HALFTONE GALLERY
〜XTCの魔術〜

XTCはどれだけ語っても語り尽くせないっていうか、掴みどころがないっていう気がしますね。以前初めて書いたXTCに関する文章(『TUBUYAKI』内『This is POP !?』)だって、後から読み返しても、また違うことが言いたくなったり・・・。こうして、長い付き合いになってしまったのです。 一枚一枚のアルバムがそれぞれの個性を放っていて、XTCってこうだ！！みたいなことは言えないんですよね。だから、アルバムが出るとなると、ワクワク感があって、必ず魔術にかかってしまう。で、久しぶりにアルバムが出たかと思うと、またしばらくの間居なくなってしまう。ホント、マジシャンのようにパッと現われて、姿を消していく、おとぎの国の人達のようなバンドです。 最近購入したMDで、プライベートベストを作ってみたんですけど、これまた今ひとつ納得がいかない。結局のところ、たった一枚のMDでベスト盤を作ろうとした、僕が浅はかだったんだろうな。 最近、Andy Partridgeのようなオジサンになりたいと思うんですよね。茶目っ気タップリで、どこかかわいくて。こんな40代を迎えられたらいいよなぁ。