のクランクは人質に預かっておきます。」


って、DURA-ACEって私の105なんかよりずーっとグレード上のパーツですが。。
 …っていうか、たしか一番上。。?

そんなのとても人質になんてなんないよぉ〜、しかも私の使用不能状態だし。。


ありあまるご厚意に感謝して、ありがたくお借りすることにする。
本当にメカニックの方々さまさま。 ありがとうございますm(__)m




ホテルまで帰る間もインナーに入っていることに気付かないほどぐいぐい進む。
もしかして、大きいギアって楽かも。。。




最終日にお返しする前後の写真を撮ってみた。
もう明らかにパーツの美しさからして違う。。


 



※ 自転車の前のギアには2つギザギザ歯車がついてます。
 大きいのが外側にあるからアウター。重いけど速く進みます。
 小さいのが内側にあるからインナー。軽いけどせっせとペダル踏まないと進みません。でも登りは楽。





2009.11.12

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