12月某日「大晦日のコトバ」 |
いよいよ2005年も終わりです。しかし昨日まで働いていた俺は、未だに大晦日という実感がありません。先ほどから何となくつけている『紅白歌合戦』もただの歌番組にしか思えないのですが、時は確実に流れているということですね。 さて、みなさんにとって今年はどんな一年でしたか?俺の2005年は余りいい年だったとは言えません。精神的に辛いことも多く、体調も常に芳しくありませんでした。思えばひとり物思いに耽っていたことも多かったような気がします。しかしこうして無事に新年を迎えられるのなら、結果オーライです。今年一年間、俺とひとときの楽しい時間を共に過ごして下さった方、このHPを通じてメールを下さった方、またBBSにメッセージを書き込んでくださった方、皆さんに感謝です。あらためて御礼申し上げます。有難うございました。 来る2006年、皆様にとりまして良き1年となりますよう心よりお祈り申し上げます。 ![]() |
12月某日「初亀」 |
俺はどんな料理でも割と果敢に挑戦する方ですが、スッポン料理だけは避けてここまで来ました。だって亀ですもん、亀。ある意味、共食いみたいなもんでしょう。似たような 形状のものを口にすることはあっても、ホンマもんはさすがにちょっと…。ましてや噛み砕くなんて…。しかし先日、誘われた勢いでスッポン料理に初挑戦することになりました。 少しひなびた感のあるその店は、スッポン初挑戦の俺を何ら盛り上げてくれることなく、淡々と料理を運んできました。最初は“血”から。ドキドキしながら口にしたんだけど、りんごで味付けをしてあるらしく、りんごジュースの味しかしません。ふーむ、こんなものか。続いて出てきたのは“肝”と“胆のう”。ガーリックパウダーと塩で味付けしながら海苔に巻いて食べる。これは食感がよく美味。そしてメインの鍋…と思ったら、その店では鍋は厨房でプロの人が作ってくれていて、出される時は椀に盛り付けた状態で出してくれました。まぁ、これが美味いのなんのって。ほどよく生姜の味が効いていて、なんとも言えないうまみが口に広がります。スッポンそのものも、すでに亀なのか何なのかわからん形ゆえ、気味の悪さがありません。ラストの雑炊も想像通りの美味しさでした。 結局スッポン料理と言っても別にどうってことないねぇーと余裕かましていたら、雑炊を食ってるあたりから体に異変が…!心臓はバクバク、頭はボーッ。嗚呼、これがスッポンの恐るべし効能なのか!連れて行ってくれた友人が「次の日は肌はすべすべやで」とか「チンコはギンギン」などと言うてはいましたが、この分じゃ本当にそうかも…。 そして翌日。本当にそうでした。「今日はスッポンじゃなく、スッポンのようなものが食いたい〜!」とまでは思わないにせよ、若干目が血走っていたかもしれません(笑)。 ![]() ある意味、「亀」。 |
12月某日「クリスマスまでの一週間」 |
大阪でも今週は寒い日が続いたせいか、「週末はホワイトクリスマスかもねぇ」などという会話もちらほら。そんなことはどうでもいい俺は、『何をお気楽なことを!豪雪地帯の人のことも少しは考えろ、バーカ!!』とにわかに博愛的な社会派立場に立ってみて、心の中で批判してみるのであった。 本当に雪が降った日の朝のこと。通勤途中で目の前のOLが、雪の上でステーンとコケた。一瞬だったが、両足は見事なY字開脚。1秒でも静止できたら、技術点、芸術点共に9.5といったところか。ニセ博愛的社会派の俺は、周りのオッサンたちと笑いを禁じえなかった。それにしても俺の後ろにいたオッサンAとBが「ごっつぉーさん!」「今日も一日 がんばるぞー!」と言ってたのは、微笑ましい冬の情景でもあった。もちろん当のOLは その日一日、ツンドラかタイガ並みの凍てつく寒さに涙も出なかったことであろう。 クリスマスが近づくと、近年は3,4人の坊ちゃんが、俺などはきっとなんの福音もなかろうとプレゼントを施してくださる。本当に慈しみ深い坊ちゃんたちである。贈物の動機がエビでタイを釣る精神じゃないことを祈るばかりだ。そして今日は慈悲深い坊ちゃんAが くれた、『ライオンキング・クリスマス』というCDを一日部屋で流してみた。世界各地で 上演されている『ライオン・キング』のカンパニーが、クリスマス・ソング全19曲を歌うという企画アルバムである。クリスマス・ソングは最近では耳にすることはあっても積極的に聞くことは少ない。しかし部屋で落ち着いて聴くと、なんと癒されることか。何十年、何百年と受け継がれてきたであろう旋律は、優しく暖かい。おかげで今日は穏やかに、こうしてホームページなどを更新しているのである。 ![]() 日本からは劇団四季の東京、名古屋のカンパニーが参加しています。 |
12月某日「冬のイルミネーション」 |
北海道好きで何度も訪れている札幌ですが、晩秋というか初冬に行ったことはありません。中途半端と言えば中途半端な季節。しかしこの季節から始まる大通り公園のホワイトイルミネーションとやらも見てみたいし…ということで、訪れてみたのでした。また今回はメールのやり取りだけしていた人や、今年札幌に引っ越した友人Tくんに会うことも目的でした。Tくんは引っ越して1年も経たないというのにちゃっかり地元で彼氏なんかも作っていて、しかも会ってみるとなかなかカッコイイときたもんだ。うらやましいというかいまいましいというか(笑)。Tくんにかっこいい彼氏が出来たところで俺的にはなんのメリットもないので、とりあえず王子としてデビューしていただく約束だけは取り付けておきました。 さて「さっぽろホワイトイルミネーション」。きれいでとても暖かな感じがしました。昨今のイルミネーションと言えば、神戸のルミナリエだとか東京のミレナリオのように幾何学模様的なデザインのものが流行り。これらが登場した頃は新鮮な美しさに驚いたものですが、それらを見慣れた今となっては、ホワイトイルミネーションのような手作り感溢れる暖かさも魅力です。こういう暖かい明かりはクリスマス時期には特に映えるというものです。 大通り公園のホワイトイルミネーションは来年1月4日まで開催。札幌旅行を計画している人にはオススメですよ☆ ![]() ↑…なんだそうです。得心がいくコピーです。 ![]() この看板を見ると「すすきのに来たー」と思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ホワイトイルミネーション。大通り公園にこんな電飾がズラッと並んでいます。 ![]() テレビ塔の上から見るとこんな感じ。 ![]() ![]() テレビ塔のキャラクター“テレビ父さん”。人気があるらしい。 俺の目には唐辛子っぽく見え、韓国の観光キャラクターか何かかと思ったのですが…。 ![]() なんと、家族までいたのでした。ちなみに父さんは今年48才で 好きな街は札幌とミュンヘン。実年齢以上に老けて見られる のが嫌なんだそうです。…一体何歳に見られるというのでしょう? |