ら〜ろ・わ

戻る

01・01・23ラウンジ・リザーズ追加
01・02・14ライバッハ追加

リー・ペリー/「リターン・オブ・ザ・スーパー・エイプ」
これは元々「スーパー・エイプ」という大傑作があるのだが、その続編なのだ。で、元の方もかなりヤバいのだが、こいつはさらにヤバいのだ。前作で大暴れした大猿が、何故か痩せて帰ってきたのだが、きっと大猿は暴れて監禁でもされていたのだろう。そして「草」を求めて逃亡。念願の「草」を手に再び大暴れ。リー・ペリーの絶頂期の一枚。リー先生、ただのおもしろいおじさんじゃないのよ。(電波度10000000)
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン/「イーヴル・エンパイア」
一時期、ロックを聴いていなかった時代があった。ダブやジャズ、ファンクなどを聴きあさり、ロック=ブリット・ポップかヘヴィ・メタのイメージしかなく、ミクスチャー・ロック、オルタナティヴも聴いていたが、しょぼい新人ばかりで、すっかり聴かなくなっていた。そんな時に偶然見たテレビでレイジのライブ。久々に燃えました。こんなロックが今はあるのか!トム・モレノのギターにも、ザックのラップもかっこよかった。レイジの政治性について疑問点が無いわけでは無いが、伝えたいものが明確にあるバンドの音は、伝わるものがあるね。このバンドが無かったら、またロックを聴いてみようと思わなかったかもしれない。しかし、このアルバムが出たときにまともに取上げてたメディアは日本では殆ど見なかったぞ。(怒り満点)
リヴィング・カラー/「ステイン」
ブラック・ロックって言うのが昔ありまして、その代表ですね。フィッシュボーンやパブリック・エネミーなんかと一緒にライブしたりしてたらしいけど。で、この3rdはメンバーに変更があり、ベースにダグ・ウインビッシュが加入した唯一の作品。CDの帯に「史上最強の黒人ベーシスト」なんて書かれてた。それは事実です。前任のベースはそつがないといった面白みに欠ける人でしたが、ダグ加入で、爆発。ワーミー・ペダルをベースで最初に使った人なので大暴れしてます。でも爆発しすぎて、その後解散しちゃうんだよね。アメリカで全く受け入れられなかったらしいし。かなりZEP臭いバンドですがダグ加入以降の楽曲は「黒い」よ。(Voは昔「プラトーン」に出てたらしいよ度1000)
レディオヘッド/「OKコンピューター」
すいません、これも油断してました。個人的にブリット・ポップって苦手なんですけどね、これもその仲間だと思っていました。全然違いました。サイケデリックですよ。ピンク・フロイドとかに近いかな、肌触りが。音楽的にはかなりちゃいますが。トム・ヨークという人はなんでも良い歌詞を書くらしいのですが、全然知りません。ただ、この人の書くメロディーとバンドのアンサンブルはとても気に入っています。なんでも、このアルバムをマッシヴ・アタックがリミックスするという企画があったそうです。えぇ、ほのかにダビーですよ。(歌詞読みたいがライナーの書いた奴の名前で国内盤拒否反応を起こしてしまうわ度1000)
ルー・リード/「メタル・マシーン・ミュージック」
一度も通して聞いたことがありません。本人も失敗作だと認めています。絶対に人に薦めません。ノイズしか入っていません。何故に突然、こんなものを作ったのかわかりませんが、ここに彼の本質があると思います。違和感こそ彼の持ち味なんでしょう。そうとう性格が悪いらしいです。それも窺い知れます。暗黒の帝王なんていう人いますけどね、そうとは思いません。単に性格の問題です。で、この作品。他のアルバムでは良い曲を書いてますからね。あえてここではルーの新たなファンに向けて書いておきます。冗談半分で買うなら良いでしょう。でも絶対に本気で聴こうと思ってはいけません。歯医者にいるのと同じ音に包まれます。(でも中古屋に持っていかない悲しい性度1000)
ロニ・サイズ
ライブ映像をテレビで見たとき、ひっくり返ってしまった。このドラムン・ベースのブレイク・ビーツを生ドラムでやってたのである。ここにロニのこだわりがあったのだろう。いわゆるDJというスタイルで音楽を展開しながらも、ブリストルの出身らしくソウル、ファンク、ジャズがごった煮となった音楽をダイレクトに展開するのには生に限ると思ったのだろう。女性ヴォーカルのオナリー嬢の歌も凄くかっこええ。(病気治ったかな度1000)
ローラ・ニーロ/「ニューヨーク・テンダーベリー」
数年前に死んじゃったんだよな。彼女、シンガー・ソングライターとして高名だけど、いわゆるフォークでなくてゴスペル、ソウルの歌心があって、個人的にはキャロル・キングなんかよりも好きなんだな。で、このアルバム。大半の曲がピアノの弾き語りで、一見、地味なんだけど、音の緩急があって全く飽きない。んで、やはりタイトル曲の「間」は凄い。無音の時間がラジオならNGになるのではないかと思うぐらい続く。でも緊張は持続している。こういう「間」を知ってるアーティストが最近は少ねぇな。名曲揃いの一枚。個人的には彼女の代表作だと思う。(アナログだとブチブチのノイズが気になっちゃうよ、この静寂度1000)
ローランド・カーク/「
ある人が、カークの事を「偉大なる芸人」と呼んだ。まさに!盲目で、一度に3本もサックスを加えて一人ビッグバンド。鼻でフルートを吹きながら歌う。ゲテモノ扱いをジャズ・マニアはしておりますが、この人の旋律は実にポップで、これもまたアシッド・ジャズへ与えた影響がでかい人です。このアルバムはエルヴィン・ジョーンズをドラムに向かえた、カーク中期の傑作。ただアシッド・ジャズ的なものを求めるならアトランティック・レーベル期の方が良いかな。この人の生前の映像が出回っていますが、ブルースのバディ・ガイと共演してるとこなんか凄いですよ。もちろんカーク本人のユニットの映像は音楽的、視覚的インパクト大。必見。(ラッサーン度1000)
ローリング・ストーンズ
定番でごめん。ジミー・ミラーがプロデュース。やはりストーンズはキースとチャーリーのバンドなのだと思う。このアルバムではミック・テイラーがギターなのだが、やはりこの時期のストーンズが一番好きだな。特にジミー・ミラーと作った奴は駄作無し。(25年間突っ立ってただけで大金持ちになったビル・ワイマン。あやかりたいな度1000)
レッド・ゼッペリン/「プレゼンス」
がー、ここにこれがあるということで、かつて渋谷陽一の影響を受けた事を暴露してるようなもんだ。でもやっぱ良いよ、これ。ジョン・ボーナムのドラムがいかに凄かったかってのが良くわかるね。ある意味においてはロックの完成形の一つだと思う。もしレイジとか聴いていてZEPを聴いていない人は絶対聴くべし。少なくともディープ・パープルのようなハード・ロックとは全く違う世界。(渋谷のサウンド・ストリート=NHK−FMの最終回はこのアルバムの一曲目がラストに流れたよ度1000)
ラスト・イグジット
世界一うるさいバンド。フリー・ジャズの闘士を集め、ブルースをやらしてしまったというか。とにかくやかましい。並みのヘヴィー・メタル・バンドとは音圧がちゃう。グワーンってやってから突然ブルースを歌いだすシャノン・ジャクソンのドラムが主役のバンドと言っていいかな。これは来日公演のライブだが、余計な事を日本のレコード会社は考えたらしくハービー・ハンコックが一曲ゲストで参加したのがラストに収められている。これが最悪につまらないのだ。(アウトテイク集でも出してくれねぇかな度1000)
ロキシー・ミュージック
後期ゴージャス・サウンドも捨てがたいが、この辺のイーノ在籍時ももちろん重要。ロキシーってAORのバンドではないと絶対に思える。ブライアン・フェリーはキング・クリムゾンのオーディションを受けた際、フリップに絶賛されたものの「クリムゾンには合わない」ってことで、不合格。でも自分のバンドを結成してクリムゾンと同じレーベル(当時はアイランド)でデビュー。絶対にフェリーにクリムゾンは似合わないわ。当時のイーノはハゲなのに物凄いメイクでびっくりする。(フェリーのソロも傑作が多いよ度1000)
ワイヤー
ロックンロールというかガレージ・スタイルのバンドが多いUKパンクでは異質。確かにヨーロッパくさい。で、このバンド、パンクのムーヴメントで登場しても、ファッションとしてのパンク度はゼロなんで、やっぱまともに評価してもらってないって気がしますわ。でも当時のUKでヴェルヴェッツからの流れを感じさせてくれるバンドは珍しいっす。(この次のアルバムも傑作よ度1000)
ロバート・ワイアット
漂ってまーす。国内盤には小山田圭吾が「熱があるときに聴く音楽」なんて書いてましたけどね、激しく同意します。ソフト・マシーンというバンドに在籍。事故に会い車椅子生活になる。独特なリズム感を持ったドラマーだったんですけどね。で、最大の魅力は、歌。なんともいえぬ声してるんだ。レディオヘッドのトム・ヨークの「KID A」で聴かれるヴォーカルはこれのパクリか?(来日希望度1000)
レジデンツ
未だにどうしようって思う。購入してまともに聴いた事が無い。ジャケットの鬼太郎親父のインパクトだけは凄い。エスキモーの生活をアルバム化したなんて言われているが「怪しい」。昔、渋谷陽一が自分の番組でかけた。「これはいったい何ですか?」みたいな反応。で、なんで俺買ったんだろう?(聴いていないので採点不能)
リトル・フィート
ザッパのとこでギターを弾いていたロウエル・ジョージが、ザッパに「お前の曲はドラッグ臭い」って言われて脱退。そんで結成したのがこれ。そしたらギターも「ダル」になった。しかも良い意味で。で、アメリカのバンドって言うと「あぁレイドバック」って感じられるけど、ザ・バンドにしても、これにしても全く「ゆるくない」と思います。なにせジョン・ケールと共演してますからね。(ジャケットは昔の「プレイガイド・ジャーナル」の表紙と同じ人だね度1000)
ワイズブラッド/「DIRTDISH」
元祖インダストリアル・ロックンローラー、ジム・フィータスがスワンズのメンバーであったロリ・モシマンと結成したプロジェクト。やつが最近のインダストリアル・ロックと違う点は、ヴォーカルにブルースを感じる点である。同郷のニック・ケイヴとその辺は似ている。このプロジェクトでもモシマンによる打ち込みによるガチガチの鋼鉄サウンドにフィータスのブルース魂爆発。さらにギターにルー・リード・バンドでお馴染みのロバート・クインも参加で男泣き。ラストの曲(アナログの場合)はストゥージズの曲のパクリだが…。(ヘロイン度1000)
ラウンジ・リザーズ/「ラウンジ・リザーズ」
ジム・ジャームッシュ監督作品ではお馴染のジョン・ルーリー率いるフェイク・ジャズ・バンド。下手糞なんだけど、ジャズ本来が持っていた危うさ、いかがわしさがプンプンするバンドである。バンドとしての絶頂期はこれより後だが、アート・リンゼイの大パンク・ギターが聴けるこれは衝撃的だ。(ジャズよりもジャズ臭いフェイク・ジャズ。当然ジャズ界では無視度1000)
ライバッハ/レット・イット・ビー
インダストリアル・擬似ファシズム・バンド、ライバッハが何故かビートルズの「Let It Be」をアルバム丸ごとカバー。ただしタイトル曲である「LetItBe」はカバーしていない。これが出だしの「GetBack」で笑う。これは企画物でしかない。かつて、ビートルズのカバーでこのような解釈をした連中がいるだろうか。(スイスのヤングゴッズというインダストリアルのバンドはクルト・ワイルのインダストリアル・カバー集を出してます。こいつらと一緒でヒマだったのか度1000)