むらさきぐま日記2004.ユース編4


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1.高円宮杯GL・VSガンバ
9/25
2.高円宮杯GL・VS愛媛FC
9/26
3.高円宮杯準決・VS鵬翔
10/10
4.高円宮杯決勝・VS磐田
10/11
5.高円宮杯広島決勝・
みろくVSびんご10/17
6.Jユース杯GL・VS鯱
10/24
7.練習試合・VS愛媛FCユース
10/31

ユースの予定。

Jユースカップはガンバ、京都、名古屋とのグループリーグF組。
10月16日 ○2−1 京都 G:纉c2
10月24日 ○3−0 名古屋 G:纉c、前田、森脇
11月 3日 ○4−0 名古屋 G:平繁2、纉c、佐藤将
11月 6日 △2−2 G大阪 G:平繁、柏木
11月14日 ○3−2 G大阪 G:森脇、纉c2
11月21日 ●1−2 京都 G:冨成

現在の得点:纉c6、平繁3、森脇2、前田1、佐藤将1、柏木1、冨成1
現在の得点王は、市原の川淵11。

*ジュニアユース勢は高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会。
サンフレッチェびんごジュニアユースが中国地域第2代表として全国大会進出。

高円宮杯第15回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 presented by TOSHIBA優勝。
広島国体少年選抜メンバー埼玉国体出場。

第2回仙台カップ国際ユースサッカー大会へのU−18日本代表に佐藤昭大と藤井大輔が選出。
AFCユース選手権・マレーシア2004へ出場するU−19日本代表に高柳一誠が選出。
最長10月9日まで。
またAFC・U−17選手権に平繁龍一が出場。


ユースのプレイヤーについてはこっち参照。


10月31日 千代田町運動公園 晴
練習試合・VS愛媛FCユース

 ライダーワールドにモロボシ・ダンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(注:役は違います)と思わずブレイド観てしまって家を出るのが遅れてしまい、千代田町運動公園へ着くのが遅れてしまった。広島JCTからそこそこかかるな・・・山を上り駐車場へ滑り込むと、サンチェ・バスと愛媛FCバスが並んで停まっているのが目に入った。時間は10時15分、多目的広場へと小走り。
 やってる。ついさっき始まったばかりで、平繁くんがもうゴールを決めているとのこと。
一本目:
19平繁
15木原 11纉c
7柏木
6高柳 8田中祐
13大屋 4藤井 3槙野 14森脇
1佐藤昭
愛媛ユースは4−4−2。GK55、DF6、44、3、5、MF8、5、18、7、FW23、15で、5番が二人いることからも背番号は適当と思われる。
 平繁がボーズ頭に。昨日長髪だったのに!見ると一年生だけ全員ボーズ。何があったあ―――ッ!ボーズっぷりにムラがあるので、バリカンでテキトーに刈り込んだようだ。昨晩何かやらかしたのか。
 木原がスパイクを直しにいったんピッチ外へ。その間一人少ないのだが、森山監督は中盤の柏木をトップに上げてFW三枚を維持させる。愛媛FW23がミドルシュートを放ったが、GKさんま正面。木原はしばらくして復帰。
 主審は沢田コーチが務めている。平繁→柏木→翼と左に展開しセンタリング、DFブロックしCK。左CK、祐樹が低いボールを入れ、ニアDF空振り!もGKがしっかりとキャッチ。サンフがゲームを支配する。球際の強さと、プレッシャーを受けた状態でのボールコントロールで完全に勝り、パスを次々につないで攻撃する。しかし、わざと難しいプレイに挑戦しているのか確率の低い選択を次々にしていくので、なかなかゴールは生まれない。愛媛、DFのオーバーラップからパスをつないで左に出し、左MF7がトラップで中へ持ち込んでミドルシュート!しかしこれもさんまががっちりと正面で押さえる。
 時間が経つにつれてちょっと気が緩んできたか、愛媛が攻め始める。さすがに高円宮杯でもサンフを苦しめたチーム、プレッシャーが緩むと、きれいにパスをつないでの速攻を仕掛けてきた。個人技も織り交ぜて両サイドから崩してくるが、槙野と藤井のセンターバックがしっかりと中央を固め、ゴールに鍵をかける。サンフの最終ラインのプレッシャーにはさすがに愛媛攻撃陣も手を焼き、判断ミスを犯したりしている。槙野が主将のさんまを差し置いてさかんにコーチング、来年はチームを仕切る気まんまんか。
 木原が中盤でカットしドリブルで進撃、右に開いた柏木に展開して柏木折り返し、中央纉cがダイレクトシュート!は当たりそこね。柏木のフィードに平繁が飛び出し、PA内DFと競り合ってボールを支配下におさめると反転シュート!DFに当たり左に外れる。祐樹の右CK、ファーで藤井が合わせるが上に外れる。最近風物詩になりつつある森脇のサイドチェンジから翼が受け、一対一を制してタテに抜け出しマイナスの折り返し、受けた纉cがシュート、DFに当たってはね返るもサンフが拾って放り込み、PA内に走り込んだ纉cがトラップするがDFが体を入れてカット、クリアする。そして概ねゲームを支配する安定した展開の中30分が経過、沢田コーチが笛を吹いて1−0のまま一本目終了。
二本目:
19平繁
11纉c 9冨成
15木原
12福本 8田中祐
6高柳 4藤井 5佐藤将 17中山
21栗崎
 少しメンバーを入れ替えての二本目。開始前にピッチではボーズ頭の一年にふさふさの横竹&練習生二人がボール回しを行っていた。互いに笑いあったりして、結構コミュニケーション取れているようだ。
 左サイド一誠が木原にボールを入れ、落としたボールをまた受けて切り込みセンタリング、ニアに冨成が飛び込んで合わせるが、わずか左に外れる。今度は木原からの浮き球パス、冨成がPAに走り込みDFと競り合いつつ胸トラップするが、少し大きくGKがキャッチ。冨成は昨日の練習を見る限りでは現在調子よさそう。彼は柔軟で技術は高いので、ポストをさせるより、このようにフリーに走らせるほうがより力を発揮できる感じだ。愛媛、左サイドからダイレクトで右に振り、MF8からFW15にパスが入る。15番は一誠のプレッシャーを受けPA外の方へ追い出されながらも何とかキープ、一誠がカットしようと足をぐっと突っ込んだところ、もつれて転倒した。それを見た沢田コーチ、ピッと笛を吹いてペナルティスポットを指した。一誠は「えー」というような表情をしたが、ゴリさんも沢田さんも身内には厳しいのであった。愛媛のPK、5番のキック!栗崎の逆を衝いて右スミに蹴り込み、二本目は愛媛が先制した。
 PKに頭にきたのか、早速一誠が飛び出す。纉cのポストからドリブル突破しCKゲット。福本のキックは愛媛クリア。愛媛、左サイドでシュージを抜き右8番へサイドチェンジしそこからクロス、はオフサイド。右サイドで祐樹が一人を抜いてドリブル突破、中に折り返して木原がダイレクトでタテへ入れ冨成飛び出す、がオフサイド。さらに木原からスルーパス、平繁走り込むがGKキャッチ。木原、トップ下もそこそこ板についてきた?平繁、中央でボールを受けるとドリブルで持ち上がって左足でミドルシュート!素晴らしい一撃だったが左に外れた。
 愛媛のMF5、ドリブルで持ち上がってミドル!わずかに右に外れる。サンフ、中盤のバランスが悪い。前線との息も少し合わない。柏木がいないとキツいか。攻撃にかかると強いのだが・・・木原→一誠→福本と中盤でつなぎ、福本から右サイドを駆け上がるシュージの前のスペースへスルーパス!きれいにDFの間を抜けたボールにシュージが追いつきセンタリング、ゴール正面PA外で纉cが受けてシュート、DFに当たって裏にこぼれる、これに平繁が詰めてシュート!豪快にネットを揺らしてサンフが1−1、追いついた。
 愛媛の左FK、ニアを狙うがGK栗崎ががっちりキャッチ。右サイド纉cからタテにボールが入り、平繁がPA内キープしてキープしてキープして反転しシュート!は右に外れる。強いな。
 愛媛、5番(DFのほうか?)が2番に代わる。
 纉cがキープ、右に開いてシュージがクロス、ニアで富成が受けタテに持ち込んでセンタリング、纉cが擦らせてファー平繁がシュート!右に外れる。中盤こぼれを纉cが拾いドリブルで中央突破、ルーレットで一人振り切り右へちょんとパス、走り込んできた木原がダイレクトで叩き込んでゴール!2−1とした。その直後、ちょっと集中力を欠いた愛媛DFのパスが弱いところを冨成が素早くカット、そのままドリブルで突進しGKとの一対一を制してゴール、3−1と突き放す。

 愛媛、44番と誰かに代わり28番と11番の二人を投入。サンフも纉c・平繁・祐樹を下げ横竹・保手濱・遊佐を投入。遊佐ボランチ、保手濱トップ下、横竹センターFWにそれぞれ入り、トップ下だった木原がトップに上がる。
 運動量のある遊佐がボランチに入り、中盤が安定した。彼の投入で仕事の減った福本も安定してくる。福本は速い流れの中における一瞬の判断力が課題か。遊佐のカット、冨成へフィードを入れるがGKキャッチ。遊佐、春先に比べれば格段に体ががっちりし、風格を漂わせている。判断力もよくきちんとパスもつなげて、さらに元来の武器であるドリブルも健在、これはこのまま育てば今野泰幸を超えるね。
 サンフ、木原に代えて藤澤、さらに一誠に代え植野イン。
 保手濱と遊佐でボールを奪い、立て続けに速攻を繰り出す。遊佐カット、冨成に入れて横竹につなぎ横竹がゴールライン際からセンタリング、DFに当たってCK。右CK、福本のキックに藤井ヘッド、上に外れる。左サイドに展開し植野のクロス、ニアに飛ぶボールに冨成が飛び込みGKと競る!ボールがファーにこぼれ、冨成がこれを追ってキープ、振り向いてゴール前の状況を確認するやループシュート!GKの上を越えたボールがゴールに飛び込んで4−1。
 軽快なキープを見せる藤澤から右のシュージへパス、シュージはタテへ行くと見せかけ中へトラップしマークを外すとそのままドリブルで切り込んでクロス、保手濱がスルーし、ファーに待ち構えていた冨成が右足でダイレクトシュート!きれいにカーブのかかったボールがゴール右スミに突き刺さり5−1、冨成ハット達成。
 愛媛も終盤意地を見せる。中盤からのパスを受けたFW15が将の裏を取って独走、GKと一対一になりシュート!しかし栗崎が鋭い反応スーパーセーブ!ゴール左にはじき出した。栗崎もさんまの陰に隠れているが、ほかのチームなら絶対にレギュラーを取れる能力を持っている。愛媛左CK、ニアに低く速いボールが飛び、そこへ飛び込んだ愛媛DF3がヘッド!方向の変わったボールがゴール右スミに収まり、5−2と一矢を報いた。ここで二本目40分が終了。
 森山監督が三本目のフォーメーションを指示する。FWとMFにユースの選手ではない名前が。
三本目:
9練習生
24江本 29横竹
8練習生
26藤澤 23保手濱
25遊佐 22植野 27熊谷 20松田
16金山
 1年生+横竹&練習生による編成。尚はどうしたんだろうか。藤澤ボランチ・・・すごく持ち過ぎそうな予感がする。愛媛もBチームに代わったようだ。沢田さんが「40分やります?12時まで」と両監督に訊く。40分になったようだ。三本目開始。
 まず愛媛がPA近く正面右でFKゲット、5番が右足で入れファー7番が走り込むが合わず。さらにその7番が左サイドから切り込み、松田をかわして切り込み、シュート!ひょっとしたらファー飛び込む選手へのクロスだったかもしれないが、右に外れる。今度はサンフ、中盤でボールを持った藤澤が、実に彼らしいベルベットパスを右サイドに出す。スィーっとDFの間を抜けるボールを松田が受け、そのまま持ち込んでグラウンダーの折り返し、FWが飛び込むがDFクリア、CKに。右CK、藤澤のキック、これをPA外から猛然と飛び込んだ横竹がジャンプ一番ヘッドで叩きつける!ボールはワンバウンドしてゴール上方ネットを下から突き上げた。
 むう・・・すごいヘッド。誰も競りにいけなかったし、それより叩きつけたボールの威力どうよ。やはり横竹恐るべしっ・・・!サンフが三本目先制1−0。
 右サイドで江本がキープ。長身ながら足下もしっかりしている。練習生の8番に戻し、8番スルーパス!一人スルーし中へ入ってきた江本へ・・・は合わず。保手濱がドリブルから右の8番へ、いったん戻してリターンパスを受けるがDFにカットされる。前線の江本のキープ、そして保手濱の運動量とパスワークでサンフがペースを握る。保手濱は守備に戻ってきたかと思えば次にはもう最前線にいたりとピッチ上に偏在。すごい動きだ。
 練習生FW9番が右サイドで一人抜き、クロス!もタイミングが早すぎて中に誰もおらずDFクリア、CKに。遅れてファーへ走ってきた横竹から、「中見ろ!」と声が飛んだ。右CK、藤澤ショートコーナー、保手濱クロスに江本ヘッド!ゴール左スミ捉えた、がライン上でDFがクリアー!惜しい。横竹は練習生たちにアドバイスしたり叱咤したりしてさかんにコミュニケーションをとっていた。
 練習生9番、彼は長身でフィジカルも強く、トラップもうまく無難にポストプレイをこなしている。8番は判断のいいダイレクトプレイが光る。DFクリアの浮き球を、自分は「バックヘッドでさらにクリアだ!」と思ったシーンで冷静にフリーの味方にヘッドで戻したのにはちょっと感心。周りにも敵がいたのに。サンフは中盤で保手濱が休むことなく動き回る一方で藤澤は三人に囲まれながらものんびりとボールキープしてからのパス出し。この珍妙ドイスボランチに萌え。もちろん藤澤も攻めにかかるときは前へ鋭いパスを通していくけど。その藤澤が右サイドでボールカット、キープから中央保手濱にはたく。保手濱は左へ出し、受けた8番が駆け上がる遊佐へタイミングよくパス!遊佐のセンタリングはDFクリア、CKに。藤澤の左CKはDFクリア。
 サンフのカウンター、8番がスルーパス!右から横竹が飛び出し、中へ持ち込んで左足シュート!これがDFに当たって高く舞い上がり、逆を突かれたGKが動けず見送る中、ゴールに飛び込んだ。横竹2点目で2−0。
 高いところで保手濱がカット、すかさずスルーパス、は大きすぎた。中盤では、2点リードになっためか藤澤のキープ率が大幅アップ!左サイドで遊佐が「おーい!」と苦言を呈していた。その遊佐は、相変わらず寄せの迫力がすごい。はじめのうちはサイドのタイプなのか、と思っていたが、今のスタイルはまさにセンターに君臨するに相応しい。8番が中盤カットからそのままドリブルで中央突破!寄せてくるDFをすり抜けながらPA侵入しシュート!惜しくも左に外れたが、スピードにテクニックを兼ね備えたナイスプレイだった。後方では藤澤が相変わらず無駄キープする中、40分が経過し三本目終了。
 DF陣は熊谷・植野ともに堅実な守備。松田は少し守備が軽かったが、攻撃面では突破にパスにいい仕事。とはいえ、藤澤が持ちすぎるので高い位置を維持する両サイドバックもやりづらかったと思うが。金山も守備機会がそれほど多くなかった。キャッチングの態勢についてはさんま・栗崎の両先輩に比べるとまだ美しさが足りないか。ただ、以前に比べるとかなり精悍な印象に。
 サンフユースはこのあとJ1・FC東京戦前に行われる高円宮杯優勝報告のためにビッグアーチへ向かうが、その前に片付け。こちらは一足お先に高速道路でビッグアーチへダッシュ。

10月24日 吉田サッカー公園 晴
Jユースカップ・グループリーグF
VS名古屋グランパスエイト

 神戸ウイングスタジアムの試合のあとyuckham姐御マハーさん、そしてnaokiさん&junkoさんと食事に行き、それから別れて三宮のネットカフェで一晩を過ごし、朝一でJR三ノ宮駅へ。5:33の西明石行きに乗ると、何か釣りに出かける少年達が多くいた。うつらうつらしていると西明石着。そこからこだまで姫路、レールスターで岡山まで行き、さらにローカルに乗り換え、8時40分くらいに福山着。駅前駐車場に置いていた車に乗り込み、さて吉田へ行くぜー!ああ、燃料ないんだった。給油して、さあ吉田へ
 これはいかん。車がふらふらする。スピード出せない。途中道端に停車して休憩を交えつつ耐えて耐えて耐えながら、何とか生きて吉田へたどり着いた。サッカー公園への坂を上っていったが、何だか駐車場がいっぱい。入り口に二人の整理の人がいらっしゃって、「もう一杯です」とのこと。少し下ったところ(森林組合の敷地?)に臨時の駐車場が設けられており、そちらに車を停めて、坂を徒歩で上がっていく。昨日から体力的にキツいので、走れない。ここを毎日自転車で登れるなら、そりゃ脚力もつく。自分なら、この坂上がったらもうそこでスタミナ切れて練習できないね(弱)。
 今日はサッカー公園を使ってマラソン大会が開かれており、車の乗り入れが制限されていた。小さな子たちがクラブハウスの前をたったっと走ってゆく。試合は・・・向こうのピッチで行われていた。自販機でお茶を買って一息つき、また歩いてゆく。今日はユースの試合だけなのだが、それにしてはギャラリーが多い。高円宮杯効果か。
9冨成
11纉c 15木原
7柏木
6高柳 12福本
13大屋 4藤井 3槙野 14森脇
21栗崎
13上村 10遠藤
29新川
26魚住 15中田
21福島 20吉田
23森本 4青山 14根津
1森
リザーブは、
サンフ:GK16佐久間、DF5佐藤将、17中山、MF8田中祐、23保手濱、25遊佐、FW10前田
名古屋:GK16水崎、DF2唐沢、MF5原田、7三島、11花井、12太田、28酒井
名古屋のリザーブの原田達哉、三島圭一郎、花井聖は中学生、いわゆるジュニアユース世代の選手。
 サンフは、GKさんまがGKキャンプで、FW平繁がストライカーキャンプでJヴィレッジに行っており不在。しかし攻撃陣は駒揃いで、さらにさんまがいなくとも栗崎という守護神がいるので戦力的には全く問題ない。ていうか控えに俊介がいるんですが。昨日のJ1神戸戦(しかもナイトマッチ)に出たのに。試合展開によっては出るのか。
 時間は前半20分すぎ。サンフが両サイドにボールを散らして攻めるものの、今一歩、という感じらしい。サンフがボールを回しているがややボールのスピードが緩く、名古屋のプレスの前にちょっとギクシャクしている。まだ目が覚めていないのか。左サイドから攻め込んでCKゲット。福本が蹴るが、DFクリア。さて森脇が相手を跳ね飛ばすマッスルディフェンスでボールをカット、一気に左サイドへ振って翼がクロス!上がってきた一誠が受けてキープから後ろへ落とし、走り込んできた柏木が一人を抜いて右へパス、そこへ走り込んできた木原がシュート!GK森セーブ!はね返ったボールを一誠が受け、そのままの勢いで名古屋スリーバックを細かなステップで抜き去りシュート!GK横っ飛びも届かず決まった―――と思ったがわずかに右に外れ。惜しい!さらに左サイドから木原がセンタリング、一人スルーして走り込んできた一誠がミドルシュート!これも決定機だったがわずかに右に外れた。一誠が右へスルーパス、木原がボールを追い、相手と競り合ってCKゲット。柏木キック!DFクリアもこぼれ球に寄せてスローインをゲット。左スローイン、木原が体を張ってファウルをもらい、FK。福本がセットし、キック!ゴール前混戦、ヘッドで浮いた球を藤井がオーバーヘッド!左に外れたが、観衆が大きく沸く。サンフ、エンジンがかかってきた。
 名古屋、右サイドでリスタート、素早く出して右サイド抜けるところを福本がレイトタックルで倒す。イエローが出てもおかしくないプレイだったが、幸いにして出なかった。福本は久しぶりの公式戦先発ということで、もう少し感覚がつかめないか。右FK、PAに近いところから中田のキック!鋭く低いボールがゴール前を横切るが、幸いにして逆サイドに抜けていった。サンフが追いついてクリア、このボールに纉cが鋭く反応して飛び出す。カウンターとなり、纉cが右サイド、ハーフウェイラインを少し越えたくらいへのクリアボールの落下点に先に達しトラップしてそのまま前へ、というところへ最終ラインのDF森本がタックルに!纉cが足を払われてもんどりうって倒れ、ホイッスルが鳴る。主審が駆け寄り、森本にイエローが提示される。纉cは立ち上がったが、ファウルした森本のほうがダメージが大きかったようで、立ち上がれず。いったん外へ出された。
 40分を回る。左サイドで纉cがキープしCKゲット。福本キックにニア冨成飛び込む、がDFにプレッシャーをかけられ、足に当てたボールはクリアに。左サイドへ転がるボールを追い、サンフボールに。スローインからボールをつなぎ、中央へ折り返す。スルスルと上がってきていた一誠がボールを受けた。前は空いている、突っ込むかシュートか?DFがコースを塞ぎに詰めてくる、瞬間一誠は右前のスペースへちょんとやさしいパス。そこに纉cがフリーで走り込んでGKと一対一、あとはゴールに蹴り込むだけ。ゴールネットが揺れ、サンフがようやく先制した。
 名古屋のバックパスに纉cが素早くチェックをかけてカット、そのままゴールめがけドリブル。しかし青山がこれを追い、横合いからチャージをかける。纉cも負けずに競り合いゴールライン際のバトルとなるが、纉cのファウルで名古屋ボールに。纉cは判定に不服そうだった。青山準、いい体してるな。さすがU-16日本代表。彼はメンバー表ではMFとなっていたが、事実上最終ラインで最後の砦となっていた。キャプテンマークも巻いてるし。サンフ、右サイドで森脇と富成がワンツー、森脇のクロスに纉cがヘッドで飛び込む!がわずかに合わなかったところで前半終了。1−0で折り返した。
 一誠と森脇のキレがいい。纉cも風格のあるプレイぶりで、相手は津田や高橋などの主力不在の1・2年主力とはいえ、格の違いを見せている。昨日のトップチームには闘志の足りない人間がかなり多かったので、そいつらに代わって出てほしいと思った。
 後半開始。名古屋はFW上村に代えFW28酒井、サンフは福本に代え俊介イン。もう出てキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 俊介、真ん中へんでぶらぶらしていたが、近くにボールが来るといきなり素早いチェックをかけてボールを奪い、そのまま二人をかわして右足シュート!GKキャッチ。藤井のファウルで名古屋にFK。左サイドから魚住のキック!は栗崎がキャッチ、そしてすかさずキックフィード!これが林のような素晴らしいキックで、一気に左サイド最前線の木原に渡った。シュートにまではいけなかったが、今のキックにはちょっと萌え。森脇、右サイドでフリーでボールを受けると、サイドチェンジ!矢のようなボールが翼の胸にピタリ。でも前空いてたし、ドリブルでいってもよかったような気がするが。全日本ユースでも連発してたし、最近サイドチェンジがやみつきになっているようだ。
 左サイド翼からスルーパス、木原が抜け出しシュート!はDFがブロックし左CKに。翼のキック!はDFがクリアし右CKに。柏木キック!ニアで一人競るが当たらずに正面へ、というところでマークを受けていた背番号10にボールが当たり、ゴールに飛び込んだ。あ、ゴール。俊介が笑いながら戻ってきた。体に当たったか。しかし左手を押さえたりぶんぶん振ったりしているぞ。まさか・・・神の手っ・・・!しかし主審・副審ともそのままゴールを認め、2−0となった。俊介のリアクションもかなり大げさだったが。
 名古屋吉田のクロス、遠藤走り込むが栗崎キャッチ。森脇、ハーフウェイライン付近からルーレットで相手をかわそうとするが見事にボールコントロール失敗、カットされてカウンターを食らいそうになる・・・が、周囲がどっとプレスをかけてボールを奪い返した。森脇のタテパスに右サイド富成が抜け出し、ドリブルで切り込む。一気にPAに入ろうとするところ、倒されてFK。PA右すぐ外から柏木キック!ニア俊介を狙ったが、DFがクリアする。名古屋、左サイドで遠藤が巧みにキープからスルーパスを出すが、飛び出した魚住はオフサイド。また左サイドで遠藤がキープ、これに森脇が豪快なショルダーチャージ!遠藤の体が文字通り浮いたが、遠藤は素早く態勢を立て直してボールを離さずキープ。そこからのパスはチャンスにはならなかったが、遠藤も強いプレイヤーだ。普通なら吹っ飛んでタッチライン割ってるよ(ほんのちょっと大げさ)。左サイド纉cから中央冨成へのパス、冨成が最終ラインを突き破ってシュート!はわずか右に外れる。決定機だったが。名古屋反撃、遠藤が中盤へ戻ってきてカットしフィード、酒井が走るが栗崎が飛び出してきっちりクリア。スローインから名古屋がクロス、ニアに遠藤が走り込んでシュート!は上に外れた。
 藤井のフィードから左サイドを富成が破りクロス、俊介が走り込むがGKキャッチ。一誠のカットから左の翼へ、翼は冨成へとパスを出す。決定機へは結びつかなかったが、いい感じでボールが回っている。また一誠から中央へパス、俊介がスルーし纉cが受けたところでファウルを受けFKゲット。ゴール正面やや遠め。纉c、柏木、俊介の三人が立つ。誰が蹴る?―――柏木キック!は少し右に外れた。左サイドで一誠がカット、そこから中央に入れて纉c、富成、柏木とショートパスをダイレクトにつないで柏木がこれもダイレクトで右サイドへ出す。森脇がフリーでボールを受けた。やや遠めだが、森脇のパワーなら充分シュートレンジだ。撃て―――!しかし森脇は撃たずに中へと持ち込んだ。クロスか?と思った瞬間、森脇は左足を振り抜く。
 ボールは鮮やかな弧を描いて右旋回し、ゴール左スミぎりぎりに突き刺さった。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
森脇飛び上がって大喜び。森脇Sugeeeeeeeeeeeeee!!!いつもの弾丸シュートではない(しかも利き足ではない左で)技巧的なシュート!あの弾道はちょっとレコバ級だった。後半20分過ぎ、これで3−0となり試合は実質上決まった。
 名古屋、トップ下の新川に代わりMF11花井イン。サンフも一誠を下げ、祐樹投入。
 柏木がドリブル突破、DFがマークに来るとひょいとループパス。纉cが抜け出そうとするところDFカット。
 サンフ、森脇に代えシュージがイン。そのまま右SBへ。
 サンフのスローイン、名古屋がファウルを犯しサンフにFK。翼がゴール前に上げ、槙野が飛び込むが合わず。
 名古屋、魚住に代わりMF7三島イン。右WBに入る。
 サンフが試合を支配。一誠、福本がいなくなったが柏木がよく動き回ってボールカットしている。名古屋が冨成からボールを奪いカウンター、素早く前へ出すが槙野が飛び出してこれをカットしそのままロングシュート!右に外れはしたが、混戦の中、いい選択だった。左サイドで俊介が受け、柏木に預けて中央へ走りリターンを受け、右へ流れつつキープして反転シュート!DFに当たり右CK、柏木キック!はファー藤井に合わず。シュージのフィードを中央纉cが受けてキープ、そしてDFの股を通して左へスルーパス!走り込んだ冨成がシュートするが、上に外れてしまう。
 サンフ、柏木に代わり将、次いで纉cに代わり保手濱イン。祐樹と保手濱のドイスボランチとなり、将は右FWに。
 シュージから俊介にボールが入る、俊介ターンして青山を振り切りPA侵入し相手を引きつけてクロス、逆サイドで待ち受ける冨成がトラップからシュート!はGKセーブ、キャッチ。冨成、決定機を決めきれない。名古屋、左FKゲット。中田がゴール前に上げるがクリア、これを名古屋拾って左サイドでつなぎ吉田がクロス、しかし栗崎キャッチ。この時に名古屋の選手と接触し、名古屋のファウルでサンフのFKに。

 青山がGKにバックパス。その瞬間、ふら〜っと歩いていた俊介が一気にギアアップ、猛然とGKに襲いかかった。間合いに飛び込まれてしまったGK森、俊介をかわしきれずやむなくタッチラインにクリア。OK、スローインゲット。流石だな俊介。俊介はボールを持ったらポンポンとリフティングして相手をかわしてパスしたり、プレッシャーを受けながらもボールをひょいひょいと足下で弄んでからおもむろにパスを出すなど、とりあえず相手を驚かせたりおちょくったりして遊んでいるとしか思えない。スローインを受けた俊介、ターンからドリブルで持ち込んでシュート!DFに当たり、右CK。翼のキック、槙野がトラップしシュート!DFブロック、右にこぼれるボールを木原が追い、相手との奪い合いの末ファウルをもらってFK。祐樹が入れるが、ファーへ流れる。これを翼が追い、競り合ってボールはゴールラインを割り、CKに。左CK、翼のキック、DFクリア、そして名古屋のカウンター、だが藤井がしっかりとカットする。
 後半40分を回った。名古屋、福島に代わりMF5原田イン。そのままボランチへ。ジュニアユース世代の三人が皆ピッチに入った。
 森山監督が「もう1点取りに行くぞ!」と檄を飛ばす。名古屋、根津から酒井に入れ、酒井が右に開いて三島が走り込みボールを受けるが、槙野が飛び出してボールをカットする。反撃のサンフ、左サイドで保手濱が相手ボールをカットしてドリブルで持ち上がり、スルーパス!冨成が完全に抜け出す。ファーサイドで完全フリーの俊介がボールを要求するが、冨成はそのままドリブルで突っ込みシュート!しかしGKにセーブされ、キャッチされてしまった。俊介が思わず空を仰ぐ。今日は冨成にとって厳しい日だった。サンフ、さらに攻め込んで祐樹がミドルシュート!これがDF森本への至近距離弾、森本は倒れて動かなくなってしまった。試合が止められる。森本はしばらくして立ち上がった。森本、今日は纉cにタックルに行ってあべこべに痛んだ上にイエローもらったり、シュートを食らって悶絶したりと災難な一日。
 試合再開、GKからの檄に名古屋攻撃陣も最後の力を振り絞る。中田から右の三島に展開、三島クロスは祐樹がクリアで右CKに。三島がセットし、キック!槙野がクリア、もう一度三島が拾ってクロス、翼がクリア、こぼれを太田が拾って(いつ入ってたっけ。中田と見間違えたか?)ミドルシュート!は枠を捉えず。そしてほどなくホイッスル、サンフが3−0の快勝でグループリーグ開幕二連勝を飾った。
 両チーム整列し、挨拶。数多く集まったギャラリーからの大きな拍手。いつもどおり藤井くんがみんなを促してフェンスの外で観戦していたギャラリーへの挨拶へ。しかしグランパスの選手たちがサンフのベンチへ行って挨拶をしていたのを見て途中で立ち止まり、どうしたものかとうろうろ。
「先にあっちで挨拶して来ーい」
との声も飛んだが、名古屋の選手たちの挨拶を受けたゴリさんから、
「先にそっちで挨拶して来い!」
とのお達しがあり、途中交代選手や出場機会のなかった遊佐くん・佐久間くんも走ってきて、一緒に整列して観衆に挨拶。改めて大きな拍手を受ける。それから一同は名古屋ベンチへと走っていった。
 ユースの選手たちがクールダウンし、三々五々戻ってきた。グラの青山くん、16歳(早生まれの2年)とはいえかなり体ができている。風格充分。遠藤くんも強かったし、中学生ながら右サイド&プレイスキックを担当した三島くんの攻撃センスにはなかなかのものを感じた。今日は担架係だった野田くん、疲労骨折の完治にはあと一ヶ月とのこと。決勝トーナメントで元気な姿が見られることを期待する。一年生達による荷物の片付けも終わり、みんなも着替えを済ませ自転車で帰り始めたので、自分も帰ることに。揚げ出し豆腐定食食べて、さあ帰ろう・・・と車を走らせたが、すぐに眠くなってきた。これは大変まずい。出遭ったコンビニには全部停まってしばらく寝て、眠気を散らしながらあらん限りの集中力を振り絞って運転。四時間余りかけ、やっと家に帰り着いた。生きて帰れてよかった。

10月17日 広島広域公園第一球技場 晴
高円宮杯全日本ユースU−15選手権広島県大会・決勝
サンフレッチェみろくの里ジュニアユースFCvsサンフレッチェびんごジュニアユースFC

 カリスのワイルドフォームキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!というところで起き出して支度し、家を出る。14時からビッグアーチでガンバ大阪戦だが、第一球技場では10時から高円宮杯U−15の広島県大会決勝が行われる。今から出ては前半には間に合わないけど。
 今年は地区予選でサンフの本家ジュニアユースが初戦でPK戦敗退という衝撃のスタートとなったが、それ以外は大きな波乱もなく県大会に入り、グループリーグを勝ち抜いた安芸FC、サンフレッチェみろくの里、サンフレッチェびんご、広島ピジョンの4チームが昨日準決勝を行った。そして、みろくの里が安芸FCに後半追いつかれながらも4−3延長Vゴール勝利、またびんごがピジョンを前半の3ゴールで押し切って、この日の決勝に進んでいる。サンフの同門対決という興味深い一戦だが、決勝進出の2チームは中国大会進出を決めているために、かえって決勝戦はまったりとした試合になりがち。準決勝はガチなのだが。
 10時30分少し過ぎに広域公園着。上まで登っていくと、まだ前半を行っていた。スタンドへ上がると間もなくホイッスルが鳴って35分ハーフの前半終了。みろくの里が前半に10番のヘッドで先制、1−0でリードとのこと。
 後半開始。
みろくの里は3−5−2。
GK1、DF18、14、5、MF3、8、7、13、10、FW9、11。
びんごは4−4−2のようだ。
GK16、DF19、3、20、5、MF15、17、13、6、FW8、14。
びんごはかなりメンバーを落としているらしい。
 まずみろく、10番が右に流れていってパス交換からクロス、はGKキャッチ。ダイキって呼ばれているから小林大輝くんだろうか。今度はびんご、FW14が右に流れてキープ、クロスがDFに当たってこぼれるところをびんご8番が拾い、ゴール正面PAギリギリのところからシュート!これが鮮やかにゴールに突き刺さってびんご追いつく1−1!
 びんご、MF6から右MF15に展開しクロス、これを6番が走り込んでトラップ、もこれが大きくGKがキャッチ。6番は見覚えがある。春先の交流トレセンでサンフユースのメンバー補充でボランチやってた小西くんだ。後半開始はほとんどトップに張ってボールを前線でキープし、同点に追いついたあとは中盤に下がってゲームを組み立てている。と、みろくのカウンター、フィードにMF13が飛び出して抜け出し、シュート!決定機だったが、惜しくも右に外してしまう。びんごもお返しの速攻、素早いリスタートから左に開き、走り込んだ8番がダイレクトシュート!ニアを襲ったがGKが右足でセーブ!左CK、8番のキックはみろくがクリア。こぼれをびんごDF20が拾い、8番に戻して8番は6番小西につなぎ、折り返して右15番?がダイレクトシュート!は左に外れる。
 びんごが右サイドでFKゲット。ゴール前に入れたボールがGKの上を越える、これをファーで待ち構えていたDF19がヘッド、ゴールに放り込んで逆転!2−1とした。これでびんごがペースを握る。15番から小西へ、小西が落として8番がドリブルで切り込み、ゴールライン際から中へ向かうが、GKが体を張ってストップ、ボールを抑える。
 みろくの里、13番に代え6番イン。
 みろく、FKゲット。8番が入れるがGKキャッチ。今度はびんごが小西のキープからファウルをもらってFK。右サイドから8番が入れるがゴールに結びつかず。みろくはなかなか10番小林にボールが入らなかったが、久しぶりに入った、落として左に展開し8番が走り込んでクロスに中央長身の9番が飛び込んでヘッド!鮮やかな攻撃だったが、オフサイドの判定でゴールならず。みろく、さらに右サイドオープンスペースに小林が走ってボールを受け、戻したボールを7番がクロス、中央9番ダイビングヘッド!は上に外れた。びんご、左で8番が個人技でキープ、こね回しすぎたがうまい具合にファウルをもらってFKゲット。「セイヤ」って呼ばれているから2年の植木誠也くんだろうか。テクニックがあり、ちょっと「やりすぎ」な場面が多いが、この年代ではそれもまたよし!左FK、植木がセット。ゴール前に選手がひしめく。直でも面白いが・・・キック!直接来た!鋭いボールがニアを襲ったが、サイドネット外側だった。
 みろく、こぼれ球を拾って速攻、しかしこの時のクロスプレイでびんご13番が痛んで倒れる。びんごがボールを取り返してタッチラインに蹴り出し、ゲームを切った。ここでびんご、その13番に代えて7番を投入。左サイドバックに入った。
 みろく、小林にボールが入る、小林スルーパスに9番飛び出す、はオフサイド!
 みろく選手交代、9番3番アウトで13番2番イン。高円宮杯はいったん交代した選手の再投入がアリ。13番はトップ下に入り、小林がトップに上がった。
 みろく、左サイド6番が突破し折り返し、小林がトラップですいっと右足に持ち替えてシュート!は右に外れる。後半はびんごの中盤守備になかなか前へ出られなかったが、ようやく攻撃がつながってきた。そして後半30分、中盤のカットから13番が持ち上がりスルーパス、10番と入れ替わりに前線に飛び出した6番が完全に抜け出してGKと一対一、これを制してゴールに蹴り込み、土壇場でみろくの里2−2追いつく!
 追いつかれたびんご、FW14番に代え9番投入。髪長め。
 いきなりその9番のポストから小西が持ち込んでシュート!GKキャッチ。みろく、右サイドで11番が奪ってクロス、DFに当たったこぼれを拾って中央に折り返し、走り込んだ8番がひとつ持ち込んでミドルシュート!強烈な一撃で逆転か、と思ったが、GKがセーブしてはじき出し、右CKに。みろく右CK、8番の左足!はびんごクリア、そしてカウンター、小西が右サイドを突破してDFをひきつけて中央に折り返し、植木がフリーで受けた。GKと一対一、植木シュート!決定的だったがGKが足でスーパーセーブ!残り5分を切ってえらく濃密な攻め合いになってきた!
 びんご、左サイドで植木がキープ、そしてこの前茸がオマーン戦で見せたフェイント(左足で一瞬ボールを止めすぐに右足でタテに抜ける)でマーカーをかわすところ、ファウルを受けてFKゲット。植木キック!はDFクリアしみろくが拾ってカウンター、小林が左サイドを持ち上がってゴールライン際から折り返す、DFがクリアしてCKゲット。左CK、8番キック、ファー13番が飛び込んでダイレクトシュート!は当たりきらずに上へ飛び、ラインを割ってゴールキックに。
 ここでびんご、誰か(見るヒマない)に代わり2番イン。右サイドに入った。
 その2番、右サイドから足を滑らせながらもクロス、ニアで9番が拾い、マーカーをかわしざまシュート!は少し左に外れる。ロスタイム2分、なおも攻め合いが続く。このままタイムアップとなったら、延長やる意味ないからすぐにPK戦かな?と思っていたところ、びんご左サイドバックの7番が最終ライン高い位置でカット、前にいた5番に渡す。5番はルックアップしてゴール前を見るとすかさずアーリークロス!これを最前線にいた9番がポストで左に落とし、走り込んできた小西が受けてそのままの勢いでPAに侵入、GKを引きつけると右に折り返した。そこにフリーで走り込んだのは8番植木、きっちりと蹴り込んでゴールネットを揺らし、びんごが3−2勝ち越し!今の攻撃は素晴らしかった。そしてキックオフ直後に試合終了の笛が吹かれ、広島県大会優勝はサンフレッチェびんごとなった。
 やはり両者とも最低限の目標を達成済みのためちょっとまったりペースだったが、終盤のみろくの反撃そして同点ゴールから残り7分の攻防が熱かった。小西くんや小林くんの活躍のほかに、びんごの植木くんのテクニックが楽しかった。彼は今年3月のナショナルトレセンメンバー(U-14)に入ってた。とりあえずもっともっと上手くなって、藤澤くんみたいになってユースに上がってきてほしい。さて両チームは今月末スタート?の中国大会へ進出。全国大会目指してよりいっそう頑張ってほしい。
 補助グラウンドでやっているジュニア世代の大会をしばらく眺めていく。小さいとはいえ、時々きれいなフォームでゴール目掛け切り込んでいったり、美しいフォームでシュートを放ったりするのであなどれない。そのうち開場間近になったので、ビッグアーチへ。

10月11日 埼玉スタジアム2002 曇
高円宮杯全日本ユースU−18選手権・決勝
VSジュビロ磐田ユース

 7時40分に目が覚める。急いで身支度してチェックアウトし、神田駅のロッカーに荷物を放り込んで中央線へ。埼スタへは方向が違う、がちょっと見たいものがあったので。空は曇ったまま。ていうか小雨が。まだ晴れないのか。
 8時50分ごろ渋谷着。

ジョジョ立ちキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!運良くラジオJOJO体操から見ることができた。花京院の「そうかな」のポーズの時には女性ジョジョラー狂喜乱舞。ハイエロファントグリーン仮面には笑った。そして女性の承太郎コスの人には魂を感じたッ!そういえば警視庁の人が来て、写真数枚撮って去っていきました
 スクランブル交差点のほうにみんな出て行くのを見て、交差点ど真ん中で「ザ・ワールド」やってここは終わりか、ということではじめての埼スタへ向かう。時間も9時30分を回ってるし。晴れてればもっとよかったが・・・ちょっと残念。JR最強の埼京線で武蔵浦和へ。日本最強の各駅停車にゴトゴト揺られながら武蔵浦和に着いたものの、ちと早いか。おむすび屋で遅い朝食を摂り、武蔵野線ホームへ。昨日ご一緒した方からの待ち合わせのメールが来たが、こちらがすでに武蔵浦和にいるということで、自分は先に埼スタへ行くことに。電車が来たので乗り込み、車内でロマンシングサガの「決戦!サルーイン」やロマンシングサガ3の「ラストバトル」を聴きながら戦意を昂揚させる。
 東川口駅から埼玉高速で浦和美園駅へ。雨はあがっていたが、うわ、周りに何もない。埼スタまで歩いて20分くらい、と聞いていたが、あそこに見えるじゃん。すぐすぐ!
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

_| ̄|〇遠かった

佐野日大のバッグを担いだ学生の一団に混じってひたすらてくてくと歩いていくと、やっと埼玉スタジアムの門へとやってきた。左手のほうに当日券売り場、それに隣接してやべっちFCプレゼントの当日券引き換えテントが立っていた。今日はメインとバックスタンドのみ開放で、ゴール裏は横断幕のみOKとのこと。一誠のお父様がいらっしゃった。昨晩帰ってきた一誠は今日の登録メンバー18名に入っていること、携帯サイトの情報で確認済み。韓国戦で足を捻挫したというニュースもあったが、どうなのかちょっとお尋ねしてみたところ、本人は「ちょっとやばかった」と言っていたとのこと。「やばかった」ということは、本当に捻挫したということではないようだ。ただちょっと足を痛めているのは間違いないので、どう起用するか。森山監督はここまで勝ち上がってきたメンバーを尊重してベンチスタートさせたい、ということだったが・・・
 バックスタンドに上がる。広々とゆとりがある造りで、メイン・バックスタンドを雄大に包み込む屋根がその下に「雰囲気」ある空間を醸し出している。静寂なのに「ゴゴゴゴゴ」「ドドドドド」とかいう擬音が使用されそうな感じの。いいスタジアム。さすがに何もないところに造っただけのことはある!芝の管理がきっちりできれば文句なし。
 売店で飲み物を買い、ホーム側の席に座ってひと息つく。12時過ぎ、観衆はまだ少ないが、ホーム・アウェイ両サイドゴール裏に断幕が張られていた。そのうちサンフサポーターも三々五々集まり始める。今日のレギュレーションが発表された。この決勝戦は昨日よりの連戦になるため、特別に五人交代が認められるそうだ。総力戦になるな・・・
 12時30分、両チームの選手が出てくる。一誠は・・・
イル━━━━(゚∀゚)━━━━!!
沢田コーチよりスタメン組にビブスが配られるが、一誠にはなし。ベンチスタートか。こちらでは今日もやってきた「Forza Hiroshima」の大旗をどうするか、ということになる。上のほうに広げるか、下のほうに広げるかとしばらく協議の末、選手入場の時に通路より前のほうへざーっと下ろして広げ、終わったら引き揚げる、ということでまとまり了解を得た。ピッチではシュート練習が始まった。ひとしきり終わると両サイドからクロスを上げてのシュート練習。ゴール前で指示を出していたゴリさんのところへ右からのクロスが飛んできた。ゴリさんそれを平然とダイレクトボレーでゴールに蹴り込む。ナイスシュート!気合入ってますね。
 携帯サイトでメンバー確認しようとしたら、場内アナウンスでその発表が始まった。
10前田
19平繁 15木原
11纉c
7柏木 8田中祐
13大屋 4藤井 3槙野 14森脇
1佐藤昭
11藤井 9岡本
10中村
15増田              17石神
7上田 23徳増
5萩原 3森下 12飯田
1八田
リザーブは、
サンフ:GK21栗崎、DF17中山、24田中尚、MF12福本、6高柳、25遊佐、FW9冨成
磐田:GK21松本、MF24田中、20中島、19白井、13宮本、8佐藤、FW14渡辺


スタメンは両者とも準決勝から変わらず。磐田はリザーブも同じだが、サンフは藤澤と保手濱に代え福本と一誠が入っている。台風のせいで二日間ホテルに缶詰でろくに調整ができず、さらにそこから連戦という冗談ではない日程でみんなコンディションはかなりキツいと思うが、これがクラブユースだ!といういい試合を見せてくれ!一誠が帰ってきてるということは、大熊監督もここ来てるのか。(来てたようだ)
 主審は・・・

穴沢

_| ̄|〇今日だけはちゃんとジャッジしてください
 両チームの選手が下がり、しばらくの静寂。そして12時53分、両チームの選手が整列して出てきた。バックスタンドの両翼から声が沸き起こる。こちらはもちろん“Smoke on the Water”からのサンフレッチェ・コールだ。同時に大旗を展開する。整列が終わると、JFA名誉総裁高円宮久子妃殿下、川淵キャプテンなどの方がお出ましに。そして儀礼がひとしきり終わると、両チームの選手が握手をして写真撮影、そしてピッチに散った。大旗撤収、そしてピッチ上の11名の名を次々にコール。コイントスの結果、エンドはそのまま、サンフのキックオフに。両者円陣、気合を入れてそれぞれの持ち場につく。そして13時、戦いの火蓋が切って落とされた。
 中盤のせめぎ合い、ややサンフが押し気味。磐田が右サイドでFKゲット。上田が左足で入れる!がラインを割る。サンフ、右からのフィードに俊介が飛び出す、GK八田も飛び出す、しかし俊介が先に追いつきヘッド!八田の上を越そうとするがタイミングよく詰めていた八田が手に当て、こぼれをDFがクリア。俊介の壁パスから左サイド平繁が飛び出しDFと一対一、中へ切れ込んでパスを出し走り込んだ柏木がシュート!はGK正面。藤井大輔のフィード、受けた俊介が振り向きざまミドルシュート!右に外れる。森脇からセンターバックを経由し左を駆け上がる翼へフィード、翼がダイレクトで折り返そうとするが正面の選手に当たってはね返りスローインに。翼が入れて平繁が受け、深いところで二人に囲まれるも強引に持ち出してクロス!はDFに当たってゴールラインを割り、CKに。左CK、祐樹のキック!ファーに飛ぶボールに走り込んだ槙野が地を蹴るとパーフェクトなヘッド!ゴールに一直線決まった!と思ったらゴールライン上の上田がクリアー!ぬあああああ貴様ー!磐田カウンター、左から藤井貴がドリブル突破、併走した森脇がクリアして左CKゲット。上田のキック!森脇クリア!こぼれを磐田がミドルシュート!右に外れる。磐田、徳増から左に開く増田へ、増田が落として走り込んだ上田がダイレクトクロス、これに中央飛び込んだ中村がジャンプ一番ヘッド―――!ゴール左スミ、しかしさんまが横っ飛びでキャッチ!その勢いで体はゴール内に飛び込むも、ボールはゴールライン上でしっかりと抑える!うひー!さらに磐田右FK、中央クリアのこぼれに上田走り込んでワントラップからミドルシュート!ドライブするボールがゴール左スミを襲う、さんま飛びつくが捕れない―――わずかに外れ!ふうううう―――。上田、昨日の反省か今日は最初から全開だな!サンフ、中央で平繁がキープし今日は右FWの木原にスルーパスを出すが、通らず。前半の中盤はやや磐田の時間帯だ。
 26分、翼がサイドチェンジ。右サイドで受けた木原、二人のマークにつかれるものの切り返しでかわして中に持ち込み、ちょーんとループシュート!意表を突くタイミングに八田は反応できず見送るだけ―――バー!ボールはそのままゴールを超えていった。惜しいイイイ!さらに左サイド平繁→中央纉c→俊介とつなごうとするが俊介には通らず。サンフが盛り返してきたが、まだ磐田に天秤は傾き気味。いいリズムでパスを回せている。ちょっと中盤でやらせすぎだ。と、クロスプレイから纉cへのファウルで岡本にイエロー。穴沢キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!今日は自重してくれよ、頼むから。磐田、左サイドで藤井貴と森脇の一騎打ち、藤井がタテに抜けてPAに入りセンタリングは合わずに流れて翼が大きくクリア。中盤でボールが行きかい、岡本がキープして右へ出す、これを翼が素晴らしい飛び出しからカット、そのままドリブルで持ち上がるが磐田もすかさずストップ、上田に回して一気にフィード、岡本が走り込むが球足が長く合わせられずボールはゴールラインを割る。
 中盤でボールカット、平繁がボールを受けて纉cに入れ、纉cが振り向きざまスルーパス一閃!これに俊介が最終ラインを破って飛び出しGKと一対一!GK詰める、いっけーループシュート!と思ったが俊介は思い切りシュート!八田セーブ!八田止めやがった―――!オーロラビジョンのリプレイでは、ニアを破ろうとした俊介のシュートを八田がとっさの右手で弾いていた。いい反応だっ・・・!しかし俊介、今のはループ打ってほしかった。左CK、祐樹のキックはGK八田がパンチでクリアする。磐田もカットから速攻を仕掛けるが、藤井大輔がしっかりとカバーしゴール前にボールを通さない。中村がミドルシュートを放つが、さんまが正面でキャッチする。サンフ、左サイドのキープから落としたボールを翼がダイレクトでアーリークロス、これが中央走り込む平繁にピタリ!右に流れるボールを支配下におさめ、DFにつかれながらもシュート!ゴール左スミを狙ったが、GK八田が右足一本でスーパーセーブ!祐樹が詰めるが、DFクリア。右サイド高いところで祐樹がカットし俊介へ、ボールを受けた俊介、すっとターンして加速、DF二枚の間をすり抜けると右足シュート!これも八田セーブ!祐樹が詰めるがDFがクリアした。祐樹がかなり高いところまで上がってきた。前からのプレスが蘇ったか。ようやく昨晩の疲れから目が覚めたようだ。さらに俊介が右サイドゴールライン際からドリブルで中へ切れ込む!がこれも八田が抑えた。森脇のクリアを中央で俊介が受け反転してドリブル開始、磐田守備陣を引きつけてから右へパスを出し、纉cが受けてクロス!はDFブロック。ロスタイム、PA前で祐樹がカット、ダイレクトで平繁に入れる、平繁反転しドリブルで突っかけ、DFを引きつけてから右に開いてそこには俊介、俊介はゆるゆるとドリブルで持ち上がってマイナスの折り返し、これをゴール正面PA外で平繁が受けて強烈な左足シュート!はわずかに右に外れ、ここで前半終了の笛が鳴った。 
 中ごろは磐田にペースを握られたが、終わりのほうはこちらが立て続けに決定機を作って押し返せた。ダイレクトパスも軽快に回るようになってきたし、やっと目が覚めたか、という感じ。この勢いを後半も持続させたい。藤井大輔と槙野は藤井貴に岡本をよく抑えており、両サイドバックの森脇と翼も増田と石神の突破をよく封じている。あとは中盤で優位を築ければ・・・
 前半でアクエリアスを飲み干してしまったので売店に行ったが、すでに長蛇の列。ならば水分補給なしで後半45分やってやるぜと引き返す。と、ゲートでは警備員さんの監視のもとなにやら即席横断幕作成中。スプレーの匂いが・・・
 両チームの選手が出てきた。ともに選手交代はなし。円陣で気合を入れ、ピッチに展開する。磐田からのキックオフ。運命を決める45分が始まった。
 右サイド木原が立ち上がりから立て続けに突破する。木原のクロスから俊介飛び込むが、その前でDFがクリア。平繁が中盤でカットしそのままドリブルで持ち上がりミドルシュート!はGK正面。平繁、今日は球際の強さ、キープ、シュートへの動きそして前線よりの守備すべて良く、前線の基点となっている。まだ試合ごとに結構ムラがあるが、かなり頑張れるようになってきた。左サイド木原の落としたボールを翼がダイレクトでサイドチェンジ、右サイドオープンスペースへ走り込む平繁が受けてドリブル突破にかかるがPA寸前で止められる。今度は柏木のカットから左に回っていた木原にパス、木原がタテのスペースに流して纉cが走り込む!がオフサイド。磐田もパスをつないで攻撃するが、ボールホルダーに素早く複数の選手がプレスをかけ、クロスボールもしっかりとはじき返して決定機は与えない。右からのフィードを俊介がトラップ、そのまま一気にドリブルでPA侵入するも、寄せていた森下がしっかりとカバーしファウルをもらって磐田ボールに。
 ベンチ横でアップしていた選手のうち、一誠がビブスを脱いだ。森山監督が交代用紙を提出しに行く。一誠はベンチに入り、戻ってきた監督に指示を受けると、ピッチサイドに出てきた。ここで出すのか!プレイが切れる。選手交代、祐樹に代え、高柳一誠投入!
 磐田が右サイドからクロス、岡本が飛び込むがGKさんまキャッチ、すぐさま大きく蹴り出す。磐田が攻め入っていたので中断していた一誠コールを再開。さあこれからどうなるか、と思いつつ一誠一誠叫んでいると、俊介がボールを受ける。そして反転し、一瞬のうちに最終ラインを突き破った。
 一誠コールがまた中断して喚声に変わった、またも八田と一対一、今度こそ決めろォ―――!
 俊介はさっとボディフェイントをかけ、左足を一振り。

ボールは八田の後ろに抜け―――

芝の上を滑って―――

ゴールネットを揺らした。

キトゥア━━━━(゚∀゚)━━━━!!

歓声が爆発する。前田俊介―――!ここで決めてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!「絶対に決勝進出して一誠を待ちます!」とコメントしていた俊介、ピッチに出てきた一誠の目の前で見事にゴール!俊介は両腕を広げながら満面の笑みでこちらへ走ってくると、こちらを指差してガッツポーズ!穴沢が後ろに走ってきて注意せんばかりの勢いだったのでそれ以上のことはできず自陣に戻っていったが、途中ばったり出会った柏木のお辞儀に丁寧にお辞儀を返していた。
 オーロラビジョンのリプレイ。八田の股下抜いとるゥ―――――!ボディフェイントをかけて八田の体勢を微妙に崩した上での股抜き。前半さんざん止められた八田に華麗なる意趣返しだ。あとでTVを見たら、さんまのフィードを俊介が相手を背負いながらダイレクトで左の木原に落とし、木原がいったん下がりつつキープしてまた俊介に入れ、俊介が反転から中へ持ち込み森下を抜き、森下の足に引っかかりかけたボールを右足で支配下に引き寄せて素早く体勢を立て直すと右から来る萩原をすいっと軽くタテにかわしてGKと一対一となり、細かいステップと一瞬左へ肩を寄せるボディフェイントで八田を幻惑しその股間へシューッ、だった。
 しかし時間はまだ後半13分。これで勝負が決まったわけではない。
 先制された磐田、動く。右WBの石神に代え中島投入。中島が左WBに入り、増田が右に回った。昨日今日を見る限りでは、今大会の石神はクラセンで見たような爆発的なキレがなかった。コンディション調整がうまくいかなかったのか、バイオリズムが悪かったのか。
 磐田、右サイドでFKゲット。PAに近い位置。上田がキック!ゴール向かって曲がるボールにニア二人飛び込む!がわずかに合わせられずさんまがキャッチ。二人ともフリーで飛び込んでいたし合っていたら確実に1点ものだった。サンフのフィード、纉cが受け右の平繁へ開きクロスに柏木が飛び出す!がオフサイド。先制点で意識がさらに前になっている。昨日さんざん走り回ったのに柏木今日も走りまくり。頼もしい。森脇のフィード、オフサイドポジションの纉cと入れ替わりに右から柏木が飛び出す!サイドを抉り抜いて折り返し、俊介が受けてヒールで切り返しタテに抜けて右足シュート!はDFブロックでCKに。ショートコーナー、これはDFに防がれスローインに。スローインから柏木がキープ、二人に囲まれながらもタテに抜けようとし、CKゲット。右CK、柏木キック!はGKキャッチ。中盤でのハイボールの競り合い、森脇と藤井貴が激突し、藤井にイエロー。ヒジが入ったか。
 藤井のロングフィード、右サイドオープンスペースで平繁が受け一対一、強引にタテに持ち込みセンタリング、は俊介、纉cに合わず。磐田は中盤からスルーパスを何度も試みるが、サンフがことごとくカットする。左サイド高いところで一誠がボールカット、そのまま外を走る俊介にスルーパスを出すが、オフサイド。磐田、中島から中央、さらに右に開き、増田のクロスが流れるところをもう一度左サイドで中島が拾い、折り返したところへ上田が走り込みシュート!は上に外れる。再び磐田がパスをつないで攻め入る、しかし中央に絞っていた森脇がこれをカット、そのままドリブルで持ち上がって右に開き、これを木原がダイレクトで一気にサイドチェンジ!左サイドで俊介が受け、飯田と一対一、抜き去る!ところ足をかけられてFKゲット。柏木のFK!は合わずにファーに流れる、磐田が拾ってカウンターに移ろうとするところ、槙野が追っていってスライディングでクリア。
 柏木が中盤でチェイスしまくり、磐田のパスワークを乱そうとする。岡本がミドルシュート!はさんまががっちりとキャッチ。磐田のクリアボールがラインを上げようとしたサンフDF陣の裏へ!藤井貴が抜け出そうとする、しかし藤井大輔が足を出して大きく蹴り上げクリア、これを中島が拾って上田につなぎ、クサビを入れるがそこでサンフDFが囲い込んでボールを奪う。ダイレクトパスから左サイドの翼にボールが出て突破しようとするが阻まれる、こぼれを拾ってさらに磐田ゴール前に迫るが磐田DFがカット、反撃に出る。シンプルにつないで右の中村に出し、クロスに中央岡本ダイレクトハイボレー!はDFがブロックしクリア。磐田が拾って中盤でパスを回しつつ前進、上田から左オーバーラップの萩原に展開しクロスにファー岡本がトラップしシュート!DFブロック!クリア、これも徳増が拾ってクサビを入れ、岡本がスルーパスを放って走り込んだ増田が折り返し正面中村飛び込む―――!悲鳴を上げたが、ギリギリで合わず!助かった!しかしボールはまだ生きている、藤井貴がファーで拾ってセンタリング!DFがブロックしてCKに。左CK、上田のキック!クリア!もう一度CK、上田キック!ニアでクロスプレイ!ゴールラインを割り、サンフボールに。
 ここでサンフ、纉cに代え遊佐投入。ボランチにして柏木を上げる、のではなく、そのままトップ下に入る。磐田のボランチを潰させるということか。時間は後半34分、あと少しだ・・・
 磐田、ラインを高く上げ、萩原も左サイドの攻撃に参加する。怒濤のパスワークに覚悟が加わってきた。右サイドから上田のCK、クリア、もう一度、クリア、しかし磐田がどんどん飛び出してセカンドボールを拾う、サンフもゴール前に人数をかけてはね返す、一誠がカット、大きく右に展開し木原が走る!が磐田DFが全力でカバー、木原のファウルを受けてFK。磐田ボールを入れ、ここから岡本、藤井貴がパスを連ねてゴールに迫る、しかしこちらも藤井大輔、槙野のセンターバックに森脇、翼の両サイドバックも壁を作ってがっちりとはね返す、また一誠がボールカットからドリブルで持ち上がり左へ大きく展開、俊介が受けて切り込む、いったんDFに弾かれるものの遊佐がフォロー、左の翼に出そうとするがDFカット、しかしこぼれを俊介が拾ってダイレクトで翼へ出し、翼が左足でクロス!は正面のDFがハンドで防ぎFKゲット。
 ここでサンフ選手交代、平繁に代え冨成投入。平繁よく頑張った。冨成、ポストになれよ。後半38分。
 左サイドFK、柏木キック!ゴール前飛び込むが八田がキャッチ!素早く蹴ろうとするところ森脇が体を寄せてちょっとちょっかい出したので八田が怒鳴る。持ち直してフィード!翼のクリアが上に舞い上がり、もう一度クリアしようとしたがこれを空振り!藤井貴が拾って抜け出そうとしたが、翼が体を寄せて奪い返す!よしよく取り返した!翼が持ち上がる、これに向かった岡本がすれ違いざまにその足をすくってファウル、サンフボールに。このプレイに森脇が激昂、穴沢に宥められる。いかん熱くなってる。落ち着け森脇!
 後半40分を回った。もう少し。サンフ、やや運動量が落ちる、選手間の距離が空いてきた。バテてきたか?しかし一対一ではやらせない、体を張って守る。寄せろ!守れ!カウンターからFWにボールをフィードするがオフサイド。サンフ、ボールをクリアし右の森脇へ、森脇大きくサイドチェンジ!左に開く俊介に渡り、俊介いったん中央に折り返しリターンパスが返ってくるがカットされる、タッチラインへボールが転がる、これをギリギリで翼が拾う!翼はそのままの勢いで切り込んでゴール前にグラウンダーのクロス、はGKキャッチ。磐田、オーバーラップ萩原の左クロスから左CKゲット。
 磐田選手交代、徳増に代えMF13宮本。
 さあ後半43分磐田のCK、上田がセットする、と・・・
八田上がってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
まだ後半43分だぞ!思い切り良すぎ!八田はゴール正面に陣取る。上田キック!ニア、クリア!拾ってカウンターだ!しかし磐田が拾って放り込む、サンフクリア、つなげ、しかし八田が自らカットに行く、こぼれを磐田が拾ってPAに突っ込む、が森脇がチャージしてカットしキープ、早く大きく蹴り出してカウンターだ!しかし必死の磐田もそうはさせじと食らいついてフィードさせず、森脇はタッチラインに蹴り出すしかなし。この間に八田戻ってゆく。いよいよ最終局面。左スローイン、藤井がキープして折り返し、中村が受けて右へクロス、これを岡本が受けてシュート!はオフサイド!ふー。間接フリーキック、ひと息つく。さんまも間を取る。キック!
 時計は後半45分を経過した。ロスタイムは3分。ちょっと長すぎでない?自分の携帯を見る。14時49分の表示。52分になれば試合終了というわけだな・・・
 増田が右サイド突破、ここから宮本、中島、萩原と左に展開してクロス!槙野ヘッドでクリア!磐田右スローイン、サンフも体を寄せてセーフティーにタッチラインに逃げる、右サイドの攻防、サンフがクリア!磐田いったんボールを戻して左へ大きく展開、これを受けた中島が寄せてきた一誠をタテにかわし振り切ってセンタリング、しかし森脇がその前に立ちはだかってヘッドでクリア!左スローイン、森脇クリア、しかし中島拾ってクロス!はゴール前でファウルがありサンフボールに。ふう。まだ1分しか経ってないのか。ていうか八田、完全にスリーバックの左にいる!萩原はもう前にやっちゃっているようだ。って森下もいない・・・センターFWの位置にいるゥー!クラセンのときも見せたスクランブルだな。いよいよ総攻撃・・・
 ゆっくりゆっくり、あ、14時51分、よしあと1分だ。時間使え!磐田ボール、これに森脇がハーフウェイラインまで飛び出してきてタックル!こぼれをもう一度磐田が拾うが森脇これにもタックル!これはファウル、と磐田素早くセットしリスタート、左サイドタテへ速いボールを打ち込む、岡本持ち込んでクロス、はDFカットでCKに、岡本、ラインを割ったボールを捕まえると左コーナースポットへ走ってゆきセットしてすぐさまキック、ショートコーナーだ、これをゴール前へクロス、
ってまた八田が上がってきてるゥ――――!!
八田猛然とファーに飛び込み、ジャンプ一番宙を舞いヘッド―――!しかし当たりきらず、ボールはゴールラインを割る!このタイミングでゴール前って、いったいいつからスタート切ったんだ?ゴールキック、ゆっくりだ、さんま!穴沢、時計を見てからさんまに注意、さんまそれからモーションを起こしキック!52分になった、3分経ったぞ、これで終わりだろ!俊介がボールを競り合う、ここでホイッスル!終わっ・・・いや主審のゼスチャーは磐田のFK!俊介のファウルか、まだやるのか、でもこれがラストワンプレイだろう、最高に集中力高めろよー!磐田すぐさまリスタートし大きく左へ展開、中島が受けてドリブルで持ち上がり、人数が揃ったのを見るやアーリークロス!ゴール前、クリアだ、岡本がジャンプ―――届かない!ボールはラインを割り、ゴールキックに!守りきった!これを蹴っ飛ばせば終わりだろ!さんまがゆっくりとセット、助走距離を取る。思いっきり蹴っ飛ばせ・・・・と、そのときホイッスルが吹かれた。主審のあの仕草は―――試合終了!
やった――――――ッ
サンフの選手たちが飛び上がる。サンフのベンチから全員がピッチに飛び出して誰彼構わず抱きつく。バックスタンドでもみんなが歓喜のハイタッチをかわし、それから声を揃えて、
「Grande Viola, Hiroshima!!!」
歓喜と祝福のコールを思い切り叫ぶ。アウェイ側でも、
「ジュビーロ磐田!!!」
と最後まで雄雄しく戦った選手たちを讃えるエールが飛んだ。
 整列と挨拶が終わり、選手やスタッフがこちらへ走ってきて挨拶。再び「Forza Hiroshima」の旗を広げる。そしてハーフタイム中に作っていた例の断幕を広げる。いわく、「今度は優勝カップを割っちゃだめ!」。94年のサンフが最終節で第1ステージ制覇した際、授与されたガラスのチェアマン杯を喜んで騒いでいるうちに割ってしまったという事件があったので、それをネタにしたもの。ゴリさんとか苦笑い。一般的にゴリさんが割ったと言われているがそれは冤罪で、割ったのはほかのスタッフなので念のため。藤井くんや柏木くんらは泣いている。よくやった!みんなおめでとう!俊介もブラボー!こういう大舞台でよくあんな股抜きシュートを決められるものだ。
 表彰式に。ピッチサイドに整列し、まずは準優勝のジュビロ磐田ユースが階段を登り、VIP席へと上ってゆく。今年二度目の対決だが、本当に強いチームだった。キャプテン、ほかスポンサーよりの賞状、そしてメダル授与。八田、森下、上田、中村、岡本、藤井貴は来年からはトップチームでプレイ。監督はあの山本氏になるんだろうが、それにも負けずに伸びてくれ。上田とかDFやらされそうで怖いが。1・2年は来年のライバルに。当たることがあったらまたいい試合をしよう(正直当たりたくないけど。強いから)。オーロラビジョンには、メダルを受けVIPの面々と握手を交わす選手たちの姿が。そして磐田の選手たちが整列し、大きな拍手を受けた。
 続いて、サンフレッチェ広島F.Cユースのメンバーが上がってゆく。賞状、そして高円宮杯授与。
ねんがんの 高円宮杯を てにいれたぞ!
ほかにも副賞とかアディダスのスパイクの目録とかいろいろ頂いて、メダル授与のあとVIPの皆様方と握手。そして整列し、賞状や高円宮杯を高く掲げる!この栄冠をもってサンフユースは名実ともに今年のユース年代最強の座に着いた。大きな拍手、そしてサンフレッチェ・コール。
 サンフの選手たちが下りてきて、記念品とともに写真撮影。そして胴上げが始まった。まずゴリさん。三回宙を舞い、それからずどーんと落とされる。そしてみんなの蹴りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!日頃のしごきの恨みを晴らしにきたー!スタンド爆笑。次は沢田コーチ!ゴリさんより軽いのか、よりいっそう高いところから垂直落下式キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!容赦Neeeeee!ユースの面々はさらに獲物を求め、最後に加藤コーチを見つけるとベンチから引きずり出して胴上げ落とし!これでようやく溜飲を下げた。そしてもう一度バックスタンドへやってこようとしたが、記念品全部忘れてきていて慌てて取りに戻る。それでも何か一つ忘れていてまた取りに戻る。やっとこバックスタンド前にやってきて、応援してくれた皆に対してもう一度挨拶。スタンドは「Grande Viola」コールを浴びせる。Jユースカップも獲って三冠狙えよ!
 インタビューを受けていたのか、遅れて俊介がやってきた。一同はひとしきり挨拶すると引き返していく。俊介コール。俊介はこれに笑顔で応える。と、向こうのほうで槙野くんがこちらに背を向けて背番号3をアピールしている。自分もコールしてもらいたいらしい。ならばと槙野コール。槙野くん、笑顔で手を挙げて応えた。選手たちはベンチを片付け、控え室へと消えてゆく。こちらも優勝の余韻を味わいながら撤収に。
 今日帰らないといけないので急ぐ。南浦和から京浜東北で神田に戻り、荷物を引き上げると東京駅でお土産買って、人で溢れているホームに上がり、長ーい列に並んで待って二本目に来たのぞみに乗って一眠り。新大阪まで行き、ここでひと休みして(ホークス逆転されてる!)レールスターに乗り込み福山着、そしてもう一本ローカル線に乗って帰宅。「ファンタジスタ」(広島ホームテレビの)には間に合った。オムさん、イイ!

10月10日 国立競技場 曇一時雨
高円宮杯全日本ユースU−18選手権・準決勝
VS鵬翔高
付・鹿児島実高VSジュビロ磐田ユース(西が丘サッカー場・曇)

 前日は、準決勝の延期が決定したので渋谷行ってHMVとかタワーでCD買ったりして(スクランブル交差点で「双恋バス」実際に見たときはたまげた)、ついでに秋葉原行ってここでも買い物してネットカフェ行って外へ出たら

台風キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

深入りしすぎたー!傘がひとたまりもなくそっくり返る。駅までダッシュ!ホームも雨が容赦なく吹き込んでくるえらい状況だ。神田駅に着くと(いつもここの宿紹介されるな)、ホームへ上がる階段の下に人が固まってこっちの方を見上げながらげんなりとしていた。こっちも外の状況を見てげんなり。傘はあんまり役に立ちそうにない。しかし行かねば。Go!
 ・・・濡れネズミになってホテル着。フロントの人、憐れむような目つき。海難事故で死んだ人の幽霊のごとく部屋まで歩いていき、部屋に飛び込むとすぐさまシャワー。TVつけてみるとかなりすごい台風。東京湾へ一直線か。でも時速65km/hなので、すぐに通過してしまいそうだ。チャンネルをいじっているとガンダム種の新作が。つっこみ所多そうだが、別にどうでもいい。一眠りして起きると20時30分。外は静かになっていた。安心して食事に出かける。
 ホテルに戻り、TVぼーっと見てたら朝日でアジアユース3位決定戦始まる。結果はすでに知っているので、今のゴールはいい崩し、とかオサレキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!とかまた外したー!とかカレン最初がっかりとか可能な限り楽しんでさて寝るか、と最後にチャンネルを適当に回してみる。BS2・・・

インド映画キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

『愛と憎しみのデカン高原』。テルグ語映画ですか。それにしてもすごい邦題。

変な歌と踊りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

インド映画の醍醐味だ。しかも無意味にエロい。笑いすぎて眠れなくなった。今日準決勝なのに。やっと終わった。そしたら次はなんか化学の番組が。いかんこれも面白い。だめだいい加減に寝なければ。TV消して、何とか寝ようとする。気づくと8時23分だった。ジョーカー大あばれ中。着替え。靴がまだちょっと乾いてないけど、歩いてれば乾くだろう。14時西が丘なら、どこか寄っていくか・・・MDに放り込んでいたロマンシングサガ3の「四魔貴族バトル1・2」を聴いてから宿を出る。
 上野の東京国立博物館『中国国宝展』へ。空は台風一過の青空・・・とはいかず、一面の曇り空。でも雨は降らんだろう。たぶん。上野着。人が多い。でも国立博物館の陳列品はマ・クベが集めたりするような「いいもの」とかじゃない仏像中心みたいだから、そう人はいないはず・・・

芋を洗うような

どいつもこいつも中国好きすぎだー!陳列品が見えん!特に漢までの。でもそれ以降の南北朝のあたりになると空いてきた。北魏時代のセンスはいい。仏像が腰を突き出して立っている。ジョジョ立ちキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!あと如来の顔が関取系。そんなこんなでいい時間になったので(一応マジメに観たぞ)、ちょっと常設展のほうひやかしていくか・・・と思ったら嵌ってしまった。急いで上野へ戻って巣鴨まで行き、そこから都営三田線で本蓮沼へ。途中のコンビニで食べるもの買っててくてくと歩いていくと、いきなり西が丘サッカー場に到着していた。ここ!?さり気ないところにありますね。
 順延された準決勝二試合は無料になっているので、そのままスタンドへと上がる。
1.鹿児島実VSジュビロ磐田ユース
 ピッチ上では両チームがアップ中。鹿実応援団がバックスタンドに赤一色の錐行の陣を敷き、声援を送っていた。ホーム側ゴール裏には子供の集団が。磐田のほうはバックスタンドやゴール裏、メインにばらけた散兵戦法。三方ともに気合が入っている。
 スターティングメンバーおよびリザーブメンバーの発表。
10山下 14渕木
15大脇
6上村 11渡邊
7坪内 12赤尾
20西岡 18赤井田 3重富
17片渕
11藤井 9岡本
10中村
15増田              17石神
7上田 23徳増
5萩原 3森下 12飯田
1八田
リザーブは、
鹿実:GK1柳元、DF16本城、MF19豊滿、8伊吹、9栫(かこい)、13永岩、FW21平田
磐田:GK21松本、MF24田中、20中島、19白井、13宮本、8佐藤、FW14渡辺
 磐田、クラセン決勝のスタメンからはDF和田が飯田に、左WB中島(U−16日本代表)が増田に代わっている。どんな感じなのか。飯田は168cm。クラセンではMF登録だったが・・・鹿実はディフェンスの要で主将の岩下敬輔が負傷のため(だっけ)出場できず。ほかにも負傷者続出で苦しい台所事情みたいだが、どこまでやれるか。
 両チームの選手が下がり、そして整列して出てきた。同時に後ろのほうの放送席で実況が始まる。しょっぱなから飛ばし気味。解説は川越さんらしい。
 キックオフ。まず磐田が攻め入るが、鹿実はこれをはね返してエース山下に入れる。山下は右を駆け上がる渡邊に展開、渡邊が右サイドを突破しクロス!はDFクリア。今度は左サイドでFKゲット。山下がセットし、助走から左足のキック!ニアに鹿実飛び込む、しかしボールはその上を越えゴール右上スミへ!直接!?GK八田が下がりながらジャンプ、体を一杯に伸ばしてキャッチ!山下のキックも素晴らしかったが、あの体勢でファンブルせずボールをしっかりとキャッチした八田もグレート。磐田、右サイドからスルーパス、藤井が反応してシュート!はDFに当たり右CK。上田が左足で入れる!がDFがクリア。磐田がダイレクトパスをつないで軽快に攻め、ペースを握る。中村がミドルシュート!は右に外れる。上田から右の増田へ。増田はそのままオーバーラップしクロス!岡本が競るがDFクリア。こぼれを中村がヘッドで右に落とし右からもう一度クロスを上げるがDFに当たり、クリアされる。

 鹿実反撃、山下がドリブルで右から突破、これはDFに止められるも、今度は坪内から右の渡邊へ展開、切り込んでからのクロスにニア山下飛び込む!がわずかに届かずGKキャッチ。またも右のオープンスペースへフィード、渡邊が独走、拾われたらピンチ、ここで八田が思い切ってPAを飛び出す。タッチライン際、両者が交錯寸前、八田がスライディングでボールをクリアした。さらに赤尾から左サイドへスルーパス、クロスを上げる、これはDFがクリア。鹿実が鋭い出足からセカンドボールを拾い、ペースをつかんできた。磐田、その中でパスをつないで右に展開、岡本から石神に開いてクロス、はGKキャッチ。続いて石神が右から一人抜いてクロス、これはファーに抜けるも岡本が拾い、中に持ち込んでシュート!カーブをかけゴール右スミを狙ったコントロールシュートだったが、わずかに右に外れた。今度は鹿実、山下が巧みにキープして赤尾に渡し、赤尾が左サイドへスルーパス!これに上村(かみむら)が走り込んで完全に左サイドを破りセンタリング、そしてファー走り込んだ渕木がダイビングヘッド!完全に頭で捉えたボールがゴール右スミを襲ったが、八田が横っ飛びでスーパーセーブ!はじき出した。右CK、山下キック、これはファーに抜けDFクリア。しかし鹿実が拾って山下に戻し、クロス!DFクリア、そして磐田のカウンター、だが鹿実守備陣が素早く寄せてこれを阻む。鹿実、左サイドに大脇が飛び出してボールを受けクロスも、GKキャッチ。 
 磐田、徳増が持ち上がってロングシュート!GK片渕セーブ、しかしボールが左へこぼれる、走り込んだ岡本が拾って折り返す・・・が岡本がオフサイド。再び徳増、中盤でカットして右にパス、藤井が受けて一人かわしタテへ突破、ゴールライン際から折り返すがGKキャッチ。磐田ひとしきり攻めるが、すかさず鹿実カウンター、赤尾が左サイドに飛び出してボールを受けセンタリング、はラインを割る。磐田、徳増と岡本がワンツー、右から徳増がクロスを上げ中央藤井がヘッド!しかし当たりきらず。鹿実右から押し込み萩原のファウルを誘ってFKゲット。やや遠め、大脇が右足でゴール前へ、中央でDFがクリア、こぼれを鹿実拾ってクロス、渕木シュート!ボールがDFに当たりGKの逆を衝いてゴール右スミへ・・・わずかに外れる!右CK、山下キック、も中央でファウルがあり磐田ボールに。
 また萩原のファウルから鹿実のFK。次やったらカード出るぞ・・・渡邊の突破力はかなりのもので、磐田の左サイドは押し込まれまくっていた。右サイドの石神も持ち味の突破力が見られない。赤尾が中盤で走り回って磐田に思うようなパス回しをさせていない。鹿実はチームとしてプレスの意識が徹底されており、パスワークが武器の磐田を押さえ込んでいる。これは鹿実がバテない限り点がとれないんじゃないだろうか。FK、渡邊がクロスを上げゴール前混戦となるが、磐田がクリア。山下がまたもキープしまくって左へ出し、上村がクロス、DFに当たってCK。左CK、ショートコーナーからクロスを上げるがファーに流れてDFクリア、しかし赤尾がカットしてミドルシュート!はカット時のハンドを取られた。山下のテクニックはたびたび磐田を翻弄する。

 鹿実右スローイン、渡邊が受け一人をタテに抜いて突破しセンタリング、ニア山下が飛び込みヘッド!はわずかに上!赤尾からの浮き球に大脇が飛び出し、右からセンタリング、ゴール正面PA外から渕木がシュート!は踏み込みで足を滑らせミスキック、DFがクリア。鹿実、惜しい場面を立て続けに作る。右からのフィード、山下がライン際で受けてキープしつつゴール方向へ向かい、左足で低空高速クロス!これにDFラインを破って飛び出した渕木が完璧に頭で合わせ、ボールはゴールネットに突き刺さり鹿実が先制―――いやオフサイド!副審が旗を上げていた。うむー!鹿実惜しい!
 磐田、左サイドで上田がカットからそのままドリブル突破、向かってくるDFをルーレットでかわしざまに左へパス、飛び出した岡本が裏を取ってセンタリング――はミスキックで、目の前のDFに当ててしまった。クリアされる。鹿実、右からサイドチェンジ、そこから上村・大脇のワンツーで左サイドを破り上村クロス、ファー走り込んできた渡邊がヘッドで折り返すも磐田がクリア。鹿実今度は右のスペースへ出し、渕木が走る!しかしまたも八田がPAを飛び出して渕木が追いつくギリギリでクリア。八田大活躍。
 ロスタイム1分。磐田、岡本がヤケ気味にミドルシュートを放つがDFに当たる。右サイドで石神がボールを持つも突破できない。鹿実カウンター、フィードから左サイド上村がグラウンダーの折り返し、ニア大脇がフリー飛び込んでシュート!寸前森下がスライディングでクリア。なおも鹿実がスローインから攻めるも、そのまま前半終了。スコアレスで折り返した。
 剛の鹿実と柔の磐田の対決かと思ったが、鹿実が組織的プレスにシンプルなサイド攻撃、そしてそれにアクセントをつけるレフティ・山下のテクニックと、実に魅力的なサッカーを展開。ボランチの赤尾が素早い寄せ、展開、飛び出しと攻守に利きまくっている。磐田は岡本・藤井が鹿実スリーバックに完全にサンドイッチにされてまともにシュートにまで持っていけない。両サイドも裏を突かれまくって上がれない。中村もボランチに阻まれて飛び出せない。DFもちょっとヤバめ。八田がPA外までカバーして凌いでいる、という感じ。局面を打開するにはもっと上田が前に出て行ってゲームを作るしかないだろう。このまま行けば、普通に磐田が負けることもありうる。この鹿実が相手だとうちも相当苦戦しそうだ。
 照明が入る。
 後半開始。磐田、上田から右に開く藤井へ。ドリブルで抜け、センタリングはDFに当たってタッチラインを割りスローイン。スロー、石神が受け突っ込むもクリアされもう一度スローイン。石神が入れ藤井がキープするも大脇がクリア。スローインからのゴール正面のルーズボール、岡本がカットしトラップ一発で右裏に抜け出しシュート!は右サイドネット。鹿実、右へ展開、渡邊が一対一からタテに抜けてクロス、はラインを割る。磐田、藤井のスルーパスに右中村が抜け出すも、クロスを上げる時に滑ってしまいゴール上に外れる。今度は鹿実、右サイドでキープする山下からスルーパス、これにニアサイド渕木が抜け出してシュート!決定的だったが八田がセーブし、キャッチ!当たってる八田。さらに渕木がスローインのこぼれを拾ってシュート、右に外れる。磐田、ダイレクトパスをつないで右に展開、そこからクロスを上げるがDFに阻まれる。ハンドっぽかったが笛は鳴らず。カウンター、上村がタテへ抜けるところを徳増が引っ張って倒してしまい、イエローが出る。
 磐田、右サイド岡本がドリブルで突進、赤井田がクリアしスローイン、石神が入れて中村がタテへ抜けクロス、DFに当たってCKを得る。右CK、上田が入れて中央でヘッド!はGKキャッチ。今度は左サイドで岡本が粘って競り合いファウルを受けてFKゲット。上田が入れるが逆サイドのゴールラインを割ってしまった。後半になり磐田も前半以上にアグレッシブになり、打ち合いの様相を呈してきた。その中、先に動いたのは鹿実。
 選手交代、大脇に代わり伊吹。坪内がやや上がり目になって伊吹と並び、中盤が逆三角形になった。先手を打ちに来たか。
 しかしこれでしばらく鹿実の中盤が混乱したか、磐田が押し込む。岡本がターンからのスルーパスを右に通し、藤井が抜け出してセンタリング、はDFに当たる。今度は左からの横パスを上田がスルーパス、中村が飛び出してダイレクトシュート!はGKキャッチ。鹿実、上村から左に流れてきた山下へパス、山下のクロスはDFにクリアされるが、そのこぼれに走り込んだ上村がダイレクトシュート!鋭いシュートがゴール左を襲うが、八田が横っ飛びでセーブ!またファインセーブキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!左CKはDFがクリアする。
 鹿実、渕木に代えFW9栫を投入。ケガから復帰のストライカーに鹿実側から大きな声援が。
 その栫、右サイドでのカットからそのままドリブルでPAに侵入しシュート!八田がキャッチするも、投入後いきなりのシュートに鹿実が勢いづいた。出足がまた速くなる。
 後半20分を回った。鹿実山下がキープ、右の渡邊に回すと渡邊は一気に加速、物凄い勢いでPAに迫るとマーカーを一回、二回と切り返してタテにかわしセンタリング、ファーから走り込んできた上村がヘッド!は上に外れる。またも右へ展開、クロスから逆サイド上村がキープ、DFに当ててCKゲット、ショートコーナーから上村がクロス、ファーで山下と八田が競り合う!が山下のファウルで磐田ボールに。しかしまたも鹿実、左サイドからタテへフィード、山下が競り合ってボールキープし折り返す、坪内がニアサイドPA内で受けて振り向きセンタリング、はDFカット。
 押され気味の磐田もここで動いた。石神に代えて1年のMF20中島(なかしま)を投入、左WBに入れて増田を右WBに回す。
 その中島、左サイドでキープし右へサイドチェンジ、増田が中央中村へ折り返すが通らず。今度は萩原が左からオーバーラップし藤井にクサビ、藤井が反転からミドルシュートを放つが右に外れる。磐田もペースつかんできた。しかし鹿実、PA外こぼれ球を上村が拾ってカットインからシュート!八田セーブ!左CKに。キック!八田セーブ!こぼれを中島が拾う。カウンター、右サイドの岡本へ!岡本、中へ折り返す、そこへ走り込んだ中村がシュート!GKセーブ!右CKに。上田が向かう。キック!ニアへ、磐田が頭で反らせる、ファーへ流れるボールに、これも磐田のプレイヤーがダイレクトボレー!ボールはゴールネットを激しく揺らし、後半28分、ついに磐田が先制!
 ゴールを決めたのは5番・萩原!前半から左サイドの守備に苦慮していたが、ここで大仕事!この前もゴールしてたし、得点力のあるDFだな。ただもうちょっと守備力のほうをくぁうぇrftgyふじこlp;@:
 徳増が足を痛めたようで、この間に足を引きずりながらベンチ前へ戻っていって内山監督と言葉を交わしていた。
 鹿実右FK、中央栫がヘッドも左に外れる。
 磐田選手交代、負傷の徳増に代わりMF13宮本。
 磐田、その宮本がオーバーラップし右からクロス、上村ブロックもこのプレイで少し足を攣らせる。磐田のスローイン、赤尾クリア、増田スローイン、DFクリア、こぼれをGKキャッチ。
 鹿実選手交代、先ほど出てきた伊吹を下げFW21平田イン。
 クロスプレイで藤井が頭を押さえて倒れた。磐田がボールキープしていたが、岡本がいったんボールを出してゲームを切る。藤井は立ち上がるが、担架が入ってきていたのでいったん外へ出た。と、主審がなぜかドロップボール、それを受けた鹿実が一気に攻撃に出た。磐田の選手がぶんぶん両手を振り上げて抗議するが、鹿実は委細構わずそのまま左サイドから切り込む。スタンドからも大ブーイングが沸き起こる。その中鹿実は左CKゲット。
 岡本がプレイを切ったと思ったが、何故にドロップボールか。その前に主審が切っていたのか?どちらにせよ鹿実の選手も、「さっきの経過はもう忘れたでごわす!」というのはありえない。磐田がボールキープしていたのだから、返すのが当然。リードされて切羽詰っていたとはいえ、反スポーツマンシップに該当する。しかしルール上は違反ナシなので、CKからプレイ再開。これでゴール決めたら許さん。キック!ゴール前にボールが飛びクロスプレイになるが、主審がすぐに鹿実のファウルを取って磐田ボールにする。フォローのつもりか。磐田、岡本がさっきはよくもやったなとばかりに突っかけてシュート、GK正面。先制してから磐田が余裕のあるプレイに変わり、鹿実の攻撃を的確にかわしてゆく。途中から投入された中島が左サイドから立て続けにドリブル突破、逆に鹿実を押し返す。
 後半40分、藤井が右サイド深くで粘ってCKゲット。上田のキックにファー萩原が合わせ――られず、ラインを割る。またも藤井がキープからクロス、こぼれるところへ中島が走り込んでシュート!GKセーブ。鹿実、前線にほぼ四人が張りつきどんどん前へボールを運んでくる。左CKゲット、ここでロスタイム3分の表示。赤尾が入れるが中央で鹿実のファウル。磐田のカウンター、上田のスルーパスから左岡本が抜け出しシュート!決定的だったが、わずかに左に外れる。磐田はコーナーに逃げての時間稼ぎはしない、徹頭徹尾攻める。左サイドを破り、今度こそコーナーへ逃げるか?と思ったらそこから中へ切り込んできた。鹿実、これを奪って反撃、奪われても前からプレッシャーをかける。右サイドでスローインゲット。ロングスロー!ニアで反らして中央へ、磐田クリア、鹿実拾って放り込む、しかしもう一度磐田クリア!そしてホイッスル。磐田ユースが苦戦したもののセットプレイの1点を守りきって勝利、決勝進出を決めた。
 一時は磐田どうなるかと思ったが、後半盛り返してセットプレイから1点をもぎ取り、がっちりと勝利した。しかし鹿実も強かった。鹿実がこれなら、鵬翔戦もかなり苦労しそうだ。
 国立へ向かう。天皇杯三回戦の結果を携帯で確認し、また日本選抜VSハンガリー選抜が絶好のネタ試合になっているのを笑いながら水道橋経由で千駄ヶ谷に着くと、代表ユニなどの青いものを着けた人の流れが。何だ何だ、これから本日のメインイベントが始まるというのに。人の群れをかわすためにひとまず近くの店に入ってアイスコーヒーをずーとすすって、一段落した頃に店を出て国立競技場へ。結局空は曇ったままだった。荷物検査のみでタダで入場し、スタンドへ。バックスタンドアウェイ側に関東サポたちの姿が。横断幕も出てる。って森脇くんの断幕アル━━━━(゚∀゚)━━━━!!まあ、ある意味サンフユースの顔役だからな。そちらへ向かう。と、小雨がぱらついてきた。大丈夫か。メインスタンドにはそこそこ青いユニ着た人たちも残っている。メインのホーム側にいるのは鵬翔の親御さんがた、そして鹿島サポの興梠雨夜の品定めか。
 去年もこの位置にいたか・・・今年は昨年の轍を踏むまいぞ。今年は昨年と違ってリーグ戦とかぶっていないため、太鼓もある。ペナルティスポット裏のところには「Forza Hiroshima 我等の心 共に広島に在り・・・」の大旗が広げられていた。昨年は静学に不覚、さらに甲府戦もスコアレスドローとイヤな週末だっただけに、今日は絶対に勝ちたい。そういえばその前にも準決勝でFC東京U−18にPK戦で敗退していたか・・・三度目の正直なるか。
 ピッチに鵬翔、サンフの選手が出てきた。アップを始める。遠目からは誰が今日のメンバーかよくわからないため(さんまと栗崎くん、主要メンバーはわかるが)、アジアユースに行っている一誠と疲労骨折の野田くんを除く高円宮杯登録メンバーを全員コールした。小雨はひどくならないようで、特にプレイには支障にはならないようだ。しかしピッチ、少なからず荒れている。日本選抜とハンガリー選抜の試合があったためだが、この試合はまた山本さんの神采配が炸裂したようで、1−2と逆転負けとのこと。こっちは公式戦なんだから、もっと抜き足差し足でプレイしといてほしかった。とか言ったりして。
 そしてスタメン発表。

2.鵬翔高VSサンフレッチェ広島F.Cユース

10前田
19平繁 11纉c
15木原
7柏木 8田中祐
13大屋 4藤井 3槙野 14森脇
1佐藤昭
6熊元
19玉置 13興梠 9堀田
          
8木下 7金久
2入船 3宮路 5酒井 12村上
17川添
リザーブは、
サンフ:GK21栗崎、DF17中山、24田中尚、MF23保手濱、25遊佐、20藤澤、FW9冨成
鵬翔:GK1金川、DF4池田、MF14大久保、15山本、FW11北村、10木村、22太田
 主審家本というのがちょっとイヤだが。
 両チームが引き上げ、そして整列して入場。“Smoke on the Water”でサンフの選手を迎える。さあ、壁を破るぞ!鵬翔からのキックオフで、試合開始。
 まずは鵬翔、右から興梠のクロス、これは合わず。次はサンフの盤、俊介がドリブルで左に流れながらシュート、右に外れる。俊介、今度はキープしつつ右にパス、受けた纉cがクロス!これは逆サイドに流れ、DFクリア。纉cがフィード、左に飛び出した木原が抜け出しダイレクトシュート!左に外れる。さらにフィードのこぼれ球を纉cがミドルシュート!はGK川添セーブし、キャッチ。左サイドから柏木がボールを入れ、そこからダイレクトパスにスルーも交えて電光石火、タテに抜けた平繁が折り返してファー木原が受ける、完全フリーでGKと一対一、決めろ!木原シュート!GKさわれない、がわずかに左に外れる!ああああ惜しい!鵬翔反撃、興梠が左サイドから細かな柔らかいタッチでキープし一気に加速、二人をかわしてタテに抜ける!が藤井がカバーしてストップする。サンフ、右サイド森脇から纉cへ、纉cのクロスに中央俊介がヘッド!上に外れる。さらに俊介が左から右に流れ、切り返して左足シュート!はコースが甘くGK正面。サンフのペースだ。
 17分、鵬翔早くも選手交代。左の攻撃的MF玉置を下げ、FW木村を投入した。
 纉c→木原→森脇と右サイドに展開して森脇がクロス、DFがクリアし右CKに。柏木キック!はニアでクリアされる。スローイン、森脇が入れて受けた柏木が中へ切れ込みつつシュート!右に外れる。森脇が切り込んで左の翼にサイドチェンジ、翼が切り込んでストップされるもこぼれを森脇が拾ってドリブルに入るがカットされて鵬翔カウンター、ダイレクトパスをつないで木村のミドルシュート!はさんまがキャッチ。この時間帯、サンフはパスがつながるもののシュートがない。もっと思い切って撃ってほしいが。森脇のクロス、木原が落として纉cが走り込むがGKキャッチ。今度は左からのパスを右サイドで俊介が受ける。DFが前にいる、しかし俊介はそれをブラインドにしてゴール左上スミを狙うコントロールシュート!右旋回のボールがあやまたず目標を捉える、しかしGKがファインセーブではじき出す!左CK、祐樹のキックにファー槙野が折り返すがボールは流れて鵬翔クリア。
 スローインから鵬翔が右サイドでボールを回し中央へ。興梠がボールを受けふわりとしたパスを前線に放り込む。なんということのないパスだったが、サンフはこの一瞬硬直してしまった。熊元がすっと飛び出す、これに誰も反応できない!完全にゴール前抜け出した熊元はワントラップするとそのままシュート、やすやすとゴール右スミに突き刺して27分先制点ゲット!あんなに超絶フリーで飛び出して来られたらさんまといえどどうしようもない。圧倒的攻勢で守備の集中力が欠けていたか。これでは昨年の二の舞になってしまう。気合入れ直して!
 鵬翔が右サイドでつないでスルーパス、堀田がシュート!DFブロックして右CKに。ショートコーナー、クロスをブロックしてまたCKに。今度はゴール前に上げてきたがこれはラインを割った。30分を回る。右サイド纉cの突破でCKゲット、柏木のキックにファー槙野!は合わず。今度はスローインから右サイド俊介が粘ってCKゲット、柏木ショートコーナーから森脇クロス、こぼれを左で拾って中央に入れ、槙野がシュート!DFに当たりわずかに右に外れる!右CK、柏木キック、DFクリアで左CKに。祐樹キック、クリアされる。木原のカットから左の俊介に開き、俊介シュート!DFに当たりこぼれる、翼が拾ってクロス!はDFクリア。しかし右サイドで森脇が奪って切り込みクサビ、左で纉cが落として中央平繁がダイレクトで左にはたき、そこにいた俊介が反転からダイレクトで左足一閃!冷静にゴール右スミに叩きこんで39分サンフ追いつく1−1!
 見ていたときは、森脇がボールを入れてなんかダイレクトでポンポンつながって俊介に入った来た来た来た来た撃て撃て撃て撃てキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!という感じだったが。とりあえず追いついた。このままペース握っていくぞ。
 森脇、右から切り込んでミドルシュートは右に外れる。鵬翔、木村のクロスに熊元が飛び込むがDFがクリア。サンフ、祐樹がミドルシュート、DFに当たって右CK、柏木のキック、ニアで擦らせてファーの藤井がスライディングで飛び込むが左に外れる。そして前半終了。
 とりあえずゲームの主導権は握っている。ただし興梠の高い能力は要注意。足元が上手く、機動力もあってクレバー。気を抜くとあっという間に決定機にまで持っていかれてしまう。サンフが誘っているという話の入船は、サンフの3トップを4バックで抑えるために上がる機会がほとんどなく守備専任。サンフとの対決でなければもっと冷静に見られるけど、こういう試合では「ブチ破る対象」なので、とてもそういう目では見られない。すまん入船。
 さて、後半が始まる。両者選手交代はない。サンフがホーム側のエンドへ。自分達のいる目の前のアウェイ側ゴールに逆転弾を叩き込め!
 鵬翔が左サイドからのFK、ファーのゴールラインを割る。サンフ、平繁から翼に展開しセンタリングはGKキャッチ。森脇ドリブルから左へパス、纉cが受けてタメてマイナスの折り返し、俊介がスルーして森脇がミドルシュート!左に外れる。俊介がドリブルで突っかけてDF三枚の間に突入!交錯して俊介が倒れる。いったんプレイが切られるが、俊介は立ち上がった。
 鵬翔、右サイドFK、木下が左足で入れるがさんまがキャッチ、俊介めがけフィードしこれを俊介が受けたところファウルを受けFKゲット。
 ここで鵬翔選手交代、堀田に代えMF15山本。
 FKはチャンスに結びつかず。やや膠着か、と思っていたところ中盤柏木のドリブルが乱れたところを興梠がカット、そのままドリブルで持ち上がってシュート、は槙野がブロック!危ない。森脇の速いクロスを俊介が受けてシュート、このこぼれを木原シュートはGK正面。さらにダイレクトパスを左でつないで平繁がクロス、これがDFに当たってゴールに向かうがGKがはじいてキャッチ。しかし鵬翔カウンター、左サイドの木村を走らせて木村がクロス、ファーで興梠が受けて強烈なシュート!ゴール右スミさんま飛びつくがさわれない、ボールはポストを直撃しゴール正面へはね返る、これをサンフが拾って事なきを得た。鵬翔はこれで勢いづいたか、ダイレクトパスをつないでサンフゴールに迫る、しかしサンフも反撃、左へ展開し平繁のドリブルから俊介と森脇がワンツー、しかしDFがクリア。
 翼のクロスを俊介がトラップ、反転しざまシュート!GKキャッチ。自陣右サイドからのFK、槙野が思い切りゴール前に上げる。ファー直接?と思わせる勢いのキックに藤井が飛び込むが、合わず。さらに右サイドつないで俊介→纉c→翼と逆サイドに展開し翼がダイレクトクロス!は外れる。そして右の木原から俊介にボールが入る、俊介はこれを受けざま鋭くターンしDF二枚の間を抜ける、DFの足にボールが引っかかるもすかさず拾って体勢を立て直し、向かってくるもう一人のDFをタテにかわしてGKと一対一、そして左足インサイドで冷静にキック―――
ゲット!!
後半21分サンフ逆転2−1!俊介またキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!俊介はこっち側(バックスタンドアウェイ側)に走ってくると両膝を突いて両手を突き上げる!それに後ろから森脇が抱きついた。こっちは狂喜乱舞で俊介コール!もう1点取れ!
 左サイドで平繁がキープ、ゴールライン際から強引に切り込んで折り返し、やや短いところへ柏木が走り込んできてセンタリング!DFに当たりCKに。祐樹キックはDFクリアでもう一度CK、祐樹キック!は中央でサンフのファウル。鵬翔、左に展開し木下がミドルシュート!上に外れる。俊介が左サイドでキープ、柏木が猛然と上がってゆく、クロスだ!と見せかけ俊介いきなりロングシュートォォォ!上に外れたが、実に彼らしいプレイのチョイス。鵬翔、村上が右サイドドリブルで持ち上がってクロス!ゴールに近いところ、さんまファンブルするもキャッチ。今度はサンフ、右サイドでボールをつなぎ、平繁が切り返してDFをかわし切り込んでシュート!はバー直撃!うーん平繁、今大会はバーに当ててばっかりでちょっとツキがない。
 オーバーラップしてきた森脇、DFをルーレット一発でかわして(と遠目には見えたが実際にはクライフターン?)俊介へパス、DFクリアしてCKに。右CK、柏木のキックにニア藤井シュート!ポスト!ファーへ流れるところ槙野シュート!わずかに左に外れる!惜しい!鵬翔左からのアーリークロス、藤井がクリアミスし後ろの興梠にボールが渡りかけるが、槙野が素早くカバーしクリア。今度は右に開いて村上がクロス、しかしゴール上に外れる。鵬翔のサイドからの速攻はまだまだ脅威。興梠の飛び出しにも気をつけないと。できればもう1点欲しいが・・・俊介なんだか流しに入ってるような気が・・・その俊介のスルーパスに柏木が飛び出す!がDFが寄せてクリア。柏木、この時間帯でも運動量を保持し、守備だけでなく前線にも積極的に絡んでいる。本領はトップ下かFWで発揮されるが、今大会は本当によくボランチで頑張っている。さて右スローイン、俊介が受けて突破、中へ持ち込んで左の木原へパス、は通らず。祐樹が中盤でカット、そのまま左からドリブルで持ち上がってファウルを受けFKゲット。祐樹もトップ下かFWという柄のプレイヤーなのだが、彼も今大会はボランチとして活躍、一誠の穴を埋めている。昨年まではシャープなテクニシャン、という印象だったが、粘りもあるプレイヤーに成長した。FK、祐樹のキック!は上に外れる。鵬翔左サイド木下からパス、興梠か熊元か誰かがシュートを放つが、足を滑らせてしまい枠を外す。
 サンフの右スローイン、ボールをつないで纉cがボールを持つ。ドリブルで中へ持ち込んでゆく。マーカーは一人、他には寄せてこない。纉cはそれを見てとると一気に加速、左に持ち出すとぐいっとタテに切り込んでマーカーを振り切り、左足シュート!
ゴール!
ボールはゴール右スミに突き刺さり、後半40分3−1!纉cがこちらに走ってきてくるりと背中を向け、自らの背番号11を誇示!纉cコール!槙野がついてきて祝福する。これで決まった!
 鵬翔、キックオフシュート!は右に外れる。サンフ、左サイドで祐樹と俊介がパス交換、祐樹がファウルを受けFKゲット。PAには近いがタッチライン際からのやや遠い位置、しかし祐樹直接狙う!グンと曲がってゴールマウスを捉える、がGKパンチ!右CKに。
 ここでサンフ選手交代、平繁に代わり遊佐、木原に代わり富成。
 柏木のCKは中央競り合いの中でサンフのファウル、鵬翔ボールに。
 サンフ、さらに纉cに代え保手濱。
 サンフがっちり守る。ロスタイム2分の表示。鵬翔攻めるが、サンフの守備陣は二度も醜態を演じることはなかった。そのまま2分が経過し、試合終了のホイッスル。サンフ、三度目の正直で準決勝の壁を越え、決勝進出!サンフレッチェコールで祝福。同時にメインスタンドホーム側からも鵬翔コール。いい試合だった。
 3位チーム鵬翔の表彰。今年は鹿実・鵬翔の九州代表2チームが3位入賞と、九州勢が大いに気を吐いた。来年はプリンスリーグ1部に福岡ユース&大分U−18が上がってくるし、さらにレベルアップしてくるだろう。中国地方ももっと頑張らないと・・・観音は今大会登録メンバーのほとんどが1・2年だったから、来年に期待か。皆実も森重・細田・竹林を中心にしっかりしたチームを作ってほしい・・・表彰中、シュージと藤澤がピッチサイドのペットボトルの片付け。二人は余った水をかけあってほほえましくたわむれていた。
 表彰が終わり、写真撮影が終わると、サンフのメンバーとスタッフがこちらのほうに走ってきた。皆でだーっとスタンドを駆け下りてコールを浴びせ祝福。明日も絶対に勝って優勝だ!夜更かしせずに早く寝ろよ!

 急いで宿に戻る。やべっちやべっち。な、野球延長だと!仕方ないな。まず天皇杯ダイジェスト。お、久保田点決めてやんの。F1(情報遮断成功)とHERO交互に観る。琢磨4位か、惜しいな。HEROは芸術点狙いすぎ。減点2!終わった。やべっちまだ始まらない。地球号を見る。カメに石膏かなんかで発信機取り付けてる。
デカすぎだろそれ!
藻とかゴミとか変なものが引っかかったりしたらどうすんだ。カメのこと考えてるんなら、値が張ってもいいからもっと小型の高性能なやつつけてやれよ!と思った。そして0時10分。

やべっちキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

  .-、  _
  ヽ、メ、〉      r〜〜ー-、__      ________________
  ∠イ\)      ムヘ._     ノ      |
   ⊥_      ┣=レヘ、_ 了     | え−−い、平山森本はいいっ!
-‐''「 _  ̄`' ┐  ム  _..-┴へ   <
  | |r、  ̄ ̄`l Uヽ レ⌒',    ヽ.   | サンフを映せっ! サンフの戦い振りをっ!!
  (三  |`iー、  | ト、_ソ   }     ヽ   |
  | |`'ー、_ `'ー-‐'    .イ      `、   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | |   `ー、    ∠.-ヽ      ',
__l___l____ l`lー‐'´____l.       |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||  .|      |
               ||  |__.. -‐イ
               ||   |    ノ/

いきなりキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
俊介の1点目、2点目ともビューティフル。しかし角澤、前田前田五月蝿いんじゃコラ。
 そして選抜戦。
(ノ∀`)アチャー
林も災難だったな。
 本日の「はーい!やべっち」にゴリさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!おちゃらけバラエティ・モード。
やべっち、
「あの・・・森山さん・・・そんなキャラでしたっけ!?」
何を今更。
明日の13時からはもう試合。24時間以内に45分ハーフのゲームを2試合やる、しかも準決勝と決勝を、というアホみたいなスケジュールだが、本当に気合と根性で戦ってほしい。それに俊介の伊達と酔狂を組み合わせ、勝利したい。
 寝ようと思ったが、眠れない。こっちが緊張しているのか。MDを聴いたが、眠れない。TVをつけると本日の準決勝の録画放送が。まず鹿実と磐田。それを見ていたら、いつの間にか寝ていた。

9月26日 春野総合運動公園陸上競技場 晴
高円宮杯全日本ユースU−18選手権・グループリーグ
VS愛媛FCユース

 6時過ぎに目が覚める。昨日の天気予報では今日は雨、とか言っていたが、空は今のところ雲は多いながら晴れている。TVのチャンネルを変えていると、気づいた。

朝日系がない!

昨日は疲れていたし、酒が入っていたしで気づかなかった。スーパーヒーロータイム見れないのか!がっくりきたら、また寝てしまった。目が覚めると、9時前。ああ、チェックアウトしなきゃ。
 身支度し、部屋を出てチェックアウトを済ませ、車に乗る。ここから広島に行くことも考えたが、中途半端に動かずに腰をすえてこちらを見届け、そしてトップチームの勝利を祈ることにしよう、と決めた。さてどうしよう。高知に来たのなら、やはり男子としては桂浜へ行かねばなるまいか。というわけで、桂浜へと向かった。
 太平洋だ!右手に洋々と広がる土佐の南海を見つつ、桂浜東端へ。坂を上り、まずは坂本竜馬記念館へ。竜馬関係では毎年夏に京都国立博物館が特別展示を行っているやつを見に行ったことがあるが、竜馬の手紙の奔放さにはつい笑ってしまう。一緒に武市半平太や桂小五郎の手紙も展示されていたが、武市半平太のすごく柔らかい筆跡、桂小五郎のマジメなお固い筆跡を見て、こういうのは本人の人柄をあらわすものなんだな、と改めて思った。京都国立博物館蔵の複製が多いが、竜馬を概観するにはいいだろう。
 それから桂浜の駐車場に車を停めて、竜馬の銅像を見に行く。結構でかい。竜馬は太平洋を凝視して立っている。前からの写真は腐るほどあるので、携帯を取り出して尻のほうからのアングルで撮らせて頂いた!あとは浜辺を歩いたり海を眺めたり。売店に戻ってなんとなく塩辛を買い、車に戻って運動公園へ。東海第五VSガンバユース、後半始まる頃には着けるだろう。 
 空はまだ晴れている。雨は降りそうにない。お天気おじさん適当なこと言って。スタンドに上がると、電光掲示板には東海第五0−2ガンバ大阪ユースの表示が。後半開始間もない。ガンバのスタメンは昨日と同じ。負傷交代していた森山も先発出場している。大事には至らなかったようだ。よかった。
 東海第五が攻撃に移ろうとするところ、ガンバがカットしてフィード!これに出口が完全に抜け出しPA内でトラップ、そこへ必死で戻ってきたMF8平野が体を寄せる、しかし勢い余ったかそのまま出口を倒してしまった。ホイッスルが鳴る。ああ、PKか。カードが出そうだ。と・・・レッド!?イエローは提示されなかった、一発レッドのようだ。厳しい!得点機会阻止を適用したか。しかし手を出したり足で引っ掛けたりしたわけじゃないんだから、イエローだろう・・・東海第五の監督も飛び出してきて大声で抗議。しかし判定は覆らない。出口がボールをセットし、助走から・・・ゲット!ゴールど真ん中に蹴り込んで3−0と突き放す。東海第五の平監督が戻ってきた主審に激しく抗議していた。
 東海第五、U−18日本代表のFW10財津を中心に何とか1点を返したい、しかし中盤の選手が減ったことで、ガンバのパスサッカーが止まらなくなってきた。出口のパスから松岡がドリブルで切り込みシュート、左に外れる。
 ガンバ、渡部に代え平井。
 松岡から横谷を経由し左の出口へ出し、出口がズドンと決めて4−0。右サイドから森山のクロス、GK田中が飛び出しパンチ、流れたボールを出口がヘッドで折り返し中央平井が飛び込む、GK立ち上がって戻りつつジャンプしもう一度パンチ!したものの完全にはじき出せず、ボールは無情にもゴールネットを揺らす。オウンゴールで5−0。
 ガンバ、安田に代えU−16日本代表の倉田秋投入。そのまま左の攻撃的MFに入った。東海第五もFW12平川に代えFW18神野を投入、スリートップ気味になった。しかしやや左に張り気味だった平川がいなくなったことで中盤がさらにスカスカになり、ガンバがさらに押し込む。
 倉田がいきなり左サイドを突破、松岡に振って松岡シュート、DFに当たってCKに。右CK、松岡のキックに平井ヘッド!左に外れる。今度は出口のキープからスルーパス一閃、飛び込んできた倉田がタテに抜けてきれいにゴールに蹴り込み6−0。與から倉田に開き、倉田のクロスにゴール正面出口が反応して押し込み7−0。東海、カウンターからスルーパスを放ちFW11橋内が飛び込むも植田がカバー。ガンバ反撃、中央から右の松岡に開き、クロス!ニアに横谷が飛び込みシュート、至近距離だったがGK田中が手に当ててはじき、ボールはバーに当たってはね返るがこれがゴール正面へ、詰めていた平井がヘッドで押し込んで8−0。
 東海、MF15末吉に代えDF5中野イン。
 ガンバはますます勢いづく。昨日の敗戦の腹いせなのか。東海にとっては迷惑千万。東海はGK田中が大奮闘、決定機をセーブ、セーブ!しかし支えきれない。出口シュート!DFに当たってこぼれる、これを拾って右に出し、松岡がグイッと切り込んでゴールライン際からセンタリング、これにファー飛び込んだ倉田が合わせる!9−0!
 ガンバ、DF4キム・ジョンフムに代わりDF22、1年の下平イン。
 星稜、本田の2ゴールで国見を2−0でリード・・・国体に続き返り討ちかよ。本田圭祐・・・恐ろしい子!若手をあんまり伸ばそうとしない名古屋にやるのは惜しい。うちに来れば洋次郎や一誠や俊介といっしょにサッカーができるよ・・・ガンバ、左サイドからクロス、中央出口がトラップできずも右サイドで松岡が拾い、中央向けてドリブル、そしてシュートレンジに持ち込むやすかさずシュートでゴール左スミに突き刺した。10−0。二桁いってしまった。もうどうしようもない。ガンバ伊藤が猛然とオーバーラップ、そのまま右サイドからクロスを上げ、こぼれが左に流れるところ倉田がミドルシュート!GK横っ飛びでスーパーセーブ!GK意地を見せている!ガンバスルーパス、出口がシュート!GKセーブ!こぼれを上がってきた與がシュート!これもセーブ!やるな!しかし89分、松岡が右サイドから個人技で相手を抜き去り、ドリブル突破からターンして中へ切り込み、左足一閃。ゴールに叩き込んで11−0とした。
 ロスタイム、東海第五最後の反撃、右からボールをつないで背番号10、財津にボールが入る、財津、ドリブルでPA侵入、後ろからのタックルで倒される―――PKだ!しかし笛なし!おいおい何だこの主審!ガンバクリア、しかし右サイドで東海第五がボールを拾ってクロス、これにニア走り込んだFW11橋内が競り勝ってヘッド―――!
ゲット!!GKの頭上を越えたボールがゴール左スミに飛び込み、東海第五、一矢を報いる!スタンドから大きな拍手が沸き起こった。財津が今のノーファウルの判定の件で主審に抗議、イエローカードをもらってしまう。東海第五にとっては悪魔のような主審だった。試合はそのまま終了、11−1でガンバユースの勝利。あのレッドがなければもっといい試合になったろうが・・・スタンドの声も「レッドはありえん」で統一されていた。残念。
 さあ第2試合。ホーム側の大所帯・愛媛FCユースがスタンドで断幕などのセッティング開始。ピッチでは、前の試合中からゴール裏トラック付近でアップしていた愛媛FC、サンフ双方の選手が早速入ってきてボールを使ったアップに入る。アナウンスで「両チームは練習をやめてください」と出たが、双方ともメニューをこなさなければならないためなかなか出て行かない。13:15試合開始予定だが、ちょっと遅れそうだ。
10前田
19平繁 11纉c
15木原
7柏木 8田中祐
13大屋 4藤井 3槙野 14森脇
1佐藤昭
9有田
7木村 10八坂諒 11尾花
          
5齋藤 14山本
23廣瀬 3花山 21前野 16河野
1白形
 リザーブ7名は、
サンフ:GK21栗崎、DF5佐藤将、17中山、24田中尚、MF20藤澤、25遊佐、FW9冨成
愛媛:GK12阿部、DF2安部、4松田、22藤原、MF6玉井、8久保、FW20小笠原
 13:26キックオフ。ゆっくりとした立ち上がり。愛媛はあんまり突っかけてこない。4バックがラインを形成、その前にボランチが二枚並んで堅陣を敷く。まずはサンフをリスペクトしてがっちりと守ってくるようだ。サンフも昨日の激闘の疲れか、やや動きが悪い。パス回しもあまりスピードがない。俊介も昨日さんざん削られたためか、プレイが軽い。一対一勝負でもボールコントロールを誤ってカットされてしまう。愛媛はそのサンフのミスを突いて素早いカウンターを見せる。守ってばかりではない。攻撃にはいると速い!右サイド尾花に展開し上がってきた山本に渡して山本クロス!はGK正面。サンフ逆襲、右サイド纉cからのスルーパスに中央平繁が完全に抜け出しGKと一対一!よし!平繁シュート!しかしGK白形が素早く詰め体に当ててファインセーブ!決定的だったが、決められず。ここで決めておけば後々楽になったのだが・・
 木原から俊介へ、俊介倒されてFKゲット。右へ開き、上がってきた森脇がDFと一対一。かわそうとするもクリアされスローイン。スロー、俊介がキープし木原、柏木とつないでゴール前に迫るがシュートまではいけない。愛媛の守備が堅く、ピンチとなるとさっと六枚の壁を形成し攻撃陣をがっちりと封じ込む。そしてきれいにボールをつないでのカウンター。ロングボール攻撃にならないところが、さすがにクラブユースだ。スタンドからは「えひーめFC!」の大合唱が。
 愛媛大きく左サイドへのフィード、八坂が受けてそのまま持ち込みクロス、槙野クリア。サンフがボールキープ、右に回して槙野がタテにボールを入れ、オーバーラップの森脇クロスに中央俊介がヘッドで飛び込むが、オフサイド。愛媛が左に展開、木村が抜け出して突破するが槙野がカバーに。木村抜こうとするが、切り返しをミスってボールはゴールラインを割る。槙野、いい対応。今度はFW有田のポストから右への展開、尾花が折り返して齋藤がミドルシュート!左に外れるも、いい形。サンフ、翼がダイレクトパス、平繁が切り返してクロス、DFクリア。柏木が拾って折り返し、俊介がスルーするも誰もおらず。愛媛の4−5−1が分厚い守備。なかなか崩せない。業を煮やしたか、槙野が右サイドでのカットからそのままドリブルでオーバーラップ!木原に預けるとそのままゴール前に走り、木原のクサビをPAを背にして受けてまた木原に落とし、木原がダイレクトで左に振り翼がクロス、ゴール前、GKパンチ!右にこぼれたボールを森脇が拾ってクロス!ファーに流れる、翼が追いかけてゴールラインギリギリで折り返す、がジャストミートせずラインを割った。
 愛媛のカウンターが冴える。中盤でボールをつないで有田に入れ、落として八坂のミドルシュート!右に外れる。サンフ、俊介がキープ、左に開く木原へ。木原は中へ切り込んでクロス、ファーから平繁走り込みヘッド!しかし左に外れる。愛媛反撃、右から尾花が切り込んで思い切ってミドル!さんまキャッチ。サンフ、右サイド纉cのキープからクロス、ファーに流れるボールを俊介が拾い一対一、抜け!しかしはじかれる、翼がフォローして切り込む、DF止める、こぼれをDFがクリアし、サンフのスローインとなったところで給水タイム。
 再開、愛媛がボールを奪い右サイド尾花が中央へ折り返し、PA外八坂がトリッキーなダイレクトヒールスルーパス!鋭く反応した有田がDFを振り切りGKと一対一!ぎゃー!さんま素早く詰める、有田シュート!
セーブ!しっかりと体に当て、すぐさま押さえてキャッチ。大ピンチを救った。グレートだ!
 藤井がフィード、纉cがヘッドで後ろに流し俊介が走り込むがオフサイド。今度は藤井が果敢にオーバーラップ、中央を持ち上がってスルーパス一閃!これに俊介が右から抜け出してシュート―――ポスト!!そのままゴールラインを割る。GKがわずかにさわっていたようで、CKの判定。GK白形のファインセーブだ。右CK、柏木キック!ファーで槙野が競り勝ってヘッド!ゴールを襲うがGK白形またもセーブ!こぼれをゴール正面押し込もうとするが、サンフにファウルがあり愛媛ボールに。藤井→俊介→木原とつないで左の翼に出し、翼クロス!DFクリア、柏木拾って右へ、森脇クロス!これにニア飛び込んだ俊介がジャンプ一番頭を振ってヘッド!しかし枠を捉えられず、ボールは右へ外れた。
 森山監督から木原と俊介のポジションを変更するよう指示が出た。
 愛媛、八坂から左へ展開、木村がそのまま左へ流れてゆく八坂にリターンパス、しかしDFが体を入れてゴールキックにする。今度はボランチ山本が高い位置で持ってぽんと浮き球でDFラインの裏へ、これに八坂が抜け出す、がオフサイド。愛媛の10番八坂諒は動きの質が物凄くいい。中央に構えて両サイドにパスをはたいたりワントップの有田のフォローをしたり、スペースがあればサイドにも流れていったりとクレバーに奮闘。FW有田もしっかりポストをこなしてさらに裏を狙い、両サイドの尾花・木村もタイミングのいい飛び出しからサイドをえぐってゆく。昨日東海第五に1−4で敗れたのが信じられないパフォーマンス。ていうかサンフが愛媛の持ち味出させすぎという感じ。
 35分を回る。左サイドで翼がボールを持ち、木原へ。木原の折り返しはDFに防がれるも、こぼれを翼がフォローして折り返し、柏木がドリブルで切り込んで密集の中からループシュート!誰も反応できない意表を突いたプレイだったが、惜しくもボールは右に外れた。
 サンフは愛媛FCの厚い守りになかなかチャンスがつかめない。攻撃も単発で、リズムが生まれてこない。平繁が消え気味で、ほとんどボールに絡めない。と、森山監督から声が飛んだ。
「森脇!前へ出ろ!」
 サイド攻撃警戒で引き気味だった森脇への指導キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!確かに彼が引きすぎていたため右ボランチの祐樹がかなり大変なことになっていた。その森脇、上がり目でボールを受けるといきなりロングシュート!GK正面だったが、これで攻撃的になるか?サンフ、右サイドからサイドチェンジ、木原が落として翼がクロス、DFクリアを柏木が拾い右へパス。纉cがこれをダイレクトでタテにはたき、走り込んだ平繁がクロス!DFクリア。さらに俊介が右サイドドリブルからキープ、木原に渡し、木原は左にはたいてダッシュ、柏木リターンパスに木原がドリブルで切り込みシュート!右上に外れた。愛媛、左サイドで槙野のファウルを誘いFKゲット。八坂がゴール前に上げるがさんまがキャッチ。そしてカウンター、俊介にフィード、右に開いて纉cが木原へつなぎ、木原がクロス!ニアに祐樹が飛び込む、がDFクリア。そして今度は愛媛のカウンター、右サイド尾花に開いてグラウンダーのクロス!ゴール前に有田と八坂が待ち構えるが、ポジションがほとんど重なっており、とっさに二人ともスルーしてしまった。助かった。サンフがキープしたところで、前半終了。
 愛媛FCがいいサッカーを展開している。サンフの攻撃を分断して封じ込め、有田・八坂からサイドに展開して好機を次々と作り出す。サンフ守備陣もよく守っているが、時折危ない場面もあった。サンフは、何とか打開の手段を考えないといけない。前半途中からは消え気味だった平繁を交代させるか。
 愛媛FCが先に出てきた。サンフはいつもながらなかなか出てこない。ペットボトル係が先に出てきてピッチサイドに並べていったが、まだ出てこない。副審が呼びに行った。しばらくして出てくる。その先頭には背番号25、遊佐。交代用紙を持っている。平繁の姿がない。彼に代わって投入のようだ。ボランチに入れて、柏木をFWかトップ下に上げるんだろう。サンフの選手がピッチに散る。柏木はトップ下のようだ。遊佐はボランチへ。さて、後半開始。
 森脇は最初から高い位置をキープしている。OKだ・・・と思っていると、左サイドから俊介がサイドチェンジのボールを回してきた。祐樹が受け森脇がスイッチして抜けようとするがDFがブロック、しかし二人がかりでもう一度奪い、折り返す。トップ下に上がっている柏木がPAすぐ外で受け、ぽんと右のスペースに出した。右FW木原がそこに飛び込んでトラップ、PA内抉り抜いてマイナスの折り返し、そしてファーから走り込んできた左FW纉cがダイレクトで叩き込む!後半開始直後、纉cのゴールでサンフ先制!
 勢いづくサンフ、右サイドでスローインゲット。森脇が入れ、柏木がキープ。そこから中へ向かってドリブル開始。PAに入り、シュート、と見せかけ左に流れ、さらにシュート、と見せかけまた左へ、フェイク連発でゴール前のDFとGKを翻弄、そして左足一閃!グラウンダーの鋭いシュートを右スミに突き刺して2−0!46分、49分と後半開始直後の2ゴールで一気に優位に立った。
 木原から柏木、柏木スルーパスに俊介抜け出す!DF寄せてGKキャッチも、攻撃の形ができてきた。ハーフタイム中にかなり修正できたようだ。ボランチに入った遊佐が中盤で鋭い出足から愛媛ボールをカットしまくる。そこから素早く前へ運び、柏木、纉cのパスワークで愛媛DF陣を蹂躙し始めた。翼がオーバーラップからミドルシュート!GKセーブ!左からつないで右サイド森脇がクロス!ファー祐樹飛び込むがGKと激突、ボールはそのままラインを割る。しばし治療で中断。
 愛媛、尾花を前に上げて4−4−2に。サンフ、スルーパス。中央俊介走る、前にDF二枚、と、俊介不意に右アウトサイドでミドルシュート!威力を欠きGKキャッチも、またぞろ俊介へんなことしてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!余裕出てきたみたいだ。愛媛、八坂から左の木村に展開、クロスは森脇がしっかりと当ててクリア。また木村から右の尾花に振り、スルーパスも槙野が一対一を制する。サンフのカウンター、祐樹から俊介へスルーパス―――は長すぎた。サンフ、中盤の激しいプレス。愛媛、木村が右サイドへ流れながらドリブルするが、遊佐がべたーっとくっついていってボールを追い出し、ゴールキックにする。遊佐、カットにディレイに大活躍、いい!
 パス交換から翼が左サイド突破、DF花山が止めに行って交錯、翼のファウル。愛媛、左に展開し木村がクロス、尾花が競り勝つもフォローなくさんまがキャッチ。サンフ、左から纉cがドリブル突破、右アウトサイドでセンタリングをDFクリア、CKに。右CK、柏木がショートコーナー、森脇がクロスを上げ、ファー藤井が折り返して中央祐樹がダイレクトボレー!はボールが近すぎ当たりきらずに上に外れた。サンフ、さらにゴール正面で纉c→柏木とつなぎ右に開いて俊介が右足シュート!上に外れる。愛媛、有田がドリブル突破もFW纉cがディフェンスに戻ってきてカット、さんまに戻す。攻勢に転じてもみな守備意識を忘れてはいない。
 そして給水タイムへ。愛媛、DF4松田がスタンバイ。前野に代わって投入。
 愛媛FCは2点をリードされ、前に出てこざるを得ない。攻め合いとなればサンフが俄然有利。前半の苦戦を完全にひっくり返し、サンフがこれ以降も攻めまくる。
 柏木→纉c→俊介とつなぎ、俊介がひょいと中へ入れる。柏木が飛び込むが、GKキャッチ。ダイレクトパスワークから左の翼に展開、粘って木原に戻し、木原がさらにつなごうとするがこれを愛媛がカット、カウンター!八坂→木村そして左サイドバックの廣瀬がオーバーラップしてきてボールを受け、クロス!しかしその前に立ちはだかった遊佐がこれをブロック!サンキュー!
 前線の競り合いで倒れた木原が足を攣らせてしまった。すぐに藤澤が交代投入される。木原はニコニコしながら担架で戻っていった。藤澤は二列目に入り、祐樹がFWに上がった。
 サンフは時折ミスパスがあるが全員でカバー、ボールを追い回す。右からつないで森脇が纉cにクサビ、落としたボールを柏木がループパスで中へ、飛び込んだ俊介が右足ダイレクト、は右に外れる。俊介のループパスに祐樹が飛び込むがDFブロック、GKに捕らせる。ピッチサイドで富成がスタンバイ。祐樹に代わって投入・・・されるところだったが、翼の負傷を見て取り下げた。
 サンフ、選手交代。翼に代え尚投入。センターバックに入り、槙野が右サイドバック、森脇が左サイドバックに移る。同時に愛媛も選手交代、有田に代わってDF2安部イン。
 愛媛、左サイドつないでCKゲット、ショートコーナーからクロスをさんまがパンチ、ボールは俊介のもとへ。俊介反転、一気にドリブルで持ち上がる。自陣から一気に中央突破、PAに迫る、前にはDF二枚、背後からも一人つく、しかし味方もフォローするように左右に展開する。俊介、すいっと左にいったん切り返して背後の敵を外す、彼はフリーで右に開くサンフの選手についていく、あとは前に二人、しかし片方は左へと開いたもう一人のサンフの選手に気をとられて絞るのが遅れる、次の瞬間俊介はしゅっと左足を振り抜いた。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

低い弾道のシュートはDF二枚の間を抜け、ぐんと右旋回して約20m先のゴール左スミに曲がり落ちた。思わず笑ってしまった!それでこそ前田俊介!という奇想のシュートだった。78分、勝負を決定づける3点目。
 右サイドで柏木→纉cとつなぎ、花山がカットするも纉cが拾ってドリブルで切り込み、CKゲット。柏木がセット、ピッチ上でさぼっていた俊介がのろのろとそっちへ歩いてゆく、ショートコーナーか?愛媛が一人向かう、瞬間柏木がぽん、とゴール前に入れた。タイミングを外したキックにゴール前守備陣が一瞬空白になったところ、ゴール正面に走り込んだ森脇がよいさ、と頭で擦らせて方向を変え、ゴール左サイドネット内側にやさしく放り込んだ。ゴール、80分、森脇のヘッドで決定的な4点目をゲット。とどめを刺した。
 俊介が中盤でカット、右サイドから一人かわしてDFラインの裏に抜け、そのままゴール目掛け突進して左サイドネットを狙うシュートも、狙いすぎてちょっぴり左に外してしまう。愛媛は何としても1点をとどんどん選手が飛び出してくる。
 愛媛、廣瀬に代えFW20小笠原投入。安部・花山・松田のスリーバックにし両サイドを高く上げて総攻撃に。
 柏木、ドリブル突破。個人技でどんどん行きセンタリングはクリアされる。今度は右サイドバックに回っていた槙野がオーバーラップ!パスなど全く考えずに個人技でどんどんドリブルで持ち上がり、ついにPAに突入した、ところで倒されるも笛はなし、ゴールキックに。
 俊介、右サイドで何もせずぶらぶらしている。ちょっと右足を痛めているようだ。
 中盤では遊佐が愛媛の攻撃の芽をほとんど一人で潰しまくっている。
 後半40分を回った。愛媛、中央遠いところでFKゲット。八坂が入れるが槙野がクリア、柏木が相手からカットして藤澤へ、藤澤が巧みなターンですいっと相手をかわして前を向き、左へ展開。さらに右に振り、オーバーラップしてきた藤井がロングシュート!右に外れる。また遊佐がボールカット、すかさず纉cへスルーパスを放つが、ちょっと長すぎた。森脇がカットし俊介目掛けクロス、DFクリアも俊介追いかけていって右タッチライン際で拾い振り返って、詰めてきたDFと一対一。そのまま出してスローインにすればいいのに・・・と思っていると俊介フェイントから股抜きを仕掛ける!しかし相手の足に引っかかって失敗、相手がドリブルで持ち出そうとするところへどんと覆いかぶさってファウル。かなり疲れているようだ。しかしスローインにせずわざわざ一対一を仕掛けようとするところは彼の性か。またもサンフのカウンター、纉cが持ち上がってDF相手に切り返しまくり(撃ちなさい)右の柏木へ、柏木撃つか?と思ったらまたはたいて右の俊介へ。クロス!は合わず。
 中盤でつないで右サイドにボールが出る。俊介、走る走る!内心では(こっち出すな!)と思っているかもしれないが。どうする?ボールをすくってループシュート!クリアされCKに。右CK、柏木ショートコーナー、森脇が戻して柏木がマークにくる二人の間を破ってドリブル突破、PAに入ってループシュート!はGKキャッチ。藤井がオーバーラップしクロス、DFクリア、スローイン。槙野がスローし纉cのリターンを受けタテに抜けようとするが、ゴールキックに。そしてほどなくホイッスル。愛媛FCの反撃をこちらの攻撃で封じ込め、苦戦しながらも最後は快勝、というゲームだった。 
 前半はどうなることかと思ったが、選手交代がズバリと当たった。木原くんトップ下というのが新しい形だけに、なかなか機能しないということもあったが。遊佐くんはクラセンのガンバ戦で「お前のところで全部潰せ!」とゴリさんに言われて途中出場したらしいけど、今日は本当に彼のところで全部潰していた。おまえはマケレレかダーヴィッツか、という八面六臂の活躍。たくましい。ブラボー。来年が楽しみ。他にも俊介のファンタジック・ゴールや森脇のゴール、崩して決めた纉cのゴールに柏木の個人技からのゴールといろんなゴールが見られてよかった。次の東海第五戦も守備を徹底させ、攻撃力を爆発させて勝ちたい。今日ベンチ入りしなかった選手は吉田のほうで練習とのこと。来週のメンバー入れ替えはあるだろうか。
 愛媛FCは組織力が高い。この戦術でどこまでガンバユースと戦えるのか。一泡吹かせてほしい。
 さてビッグアーチは
大木キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 0分にゲットォォォ!?マジか!茂木のシュートこぼれを蹴り込んだのか。いいよいいよ。早くネットカフェへ・・・昨日行ったところは駐車場一杯。他のところを探すか。速報リロードしすぎて携帯の電池残り少なくなってきた。後半に入る。まだ1−0。俊也投入か。早く追加点を入れろ。早く・・・
ハンジェキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
盛田の落としからハンジェー!勝利を引き寄せた!そのまま押し切れ!ネットカフェあった!すぐさま入る。げ、PC古!やりにくいな。スパサカと・・・速報掲示板、と・・・まだ2−0か。龍朗入ってる、ベットに代わって八田入ったのか、しかしベットすごい耐久力だな・・・・
俊也キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
後半39分、プロ初ゴールキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!しかも龍朗アシスト!?今日はいいことづくし!そしてそのまま3−0勝利!できるんなら最初からやれやコラァ――――――ッ!と諸手を挙げて喜ぶ。週末はトップ・ユースともアベック勝利。来週もアベック勝利行ってみようか。
 全日本ユースのほうは
皆実1−3FCみやぎ
観音2−2名古屋
多々良1−9鵬翔
_| ̄|〇最終戦は頑張ってくれ
決勝トーナメント1回戦の相手は・・・星稜にも国見にもヴェルディにも藤枝東にもまだ可能性ありか。大混戦。どこが来ても難敵には違いない。とりあえず東海第五に勝たないと。
 今日の俊介のシュートはやべっちに来るな、あと速報Jでサンフの勝利見ないと、というわけですぐにそこを出て、高知ICに上がって帰途に。追い越し車線でどんどん加速、ノンストップで四国を離れ、山陽道に戻って道口PAでひと休み。目が回る。そういえば、桂浜に行く途中にコンビニで弁当食べてから何にも食べてない。パン買って食べる。これで家までもつだろう。無事に家に帰って腹を満たし、BSで柏VS市原のラストを見て、速報J。川崎おめでとう。来年こそは勝たせてもらう。大木ハンジェ俊也、どれもファインゴール。これを次節につなげろ。そしてやべっち見た。藤井のゴールちょっと映った!本田・・・やるなあ。纉cゴール、柏木ゴール!そして俊介ゴールキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ゴール決めた後のふてぶてしい表情にやべっち&堀池爆笑。自分も爆笑。さすがだ、俊介。
 トップもユースもこれで勢いをつけて走ってほしい。

9月25日 春野総合運動公園陸上競技場 晴
高円宮杯全日本ユースU−18選手権・グループリーグ
VSガンバ大阪ユース

 昨年はトップチームの鬼門ともいえる国立でまさかの準決勝敗退を喫し、今年こそ!と森山監督以下リベンジに燃えているサンフ。キープレイヤーの一人である一誠がU−19日本代表でマレーシアに行って不在も、それは他のメンバーのがんばりでカバーしたいところ。気になるのは俊介の処遇について。最近のトップチームのFWは盛田以外ヘタレまくっているし(新潟戦では茂木が名乗りを上げたが)、このままトップチーム帯同となったらサンフユース的にはちょっとヤバい。グループリーグ初戦のガンバユースはユースレベルでは最強クラスの相手。彼の力がほしいところだが・・・
 そんなこととか他のこととかでちょっと夜遅くなってしまった。ちょっとまずい。高知春野の試合開始時間は11時。6時くらいに出ないと余裕もって行けないだろう。今寝て、その時間に起きられるか・・・ちょっと自信がない。

よし徹夜

CDプレイヤーでグレゴリオ聖歌流しながらPCのほうではアニソンとかゲームミュージックとかのmp3ファイル再生しつつさらにはサカー関係の動画を再生しながらPC内ファイルの片付け、整理などをしているうちに、空が明るくなってきた。よし。簡単に支度をし、車で家を出る。最寄のコンビニでお金を下ろし、朝飯買って食べてGSで満タンに給油して、さて高知へGo・・・だ。
 福山東ICから山陽道に乗り、東へ。目がしばしばするので、役に立つかわからんがとりあえずモーツァルトでも聴くかーということでブリュッヘン盤の《ジュピター》を突っ込む。アルファ波が出るってホントか。ていうか眠気覚ましに役立つのか。とりあえずメリハリの利いた威勢のいい演奏なので、気分は良くなった。倉敷JCTで南に折れ、瀬戸大橋を渡る。なんか声でも出さないとヤバめになってきたので、シー・シャンティーのCD(ロバート・ショウ男声合唱団盤)を突っ込む。Farewell and adieu, to you, Spanish ladies〜とかNow, my lads, we're all in dock〜とかWhat shall we do with the drunken sailor〜とかWay, haul away〜とか歌っていると讃岐富士が前に。高松道に入った。早めに休むか、ということで手近なPAに入ってひと休み。10分くらい目をつぶって横になり、それからリスタート。西へ向かうが、また眠くなってきた。次のPAでまたストップ、もう少し何か食べとこう、とうどんを食べ、車内で眠気覚ましに飲んだり食べたりするもの買って、またリスタート。
 川之江JCTで南に折れて、高知道へ。片側一車線か!右手で上り車線工事中のようだが・・・もっと速く走れ前の車!途中追い越し車線がいくつかあったので、容赦なく抜きつつ南へ走る。四国山地ぶち抜きのため、長いトンネルが連続。ちょっと疲れる。音楽はMDに切り替え、さらに眠気覚ましに銀河鉄道999(ゴダイゴ版)とかJ9シリーズとかエアマスターEDとかヤンマーニとかゲッターとかもじぴったんとかやたらめったら歌っていたら逆に頭がくらくらしてきた(ダメじゃん)。山を抜け、南国PAでもうひと休み。高知県の道路地図を買い、春野総合運動公園までのルートを決めて高知ICで下り、市内を突っ切り有料道路で山をくぐって春野町へ抜け、運動公園へ。10時20分ごろ、運動公園着。やっと着いた。
 駐車場は四つある。陸上競技場に一番近い第四駐車場に停めようとしたが、すでに一杯。サンチェ・バスもここに停まっていた。仕方ないので下のほうの第二駐車場へ停めて坂道を登ってゆく。暑い。広島は台風やなんやかやで最近涼しかったが、高知はまだ暑い!空もきれいに晴れ、太陽はギラギラとした光を地上に投げかけていた。もっと軽装で来るんだった・・・・・・
 やっと陸上競技場まで登ってきた。サンフのユニやTシャツを身につけたユース選手のご家族のみなさんがいらっしゃったので、挨拶。プログラムを買い、それから一緒にスタンドへ上がる。入場時にストラップと紙メガホン(丸めて差し込む組み立て式)をもらった。メガホンの色はなんとヴィオラ。サンフ的にはグー。これ持ってるとみんなサンフ応援してるみたいでGJよ、デザインした人。といっても藤枝東も似たようなものか。
 サンフがホーム側。ゴール裏でGKのさんまと栗崎くんがアップ、フィールドプレイヤーはバックスタンド下の日陰でストレッチ中。ガンバユースはアウェイゴール裏でアップ真っ最中。スタンドは結構な傾斜があり、上のほうでもかなり見やすい。メインスタンドホーム側スタンド上方の日陰に腰を下ろす。ここからでもピッチがよく見える。いい設計だ。しかし日陰なのに、暑い。風吹いてくれ・・・
 ところで俊介はいるのか・・・?バックスタンド下を凝視。と、フィールドプレイヤーたちがピッチに出てきた。

イタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

あの髪型に体型、走り方は間違いなく俊介!こっちに来ていたか。23日にトップの新潟戦に出場してこっちへ移動となかなか忙しいが、活躍してほしい。GKのさんまとDFの藤井くんも、23日までの仙台カップに出場してからの合流で大変だ。とくに藤井くんは仙台カップでは2試合に先発フル出場、23日の最終戦にも前半45分間出場と働きづめ。そこから高知に移動して今日明日出場と、一週間ちょっとで5試合をこなすという地獄のスケジュール。踏ん張ってくれー。俊介も藤井くんもビブスをつけ、先発のようだ。
 メンバーが発表される。
10前田
19平繁 11纉c
15木原
7柏木 8田中祐
13大屋 4藤井 3槙野 14森脇
1佐藤昭
9出口 11渡部
7安田 8松岡
   10横谷     
5與
3植田 2伊藤 4キム 6森山
16三橋
 リザーブ7名は、
サンフ:GK21栗崎、DF5佐藤将、17中山、24田中尚、MF20藤澤、25遊佐、FW9冨成
ガンバ:GK1東、DF12森、15池田、MF13倉田、22下平、FW17平井、18星原
 アナウンスの女の人、サンフの監督を「島田貴裕」、ガンバの監督を「森山佳郎」とモロに取り違え。監督トレードですか?徐々に海のほうから風が出てきた。助かる。両者アップが終わり引き上げ、ユニフォームに身を包んで出てきた。ホームのサンフがアウェイの白、アウェイのガンバがホームの青黒で登場。???でも今日暑いから、白ユニのほうがいいかも知れん。コイントスを行い、サンフがアウェイのエンドを選択。風上だ。ガンバがホーム側に移る。両チームともに円陣を組んで気合を入れる。ガンバの円陣はかなり長かった。それから渡部と出口がセンターサークルに入る。ガンバのキックオフで、試合開始。
 まずガンバが最初のプレイでファウルを受けFK、横谷が入れるがクリアされる。サンフは俊介から左サイドへスルーパス、平繁のクロスが右へ流れるところを祐樹が拾ってミドルシュート!左に外れる。ガンバ、右サイドのリスタートからクロス、左の安田が拾ってクロス、中央合わずサンフがクリア、これを松岡が拾ってクロス!クリア、スローインに。スロー、松岡がキープ、タメてスルーパス!はラインを割るも、松岡、上手い。
 俊介、体のキレはいい。相手を背負いながらの鋭いターンで相手を置き去りにできている。守備陣も高い集中力を保ち、かなり危険度の高いガンバのパスサッカーをがっちりはね返している。今日は公式戦初?のトップ下に入っている木原から俊介へスルーパス、俊介、PAすぐ外でDFと競り合い、倒れるも笛はなし。ガンバ、拾って素早く右に展開しカウンターに入ろうとするが、サンフもすぐにプレスをかけこれを潰す。攻守が次々と入れ替わる目まぐるしい展開。サンフ自陣からのFK、藤井が右サイドに蹴り出し纉cが追ってゴールライン際から折り返すがラインを割る。ガンバ松岡、柏木からボールを奪ってスルーパス!は合わない。10分を経過しシュートは祐樹の一本のほかはなし。というか、そこへ行くまでにことごとく双方のディフェンスが止めてしまい、シュート機会すら生まれない。
 ガンバ、横谷が素早いリスタート、右サイドに開く松岡がドリブルで切り込む、藤井が応対、松岡フェイントを仕掛け抜こうとする、しかし藤井がキッチリ立ちはだかり、松岡のファウルを誘ってマイボールに。サンキュー!今度はサンフのリスタート、フィードを入れて中央俊介が突進、DFとぶつかって倒れるが笛なし。GK三橋がPAを飛び出してクリア、しかしこれを平繁が拾ってがら空きのゴール目掛けロングシュート!は目の前のDFがブロックしてゴールラインを割りCKに。左CK、祐樹がキック!ファー、ガンバがヘッドでゴールラインに逃げ今度は右CK。柏木キック!ニアへ鋭いボール、ガンバクリア、ゴールラインを割る。もう一度柏木!旋回してゴール前に落ちるがこれは三橋がジャンプ一番キャッチ。今度は左サイドからFK、翼が右足でゴール方向へ曲がり落ちるボールを入れる、これに鋭く飛び出した柏木が体をひねりながらオーバーヘッド気味に合わせる!が右に外れた。
 今度はガンバ、松岡からオーバーラップの森山へ、森山クロスにFW飛び込むがDFクリアで右CKゲット。蹴るのは松岡、右足でゴールから逃げるボール!クリア!しかし横谷が拾って、思い切ってドリブル突破、PAに突っ込む!がDFクリアで左スローインに。スローから安田がクロス、はGKさんまががっちりキャッチ。
 サンフ、右からのスローイン、木原が受けてタテに入れ、右に流れていた平繁が受けて切り返して中に入り左足シュート!鋭かったが左に外れる。ガンバ、FKゲット。中央右やや遠め、與がキック!枠へ飛ぶ、直接か!?ガンバの選手が飛び込む、合わない、しかしボールはワンバウンドしゴール左スミへ―――しかしさんまががっちりとキャッチ。結構処理の難しいボールだったが、よく捕った。森脇のサイドチェンジ、これがミスでタッチラインを割る、ガンバがすぐにボールを受け取りスローイン、森山が受けてアーリークロス、これをファーPA内で出口がトラップ!うわ!DF詰めて足を出しクリア、しかしクリアしきれずボールがゴール方向へこぼれる、出口がこれに反応して飛び出す、しかしさんま飛びついてボールを押さえ、懐にしっかりと収める!危なかった!
 サンフ、俊介がボールキープ。二人に体を寄せられゴールに背を向けた不利な状況だが、パシッと右サイドにスルーパス。これにボランチの祐樹が飛び出してきて右サイドを破り、クロス!中央木原が猛然と飛び込みヘッド―――にいくが、このときにDFを押してしまいファウル。今度は祐樹が中盤でカット、そのままドリブルで一人、二人とかわして左サイドへと流れる。ボランチに入っているとはいえもともと攻撃的なテクニシャン、こういうプレイは大好きだ。しかしガンバ右サイドバックの森山がガンと当たってくる、二人がもつれてボールがラインを割った。ガンバのスローインに。うまく守られてしまった・・・・と、森山が右腕をおさえてうずくまってしまった。今の交錯で痛めたのか?メディカルが入る。そんなにひどいのか!でも今の接触くらいで骨折はしないだろうし、脱臼でもしてしまったのか?森山そのままピッチ外へ。ガンバのベンチが慌しくなる。
 ガンバ、スローインから展開、しかしサンフがカットし、中盤でパスを回して左に展開、俊介にボールが入る。俊介は不意を突いていきなりミドルシュート!DFに当たるが、纉cが拾う。ちょんと落として、中央走り込んできた木原がダイレクトシュート!は右に外れる。木原はこういうシュートの精度が上がってくれれば・・・時々とんでもないゴールを決めるんだけど。
 森山にバツが出た。そのまま退場する。12番の森がスタンバイ。ガンバ、右サイド松岡のクロスにファー出口がトラップもカバーに戻ってきた森脇が思いっきりクリア!ボールははるか上空に舞い上がり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・風に煽られながらピッチを横断し・・・・・・・・・・・メイン側のタッチラインを割った。滞空時間Nageeeeeeeeeeeeeeeee!通天閣クリアか。スタンドからは笑いも。
 ここでガンバ、森山に代わり森がイン。そのまま右サイドバックに入った。
 左サイドに開いた横谷から、入れ替わりで中に入ってきた安田に横パス。安田はフェイクを入れるや中へ切り込みシュート!はDFブロック。今度は右の松岡からアーリークロス、ツートップが飛び込むがさんまがキャッチ。
 プレイが切れ、ここで給水タイムに。
 再開、ガンバが左に開き安田→出口→植田とつないでクロス!サンフクリア、ガンバ拾うが、サンフが素早く寄せてファウルをもらい、サンフのFKに。リスタート、大きく蹴り出し俊介が走る、しかしやや大きい、バウンドしたボールをPA内で三橋が捕球、と見せてトラップ、俊介詰める、三橋それを見てゆっくりと捕球――しようとした時俊介がぐんと加速した。三橋がボールを拾い上げるのと同時に俊介はその目前に達し、立ち止まるとそのまま胸を張って三橋にとん、と軽く当たって三橋を見上げ、くるりと振り返って戻っていった。纉cから俊介にボールが入る、キープからキュンと切り返してタテに抜けるところタックルで倒されるがフエなし。ガンバ、攻撃へ。パスワークが恐ろしく速い。守備側はサイドに引きずられて中央がつい空いてしまい、そこにFWが引いてきたり横谷や與が上がってきたりでチャンスを作り出す。ツートップの出口と渡部は上下動が細やかで激しく、なかなか捕まえきれない。それでもサンフは藤井と槙野を中心にはね返す。森脇も守備に奮闘、ガンバの左サイドをかなり抑えている。
 俊介から右の纉cへ。纉cがダイレクトでクロスを上げるが、GKへ。サンフ、やや攻めに精度を欠く。ガンバ、右サイドで松岡と出口がワンツー、松岡が持ち上がり右大外から駆け上がる森にパス、そして森のクロス!これをブロックしようとしたサンフDFがハンドの判定でFK!
 PA右、かなり近め。與がボールをセットする。壁は二枚。ゴール前に両軍がひしめく。大ピンチだ、死守しろ・・・!與キック!ゴール前、さんまが飛び出しパンチ!こぼれ!森脇が思いっきりクリアー!ふう・・・助かった。
 ガンバ自陣スローイン、カットに行こうとした柏木が足の裏を出して飛び込んでしまいイエロー。
 サンフ自陣からのFK、右に開く俊介が受けてキープ、そこからターンして抜け出すところファウル受けて倒れる。俊介は二枚、三枚のマークにもめげずどんどん勝負を仕掛けている。そのほぼ全てでターンし前を向いて突破しているのが凄い。しかしそこで倒されてしまい、ファウルを取ったり取ってもらえなかったりというところ。右タッチライン際からのFK、柏木キック!ファーで槙野と三橋競り合い!こぼれをガンバクリア、しかし纉cが飛び込んではね返り、ゴールラインを割ってゴールキックに。三橋のゴールキック、中盤競り合った松岡がそらせてFWが走るも藤井が足を出して自陣方向へクリア、森脇がカバーして大きく蹴り出す。
 ガンバ、與からのクサビ、出口がポストで落として右の松岡がクロス、ファーに渡部が飛び込む!GKさんまがキャッチ。しかし渡部に競り合おうとした藤井が渡部と激突し倒れたまま動かない。さんまがタッチラインに投げてゲームを切る。藤井は立ち上がった。そしてロスタイムへ。サンフ、柏木がドリブルで持ち上がり右へパス、木原が切り返して中へ折り返す、DFクリアしてCK。左CK、祐樹ショートコーナー、纉cクロス、は低すぎてDFクリア、サンフのスローインに。纉cが入れて平繁クロス、は合わず。そして前半終了。
 両チームの選手がスタンドの下に消えて行き、がらんとしてしまった。
 両者互角の展開。どちらも集中力が高く、決定機を作らせない。どっちが優勢かあえて言えばガンバ。ボールをうまくつないで形を作っている。ただしサンフDF陣がFWを抑え込みシュートを撃たせない。サンフの攻撃陣は俊介をはじめどうしても個人技主体。トップ下に纉cか柏木がいればまだ違うのだが、木原トップ下というのは来年に向けたお勉強なのだろうか。ガンバ守備陣も4バックと與が堅実な守備でPA内を固めている。ただ俊介には少し手を焼いていた。このままスコアレスドローという展開も充分ありえるが・・・
 ガンバの選手が出てきた。ベンチに座ってひと休みする。サンフのほうは遊佐と尚がピッチに出てきてペットボトルのセッティング。二人が帰ってくるとき、柏木、纉c、さんま、俊介、そして残りの面々が出てきた。先に出てきた四人は沢田コーチから改めて指示を受ける。ガンバが風上のアウェイ側エンドに入る。サンフがホーム側へ。後半、キックオフ。
 ガンバ、安田が左サイドからドリブルで持ち上がる。森脇と一対一、安田タテに抜けてセンタリングも森脇が足を出してクリア、CKに。左CK、與が向かう。右足のキック!祐樹がクリア、今度は右CKに。今度は松岡のキック!クリア、こぼれを與がミドル!しかしDFがしっかりブロックする。
 サンフ森脇スローイン、タッチライン際で俊介がキープし、ファウルもらってFKゲット。柏木がゴール前ニアに入れて競り合い、ガンバがキープしてカウンター、電光石火のパス展開からPAに迫る、も長駆戻ってきた柏木がカットし、クリアした。槙野のフィード、俊介がポジションを取って受けるところファウルを受け、FKゲット。中央より右寄り、PAより少し離れた、25mくらいのところか。柏木がボールをセット。ファーに選手が集まり、飛び込む仕草。柏木なら、意表を突いて直接狙うのも面白い。どうする・・・キック!ボールはグンと曲がってニアへ!三橋横っ飛びでパンチ!クリアして右CKに。柏木がボールを受け取りセット、キック!クリアボールを拾ってもう一度柏木クロス!DFに当たり、もう一度CK。ピッチサイドで森脇が水を飲んでいる。さっきも飲んでたのに。開始5分なのに飲みすぎだー。さて右CK、柏木キック!三橋パンチ!こぼれを纉cシュート!DFに当たる、ガンバがクリア。
 サンフ、左サイドでボールを持った祐樹から纉c、木原、翼とリズミカルにつなぐが、オフサイド。木原のフィード、俊介が走り込みながら左腕を半分上げて左胸でトラップしようとするが、ハンドの判定。
 ガンバ、長めのフィード、上がってきた横谷がヘッドで競り勝つが、さんまがキャッチ。またもフィード、渡部が受けて切り返しミドル!しかし槙野を前にしてプレッシャーになったか、上に外した。さらに森のパスを出口がキープして森に落とし、森が右サイドからクロス!しかしDFがブロックしGKに戻す、GKクリア、これをガンバが拾ってすかさずゴール前へフィード!も大きすぎGKキャッチ。ガンバがセカンドボールを拾い攻める時間帯。サンフは少し個人技中心で組織的に崩せない。得点される気配はあまりないが、少し分が悪い・・・か。サンフの右スローイン、森脇が入れて俊介が右サイド深いところでキープ、抜こうとするところファウルを受けてFKゲット。この判定のあと安田がボールをゴールライン外に蹴り出してしまい、遅延行為でイエロー。
 さてFK、前半終了間際に與が蹴ったのとほぼ同じところ。柏木がボールをセットする。左足でゴール前に向かうボールを蹴り、誰か触れれば・・・柏木キック!ゴール前に低いボールが飛び、両チームの選手が一斉に殺到してボールが見えなくなった。ゴール前は押しくらまんじゅう、クラスター状態、わけわからん!とにかく押し込め!と、ボールが飛び出し―――ゴールネットが揺れた。これは・・・
 主審がセンターサークルを指す。



キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

誰だ?誰だ?密集の中からチームメイトを引きつれ大喜びで飛び出してきたのは、藤井大輔―――!副主将キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!藤井はそのまま自陣に戻る勢いだったが、思い直して旋回、ガンバ陣内にまた戻っていって芝の上に仰向けにダイブ!みんながその上に次々に折り重なる。昔の浦和のように、下手にみんな自陣で喜んでる間にキックオフされてゴール食らったりしてはマヌーなので、彼の判断は正しい!試合の行方を左右する重大な先制点、これは大きい。しかし時間は後半16分、まだわからない。
 柏木が左ボランチの位置から右のオープンスペース目掛けダッシュ、ボールを受けてファウルをもらいFKゲット。この間にみんな給水。柏木、中央木原にはたき、木原が柏木にリターン、柏木はそのまま右サイドをドリブルで破って右足センタリング!はGK正面。センターサークル内で平繁がファウルを受けて倒れ、ガンバにイエローが出た。ボールを拾った槙野が主審に向かって何か言っている。向こうファウル多いっすよちゃんと注意してくださいよとか言ってるんだろうか。森脇がキック、俊介を狙うが、競り合いで俊介が相手を押さえてファウル。俊介は前半からターゲット役としても奮戦しているが、そろそろつらくなってきたか。
 後半23分、ガンバ、渡部に代わり平井イン。そのままFWに入る。
 その後、両者ひとしきり打ち合って、給水タイムになった。
 ガンバのスローインから再開、出口がキープし、そこから中へ切り込んでシュート!いいシュートだったがさんまが正面でがっちりとキャッチ!今度は中盤フリーで受けた横谷が反転からドリブルで持ち上がり、そのままミドルシュート!これもDFに当たり、GKキャッチ。森脇、自陣でドリブルとかフェイントとかしながらフィード。もうちょっとセーフティーにやってくれー。
 サンフ、平繁に代わり冨成イン。ターゲットになる。
 ガンバ、松岡、横谷、安田が細かくパスをつないでサイド攻撃を繰り出すが、サンフのDF、ボランチが素早いカバーで対応、体を張って止める。サンフのフィード、富成が競って後ろに反らしたボールに俊介が走り込んでトラップするが、ガンバDFが体を入れてカット。ガンバのフィード、平井がファウルを受けて倒れ、FK。安田がはたいて、オーバーラップしてきた與がミドルシュート!わずかに右に外れる。危なかった。サンフ、右から戻ってきたボールを一気にフィード、冨成が抜け出すがオフサイド。ガンバもラインを高く上げ、何としてもゴールを奪わんと虎視眈々。
 後半35分、ガンバ、左の安田に代え1年の星原健太投入。昨年JヴィレッジのクラセンU−15で見たことがある。FC東京U−15戦で後半から登場し、ゴールを決めていたFWだ。スリートップにするのか?しかし星原はそのまま左の攻撃的MFに入った。
 星原、ボールを持つやドリブルで果敢に勝負を挑む。最初の突破は槙野に追い出されゴールキックにされた。ガンバ、左サイドでスローイン、ダイレクトで戻すもこれを受けられず、サンフのスローインに。ガンバも疲れてきている。ガンバ、PA外でボールを回し、松岡がミドル!DFに当たってボールがDFラインの後ろにふらふらっと飛ぶ、さんま飛び出す、しかしいち早く反応していた出口が先に地を蹴り、ヘッド!頭を振ってさんまの上を大きく越す、さんま追えない、ボールは―――ゴールの上!助かった!

 後半40分を回る、ガンバのカウンター、左サイド星原がドリブル突破、柏木を振り切りさらに前へ突進するが、森脇が立ちはだかりストップ!ガンバは中盤で選手がどんどん動き回ってパスを回し攻め入ってくる。まるで昨年のサンフユースを相手にしているようだ。しかしサンフも一歩も引かずに体をぶつけ、勝負してはね返してゆく。サンフ、右からパスを連ねて左サイドへ振り、翼のクロスに中央俊介飛び込む!がGK三橋がキャッチ。そしてカウンター、あっという間にPAに迫るも、サンフは祐樹と柏木のところでキッチリと止める!
 元気な星原がドリブルでまたも切り込む、冨成が押してしまいファウル、FKゲット。ガンバ左サイド、ゴールまでは遠い。誰かに合わせられるか。與のキック!はしかし大きく、ファーサイドのゴールラインを割ってしまった。よし、ゴールキックだ・・・・と、槙野が倒れている。うわ、足攣らせてる!ピッチ外に出され治療、しかしすぐに立ち上がりタッチラインまで走っていってアピール、さんまは彼がピッチに戻ってくるのを待っていたが、主審が槙野に気づかず、遅延行為でイエローを出されてしまった。そんな殺生な。近くにいたサンフの選手が槙野の存在をアピール、槙野はピッチに戻ってきた。
 ロスタイムは2分。ガンバ必死で攻める、しかしサンフも必死に食い止める。
 サンフ、選手交代。纉cに代わり、将。ボールを持ったら俊足の彼を走らせカウンターだ。
 サンフのボールを奪いガンバのカウンター、左サイドから切れ込むも森脇がしっかりと止め、カットに来る相手をフェイントでかわし、ドリブルで持ち上がってクリア!こんな時間にそんなことするなああああ!(汗)ガンバはとにかく拾って拾って前へ前へと攻撃、サンフも臆することなく前へ前へと防御、そしてついに主審が手を挙げてホイッスルを吹き、試合終了!
 90分間緊迫の糸が張りつめていた、素晴らしいゲームだった。1−0でサンフが勝利したものの、ガンバのサッカーは決してそれに劣っていなかった。グループリーグで見るのはもったいない、もっと上のほう、決勝トーナメントで見たいゲームだった。しかしJユースカップ、万博ではなんかそろそろやられそうな予感がしてきた。ガンバ、掛け値なしに強い。今日のゴールもセットプレイ混戦から押し込みのある意味ラッキーなものだったし、ドローでも全くおかしくなかった。しかし決勝点を挙げたのが、一昨日にも仙台で試合に出ていた藤井とは!あんた凄い。新潟にはあげたくない。サンフは彼を中心にしたディフェンス陣、そして攻撃陣にいたるまでの高い守備意識と集中力、一対一には絶対に負けない、という気迫が凄かった。この気持ちをトップチームにも分けてやりたい、と思った。
 ガンバの松岡、公式戦で見るのはあのJユース杯決勝以来だが、相変わらずドリブル上手い。出口もポストだけじゃなく動きの質がすごくよかった。横谷もバランス感覚抜群だし、あの怒濤のパスサッカーはそんじょそこらのチームじゃ止められまい。明日の東海第五戦、圧勝するんじゃないだろうか。と、この時は漠然と思っていたが・・・
 前のほうで、次の試合の愛媛FCユースが断幕など応援の準備を始めていた。愛媛FCユースってけっこうな大所帯なんだな。スタンドの前のほうがあっという間に真っ青になった。ピッチ上ではホーム側に青の愛媛FCユース、アウェイ側に黄色と黒の東海第五が展開しアップ。観て行きたいが、今日の宿を取ったりしないといけないから、ひとまず運動公園を出る。外のグラウンドではサンフやガンバの選手がクールダウン中。俊介はガンバユースの選手たちと楽しそうに会話していた。
 西入口を出たところにあるレストランで日替わりを頼み、さっき買った地図を見ながらどこの宿にするかな・・・と吟味し、決定。昼食を食べてひと休み。冷房がきいていて気持ちいい。高知はまだ真夏のようだ。勘定払って車に戻り、そのホテルに電話して部屋を取り、今日の概況をウチの掲示板に書いとかないと、とネットカフェかなんかの探索に。農道を北に抜けて土佐道路(国道56号線)まで出てくると、ちょうどそれがあった。ラッキー。駐車場が空いていたのでそこに滑り込み、アイスコーヒー飲みながら書き込んで、それから携帯である程度確認していたが、他会場の結果も見てみる。

皆実1−3大津
観音0−1鹿実
多々良1−3磐田ユース

このままでは「中国地方から四校なんか多すぎじゃん」とか言われてなんか気まずくなってしまうぞ。もっと頑張れ!
 チェックインできる16時が近くなったので、そこを出てホテルへ向かう。
 ホテル着。先に駐車場に車を止めた方がいらっしゃったが、これが某選手のご家族の方だった。奇遇。チェックインし、部屋に入る。おお、和室だ。畳の上に寝っ転がる。心臓の動悸が激しいのに気づく。寝てないからな。これはちょっとまずい、しばらく休もう、と目をつぶり、うつらうつらする。目が覚めると、つけっぱなしだったTVでは大相撲も佳境に差しかかっていた。布団を敷き、シーツをかぶせて横になり、ぼーっと見る。魁皇投げたー!また寝る。目が覚めると、18時30分を回っていた。心臓のほうは落ち着いている。晩飯に行こう。ホテルを出てはりまや橋のほうへ向かい、凄い久しぶりに鯨を食べる。ついでに飲む。最後に松茸の土瓶蒸しでぷはーと一息つき、ほろ酔いでホテルに戻る。
 部屋に戻ると、布団がちゃんと敷き直されていた。ホテルの人がやってくれたようだ。有難い。寝転がってK−1見る。モー強いな!

またマケボノキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

いつもながら見事な倒れっぷり。レミーも気持ちいいだろう。ていうか相撲取りはグローブつけた時点でその能力を封じられたも同然では。K−1よりPRIDEのほうがまだマシ。なんにせよ曙はもっとやせないとダメだけど。武蔵は力強くなったな。バンナ、「腕が折れてもいく!」とかインタブーで言っといて、「延長戦、腕が痛いから試合続行あきらめる」ってそりゃないぜ。
 U−19はネパールに3−0勝利。あ、今のコケコケに出したスルーパス一誠か。平山に入れたのも一誠?頑張ってるな。洋次郎は下痢ピーの後遺症で動き悪かったようだ。まだひどいんなら中山に任せて、コンディション向上に努めてほしい。
 スパサカは好珍プレイ集。サンフは主に珍で顔を出す。薩川&大木の公衆面前あぶないプレイ。薩川さん、難色男色を示しております。エロスはほどほどに。一誠のクロスが村井の股間に。チンチンにやられてたお返しですね。そしてトドメに浩司の後ろで高松が生バナナ披露ォ―――!股間ネタ多いな。あとはレイソルサポによる金盥ドリフネタが面白かった。
 シャワーを浴びて、寝る。