か〜こ
00.12.12 COLD CUT追加
01.01.16 グラハム・ヘインズ追加
01.01.30 金石出 追加
01.02.14 ギャング・オブ・フォー、ガセネタ追加。
![]() |
キャプテン・ビーフハート&ヒズ・マジック・バンド/「トラウト・マスク・レプリカ」 まずジャケットで笑うが、もっと凄いのはインナーのメンバーの写真。絶対に友達になりたくない風貌である。さらに中身は「デルタ・ブルース」と「フリー・ジャズ」の融合。これ聴いたらエイフェックス・ツインのリズムより踊れないリズムがあったのかと思うだろう。でも隊長を始めとする演奏は奇跡に近く、完璧である。そして、バラバラに感じたリズムがギターやサックス、隊長のダミ声で一つのうねりを出しているのに気付く。「人類の月到達より尊い一枚」と湯浅学はいったが、「世の中で一番美しい音楽」だと思う。(牛心臓度100000000) |
| コールド・カット/「What's That Noise?」 マーク・ベイヤーによるイラストのジャケットでお馴染みのハウスの歴史的傑作。今から10年以上前、ラッパーのエリックB&ラキムのリミックスを手がけ(途中にイスラエルのオフラ・ハザの歌をサンプリング挿入した大傑作)て注目を集めた。このアルバムでもジュニア・リードが参加した曲やリサ・スタンフィールドが参加した曲などが大ヒットしている。一曲のみエイドリアン・シャーウッドが激ヤバミックスをしている。もっともVoが参加した曲よりインスト曲で現れるリズム・パターンがめまぐるしく変わるも一つの流れを感じさせる展開がこのユニットの革新的なとこだった。(でも今は興味無いね度1000) |
|
![]() |
キング・クリムゾン/「太陽と戦慄」 暴論覚悟で言う。このバンドはコミック・バンドだ。そう思った方が理解しやすい。だいたいリーダーであるロバート・フリップの言うことなど、わけわかんねー。このアルバムはさらに「全身アナーキスト」ジェイミー・ミューア参加なのだ。唯一現存するこのアルバムのラインナップの映像でミューアの姿を見たら誰でも思うだろう。「こいつはイッてる。」と。音楽的には超高質ヘヴィー・メタルです。かなり重量級。特に終盤の「トーキング・ドラム」でぐいぐいと引っ張って、「太陽と戦慄PART2」に入る瞬間は悶絶物。(フジロックに呼ばれればすぐに飛んでいくよ度1000) |
![]() |
クラッシュ/「サンディニスタ」 パンクとレゲエ=ダブの出会い。その代表か。当時、3枚組ということで貸しレコード屋で借りました。で、レゲエなんて聴いたことが無かった頃ですから、さっぱりわかりませんでした。で、暫く忘れていたのですが、その後10年以上経ってから聴いてみたところ、「これはええ曲が入ってるわ」と唸りました。おそらくミック・ジョーンズが主導して作ったであろう、このアルバムは、クラッシュが実験に溢れたバンドであり、それゆえにセックス・ピストルズよりも音楽面、姿勢などで後への影響を強くしたことを証明していますわ。(確かにセックス・ピストルズをリスペクトって似合わないわな度1000) |
![]() |
キング・タビー まずダブはこのおっさんが発明いうか発見したことを絶対に忘れてはならない。この電気技師がいなかったらダブどころかヒップホップもテクノもハウスもドラムン・ベースも無い。いかに重要なことか。全てのクラブ・ミュージックの手法はここから始まったのだ。そういった歴史的な意味合いを込めて (感謝度1000000000000000000000000000) |
![]() |
キリングジョーク イギリスのパンク・バンドながら、何故かレーベルがキング・クリムゾンやロキシー・ミュージックでお馴染みのEGだった。アメリカのオルタナティヴへの影響が強いバンドのファースト・アルバム。他のイギリスのパンクと違い、ロックンロールというよりジャーマン・ロックの雰囲気がある。バンドは一時期ポップ路線に行き総スカンを食らうが、またヘヴィーな路線に復帰。ベースのユースは後にハウスの名プロデューサーになった。(一回来日してんだよな、見たかった度1000) |
![]() |
嘉手苅林昌/「琉球情歌行」 沖縄民謡界の神と呼ばれた人。そのライブ盤。しかもこれは故竹中労によってヤマト本土に初登場した頃の若き神の姿を納めている。沖縄海洋博なんてイベントがあった頃で、それを皮肉めいて述べる司会もナイス。映画「ナビィの恋」(林昌翁出演、生前最後の映像と思われる)でもモチーフで使用された「十九の春」も収録。美声とかいうレベルで語れない。味が良い。(採点不能) |
![]() |
COCCO/「クムイウタ」 初めて聴いた時に「なんか見てはならないものを見てしまった」と思いました。もう怨念があるというか。ほんとアレンジがJAシーザーでもやってたら怖いですよ。そんな世界だもん、歌詞なんか。これが若い姉ちゃんがやってるのが凄い。ある種、飛び道具連発みたいですけどね。楽曲はポップだったり、オルタナティヴ・サウンドだったりで凄く聴きやすいですけど。でこの2枚目はヒット曲も収めてて傑作。3枚目も傑作なんだけど、そろそろ、サウンド・プロダクションを変えて欲しいなーと思います。場合によってはビョークみたいになれると思うんですけどね。(流血度1000) |
![]() |
近藤等則IMA/「東京薔薇」 フリクションのレックが参加していた頃のIMAバンドは日本最強でした。日本最初のヒップホップにして、日本最初のボディー・ミュージック。ひたすら重いビートに、近藤さんの脳天直撃トランペット。この作品はその最高傑作。そのまんま何処へ行くのか予測不能だったIMAバンドもレックが何故か辞めてしまい、その後急速にパワー・ダウン。近藤&レック以外がロックというより、スタジオ・ミュージシャンの立場であったのが原因か?このアルバムの頃のIMAバンドは観客の女性の大半は綺麗な人が多かったなー。(でも今はアムスでキメてばかりの日々らしい度1000) |
![]() |
グラハム・セントラル・ステーション ジャケットを見ると、一人「浮いてる」。ずばり一曲目のみ聴け!これぞファンク。あとはブラコンに派手なチョッパー(今はスラップって呼ぶのね)ベースの曲でEW&Fみたいでつまらん。どろどろのファンク、この一曲。(こいつがチョッパーという奏法を見つけたんや。感謝感謝度1000) |
![]() |
寿 ライブ盤。ファンク・ロックのバンドを従えたゴスペル・シンガーが沖縄民謡を歌っているという説明ではちんぷんかんぷんだと思うが、そう聴こえた。(バンドで見たいね度1000) |
![]() |
KLF これねー、最初、「なんじゃこれ?」でしたわ。で、ハウスはプログレだったんだという結論が出ました。牛ジャケ=ピンク・フロイド、アンビエント=イーノ。うーん、さすがに最近は聴きませんわ。でもこのアルバムが内容以上に価値があるのは「チル・アウト」という言葉を広めた事。(…度1) |
![]() |
カン/「タゴマゴ」 ドイツのロックというと「硬い」というイメージで、ビートも「ゆるさ」が無いという感じかな。でもカンなんかビートがアフリカを連想させてしまうな。こいつはダモ鈴木在籍時で、彼らの代表作ではないにしても、このバンドが後に様々なバンドに与えた影響という点でこいつを選んだ。ニュー・ウェーヴはカンとビーフハートの存在無しにありえなかったと確認できる一枚。(後にダモは宗教に走るも、近年は復活して嬉しいね度1000) |
![]() |
カーティス・メイフィールド 十数年前、友人の家で聴いた。だが一番の驚きは、カーティスのファルセットではなく、映画「スーパーフライ」の主人公と、このレコードの持ち主の顔が似ていた事だった。他の友人らと爆笑しながらこのアルバムを聴いた。「この顔の臭さと、この臭いファルセットがいかにもお前だ」と。しかし、このアルバムの作者が「ピープル・ゲット・レディー」の作者と同じとはその時誰も気付いていなかったのだった。(すいません不謹慎でした度1000) |
![]() |
カルリーニョス・ブラウン 現在のブラジルを語る時に外せない重要人物。200人はいると噂のパーカッション軍団「チンバラータ」の総帥にして、天才パーカッション・プレイヤーにして天才作曲家。しかも名前はJBから取ったそうだ。ブラジルのプリンスって呼ばれてるみたいですが、彼の場合はアウトドア志向ですね。開放的。またもやアート・リンゼイ、良い仕事してます。(フジで見たいねー度1000) |
![]() |
クリスチャン・マークレイ ターンテーブルの鬼才。でもDJじゃない。5台のターンテーブルを使ったり、プレイヤーそのものにストラップで肩から下げて、ジミ・ヘンのレコードをかけて、こすりまくる。この人と山塚アイのデュオを聴いたが腰を抜かしたもんだ。このアルバムは代表作。有名アーティストのレコードをぐちゃずたに解体。でもこれが観念的でなくおもしろい。まったくなんて発想をする人なんだ!(ジャケ無しレコードも売ってたな。買う勇気なかったけど度1000) |
![]() |
ゲイリー・クレイル ON−U絡みの作品でルーツ・スタイル以外の作品では一番好き。本職は盗品ディーラーという危ないブリストルのおっさんだが、激アッパーなDJでもある。なんといってもエイドリアンの仕事が最高。攻撃的な音ではないのだが、空間的な処理が素晴らしい。リズムもルーツ・スタイルからボディー・ミュージック風まで多彩。参加メンツもON−Uのオール・スター。数曲ポール・オークンフォードがリミックスしてるけど、ON−Uじゃないよ、これは。(また日本に来てくれ!新作はいつ出るの?度1000) |
![]() |
グレイトフル・デッド 当たり外れがあるバンド、デッド。これ、個人の好き嫌いによると思うんですけどね。有名な「LIVE DEAD」の良さってわかんないんですよ。で、これ。これ好きだなー。フィッシュとデッドの違いはジェリー・ガルシアがいるか、いないか。ガルシアのギターは「持っていく音」ですよ。「間」が見事であるし。その辺の微妙な違いが無茶デカイですわ。(熊人形買った?度1000) |
![]() |
ゴッド・イズ・マイ・コ・パイロット 今、何してる?Lo−Hiを代表するバンド。下手くそじゃー。エリオット・シャープやジーナ・パーキンスと絡んだりって、NYのニッティング・ファクトリー周辺で活動。で、このアルバム。ジャケットが良い。CDのケースを開いて、CDを取り出すと「おぉ、微妙な画像が!」となっている。あぁ、税関もこれは見つけれないわ。(で、音は結構攻撃的度1000) |
![]() |
ゴールデン・パロミノス アントン・フィアーというドラマーが中心となったプロジェクト。いきなりデニス・ホッパー(!)の台詞で幕開け。リトル・フィートが蘇った音。シド・ストロウいう馬面の姉さんのヴォーカルが涼しくてよい。あとはREMのマイケル・スタイプも数曲歌ってたり、ジャック・ブルースが参加してたりしてる。アメリカン・ロックを見つめなおしたような作品。でもアントンは元ラウンジ・リザーズなんだ。(1stは激アヴァンギャルドアルバムなので、注意度1000) |
![]() |
ガリアーノ アシッド・ジャズの代表作ね。アーチー・シェップ、ファラオ・サンダースの曲のカバーやってます。何故か、どちらもインパルス・レーベル時代の音源ってのがおもしろい。フリー・ジャズの傑作を出してきたインパルス。で、70年代に近づくと、所属アーティストがいわゆるジャズというスタイルからファンクやソウルに接近していく。で、これまた傑作が多い。でもジャズ・ファンは評価しなかった。で、何故か20年近くたって、ジャズ以外のところで評価される。絶対にこの評価は正しい。(うーん、フレデリック・ガリアーノてフランスのDJいて、こいつもインパルスくさいけど同一人物なのか?度1000) |
![]() |
カエターノ・ヴェローゾ アート・リンゼイがプロデュース。というかアートが手がけたブラジルのおっさんのアルバムが出るってんで購入。何者かは全く知らなかった。人生最初に買ったブラジルのアーティストだった。で、「あぁ、ブラジルの音楽っておもろいのね」って知らされました。これ以降、アートは多数の傑作ブラジル・アーティスト・アルバムを手がける。カエターノの声は優しげ。時折入るアートのノイジーなギターも効果的。(大物だって知りませんでした度1000) |
![]() |
カサンドラ・ウイルソン カバー曲のセンスがいつも素晴らしいです。U2、ニール・ヤング、他のアルバムではロバート・ジョンソンや、ヴァン・モリソン、ジョニ・ミッチェル、マイルス。今のジャズ系のシンガーの中では一番越境感があって、唯一好き。なにせ、ブラック・ロックの雄、ブランドン・ロスがサウンド・プロダクションで参加してますからね。涼しげでええなー。(でも、どうしょうもない4ビートのアルバムもあるんだよな、でジャズ埋没型の人には好評だって。信じられないな度1000) |
![]() |
グラハム・ヘインズ ロイ・ヘインズの息子。これまた越境感覚溢れるジャズ。DJのスクラッチとブランドン・ロス(ここでも良い仕事)のギターが絡む絶品。クラブ・ミュージックとNYのジャズが融合した、まさにファンクな一枚。ヘインズはその後ビル・ラズウェルと共に数作発表するが、このアルバムが一番かっこええ(最近のは少し観念先行で駄目っす度1000) |
![]() |
金石出と韓国東海岸巫俗/「豊漁の祭儀〜東海岸別神クッ」 韓国のシャーマン音楽。その頂点にあるのがキム・ソクチュル先生である。これを聴くと、モロッコのジュジューカやオーネット・コールマンと全く同じ物がお隣韓国にあるのに気付く。まさにトランス・ミュージックなのだ。(BGMにならない度1000) |
![]() |
ギャング・オブ・フォー クールでファンクなギターが主役のパンク・バンド。主役の名はアンディ・ギル。後にレッド・ホット・チリ・ペッパーズのプロデュースで知られる人。このギターが後のミクスチャーに与えた影響は大きく、レイジなどは絶対に影響下にある。ただし、このイギリスのバンドが登場した頃ヒップホップも無いし、へヴィー・メタルとパンクの接点など全く無かった時代なので今のミクスチャーを期待してはいけない(まだ現役なんだよな度1000) |
![]() |
ガセネタ 故間章がこのバンドのためなら何でもするって言ったらしい。「自殺未遂ギグ」で知られる山崎春美率いるガセネタ。まさに伝説的な存在だが、一曲目のインスト・ナンバーを聴くと腰抜かす。注射くさいギターでぶっ飛ぶ。あの時代にこんなギターが!あまりにも孤高。これ聴いたら、今のハードコアが実に健康的に聴こえる。あーヤバ。(タコも聴いてね度1000) |