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−ホテルの種類−

 旅のスタイルは、どんな宿に投宿しているのかということと大きく関係します。

 「海外ではやっぱり豪華にやりたい」と思っている人は、当然高級ホテルに目が行くでしょう。
 ホテルのサービスや設備の心地よさが、旅の大きな比重を占めるタイプですね。
 ヨーロッパなどには、雰囲気抜群、建物そのものが歴史を体現しているというような素晴らしいホテルがたくさんあるので、日本で経験できないホテル体験は、貴重な経験なのかもしれません。

 一方、その対極にあるのが、安宿派。
 安宿と言っても、それこそピンからキリまであるので、一概にどうこう言うことはできません。
 しかし、安宿に好んで投宿する人は、ホテルの心地よさよりも観光や街歩きをずっと重視している人だと言うことはできるでしょう。
 管理人自身も、安宿派です。実際ホテルには寝に帰るだけなので、「安くて、不潔でなければいい」というタイプです。

 もちろんホテルは高級ホテルと安宿ばかりなわけではなく、その間にある「中級ホテル」や「プチホテル」と言われるようなホテルが大勢を占めています。
 このクラスのホテルというのは、それこそゴマンとあるわけですが、安いからダメで高いからイイ、とはまったく言えません。そこがおもしろいところかもしれません。


 さて、高級ホテルから安宿まで各種そろった宿の中から、私たちはどんな宿を選べばいいのでしょうか。
 宿の種類ごとに、そのメリットとデメリットを見てみたいと思います。


高級ホテル

<メリット>

 とにかく心地よいサービスを受けられることでしょう。もちろんホテルによって差はあるでしょうが。
 セキュリティもしっかりしているので、安全面では高級ホテルに分があります。
 宿泊料金は高いのですが、旅行代理店を通したり、ネット予約サイトを通したりすれば、かなりの割引料金になることも多いです。特にシーズン・オフは、驚くような割引率だったりします。
 比較的リーズナブルな金額で、かなり贅沢な高級ホテルに泊まることも夢ではないのです。

<デメリット>

 特にチェーン系のホテルの場合、どの国に行っても画一的な顔をしていることがあります。
 そこまでいかなくとも、高級ホテルというのは現地の日常世界から隔絶した空間なので、「現地の空気を感じる」という旅の醍醐味が大幅にスポイルされてしまうように思います。

中級ホテル

<メリット>

 ある程度の街になら必ずと言っていいほど、中級クラスのホテルはあります。
 だから選択肢もとても多い。駅に近いホテル、観光名所に近いホテル、静かなところにあるホテル、繁華街にあるホテル、ドライブに便利なホテル・・・。自分に都合のよいホテルを選べます。

 このクラスのホテルは外国人観光客ばかりを相手にしているわけではないことが多いので、泊まってみると宿泊客は皆現地人だということも珍しくはありません。

 設備やサービスはもちろん高級ホテルには敵いませんが、かなりハイレベルなホテルも中にはあります。
 ヨーロッパの場合、中級のホテルにも古く雰囲気の素晴らしいホテルが数限りなくあります。

 また、日本のペンションのような、個人経営でこじんまりとしたプチホテルという選択肢もあります。
 そういったホテルの場合、オーナーのホスピタリティに感動することも少なくありません。いいオーナーのいるホテルに当たった場合、とても印象深い思い出になることと思います。

<デメリット>

 数が多すぎることがデメリットになるかもしれません。つまり、選ぶまでがタイヘン。
 あと、とにかくピンキリなので、事前にクチコミの情報を得ていないと、ハズレのホテルに当たる可能性は大いにあります。

 ヨーロッパの古く雰囲気の良いホテルは、一方で設備面で古臭く、雨漏りしたりシャワーの湯がちゃんと出てくれなかったりということも珍しくはありません。

 プチホテルの場合、いいオーナーに巡りあえればいいのですが、気難しかったり口やかましかったりするオーナーに当たるとタイヘンです。

安宿

<メリット>

 当然ですが、安いこと。宿代が節約できれば、お金をそれだけ他のところに回せるのです。

 安くても設備の悪くないところはいくらでもあります。
 プチホテルと同様、たいていの場合は個人経営でアットホームなので、オーナーと仲良くなれれば最高です。

 外国人向けのゲストハウスなどの場合、泊まっているのはバックパッカーが多く、若者中心です。
 欧米を中心として、いろいろな国の若者と知り合うこともできます。

 ユースホステルの場合は、「バックパッカー」かつ「若者」の傾向が極めて強いです。

 安宿やユースホステルのドミトリーに泊まる場合は、他の宿泊客との距離はほぼゼロです。
 管理人がミャンマーのドミトリーに泊まったときは、巨大なベッドに10人ぐらいが並んで寝るという仕様でした。男女雑魚寝状態で、隣に寝ていたフランス人のカワイイ女の子の寝顔やオナラにドキドキしたものでした。

 一方、外国人旅行者向きではない、現地人対象の安宿に泊まるという手もあります。
 そういった現地人の裕福でない層向けの宿は、周りの客はみな現地人なので、旅愁をたっぷりと味わえます。現地にどっぷりと浸かっているという実感に浸れます。

<デメリット>

 安いぶん、設備は当然「ホテル」に比べれば良いはずがありません。
 エアコンなど無い部屋もたくさんあります。ヨーロッパなどでは苦になりませんが、例えば東南アジア・南アジア・アフリカのような暑い地域で、しかも3月や4月の酷暑の時期にエアコンの無いホテルに泊まると、夜も暑くて寝てられないという悲惨な状況になりかねません。
 管理人は3月のタイの東北部で、連日45℃にもなるという酷暑のなか、カネがないので仕方なくエアコン無しのゲストハウスに泊まり、結局暑さにやられてどうにもならなかった経験があります。

 安宿では、トイレ・シャワーは共同、というのが標準仕様です。
 「ホテル」に比べて、他の泊り客との距離が否応無く近くなります。泊り客が皆「いい人」ばかりではありません。マナーの悪いのもいれば、ウルサイのも臭いのもいます。

 ドミトリーの場合は、他の泊り客の良し悪しによって快適さが決定付けられます。一種のギャンブルみたいなもんです。
 また、ドミトリーはもちろん、安宿ではセキュリティーが万全とは到底言えないところが多いので、貴重品の管理はきっちりとしておく必要があります。当然のことですが。

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