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危険物乙種4類対策
最終更新【2006/ 6/28】

基本的に過去問がたくさん出題されます、ですが試験前にこれだけは復習しておきましょう!

必ず出題される基礎

第1類の危険物は酸化性の固体である
第2類の危険物は可燃性の固体である
第3類の危険物は自然発火性又は禁水性の固体又は液体
第4類の危険物はすべて引火性の液体
第5類の危険物は自己反応性の固体または液体である
第6類の危険物は酸化性の液体である


第1石油類 アセトン、ガソリン、氷酢酸 1気圧において引火点が21度未満
第2石油類 灯油、軽油 1気圧において引火点が21度以上70度未満
第3石油類 重油、クレオソート 1気圧において引火点が70度以上200度未満
第4石油類 ギヤー、シリンダー油 1気圧において引火点が200度以上


特殊引火物 - - 50リットル 危険等級1
ガソリン 第1石油類 (非水溶性液体) 200リットル 危険等級2
アセトン 第1石油類 (水溶性液体) 400リットル -
エチルアルコール アルコール類 - 400リットル 危険等級3
灯油 第2石油類 (非水溶性液体) 1,000リットル 危険等級3
ギャー油 第4石油類 - 6,000リットル 危険等級3
動植物油 - - 10,000リットル -


・指定数量の倍数が15以下の危険物を取り扱う施設を第1種販売取扱所という(店鋪で容器入りで販売)
・指定数量の倍数が15を超え、40以下の物を第2種販売取扱所という

・製造所以外の場所で指定数量以上を10日以内に限り保管する場合は消防長又は消防署長の承認を受ける
・危険物保安監督者を解任した時 届出
・製造所等の用途を廃止した場合は遅滞なく届出
・譲渡または引き渡し 届出
・位置、構造、設備を変更しないで品名、数量、指定数量の変更は10日前までに市長村長に届出る
・予防規定を定めた時 認可申請
・免状をなくした時 届出の義務はない
・危険物保安統括管理者 及び 危険物保安監督者の解任命令を出すことができるのは 市長村長

保安距離

住宅 10m
小学校 30m
幼稚園 30m
病院 30m
重要文化財 50m

保安距離が必要なものは

一般取扱い所
屋外タンク貯蔵所
屋外貯蔵所
屋内貯蔵所

避雷針が必要な条件

避雷針が必要なのは指定数量の倍数が10倍以上から

 

簡易貯蔵タンク 600リットル以下まで
屋内貯蔵タンク 2,000リットル以下
屋外貯蔵タンク 無制限
地下貯蔵タンク 無制限
移動貯蔵タンク 3,000リットル以下

注:3基まで設置できるが、同じものは2基以上は設置できない

地下貯蔵タンク

直径30ミリ以下 先端は水平から下に45度以上曲げる 先端は地上4m以上の高さ 1m以上はなす
タンクと壁の間は0.1m以上
給油取り扱い所
敷地境界線から2メート以上の間隔をたもつこと
自動車のために間口10m以上奥行き6m以上
地下専用タンクの容量は30000リットル以下まで
懸垂式の固定給油設備は4m以上
懸垂式以外の固定給油設備はホース全長に応じ4〜6m以上保つ
ガソリンのポンプ最大吐出量は毎分50リットル以下とする
灯油ポンプ最大吐出量は毎分60以下とする
軽油ポンプ最大吐出量は毎分180リットル以下とする
掲示板は幅0.3長さ0.6m
地色が赤の掲示板は火気厳禁又は火気注意をあらわしている
地色が青は 水禁止

消化設備

第1類 室内消火栓設備 又は 屋外消火栓設備
第2類 スプリンクラー設備
第3類 固定式消化設備 普通の消化設備
第4類 二酸化炭素を放射する大型消火器
第5類 水バケツ 小型消火器

電気設備には100mに1個以上設置
製造所に設置する消化設備の所用単位を計算する場合、危険物の10倍を1所単位とする
警報設備も危険物の10倍以上から設置

注:屋内貯蔵所において55度をこえないようにすること

危険物の運搬

危険物を運搬するさいに混載しても差しつかえのない組み合わせは4類と2類・3類・5類
危険物を運搬するさいに混載してはいけない組み合わせは4類と1類・6類

移動タンク貯蔵所で運ぶ場合に書面を関係消防署に送付しなければならいのは アルキルアルミニウム

状態の変化

  吸収   吸収
固体 → 液体 → 気体

  放出   放出
固体 ← 液体 ← 気体

状態が変化する時、吸収又は放出される熱は、その物質の温度変化となってあらわれない
昇華に最も関係有るのは蒸気圧

物質1gの温度を1K(℃)だけ上昇させるのに必要な熱量をその物質の比熱(カロリー)という
ある物質の温度を1K(℃)だけ上昇させるのに必要な熱量を熱容量という
熱伝導率が最も小さいのは空気

相対湿度の価は、空気中の水蒸気の量が変わらなくとも、気温が変化することによっても変わる。
普通用いられる湿度の表し方は相対湿度である
前日及び前々日の湿度を考慮に入れた湿度を実効湿度という。

化学変化とは燃焼、分解、中和、酸化
物理変化とは(昇華)ドライアイスが常温で二酸化炭素になった。ガソリンの流動によって静電気が発生した
比重が同じであれば、同一体積の物体の質量は同じである
元素  酸素
化合物 アセトン
混合物 灯油、ガソリン、空気、軽油

酸は 青色リトマス試験紙を赤変させる
塩基は 赤色リトマス試験紙を青変させる

酸=水素イオン
塩基=水酸化イオン

最適な消火方法

消火するには燃焼の三要素(可燃物 酸素供給源 点火源)のうちの、どれか一つを取り除けば良い

ハロゲン化合物 窒息/抑制効果(大)
泡消火器 窒息/冷却効果
酸・アルカリ消火器 冷却効果
二酸化炭素消火器 窒息効果
粉末消火器 窒息/抑制効果

      一般火災 油火災 電気火災
二酸化炭素   ×   ○    ○
ハロゲン化物  ×   ○    ○
霧状の強化液  ○   ○    ○
粉末リン酸塩類 ○   ○    ○
泡       ○   ○    ×

熱伝導率が小さいほど燃焼しやすい
2類は火柱によって着火しやすい
3類の危険物は引火性ではない

特殊引火物

ジェチルエーテル 二硫化炭素 酸化プロピレン

引火点 -20度以下
沸点 40度以下
発火点 100以下

ジェチルエーテル
直射日光に長時間さらすと、酸化物を生じ、危険性が増大する 揮発性無色透明

二硫化炭素
燃焼すると有害な亜鉛酸ガスを発生する 蒸気は有毒で、窒息性、刺激性があり、吸入すると危険である。 純粋なものは無色透明 引火点-40 発火点90 1.3倍重い

アセトアルデヒド
沸点は20度 引火点は-40度 水に溶ける

酸化プロピレン
無色の液体 水に溶ける

ベンゼン

エチルアルコール&メチルアルコール
蒸気比重はエチルのほうがやや大きい

氷酢酸
16度程度で凝固する 蒸気比重は空気の二倍 水に溶ける

動植物油類

不飽和脂肪酸が多いほど、ヨウ素価が大きい
ヨウ素価が大きいほど自然発火しやすい
乾性油はヨウ素価が高い
乾性油の方が不乾性油より自然発火しやすい
アマニ油、キリ油は乾性油
半乾性油は大豆油米ぬか油 体によさそう
もっとも自然発火しやすいのはアマニ油
空気にさらすと硬化しやすいものほど自然発火しや
乾性油 アマニ油 キリ油 エノ油 ひまわり油
半乾性油米ぬか油 ごま油 大豆油 トウモロコシ油 ナタネ油 綿実油
不乾性油ヤシ油 パーム油 オリーブ油 ヒマシ油

水に溶けるものだけ記述

ジェチルエーテル 少し
アセトアルデヒド
酸化プロピレン
さく酸エチル 少し
メチルエチルケトン 少し
アセトン
ピリジン
アルコール
氷酢酸

注:水に溶けるものは多いから逆に水に溶けないものを憶えると楽ですよ。

引火点の低い順

エーテル     -45°
アルデヒド    -39°
酸化プロピレン  -37°
二硫化炭素    -30°
-----------------------------
ガソリン     -40°
アセトン     -20°
ベンゼン     -11°
トルエン     +4°
メチルアルコール +11°
エチルアルコール +13°
ピリジン     +20°
キシレン     +27-32°
灯油       +40°
軽油       +45°
氷酢酸      +39°
重油       +60-150°

その他の重要項目

第4類の第一石油類を屋外貯蔵所に貯蔵してはならない

個体の体膨張率は線膨張率の3倍

還元剤→水素 炭素 ナトリウム 硫酸第一鉄

1モルは22.4リットル

水より重いのは
二硫化炭素
ニトロベンゼン
氷酢酸

有機化合物 はさく酸エチル

危険等級1 ナトリウム 黄リン

終わりに

いかがでしたか? 国家試験の中では簡単な方だと言われていますが合格率は30%〜40%位で以外と低いんですよね。
でも、どう見ても勉強していないような人が合格率を下げていますから安心して挑戦してみてください。

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