ストロベリー・
オンザ・ショートケーキ
第五話
第五話 彼が妹を抱いた朝 |
成邦大学入試当日。 まなとは遥からお弁当と祈願人形を貰い、 唯からは赤い鉛筆削りを貰い試験に挑んだ。 その頃唯は・・・ 哲也に抱かれていた。 唯が一粒の涙を流した時、試験中のまなとの鉛筆が折れる。 唯から貰った赤い鉛筆削りを使うまなと。 唯を一瞬思い出したが何とか無事に試験を終えた。 試験も終わりまなとがのんびりしているのを見て、 唯がドライブに誘う。遥も誘ってきてと言われたまなとは、 唯の好きな相手が哲也だと知り、少し安心もした。 こうして、唯・哲也・まなと・遥のダブルデートが始まった。 楽しい時間はあっという間に過ぎ、夕日が沈み出す。 唯と哲也は、まなとと遥を二人きりにする為、 姿を隠し、車の中で時を過ごした。 遥から、唯が哲也とHした事を聞いたまなとは、 「ちくしょう!」と小声で言い、遥とホテルへ。 しかし、何故か出来なかった。(何故?) 朝、まさとは一人で帰宅した。 唯は哲也から、まなとが遥が第一志望ではない事を聞き、 「知らなくて」と弁解するが・・ まなとは唯への気持ちを打ち明けられないまま、 「第一志望は、もう転校していった子だ」と、嘘を言ってしまう。 そして、 興信所に調査依頼をした見合い相手が、 哲也と真理子が部屋から出てくる所の写真を見て、 確認の為に哲也に会いに来た時、 哲也が「何も関係ありません」と言った事を知った万理子は、 自分の哲也への愛を知る。 そして、唯と一緒にいる哲也の携帯へ電話をし、 「愛する人は生きている。あなただから」と言った瞬間、 哲也は思わず電話を切ってしまっていた。 次の日、彼女の部屋へ行った哲也、二人は・・・。どうなる? そして、唯のせつない恋は? まなとの想いは? どうなる!? |