7月某日「東京DAYSA」 
 2日目。頼太くん、ともやんと別れた後、その日の宿泊先である赤坂のホテルに向かう。この日の午後は長らくメールをやり取りしていた坊ちゃんと会う約束。この坊ちゃんとのメールは割とエロ度が高く、トークも自然とエロ度が高くなることが予想されたので、俺の部屋で会いました。さぁ、周りを憚ることなく伸び伸びとアダルティーな会話をしましょう!と(笑)。あ、言っておきますがエッチはしていませんよ。タイプじゃないので、向こうが俺に対して(涙)。エロ・トークを挟みつつも、どちらかと言えば坊ちゃんの仕事のことや人間関係の悩みなどを聞いたりして、それはそれで充実した会話でした。バカ話ばかりじゃなく、こういう話も出来る間柄っていうのもいいなぁ、としみじみ。メル友から友達になれたような気がします。
 夜は久しぶりに第8王子のタローちゃんとデート。先月東京に来た時は、彼の仕事が終わらずじまいだったのでデートは実現ならず。今回も無理かなぁ…と思ったりもしたのですが、タローはなんとか仕事を切り上げて駆けつけてくれました。それにしても5ヵ月ぶりに会うタローちゃんは、やっぱりカワイイ!大阪では俺が行く店を仕切っていたのですが、東京では彼がちゃんと仕切ってくれて。それだけで「タローも大人になったなぁ」と更なる愛おしさを感じたというか、勘違いする俺(笑)。バカですねぇ。しかしタローとの逢瀬の時間はあまりにも短く、やがて彼の終電の時刻が近づいてデートもジ・エンド。俺は速攻でホテルに戻り、幸せ気分のまま、その夜はなんと12時前に寝たのでした。

 3日目。ホテルの部屋でウダウダしたあと、正午にチェックアウト。それにしても暑い。何の予定も入れなかった3日目は、暑さのあまり早く大阪に帰ることしか頭に浮かびません。とは言え、このまま帰るのもなぁ…と思い、ともやんに電話。帰りがちょうど同じ時間帯の飛行機ということで、羽田で再会。そしてお茶。今回の東京はともやんを羽田でピックアップするところから始まったので、なんというか、ともやんで始まってともやんで終わったという感じですね(笑)。彼のHPに掲載している彼の下半身にある「イルカ」も見せてもらったし、彼の爆乳も触らせてもらったしで(笑)、内容的にもともやんづくし?なんてことを考えていたら、飛行機は定刻どおり伊丹に到着。東京以上に暑い大阪にウンザリしながら、なんとか家に辿り着いたのでした。
 仕事ではしょっちゅう来ている東京。俺にとっての東京行きは決して楽しいイメージではないのですが、今回ばかりは6人の坊ちゃんたちのおかげで、とても楽しい滞在になりました。みんなありがとうね。

7月某日「東京DAYS@」 
 第2回ミュージカルオフ会を東京で開いてきました。今回は日付の調整がうまくいかず、7名の参加表明があったにも係わらず、俺を入れて5名の会合となりました。漏れてしまった人、本当にごめんなさい…。謝った後にこう書くのもナンですが、ミュージカル・オフ会は楽しい。もう、こういうことをするためにHPを始めたんだという初心を思い出させてくれます。今はどちらかと言うと「初めて見る」とか「あまり見たことがない」という人たちが参加してくれてるので、終演後にミュージカル・トークで盛り上がるってことはありません。でもこうやって男性のミュージカル・ファンが増えることは本当に嬉しい!王子ギャラリーの方が依然メイン・コンテンツに変わりありませんが、今年はミュージカル・コンテンツにも力を入れていきたいと思います。
 てなことでミュージカルの話は「musical of the heart」を見ていただくとして。

 4時に終演した帝劇を後にして、5人は銀座の喫茶店でとりあえずお茶などを。今回のメンバーはさるちゃん、こーじくん、そして「evergreen」のツトムくん、「ともどる」のともやん&俺の5人。さる、こーじ、ツトムの3人は東京組で、普段も何回か会っているという間柄。ともやんだけが俺も含め誰も知らないという状態。うまくこの濃いメンバーに馴染んでもらえるか?と、心配するも全然大丈夫でした。若いって素晴らしい…。さて会話も盛り上がるだけ盛り上がった後、俺とともやんは白金台のホテルにチェックイン。そこから程近い恵比寿ガーデンプレイスとやらで、夕食。なんとオトコ5人でフランス料理をいただくという暴挙に出ちゃいました(笑)。こんなことは大阪でなら恥かしいと思える俺も、東京なら全然平気。むしろステキ(笑)。ここでも喋るだけ喋って、さらに同じ恵比寿のバーへ移動。ここでたまたま東京に来ていた「頼太の箱」の頼太くんも合流して、ゲイテイストも1.2倍に。ところでこのバーはメンバーのひとりがお目当てのオトコがいるというので来たのでした。しかしそのオトコは不在。チッ。いたら俺が間を取り持ってやろうかと思ったのに(仲人ババァ)。聞けばそのオトコはノンケらしいのですが、ウチのメンバーの話によると蛍光ピンクの競パンを穿いているとか。ピンクの競パン穿いてる男なんて、アンタ、そんなの全員ゲイよ、ゲイ!てな話をしつつ、恵比寿の夜は更けていったのでありました…。
 ホテルに帰ってからはともやん、頼太とまたまた喋り倒して、気づけば朝の4時!さすがに眠い…っちゅうことで、急いで就寝。東京一日目で、早くも俺は喉を傷めそうでした(笑)。

7月某日「ケツの中が凝ってますなぁ」 
 俺がマッサージ好きなことは、この「sugar days」を読んでくれてる人はご存知かと思いますが、先日はちょっと凄いことを経験してきました。最近はクイック系や足ツボ系に加えて指圧やアロマと幅広く行きまくってるんですが、先日行ったのはゲイの人が施術してくれるアロマ・マッサージ。友人に教えてもらって行ってみたのですが、友人曰く「そこのマッサージ師は浅黒マッチョ系でめっちゃカッコイイ兄ちゃん」とのこと。しかし実際に行ってみると、残念ながら俺はタイプではありませんでした。でもよく勉強されているせいか、とても気持ちのいいマッサージをしてくれました。
 マッサージしてもらうと俺の場合は大抵寝てしまいます。意識はあるのですが、うつらうつらとしてしまう、といった感じでしょうか。さて、その時も余りの気持ちよさに、意識はあったりなかったりと夢うつつ状態。浅黒マッチョ兄ちゃんが何やら話しかけてくるのですが、俺はかなり適当な生返事。そんな状態が続く中、内腿から徐々に施術ポイントが上に向かって来ます。そしてついに玉の部分に…。玉をほぐされるという感じでしょうか(笑)。俺も「えっ?」などと言いながらも、余りの気持ちよさに体が動きません。そして「やはり」というか、俺の竿を扱き始めたのです。友人から“抜き”はないと聞いていたのですが、ゲイのマッサージ屋はこういう展開がお約束?
 さてここまで来るとさすがに俺も意識はハッキリして来ます。
「ご立派ですねぇ、これでたくさんのオトコを泣かせてきたんでしょう」
『そんな営業トークはいらん!』と思いながらも、割と年甲斐もなく動揺しちゃって身動き出来ない俺。そしたら兄ちゃん、今度は俺のチンコをパクッと!さすがに「もうエエって。フェラはあかんよ!」と、慌てて口を離させました。
「こんな状態でお帰りになるのもお辛いでしょう」
「いやいや、こんな状態で帰るのは慣れてるから」とワケわからんことを言いつつ、マッサージを終了してもらって急いで帰りました。
 何が何やらわからんまま店から帰る途中に気がついたのですが、俺が帰る時、兄ちゃんは上はタンクで下はケツ割れだったような…。最初は短パン穿いてたよなぁ…(笑)。どんなマッサージ屋やねん?!と思いながらも、あの兄ちゃんが俺のタイプやったら「今度は俺がキミをマッサージしてあげるよ☆」とかなんとか言ってたんでしょうなぁ(笑)。「おおっと!ケツの中が特に凝ってるから、スペシャル・マッサージ棒を使わないと」ぐらいは平気で言ってるな、俺(笑)。

7月某日「ロマンティックが終わる時」 
 7月も早く過ぎていきます。もう半分終わろうとしているなんて。
夏らしいことと言えば、先日は仕事で遊園地にあるプールに行ったのでした。
しかしそれは“生き地獄”!翳りひとつない炎天下なのに、泳げるわけでもない。もっと言えば、こちらはスーツ。「もう出ません」というくらい汗をかいて、気持ち悪いことこの上なし。また、プールの監視員控室で休憩させてもらっていたのですが、そこには色黒競パン兄ちゃんが2人。競パンがくたびれてヨレヨレのせいか、何気にチンコの形もクッキリ目?なのにそのモッコリをさわらせてもらえることもなく…。くそっ!美味そうじゃねーか、このヤロー!(笑)
今年初めて行ったプールがこんな状況だなんて、今年の夏はあまりいいことがないかもしれない…。と、そんなことを考えながら買った桑田佳祐の『東京』。「可愛いミーナ」が欲しくて買ったのですが、“ロマンティックが終わる時、独りぼっちの夜が来る”なんて切ない歌詞が頭にリフレインしちゃって。ついでに「夏の日の少年」では、“さようなら夏の日の、夢見る少年よ”だなんて…。気分的にはナンだか夏も終わってしもたがな…みたいな。
 みなさんの夏の始まりはどんな感じでしたか?